るりまサーチ (Ruby 2.4.0)

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<< < ... 81 82 83 >>

WIN32OLE_TYPELIB#name -> String (19.0)

TypeLibのドキュメント文字列を取得します。

TypeLibのドキュメント文字列を取得します。

ドキュメント文字列は、コンテキストヘルプなどに利用可能なTypeLibの簡単な
説明文で、通常バージョン番号を含みます。

@return TypeLibのドキュメント文字列を返します。

tlib = WIN32OLE_TYPELIB.new('Microsoft Excel 14.0 Object Library')
puts tlib.name # => 'Microsoft Excel 14.0 Object Library'

WIN32OLE_TYPELIB#ole_classes -> [WIN32OLE_TYPE] (19.0)

TypeLibに格納されているすべての型を取得します。

TypeLibに格納されているすべての型を取得します。

TypeLibに格納されている型には、クラス(CoClass——コンポーネントクラス)
やEnum(列挙子)、構造体などがあります。

@return TypeLibに格納されているすべての型をWIN32OLE_TYPEオブジェ
クトの配列として返します。

tlib = WIN32OLE_TYPELIB.new('Microsoft Excel 14.0 Object Library')
classes = tlib.ole_types.map{|k| k.name} # => ["Adjustments...

WIN32OLE_TYPELIB#ole_types -> [WIN32OLE_TYPE] (19.0)

TypeLibに格納されているすべての型を取得します。

TypeLibに格納されているすべての型を取得します。

TypeLibに格納されている型には、クラス(CoClass——コンポーネントクラス)
やEnum(列挙子)、構造体などがあります。

@return TypeLibに格納されているすべての型をWIN32OLE_TYPEオブジェ
クトの配列として返します。

tlib = WIN32OLE_TYPELIB.new('Microsoft Excel 14.0 Object Library')
classes = tlib.ole_types.map{|k| k.name} # => ["Adjustments...

WIN32OLE_TYPELIB#to_s -> String (19.0)

TypeLibのドキュメント文字列を取得します。

TypeLibのドキュメント文字列を取得します。

ドキュメント文字列は、コンテキストヘルプなどに利用可能なTypeLibの簡単な
説明文で、通常バージョン番号を含みます。

@return TypeLibのドキュメント文字列を返します。

tlib = WIN32OLE_TYPELIB.new('Microsoft Excel 14.0 Object Library')
puts tlib.name # => 'Microsoft Excel 14.0 Object Library'

WIN32OLE_TYPELIB.typelibs -> [WIN32OLE_TYPELIB] (19.0)

システムに登録されているすべてのTypeLibを取得します。

システムに登録されているすべてのTypeLibを取得します。

@return 登録されているすべてのTypeLibを元にWIN32OLE_TYPELIBオブジェクト
の配列を返します。

tlibs = WIN32OLE_TYPELIB.typelibs

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WIN32OLE_VARIABLE (19.0)

OLEオートメーションの変数情報をRubyで参照するためのクラスです。

OLEオートメーションの変数情報をRubyで参照するためのクラスです。

OLEオートメーションサーバは、定数(WIN32OLE.const_load)、メソッ
ド/プロパティ(WIN32OLE_METHOD)、イベント(WIN32OLE_EVENT)
のほかに変数をクライアントへ提供できます。WIN32OLE_VARIABLEクラスは、サー
バが提供する変数の情報をオブジェクト化します。変数情報にはCOMで決められ
た構造体やユーザ定義型のフィールド情報などがありますが、最も良く利用さ
れるのはenum(列挙型)のメンバ情報です。enumのメンバは定数として利用で
きます。

WIN32OL...

WIN32OLE_VARIABLE#name -> String (19.0)

変数名を取得します。

変数名を取得します。

@return 変数名を文字列で返します。

tobj = WIN32OLE_TYPE.new('Microsoft Excel 14.0 Object Library', 'XlSheetType')
variables = tobj.variables
variables.each do |variable|
puts "#{variable.name}" # => xlChart, xlDialogSheet, ...
end

WIN32OLE_VARIABLE#ole_type -> String (19.0)

変数の型を取得します。

変数の型を取得します。

@return 変数の型名を文字列で返します。型名を文字列に変換できない場合は、
「Unknown Type nn」(nnはバリアント型を示す数値)の形式の文字列
を返します。

tobj = WIN32OLE_TYPE.new('Microsoft Excel 14.0 Object Library', 'XlSheetType')
variables = tobj.variables
variables.each do |variable|
puts "#{variable.ole_type} #{variabl...

WIN32OLE_VARIABLE#ole_type_detail -> [String] (19.0)

変数の型と属性を取得します。

変数の型と属性を取得します。

@return 変数の型と属性を文字列配列で返します。

tobj = WIN32OLE_TYPE.new('Microsoft XML, v5.0', 'tagSTATSTG')
tobj.variables.each do |v|
puts "#{v.ole_type} [#{v.ole_type_detail.join(', ')}] #{v.name}"
end

出力結果

Unknown Type 31 [] pwcsName # => VT_LPWSTR はWIN32OLE::VARIANTで未定義なので変換でき...

WIN32OLE_VARIABLE#to_s -> String (19.0)

変数名を取得します。

変数名を取得します。

@return 変数名を文字列で返します。

tobj = WIN32OLE_TYPE.new('Microsoft Excel 14.0 Object Library', 'XlSheetType')
variables = tobj.variables
variables.each do |variable|
puts "#{variable.name}" # => xlChart, xlDialogSheet, ...
end

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WIN32OLE_VARIABLE#value -> object | nil (19.0)

変数の値を取得します。

変数の値を取得します。

変数情報によってはenum値のように定数値を持つものがあります。valueメソッ
ドはこのような定数値を返します。

@return この変数が持つ定数値。値を持たない場合はnilを返します。


tobj = WIN32OLE_TYPE.new('Microsoft Excel 14.0 Object Library', 'XlSheetType')
variables = tobj.variables
variables.each do |variable|
puts "#{variable.name}=#{variable.value...

WIN32OLE_VARIABLE#varkind -> Integer (19.0)

変数の種類(VARKIND)を取得します。

変数の種類(VARKIND)を取得します。

この変数の種類を示す数値を返します。

@return VARKINDに対応する数値を返します。

tobj = WIN32OLE_TYPE.new('Microsoft Excel 14.0 Object Library', 'XlSheetType')
puts tobj.variables.map {|v| v.varkind}.uniq # => 2

数値の意味については、WIN32OLE_VARIABLE#variable_kindの説明を参照してください。

WIN32OLE_VARIABLE#visible? -> bool (19.0)

変数の可視性を取得します。

変数の可視性を取得します。

@return publicアクセス可能であれば真を返します。

tobj = WIN32OLE_TYPE.new('Microsoft Excel 14.0 Object Library', 'XlSheetType')
puts tobj.variables.map {|v| v.visible?}.uniq # => true

WIN32OLE_VARIANT#value -> object (19.0)

値に対応するRubyオブジェクトを取得します。

値に対応するRubyオブジェクトを取得します。

@return 値に対応するRubyのオブジェクトを返します。

obj = WIN32OLE_VARIANT.new(1, WIN32OLE::VARIANT::VT_BSTR)
obj.value # => "1" (VT_BSTRを指定して生成したので、Stringオブジェクトとなる)

WIN32OLE_VARIANT::Empty -> WIN32OLE_VARIANT (19.0)

EMPTY型のWIN32OLE_VARIANTオブジェクトです。

EMPTY型のWIN32OLE_VARIANTオブジェクトです。

このオブジェクトは、VOID型の戻り値や、値が空なことを明示しなければなら
ない特殊な引数に利用します。

@see WIN32OLE::VARIANT::VT_EMPTY

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WIN32OLE_VARIANT::Nothing -> WIN32OLE_VARIANT (19.0)

DISPATCH型の空のオブジェクトです。

DISPATCH型の空のオブジェクトです。

@see WIN32OLE::VARIANT::VT_DISPATCH

WIN32OLE_VARIANT::Null -> WIN32OLE_VARIANT (19.0)

NULL型のWIN32OLE_VARIANTオブジェクトです。

NULL型のWIN32OLE_VARIANTオブジェクトです。

このオブジェクトは、ADOなどのデータベースインターフェイスでNULLを指定す
るのに利用可能です。

@see WIN32OLE::VARIANT::VT_NULL

WeakRef#__setobj__(obj) -> () (19.0)

与えられたオブジェクトを自身の参照先としてセットします。 内部用のメソッドなので使わないでください。

与えられたオブジェクトを自身の参照先としてセットします。
内部用のメソッドなので使わないでください。

@param obj 任意のオブジェクトを指定します。

WeakRef.new(orig) -> WeakRef (19.0)

与えられたオブジェクトを使って自身を初期化します。

与えられたオブジェクトを使って自身を初期化します。

@param orig 任意のオブジェクトを指定します。

XMP#puts(exps) -> nil (19.0)

引数 exps で指定されたRuby のソースコードとその実行結果を、標準出力に行 ごとに交互に表示します。

引数 exps で指定されたRuby のソースコードとその実行結果を、標準出力に行
ごとに交互に表示します。

@param exps 評価するRuby のソースコードを文字列で指定します。

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YAML::DBM#delete_if {|key, val| ... } -> YAML::DBM (19.0)

ブロックを評価した値が真であれば該当する要素を削除します。

ブロックを評価した値が真であれば該当する要素を削除します。

自身を返します。このメソッドは self を破壊的に変更します。

@raise DBMError 要素の削除に失敗した場合に発生します。

YAML::DBM#has_value?(value) -> bool (19.0)

value を値とする組がデータベース中に存在する時、真を返します。

value を値とする組がデータベース中に存在する時、真を返します。

@param value 検索したい値を指定します。YAML 形式に変換できるオブジェク
トが指定できます。

YAML::DBM#key(value) -> String | nil (19.0)

value を持つ要素のキーを返します。

value を持つ要素のキーを返します。

対応するキーが見つからなかった場合は nil を返します。

@param value 検索したい値を指定します。YAML 形式に変換できるオブジェク
トが指定できます。

YAML::DBM#values_at(*keys) -> [object] (19.0)

keys に対応する値を配列に格納して返します。

keys に対応する値を配列に格納して返します。

対応するキーが見つからなかった要素には nil が格納されます。

@param keys キーを文字列で指定します。複数指定することができます。

Zlib (19.0)

zlib ライブラリに含まれている雑多な機能を提供するモジュール。 各モジュール関数の詳細は zlib.h を参照して下さい。

zlib ライブラリに含まれている雑多な機能を提供するモジュール。
各モジュール関数の詳細は zlib.h を参照して下さい。

@see zlib(3)

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Zlib::Deflate#finish -> String (19.0)

圧縮ストリームを終了します。deflate('', Zlib::FINISH) と同じです。

圧縮ストリームを終了します。deflate('', Zlib::FINISH) と同じです。

require 'zlib'

dez = Zlib::Deflate.new
dez << "123" * 5 << "ugougo" << "123" * 5 << "hogehoge"
dezstr = dez.finish
p dezstr #=> "x\2343426DB\245\351\371@d\210*\230\221\237\236\n\302\000\356\275\v\271"

Zlib::Deflate#flush(flush = Zlib::SYNC_FLUSH) -> String (19.0)

deflate('', flush) と同じです。flush が 省略された時は Zlib::SYNC_FLUSH が使用されます。 このメソッドはスクリプトの可読性のために提供されています。

deflate('', flush) と同じです。flush が
省略された時は Zlib::SYNC_FLUSH が使用されます。
このメソッドはスクリプトの可読性のために提供されています。

@param flush Zlib::NO_FLUSH Zlib::SYNC_FLUSH Zlib::FULL_FLUSH などを指定します。

require 'zlib'

def case1
dez = Zlib::Deflate.new
comp_str = dez.deflate('hoge')
comp_str << dez.deflate(' fuga'...

Zlib::GzipFile#closed? -> bool (19.0)

IO クラスの同名メソッドと同じ。

IO クラスの同名メソッドと同じ。

@see IO#to_io, IO#closed?

Zlib::GzipFile#sync -> bool (19.0)

IO クラスと同じ。flag が真の時、関連付けられている IO オブジェクトが flush メソッドを持っていなければなりません。 また、true にすると圧縮率が著しく低下します。

IO クラスと同じ。flag が真の時、関連付けられている
IO オブジェクトが flush メソッドを持っていなければなりません。
また、true にすると圧縮率が著しく低下します。

@see IO#sync, IO#sync

Zlib::GzipFile#sync=(flag) (19.0)

IO クラスと同じ。flag が真の時、関連付けられている IO オブジェクトが flush メソッドを持っていなければなりません。 また、true にすると圧縮率が著しく低下します。

IO クラスと同じ。flag が真の時、関連付けられている
IO オブジェクトが flush メソッドを持っていなければなりません。
また、true にすると圧縮率が著しく低下します。

@see IO#sync, IO#sync

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Zlib::GzipFile#to_io -> IO (19.0)

IO クラスの同名メソッドと同じ。

IO クラスの同名メソッドと同じ。

@see IO#to_io, IO#closed?

Zlib::GzipFile.new(*args) -> () (19.0)

直接使用しません。 通常、具体的な読み書きをおこなうためには、 Zlib::GzipReader.new もしくは、 Zlib::GzipWriter.new を使用します。

直接使用しません。
通常、具体的な読み書きをおこなうためには、
Zlib::GzipReader.new もしくは、 Zlib::GzipWriter.new を使用します。

@see Zlib::GzipReader.new, Zlib::GzipWriter.new

Zlib::GzipFile.open(*args) {|gz| ... } -> () (19.0)

直接使用しません。 通常、具体的な読み書きをおこなうためには、 Zlib::GzipReader.open もしくは、Zlib::GzipWriter.open を使用します。

直接使用しません。
通常、具体的な読み書きをおこなうためには、
Zlib::GzipReader.open もしくは、Zlib::GzipWriter.open を使用します。

@see Zlib::GzipReader.open, Zlib::GzipWriter.open

Zlib::GzipFile.wrap(*args) {|gz| ... } -> () (19.0)

直接使用しません。 通常、具体的な読み書きをおこなうためには、 Zlib::GzipReader.wrap もしくは、Zlib::GzipWriter.wrap を使用します。

直接使用しません。
通常、具体的な読み書きをおこなうためには、
Zlib::GzipReader.wrap もしくは、Zlib::GzipWriter.wrap を使用します。

@see Zlib::GzipReader.wrap,Zlib::GzipWriter.wrap

Zlib::GzipReader.open(filename) -> Zlib::GzipReader (19.0)

filename で指定されるファイルを gzip ファイルとして オープンします。GzipReader オブジェクトを返します。 その他詳細は Zlib::GzipReader.new や Zlib::GzipReader.wrap と 同じです。

filename で指定されるファイルを gzip ファイルとして
オープンします。GzipReader オブジェクトを返します。
その他詳細は Zlib::GzipReader.new や Zlib::GzipReader.wrap と
同じです。

@param filename gzip ファイル名を文字列で指定します。

require 'zlib'

=begin
# hoge.gz がない場合はこれで作成する。
Zlib::GzipWriter.open('hoge.gz') { |gz|
gz.puts 'hoge'
}
=end

Zlib...

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Zlib::GzipReader.open(filename) {|gz| ... } -> object (19.0)

filename で指定されるファイルを gzip ファイルとして オープンします。GzipReader オブジェクトを返します。 その他詳細は Zlib::GzipReader.new や Zlib::GzipReader.wrap と 同じです。

filename で指定されるファイルを gzip ファイルとして
オープンします。GzipReader オブジェクトを返します。
その他詳細は Zlib::GzipReader.new や Zlib::GzipReader.wrap と
同じです。

@param filename gzip ファイル名を文字列で指定します。

require 'zlib'

=begin
# hoge.gz がない場合はこれで作成する。
Zlib::GzipWriter.open('hoge.gz') { |gz|
gz.puts 'hoge'
}
=end

Zlib...

Zlib::GzipReader.wrap(io) -> Zlib::GzipReader (19.0)

io と関連付けられた GzipReader オブジェクトを作成します。

io と関連付けられた GzipReader オブジェクトを作成します。

ブロックが与えられた場合は、それを引数としてブロックを実行します。
ブロックの実行が終了すると、GzipReader オブジェクトは自動的に
クローズされます。関連付けられている IO オブジェクトまで
クローズしたくない時は、ブロック中で Zlib::GzipFile#finish
メソッドを呼び出して下さい。

@param io IO オブジェクトを指定します。

require 'zlib'

=begin
# hoge.gz がない場合はこれで作成する。
Zlib::GzipWriter.o...

Zlib::GzipReader.wrap(io) {|gz| ... } -> object (19.0)

io と関連付けられた GzipReader オブジェクトを作成します。

io と関連付けられた GzipReader オブジェクトを作成します。

ブロックが与えられた場合は、それを引数としてブロックを実行します。
ブロックの実行が終了すると、GzipReader オブジェクトは自動的に
クローズされます。関連付けられている IO オブジェクトまで
クローズしたくない時は、ブロック中で Zlib::GzipFile#finish
メソッドを呼び出して下さい。

@param io IO オブジェクトを指定します。

require 'zlib'

=begin
# hoge.gz がない場合はこれで作成する。
Zlib::GzipWriter.o...

Zlib::GzipWriter#flush(flush = Zlib::SYNC_FLUSH) -> self (19.0)

まだ書き出されていないデータをフラッシュします。

まだ書き出されていないデータをフラッシュします。

flush は Zlib::Deflate#deflate と同じです。
省略時は Zlib::SYNC_FLUSH が使用されます。
flush に Zlib::NO_FLUSH を指定することは無意味です。

@param flush Zlib::NO_FLUSH Zlib::SYNC_FLUSH Zlib::FULL_FLUSH などを指定します。

require 'zlib'

def case1
filename='hoge1.gz'
fw = File.open(filename, "w")
...

Zlib::Inflate#set_dictionary(string) -> String (19.0)

展開に用いる辞書を指定します。string を返します。 このメソッドは Zlib::NeedDict 例外が発生した直後のみ 有効です。詳細は zlib.h を参照して下さい。

展開に用いる辞書を指定します。string を返します。
このメソッドは Zlib::NeedDict 例外が発生した直後のみ
有効です。詳細は zlib.h を参照して下さい。

@param string 展開に用いる辞書を文字列で指定します。

require 'zlib'

def case2(str, dict)
dez = Zlib::Deflate.new
dez.set_dictionary(dict)
comp_str = dez.deflate(str)
comp_str << dez.finish
comp_str.siz...

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Zlib::Inflate#sync(string) -> bool (19.0)

string を入力バッファの末尾に追加し、次の full flush point まで読み飛ばします。入力バッファ内に full flush point が存在しない場合は、入力バッファを空にし false を返します。 入力バッファ内に full flush point が見つかった場合は true を返し、残りのデータは入力バッファ内に保持されます。

string を入力バッファの末尾に追加し、次の full flush
point まで読み飛ばします。入力バッファ内に full flush point
が存在しない場合は、入力バッファを空にし false を返します。
入力バッファ内に full flush point が見つかった場合は
true を返し、残りのデータは入力バッファ内に保持されます。

@param string 入力バッファの末尾に追加する文字列を指定します。

Zlib::Inflate.new(window_bits = Zlib::MAX_WBITS) -> Zlib::Inflate (19.0)

展開ストリームを作成します。

展開ストリームを作成します。

@param window_bits ウィンドウの大きさを整数で指定します。
nil の場合はデフォルトの値を使用します。
詳細は zlib.h を参照してください。

require 'zlib'

cstr = "x\234\313\310OOUH+MOTH\315K\001\000!\251\004\276"
inz = Zlib::Inflate.new(15)
inz << cstr
p inz.finish #=> "hoge fuga end"

Zlib::ZStream#finish -> String (19.0)

ストリームへの入力を終了し、出力バッファをフラッシュします。 より具体的な振る舞いは Zlib::Deflate#finish, Zlib::Inflate#finish を参照して下さい。

ストリームへの入力を終了し、出力バッファをフラッシュします。
より具体的な振る舞いは Zlib::Deflate#finish,
Zlib::Inflate#finish を参照して下さい。

@see Zlib::Deflate#finish,Zlib::Inflate#finish

Zlib::ZStream.new -> () (19.0)

直接使用しません。 通常、具体的な圧縮/展開を行う場合は、 Zlib::Deflate.new もしくは、Zlib::Inflate.new を使用します。

直接使用しません。
通常、具体的な圧縮/展開を行う場合は、
Zlib::Deflate.new もしくは、Zlib::Inflate.new を使用します。

@see Zlib::Deflate.new, Zlib::Inflate.new

dbm (19.0)

DBM を Ruby スクリプトから扱えるようにするライブラリです。

DBM を Ruby スクリプトから扱えるようにするライブラリです。

扱えるキーや値のサイズはリンクしているライブラリに依存します。

作成されるデータベースはアーキテクチャに依存するため、作成した環境と異
なる環境ではデータベースが読み込めない可能性があります。

@see gdbm, sdbm, dbm(3)

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drb/extservm (19.0)

DRb::ExtServManager を定義しているライブラリ。

DRb::ExtServManager を定義しているライブラリ。

DRb::ExtServManager は drb で実現されたサービスブローカーです。
個々のサービスは drb/extserv で定義されている
DRb::ExtServ を用いて実装します。
DRb::ExtServManager
はクライアントの要求に応じて個々のサービスを
サブプロセスとして起動し、各サービスを表す DRb::ExtServ オブジェクト
をリモートオブジェクトとしてクライアントに渡します。

このライブラリは簡易的なもので、あまりメンテナンスもされていないので、
本格的な用途にはこのライブラリを参...

fiber (19.0)

軽量スレッド Fiber をコルーチン的に扱うためのライブラリです。

軽量スレッド Fiber をコルーチン的に扱うためのライブラリです。

@see Fiber

gdbm (19.0)

GDBM(GNU データベース・マネージャ) を Ruby スクリプトから扱うためのライブラリです。

GDBM(GNU データベース・マネージャ) を Ruby スクリプトから扱うためのライブラリです。

GDBM は dbm および ndbm 互換機能を含んでいます。
扱えるキーや値のサイズに制限はありません。

作成されるデータベースはアーキテクチャに依存するため、作成した環境と異
なる環境ではデータベースが読み込めない可能性があります。

@see dbm, sdbm, gdbm(3)

int FIXABLE(long f) (19.0)

f が Fixnum の範囲に収まっているなら真。

f が Fixnum の範囲に収まっているなら真。

@see FIXNUM_MIN, FIXNUM_MAX, FIXNUM_P,
POSFIXABLE, NEGFIXABLE

int FIXNUM_P(VALUE obj) (19.0)

obj が Fixnum のインスタンスのとき真。

obj が Fixnum のインスタンスのとき真。

@see FIXNUM_MIN, FIXNUM_MAX, FIXABLE,
POSFIXABLE, NEGFIXABLE

絞り込み条件を変える

int NEGFIXABLE(long f) (19.0)

f が Fixnum の下限値以上ならば真。

f が Fixnum の下限値以上ならば真。

@see FIXNUM_MIN, FIXNUM_MAX, FIXNUM_P,
FIXABLE, POSFIXABLE

int POSFIXABLE(long f) (19.0)

f が Fixnum の上限値以下ならば真。

f が Fixnum の上限値以下ならば真。

@see FIXNUM_MIN, FIXNUM_MAX, FIXNUM_P,
FIXABLE, NEGFIXABLE

int rb_scan_args(int argc, const VALUE *argv, const char *fmt, ...) (19.0)

長さ argc の配列 argv を fmt に従って 解析し、第四引数以降で渡されたアドレスに書き込みます。

長さ argc の配列 argv を fmt に従って
解析し、第四引数以降で渡されたアドレスに書き込みます。

fmt のフォーマットは以下の通りです。

* 必須引数の数 (省略可能な引数があるなら省略不可)
* 省略可能な引数の数 (ゼロ個ならば省略可)
* 残りの引数を Ruby の配列として受け取ることを示す '*' (省略可)
* 最後の引数をオプションハッシュとして受け取る事を示す ':' (省略可)
* ブロックを Proc オブジェクト化して受け取ることを示す '&' (省略可)

これらの指定文字はそれぞれ省略可能ですが、
必ずこの順番で現れなければい...

logger (19.0)

ログを記録するためのライブラリです。

ログを記録するためのライブラリです。

=== 説明

6段階のログレベルに分けてログを記録します。

: UNKNOWN
常に記録されるべき不明なエラー
: FATAL
プログラムをクラッシュさせるような制御不可能なエラー
: ERROR
制御可能なエラー
: WARN
警告
: INFO
一般的な情報
: DEBUG
低レベルの情報

全てのメッセージは必ずログレベルを持ちます。また Logger オブジェクトも同じように
ログレベルを持ちます。メッセージのログレベルが Logger オブジェクトのログレベルよりも
低い場合メッセージは記録されません。

普段は I...

long FIXNUM_MAX (19.0)

Fixnum にできる整数の上限値。

Fixnum にできる整数の上限値。

@see FIXNUM_MIN, FIXNUM_P, FIXABLE,
POSFIXABLE, NEGFIXABLE

絞り込み条件を変える

long FIXNUM_MIN (19.0)

Fixnum にできる整数の下限値。

Fixnum にできる整数の下限値。

@see FIXNUM_MAX, FIXNUM_P, FIXABLE,
POSFIXABLE, NEGFIXABLE

net/http (19.0)

汎用データ転送プロトコル HTTP を扱うライブラリです。 実装は 2616 に基きます。

汎用データ転送プロトコル HTTP を扱うライブラリです。
実装は 2616 に基きます。

=== 使用例

==== ウェブサーバからドキュメントを得る (GET)

//emlist[例1: GET して 表示するだけ][ruby]{
require 'net/http'
print Net::HTTP.get('www.example.com', '/index.html')
//}

//emlist[例2: URI を使う][ruby]{
require 'net/http'
require 'uri'
print Net::HTTP.get(URI.parse('http://w...

open-uri (19.0)

http/ftp に簡単にアクセスするためのクラスです。 Kernel.#open を再定義します。

http/ftp に簡単にアクセスするためのクラスです。
Kernel.#open を再定義します。

=== 使用例

http/ftp の URL を、普通のファイルのように開けます。

require 'open-uri'
open("http://www.ruby-lang.org/") {|f|
f.each_line {|line| p line}
}

開いたファイルオブジェクトは StringIO もしくは Tempfile で
すが OpenURI::Meta モジュールで拡張されていて、メタ情報を獲得する
メソッドが使えます。

require 'o...

rake (19.0)

Rake というコマンドラインツールを扱うライブラリです。

Rake というコマンドラインツールを扱うライブラリです。

=== Rake とは

Rake は Make によく似た機能を持つ Ruby で書かれたシンプルなビルドツールです。

Rake は以下のような特徴を持っています。

* Rakefile (Rake における Makefile) は標準的な Ruby の文法で書くことができます。
XML ファイルを編集する必要はありませんし、Makefile の風変わりな文法 (タブだっけ?スペースだっけ?) に頭を悩ませる必要もありません。
* ユーザは必須条件をタスクに指定できます。
* Rake は暗黙のタスクを合成...

ruby 1.8.3 feature (19.0)

ruby 1.8.3 feature *((<ruby 1.8 feature>)) *((<ruby 1.8.2 feature>))

ruby 1.8.3 feature
*((<ruby 1.8 feature>))
*((<ruby 1.8.2 feature>))

ruby 1.8.2 から ruby 1.8.3 までの変更点です。

掲載方針

*バグ修正の影響も含めて動作が変わるものを収録する。
*単にバグを直しただけのものは収録しない。
*ライブラリへの単なる定数の追加は収録しない。

以下は各変更点に付けるべきタグです。

記号について(特に重要なものは大文字(主観))

* カテゴリ
* [ruby]: ruby インタプリタの変更
* [api]: 拡張ライブラリ API
* [lib]: ...

絞り込み条件を変える

rubygems/digest/digest_adapter (19.0)

Ruby 1.8.5 と 1.8.6 の間に存在する API の差異を吸収するためのライブラリです。

Ruby 1.8.5 と 1.8.6 の間に存在する API の差異を吸収するためのライブラリです。

古いバージョンの API を新しいバージョンのものに合わせます。
RubyGems では digest, hexdigest の二つのメソッドが使用されるのでこの二つのメソッドのみ
API を変換するようにしています。

Ruby 1.8.6 以降ではこのライブラリは使用されません。

@see digest

rubygems/old_format (19.0)

RubyGems の Gem ファイルの内部構造を扱うためのライブラリです。

RubyGems の Gem ファイルの内部構造を扱うためのライブラリです。

@see rubygems/format

sdbm (19.0)

SDBM を Ruby スクリプトから扱うためのライブラリです。

SDBM を Ruby スクリプトから扱うためのライブラリです。

SDBM は DBM と同じように働くハッシュデータベースのライブラリです。

dbm とほぼ同じですが、外部のライブラリに依存しないのでどの環境
でも実行できるという利点があります。

キーや値に使用できるサイズには制限があります。
一つの要素のサイズがキー + 値 + 内部情報(16バイト)の
合計が 1024 バイトまでです。

@see dbm, gdbm

struct RString * RSTRING(VALUE obj) (19.0)

引数 obj を RString 構造体にキャストして返します。

引数 obj を RString 構造体にキャストして返します。

@param obj Rubyの文字列オブジェクトを指定します。

ubygems (19.0)

rubygems を Kernel.#require するだけのライブラリです。

rubygems を Kernel.#require するだけのライブラリです。

コマンドラインから使用すると以下のようにできます。

$ ruby -rubygems -e ''

@see rubygems

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void rb_thread_schedule(void) (19.0)

他のスレッドに実行権を渡します。 対象の特定はできません。

他のスレッドに実行権を渡します。
対象の特定はできません。

@see rb_thread_wait_fd, rb_thread_wait_for

void rb_timespec_now(struct timespec *ts) (19.0)

現在時刻を取得してその結果を引数 ts で指定した timespec 構造体に格納します。

現在時刻を取得してその結果を引数 ts で指定した timespec 構造体に格納します。

@param ts timespec 構造体のポインタ

zlib (19.0)

zlib を Ruby から使うための拡張ライブラリです。 gzip ファイルの読み書きもサポートします。

zlib を Ruby から使うための拡張ライブラリです。
gzip ファイルの読み書きもサポートします。

=== 参考

: 標準添付ライブラリ紹介 【第 11 回】zlib
https://magazine.rubyist.net/articles/0018/0018-BundledLibraries.html

@see https://zlib.net/

スレッド (19.0)

スレッド スレッドとはメモリ空間を共有して同時に実行される制御の流れです。 Ruby ではスレッドはThread クラスのインスタンスとして表されます。

スレッド
スレッドとはメモリ空間を共有して同時に実行される制御の流れです。
Ruby ではスレッドはThread クラスのインスタンスとして表されます。


=== 実装
ネイティブスレッドを用いて実装されていますが、
現在の実装では Ruby VM は Giant VM lock (GVL) を有しており、同時に実行される
ネイティブスレッドは常にひとつです。
ただし、IO 関連のブロックする可能性があるシステムコールを行う場合には
GVL を解放します。その場合にはスレッドは同時に実行され得ます。
また拡張ライブラリから GVL を操作できるので、複数のスレッドを
同時に実行するような拡...

セキュリティモデル (19.0)

セキュリティモデル RubyにはCGI等のプログラミングを安全に行うことを助ける為に、セキュリティ 機構が備わっています。

セキュリティモデル
RubyにはCGI等のプログラミングを安全に行うことを助ける為に、セキュリティ
機構が備わっています。

Rubyのセキュリティモデルは「オブジェクトの汚染」と「セーフレベル」という
仕組みによってなりたっています。

=== オブジェクトの汚染

Rubyではオブジェクトは「汚染されている」とみなされることがあります。この
しくみは大きく分けて二つの使われ方をします。

ひとつ目は、信用できない入力をもとに作られたオブジェクトを「汚染されてい
る」とみなし、「危険な操作」の引数として使えないようにすることです。悪意
あるデータによって、プログラムが意図しない動作をする事...

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リテラル (19.0)

リテラル * num * string * backslash * exp * char * command * here * regexp * array * hash * range * symbol * percent

リテラル
* num
* string
* backslash
* exp
* char
* command
* here
* regexp
* array
* hash
* range
* symbol
* percent

数字の1や文字列"hello world"のようにRubyのプログラムの中に直接
記述できる値の事をリテラルといいます。

===[a:num] 数値リテラル

: 123
: 0d123

整数

: -123

符号つき整数

: 123.45

浮動小数点数。
.1 など "." で始まる浮動小...

変数と定数 (19.0)

変数と定数 * local * instance * class * class_var_scope * global * pseudo * const * prio

変数と定数
* local
* instance
* class
* class_var_scope
* global
* pseudo
* const
* prio

Ruby の変数と定数の種別は変数名の最初の一文字によって、
ローカル変数、
インスタンス変数、
クラス変数、
グローバル変数、
定数
のいずれかに区別されます。
通常の変数の二文字目以降は英数字または
_ですが、組み込み変数の一部には
「`$'+1文字の記号」という変数があります(builtinを参照)。変数名
の長さにはメモリのサイズ以外の制限はありません。

===[a:local] ロ...

多言語化 (19.0)

多言語化 Ruby は US-ASCII はもちろん、US-ASCII 以外の文字エンコーディングもサポートしています。 文字列の内部表現のエンコーディングは固定されておらず、 プログラマは目的に応じて使用するエンコーディングを選ぶことができます。

多言語化
Ruby は US-ASCII はもちろん、US-ASCII 以外の文字エンコーディングもサポートしています。
文字列の内部表現のエンコーディングは固定されておらず、
プログラマは目的に応じて使用するエンコーディングを選ぶことができます。

同じプロセスの中で異なるエンコーディングの文字列が同時に存在することができます。
全ての String や Regexp などのオブジェクトは自身のエンコーディング情報を保持しています。
これにより各オブジェクト内の文字を適切に取り扱うことができます。

後述のマジックコメントでスクリプトエンコーディングを指定すると、
Ruby スクリプトに非...

Etc.#group {|gr| ... } -> () (7.0)

全てのグループエントリを順にアクセスするためのイテレータです。

全てのグループエントリを順にアクセスするためのイテレータです。

Etc.#passwd {|pw| ... } -> () (7.0)

全ての passwd エントリを順にアクセスするためのイテレータです。

全ての passwd エントリを順にアクセスするためのイテレータです。

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Regexp.last_match -> MatchData (4.0)

カレントスコープで最後に行った正規表現マッチの MatchData オ ブジェクトを返します。このメソッドの呼び出しは $~ の参照と同じです。

カレントスコープで最後に行った正規表現マッチの MatchData オ
ブジェクトを返します。このメソッドの呼び出しは $~
の参照と同じです。

//emlist[例][ruby]{
/(.)(.)/ =~ "ab"
p Regexp.last_match # => #<MatchData:0x4599e58>
p Regexp.last_match[0] # => "ab"
p Regexp.last_match[1] # => "a"
p Regexp.last_match[2] # => "b"
p Regexp.last_match[3] # => nil...
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