キーワード
-
allocation
_ sourcefile (11) -
allocation
_ sourceline (11) -
count
_ nodes (11) -
count
_ objects (11) -
count
_ objects _ size (11) -
count
_ tdata _ objects (11) -
define
_ finalizer (22) -
each
_ object (22) -
garbage
_ collect (11) -
memsize
_ of _ all (11) -
reachable
_ objects _ from (11) -
trace
_ object _ allocations _ start (11) -
trace
_ object _ allocations _ stop (11) -
undefine
_ finalizer (11)
検索結果
先頭5件
-
ObjectSpace
. # garbage _ collect(full _ mark: true , immediate _ sweep: true) -> nil (15501.0) -
どこからも参照されなくなったオブジェクトを回収します。 GC.start と同じです。
...@param full_mark マイナー GC を動作させる場合は false を、そうでない場
合は true を指定します。
@param immediate_sweep sweep を遅らせる(Lazy Sweep を行う)場合は false
を、そうでない場合は true を指定し......数は Ruby の実装やバージョンによって異なりま
す。将来のバージョンとの互換性も保証されません。また、Ruby の実装がサポー
トしていない場合はキーワード引数を指定しても無視される可能性があります。
@see GC.start... -
ObjectSpace
. # reachable _ objects _ from(obj) -> Array | nil (15301.0) -
obj から到達可能なすべてのオブジェクトを返します。マーク不能なオブジェ クトを指定した場合は nil を返します。本メソッドを使う事でメモリリークの 調査が行えます。
...トを指定した場合は nil を返します。本メソッドを使う事でメモリリークの
調査が行えます。
//emlist[例][ruby]{
# 配列クラス(Array)と 'a'、'b'、'c' に到達可能。
ObjectSpace.reachable_objects_from(['a', 'b', 'c'])
# => [Array, 'a', 'b', 'c']
//}
obj......。
//emlist[例][ruby]{
# 配列クラス(Array)と v に到達可能。
ObjectSpace.reachable_objects_from([v = 'a', v, v])
# => [Array, 'a']
# 配列クラス(Array)と 3 つの異なる 'a' オブジェクトに到達可能。
ObjectSpace.reachable_objects_from(['a', 'a', 'a'])
# => [Array, 'a......true、false、nil、Symbol、
Fixnum、Flonum(即値の Float オブジェクト))を指定した場合は
nil を返します。
//emlist[例][ruby]{
# 1 はマーク不能
ObjectSpace.reachable_objects_from(1)
# => nil
//}
obj が内部でオブジェクトへの参照を持つ場合、
ObjectS... -
ObjectSpace
. # trace _ object _ allocations _ start -> nil (15301.0) -
オブジェクト割り当てのトレースを開始します。
...オブジェクト割り当てのトレースを開始します。
@see ObjectSpace.#trace_object_allocations_stop... -
ObjectSpace
. # trace _ object _ allocations _ stop -> nil (15301.0) -
オブジェクト割り当てのトレースを終了します。
...オブジェクト割り当てのトレースを終了します。
トレースを終了する為には、ObjectSpace.#trace_object_allocations_startを呼んだ回数分だけこのメソッドを呼ぶ必要があります。
@see ObjectSpace.#trace_object_allocations_start... -
ObjectSpace
. # memsize _ of _ all(klass = nil) -> Integer (12319.0) -
すべての生存しているオブジェクトが消費しているメモリ使用量をバイト単位 で返します。
...すべての生存しているオブジェクトが消費しているメモリ使用量をバイト単位
で返します。
@param klass 指定したクラスのインスタンスのメモリ使用量を返します。省略
した場合はすべてのクラスのインスタンス......のような Ruby のコードで定義できます。
//emlist[例][ruby]{
def memsize_of_all klass = false
total = 0
ObjectSpace.each_object{|e|
total += ObjectSpace.memsize_of(e) if klass == false || e.kind_of?(klass)
}
total
end
//}
戻り値の内容は完全ではない事に注......くまでもヒ
ントとして扱う必要があります。特に T_DATA の値は正しくないでしょう。
また、同様に戻り値の内容は malloc されたメモリの合計でもない事に注意し
てください。
本メソッドは C Ruby 以外では動作しません。... -
ObjectSpace
. # allocation _ sourcefile(object) -> String (12301.0) -
objectの元となったソースファイル名を返します。
...objectの元となったソースファイル名を返します。
@param object 元となるソースファイル名を取得したいobjectを指定します。
@return objectの元となるソースファイル名を返します。存在しない場合はnilを返します。
//emlist[例:test.......uby]{
require 'objspace'
ObjectSpace::trace_object_allocations_start
obj = Object.new
puts "file:#{ObjectSpace::allocation_sourcefile(obj)}" # => file:test.rb
ObjectSpace::trace_object_allocations_stop
//}
@see ObjectSpace.#trace_object_allocations_start,
ObjectSpace.#trace_object_allocatio... -
ObjectSpace
. # allocation _ sourceline(object) -> Integer (12301.0) -
objectの元となったソースファイルの行番号を返します。
...objectの元となったソースファイルの行番号を返します。
@param object 元となるソースファイルの行番号を取得したいobjectを指定します。
@return objectの元となるソースファイルの行番号を返します。存在しない場合はnilを返し......emlist[例][ruby]{
require 'objspace'
ObjectSpace::trace_object_allocations_start
obj = Object.new
puts "line:#{ObjectSpace::allocation_sourceline(obj)}" # => line:4
ObjectSpace::trace_object_allocations_stop
//}
@see ObjectSpace.#trace_object_allocations_start,
ObjectSpace.#trace_object_all... -
ObjectSpace
. # define _ finalizer(obj) {|id| . . . } -> Array (12301.0) -
obj が解放されるときに実行されるファイナライザ proc を 登録します。同じオブジェクトについて複数回呼ばれたときは置き換えで はなく追加登録されます。固定値 0 と proc を配列にして返します。
...ックを指定した場合は、そのブロックがファイナライザになります。
obj の回収時にブロックは obj の ID (BasicObject#__id__)を引数とし
て実行されます。
しかし、後述の問題があるのでブロックでファイナライザを登録するのは......い方の注意
以下は、define_finalizer の使い方の悪い例です。
//emlist[悪い例][ruby]{
class Foo
def initialize
ObjectSpace.define_finalizer(self) {
puts "foo"
}
end
end
Foo.new
GC.start
//}
これは、渡された proc の self が obj を参照しつ
づけ......いでしょう。
//emlist[例][ruby]{
class Baz
def initialize
ObjectSpace.define_finalizer self, eval(%q{
proc {
raise "baz" rescue puts $!
raise "baz2"
puts "baz3"
}
}, TOPLEVEL_BINDING)
end
end
Baz.new
GC.start
# => baz
//}
@see spec/rubycmd... -
ObjectSpace
. # define _ finalizer(obj , proc) -> Array (12301.0) -
obj が解放されるときに実行されるファイナライザ proc を 登録します。同じオブジェクトについて複数回呼ばれたときは置き換えで はなく追加登録されます。固定値 0 と proc を配列にして返します。
...ックを指定した場合は、そのブロックがファイナライザになります。
obj の回収時にブロックは obj の ID (BasicObject#__id__)を引数とし
て実行されます。
しかし、後述の問題があるのでブロックでファイナライザを登録するのは......い方の注意
以下は、define_finalizer の使い方の悪い例です。
//emlist[悪い例][ruby]{
class Foo
def initialize
ObjectSpace.define_finalizer(self) {
puts "foo"
}
end
end
Foo.new
GC.start
//}
これは、渡された proc の self が obj を参照しつ
づけ......いでしょう。
//emlist[例][ruby]{
class Baz
def initialize
ObjectSpace.define_finalizer self, eval(%q{
proc {
raise "baz" rescue puts $!
raise "baz2"
puts "baz3"
}
}, TOPLEVEL_BINDING)
end
end
Baz.new
GC.start
# => baz
//}
@see spec/rubycmd... -
ObjectSpace
. # undefine _ finalizer(obj) -> object (12301.0) -
obj に対するファイナライザをすべて解除します。 obj を返します。
...//emlist[例][ruby]{
class Sample
def Sample.callback
proc {
puts "finalize"
}
end
def initialize
ObjectSpace.define_finalizer(self, Sample.callback)
end
def undef
ObjectSpace.undefine_finalizer(self)
end
end
Sample.new
GC.start
# => finalize
Sample.new
sample.u......ndef
GC.start
# ※何も出力されない
//}
@see ObjectSpace.#define_finalizer...