Ruby 2.4.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > webrick/httpresponseライブラリ > WEBrick::HTTPResponseクラス
クラス・モジュールの継承リスト: WEBrick::HTTPResponse < Object < Kernel < BasicObject
HTTP のレスポンスを表すためのクラスです。
通常 WEBrick::HTTPResponse オブジェクトはサーブレットの service メソッドや do_XXX メソッドの引数として与えられるものであり、ユーザが明示的に生成する必要はありません。
定義 | 説明 | |
---|---|---|
new(config) -> WEBrick::HTTPResponse
|
HTTPResponse オブジェクトを生成して返します。 |
定義 | 説明 | |
---|---|---|
self[field] -> String
|
レスポンスのヘッダの該当する内容を文字列で返します。 |
|
self[field] = val
|
レスポンスの該当するヘッダに val を設定します。 |
|
body -> String | IO
|
クライアントに返す内容(エンティティボディ)を返します。 |
|
body=(val)
|
クライアントに返す内容(エンティティボディ)をセットします。 |
|
chunked=(flag)
|
真に設定するとクライアントに返す内容(エンティティボディ)を chunk に分けるようになります。 |
|
chunked? -> bool
|
真であればクライアントに返す内容(エンティティボディ)を chunk に分けます。 |
|
config -> Hash
|
自身が生成される時に指定されたハッシュを返します。 |
|
content_length -> Integer | nil
|
Content-Length ヘッダの値を整数で表すアクセサです。デフォルトは nil です。 |
|
content_type -> String | nil
|
Content-Type ヘッダの値を返します。 |
|
content_type=(val)
|
Content-Type ヘッダの値をセットします。 |
|
cookies -> [WEBrick::Cookie]
|
レスポンスの Set-Cookie ヘッダの値を表す WEBrick::Cookie オブジェクトの配列です。レスポンスに新たに Cookie を加えたい場合はこの配列に WEBrick::Cookie オブジェクトを加えます。 |
|
each {|key, val| ... }
|
レスポンスのヘッダ名を key、内容を val としてブロックを評価します。 |
|
filename -> String | nil
|
自身の内容があるファイルのそれである場合に、そのファイル名を返します。デフォルトは nil です。 |
|
filename=(file)
|
自身の内容があるファイルのそれである場合に、そのファイル名をセットします。デフォルトは nil です。 |
|
header -> Hash
|
ヘッダ名をキー、ヘッダの値を値とするハッシュを返します。ハッシュのキーも値も文字列です。 |
|
http_version -> WEBrick::HTTPVersion
|
レスポンスの HTTP のバージョンを表す WEBrick::HTTPVersion オブジェクトを返します。 |
|
keep_alive? -> bool
|
レスポンスの keep_alive が有効である場合は、真を返します。そうでない場合は偽を返します。デフォルトは真です。 |
|
keep_alive=(flag)
|
真をセットするとレスポンスの keep_alive が有効になります。デフォルトは真です。 |
|
reason_phrase -> String | nil
|
HTTP のレスポンスの最初の行の reason phrase を返します。この値が nil の場合 reason phrase は status から生成されます。デフォルトは nil です。 |
|
reason_phrase=(val)
|
HTTP のレスポンスの最初の行の reason phrase をセットします。この値が nil の場合 reason phrase は status から生成されます。デフォルトは nil です。 |
|
request_http_version -> WEBrick::HTTPVersion
|
リクエストの HTTP バージョンを返します。デフォルトでは自身の WEBrick::HTTPResponse#http_version が使われます。 |
|
request_http_version=(ver)
|
リクエストの HTTP バージョンをセットします。 |
|
request_method -> String | nil
|
リクエストの HTTP メソッドを返します。 |
|
request_method=(method)
|
リクエストの HTTP メソッドをセットします。デフォルトは nil です。 |
|
request_uri -> URI | nil
|
リクエストの URI を返します。 |
|
request_uri=(uri)
|
リクエストの URI をセットします。デフォルトは nil です。 |
|
sent_size -> Integer
|
クライアントに送られた内容(エンティティボディ)のバイト数を表す整数を返します。 |
|
set_error(status, backtrace = false) -> ()
|
自身の内容(エンティティボディ)を指定された status のエラーページにします。 |
|
set_redirect(status, url) -> ()
|
指定された url にリダイレクトするためのヘッダと内容(エンティティボディ)を設定し例外 status を発生させます。 |
|
status -> Integer
|
レスポンスのステータスコードを表す整数を返します。デフォルトは WEBrick::HTTPStatus::RC_OK です。 |
|
status=(status)
|
レスポンスのステータスコードを整数で指定します。 reason_phrase も適切なものに設定されます。 |
|
status_line -> String
|
HTTP のステータスラインを CR+LF 付き文字列で返します。 |
|
to_s -> String
|
実際にクライアントに送られるデータを文字列として返します。 |
!
!=
__id__
__send__
instance_eval
instance_exec
method_missing
singleton_method_added
singleton_method_removed
singleton_method_undefined
!~
<=>
==
===
=~
_dump
class
clone
define_singleton_method
display
enum_for
eql?
equal?
extend
freeze
frozen?
hash
initialize
initialize_copy
inspect
instance_of?
instance_variable_defined?
instance_variable_get
instance_variable_set
instance_variables
is_a?
itself
marshal_dump
marshal_load
method
methods
nil?
object_id
pretty_inspect
pretty_print
pretty_print_cycle
pretty_print_inspect
pretty_print_instance_variables
private_methods
protected_methods
psych_to_yaml
public_method
public_methods
public_send
remove_instance_variable
respond_to?
respond_to_missing?
send
singleton_class
singleton_method
singleton_methods
taint
tainted?
tap
to_a
to_ary
to_hash
to_int
to_io
to_proc
to_regexp
to_str
trust
untaint
untrust
untrusted?
.yaml_tag
::ARGF
::ARGV
::DATA
::ENV
::FALSE
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