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Thread::Mutex#synchronize { ... } -> object (21113.0)

mutex をロックし、ブロックを実行します。実行後に必ず mutex のロックを解放します。

...実行後に必ず mutex のロックを解放します。

ブロックが最後に評価した値を返します。

@raise ThreadError self 既にカレントスレッドにロックされている場合に発
生します。
また、Signal.#trap に指定...
...したハンドラ内で実行
した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
m = Mutex.new
result = m.synchronize do
m.locked? # => true
# critical part
"result"
end
m.locked? # => false
result # => "result"
//}...

Thread.exclusive { ... } -> object (21042.0)

VM グローバルの Mutex をロックし、ブロックを実行します。

...ラスメソッドの挙動は 1.8 以前とは違います。
Thread
.exclusive は VM グローバルの Thread::MUTEX_FOR_THREAD_EXCLUSIVE の
synchronize
を呼び出しているだけで、Thread.exclusive していないスレッドは動きます。
Mutex や Monitor などの他の排他制...
...ッドの挙動は 1.8 以前とは違います。
Thread
.exclusive は VM グローバルの Thread::MUTEX_FOR_THREAD_EXCLUSIVE の
synchronize
を呼び出しているだけで、Thread.exclusive していないスレッドは動きます。
Thread
::Mutex や Monitor などの他の排他制御の...
...クラスメソッドの挙動は 1.8 以前とは違います。
Thread
.exclusive は VM グローバルの Mutex の
synchronize
を呼び出しているだけで、Thread.exclusive していないスレッドは動きます。
Thread
::Mutex や Monitor などの他の排他制御の方法を検...

Thread::ConditionVariable (3124.0)

スレッドの同期機構の一つである状態変数を実現するクラスです。

...スレッドの同期機構の一つである状態変数を実現するクラスです。

以下も ConditionVariable を理解するのに参考になります。

https://ruby-doc.com/docs/ProgrammingRuby/html/tut_threads.html#UF

=== Condition Variable とは

あるスレッド A が排他領...
...とします。スレッド A は現在空いていない
リソースが必要になったので空くまで待つことにしたとします。これはうまくいきません。
なぜなら、スレッド A は排他領域で動いているわけですから、他のスレッドは動くこと...
...スレッド b において条件が満たされたなら signal
メソッドでスレッド a に対して条件が成立したことを通知します。これが典型的な
使用例です。

mutex = Mutex.new
cv = ConditionVariable.new

a = Thread.start {
mutex.synchronize...

Thread::ConditionVariable#broadcast -> self (3072.0)

状態変数を待っているスレッドをすべて再開します。再開された スレッドは Thread::ConditionVariable#wait で指定した mutex のロックを試みます。

...スレッドをすべて再開します。再開された
スレッド
Thread::ConditionVariable#wait
で指定した mutex のロックを試みます。

@return 常に self を返します。

//emlist[例][ruby]{
mutex = Mutex.new
cv = ConditionVariable.new
flg = true

3.times {
Thread
.s...
...tart {
mutex.synchronize {
puts "a1"
while (flg)
cv.wait(mutex)
end
puts "a2"
}
}
}

Thread
.start {
mutex.synchronize {
flg = false
cv.broadcast
}
}

sleep 1

# => a1
# => a1
# => a1
# => a2
# => a2
# => a2
//}...

Thread::ConditionVariable#signal -> self (3072.0)

状態変数を待っているスレッドを1つ再開します。再開された スレッドは Thread::ConditionVariable#wait で指定した mutex のロックを試みます。

...スレッドを1つ再開します。再開された
スレッド
Thread::ConditionVariable#wait
で指定した mutex のロックを試みます。

@return 常に self を返します。

//emlist[例][ruby]{
mutex = Mutex.new
cv = ConditionVariable.new
flg = true

3.times {
Thread
.start...
...{
mutex.synchronize {
puts "a1"
while (flg)
cv.wait(mutex)
end
puts "a2"
}
}
}

Thread
.start {
mutex.synchronize {
flg = false
cv.signal
}
}

sleep 1

# => a1
# => a1
# => a1
# => a2
//}...

絞り込み条件を変える

NEWS for Ruby 2.0.0 (192.0)

NEWS for Ruby 2.0.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

...ex が現在のスレッドに所持されているかどうかを返します
* 非互換:
* Mutex#lock, Mutex#unlock, Mutex#try_lock, Mutex#synchronize, Mutex#sleep
はトラップハンドラの中では使えなくなりました。そのようなときは ThreadError が発...
...加(起動時にチェックします):
* RUBY_THREAD_VM_STACK_SIZE: vm stack size used at thread creation.
default: 128KB (32bit CPU) or 256KB (64bit CPU).
* RUBY_THREAD_MACHINE_STACK_SIZE: machine stack size used at thread
creation. default: 512KB or 1024KB.
* RUB...
...

* Thread
* 追加: Thread#thread_variable_get スレッドローカルな変数を取得します
(these are different than Fiber local variables).
* 追加: Thread#thread_variable_set スレッドローカルな変数をセットします
* 追加: Thread#thread_variables...

monitor (86.0)

スレッドの同期機構としてのモニター機能を提供するクラスです。 また同じスレッドから何度も lock できる Mutex としての機能も提供します。

...スレッドの同期機構としてのモニター機能を提供するクラスです。
また同じスレッドから何度も lock できる Mutex としての機能も提供します。

モニターとは、一つの Mutex とそれに関連付けられた複数の
条件変数から構成さ...
...れた、スレッドの同期機構です。
Mutex と 条件変数によって同等の機能を実現することは
可能ですが、モニタの利点はライブラリがその関連を保証
していることです。

monitor は以下のような Thread::Mutex としての機能も提供...
...します。
* lock の持ち主がスレッドである Mutex / 何度も lock できる Mutex
* lock したスレッドを Mutex 側が覚えていて
* そのスレッドがもう一度 lock しようとしてもブロックしない
* synchronize は lock していなかったら...

Monitor (80.0)

スレッドの同期機構としてのモニター機能を提供するクラスです。 また同じスレッドから何度も lock できる Mutex としての機能も提供します。

...スレッドの同期機構としてのモニター機能を提供するクラスです。
また同じスレッドから何度も lock できる Mutex としての機能も提供します。

MonitorMixin を include し、いくつかの別名を定義したクラスです。

=== 例

//emlist[...
...[]
mon = Monitor.new
empty_cond = mon.new_cond

# consumer
Thread
.start do
loop do
mon.synchronize do
empty_cond.wait_while { buf.empty? }
print buf.shift
end
end
end

# producer
while line = ARGF.gets
mon.synchronize do
buf.push(line)
empty_cond.signal
end
end
//...
...'monitor'
mon = Monitor.new
mon.synchronize {
mon.synchronize {
}
}
//}

Thread
::Mutex ではデッドロックになります。

//emlist[Mutex でデッドロックになる例][ruby]{
mx = Mutex.new
mx.synchronize {
mx.synchronize {
}
}
# => deadlock; recursive locking (ThreadError)
//}...

monitor (74.0)

スレッドの同期機構としてのモニター機能を提供するクラスです。 また同じスレッドから何度も lock できる Mutex としての機能も提供します。

...スレッドの同期機構としてのモニター機能を提供するクラスです。
また同じスレッドから何度も lock できる Mutex としての機能も提供します。

モニターとは、一つの Mutex とそれに関連付けられた複数の
条件変数から構成さ...
...します。
* lock の持ち主がスレッドである Mutex / 何度も lock できる Mutex
* lock したスレッドを Mutex 側が覚えていて
* そのスレッドがもう一度 lock しようとしてもブロックしない
* synchronize は lock していなかったら...
...ck していたら ただ yield するだけ (lock/unlockもしない)
* unlock はそのスレッドだけができる

30447 より。

よりプリミティブな同期機構として、
Mutex、Thread::ConditionVariable も参照してください。

=== 参照

* 6829
* 30447
* 304...

Mutex_m (44.0)

スレッド同期機構である Thread::Mutex のモジュール版です。クラスに Module#include することでそのクラスに Mutex 機能を持たせることができます。 また、普通のオブジェクトを Object#extend により Mutex にする事ができます。

...スレッド同期機構である Thread::Mutex のモジュール版です。クラスに
Module#include することでそのクラスに Mutex 機能を持たせることができます。
また、普通のオブジェクトを Object#extend により Mutex にする事ができます。

この...
...tex_m#synchronize,
Mutex_m#locked?, Mutex_m#try_lock, Mutex_m#unlock)
はモジュールにincludeした場合には定義されません。

1991

=== 例
クラスに Module#include する例
require "mutex_m"
class Foo
include Mutex_m
...
end
obj = Foo.new
obj.synchronize do...

絞り込み条件を変える

MonitorMixin (40.0)

スレッドの同期機構としてのモニター機能を提供するモジュールです。

...スレッドの同期機構としてのモニター機能を提供するモジュールです。

クラスに Module#include したり、オブジェクトに
Object#extend したりすることでそのクラス/オブジェクトに
モニタ機能を追加します。

=== 例

//emlist[消費...
...モニタ機能を追加
empty_cond = buf.new_cond # 配列が空であるかないかを通知する条件変数

# consumer
Thread
.start do
loop do
buf.synchronize do # ロックする
empty_cond.wait_while { buf.empty? } # 配列が空である間はロックを開放して待つ...
...でなくなった後ロックを取得してこの行を実行
end # ロックを開放
end
end

# producer
while line = ARGF.gets
buf.synchronize do # ロックする
buf.push(line) # 配列を変更(追加)
empty_cond.signal # 配列に要素が追加されたことを条件変数...
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