るりまサーチ

最速Rubyリファレンスマニュアル検索!
220件ヒット [1-100件を表示] (0.144秒)
トップページ > クエリ:-[x] > クエリ:r[x] > モジュール:ObjectSpace[x]

別のキーワード

  1. _builtin -
  2. open-uri open
  3. irb/input-method new
  4. irb/input-method gets
  5. matrix -

検索結果

<< 1 2 3 > >>

ObjectSpace.#define_finalizer(obj) {|id| ...} -> Array (6207.0)

obj が解放されるときに実行されるファイナライザ proc を 登録します。同じオブジェクトについて複数回呼ばれたときは置き換えで はなく追加登録されます。固定値 0 と proc を配列にして返します。

...obj が解放されるときに実行されるファイナライザ proc を
登録します。同じオブジェクトについて複数回呼ばれたときは置き換えで
はなく追加登録されます。固定値 0 と proc を配列にして返します。

ブロックを指定した場...
...Proc オブジェクトを指定します。proc は obj の回収時に obj の ID を引数として実行されます。

=== 使い方の注意

以下は、define_finalizer の使い方の悪い例です。

//emlist[悪い例][ruby]{
class Foo
def initialize
ObjectSpace
.define_finalizer(...
...nalizer(self, Bar.callback)
end
end
Bar.new
GC.start
//}

proc の呼び出しで発生した大域脱出(exitや例外)は無視されます。
これは、スクリプトのメイン処理が GC の発生によって非同期に中断され
るのを防ぐためです。不安なうちは -d オ...

ObjectSpace.#define_finalizer(obj, proc) -> Array (6207.0)

obj が解放されるときに実行されるファイナライザ proc を 登録します。同じオブジェクトについて複数回呼ばれたときは置き換えで はなく追加登録されます。固定値 0 と proc を配列にして返します。

...obj が解放されるときに実行されるファイナライザ proc を
登録します。同じオブジェクトについて複数回呼ばれたときは置き換えで
はなく追加登録されます。固定値 0 と proc を配列にして返します。

ブロックを指定した場...
...Proc オブジェクトを指定します。proc は obj の回収時に obj の ID を引数として実行されます。

=== 使い方の注意

以下は、define_finalizer の使い方の悪い例です。

//emlist[悪い例][ruby]{
class Foo
def initialize
ObjectSpace
.define_finalizer(...
...nalizer(self, Bar.callback)
end
end
Bar.new
GC.start
//}

proc の呼び出しで発生した大域脱出(exitや例外)は無視されます。
これは、スクリプトのメイン処理が GC の発生によって非同期に中断され
るのを防ぐためです。不安なうちは -d オ...

ObjectSpace.#_id2ref(id) -> object (6201.0)

オブジェクト ID(BasicObject#__id__)からオブジェクトを得ます。

...id__)からオブジェクトを得ます。

@param id 取得したいオブジェクトの ID を整数で指定します。

@raise RangeError 対応するオブジェクトが存在しなければ発生します。

//emlist[例][ruby]{
a = "hoge"
p ObjectSpace._id2ref(a.__id__) #=> "hoge"
//}...

ObjectSpace.#allocation_sourcefile(object) -> String (6201.0)

objectの元となったソースファイル名を返します。

...ァイル名を返します。

@param object 元となるソースファイル名を取得したいobjectを指定します。
@return objectの元となるソースファイル名を返します。存在しない場合はnilを返します。

//emlist[例:test.rbというファイルで下記の...
...場合][ruby]{
r
equire 'objspace'

ObjectSpace
::trace_object_allocations_start
obj = Object.new
puts "file:#{ObjectSpace::allocation_sourcefile(obj)}" # => file:test.rb
ObjectSpace
::trace_object_allocations_stop
//}

@see ObjectSpace.#trace_object_allocations_start,
ObjectSpace
.#trace_object_...

ObjectSpace.#allocation_sourceline(object) -> Integer (6201.0)

objectの元となったソースファイルの行番号を返します。

...

@param object 元となるソースファイルの行番号を取得したいobjectを指定します。
@return objectの元となるソースファイルの行番号を返します。存在しない場合はnilを返します。

//emlist[例][ruby]{
r
equire 'objspace'

ObjectSpace
::trace_obj...
...ect_allocations_start
obj = Object.new
puts "line:#{ObjectSpace::allocation_sourceline(obj)}" # => line:4
ObjectSpace
::trace_object_allocations_stop
//}

@see ObjectSpace.#trace_object_allocations_start,
ObjectSpace
.#trace_object_allocations_stop...

絞り込み条件を変える

ObjectSpace.#garbage_collect(full_mark: true, immediate_sweep: true) -> nil (6201.0)

どこからも参照されなくなったオブジェクトを回収します。 GC.start と同じです。

...れなくなったオブジェクトを回収します。
GC.start と同じです。

@param full_mark マイナー GC を動作させる場合は false を、そうでない場
合は true を指定します。

@param immediate_sweep sweep を遅らせる(Lazy Sweep を行う)場...
...を、そうでない場合は true を指定します。

注意: これらのキーワード引数は Ruby の実装やバージョンによって異なりま
す。将来のバージョンとの互換性も保証されません。また、Ruby の実装がサポー
トしていない...
...場合はキーワード引数を指定しても無視される可能性があります。


@see GC.start...

ObjectSpace.#reachable_objects_from(obj) -> Array | nil (6201.0)

obj から到達可能なすべてのオブジェクトを返します。マーク不能なオブジェ クトを指定した場合は nil を返します。本メソッドを使う事でメモリリークの 調査が行えます。

...ッドを使う事でメモリリークの
調査が行えます。

//emlist[例][ruby]{
# 配列クラス(Array)と 'a'、'b'、'c' に到達可能。
ObjectSpace
.reachable_objects_from(['a', 'b', 'c'])
# => [Array, 'a', 'b', 'c']
//}

obj が 2 つ以上の同じオブジェクト x への参照...
.../emlist[例][ruby]{
# 配列クラス(Array)と v に到達可能。
ObjectSpace
.reachable_objects_from([v = 'a', v, v])
# => [Array, 'a']

# 配列クラス(Array)と 3 つの異なる 'a' オブジェクトに到達可能。
ObjectSpace
.reachable_objects_from(['a', 'a', 'a'])
# => [Array, 'a', 'a'...
...obj にマーク不能なオブジェクト(true、false、nil、Symbol、
Fixnum、Flonum(即値の Float オブジェクト))を指定した場合は
nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
# 1 はマーク不能
ObjectSpace
.reachable_objects_from(1)
# => nil
//}

obj が内部でオブジ...

ObjectSpace.#trace_object_allocations_start -> nil (6201.0)

オブジェクト割り当てのトレースを開始します。

...オブジェクト割り当てのトレースを開始します。

@see ObjectSpace.#trace_object_allocations_stop...

ObjectSpace.#trace_object_allocations_stop -> nil (6201.0)

オブジェクト割り当てのトレースを終了します。

...オブジェクト割り当てのトレースを終了します。

トレースを終了する為には、ObjectSpace.#trace_object_allocations_startを呼んだ回数分だけこのメソッドを呼ぶ必要があります。

@see ObjectSpace.#trace_object_allocations_start...

ObjectSpace.#undefine_finalizer(obj) -> object (6201.0)

obj に対するファイナライザをすべて解除します。 obj を返します。

...param obj ファイナライザを解除したいオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
class Sample
def Sample.callback
proc {
puts "finalize"
}
end

def initialize
ObjectSpace
.define_finalizer(self, Sample.callback)
end

def undef
ObjectSpace
....
...undefine_finalizer(self)
end
end

Sample.new
GC.start
# => finalize

Sample.new
sample.undef
GC.start
# ※何も出力されない
//}

@see ObjectSpace.#define_finalizer...

絞り込み条件を変える

<< 1 2 3 > >>