種類
- 特異メソッド (97)
- モジュール関数 (70)
- インスタンスメソッド (43)
クラス
- Dir (30)
- File (34)
-
File
:: Stat (1) - IO (64)
- Random (6)
- SystemCallError (5)
モジュール
- FileTest (1)
- Kernel (28)
- Process (23)
-
Process
:: GID (4) -
Process
:: Sys (10) -
Process
:: UID (4)
キーワード
- << (1)
- === (1)
- ` (1)
- advise (1)
- atime (2)
- binmode (1)
- birthtime (2)
- chdir (4)
- children (2)
- chmod (2)
- chown (2)
- chroot (1)
-
clock
_ gettime (1) - close (1)
-
close
_ read (1) -
close
_ write (1) - ctime (2)
- daemon (1)
- delete (2)
-
each
_ child (4) - egid= (1)
- eid= (2)
- entries (2)
- euid= (1)
- exec (4)
- fail (3)
- fcntl (1)
- flock (1)
- flush (1)
-
for
_ fd (1) - foreach (6)
- fsync (1)
- ftype (1)
- getpgid (1)
- getpgrp (1)
- getpriority (1)
- getrlimit (1)
- gets (1)
- getwd (1)
- gid= (1)
-
grant
_ privilege (2) - groups (1)
- groups= (1)
- kill (1)
- lchmod (1)
- link (1)
- lstat (2)
- lutime (1)
- mkdir (1)
- mtime (2)
- new (8)
- open (10)
- p (1)
- pipe (8)
- popen (14)
- pread (1)
- print (2)
- printf (3)
- putc (2)
- puts (2)
- pwd (1)
- pwrite (1)
- rand (6)
- read (5)
-
read
_ nonblock (1) - readline (1)
- readlines (4)
- readlink (1)
- readpartial (1)
- realdirpath (1)
- realpath (1)
- rename (1)
- reopen (3)
- rmdir (1)
- seek (1)
- select (1)
- setegid (1)
- seteuid (1)
- setgid (1)
- setpgid (1)
- setpgrp (1)
- setpriority (1)
- setregid (1)
- setresgid (1)
- setresuid (1)
- setreuid (1)
- setrgid (1)
- setrlimit (2)
- setruid (1)
- setsid (1)
- setuid (1)
- size (2)
- spawn (4)
- stat (2)
- switch (4)
- symlink (1)
- syscall (1)
- sysopen (1)
- sysread (1)
- sysseek (1)
- syswrite (1)
- truncate (2)
- uid= (1)
- unlink (2)
- utime (1)
- wait (1)
- wait2 (1)
- waitpid (1)
- waitpid2 (1)
- warn (1)
- write (1)
-
write
_ nonblock (1)
検索結果
先頭5件
-
SystemCallError
# errno -> Integer | nil (78490.0) -
レシーバに対応するシステム依存のエラーコードを返します。
レシーバに対応するシステム依存のエラーコードを返します。
エラーコードを渡さない形式で生成した場合は nil を返します。
begin
raise Errno::ENOENT
rescue Errno::ENOENT => err
p err.errno # => 2
p Errno::ENOENT::Errno # => 2
end
begin
raise SystemCallError, 'message'
rescue SystemCallError => err
p err.e... -
Kernel
. # raise -> () (69424.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。
//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d... -
Kernel
. # raise(error _ type , message = nil , backtrace = caller(0) , cause: $ !) -> () (69424.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。
//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d... -
Kernel
. # raise(message , cause: $ !) -> () (69424.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。
//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d... -
SystemCallError
. new(errno) -> SystemCallError (24553.0) -
整数 errno に対応する Errno::EXXX オブジェクトを生成して返します。
整数 errno に対応する Errno::EXXX オブジェクトを生成して返します。
整数 errno をシステムコールで発生したエラーの原因を示すコードであると解釈し、
対応する例外クラスのインスタンスを生成して返します。
生成されるオブジェクトは SystemCallError の直接のインスタンスではなく、サブクラスのインスタンスです。
それらのサブクラスは Errno モジュール内に定義されています。
対応するサブクラスが存在しないコードを与えた場合には、 SystemCallError の直接のインスタンスが生成されます。
エラーコードの取り得る値および意味はシステムに依存し... -
SystemCallError
. new(error _ message , errno) -> SystemCallError (24553.0) -
整数 errno に対応する Errno::EXXX オブジェクトを生成して返します。
整数 errno に対応する Errno::EXXX オブジェクトを生成して返します。
整数 errno をシステムコールで発生したエラーの原因を示すコードであると解釈し、
対応する例外クラスのインスタンスを生成して返します。
生成されるオブジェクトは SystemCallError の直接のインスタンスではなく、サブクラスのインスタンスです。
それらのサブクラスは Errno モジュール内に定義されています。
対応するサブクラスが存在しないコードを与えた場合には、 SystemCallError の直接のインスタンスが生成されます。
エラーコードの取り得る値および意味はシステムに依存し... -
SystemCallError
. ===(other) -> bool (24391.0) -
other が SystemCallError のサブクラスのインスタンスで、 かつ、other.errno の値が self::Errno と同じ場合に真を返します。そうでない場合は偽を返します。
other が SystemCallError のサブクラスのインスタンスで、
かつ、other.errno の値が self::Errno と同じ場合に真を返します。そうでない場合は偽を返します。
従って、特に other が self.kind_of?(other) である場合には Module#=== と同様に真を返します。
その他に、 Errno::EXXX::Errno == Errno::EYYY::Errno である場合にも Errno::EXXX == Errno::EYYY.new は真を返します。
エラー名は異なるがエラーコードは同じであるような Errno::EXX... -
IO
# read _ nonblock(maxlen , outbuf = nil , exception: true) -> String | Symbol | nil (24199.0) -
IO をノンブロッキングモードに設定し、 その後で read(2) システムコールにより 長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。 EAGAIN, EINTR などは Errno::EXXX 例外として呼出元に報告されます。
IO をノンブロッキングモードに設定し、
その後で read(2) システムコールにより
長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。
EAGAIN, EINTR などは Errno::EXXX 例外として呼出元に報告されます。
発生した例外 がErrno::EAGAIN、 Errno::EWOULDBLOCK である場合は、
その例外オブジェクトに IO::WaitReadable が Object#extend
されます。
なお、バッファが空でない場合は、read_nonblock はバッファから読み込みます。この場合、read(2) システムコールは呼ばれません... -
IO
# advise(advice , offset=0 , len=0) -> nil (24169.0) -
posix_fadvise(2) を呼びだし、 ファイルへのアクセスパターンをOSに知らせます。
posix_fadvise(2) を呼びだし、
ファイルへのアクセスパターンをOSに知らせます。
advice には以下のいずれかのシンボルを指定します。
* :normal - デフォルト
* :sequential - データは前から順にアクセスされる
* :random - データはランダムアクセスされる
* :willneed - データはこの直後にアクセスされる
* :dontneed - データは直後にはアクセスしない
* :noreuse - データは一度しかアクセスされない
これらの advice が具体的に何をするのかはプラットフォーム依存です。
... -
IO
# write _ nonblock(string , exception: true) -> Integer | :wait _ writable (24151.0) -
IO をノンブロッキングモードに設定し、string を write(2) システムコールで書き出します。
IO をノンブロッキングモードに設定し、string を write(2) システムコールで書き出します。
write(2) が成功した場合、書き込んだ長さを返します。
EAGAIN, EINTR などは例外 Errno::EXXX として呼出元に報告されます。
書き込んだバイト数(つまり返り値)は String#bytesize の
値より小さい可能性があります。
発生した例外 がErrno::EAGAIN、 Errno::EWOULDBLOCK である場合は、
その例外オブジェクトに IO::WaitWritable が Object#extend
されます。よって IO::Wai... -
Kernel
. # fail -> () (24124.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。
//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d... -
Kernel
. # fail(error _ type , message = nil , backtrace = caller(0) , cause: $ !) -> () (24124.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。
//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d... -
Kernel
. # fail(message , cause: $ !) -> () (24124.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。
//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d... -
File
. delete(*filename) -> Integer (24109.0) -
ファイルを削除します。削除したファイルの数を返します。 削除に失敗した場合は例外 Errno::EXXX が発生します。
ファイルを削除します。削除したファイルの数を返します。
削除に失敗した場合は例外 Errno::EXXX が発生します。
このメソッドは通常ファイルの削除用で、ディレクトリの削除には
Dir.rmdir を使います。
@param filename ファイル名を表す文字列を指定します。
@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("test.txt", "test")
p File.exist?("test.txt") # => true
p File.delete("test.txt") # => ... -
File
. unlink(*filename) -> Integer (24109.0) -
ファイルを削除します。削除したファイルの数を返します。 削除に失敗した場合は例外 Errno::EXXX が発生します。
ファイルを削除します。削除したファイルの数を返します。
削除に失敗した場合は例外 Errno::EXXX が発生します。
このメソッドは通常ファイルの削除用で、ディレクトリの削除には
Dir.rmdir を使います。
@param filename ファイル名を表す文字列を指定します。
@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("test.txt", "test")
p File.exist?("test.txt") # => true
p File.delete("test.txt") # => ... -
File
# flock(operation) -> 0 | false (24097.0) -
ファイルをロックします。
ファイルをロックします。
ロックを取得するまでブロックされます。
ロックの取得に成功した場合は 0 を返します。
File::LOCK_NB (ノンブロッキング) を指定すると、本来ならブロックされる場合に
ブロックされずに false を返すようになります。
@param operation ロックに対する操作の種類を示す定数を指定します。
どのような定数が利用可能かは以下を参照して下さい。
@raise IOError 自身が close されている場合に発生します。
@raise Errno::EXXX operation に不正な整数を与えた... -
Kernel
. # putc(ch) -> object (24097.0) -
文字 ch を 標準出力 $stdout に出力します。
文字 ch を 標準出力 $stdout に出力します。
ch が数値なら 0 〜 255 の範囲の対応する文字を出力します。
ch が文字列なら、その先頭1文字を出力します。
どちらでもない場合は、ch.to_int で整数に変換を試みます。
@param ch 出力する文字です。数または文字列で指定します。
@return ch を返します
@raise RangeError Bignum を引数にした場合に発生します。
@raise IOError 標準出力が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。
@... -
Process
. # setpriority(which , who , prio) -> 0 (24097.0) -
プロセス、プロセスグループ、 ユーザのいずれかの現在のプライオリティを設定します 。プライオリティの設定に成功した場合は 0 を返します。
プロセス、プロセスグループ、
ユーザのいずれかの現在のプライオリティを設定します
。プライオリティの設定に成功した場合は 0 を返します。
@param which プライオリティを設定する対象の種類を以下の定数のいずれかで指定します。
* Process::PRIO_PROCESS
* Process::PRIO_PGRP
* Process::PRIO_USER
@param who which の値にしたがってプロセス ID、プロセスグループ ID、ユーザ ID のいずれかを整数で指定します。
@param prio プライオリティを -20 から 20 までの整数で設... -
Kernel
. # spawn(command , options={}) -> Integer (24088.0) -
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した
子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
=== 引数の解釈
この形式では command が shell のメタ文字
//emlist{
* ? {} [] <> () ~ & | \ $ ; ' ` " \n
//}
を含む場合、shell 経由で実行されます。
そうでなければインタプリタから直接実行されます。
@param command コマンドを文字列で指定します。
@param env 更新する環境変数を表す Hash
@param options オプションパラメータ Hash... -
Kernel
. # spawn(env , command , options={}) -> Integer (24088.0) -
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した
子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
=== 引数の解釈
この形式では command が shell のメタ文字
//emlist{
* ? {} [] <> () ~ & | \ $ ; ' ` " \n
//}
を含む場合、shell 経由で実行されます。
そうでなければインタプリタから直接実行されます。
@param command コマンドを文字列で指定します。
@param env 更新する環境変数を表す Hash
@param options オプションパラメータ Hash... -
File
# birthtime -> Time (24079.0) -
作成された時刻を Time オブジェクトとして返します。
作成された時刻を Time オブジェクトとして返します。
@raise IOError 自身が close されている場合に発生します。
@raise Errno::EXXX ファイルの時刻の取得に失敗した場合に発生します。
@raise NotImplementedError Windows のような birthtime のない環境で発生します。
File.new("testfile").birthtime #=> Wed Apr 09 08:53:14 CDT 2003
@see File#lstat, File#atime, File#ctime, File#mti... -
File
# chmod(mode) -> 0 (24079.0) -
ファイルのモードを指定された mode に変更します。
ファイルのモードを指定された mode に変更します。
モードの変更に成功した場合は 0 を返します。失敗した場合は例外 Errno::EXXX が発生し
ます。
@param mode chmod(2) と同様に整数で指定します。
@raise IOError 自身が close されている場合に発生します。
@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
f = File.new("out", "w");
f.chmod(0644) #=> 0
//} -
File
# chown(owner , group) -> 0 (24079.0) -
ファイルのオーナーとグループを変更します。
ファイルのオーナーとグループを変更します。
適切な権限があればファイルのオーナーとグループを変更できます。
所有者の変更に成功した場合は 0 を返します。変更に失敗した場合は
例外 Errno::EXXX が発生します。
@param owner chown(2) と同様に数値で指定します。nil または -1 を指定することで、オーナーを現在のままにすることができます。
@param group chown(2) と同様に数値で指定します。nil または -1 を指定することで、グループを現在のままにすることができます。
@raise IOError 自身が close されている... -
File
# truncate(length) -> 0 (24079.0) -
ファイルのサイズを最大 length バイトにします。
ファイルのサイズを最大 length バイトにします。
サイズの変更に成功すれば 0 を返します。失敗した場合は例外
Errno::EXXX が発生します。
@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX サイズの変更に失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "1234567890")
File.open("testfile", "a") do |f|
f.truncate(5) # => 0
f.size # => 5... -
File
. rename(from , to) -> 0 (24079.0) -
ファイルの名前を変更します。ディレクトリが異なる場合には移動も行い ます。rename(2) を参照してください。移動先のファ イルが存在する時には上書きされます。
ファイルの名前を変更します。ディレクトリが異なる場合には移動も行い
ます。rename(2) を参照してください。移動先のファ
イルが存在する時には上書きされます。
ファイルの移動に成功した場合 0 を返します。失敗した場合は例外
Errno::EXXX が発生します。
@param from ファイルの名前を文字列で与えます。
@param to 新しいファイル名を文字列で与えます。
@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
begin
File.rename("testfile", "testfile.bak")... -
IO
# pread(maxlen , offset , outbuf = "") -> string (24079.0) -
preadシステムコールを使ってファイルポインタを変更せずに、また現在のファイルポインタに 依存せずにmaxlenバイト読み込みます。
preadシステムコールを使ってファイルポインタを変更せずに、また現在のファイルポインタに
依存せずにmaxlenバイト読み込みます。
IO#seekとIO#readの組み合わせと比べて、アトミックな操作に
なるという点が優れていて、複数スレッド/プロセスから同じIOオブジェクトを
様々な位置から読み込むことを許します。
どのユーザー空間のIO層のバッファリングもバイパスします。
@param maxlen 読み込むバイト数を指定します。
@param offset 読み込み開始位置のファイルの先頭からのオフセットを指定します。
@param outbuf データを受け取る String... -
IO
# read(length = nil , outbuf = "") -> String | nil (24079.0) -
length バイト読み込んで、その文字列を返します。
length バイト読み込んで、その文字列を返します。
引数 length が指定された場合はバイナリ読み込みメソッド、そうでない場合はテキスト読み込みメソッドとして
動作します。
既に EOF に達していれば nil を返します。
ただし、length に nil か 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。
例えば、open(空ファイル) {|f| f.read } は "" となります。
@param length 読み込むサイズを整数で指定します。
nil が指定された場合、EOF までの全てのデータを読み込んで、その文字列を返します。... -
IO
# sysread(maxlen , outbuf = "") -> String (24079.0) -
read(2) を用いて入力を行ない、入力されたデータを 含む文字列を返します。stdio を経由しないので gets や getc や eof? などと混用すると思わぬ動作 をすることがあります。
read(2) を用いて入力を行ない、入力されたデータを
含む文字列を返します。stdio を経由しないので gets や getc や eof? などと混用すると思わぬ動作
をすることがあります。
バイナリ読み込みメソッドとして動作します。
既に EOF に達していれば EOFError が発生します。ただし、maxlen に 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。
@param maxlen 入力のサイズを整数で指定します。
@param outbuf 出力用のバッファを文字列で指定します。IO#sysread は読み込んだデータを
... -
Kernel
. # printf(format , *arg) -> nil (24079.0) -
C 言語の printf と同じように、format に従い引数を文字列に変 換して port に出力します。
C 言語の printf と同じように、format に従い引数を文字列に変
換して port に出力します。
port を省略した場合は標準出力 $stdout に出力します。
引数を 1 つも指定しなければ何もしません。
Ruby における format 文字列の拡張については
Kernel.#sprintfの項を参照してください。
@param port 出力先になるIO のサブクラスのインスタンスです。
@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@raise ArgumentError port を指定したのに ... -
Kernel
. # printf(port , format , *arg) -> nil (24079.0) -
C 言語の printf と同じように、format に従い引数を文字列に変 換して port に出力します。
C 言語の printf と同じように、format に従い引数を文字列に変
換して port に出力します。
port を省略した場合は標準出力 $stdout に出力します。
引数を 1 つも指定しなければ何もしません。
Ruby における format 文字列の拡張については
Kernel.#sprintfの項を参照してください。
@param port 出力先になるIO のサブクラスのインスタンスです。
@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@raise ArgumentError port を指定したのに ... -
Kernel
. # syscall(num , *arg) -> Integer (24079.0) -
numで指定された番号のシステムコールを実行します。 第2引数以降をシステムコールの引数として渡します。
numで指定された番号のシステムコールを実行します。
第2引数以降をシステムコールの引数として渡します。
どの数値がどのシステムコールに対応するかは、
syscall(2) や
/usr/include/sys/syscall.h を参照してください。
システムコールの慣習に従い、syscall(2)
が -1 を返す場合には例外 Errno::EXXX が発生します。
それ以外では、返した値をそのまま数値で返します。
ライブラリ fiddle を使えばより高レベルな操作ができます。
@param num システムコール番号です。
@param arg 文字列か、整数です。最大 9 ... -
Process
. # groups=(gids) (24079.0) -
補助グループを設定します。
補助グループを設定します。
root だけがこのメソッドを呼ぶことができます。
@param gids 補助グループ ID の配列を指定します。補助グループ ID は整数かグループ名を表す文字列です。
@raise ArgumentError 設定する補助グループ ID の数が Process.#maxgroups の
数を越えている場合に発生します。
@raise Errno::EXXX 権限がない場合に発生します。
@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。... -
Kernel
. # spawn(env , program , *args , options={}) -> Integer (24073.0) -
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した
子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
env に Hash を渡すことで、exec(2) で子プロセス内で
ファイルを実行する前に環境変数を変更することができます。
Hash のキーは環境変数名文字列、Hash の値に設定する値とします。
nil とすることで環境変数が削除(unsetenv(3))されます。
//emlist[例][ruby]{
# FOO を BAR にして BAZ を削除する
pid = spawn({"FOO"=>"BAR", "BAZ"=>nil}, command)
//... -
Kernel
. # spawn(program , *args) -> Integer (24073.0) -
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した
子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
env に Hash を渡すことで、exec(2) で子プロセス内で
ファイルを実行する前に環境変数を変更することができます。
Hash のキーは環境変数名文字列、Hash の値に設定する値とします。
nil とすることで環境変数が削除(unsetenv(3))されます。
//emlist[例][ruby]{
# FOO を BAR にして BAZ を削除する
pid = spawn({"FOO"=>"BAR", "BAZ"=>nil}, command)
//... -
Kernel
. # exec(env , program , *args , options={}) -> () (24067.0) -
引数で指定されたコマンドを実行します。
引数で指定されたコマンドを実行します。
プロセスの実行コードはそのコマンド(あるいは shell)になるので、
起動に成功した場合、このメソッドからは戻りません。
この形式では、常に shell を経由せずに実行されます。
exec(3) でコマンドを実行すると、
元々のプログラムの環境をある程度(ファイルデスクリプタなど)引き継ぎます。
Hash を options として渡すことで、この挙動を変更できます。
詳しくは Kernel.#spawn を参照してください。
=== 引数の解釈
この形式で呼び出した場合、空白や shell のメタキャラクタも
そのまま program ... -
Kernel
. # exec(program , *args , options={}) -> () (24067.0) -
引数で指定されたコマンドを実行します。
引数で指定されたコマンドを実行します。
プロセスの実行コードはそのコマンド(あるいは shell)になるので、
起動に成功した場合、このメソッドからは戻りません。
この形式では、常に shell を経由せずに実行されます。
exec(3) でコマンドを実行すると、
元々のプログラムの環境をある程度(ファイルデスクリプタなど)引き継ぎます。
Hash を options として渡すことで、この挙動を変更できます。
詳しくは Kernel.#spawn を参照してください。
=== 引数の解釈
この形式で呼び出した場合、空白や shell のメタキャラクタも
そのまま program ... -
Dir
# read -> String | nil (24061.0) -
ディレクトリストリームから次の要素を読み出して返します。最後の要素 まで読み出していれば nil を返します。
ディレクトリストリームから次の要素を読み出して返します。最後の要素
まで読み出していれば nil を返します。
@raise Errno::EXXX ディレクトリの読み出しに失敗した場合に発生します。
@raise IOError 既に自身が close している場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'tmpdir'
Dir.mktmpdir do |tmpdir|
File.open("#{tmpdir}/test1.txt", "w") { |f| f.puts("test1") }
File.open("#{tmpdir}/test2... -
File
# atime -> Time (24061.0) -
最終アクセス時刻を Time オブジェクトとして返します。
最終アクセス時刻を Time オブジェクトとして返します。
@raise IOError 自身が close されている場合に発生します。
@raise Errno::EXXX ファイルの時刻の取得に失敗した場合に発生します。
//emlist[例:][ruby]{
IO.write("testfile", "test")
File.open("testfile") { |f| f.atime } # => 2017-12-21 22:58:17 +0900
//}
@see File#lstat, File#ctime, File#mtime, File#birthtime -
File
# ctime -> Time (24061.0) -
状態が最後に変更された時刻を Time オブジェクトとして返します。状態の変更とは chmod などによるものです。
状態が最後に変更された時刻を Time オブジェクトとして返します。状態の変更とは chmod などによるものです。
@raise IOError 自身が close されている場合に発生します。
@raise Errno::EXXX ファイルの時刻の取得に失敗した場合に発生します。
//emlist[例:][ruby]{
IO.write("testfile", "test")
File.open("testfile") { |f| f.ctime } # => 2017-12-21 22:58:17 +0900
//}
@see File#lstat, File#atime, F... -
File
# lstat -> File :: Stat (24061.0) -
ファイルの状態を含む File::Stat オブジェクトを生成して返します。 シンボリックリンクに関してリンクそのものの情報を返します。 lstat(2) を実装していないシステムでは、IO#statと同じです。
ファイルの状態を含む File::Stat オブジェクトを生成して返します。
シンボリックリンクに関してリンクそのものの情報を返します。
lstat(2) を実装していないシステムでは、IO#statと同じです。
@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。
@raise IOError 自身が close されている場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
# testlink は testfile のシンボリックリンク
File.open("testlink") do |f|
p f.lstat == File.stat("testfil... -
File
# mtime -> Time (24061.0) -
最終更新時刻を Time オブジェクトとして返します。
最終更新時刻を Time オブジェクトとして返します。
@raise IOError 自身が close されている場合に発生します。
@raise Errno::EXXX ファイルの時刻の取得に失敗した場合に発生します。
//emlist[例:][ruby]{
IO.write("testfile", "test")
File.open("testfile") { |f| f.mtime } # => 2017-12-21 22:58:17 +0900
//}
@see File#lstat, File#atime, File#ctime, File#birthtime -
File
# size -> Integer (24061.0) -
ファイルのサイズを返します。
ファイルのサイズを返します。
//emlist[例][ruby]{
File.open("/dev/null") do |f|
f.size #=> 0
end
//}
@raise IOError 自身が close されている場合に発生します。
@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。
@see File#lstat -
File
. birthtime(filename) -> Time (24061.0) -
作成された時刻を返します。
作成された時刻を返します。
@param filename ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise Errno::EXXX ファイルの時刻の取得に失敗した場合に発生します。
@raise NotImplementedError Windows のような birthtime のない環境で発生します。
//emlist[例][ruby]{
File.birthtime("testfile") #=> Wed Apr 09 08:53:13 CDT 2003
//} -
File
. lchmod(mode , *filename) -> Integer (24061.0) -
File.chmod と同様ですが、シンボリックリンクに関してリンクそのものの モードを変更します。
File.chmod と同様ですが、シンボリックリンクに関してリンクそのものの
モードを変更します。
@param filename ファイル名を表す文字列を指定します。
@param mode chmod(2) と同様に整数で指定します。
@raise NotImplementedError lchmod(2) を実装していないシステムでこのメソッドを呼び出すと発生します。
@raise Errno::EXXX モードの変更に失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "test")
File.symlink("te... -
File
. link(old , new) -> 0 (24061.0) -
old を指す new という名前のハードリンクを 生成します。old はすでに存在している必要があります。 ハードリンクに成功した場合は 0 を返します。
old を指す new という名前のハードリンクを
生成します。old はすでに存在している必要があります。
ハードリンクに成功した場合は 0 を返します。
失敗した場合は例外 Errno::EXXX が発生します。
@param old ファイル名を表す文字列を指定します。
@param new ファイル名を表す文字列を指定します。
@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "test")
File.link("testfile", "testlink") # => 0... -
File
. symlink(old , new) -> 0 (24061.0) -
old への new という名前のシンボリックリンクを生成します。
old への new という名前のシンボリックリンクを生成します。
シンボリックリンクの作成に成功すれば 0 を返します。失敗した場合は
例外 Errno::EXXX が発生します。
@param old ファイル名を表す文字列を指定します。
@param new シンボリックリンクを表す文字列を指定します。
@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
File.symlink("testfile", "testlink") # => 0
//} -
File
. truncate(path , length) -> 0 (24061.0) -
path で指定されたファイルのサイズを最大 length バイト にします。
path で指定されたファイルのサイズを最大 length バイト
にします。
サイズの変更に成功すれば 0 を返します。失敗した場合は例外
Errno::EXXX が発生します。
@param path パスを表す文字列を指定します。
@param length 変更したいサイズを整数で与えます。
@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "1234567890")
File.truncate("testfile", 5) # => 0
File.size("testfil... -
FileTest
. # size(file) -> Integer (24061.0) -
ファイルのサイズを返します。
ファイルのサイズを返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise Errno::EXXX file が存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合に発生します。
@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。
@see FileTest.#size?, FileTest.#zero?
例:
FileTest.size('/etc/passwd') # => 5925 -
IO
# close _ read -> nil (24061.0) -
読み込み用の IO を close します。主にパイプや読み書き両用に作成し た IO オブジェクトで使用します。
読み込み用の IO を close します。主にパイプや読み書き両用に作成し
た IO オブジェクトで使用します。
既に close されていた場合には単に無視されます。
@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX close に失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
IO.popen("/bin/sh","r+") do |f|
f.close_read
# f.readlines # => IOError: not opened for reading
end
//}... -
IO
# close _ write -> nil (24061.0) -
書き込み用の IO を close します。
書き込み用の IO を close します。
既に close されていた場合には単に無視されます。
@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX close に失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
f = IO.popen("/bin/sh","r+") do |f|
f.close_write
# f.print "nowhere" # => IOError: not opened for writing
end
//}
@see IO#close, IO#clos... -
IO
# fcntl(cmd , arg = 0) -> Integer (24061.0) -
IOに対してシステムコール fcntl を実行します。 機能の詳細は fcntl(2) を参照してください。 fcntl(2) が返した整数を返します。
IOに対してシステムコール fcntl を実行します。
機能の詳細は fcntl(2) を参照してください。
fcntl(2) が返した整数を返します。
@param cmd IO に対するコマンドを、添付ライブラリ fcntl が提供している定数で指定します。
@param arg cmd に対する引数を整数、文字列、booleanのいずれかで指定します。
整数の時にはその値を fcntl(2) に渡します。
文字列の場合には Array#pack した構造体だとみなして渡します。
arg が nil か false の... -
IO
# flush -> self (24061.0) -
IO ポートの内部バッファをフラッシュします。
IO ポートの内部バッファをフラッシュします。
このメソッドを使ったとき、即座にメタデータを更新することは保証されません(特にWindowsで)。
即座にメタデータも更新したいときは IO#fsync を使います。
@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX fflush(3) が失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
require "tempfile"
Tempfile.open("testtmpfile") do |f|
f.print "test"
File.r... -
IO
# fsync -> 0 (24061.0) -
書き込み用の IO に対して、システムコール fsync(2) を実行します。IO#flush を行ったあと、(OSレベルで)まだディスクに 書き込まれていないメモリ上にあるデータをディスクに書き出します。
書き込み用の IO に対して、システムコール fsync(2)
を実行します。IO#flush を行ったあと、(OSレベルで)まだディスクに
書き込まれていないメモリ上にあるデータをディスクに書き出します。
成功すれば 0 を返します。
fsync(2) がサポートされていない場合は nil を返します。
@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。
@raise IOError 既に close されている場合に発生します。 -
IO
# print(*arg) -> nil (24061.0) -
引数を IO ポートに順に出力します。引数を省略した場合は、$_ を出力します。
引数を IO ポートに順に出力します。引数を省略した場合は、$_ を出力します。
@param arg Kernel.#print と同じです。
@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
$stdout.print("This is ", 100, " percent.\n") # => This is 100 percent.
//}
@see Kernel.#print -
IO
# printf(format , *arg) -> nil (24061.0) -
C 言語の printf と同じように、format に従い引数 を文字列に変換して、self に出力します。
C 言語の printf と同じように、format に従い引数
を文字列に変換して、self に出力します。
第一引数に IO を指定できないこと、引数を省略できないことを除けば Kernel.#printf と同じです。
@param format Kernel.#printf と同じです。print_format を参照してください。
@param arg Kernel.#printf と同じです。
@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。
@see Ker... -
IO
# putc(ch) -> object (24061.0) -
文字 ch を self に出力します。 引数の扱いは Kernel.#putc と同じです。詳細はこちらを参照し てください。ch を返します。
文字 ch を self に出力します。
引数の扱いは Kernel.#putc と同じです。詳細はこちらを参照し
てください。ch を返します。
@param ch 出力したい文字を、文字列か文字コード(整数)で与えます。
@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
$stdout.putc "A" # => A
$stdout.putc 65 # => A
//}
@see Kernel.#putc -
IO
# puts(*obj) -> nil (24061.0) -
各 obj を self に出力し、それぞれの後に改行を出力します。 引数の扱いは Kernel.#puts と同じです。詳細はこちらを参照し てください。
各 obj を self に出力し、それぞれの後に改行を出力します。
引数の扱いは Kernel.#puts と同じです。詳細はこちらを参照し
てください。
@param obj 出力したいオブジェクトを指定します。Kernel.#puts と同じです。
@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。
$stdout.puts("this", "is", "a", "test", [1, [nil, 3]])
#=>
thi... -
IO
# pwrite(string , offset) -> Integer (24061.0) -
stringをoffsetの位置にpwrite()システムコールを使って書き込みます。
stringをoffsetの位置にpwrite()システムコールを使って書き込みます。
IO#seekとIO#writeの組み合わせと比べて、アトミックな操作に
なるという点が優れていて、複数スレッド/プロセスから同じIOオブジェクトを
様々な位置から読み込むことを許します。
どのユーザー空間のIO層のバッファリングもバイパスします。
@param string 書き込む文字列を指定します。
@param offset ファイルポインタを変えずに書き込む位置を指定します。
@return 書き込んだバイト数を返します。
@raise Errno::EXXX シークまたは書き込みが失敗し... -
IO
# readpartial(maxlen , outbuf = "") -> String (24061.0) -
IO から長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。 即座に得られるデータが存在しないときにはブロックしてデータの到着を待ちます。 即座に得られるデータが 1byte でも存在すればブロックしません。
IO から長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。
即座に得られるデータが存在しないときにはブロックしてデータの到着を待ちます。
即座に得られるデータが 1byte でも存在すればブロックしません。
バイナリ読み込みメソッドとして動作します。
既に EOF に達していれば EOFError が発生します。
ただし、maxlen に 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。
readpartial はブロックを最小限に抑えることによって、
パイプ、ソケット、端末などのストリームに対して適切に動作するよう設計されています。
readpartial が... -
IO
# seek(offset , whence = IO :: SEEK _ SET) -> 0 (24061.0) -
ファイルポインタを whence の位置から offset だけ移動させます。 offset 位置への移動が成功すれば 0 を返します。
ファイルポインタを whence の位置から offset だけ移動させます。
offset 位置への移動が成功すれば 0 を返します。
@param offset ファイルポインタを移動させるオフセットを整数で指定します。
@param whence 値は以下のいずれかです。
それぞれ代わりに :SET、:CUR、:END、:DATA、:HOLE を指定す
る事も可能です。
* IO::SEEK_SET: ファイルの先頭から (デフォルト)
* IO::SEEK_CUR: 現在のファイルポインタから
* IO::SE... -
IO
# stat -> File :: Stat (24061.0) -
ファイルのステータスを含む File::Stat オブジェクトを生成して 返します。
ファイルのステータスを含む File::Stat オブジェクトを生成して
返します。
@raise Errno::EXXX ステータスの読み込みに失敗した場合に発生します。
@raise IOError 既に close されていた場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "This is line one\nThis is line two\n")
File.open("testfile") do |f|
s = f.stat
"%o" % s.mode # => "100644"
s.blksize ... -
IO
# sysseek(offset , whence = IO :: SEEK _ SET) -> Integer (24061.0) -
lseek(2) と同じです。IO#seek では、 IO#sysread, IO#syswrite と併用すると正しく動作しないので代わりにこのメソッドを使います。 位置 offset への移動が成功すれば移動した位置(ファイル先頭からのオフセット)を返します。
lseek(2) と同じです。IO#seek では、
IO#sysread, IO#syswrite と併用すると正しく動作しないので代わりにこのメソッドを使います。
位置 offset への移動が成功すれば移動した位置(ファイル先頭からのオフセット)を返します。
書き込み用にバッファリングされた IO に対して実行すると警告が出ます。
File.open("/dev/zero") {|f|
buf = f.read(3)
f.sysseek(0)
}
# => -:3:in `sysseek': sysseek for buffered IO (IOErro... -
IO
# syswrite(string) -> Integer (24061.0) -
write(2) を用いて string を出力します。 string が文字列でなければ to_s による文字列化を試みます。 実際に出力できたバイト数を返します。
write(2) を用いて string を出力します。
string が文字列でなければ to_s による文字列化を試みます。
実際に出力できたバイト数を返します。
stdio を経由しないので他の出力メソッドと混用すると思わぬ動作
をすることがあります。
@param string 自身に書き込みたい文字列を指定します。
@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
File.open("testfile", "w+") do |... -
IO
# write(*str) -> Integer (24061.0) -
IOポートに対して str を出力します。str が文字列でなけ れば to_s による文字列化を試みます。 実際に出力できたバイト数を返します。
IOポートに対して str を出力します。str が文字列でなけ
れば to_s による文字列化を試みます。
実際に出力できたバイト数を返します。
IO#syswrite を除く全ての出力メソッドは、最終的に
"write" という名のメソッドを呼び出すので、このメソッドを置き換える
ことで出力関数の挙動を変更することができます。
@param str 自身に書き込みたい文字列を指定します。
@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]... -
IO
. read(path , **opt) -> String | nil (24061.0) -
path で指定されたファイルを offset 位置から length バイト分読み込んで返します。
path で指定されたファイルを offset 位置から
length バイト分読み込んで返します。
既に EOF に達している場合は nil を返します。ただし、length に nil か 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。例えば、IO.read(空ファイル) は "" を返します。
引数 length が指定された場合はバイナリ読み込みメソッド、そうでない場合はテキスト読み込みメソッドとして
動作します。
Kernel.#open と同様 path の先頭が "|" ならば、"|" に続くコマンドの出力を読み取ります。
@param path ファイル名を... -
IO
. read(path , length = nil , **opt) -> String | nil (24061.0) -
path で指定されたファイルを offset 位置から length バイト分読み込んで返します。
path で指定されたファイルを offset 位置から
length バイト分読み込んで返します。
既に EOF に達している場合は nil を返します。ただし、length に nil か 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。例えば、IO.read(空ファイル) は "" を返します。
引数 length が指定された場合はバイナリ読み込みメソッド、そうでない場合はテキスト読み込みメソッドとして
動作します。
Kernel.#open と同様 path の先頭が "|" ならば、"|" に続くコマンドの出力を読み取ります。
@param path ファイル名を... -
IO
. read(path , length = nil , offset = 0 , **opt) -> String | nil (24061.0) -
path で指定されたファイルを offset 位置から length バイト分読み込んで返します。
path で指定されたファイルを offset 位置から
length バイト分読み込んで返します。
既に EOF に達している場合は nil を返します。ただし、length に nil か 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。例えば、IO.read(空ファイル) は "" を返します。
引数 length が指定された場合はバイナリ読み込みメソッド、そうでない場合はテキスト読み込みメソッドとして
動作します。
Kernel.#open と同様 path の先頭が "|" ならば、"|" に続くコマンドの出力を読み取ります。
@param path ファイル名を... -
IO
. select(reads , writes = [] , excepts = [] , timeout = nil) -> [[IO]] | nil (24061.0) -
select(2) を実行します。
select(2) を実行します。
与えられた入力/出力/例外待ちの IO オブジェクトの中から準備ができたものを
それぞれ配列にして、配列の配列として返します。
タイムアウトした時には nil を返します。
@param reads 入力待ちする IO オブジェクトの配列を渡します。
@param writes 出力待ちする IO オブジェクトの配列を渡します。
@param excepts 例外待ちする IO オブジェクトの配列を渡します。
@param timeout タイムアウトまでの時間を表す数値または nil を指定します。数値で指定したときの単位は秒です。nil を... -
Kernel
. # p(*arg) -> object | Array (24061.0) -
引数を人間に読みやすい形に整形して改行と順番に標準出力 $stdout に出力します。主にデバッグに使用します。
引数を人間に読みやすい形に整形して改行と順番に標準出力 $stdout に出力します。主にデバッグに使用します。
引数の inspect メソッドの返り値と改行を順番に出力します。つまり以下のコードと同じです。
//emlist[例][ruby]{
print arg[0].inspect, "\n", arg[1].inspect, "\n" #, ...
//}
整形に用いられるObject#inspectは普通に文字列に変換すると
区別がつかなくなるようなクラス間の差異も表現できるように工夫されています。
p に引数を与えずに呼び出した場合は特に何もしません。
@param ... -
Kernel
. # print(*arg) -> nil (24061.0) -
引数を順に標準出力 $stdout に出力します。引数が与えられない時には変数 $_ の値を出力します。
引数を順に標準出力 $stdout に出力します。引数が与えられない時には変数
$_ の値を出力します。
文字列以外のオブジェクトが引数として与えられた場合には、
to_s メソッドにより文字列に変換してから出力します。
変数 $, (出力フィールドセパレータ)に nil で
ない値がセットされている時には、各引数の間にその文字列を出力します。
変数 $\ (出力レコードセパレータ)に nil でな
い値がセットされている時には、最後にそれを出力します。
@param arg 出力するオブジェクトを任意個指定します。
@raise IOError 標準出力が書き込み用にオープンされてい... -
Kernel
. # puts(*arg) -> nil (24061.0) -
引数と改行を順番に 標準出力 $stdout に出力します。 引数がなければ改行のみを出力します。
引数と改行を順番に 標準出力 $stdout に出力します。
引数がなければ改行のみを出力します。
引数が配列の場合、その要素と改行を順に出力します。
配列や文字列以外のオブジェクトが引数として与えられた場合には、
当該オブジェクトを最初に to_ary により配列へ、
次に to_s メソッドにより文字列へ変換を試みます。
末尾が改行で終っている引数や配列の要素に対しては puts 自身
は改行を出力しません。
@param arg 出力するオブジェクトを任意個指定します。
@raise IOError 標準出力が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errn... -
Kernel
. # readline(rs = $ / ) -> String (24061.0) -
ARGFから一行読み込んで、それを返します。 行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。
ARGFから一行読み込んで、それを返します。
行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。
rs に nil を指定すると行区切りなしとみなしてファイルの内容を
すべて読み込みます。ARGVに複数のファイル名が存在する場合は1度に1ファイルずつ読み込みます。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします
(パラグラフモード)。
読み込んだ文字列は組み込み変数 $_ にもセットされます。
@param rs 行の区切りとなる文字列です。
@raise Errno::EXXX 読み込みに失敗した場合に発生します。
@raise EOFError readline... -
Kernel
. # warn(*message , uplevel: nil) -> nil (24061.0) -
message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE フラグ が nil のときは何も出力しません。
message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE
フラグ が nil のときは何も出力しません。
文字列以外のオブジェクトが引数として与えられた場合には、
to_s メソッドにより文字列に変換してから出力します。
uplevel を指定しない場合は、
このメソッドは以下と同じです。
//emlist[][ruby]{
$stderr.puts(*message) if !$VERBOSE.nil? && !message.empty?
nil
//}
@param message 出力するオブジェクトを任意個指定します。
@param upleve... -
Process
. # daemon(nochdir = nil , noclose = nil) -> 0 (24061.0) -
プロセスから制御端末を切り離し、 バックグラウンドにまわってデーモンとして動作させます。
プロセスから制御端末を切り離し、
バックグラウンドにまわってデーモンとして動作させます。
カレントディレクトリを / に移動します。
ただし nochdir に真を指定したときにはこの動作は抑制され、
カレントディレクトリは移動しません。
標準入力・標準出力・標準エラー出力を /dev/null にリダイレクトします。
ただし noclose に真を指定したときにはこの動作は抑制され、
リダイレクトは行なわれません。
@param nochdir true を指定した場合、カレントディレクトリを移動しません。
@param noclose true を指定した場合、標準入力・標準出... -
Process
. # egid=(gid) (24061.0) -
カレントプロセスの実効グループ ID を gid に設定します。
カレントプロセスの実効グループ ID を gid に設定します。
動作の詳細はプラットフォームに依存します。
実効グループ ID 以外のグループ ID も変更されるかも知れません。
@param gid 実効グループ ID を整数で指定します。
@raise Errno::EXXX 権限がない場合に発生します。
@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。
@see Process::GID.#eid= -
Process
. # euid=(uid) (24061.0) -
カレントプロセスの実効ユーザ ID を uid に設定します。
カレントプロセスの実効ユーザ ID を uid に設定します。
動作の詳細はプラットフォームに依存します。
実効ユーザ ID 以外のユーザ ID も変更されるかも知れません。
@param uid 実効ユーザ ID を整数で指定します。
@raise Errno::EXXX 権限がない場合に発生します。
@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。
@see Process::UID.#eid= -
Process
. # getpgid(pid) -> Integer (24061.0) -
プロセス ID が pid であるプロセスのプロセスグループ ID を整数で返します。
プロセス ID が pid であるプロセスのプロセスグループ ID を整数で返します。
@param pid プロセス ID を整数で指定します。0 の時はカレントプロセス ID を指定したのと同じです。
@raise Errno::EXXX プロセスグループの取得に失敗した場合に発生します。
@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。
@see getpgid(2) -
Process
. # getpgrp -> Integer (24061.0) -
現在のプロセスのプロセスグループ ID を整数で返します。
現在のプロセスのプロセスグループ ID を整数で返します。
@raise Errno::EXXX プロセスグループの取得に失敗した場合に発生します。
@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。
@see getpgrp(2) -
Process
. # getpriority(which , who) -> Integer (24061.0) -
which に従いプロセス、プロセスグループ、ユーザのいずれかの現在のプライオリティを整数で返します。
which に従いプロセス、プロセスグループ、ユーザのいずれかの現在のプライオリティを整数で返します。
@param which プライオリティの種類を次の定数で指定します。 Process::PRIO_PROCESS,
Process::PRIO_PGRP, Process::PRIO_USER。
@param who which の値にしたがってプロセス ID、プロセスグループ ID、ユーザ ID のいずれかを整数で指定します。
@raise Errno::EXXX プライオリティの取得に失敗した場合に発生します。
@raise NotImplement... -
Process
. # getrlimit(resource) -> [Integer] (24061.0) -
カレントプロセスでのリソースの制限値を、整数の配列として返します。 返り値は、現在の制限値 cur_limit と、制限値として設定可能な最大値 max_limit の 配列 [cur_limit, max_limit] です。
カレントプロセスでのリソースの制限値を、整数の配列として返します。
返り値は、現在の制限値 cur_limit と、制限値として設定可能な最大値 max_limit の
配列 [cur_limit, max_limit] です。
それぞれの limit が Process::RLIM_INFINITY と等しい場合、リソースに制限がないことを意味します。
@param resource リソースの種類を示す定数を指定します。指定できる定数はシステムに依存します。
@raise Errno::EXXX リソースの制限値の取得が失敗した場合に発生します。
@raise NotImplem... -
Process
. # gid=(gid) (24061.0) -
カレントプロセスの実グループ ID を gid に設定します。
カレントプロセスの実グループ ID を gid に設定します。
動作の詳細はプラットフォームに依存します。
実グループ ID 以外のグループ ID も変更されるかも知れません。
@param gid 実グループ ID を整数で指定します。
@raise Errno::EXXX 権限がない場合に発生します。
@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。
@see Process::GID -
Process
. # groups -> [Integer] (24061.0) -
補助グループ ID の配列を返します(実効グループ ID を含むかも知れません)。
補助グループ ID の配列を返します(実効グループ ID を含むかも知れません)。
返される配列の最大要素数は Process.#maxgroups です。
このメソッドは getgroups(2) の単純なラッパーです。
このことは以下の特徴がプラットフォームに依存することを意味します。
* 結果がソートされているかどうか
* 結果が実効グループ ID を含むかどうか
* グループ ID が重複している可能性があるかどうか
ソート済みで重複のないグループ ID の配列の取得は以下のようにできます:
//emlist[][ruby]{
Process.groups.uniq.... -
Process
. # kill(signal , pid , *rest) -> Integer (24061.0) -
pid で指定されたプロセスにシグナルを送ります。signal はシグナル番号(整数)かその名前(文字列またはSymbol)で指定します。 全てのシグナル送信に成功した場合、指定した pid の総数を返します。
pid で指定されたプロセスにシグナルを送ります。signal
はシグナル番号(整数)かその名前(文字列またはSymbol)で指定します。
全てのシグナル送信に成功した場合、指定した pid の総数を返します。
@param signal シグナルをシグナル番号(整数)かその名前(文字列またはSymbol)で指定します。負の値を持つシグナル(あるいはシグナル名の前に-)を指定すると、プロセスではなくプロセスグループにシグナルを送ります。
@param pid シグナルを送りたいプロセスのプロセス ID を整数で指定します。ただし、0 以下の場合は以下のような意味になります。
* 0 ... -
Process
. # setpgid(pid , pgrp) -> 0 (24061.0) -
プロセス ID が pid であるプロセスのプロセスグループを pgrp に設定します。
プロセス ID が pid であるプロセスのプロセスグループを pgrp に設定します。
@param pid プロセス ID を整数で指定します。pid が 0 の時はカレントプロセスの ID を指定したのと同じです。
プロセスグループの設定に成功した場合は 0 を返します。
@param pgrp プロセスグループ ID を整数で指定します。pgrp が 0 の時は pid を指定したのと同じです。
@raise Errno::EXXX プロセスグループの設定に失敗した場合に発生します。
@raise NotImplementedError メソッドが現在の... -
Process
. # setpgrp -> 0 (24061.0) -
カレントプロセスの ID と同じ ID をもつプロセスグループを作成し、カレントプロセスをそのリーダーにします。 Process.#setpgid(0, 0) と同じです。
カレントプロセスの ID と同じ ID をもつプロセスグループを作成し、カレントプロセスをそのリーダーにします。
Process.#setpgid(0, 0) と同じです。
@raise Errno::EXXX プロセスグループの設定に失敗した場合に発生します。
@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。
fork do
p [Process.pid, Process.getpgrp]
p Process.setpgrp
p [Process.pid, Process.getpgrp]
... -
Process
. # setrlimit(resource , cur _ limit , max _ limit) -> nil (24061.0) -
カレントプロセスでのリソースの制限値を設定します。
カレントプロセスでのリソースの制限値を設定します。
@param resource リソースの種類を示す定数を指定します。指定できる定数はシステムに依存します。
@param limit resource によって意味が決まる制限値を表す整数もしくは定数を指定します。
soft limit と hard limit 両方にこの値が使われます。
@param cur_limit 現在の制限値(soft limit)を表す整数もしくは定数を指定します。
@param max_limit soft limit として設定可能な最大値(hard limit)を表す整... -
Process
. # setrlimit(resource , limit) -> nil (24061.0) -
カレントプロセスでのリソースの制限値を設定します。
カレントプロセスでのリソースの制限値を設定します。
@param resource リソースの種類を示す定数を指定します。指定できる定数はシステムに依存します。
@param limit resource によって意味が決まる制限値を表す整数もしくは定数を指定します。
soft limit と hard limit 両方にこの値が使われます。
@param cur_limit 現在の制限値(soft limit)を表す整数もしくは定数を指定します。
@param max_limit soft limit として設定可能な最大値(hard limit)を表す整... -
Process
. # setsid -> Integer (24061.0) -
新しいセッションを作成して、tty を切り離します。デーモンを簡単に作 ることができます。セッション ID を返します。
新しいセッションを作成して、tty を切り離します。デーモンを簡単に作
ることができます。セッション ID を返します。
@raise Errno::EXXX セッションの作成に失敗した場合に発生します。
@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。
@see setsid(2) -
Process
. # uid=(id) (24061.0) -
プロセスの実ユーザ ID を id に設定します。
プロセスの実ユーザ ID を id に設定します。
動作の詳細はプラットフォームに依存します。
実ユーザ ID 以外のユーザ ID も変更されるかも知れません。
@param id 実ユーザ ID を整数で指定します。
@raise Errno::EXXX 権限がない場合に発生します。
@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。
@see Process::UID -
Process
:: GID . # eid=(id) (24061.0) -
現在のプロセスの実効グループ ID を id に変更します。成功したら id を返します。
現在のプロセスの実効グループ ID を id に変更します。成功したら id を返します。
実グループ ID は変更されないことが保証されます。
保存グループ ID が変更されないかもしれないので root 権限の完全放棄には使えません。
保存グループ ID が変化するかどうかは Process::GID.#re_exchangeable?
が true を返すかどうかで決まります。
* true の環境では、実グループ ID と異なる値を設定した場合、保存グループ ID は新しい実効グループ ID の値に設定されます。
* false の環境では保存グループ ID は変化しません。
... -
Process
:: GID . # grant _ privilege(id) -> Integer (24061.0) -
現在のプロセスの実効グループ ID を id に変更します。成功したら id を返します。
現在のプロセスの実効グループ ID を id に変更します。成功したら id を返します。
実グループ ID は変更されないことが保証されます。
保存グループ ID が変更されないかもしれないので root 権限の完全放棄には使えません。
保存グループ ID が変化するかどうかは Process::GID.#re_exchangeable?
が true を返すかどうかで決まります。
* true の環境では、実グループ ID と異なる値を設定した場合、保存グループ ID は新しい実効グループ ID の値に設定されます。
* false の環境では保存グループ ID は変化しません。
... -
Process
:: GID . # switch -> Integer (24061.0) -
実効グループ ID を一時的に変更するために使います。
実効グループ ID を一時的に変更するために使います。
実効グループ ID を実グループ ID に変更します。実効グループ ID と実グループ ID が
等しい場合には、実効グループ ID を保存グループ ID に変更します。
変更前の実効グループ ID を返します。
ブロックが指定された場合、実効グループ ID を実グループ ID へ
変更しブロックを実行します。ブロック終了時に実効グループ ID を元の
値に戻します。ブロックの実行結果を返します。
なお、保存グループ ID を持たない環境でこのメソッドを実行すると
実グループ ID が変化します。
@raise Errno::E... -
Process
:: GID . # switch { . . . } -> object (24061.0) -
実効グループ ID を一時的に変更するために使います。
実効グループ ID を一時的に変更するために使います。
実効グループ ID を実グループ ID に変更します。実効グループ ID と実グループ ID が
等しい場合には、実効グループ ID を保存グループ ID に変更します。
変更前の実効グループ ID を返します。
ブロックが指定された場合、実効グループ ID を実グループ ID へ
変更しブロックを実行します。ブロック終了時に実効グループ ID を元の
値に戻します。ブロックの実行結果を返します。
なお、保存グループ ID を持たない環境でこのメソッドを実行すると
実グループ ID が変化します。
@raise Errno::E... -
Process
:: Sys . # setegid(id) -> nil (24061.0) -
システムコールの setegid(2) を呼びます。
システムコールの setegid(2) を呼びます。
@param id システムコールの引数を整数で指定します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。 -
Process
:: Sys . # seteuid(id) -> nil (24061.0) -
システムコールの seteuid(2) を呼びます。
システムコールの seteuid(2) を呼びます。
@param id システムコールの引数を整数で指定します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。 -
Process
:: Sys . # setgid(id) -> nil (24061.0) -
システムコールの setgid(2) を呼びます。
システムコールの setgid(2) を呼びます。
@param id システムコールの引数を整数で指定します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。 -
Process
:: Sys . # setregid(rid , eid) -> nil (24061.0) -
システムコールの setregid(2) を呼びます。
システムコールの setregid(2) を呼びます。
@param rid システムコールの引数を整数で指定します。
@param eid システムコールの引数を整数で指定します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。 -
Process
:: Sys . # setresgid(rid , eid , sid) -> nil (24061.0) -
システムコールの setresgid を呼びます。
システムコールの setresgid を呼びます。
@param rid システムコールの引数を整数で指定します。
@param eid システムコールの引数を整数で指定します。
@param sid システムコールの引数を整数で指定します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。 -
Process
:: Sys . # setresuid(rid , eid , sid) -> nil (24061.0) -
システムコールの setresuid を呼びます。
システムコールの setresuid を呼びます。
@param rid システムコールの引数を整数で指定します。
@param eid システムコールの引数を整数で指定します。
@param sid システムコールの引数を整数で指定します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。 -
Process
:: Sys . # setreuid(rid , eid) -> nil (24061.0) -
システムコールの setreuid(2) を呼びます。
システムコールの setreuid(2) を呼びます。
@param rid システムコールの引数を整数で指定します。
@param eid システムコールの引数を整数で指定します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。