るりまサーチ (Ruby 2.4.0)

最速Rubyリファレンスマニュアル検索!
761件ヒット [1-100件を表示] (0.125秒)

別のキーワード

  1. _builtin new
  2. _builtin inspect
  3. _builtin []
  4. _builtin to_s
  5. _builtin each

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モジュール

オブジェクト

キーワード

検索結果

<< 1 2 3 ... > >>

Rational#-(other) -> Rational | Float (87937.0)

差を計算します。

差を計算します。

@param other 自身から引く数

other に Float を指定した場合は、計算結果を Float で返しま
す。

//emlist[例][ruby]{
r = Rational(3, 4)
r - 1 # => (-1/4)
r - 0.5 # => 0.25
//}

Float#-(other) -> Float (87619.0)

算術演算子。差を計算します。

算術演算子。差を計算します。

@param other 二項演算の右側の引数(対象)

//emlist[例][ruby]{
# 差
4.5 - 1.3 # => 3.2
//}

Time.at(time) -> Time (78934.0)

time で指定した時刻の Time オブジェクトを返します。

time で指定した時刻の Time オブジェクトを返します。

引数が数値の場合、生成された Time オブジェクトのタイムゾーンは地方時となります。

@param time Time オブジェクト、もしくは起算時からの経過秒数を表わす数値で指定します。

//emlist[][ruby]{
Time.at(0) # => 1970-01-01 09:00:00 +0900
Time.at(Time.at(0)) # => 1970-01-01 09:00:00 +0900
Time...

Time#-(time) -> Float (78712.0)

自身と time との時刻の差を Float で返します。単位は秒です。

自身と time との時刻の差を Float で返します。単位は秒です。

@param time 自身との差を算出したい Time オブジェクトを指定します。

//emlist[][ruby]{
p t = Time.local(2000) # => 2000-01-01 00:00:00 +0900
p t2 = t + 2592000 # => 2000-01-31 00:00:00 +0900
p t2 - t # => 2592000.0
//}

Time.at(time, usec) -> Time (78679.0)

time + (usec/1000000) の時刻を表す Time オブジェクトを返します。 浮動小数点の精度では不十分な場合に使用します。

time + (usec/1000000) の時刻を表す Time オブジェクトを返します。
浮動小数点の精度では不十分な場合に使用します。

生成された Time オブジェクトのタイムゾーンは地方時となります。

@param time 起算時からの経過秒数を表わす値をInteger、 Float、 Rational、または他のNumericで指定します。

@param usec マイクロ秒をInteger、 Float、 Rational、または他のNumericで指定します。


//emlist[][ruby]{
Time.at(946684800, 123456.789).nse...

絞り込み条件を変える

Array#at(nth) -> object | nil (69634.0)

nth 番目の要素を返します。nth 番目の要素が存在しない時には nil を返します。

nth 番目の要素を返します。nth 番目の要素が存在しない時には nil を返します。

@param nth インデックスを整数で指定します。
先頭の要素が 0 番目になります。nth の値が負の時には末尾から
のインデックスと見倣します。末尾の要素が -1 番目になります。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる
暗黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定...

Array#repeated_combination(n) -> Enumerator (61201.0)

サイズ n の重複組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行 します。

サイズ n の重複組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行
します。

得られる組み合わせの順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると、
組み合わせを生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成される配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emli...

Array#repeated_permutation(n) -> Enumerator (61201.0)

サイズ n の重複順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

サイズ n の重複順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

得られる順列の順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると, 順列
を生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成する配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby...

File::PATH_SEPARATOR -> ";" | ":" (60949.0)

PATH 環境変数の要素のセパレータです。UNIX では ":" MS-DOS な どでは ";" です。

PATH 環境変数の要素のセパレータです。UNIX では ":" MS-DOS な
どでは ";" です。

Array#repeated_combination(n) { |c| ... } -> self (60901.0)

サイズ n の重複組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行 します。

サイズ n の重複組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行
します。

得られる組み合わせの順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると、
組み合わせを生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成される配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emli...

絞り込み条件を変える

Array#repeated_permutation(n) { |p| ... } -> self (60901.0)

サイズ n の重複順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

サイズ n の重複順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

得られる順列の順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると, 順列
を生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成する配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby...

MatchData#values_at(*index) -> [String] (60766.0)

正規表現中の n 番目の括弧にマッチした部分文字列の配列を返します。

正規表現中の n 番目の括弧にマッチした部分文字列の配列を返します。

0 番目は $& のようにマッチした文字列全体を表します。

@param index インデックスを整数またはシンボル(名前付きキャプチャの場合)で 0 個以上指定します。

//emlist[例][ruby]{
m = /(foo)(bar)(baz)/.match("foobarbaz")
# same as m.to_a.values_at(...)
p m.values_at(0, 1, 2, 3, 4) # => ["foobarbaz", "foo", "bar", "baz", nil]
p m...

MatchData#post_match -> String (60601.0)

マッチした部分より後ろの文字列を返します($'と同じ)。

マッチした部分より後ろの文字列を返します($'と同じ)。

//emlist[例][ruby]{
/(bar)(BAZ)?/ =~ "foobarbaz"
p $~.post_match # => "baz"
//}

@see MatchData#pre_match

MatchData#pre_match -> String (60601.0)

マッチした部分より前の文字列を返します($`と同じ)。

マッチした部分より前の文字列を返します($`と同じ)。

//emlist[例][ruby]{
/(bar)(BAZ)?/ =~ "foobarbaz"
p $~.pre_match # => "foo"
//}

@see MatchData#post_match

Float#next_float -> Float (52369.0)

浮動小数点数で表現可能な self の次の値を返します。

浮動小数点数で表現可能な self の次の値を返します。

Float::MAX.next_float、Float::INFINITY.next_float は
Float::INFINITY を返します。Float::NAN.next_float は
Float::NAN を返します。

//emlist[例][ruby]{
p 0.01.next_float # => 0.010000000000000002
p 1.0.next_float # => 1.0000000000000002
p 100.0.next_float # => 100.00000000000001

p ...

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Float#prev_float -> Float (52369.0)

浮動小数点数で表現可能な self の前の値を返します。

浮動小数点数で表現可能な self の前の値を返します。

(-Float::MAX).prev_float と (-Float::INFINITY).prev_float
は -Float::INFINITY を返します。Float::NAN.prev_float は
Float::NAN を返します。

//emlist[例][ruby]{
p 0.01.prev_float # => 0.009999999999999998
p 1.0.prev_float # => 0.9999999999999999
p 100.0.prev_float # => 99.9999999999...

Math.#atanh(x) -> Float (51937.0)

x の逆双曲線正接関数(area hyperbolic tangent)の値を返します。

x の逆双曲線正接関数(area hyperbolic tangent)の値を返します。

=== 定義

atanh(x) = log((1+x)/(1-x)) / 2 [-1 < x < 1]

@param x -1 < x < 1 の実数

@return 実数

@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。

@raise Math::DomainError x に範囲外の実数を指定した場合に発生します。

@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。

@see Math.#tanh

Math.#atan2(y, x) -> Float (51919.0)

y / x の逆正接関数(arctangent)の値をラジアンで返します。

y / x の逆正接関数(arctangent)の値をラジアンで返します。

@param y 実数
@param x 実数

@return 返される値の範囲は [-π, π] です。


//emlist[例][ruby]{
Math.atan2(1,0) #=> 1.5707963267949
Math.atan2(-1,0) #=> -1.5707963267949
//}

@raise TypeError y, x に数値以外を指定した場合に発生します。

@raise RangeError y, x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。

@see Math.#...

Enumerator::Lazy#collect_concat {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (51901.0)

ブロックの実行結果をひとつに繋げたものに対してイテレートするような Enumerator::Lazy のインスタンスを返します。

ブロックの実行結果をひとつに繋げたものに対してイテレートするような
Enumerator::Lazy のインスタンスを返します。

//emlist[][ruby]{
["foo", "bar"].lazy.flat_map {|i| i.each_char.lazy}.force
#=> ["f", "o", "o", "b", "a", "r"]
//}

ブロックの返した値 x は、以下の場合にのみ分解され、連結されます。

* x が配列であるか、to_ary メソッドを持つとき
* x が each および force メソッドを持つ (例:Enumerator::Lazy) ...

Enumerator::Lazy#flat_map {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (51901.0)

ブロックの実行結果をひとつに繋げたものに対してイテレートするような Enumerator::Lazy のインスタンスを返します。

ブロックの実行結果をひとつに繋げたものに対してイテレートするような
Enumerator::Lazy のインスタンスを返します。

//emlist[][ruby]{
["foo", "bar"].lazy.flat_map {|i| i.each_char.lazy}.force
#=> ["f", "o", "o", "b", "a", "r"]
//}

ブロックの返した値 x は、以下の場合にのみ分解され、連結されます。

* x が配列であるか、to_ary メソッドを持つとき
* x が each および force メソッドを持つ (例:Enumerator::Lazy) ...

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Float#rationalize -> Rational (51901.0)

自身から eps で指定した許容誤差の範囲に収まるような Rational を返 します。

自身から eps で指定した許容誤差の範囲に収まるような Rational を返
します。

eps を省略した場合は誤差が最も小さくなるような Rational を返しま
す。

@param eps 許容する誤差

//emlist[例][ruby]{
0.3.rationalize # => (3/10)
1.333.rationalize # => (1333/1000)
1.333.rationalize(0.01) # => (4/3)
//}

Float#rationalize(eps) -> Rational (51901.0)

自身から eps で指定した許容誤差の範囲に収まるような Rational を返 します。

自身から eps で指定した許容誤差の範囲に収まるような Rational を返
します。

eps を省略した場合は誤差が最も小さくなるような Rational を返しま
す。

@param eps 許容する誤差

//emlist[例][ruby]{
0.3.rationalize # => (3/10)
1.333.rationalize # => (1333/1000)
1.333.rationalize(0.01) # => (4/3)
//}

Math.#atan(x) -> Float (51901.0)

x の逆正接関数(arctangent)の値をラジアンで返します。

x の逆正接関数(arctangent)の値をラジアンで返します。

@param x 実数

@return 返される値の範囲は [-π/2, +π/2] です。

@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。

@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Math.atan(0) # => 0.0
//}

@see Math.#atan2, Math.#tan

Rational#rationalize(eps = 0) -> Rational (51901.0)

自身から eps で指定した許容誤差の範囲に収まるような Rational を返 します。

自身から eps で指定した許容誤差の範囲に収まるような Rational を返
します。

eps を省略した場合は self を返します。

@param eps 許容する誤差

//emlist[例][ruby]{
r = Rational(5033165, 16777216)
r.rationalize # => (5033165/16777216)
r.rationalize(Rational(0.01)) # => (3/10)
r.rationalize(Rational(0.1)) # => (1/3)
//}

Float#-@ -> Float (51721.0)

単項演算子の - です。 self の符号を反転させたものを返します。

単項演算子の - です。
self の符号を反転させたものを返します。

//emlist[例][ruby]{
- 1.2 # => -1.2
- -1.2 # => 1.2
//}

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Rational#-@ -> Rational (51667.0)

単項演算子の - です。 self の符号を反転させたものを返します。

単項演算子の - です。
self の符号を反転させたものを返します。

//emlist[例][ruby]{
r = Rational(3, 4)
- r # => (-3/4)
//}

Rational#numerator -> Integer (51655.0)

分子を返します。

分子を返します。

@return 分子を返します。

//emlist[例][ruby]{
Rational(7).numerator # => 7
Rational(7, 1).numerator # => 7
Rational(9, -4).numerator # => -9
Rational(-2, -10).numerator # => 1
//}

@see Rational#denominator

Rational#denominator -> Integer (51637.0)

分母を返します。常に正の整数を返します。

分母を返します。常に正の整数を返します。

@return 分母を返します。

//emlist[例][ruby]{
Rational(7).denominator # => 1
Rational(7, 1).denominator # => 1
Rational(9, -4).denominator # => 4
Rational(-2, -10).denominator # => 5
//}

@see Rational#numerator

Float#negative? -> bool (51619.0)

self が 0 未満の場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

self が 0 未満の場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

//emlist[例][ruby]{
-0.1.negative? # => true
0.0.negative? # => false
0.1.negative? # => false
//}

@see Float#positive?

File::Stat#atime -> Time (51601.0)

最終アクセス時刻を返します。

最終アクセス時刻を返します。

//emlist[][ruby]{
fs = File::Stat.new($0)
#例
p fs.atime.to_a #=> [45, 5, 21, 5, 9, 2007, 3, 248, false, "\223\214\213\236 (\225W\217\200\216\236) "]
//}

@see Time

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Float#denominator -> Integer (51601.0)

自身を Rational に変換した時の分母を返します。

自身を Rational に変換した時の分母を返します。

@return 分母を返します。

//emlist[例][ruby]{
2.0.denominator # => 1
0.5.denominator # => 2
//}

@see Float#numerator

Float#numerator -> Integer (51601.0)

自身を Rational に変換した時の分子を返します。

自身を Rational に変換した時の分子を返します。

@return 分子を返します。

//emlist[例][ruby]{
2.0.numerator # => 2
0.5.numerator # => 1
//}

@see Float#denominator

Process::Status#exitstatus -> Integer | nil (51601.0)

exited? が真の場合プロセスが返した終了ステータスの整数を、そ うでない場合は nil を返します。

exited? が真の場合プロセスが返した終了ステータスの整数を、そ
うでない場合は nil を返します。

Rational#negative? -> bool (51601.0)

self が 0 未満の場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

self が 0 未満の場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

//emlist[例][ruby]{
Rational(1, 2).negative? # => false
Rational(-1, 2).negative? # => true
//}

@see Rational#positive?

Thread::Backtrace::Location#absolute_path -> String (51601.0)

self が表すフレームの絶対パスを返します。

self が表すフレームの絶対パスを返します。

//emlist[例][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end

Foo.new(0..2).locations.map do |call|
puts call.absolute_path
end

# => /path/to/foo.rb
# /path/to/foo.rb
# /path/to/foo.rb
//}

@see...

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Thread::Backtrace::Location#path -> String (51601.0)

self が表すフレームのファイル名を返します。

self が表すフレームのファイル名を返します。

例: Thread::Backtrace::Location の例1を用いた例

//emlist[][ruby]{
loc = c(0..1).first
loc.path # => "caller_locations.rb"
//}

@see Thread::Backtrace::Location#absolute_path

Encoding::Converter.search_convpath(source_encoding, destination_encoding, options) -> Array (43441.0)

引数で指定した文字エンコーディングの変換の経路を配列にして返します。

引数で指定した文字エンコーディングの変換の経路を配列にして返します。

@param source_encoding 変換元の文字エンコーディングを Encoding オ
ブジェクトか文字列で指定します。

@param destination_encoding 変換先の文字エンコーディングを
Encoding オブジェクトか文字列で指定し
ます。

@param options 変換の詳細を指定する定数やハッシュを指定します。
...

Kernel.#format(format, *arg) -> String (43261.0)

format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、 引数をフォーマットした文字列を返します。

format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、
引数をフォーマットした文字列を返します。

@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@see Kernel.#printf,Time#strftime,Date.strptime

=== sprintf フォーマット

Ruby の sprintf フォーマットは基本的に C 言語の sprintf(3)
のものと同じです。ただし、short や long などの C 特有の型に対する修飾子が
ないこと、2進数の指示子(%b, %B)が存在すること、s...

Regexp#match(str, pos = 0) -> MatchData | nil (43255.0)

指定された文字列 str に対して位置 pos から自身が表す正規表現によるマッ チングを行います。マッチした場合には結果を MatchData オブジェクトで返し ます。 マッチしなかった場合 nil を返します。

指定された文字列 str に対して位置 pos から自身が表す正規表現によるマッ
チングを行います。マッチした場合には結果を MatchData オブジェクトで返し
ます。
マッチしなかった場合 nil を返します。

省略可能な第二引数 pos を指定すると、マッチの開始位置を pos から行
うよう制御できます(pos のデフォルト値は 0)。

//emlist[例][ruby]{
p(/(.).(.)/.match("foobar", 3).captures) # => ["b", "r"]
p(/(.).(.)/.match("foobar", -3).captures) #...

File.fnmatch(pattern, path, flags = 0) -> bool (43201.0)

ファイル名のパターンマッチ fnmatch(3) を行います。 path が pattern にマッチすれば真を返します。そうでない場合には false を返します。

ファイル名のパターンマッチ fnmatch(3) を行います。
path が pattern にマッチすれば真を返します。そうでない場合には false を返します。

@param pattern パターンを文字列で指定します。ワイルドカードとして `*',
`?', `[]', `{}' が使用できます。
Dir.glob とは違って `**/' は使用できません。
//emlist[例][ruby]{
%w(foo foobar bar).each {|f|
p File.fnmatch("foo*", f)
}
# =>...

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File.fnmatch?(pattern, path, flags = 0) -> bool (43201.0)

ファイル名のパターンマッチ fnmatch(3) を行います。 path が pattern にマッチすれば真を返します。そうでない場合には false を返します。

ファイル名のパターンマッチ fnmatch(3) を行います。
path が pattern にマッチすれば真を返します。そうでない場合には false を返します。

@param pattern パターンを文字列で指定します。ワイルドカードとして `*',
`?', `[]', `{}' が使用できます。
Dir.glob とは違って `**/' は使用できません。
//emlist[例][ruby]{
%w(foo foobar bar).each {|f|
p File.fnmatch("foo*", f)
}
# =>...

Kernel.#require_relative(relative_feature) -> bool (43201.0)

現在のファイルからの相対パスで require します。

現在のファイルからの相対パスで require します。

require File.expand_path(relative_feature, File.dirname(__FILE__))
とほぼ同じです。

Kernel.#eval などで文字列を評価した場合に、そこから
require_relative を呼出すと必ず失敗します。

@param relative_feature ファイル名の文字列です。
@raise LoadError ロードに失敗した場合に発生します。
@see Kernel.#require

=== require と load のスコープ

ローカル変数...

Regexp.last_match -> MatchData (43201.0)

カレントスコープで最後に行った正規表現マッチの MatchData オ ブジェクトを返します。このメソッドの呼び出しは $~ の参照と同じです。

カレントスコープで最後に行った正規表現マッチの MatchData オ
ブジェクトを返します。このメソッドの呼び出しは $~
の参照と同じです。

//emlist[例][ruby]{
/(.)(.)/ =~ "ab"
p Regexp.last_match # => #<MatchData:0x4599e58>
p Regexp.last_match[0] # => "ab"
p Regexp.last_match[1] # => "a"
p Regexp.last_match[2] # => "b"
p Regexp.last_match[3] # => nil...

String#match(regexp, pos = 0) -> MatchData | nil (43201.0)

regexp.match(self, pos) と同じです。 regexp が文字列の場合は、正規表現にコンパイルします。 詳しくは Regexp#match を参照してください。

regexp.match(self, pos) と同じです。
regexp が文字列の場合は、正規表現にコンパイルします。
詳しくは Regexp#match を参照してください。

//emlist[例: regexp のみの場合][ruby]{
'hello'.match('(.)\1') # => #<MatchData "ll" 1:"l">
'hello'.match('(.)\1')[0] # => "ll"
'hello'.match(/(.)\1/)[0] # => "ll"
'hello'.match('xx') # => nil
//}
...

Symbol#match(other) -> MatchData | nil (43201.0)

正規表現 other とのマッチを行います。

正規表現 other とのマッチを行います。

(self.to_s.match(other) と同じです。)

@param other 比較対象のシンボルを指定します。

@return マッチが成功すれば MatchData オブジェクトを、そうでなければ nil を返します。

p :foo.match(/foo/) # => #<MatchData "foo">
p :foobar.match(/bar/) # => #<MatchData "bar">
p :foo.match(/bar/) # => nil

@see String#match
@see...

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Rational#truncate(precision = 0) -> Rational | Integer (42973.0)

小数点以下を切り捨てて値を整数に変換します。

小数点以下を切り捨てて値を整数に変換します。

@param precision 計算結果の精度

@raise TypeError precision に整数以外のものを指定すると発生します。

//emlist[例][ruby]{
Rational(2, 3).to_i # => 0
Rational(3).to_i # => 3
Rational(300.6).to_i # => 300
Rational(98, 71).to_i # => 1
Rational(-31, 2).to_i # => -15
//}

precision を指定した場合は指定した桁数で切り...

File.stat(filename) -> File::Stat (42937.0)

filename の情報を含む File::Stat オブジェクトを生成し て返します。

filename の情報を含む File::Stat オブジェクトを生成し
て返します。

@param filename ファイル名を表す文字列を指定します。

@raise Errno::EXXX 情報の取得に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.stat("testfile").class # => File::Stat
File.stat("testfile").mtime # => 2017-12-10 01:13:56 +0900
//}

@see IO#stat, File#lstat

IO#stat -> File::Stat (42937.0)

ファイルのステータスを含む File::Stat オブジェクトを生成して 返します。

ファイルのステータスを含む File::Stat オブジェクトを生成して
返します。

@raise Errno::EXXX ステータスの読み込みに失敗した場合に発生します。

@raise IOError 既に close されていた場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "This is line one\nThis is line two\n")
File.open("testfile") do |f|
s = f.stat
"%o" % s.mode # => "100644"
s.blksize ...

Exception#backtrace_locations -> [Thread::Backtrace::Location] (42919.0)

バックトレース情報を返します。Exception#backtraceに似ていますが、 Thread::Backtrace::Location の配列を返す点が異なります。

バックトレース情報を返します。Exception#backtraceに似ていますが、
Thread::Backtrace::Location の配列を返す点が異なります。

現状では Exception#set_backtrace によって戻り値が変化する事はあり
ません。

//emlist[例: test.rb][ruby]{
require "date"
def check_long_month(month)
return if Date.new(2000, month, -1).day == 31
raise "#{month} is not long month"
end
...

Float#truncate(ndigits = 0) -> Integer | Float (42919.0)

小数点以下を切り捨てて値を整数に変換します。

小数点以下を切り捨てて値を整数に変換します。

@param ndigits 10進数での小数点以下の有効桁数を整数で指定します。
正の整数を指定した場合、Float を返します。
小数点以下を、最大 n 桁にします。
負の整数を指定した場合、Integer を返します。
小数点位置から左に少なくとも n 個の 0 が並びます。

//emlist[例][ruby]{
2.8.truncate # => 2
(-2.8).truncate ...

絞り込み条件を変える

Integer#truncate(ndigits = 0) -> Integer | Float (42919.0)

0 から self までの整数で、自身にもっとも近い整数を返します。

0 から self までの整数で、自身にもっとも近い整数を返します。

@param ndigits 10進数での小数点以下の有効桁数を整数で指定します。
正の整数を指定した場合、Float を返します。
小数点以下を、最大 n 桁にします。
負の整数を指定した場合、Integer を返します。
小数点位置から左に少なくとも n 個の 0 が並びます。

//emlist[][ruby]{
1.truncate # => 1
1.truncate(2) ...

Kernel.#Float(arg) -> Float (42919.0)

引数を浮動小数点数(Float)に変換した結果を返します。

引数を浮動小数点数(Float)に変換した結果を返します。

引数が数値の場合は素直に変換し、文字列の場合
は整数や浮動小数点数と見なせるもののみ変換します。

メソッド Float は文字列に対し String#to_f よりも厳密な変換を行います。

@param arg 変換対象のオブジェクトです。
@raise ArgumentError 整数や浮動小数点数と見なせない文字列を引数に指定した場合に発生します。
@raise TypeError nil またはメソッド to_f を持たないオブジェクトを引数に指定したか、
to_f が浮動小数点数を返さ...

Array#combination(n) -> Enumerator (42901.0)

サイズ n の組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行します。

サイズ n の組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行します。

得られる組み合わせの順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると、組み合わせ
を生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成される配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emlist[...

Array#permutation(n = self.length) -> Enumerator (42901.0)

サイズ n の順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

サイズ n の順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

引数を省略した場合は配列の要素数と同じサイズの順列に対してブロックを実
行します。

得られる順列の順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると, 順列
を生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成する配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
...

Complex#rationalize -> Rational (42901.0)

自身を Rational に変換します。

自身を Rational に変換します。

@param eps 許容する誤差。常に無視されます。

@raise RangeError 虚部が実数か、0 ではない場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Complex(3).to_r # => (3/1)
Complex(3, 2).to_r # => RangeError
//}

絞り込み条件を変える

Complex#rationalize(eps) -> Rational (42901.0)

自身を Rational に変換します。

自身を Rational に変換します。

@param eps 許容する誤差。常に無視されます。

@raise RangeError 虚部が実数か、0 ではない場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Complex(3).to_r # => (3/1)
Complex(3, 2).to_r # => RangeError
//}

Enumerable#collect_concat -> Enumerator (42901.0)

各要素をブロックに渡し、その返り値を連結した配列を返します。

各要素をブロックに渡し、その返り値を連結した配列を返します。

ブロックの返り値は基本的に配列を返すべきです。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
[[1,2], [3,4]].flat_map{|i| i.map{|j| j*2}} # => [2,4,6,8]
//}

Enumerable#flat_map -> Enumerator (42901.0)

各要素をブロックに渡し、その返り値を連結した配列を返します。

各要素をブロックに渡し、その返り値を連結した配列を返します。

ブロックの返り値は基本的に配列を返すべきです。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
[[1,2], [3,4]].flat_map{|i| i.map{|j| j*2}} # => [2,4,6,8]
//}

File#lstat -> File::Stat (42901.0)

ファイルの状態を含む File::Stat オブジェクトを生成して返します。 シンボリックリンクに関してリンクそのものの情報を返します。 lstat(2) を実装していないシステムでは、IO#statと同じです。

ファイルの状態を含む File::Stat オブジェクトを生成して返します。
シンボリックリンクに関してリンクそのものの情報を返します。
lstat(2) を実装していないシステムでは、IO#statと同じです。

@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。

@raise IOError 自身が close されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
# testlink は testfile のシンボリックリンク
File.open("testlink") do |f|
p f.lstat == File.stat("testfil...

File.expand_path(path, default_dir = &#39;.&#39;) -> String (42901.0)

path を絶対パスに展開した文字列を返します。 path が相対パスであれば default_dir を基準にします。

path を絶対パスに展開した文字列を返します。
path が相対パスであれば default_dir を基準にします。

先頭の ~ はホームディレクトリ(環境変数 HOME が使われます)に、
~USER はそのユーザのホームディレクトリに展開されます。

//emlist[例][ruby]{
p Dir.getwd #=> "/home/matz/work/foo"
p ENV["HOME"] #=> "/home/matz"
p File.expand_path("..") #=> "/h...

絞り込み条件を変える

File.lstat(filename) -> File::Stat (42901.0)

File.statと同様ですが、シンボリックリンクに関してリンクそのものの 情報を File::Stat として返します。lstat(2) を実装していないシステムでは、File.stat と同じです。

File.statと同様ですが、シンボリックリンクに関してリンクそのものの
情報を File::Stat として返します。lstat(2) を実装していないシステムでは、File.stat と同じです。

@param filename ファイル名を表す文字列を指定します。

@raise Errno::EXXX 情報の取得に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
# link.rb は t.rb のシンボリックリンク
File.lstat("link.rb") == File.stat("t.rb") # => false
File.stat("link.rb...

File.realdirpath(pathname, basedir = nil) -> String (42901.0)

与えられた pathname に対応する絶対パスを返します。

与えられた pathname に対応する絶対パスを返します。

pathname の最後のコンポーネントは存在していなくても例外は発生しません。

@param pathname ファイル名を指定します。

@param basedir ベースディレクトリを指定します。省略するとカレントディレクトリを使用します。

@raise Errno::ENOENT ファイルが存在しない場合に発生します。

File.realpath(pathname, basedir = nil) -> String (42901.0)

与えられた pathname に対応する絶対パスを返します。

与えられた pathname に対応する絶対パスを返します。

pathname の全てのコンポーネントは存在しなければなりません。

@param pathname ファイル名を指定します。

@param basedir ベースディレクトリを指定します。省略するとカレントディレクトリを使用します。

@raise Errno::ENOENT ファイルが存在しない場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
ENV["HOME"] # => "/home/matz"
File.symlink("testfile", "testlink"...

File.truncate(path, length) -> 0 (42901.0)

path で指定されたファイルのサイズを最大 length バイト にします。

path で指定されたファイルのサイズを最大 length バイト
にします。

サイズの変更に成功すれば 0 を返します。失敗した場合は例外
Errno::EXXX が発生します。

@param path パスを表す文字列を指定します。

@param length 変更したいサイズを整数で与えます。

@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "1234567890")
File.truncate("testfile", 5) # => 0
File.size("testfil...

Integer#rationalize -> Rational (42901.0)

自身を Rational に変換します。

自身を Rational に変換します。

@param eps 許容する誤差

引数 eps は常に無視されます。

//emlist[][ruby]{
2.rationalize # => (2/1)
2.rationalize(100) # => (2/1)
2.rationalize(0.1) # => (2/1)
//}

絞り込み条件を変える

Integer#rationalize(eps) -> Rational (42901.0)

自身を Rational に変換します。

自身を Rational に変換します。

@param eps 許容する誤差

引数 eps は常に無視されます。

//emlist[][ruby]{
2.rationalize # => (2/1)
2.rationalize(100) # => (2/1)
2.rationalize(0.1) # => (2/1)
//}

Kernel.#Rational(x, y = 1) -> Rational (42901.0)

引数を有理数(Rational)に変換した結果を返します。

引数を有理数(Rational)に変換した結果を返します。

@param x 変換対象のオブジェクトです。

@param y 変換対象のオブジェクトです。省略した場合は x だけを用いて
Rational オブジェクトを作成します。


@raise ArgumentError 変換できないオブジェクトを指定した場合に発生します。

引数 x、y の両方を指定した場合、x/y した Rational オブジェクトを
返します。

//emlist[例][ruby]{
Rational("1/3") # => (1/3)
Rational(1, 3) ...

Kernel.#caller_locations(range) -> [Thread::Backtrace::Location] | nil (42901.0)

現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引 数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引
数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。

@param length 取得するフレームの個数を指定します。

@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
def test1(start, length)
locations = caller_locations(start, length)
p locations
...

Kernel.#caller_locations(start = 1, length = nil) -> [Thread::Backtrace::Location] | nil (42901.0)

現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引 数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引
数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。

@param length 取得するフレームの個数を指定します。

@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
def test1(start, length)
locations = caller_locations(start, length)
p locations
...

NilClass#rationalize -> Rational (42901.0)

0/1 を返します。

0/1 を返します。

@param eps 許容する誤差

引数 eps は常に無視されます。

//emlist[例][ruby]{
nil.rationalize # => (0/1)
nil.rationalize(100) # => (0/1)
nil.rationalize(0.1) # => (0/1)
//}

絞り込み条件を変える

NilClass#rationalize(eps) -> Rational (42901.0)

0/1 を返します。

0/1 を返します。

@param eps 許容する誤差

引数 eps は常に無視されます。

//emlist[例][ruby]{
nil.rationalize # => (0/1)
nil.rationalize(100) # => (0/1)
nil.rationalize(0.1) # => (0/1)
//}

Thread#backtrace_locations(range) -> [Thread::Backtrace::Location] | nil (42901.0)

スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配 列で返します。

スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配
列で返します。

引数で指定した値が範囲外の場合、スレッドがすでに終了している場合は nil
を返します。

@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。

@param length 取得するフレームの個数を指定します。

@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

Kernel.#caller_locations と似ていますが、本メソッドは self に限定
した情報を返します。

//emlist[例][ruby]...

Thread#backtrace_locations(start = 0, length = nil) -> [Thread::Backtrace::Location] | nil (42901.0)

スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配 列で返します。

スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配
列で返します。

引数で指定した値が範囲外の場合、スレッドがすでに終了している場合は nil
を返します。

@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。

@param length 取得するフレームの個数を指定します。

@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

Kernel.#caller_locations と似ていますが、本メソッドは self に限定
した情報を返します。

//emlist[例][ruby]...

Array#values_at(*selectors) -> Array (42856.0)

引数で指定されたインデックスに対応する要素を配列で返します。インデッ クスに対応する値がなければ nil が要素になります。

引数で指定されたインデックスに対応する要素を配列で返します。インデッ
クスに対応する値がなければ nil が要素になります。

@param selectors インデックスを整数もしくは整数の Range で指定します。

//emlist[例][ruby]{
ary = %w( a b c d e )
p ary.values_at( 0, 2, 4 ) #=> ["a", "c", "e"]
p ary.values_at( 3, 4, 5, 6, 35 ) #=> ["d", "e", nil, nil, nil]
p ary.values_at( 0, -1,...

Encoding::STATELESS_ISO_2022_JP_KDDI -> Encoding (42847.0)

stateless-ISO-2022-JP-KDDI エンコーディングです。

stateless-ISO-2022-JP-KDDI エンコーディングです。

stateless-ISO-2022-JP の亜種です。
KDDI の携帯電話で使われる絵文字が含まれています。


@see https://www.au.com/ezfactory/tec/spec/img/typeD.pdf

絞り込み条件を変える

Encoding::Stateless_ISO_2022_JP_KDDI -> Encoding (42847.0)

stateless-ISO-2022-JP-KDDI エンコーディングです。

stateless-ISO-2022-JP-KDDI エンコーディングです。

stateless-ISO-2022-JP の亜種です。
KDDI の携帯電話で使われる絵文字が含まれています。


@see https://www.au.com/ezfactory/tec/spec/img/typeD.pdf

Encoding::STATELESS_ISO_2022_JP -> Encoding (42799.0)

stateless-ISO-2022-JP エンコーディングです。

stateless-ISO-2022-JP エンコーディングです。

ISO-2022-JPをステートレスに扱うための方式です。
Emacs-Mule エンコーディングを元にしています。

Encoding::Stateless_ISO_2022_JP -> Encoding (42799.0)

stateless-ISO-2022-JP エンコーディングです。

stateless-ISO-2022-JP エンコーディングです。

ISO-2022-JPをステートレスに扱うための方式です。
Emacs-Mule エンコーディングを元にしています。

Kernel.#at_exit { ... } -> Proc (42766.0)

与えられたブロックをインタプリタ終了時に実行します。

与えられたブロックをインタプリタ終了時に実行します。

at_exitがメソッドである点を除けば、END ブロックによる終了
処理の登録と同等です。登録した処理を取り消すことはできません。
spec/terminateも参照してください。

@return 登録した処理を Proc オブジェクトで返します。

//emlist[例][ruby]{
3.times do |i|
at_exit{puts "at_exit#{i}"}
end
END{puts "END"}
at_exit{puts "at_exit"}
puts "main_end"

#=> main_end
# a...

Encoding.compatible?(obj1, obj2) -> Encoding | nil (42745.0)

2つのオブジェクトのエンコーディングに関する互換性をチェックします。 互換性がある場合はそのエンコーディングを、 ない場合は nil を返します。

2つのオブジェクトのエンコーディングに関する互換性をチェックします。
互換性がある場合はそのエンコーディングを、
ない場合は nil を返します。

引数が両方とも文字列である場合、互換性があるならば
その文字列を結合できます。この場合返り値のエンコーディングは
結合した文字列が取るであろう Encoding オブジェクトを返します。

//emlist[例][ruby]{
Encoding.compatible?("\xa1".force_encoding("iso-8859-1"), "b")
#=> #<Encoding:ISO-8859-1>

Encoding.compatible?...

絞り込み条件を変える

Encoding::Converter#convpath -> Array (42745.0)

変換器が行う変換の経路を配列にして返します。

変換器が行う変換の経路を配列にして返します。

@return 変換器が行う変換の経路の配列

//emlist[][ruby]{
ec = Encoding::Converter.new("ISo-8859-1", "EUC-JP", crlf_newline: true)
p ec.convpath
#=> [[#<Encoding:ISO-8859-1>, #<Encoding:UTF-8>],
# [#<Encoding:UTF-8>, #<Encoding:EUC-JP>],
# "crlf_newline"]
//}

@see Encoding::Converter....

Encoding::Converter.asciicompat_encoding(encoding) -> Encoding | nil (42745.0)

同じ文字集合を持つ ASCII 互換エンコーディングを返します。

同じ文字集合を持つ ASCII 互換エンコーディングを返します。

@param string エンコーディング名
@param encoding エンコーディングオブジェクト
@return ASCII 互換エンコーディングのオブジェクトか nil

引数とエンコーディングと同じ文字集合を持つ ASCII 互換エンコーディングを返します。引数と戻り値、2 つのエンコーディング間では変換しても未定義文字の例外は発生しません。
引数が ASCII 互換エンコーディングである場合や、エンコーディングでない場合は nil を返します。

//emlist[][ruby]{
Encoding::Con...

Encoding::Converter.asciicompat_encoding(string) -> Encoding | nil (42745.0)

同じ文字集合を持つ ASCII 互換エンコーディングを返します。

同じ文字集合を持つ ASCII 互換エンコーディングを返します。

@param string エンコーディング名
@param encoding エンコーディングオブジェクト
@return ASCII 互換エンコーディングのオブジェクトか nil

引数とエンコーディングと同じ文字集合を持つ ASCII 互換エンコーディングを返します。引数と戻り値、2 つのエンコーディング間では変換しても未定義文字の例外は発生しません。
引数が ASCII 互換エンコーディングである場合や、エンコーディングでない場合は nil を返します。

//emlist[][ruby]{
Encoding::Con...

Kernel$$LOAD_PATH -> [String] (42709.0)

Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。

Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。

Kernel.#load や Kernel.#require
がファイルをロードする時に検索するディレクトリのリストを含む配列です。

起動時にはコマンドラインオプション -I で指定したディレクトリ、
環境変数 RUBYLIB の値、
コンパイル時に指定したデフォルト値
をこの順番で含みます。

以下に典型的な UNIX システム上でのロードパスを示します。

-I で指定したパス
環境変数 RUBYLIB の値
/usr/local/lib/ruby/site_ruby/VERSION サイト固有、バージョン依...

Encoding#replicate(name) -> Encoding (42655.0)

レシーバのエンコーディングを複製(replicate)します。 複製されたエンコーディングは元のエンコーディングと同じバイト構造を持たなければなりません。 name という名前のエンコーディングが既に存在する場合は ArgumentError を発生します。

レシーバのエンコーディングを複製(replicate)します。
複製されたエンコーディングは元のエンコーディングと同じバイト構造を持たなければなりません。
name という名前のエンコーディングが既に存在する場合は ArgumentError を発生します。

Ruby 3.2 から非推奨となり、Ruby 3.3 で削除予定です。

//emlist[][ruby]{
encoding = Encoding::UTF_8.replicate("REPLICATED_UTF-8") #=> #<Encoding:REPLICATED_UTF-8>
encoding.name ...

絞り込み条件を変える

Encoding::Converter#destination_encoding -> Encoding (42655.0)

変換先のエンコーディングを返します。

変換先のエンコーディングを返します。

@return 変換先のエンコーディング

//emlist[][ruby]{
ec = Encoding::Converter.new("utf-8", "euc-jp")
ec.destination_encoding #=> #<Encoding:EUC-JP>
//}

Regexp#match(str, pos = 0) {|m| ... } -> object | nil (42655.0)

指定された文字列 str に対して位置 pos から自身が表す正規表現によるマッ チングを行います。マッチした場合には結果を MatchData オブジェクトで返し ます。 マッチしなかった場合 nil を返します。

指定された文字列 str に対して位置 pos から自身が表す正規表現によるマッ
チングを行います。マッチした場合には結果を MatchData オブジェクトで返し
ます。
マッチしなかった場合 nil を返します。

省略可能な第二引数 pos を指定すると、マッチの開始位置を pos から行
うよう制御できます(pos のデフォルト値は 0)。

//emlist[例][ruby]{
p(/(.).(.)/.match("foobar", 3).captures) # => ["b", "r"]
p(/(.).(.)/.match("foobar", -3).captures) #...

File::ALT_SEPARATOR -> "\\" | nil (42649.0)

システムのファイルパスのセパレータが SEPARATOR と異なる場合 に設定されます。MS-DOS などでは "\\" です。UNIX や Cygwin などでは nil です。

システムのファイルパスのセパレータが SEPARATOR と異なる場合
に設定されます。MS-DOS などでは "\\" です。UNIX や Cygwin などでは nil です。

Array#delete_at(pos) -> object | nil (42640.0)

指定された位置 pos にある要素を取り除きそれを返します。 pos が範囲外であったら nil を返します。

指定された位置 pos にある要素を取り除きそれを返します。
pos が範囲外であったら nil を返します。

Array#at と同様に負のインデックスで末尾から位置を指定するこ
とができます。

@param pos 削除したい要素のインデックスを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる
暗黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emlist[例][r...

Hash#values_at(*keys) -> [object] (42640.0)

引数で指定されたキーに対応する値の配列を返します。

引数で指定されたキーに対応する値の配列を返します。

キーに対応する要素がなければデフォルト値が使用されます。

@param keys キーを 0 個以上指定します。

@return 引数で指定されたキーに対応する値の配列を返します。
引数が指定されなかった場合は、空の配列を返します。

//emlist[例][ruby]{
h = {1=>"a", 2=>"b", 3=>"c"}

p h.values_at(1,3,4) #=> ["a", "c", nil]
# [h[1], h[3] ,h[4]] と同じ
//}

@see Hash#...

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Complex#denominator -> Integer (42637.0)

分母を返します。

分母を返します。

以下のように、実部と虚部の分母の最小公倍数を整数で返します。

1 2 3+4i <- numerator(分子)
- + -i -> ----
2 3 6 <- denominator(分母)

//emlist[例][ruby]{
Complex('1/2+2/3i').denominator # => 6
Complex(3).numerator # => 1
//}

@see Complex#numerator

File#atime -> Time (42637.0)

最終アクセス時刻を Time オブジェクトとして返します。

最終アクセス時刻を Time オブジェクトとして返します。

@raise IOError 自身が close されている場合に発生します。

@raise Errno::EXXX ファイルの時刻の取得に失敗した場合に発生します。

//emlist[例:][ruby]{
IO.write("testfile", "test")
File.open("testfile") { |f| f.atime } # => 2017-12-21 22:58:17 +0900
//}

@see File#lstat, File#ctime, File#mtime, File#birthtime

File.atime(filename) -> Time (42637.0)

最終アクセス時刻を返します。

最終アクセス時刻を返します。

@param filename ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。

@raise Errno::EXXX ファイルの時刻の取得に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.atime(__FILE__) # => 2017-11-28 22:38:44 +0900
//}

Integer#numerator -> Integer (42637.0)

分子(常に自身)を返します。

分子(常に自身)を返します。

@return 分子を返します。

//emlist[][ruby]{
10.numerator # => 10
-10.numerator # => -10
//}

@see Integer#denominator

Numeric#truncate -> Integer (42637.0)

0 から 自身までの整数で、自身にもっとも近い整数を返します。

0 から 自身までの整数で、自身にもっとも近い整数を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.truncate #=> 1
1.2.truncate #=> 1
(-1.2).truncate #=> -1
(-1.5).truncate #=> -1
//}

@see Numeric#ceil, Numeric#floor, Numeric#round

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Time#saturday? -> bool (42637.0)

self の表す時刻が土曜日である場合に true を返します。 そうでない場合に false を返します。

self の表す時刻が土曜日である場合に true を返します。
そうでない場合に false を返します。

//emlist[][ruby]{
t = Time.local(2006, 6, 10) # => 2006-06-10 00:00:00 +0900
p t.saturday? # => true
//}

ENV.values_at(*key) -> [String] (42622.0)

引数で指定されたキー(環境変数名)に対応する値の配列を返します。存在 しないキーに対しては nil が対応します。

引数で指定されたキー(環境変数名)に対応する値の配列を返します。存在
しないキーに対しては nil が対応します。

例:

ENV.update({'FOO' => 'foo', 'BAR' => 'bar'})
p ENV.values_at(*%w(FOO BAR BAZ)) # => ["foo", "bar", nil]

@param key 環境変数名を指定します。文字列で指定します。
文字列以外のオブジェクトを指定した場合は to_str メソッドによる暗黙の型変換を試みます。

Struct#values_at(*members) -> [object] (42622.0)

引数で指定されたメンバの値の配列を返します。

引数で指定されたメンバの値の配列を返します。

@param members Integer か Range でメンバのインデックスを指定します。

@raise IndexError member が整数で存在しないメンバを指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Foo = Struct.new(:foo, :bar, :baz)
obj = Foo.new('FOO', 'BAR', 'BAZ')
p obj.values_at(0, 1, 2) # => ["FOO", "BAR", "BAZ"]
//}

[注意] 本メソッドの記述は Struct の...

Encoding::MACCROATIAN -> Encoding (42619.0)

MacCroatian エンコーディング。

MacCroatian エンコーディング。

Mac OS で使われる
8bit single-byteエンコーディングで、
クロアチア語、スベロニア語を取り扱うものです。

@see https://www.unicode.org/Public/MAPPINGS/VENDORS/APPLE/CROATIAN.TXT

Encoding::MacCroatian -> Encoding (42619.0)

MacCroatian エンコーディング。

MacCroatian エンコーディング。

Mac OS で使われる
8bit single-byteエンコーディングで、
クロアチア語、スベロニア語を取り扱うものです。

@see https://www.unicode.org/Public/MAPPINGS/VENDORS/APPLE/CROATIAN.TXT

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