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Numeric
# div(other) -> Integer (117400.0) -
self を other で割った整数の商 q を返します。
...> 0 のとき: 0 <= r < other
* other < 0 のとき: other < r <= 0
* q は整数
をみたす数です。
商に対応する余りは Numeric#modulo で求められます。
div はメソッド / を呼びだし、floorを取ることで計算されます。
メソッド / の定義は... -
Numeric
# divmod(other) -> [Numeric] (81718.0) -
self を other で割った商 q と余り r を、 [q, r] という 2 要素の配列にして返します。 商 q は常に整数ですが、余り r は整数であるとは限りません。
...<= r < other
* other < 0 のとき: other < r <= 0
* q は整数
をみたす数です。
divmod が返す商は Numeric#div と同じです。
また余りは、Numeric#modulo と同じです。
このメソッドは、メソッド / と % によって定義されています。
@param o......ther 自身を割る数を指定します。
//emlist[例][ruby]{
11.divmod(3) #=> [3, 2]
(11.5).divmod(3.5) #=> [3, 1.0]
11.divmod(-3) #=> [-4, -1]
11.divmod(3.5) #=> [3, 0.5]
(-11).divmod(3.5) #=> [-4, 3.0]
//}
@see Numeric#div, Numeric#modulo... -
Numeric
# fdiv(other) -> Float | Complex (81343.0) -
self を other で割った商を Float で返します。 ただし Complex が関わる場合は例外です。 その場合も成分は Float になります。
...割った商を Float で返します。
ただし Complex が関わる場合は例外です。
その場合も成分は Float になります。
Numeric のサブクラスは、このメソッドを適切に再定義しなければなりません。
@param other 自身を割る数を指定しま......す。
//emlist[例][ruby]{
1.fdiv(3) #=> 0.3333333333333333
Complex(1, 1).fdiv 1 #=> (1.0+1.0i)
1.fdiv Complex(1, 1) #=> (0.5-0.5i)
//}
@see Numeric#quo... -
Numeric
# %(other) -> Numeric (63385.0) -
self を other で割った余り r を返します。
...* other < 0 のとき other < r <= 0
* q は整数
をみたす数です。
余り r は、other と同じ符号になります。
商 q は、Numeric#div (あるいは 「/」)で求められます。
modulo はメソッド % の呼び出しとして定義されています。
@param other 自......身を割る数を指定します。
//emlist[例][ruby]{
p 13.modulo(4) #=> 1
p (11.5).modulo(3.5) #=> 1.0
p 13.modulo(-4) #=> -3
p (-13).modulo(4) #=> 3
p (-13).modulo(-4) #=> -1
p (-11).modulo(3.5) #=> 3.0
//}
@see Numeric#divmod, Numeric#remainder... -
Numeric
# modulo(other) -> Numeric (63385.0) -
self を other で割った余り r を返します。
...* other < 0 のとき other < r <= 0
* q は整数
をみたす数です。
余り r は、other と同じ符号になります。
商 q は、Numeric#div (あるいは 「/」)で求められます。
modulo はメソッド % の呼び出しとして定義されています。
@param other 自......身を割る数を指定します。
//emlist[例][ruby]{
p 13.modulo(4) #=> 1
p (11.5).modulo(3.5) #=> 1.0
p 13.modulo(-4) #=> -3
p (-13).modulo(4) #=> 3
p (-13).modulo(-4) #=> -1
p (-11).modulo(3.5) #=> 3.0
//}
@see Numeric#divmod, Numeric#remainder... -
Numeric
# quo(other) -> Rational | Float | Complex (63157.0) -
self を other で割った商を返します。 整商を得たい場合は Numeric#div を使ってください。
...self を other で割った商を返します。
整商を得たい場合は Numeric#div を使ってください。
Numeric#fdiv が結果を Float で返すメソッドなのに対して quo はなるべく正確な数値を返すことを意図しています。
具体的には有理数の範......囲に収まる計算では Rational の値を返します。
Float や Complex が関わるときはそれらのクラスになります。
Numeric のサブクラスは、このメソッドを適切に再定義しなければなりません。
@param other 自身を割る数を指定します......。
//emlist[例][ruby]{
1.quo(3) #=> (1/3)
1.0.quo(3) #=> 0.3333333333333333
1.quo(3.0) #=> 0.3333333333333333
1.quo(0.5) #=> 2.0
Complex(1, 1).quo(1) #=> ((1/1)+(1/1)*i)
1.quo(Complex(1, 1)) #=> ((1/2)-(1/2)*i)
//}
@see Numeric#fdiv...