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Kernel (44000.0)

全てのクラスから参照できるメソッドを定義しているモジュール。 Object クラスはこのモジュールをインクルードしています。

全てのクラスから参照できるメソッドを定義しているモジュール。
Object クラスはこのモジュールをインクルードしています。

Object クラスのメソッドは実際にはこのモジュールで定義されていま
す。これはトップレベルでのメソッドの再定義に対応するためです。

Kernel.#require_relative(relative_feature) -> bool (33518.0)

現在のファイルからの相対パスで require します。

...相対パスで require します。

r
equire File.expand_path(relative_feature, File.dirname(__FILE__))
とほぼ同じです。

Kernel
.#eval などで文字列を評価した場合に、そこから
r
equire_relative を呼出すと必ず失敗します。

@param relative_feature ファイル...
...名の文字列です。
@raise LoadError ロードに失敗した場合に発生します。
@see Kernel.#require

=== require と load のスコープ

ローカル変数はファイル間では共有されません。ですので、
ロードしたライブラリのローカル変数を
ロード...
...扱い方はKernel.#loadでも同様です。

//emlist[例][ruby]{
# ---------- some.rb -----------
$a = 1
@a = 1
A = 1
a = 1
# ---------- end some.rb -------

r
equire 'some'
p $a #=> 1
p @a #=> 1
p A #=> 1
p a # undefined local variable or method `a' for #<Object:0x294f9ec @a=1> (NameError)
//}...

Kernel.#require(feature) -> bool (30318.0)

Ruby ライブラリ feature をロードします。拡張子補完を行い、 同じファイルの複数回ロードはしません。

...
R
uby ライブラリ feature をロードします。拡張子補完を行い、
同じファイルの複数回ロードはしません。

feature が絶対パスのときは feature からロードします。
feature が相対パスのときは組み込み変数 $:
に示されるパスを順番...
...また `~USER' はそのユーザのホームディレクトリに展開されます。

R
uby ライブラリとは Ruby スクリプト (*.rb) か拡張ライブラリ
(*.so,*.o,*.dll など) であり、feature の拡張子が省略された場合はその
両方から探します( *.rb が優先...
...例][ruby]{
$LOADED_FEATURES.grep(/prime/).size # => 0
r
equire "prime" # => true
$LOADED_FEATURES.grep(/prime/).size # => 1
r
equire "prime" # => false
begin
r
equire "invalid"
r
escue LoadError => e
e.message # => "cannot load such file -- invalid"
end
//}

@see Kernel.#load,Kernel.#au...

Kernel#require(path) -> bool (30222.0)

RubyGems を require すると、Kernel#require が Gem を 要求されたときにロードするように置き換えます。

...
R
ubyGems を require すると、Kernel#require が Gem を
要求されたときにロードするように置き換えます。

再定義された Kernel#require を呼び出すと以下の事を行います。
R
uby のロードパスに存在するライブラリを指定した場合はその...
...をロードパスに登録します。

@param path ロードしたいライブラリの名前を指定します。

@return 既にロードされているライブラリを再度ロードしようとした場合は false を返します。
そうでない場合は true を返します。...

Kernel.#warn(*message) -> nil (30100.0)

message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE フラグ が nil のときは何も出力しません。

...message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE
フラグ が nil のときは何も出力しません。

文字列以外のオブジェクトが引数として与えられた場合には、
to_s メソッドにより文字列に変換してから出力します。

この...
...//emlist[][ruby]{
$stderr.puts(*message) if !$VERBOSE.nil? && !message.empty?
nil
//}

@param message 出力するオブジェクトを任意個指定します。
@raise IOError 標準エラー出力が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出...
...力に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
warn "caution!" #=> caution!
$VERBOSE = nil
warn "caution!" # 何もしない
//}



@see $stderr,$VERBOSE...
...力に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
warn "caution!" #=> caution!
$VERBOSE = nil
warn "caution!" # 何もしない
//}



@see Warning#warn, $stderr,$VERBOSE...

絞り込み条件を変える

Kernel.#warn(*message, uplevel: nil) -> nil (30100.0)

message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE フラグ が nil のときは何も出力しません。

...message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE
フラグ が nil のときは何も出力しません。

文字列以外のオブジェクトが引数として与えられた場合には、
to_s メソッドにより文字列に変換してから出力します。

upleve...
...場合は、
このメソッドは以下と同じです。

//emlist[][ruby]{
$stderr.puts(*message) if !$VERBOSE.nil? && !message.empty?
nil
//}

@param message 出力するオブジェクトを任意個指定します。
@param uplevel いくつ前の呼び出し元のファイル名と行番号...
...は表示しません。
@raise IOError 標準エラー出力が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
warn "caution!" #=> caution!
$VERBOSE = nil
warn "caution!" # 何もし...

Kernel.#warn(*message, uplevel: nil, category: nil) -> nil (30100.0)

message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE フラグ が nil のときは何も出力しません。

...message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE
フラグ が nil のときは何も出力しません。

文字列以外のオブジェクトが引数として与えられた場合には、
to_s メソッドにより文字列に変換してから出力します。

upleve...
...場合は、
このメソッドは以下と同じです。

//emlist[][ruby]{
$stderr.puts(*message) if !$VERBOSE.nil? && !message.empty?
nil
//}

@param message 出力するオブジェクトを任意個指定します。
@param uplevel いくつ前の呼び出し元のファイル名と行番号...
...せん。
@param category 警告のカテゴリを指定します。サポートされている category については Warning.[] を参照してください。
@raise IOError 標準エラー出力が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出...

Kernel.#format(format, *arg) -> String (27212.0)

format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、 引数をフォーマットした文字列を返します。

...format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、
引数をフォーマットした文字列を返します。

@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@see Kernel.#printf,Time#strftime,Date.strptime

=== sprintf...
...フォーマット

R
uby の sprintf フォーマットは基本的に C 言語の sprintf(3)
のものと同じです。ただし、short や long などの C 特有の型に対する修飾子が
ないこと、2進数の指示子(%b, %B)が存在すること、sprintf のすべての方言をサ...
...ポートしていないこと(%': 3桁区切り)などの違いがあります。

R
uby には整数の大きさに上限がないので、%b, %B, %o, %x, %X
に負の数を与えると (左側に無限に1が続くとみなせるので)
..f のような表示をします。絶対値に符号を付...

Kernel.#proc -> Proc (27212.0)

与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス) を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。

...与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス)
を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。

ブロックが指定されなければ、呼び出し元のメソッドで指定されたブロック
を手続きオブジェクトと...
...して返します。呼び出し元のメソッドがブロックなし
で呼ばれると ArgumentError 例外が発生します。

ただし、ブロックを指定しない呼び出しは推奨されていません。呼び出し元のメソッドで指定されたブロック
を得たい場...
.../emlist[問題なし][ruby]{
(1..5).each { break }
//}

//emlist[LocalJumpError が発生します。][ruby]{
pr = Proc.new { break }
(1..5).each(&pr)
//}

===[a:lambda_proc] lambda と proc と Proc.new とイテレータの違い

Kernel
.#lambda と Proc.new はどちらも Proc クラスのイン...

Kernel.#proc { ... } -> Proc (27212.0)

与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス) を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。

...与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス)
を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。

ブロックが指定されなければ、呼び出し元のメソッドで指定されたブロック
を手続きオブジェクトと...
...して返します。呼び出し元のメソッドがブロックなし
で呼ばれると ArgumentError 例外が発生します。

ただし、ブロックを指定しない呼び出しは推奨されていません。呼び出し元のメソッドで指定されたブロック
を得たい場...
.../emlist[問題なし][ruby]{
(1..5).each { break }
//}

//emlist[LocalJumpError が発生します。][ruby]{
pr = Proc.new { break }
(1..5).each(&pr)
//}

===[a:lambda_proc] lambda と proc と Proc.new とイテレータの違い

Kernel
.#lambda と Proc.new はどちらも Proc クラスのイン...
...(Proc のインスタンス)
を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。


また、lambda に & 引数を渡すのは推奨されません。& 引数ではなくてブロック記法で記述する必要があります。

& 引数を渡した lambda は Warning[:deprecat...
...ed] = true のときに警告メッセージ
「warning: lambda without a literal block is deprecated; use the proc without lambda instead」
を出力します。

@raise ArgumentError ブロックを省略した呼び出しを行ったときに発生します。

//emlist[例][ruby]{
def foo &bloc...
...true のときに警告メッセージ
「warning: lambda without a literal block is deprecated; use the proc without lambda instead」
を出力します。

@raise ArgumentError ブロックを省略した呼び出しを行ったときに発生します。

//emlist[例][ruby]{
def foo &block
pr...

絞り込み条件を変える

Kernel.#raise(error_type, message = nil, backtrace = caller(0), cause: $!) -> () (27212.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

... rescue 節で捕捉できます。

引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError...
...list[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
r
escue
r
aise #=> `open': No such file or directory - "nonexist" (Errno::ENOENT)
end
//}

引数を渡した場合は、例外メッセージ message を持った error_type の示す例外(省略時 RuntimeError)を
発生させます。

error_type と...
...きます。

@param error_type 発生させる例外を例外クラスまたは例外クラスのインスタンスで指定します。
@param message 例外のメッセージとなる文字列です。
@param backtrace 例外発生時のスタックトレースで、Kernel.#caller の戻り値と...
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