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  1. socket bool
  2. option bool
  3. variant vt_bool
  4. win32ole vt_bool
  5. bool socket

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<< 1 2 3 > >>

Enumerable#slice_after {|elt| bool } -> Enumerator (331.0)

パターンがマッチした要素、もしくはブロックが真を返した要素を末尾の要素 としてチャンク化(グループ化)したものを繰り返す Enumerator を 返し ます。

パターンがマッチした要素、もしくはブロックが真を返した要素を末尾の要素
としてチャンク化(グループ化)したものを繰り返す Enumerator を 返し
ます。

パターンを渡した場合は各要素に対し === が呼び出され、 それが真になった
ところをチャンクの末尾と見なします。 ブロックを渡した場合は、各要素に対
しブロックを適用し 返り値が真であった要素をチャンクの末尾と見なします。

パターンもブロックも最初から最後の要素まで呼び出されます。

各チャンクは配列として表現されます。そのため、以下のような呼び出しを行
う事もできます。

//emlist[例][ruby]{
enum.sl...

Enumerable#slice_when {|elt_before, elt_after| bool } -> Enumerator (331.0)

要素を前から順にブロックで評価し、その結果によって要素をチャンクに分け た(グループ化した)要素を持つEnumerator を返します。

要素を前から順にブロックで評価し、その結果によって要素をチャンクに分け
た(グループ化した)要素を持つEnumerator を返します。

隣り合う値をブロックパラメータ elt_before、elt_after に渡し、ブロックの
評価値が真になる所でチャンクを区切ります。

ブロックは self の長さ - 1 回呼び出されます。

@return チャンクごとの配列をブロックパラメータに渡す Enumerator
を返します。eachメソッドは以下のように呼び出します。
//emlist{
enum.slice_when { |elt_before, elt_aft...

IO#autoclose=(bool) (331.0)

auto-close フラグを設定します。

auto-close フラグを設定します。

フラグが設定されているオブジェクトは
close時/GCでのファイナライザ呼出時にファイルデスクリプタを close します。
偽を設定すると close しません。

@param bool 真偽値でフラグを設定します
@see IO#autoclose?

f = open("/dev/null")
IO.for_fd(f.fileno)
# ...
f.gets # may cause Errno::EBADF

f = open("/dev/null")
IO.for_fd(f.fileno).auto...

IO#close_on_exec=(bool) (331.0)

自身に close-on-exec フラグを設定します。

自身に close-on-exec フラグを設定します。

このフラグをセットすると exec(2) 時にそのファイルデスクリプタを
close します。

@see fcntl(2)
@param bool 自身の close-on-exec フラグを true か false で指定します。

f = open("/dev/null")
f.close_on_exec = true
system("cat", "/proc/self/fd/#{f.fileno}") # cat: /proc/self/fd/3: No such file or directory
...

Hash#has_key?(key) -> bool (322.0)

ハッシュが key をキーとして持つ時真を返します。

ハッシュが key をキーとして持つ時真を返します。

@param key 探索するキーを指定します。

//emlist[][ruby]{
p({1 => "one"}.key?(1)) # => true
p({1 => "one"}.key?(2)) # => false
//}

@see Hash#value?

絞り込み条件を変える

Hash#include?(key) -> bool (322.0)

ハッシュが key をキーとして持つ時真を返します。

ハッシュが key をキーとして持つ時真を返します。

@param key 探索するキーを指定します。

//emlist[][ruby]{
p({1 => "one"}.key?(1)) # => true
p({1 => "one"}.key?(2)) # => false
//}

@see Hash#value?

Hash#key?(key) -> bool (322.0)

ハッシュが key をキーとして持つ時真を返します。

ハッシュが key をキーとして持つ時真を返します。

@param key 探索するキーを指定します。

//emlist[][ruby]{
p({1 => "one"}.key?(1)) # => true
p({1 => "one"}.key?(2)) # => false
//}

@see Hash#value?

Hash#member?(key) -> bool (322.0)

ハッシュが key をキーとして持つ時真を返します。

ハッシュが key をキーとして持つ時真を返します。

@param key 探索するキーを指定します。

//emlist[][ruby]{
p({1 => "one"}.key?(1)) # => true
p({1 => "one"}.key?(2)) # => false
//}

@see Hash#value?

Hash#==(other) -> bool (319.0)

自身と other が同じ数のキーを保持し、キーが eql? メソッドで比較して全て等しく、 値が == メソッドで比較して全て等しい場合に真を返します。

自身と other が同じ数のキーを保持し、キーが eql? メソッドで比較して全て等しく、
値が == メソッドで比較して全て等しい場合に真を返します。

@param other 自身と比較したい Hash オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
#(出力関数は省略)
{ 1 => :a } == { 1 => :a } #=> true
{ 1 => :a } == { 1 => :a, 2 => :b } #=> false
{ 1 => :a } == { 1.0 => :a } #=> fa...

Hash#===(other) -> bool (319.0)

自身と other が同じ数のキーを保持し、キーが eql? メソッドで比較して全て等しく、 値が == メソッドで比較して全て等しい場合に真を返します。

自身と other が同じ数のキーを保持し、キーが eql? メソッドで比較して全て等しく、
値が == メソッドで比較して全て等しい場合に真を返します。

@param other 自身と比較したい Hash オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
#(出力関数は省略)
{ 1 => :a } == { 1 => :a } #=> true
{ 1 => :a } == { 1 => :a, 2 => :b } #=> false
{ 1 => :a } == { 1.0 => :a } #=> fa...

絞り込み条件を変える

Hash#eql?(other) -> bool (319.0)

自身と other が同じ数のキーを保持し、キーが eql? メソッドで比較して全て等しく、 値が == メソッドで比較して全て等しい場合に真を返します。

自身と other が同じ数のキーを保持し、キーが eql? メソッドで比較して全て等しく、
値が == メソッドで比較して全て等しい場合に真を返します。

@param other 自身と比較したい Hash オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
#(出力関数は省略)
{ 1 => :a } == { 1 => :a } #=> true
{ 1 => :a } == { 1 => :a, 2 => :b } #=> false
{ 1 => :a } == { 1.0 => :a } #=> fa...

Range#===(obj) -> bool (319.0)

obj が範囲内に含まれている時に true を返します。 そうでない場合は、false を返します。

obj が範囲内に含まれている時に true を返します。
そうでない場合は、false を返します。

Range#=== は主に case 式での比較に用いられます。

<=> メソッドによる演算により範囲内かどうかを判定するには Range#cover? を使用してください。

始端・終端・引数が数値であれば、 Range#cover? と同様の動きをします。

@param obj 比較対象のオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
p ("a" .. "c").include?("b") # => true
p ("a" .. "c").include?...

Range#include?(obj) -> bool (319.0)

obj が範囲内に含まれている時に true を返します。 そうでない場合は、false を返します。

obj が範囲内に含まれている時に true を返します。
そうでない場合は、false を返します。

Range#=== は主に case 式での比較に用いられます。

<=> メソッドによる演算により範囲内かどうかを判定するには Range#cover? を使用してください。

始端・終端・引数が数値であれば、 Range#cover? と同様の動きをします。

@param obj 比較対象のオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
p ("a" .. "c").include?("b") # => true
p ("a" .. "c").include?...

Range#member?(obj) -> bool (319.0)

obj が範囲内に含まれている時に true を返します。 そうでない場合は、false を返します。

obj が範囲内に含まれている時に true を返します。
そうでない場合は、false を返します。

Range#=== は主に case 式での比較に用いられます。

<=> メソッドによる演算により範囲内かどうかを判定するには Range#cover? を使用してください。

始端・終端・引数が数値であれば、 Range#cover? と同様の動きをします。

@param obj 比較対象のオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
p ("a" .. "c").include?("b") # => true
p ("a" .. "c").include?...

ARGF.class#eof -> bool (316.0)

現在開いているファイルがEOFに達したらtrueを返します。そうでない場合は falseを返します。

現在開いているファイルがEOFに達したらtrueを返します。そうでない場合は
falseを返します。

@raise IOError ファイルがopenされていない場合に発生します。

$ echo "eof" | ruby argf.rb

ARGF.eof? # => false
3.times { ARGF.readchar }
ARGF.eof? # => false
ARGF.readchar # => "\n"
ARGF.eof? # =...

絞り込み条件を変える

ARGF.class#eof? -> bool (316.0)

現在開いているファイルがEOFに達したらtrueを返します。そうでない場合は falseを返します。

現在開いているファイルがEOFに達したらtrueを返します。そうでない場合は
falseを返します。

@raise IOError ファイルがopenされていない場合に発生します。

$ echo "eof" | ruby argf.rb

ARGF.eof? # => false
3.times { ARGF.readchar }
ARGF.eof? # => false
ARGF.readchar # => "\n"
ARGF.eof? # =...

Array#any? -> bool (316.0)

すべての要素が偽である場合に false を返します。 真である要素があれば、ただちに true を返します。

すべての要素が偽である場合に false を返します。
真である要素があれば、ただちに true を返します。

ブロックを伴う場合は、各要素に対してブロックを評価し、すべての結果
が偽である場合に false を返します。ブロックが真を返した時点
で、ただちに true を返します。

要素の数が 0 である配列に対しては false を返します。


//emlist[例][ruby]{
p [1, 2, 3].any? {|v| v > 3 } # => false
p [1, 2, 3].any? {|v| v > 1 } # => true
p [].any? {|v| v...

Array#any? {|item| ... } -> bool (316.0)

すべての要素が偽である場合に false を返します。 真である要素があれば、ただちに true を返します。

すべての要素が偽である場合に false を返します。
真である要素があれば、ただちに true を返します。

ブロックを伴う場合は、各要素に対してブロックを評価し、すべての結果
が偽である場合に false を返します。ブロックが真を返した時点
で、ただちに true を返します。

要素の数が 0 である配列に対しては false を返します。


//emlist[例][ruby]{
p [1, 2, 3].any? {|v| v > 3 } # => false
p [1, 2, 3].any? {|v| v > 1 } # => true
p [].any? {|v| v...

Bignum#==(other) -> bool (316.0)

比較演算子。数値として等しいか判定します。

比較演算子。数値として等しいか判定します。

@param other 比較対象の数値
@return self と other が等しい場合 true を返します。
そうでなければ false を返します。

Bignum#===(other) -> bool (316.0)

比較演算子。数値として等しいか判定します。

比較演算子。数値として等しいか判定します。

@param other 比較対象の数値
@return self と other が等しい場合 true を返します。
そうでなければ false を返します。

絞り込み条件を変える

Enumerable#all? -> bool (316.0)

すべての要素が真である場合に true を返します。 偽である要素があれば、ただちに false を返します。

すべての要素が真である場合に true を返します。
偽である要素があれば、ただちに false を返します。

ブロックを伴う場合は、各要素に対してブロックを評価し、すべての結果
が真である場合に true を返します。ブロックが偽を返した時点で、
ただちに false を返します。

自身に要素が存在しない場合は true を返します。


//emlist[例][ruby]{
require 'set'

# すべて正の数か?
p Set[5, 6, 7].all? {|v| v > 0 } # => true
p Set[5, -1, 7].all? {|v| v > 0...

Enumerable#all? {|item| ... } -> bool (316.0)

すべての要素が真である場合に true を返します。 偽である要素があれば、ただちに false を返します。

すべての要素が真である場合に true を返します。
偽である要素があれば、ただちに false を返します。

ブロックを伴う場合は、各要素に対してブロックを評価し、すべての結果
が真である場合に true を返します。ブロックが偽を返した時点で、
ただちに false を返します。

自身に要素が存在しない場合は true を返します。


//emlist[例][ruby]{
require 'set'

# すべて正の数か?
p Set[5, 6, 7].all? {|v| v > 0 } # => true
p Set[5, -1, 7].all? {|v| v > 0...

Enumerable#any? -> bool (316.0)

すべての要素が偽である場合に false を返します。 真である要素があれば、ただちに true を返します。

すべての要素が偽である場合に false を返します。
真である要素があれば、ただちに true を返します。

ブロックを伴う場合は、各要素に対してブロックを評価し、すべての結果
が偽である場合に false を返します。ブロックが真を返した時点
で、ただちに true を返します。

自身に要素が存在しない場合は false を返します。


//emlist[例][ruby]{
require 'set'
p Set[1, 2, 3].any? {|v| v > 3 } # => false
p Set[1, 2, 3].any? {|v| v > 1 } ...

Enumerable#any? {|item| ... } -> bool (316.0)

すべての要素が偽である場合に false を返します。 真である要素があれば、ただちに true を返します。

すべての要素が偽である場合に false を返します。
真である要素があれば、ただちに true を返します。

ブロックを伴う場合は、各要素に対してブロックを評価し、すべての結果
が偽である場合に false を返します。ブロックが真を返した時点
で、ただちに true を返します。

自身に要素が存在しない場合は false を返します。


//emlist[例][ruby]{
require 'set'
p Set[1, 2, 3].any? {|v| v > 3 } # => false
p Set[1, 2, 3].any? {|v| v > 1 } ...

Enumerable#include?(val) -> bool (316.0)

val と == の関係にある要素を含むとき真を返します。

val と == の関係にある要素を含むとき真を返します。

@param val 任意のオブジェクト

//emlist[例][ruby]{
[2, 4, 6].include? 2 #=> true
[2, 4, 6].include? 1 #=> false
[2, 4, 6].member? 2 #=> true
[2, 4, 6].member? 1 #=> false
//}

絞り込み条件を変える

Enumerable#member?(val) -> bool (316.0)

val と == の関係にある要素を含むとき真を返します。

val と == の関係にある要素を含むとき真を返します。

@param val 任意のオブジェクト

//emlist[例][ruby]{
[2, 4, 6].include? 2 #=> true
[2, 4, 6].include? 1 #=> false
[2, 4, 6].member? 2 #=> true
[2, 4, 6].member? 1 #=> false
//}

Enumerable#none? -> bool (316.0)

ブロックを指定しない場合は、 Enumerable オブジェクトのすべての 要素が偽であれば真を返します。そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定しない場合は、 Enumerable オブジェクトのすべての
要素が偽であれば真を返します。そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定した場合は、Enumerable オブジェクトのすべての要素を
ブロックで評価した結果が、すべて偽であれば真を返します。
そうでなければ偽を返します。

自身に要素が存在しない場合は true を返します。


//emlist[例][ruby]{
require 'set'
Set['ant', 'bear', 'cat'].none? {|word| word.length == 5} # => true
Set['ant', 'bear...

Enumerable#none? {|obj| ... } -> bool (316.0)

ブロックを指定しない場合は、 Enumerable オブジェクトのすべての 要素が偽であれば真を返します。そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定しない場合は、 Enumerable オブジェクトのすべての
要素が偽であれば真を返します。そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定した場合は、Enumerable オブジェクトのすべての要素を
ブロックで評価した結果が、すべて偽であれば真を返します。
そうでなければ偽を返します。

自身に要素が存在しない場合は true を返します。


//emlist[例][ruby]{
require 'set'
Set['ant', 'bear', 'cat'].none? {|word| word.length == 5} # => true
Set['ant', 'bear...

Enumerable#one? -> bool (316.0)

ブロックを指定しない場合は、 Enumerable オブジェクトの要素のうち ちょうど一つだけが真であれば、真を返します。 そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定しない場合は、 Enumerable オブジェクトの要素のうち
ちょうど一つだけが真であれば、真を返します。
そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定した場合は、Enumerable オブジェクトの要素を
ブロックで評価した結果、一つの要素だけが真であれば真を返します。
そうでなければ偽を返します。


//emlist[例][ruby]{
require 'set'
Set['ant', 'bear', 'cat'].one? {|word| word.length == 4} # => true
Set['ant', 'bear', 'cat'].one? {|wo...

Enumerable#one? {|obj| ... } -> bool (316.0)

ブロックを指定しない場合は、 Enumerable オブジェクトの要素のうち ちょうど一つだけが真であれば、真を返します。 そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定しない場合は、 Enumerable オブジェクトの要素のうち
ちょうど一つだけが真であれば、真を返します。
そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定した場合は、Enumerable オブジェクトの要素を
ブロックで評価した結果、一つの要素だけが真であれば真を返します。
そうでなければ偽を返します。


//emlist[例][ruby]{
require 'set'
Set['ant', 'bear', 'cat'].one? {|word| word.length == 4} # => true
Set['ant', 'bear', 'cat'].one? {|wo...

絞り込み条件を変える

Enumerator::Lazy#slice_before {|elt| bool } -> Enumerator::Lazy (316.0)

Enumerable#slice_before と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

Enumerable#slice_before と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.slice_before { |e| e.even? }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x00007f9f31844ce8>:each>>

1.step.lazy.slice_before { |e| e % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[1, 2], [3, 4, 5], [6...

Enumerator::Lazy#slice_before(initial_state) {|elt, state| bool } -> Enumerator::Lazy (316.0)

Enumerable#slice_before と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

Enumerable#slice_before と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.slice_before { |e| e.even? }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x00007f9f31844ce8>:each>>

1.step.lazy.slice_before { |e| e % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[1, 2], [3, 4, 5], [6...

Hash#has_value?(value) -> bool (316.0)

ハッシュが value を値として持つ時真を返します。 値の一致判定は == で行われます。

ハッシュが value を値として持つ時真を返します。
値の一致判定は == で行われます。

@param value 探索する値を指定します。

//emlist[][ruby]{
p({1 => "one"}.value?("one")) #=> true
p({1 => "one"}.value?("two")) #=> false
//}

@see Hash#key?

Hash#value?(value) -> bool (316.0)

ハッシュが value を値として持つ時真を返します。 値の一致判定は == で行われます。

ハッシュが value を値として持つ時真を返します。
値の一致判定は == で行われます。

@param value 探索する値を指定します。

//emlist[][ruby]{
p({1 => "one"}.value?("one")) #=> true
p({1 => "one"}.value?("two")) #=> false
//}

@see Hash#key?

IO#eof -> bool (316.0)

ストリームがファイルの終端に達した場合、true を返します。そうでない場合、false を返します。

ストリームがファイルの終端に達した場合、true を返します。そうでない場合、false を返します。

f = File.new("testfile")
dummy = f.readlines
f.eof #=> true

自身がパイプやソケットなどのストリームであった場合、相手がデータを送るか close するまでブロックします。

r, w = IO.pipe
Thread.new { sleep 10; w.close }
r.eof? #=> 10秒ブロックしてから true を返す。

r, w = IO.pipe
Thre...

絞り込み条件を変える

IO#eof? -> bool (316.0)

ストリームがファイルの終端に達した場合、true を返します。そうでない場合、false を返します。

ストリームがファイルの終端に達した場合、true を返します。そうでない場合、false を返します。

f = File.new("testfile")
dummy = f.readlines
f.eof #=> true

自身がパイプやソケットなどのストリームであった場合、相手がデータを送るか close するまでブロックします。

r, w = IO.pipe
Thread.new { sleep 10; w.close }
r.eof? #=> 10秒ブロックしてから true を返す。

r, w = IO.pipe
Thre...

IO#isatty -> bool (316.0)

入出力ポートがttyに結合している時、真を返します。そうでない場合 false を返します。

入出力ポートがttyに結合している時、真を返します。そうでない場合 false を返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.new("testfile").isatty # => false
File.new("/dev/tty").isatty # => true
//}

IO#tty? -> bool (316.0)

入出力ポートがttyに結合している時、真を返します。そうでない場合 false を返します。

入出力ポートがttyに結合している時、真を返します。そうでない場合 false を返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.new("testfile").isatty # => false
File.new("/dev/tty").isatty # => true
//}

Integer#==(other) -> bool (316.0)

比較演算子。数値として等しいか判定します。

比較演算子。数値として等しいか判定します。

@param other 比較対象の数値
@return self と other が等しい場合 true を返します。
そうでなければ false を返します。

//emlist[][ruby]{
1 == 2 # => false
1 == 1.0 # => true
//}

Integer#===(other) -> bool (316.0)

比較演算子。数値として等しいか判定します。

比較演算子。数値として等しいか判定します。

@param other 比較対象の数値
@return self と other が等しい場合 true を返します。
そうでなければ false を返します。

//emlist[][ruby]{
1 == 2 # => false
1 == 1.0 # => true
//}

絞り込み条件を変える

MatchData#==(other) -> bool (316.0)

self と other のマッチ対象になった文字列、元になった正規表現オブジェク ト、マッチした位置が等しければ true を返します。そうでない場合には false を返します。

self と other のマッチ対象になった文字列、元になった正規表現オブジェク
ト、マッチした位置が等しければ true を返します。そうでない場合には
false を返します。

@param other 比較対象のオブジェクトを指定します。

//emlist[文字列][ruby]{
s = "abc"
m1 = s.match("a")
m2 = s.match("b")
m1 == m2 # => false
m2 = s.match("a")
m1 == m2 # => true
//}

//emlist[正規表現][ruby]{
r = /abc/
m1 = r.mat...

MatchData#eql?(other) -> bool (316.0)

self と other のマッチ対象になった文字列、元になった正規表現オブジェク ト、マッチした位置が等しければ true を返します。そうでない場合には false を返します。

self と other のマッチ対象になった文字列、元になった正規表現オブジェク
ト、マッチした位置が等しければ true を返します。そうでない場合には
false を返します。

@param other 比較対象のオブジェクトを指定します。

//emlist[文字列][ruby]{
s = "abc"
m1 = s.match("a")
m2 = s.match("b")
m1 == m2 # => false
m2 = s.match("a")
m1 == m2 # => true
//}

//emlist[正規表現][ruby]{
r = /abc/
m1 = r.mat...

Method#==(other) -> bool (316.0)

自身と other が同じインスタンスの同じメソッドを表す場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

自身と other が同じインスタンスの同じメソッドを表す場合に
true を返します。そうでない場合に false を返します。

@param other 自身と比較したいオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
s = "bar"
a = s.method(:size)
b = s.method(:size)
p a == b #=> true
//}

Method#eql?(other) -> bool (316.0)

自身と other が同じインスタンスの同じメソッドを表す場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

自身と other が同じインスタンスの同じメソッドを表す場合に
true を返します。そうでない場合に false を返します。

@param other 自身と比較したいオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
s = "bar"
a = s.method(:size)
b = s.method(:size)
p a == b #=> true
//}

Object#is_a?(mod) -> bool (316.0)

オブジェクトが指定されたクラス mod かそのサブクラスのインスタンスであるとき真を返します。

オブジェクトが指定されたクラス mod かそのサブクラスのインスタンスであるとき真を返します。

また、オブジェクトがモジュール mod をインクルードしたクラスかそのサブクラス
のインスタンスである場合にも真を返します。
Module#includeだけではなく、Object#extendやModule#prependに
よってサブクラスのインスタンスになる場合も含みます。
上記のいずれでもない場合に false を返します。

@param mod クラスやモジュールなど、Moduleかそのサブクラスのインスタンスです。

//emlist[][ruby]{
module M
end
c...

絞り込み条件を変える

Object#kind_of?(mod) -> bool (316.0)

オブジェクトが指定されたクラス mod かそのサブクラスのインスタンスであるとき真を返します。

オブジェクトが指定されたクラス mod かそのサブクラスのインスタンスであるとき真を返します。

また、オブジェクトがモジュール mod をインクルードしたクラスかそのサブクラス
のインスタンスである場合にも真を返します。
Module#includeだけではなく、Object#extendやModule#prependに
よってサブクラスのインスタンスになる場合も含みます。
上記のいずれでもない場合に false を返します。

@param mod クラスやモジュールなど、Moduleかそのサブクラスのインスタンスです。

//emlist[][ruby]{
module M
end
c...

Regexp#==(other) -> bool (316.0)

otherが同じパターン、オプション、文字コードの正規表現であったらtrueを返します。

otherが同じパターン、オプション、文字コードの正規表現であったらtrueを返します。

@param other 正規表現を指定します。

//emlist[例][ruby]{
p /^eee$/ == /~eee$/x # => false
p /^eee$/ == /~eee$/i # => false
p /^eee$/e == /~eee$/u # => false
p /^eee$/ == Regexp.new("^eee$") # => true
p /^eee$/.eql?(/^eee$/) # => true
//}

Regexp#eql?(other) -> bool (316.0)

otherが同じパターン、オプション、文字コードの正規表現であったらtrueを返します。

otherが同じパターン、オプション、文字コードの正規表現であったらtrueを返します。

@param other 正規表現を指定します。

//emlist[例][ruby]{
p /^eee$/ == /~eee$/x # => false
p /^eee$/ == /~eee$/i # => false
p /^eee$/e == /~eee$/u # => false
p /^eee$/ == Regexp.new("^eee$") # => true
p /^eee$/.eql?(/^eee$/) # => true
//}

String#==(other) -> bool (316.0)

other が文字列の場合、String#eql? と同様に文字列の内容を比較します。

other が文字列の場合、String#eql? と同様に文字列の内容を比較します。

other が文字列でない場合、
other.to_str が定義されていれば
other == self の結果を返します。(ただし、 other.to_str は実行されません。)
そうでなければ false を返します。

@param other 任意のオブジェクト
@return true か false

//emlist[例][ruby]{
stringlike = Object.new

def stringlike.==(other)
"string" == ...

String#===(other) -> bool (316.0)

other が文字列の場合、String#eql? と同様に文字列の内容を比較します。

other が文字列の場合、String#eql? と同様に文字列の内容を比較します。

other が文字列でない場合、
other.to_str が定義されていれば
other == self の結果を返します。(ただし、 other.to_str は実行されません。)
そうでなければ false を返します。

@param other 任意のオブジェクト
@return true か false

//emlist[例][ruby]{
stringlike = Object.new

def stringlike.==(other)
"string" == ...

絞り込み条件を変える

Time#dst? -> bool (316.0)

自身が表す日時が夏時間なら true を返します。そうでないなら false を返します。

自身が表す日時が夏時間なら true を返します。そうでないなら false を返します。

//emlist[][ruby]{
ENV['TZ'] = 'US/Pacific'
p Time.local(2000, 7, 1).isdst # => true
p Time.local(2000, 1, 1).isdst # => false
//}

Time#gmt? -> bool (316.0)

self のタイムゾーンが協定世界時に設定されていれば真を返します。

self のタイムゾーンが協定世界時に設定されていれば真を返します。

//emlist[][ruby]{
p t = Time.local(2017,9,19,15,0,0) # => 2017-09-19 15:00:00 +0900
p t.utc? # => false
p utc_t = t.getutc # => 2017-09-19 06:00:00 UTC
p utc_t.utc? # => true
//}

Time#isdst -> bool (316.0)

自身が表す日時が夏時間なら true を返します。そうでないなら false を返します。

自身が表す日時が夏時間なら true を返します。そうでないなら false を返します。

//emlist[][ruby]{
ENV['TZ'] = 'US/Pacific'
p Time.local(2000, 7, 1).isdst # => true
p Time.local(2000, 1, 1).isdst # => false
//}

Time#utc? -> bool (316.0)

self のタイムゾーンが協定世界時に設定されていれば真を返します。

self のタイムゾーンが協定世界時に設定されていれば真を返します。

//emlist[][ruby]{
p t = Time.local(2017,9,19,15,0,0) # => 2017-09-19 15:00:00 +0900
p t.utc? # => false
p utc_t = t.getutc # => 2017-09-19 06:00:00 UTC
p utc_t.utc? # => true
//}

UnboundMethod#==(other) -> bool (316.0)

自身と other が同じクラスあるいは同じモジュールの同じメソッドを表す場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

自身と other が同じクラスあるいは同じモジュールの同じメソッドを表す場合に
true を返します。そうでない場合に false を返します。

@param other 自身と比較したいオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
a = String.instance_method(:size)
b = String.instance_method(:size)
p a == b #=> true

c = Array.instance_method(:size)
p a == c ...

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UnboundMethod#eql?(other) -> bool (316.0)

自身と other が同じクラスあるいは同じモジュールの同じメソッドを表す場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

自身と other が同じクラスあるいは同じモジュールの同じメソッドを表す場合に
true を返します。そうでない場合に false を返します。

@param other 自身と比較したいオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
a = String.instance_method(:size)
b = String.instance_method(:size)
p a == b #=> true

c = Array.instance_method(:size)
p a == c ...

ARGF.class#binmode? -> bool (313.0)

ARGF の入力ストリームがバイナリモードなら true を返します。 そうでない場合、false を返します。

ARGF の入力ストリームがバイナリモードなら true を返します。
そうでない場合、false を返します。

バイナリモードにするためには ARGF.class#binmode を使用します。

ARGF.binmode? # => false
ARGF.binmode
ARGF.binmode? # => true

@see IO#binmode?, ARGF.class#binmode

ARGF.class#closed? -> bool (313.0)

現在開いている処理対象のファイルがARGFがcloseされていればtrueを返します。

現在開いている処理対象のファイルがARGFがcloseされていればtrueを返します。

例:
# $ echo "foo" > foo
# $ echo "bar" > bar
# $ ruby argf.rb foo bar

ARGF.filename # => "foo"
ARGF.close
# 複数のファイルを開いているので1度のARGF.closeではまた全てのファイルを閉じていないのでfalseになる
ARGF.closed? # => false
ARGF.filename # => "bar"
ARGF.close
# 2つ...

Array#==(other) -> bool (313.0)

自身と other の各要素をそれぞれ順に == で比較し て、全要素が等しければ true を返します。そうでない場合には false を返します。

自身と other の各要素をそれぞれ順に == で比較し
て、全要素が等しければ true を返します。そうでない場合には false を返します。

@param other 自身と比較したい配列を指定します。

@see Object#==

//emlist[例][ruby]{
[ "a", "c" ] == [ "a", "c", 7 ] #=> false
[ "a", "c", 7 ] == [ "a", "c", 7 ] #=> true
[ "a", "c", 7 ] == [ "a", "d", "f" ] #=> false
//}

Array#empty? -> bool (313.0)

自身の要素の数が 0 の時に真を返します。そうでない場合に false を返します。

自身の要素の数が 0 の時に真を返します。そうでない場合に false を返します。

//emlist[例][ruby]{
p [].empty? #=> true
p [1, 2, 3].empty? #=> false
//}

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Array#eql?(other) -> bool (313.0)

自身と other の各要素をそれぞれ順に Object#eql? で比較して、全要素が等しければ真を返 します。そうでない場合に false を返します。

自身と other の各要素をそれぞれ順に
Object#eql? で比較して、全要素が等しければ真を返
します。そうでない場合に false を返します。

@param other 自身と比較したい配列を指定します。

//emlist[例][ruby]{
["a", "b", "c"].eql? ["a", "b", "c"] #=> true
["a", "b", "c"].eql? ["a", "c", "b"] #=> false
["a", "b", 1].eql? ["a", "b", 1.0] #=> false (1.eql?(1.0) ...

Array#include?(val) -> bool (313.0)

配列が val と == で等しい要素を持つ時に真を返します。

配列が val と == で等しい要素を持つ時に真を返します。

@param val オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
a = [ "a", "b", "c" ]
a.include?("b") #=> true
a.include?("z") #=> false
//}

BasicObject#! -> bool (313.0)

オブジェクトを真偽値として評価し、その論理否定を返します。

オブジェクトを真偽値として評価し、その論理否定を返します。

このメソッドは self が nil または false であれば真を、さもなくば偽を返します。
主に論理式の評価に伴って副作用を引き起こすことを目的に
再定義するものと想定されています。

このメソッドを再定義しても Ruby の制御式において nil や false 以外が偽として
扱われることはありません。

@return オブジェクトが偽であれば真、さもなくば偽

//emlist[例][ruby]{
class NegationRecorder < BasicObject
def initialize
@co...

BasicObject#!=(other) -> bool (313.0)

オブジェクトが other と等しくないことを判定します。

オブジェクトが other と等しくないことを判定します。

デフォルトでは self == other を評価した後に結果を論理否定して返します。
このため、サブクラスで BasicObject#== を再定義しても != とは自動的に整合性が
とれるようになっています。

ただし、 BasicObject#!= 自身や BasicObject#! を再定義した際には、ユーザーの責任で
整合性を保たなくてはなりません。

このメソッドは主に論理式の評価に伴って副作用を引き起こすことを目的に
再定義するものと想定されています。

@param other 比較対象となるオブジェクト
@see ...

BasicObject#==(other) -> bool (313.0)

オブジェクトが other と等しければ真を、さもなくば偽を返します。

オブジェクトが other と等しければ真を、さもなくば偽を返します。

このメソッドは各クラスの性質に合わせて、サブクラスで再定義するべきです。
多くの場合、オブジェクトの内容が等しければ真を返すように (同値性を判定するように) 再定義
することが期待されています。

デフォルトでは Object#equal? と同じオブジェクトの同一性になっています。

@param other 比較対象となるオブジェクト
@return other が self と同値であれば真、さもなくば偽

//emlist[例][ruby]{
class Person < BasicObject
def i...

絞り込み条件を変える

BasicObject#equal?(other) -> bool (313.0)

オブジェクトが other と同一であれば真を、さもなくば偽を返します。

オブジェクトが other と同一であれば真を、さもなくば偽を返します。

このメソッドは2つのオブジェクトが同一のものであるかどうかを判定します。
一般にはこのメソッドを決して再定義すべきでありません。
ただし、 BasicObject の位置づけ上、どうしても再定義が必要な用途もあるでしょう。
再定義する際には自分が何をしているのかよく理解してから実行してください。

@param other 比較対象となるオブジェクト
@return other が self 自身であれば真、さもなくば偽

//emlist[例][ruby]{
original = "a"
copied = origi...

Bignum#eql?(other) -> bool (313.0)

self と other のクラスが等しくかつ同じ値である場合に true を返します。 そうでない場合に false を返します。

self と other のクラスが等しくかつ同じ値である場合に true を返します。
そうでない場合に false を返します。

@param other self と比較したい数値。

(1 << 64) == (1 << 64).to_f # => true
(1 << 64).eql?((1 << 64).to_f) # => false

Bignum#even? -> bool (313.0)

self が偶数の場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

self が偶数の場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

Bignum#odd? -> bool (313.0)

self が奇数の場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

self が奇数の場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

Binding#local_variable_defined?(symbol) -> bool (313.0)

引数 symbol で指定した名前のローカル変数が定義されている場合に true を、 そうでない場合に false を返します。

引数 symbol で指定した名前のローカル変数が定義されている場合に true を、
そうでない場合に false を返します。

@param symbol ローカル変数名を Symbol オブジェクトで指定します。

//emlist[例][ruby]{
def foo
a = 1
binding.local_variable_defined?(:a) # => true
binding.local_variable_defined?(:b) # => false
end
//}

このメソッドは以下のコードの短縮形です。

//emlist[][ruby]{
bindin...

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Comparable#<(other) -> bool (313.0)

比較演算子 <=> をもとにオブジェクト同士を比較します。 <=> が負の整数を返した場合に、true を返します。 それ以外の整数を返した場合に、false を返します。

比較演算子 <=> をもとにオブジェクト同士を比較します。
<=> が負の整数を返した場合に、true を返します。
それ以外の整数を返した場合に、false を返します。

@param other 自身と比較したいオブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError <=> が nil を返したときに発生します。

//emlist[例][ruby]{
1 < 1 # => false
1 < 2 # => true
//}

Comparable#<=(other) -> bool (313.0)

比較演算子 <=> をもとにオブジェクト同士を比較します。 <=> が負の整数か 0 を返した場合に、true を返します。 それ以外の整数を返した場合に、false を返します。

比較演算子 <=> をもとにオブジェクト同士を比較します。
<=> が負の整数か 0 を返した場合に、true を返します。
それ以外の整数を返した場合に、false を返します。

@param other 自身と比較したいオブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError <=> が nil を返したときに発生します。

//emlist[例][ruby]{
1 <= 0 # => false
1 <= 1 # => true
1 <= 2 # => true
//}

Comparable#==(other) -> bool (313.0)

比較演算子 <=> をもとにオブジェクト同士を比較します。 <=> が 0 を返した時に、true を返します。 それ以外を返した場合は、false を返します。

比較演算子 <=> をもとにオブジェクト同士を比較します。
<=> が 0 を返した時に、true を返します。
それ以外を返した場合は、false を返します。

@param other 自身と比較したいオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
1 == 1 # => true
1 == 2 # => false
//}

Comparable#>(other) -> bool (313.0)

比較演算子 <=> をもとにオブジェクト同士を比較します。 <=> が正の整数を返した場合に、true を返します。 それ以外の整数を返した場合に、false を返します。

比較演算子 <=> をもとにオブジェクト同士を比較します。
<=> が正の整数を返した場合に、true を返します。
それ以外の整数を返した場合に、false を返します。

@param other 自身と比較したいオブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError <=> が nil を返したときに発生します。

//emlist[例][ruby]{
1 > 0 # => true
1 > 1 # => false
//}

Comparable#>=(other) -> bool (313.0)

比較演算子 <=> をもとにオブジェクト同士を比較します。 <=> が正の整数か 0 を返した場合に、true を返します。 それ以外の整数を返した場合に、false を返します。

比較演算子 <=> をもとにオブジェクト同士を比較します。
<=> が正の整数か 0 を返した場合に、true を返します。
それ以外の整数を返した場合に、false を返します。

@param other 自身と比較したいオブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError <=> が nil を返したときに発生します。

//emlist[例][ruby]{
1 >= 0 # => true
1 >= 1 # => true
1 >= 2 # => false
//}

絞り込み条件を変える

Comparable#between?(min, max) -> bool (313.0)

比較演算子 <=> をもとに self が min と max の範囲内(min, max を含みます)にあるかを判断します。

比較演算子 <=> をもとに self が min と max の範囲内(min, max
を含みます)にあるかを判断します。

以下のコードと同じです。
//emlist[][ruby]{
self >= min and self <= max
//}

@param min 範囲の下端を表すオブジェクトを指定します。

@param max 範囲の上端を表すオブジェクトを指定します。

@raise ArgumentError self <=> min か、self <=> max が nil を返
したときに発生します。

//emlist[例...

Complex#<(other) -> bool (313.0)

@undef

@undef

Complex#<=(other) -> bool (313.0)

@undef

@undef

Complex#==(other) -> bool (313.0)

数値として等しいか判定します。

数値として等しいか判定します。

@param other 自身と比較する数値

//emlist[例][ruby]{
Complex(2, 1) == Complex(1) # => false
Complex(1, 0) == Complex(1) # => true
Complex(1, 0) == 1 # => true
//}

Complex#>(other) -> bool (313.0)

@undef

@undef

絞り込み条件を変える

Complex#>=(other) -> bool (313.0)

@undef

@undef

Complex#between?(min, max) -> bool (313.0)

@undef

@undef

Encoding#ascii_compatible? -> bool (313.0)

自身が ASCII 互換のエンコーディングである場合真返します。 そうでない場合は偽を返します。

自身が ASCII 互換のエンコーディングである場合真返します。
そうでない場合は偽を返します。


//emlist[例][ruby]{
Encoding::UTF_8.ascii_compatible? #=> true
Encoding::UTF_16BE.ascii_compatible? #=> false
//}

Encoding#dummy? -> bool (313.0)

自身がダミーエンコーディングである場合に true を返します。 そうでない場合に false を返します。

自身がダミーエンコーディングである場合に true を返します。
そうでない場合に false を返します。

ダミーエンコーディングとは Ruby が名前を知っているものの実質的には対応していないエンコーディングのことです。例えば、ダミーエンコーディングで符号化された文字列の場合、 String#length はマルチバイト文字を考慮せずにバイト列の長さを返します。

ダミーエンコーディングも IO の外部エンコーディングに指定できます。また
Ruby はサポートしていないが拡張ライブラリがサポートしているエンコーディングを扱う場合にも
用います。

//emlist[例][ruby]{
E...

Encoding::InvalidByteSequenceError#incomplete_input? -> bool (313.0)

エラー発生時に入力文字列が不足している場合に真を返します。

エラー発生時に入力文字列が不足している場合に真を返します。

つまり、マルチバイト文字列の途中で文字列が終わっている場合に
真を返します。これは後続の入力を追加することでエラーが
解消する可能性があることを意味します。

//emlist[例][ruby]{
ec = Encoding::Converter.new("EUC-JP", "ISO-8859-1")

begin
ec.convert("abc\xA1z")
rescue Encoding::InvalidByteSequenceError
p $!
#=> #<Encoding::InvalidByteSequenc...

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Enumerable#slice_before {|elt| bool } -> Enumerator (313.0)

パターンがマッチした要素、もしくはブロックが真を返した要素から 次にマッチする手前までを チャンク化(グループ化)したものを繰り返す Enumerator を 返します。

パターンがマッチした要素、もしくはブロックが真を返した要素から
次にマッチする手前までを
チャンク化(グループ化)したものを繰り返す Enumerator を
返します。

パターンを渡した場合は各要素に対し === が呼び出され、
それが真になったところをチャンクの先頭と見なします。
ブロックを渡した場合は、各要素に対しブロックを適用し
返り値が真であった要素をチャンクの先頭と見なします。

より厳密にいうと、「先頭要素」の手前で分割していきます。
最初の要素の評価は無視されます。

各チャンクは配列として表現されます。

Enumerable#to_a や Enumerable#map ...

Enumerator::Lazy#slice_after {|elt| bool } -> Enumerator::Lazy (313.0)

Enumerable#slice_after と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

Enumerable#slice_after と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.slice_after { |e| e % 3 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x007fd73980e6f8>:each>>

1.step.lazy.slice_after { |e| e % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[1, 2, 3], [4, 5, 6], [...

Enumerator::Lazy#slice_when {|elt_before, elt_after| bool } -> Enumerator::Lazy (313.0)

Enumerable#slice_when と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

Enumerable#slice_when と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.slice_when { |i, j| (i + j) % 5 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x00007fce84118348>:each>>

1.step.lazy.slice_when { |i, j| (i + j) % 5 == 0 }.take(5).force
# => [[1, 2]...

Exception#==(other) -> bool (313.0)

自身と指定された other のクラスが同じであり、 message と backtrace が == メソッドで比較して 等しい場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

自身と指定された other のクラスが同じであり、
message と backtrace が == メソッドで比較して
等しい場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

@param other 自身と比較したいオブジェクトを指定します。
自身と異なるクラスのオブジェクトを指定した場合は
Exception#exception を実行して変換を試みます。

//emlist[例][ruby]{
require "date"
def check_long_month(month)
return if D...

FalseClass#^(other) -> bool (313.0)

other が真なら true を, 偽なら false を返します。

other が真なら true を, 偽なら false を返します。

@param other 排他的論理和を行なう式です。

^ は再定義可能な演算子に分類されていますので、通常は false ^ other の形で使われます。

//emlist[例][ruby]{
p false ^ true #=> true
p false ^ false #=> false
p false ^ nil #=> false
p false ^ (1 == 1) #=> true
p false ^ (1 + 1) #=> true

p false.^(true) ...

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FalseClass#|(other) -> bool (313.0)

other が真なら true を, 偽なら false を返します。

other が真なら true を, 偽なら false を返します。

@param other 論理和を行なう式です。

| は再定義可能な演算子に分類されていますので、通常は false | other の形で使われます。

//emlist[例][ruby]{
p false | true #=> true
p false | false #=> false
p false | nil #=> false
p false | (1 == 1) #=> true
p false | (1 + 1) #=> true

p false.|(true) #=...

File::Stat#blockdev? -> bool (313.0)

ブロックスペシャルファイルの時に真を返します。

ブロックスペシャルファイルの時に真を返します。

//emlist[][ruby]{
Dir.glob("/dev/*") {|bd|
if File::Stat.new(bd).blockdev?
puts bd
end
}
#例
#...
#=> /dev/hda1
#=> /dev/hda3
#...
//}

File::Stat#chardev? -> bool (313.0)

キャラクタスペシャルファイルの時に真を返します。

キャラクタスペシャルファイルの時に真を返します。

//emlist[][ruby]{
Dir.glob("/dev/*") {|bd|
if File::Stat.new(bd).chardev?
puts bd
end
}
#例
#...
#=> /dev/tty1
#=> /dev/stderr
#...
//}

File::Stat#directory? -> bool (313.0)

ディレクトリの時に真を返します。

ディレクトリの時に真を返します。

//emlist[][ruby]{
p File::Stat.new($0).directory? #=> false
//}

@see FileTest.#directory?

File::Stat#executable? -> bool (313.0)

実効ユーザ/グループIDで実行できる時に真を返します。

実効ユーザ/グループIDで実行できる時に真を返します。

//emlist[][ruby]{
p File::Stat.new($0).executable?
# 例
#=> true
//}

絞り込み条件を変える

File::Stat#executable_real? -> bool (313.0)

実ユーザ/グループIDで実行できる時に真を返します。

実ユーザ/グループIDで実行できる時に真を返します。

//emlist[][ruby]{
p File::Stat.new($0).executable_real?
#例
#=> true
//}

File::Stat#file? -> bool (313.0)

通常ファイルの時に真を返します。

通常ファイルの時に真を返します。

//emlist[][ruby]{
p File::Stat.new($0).file? #=> true
//}

File::Stat#grpowned? -> bool (313.0)

グループIDが実効グループIDと等しい時に真を返します。

グループIDが実効グループIDと等しい時に真を返します。

補助グループIDは考慮されません。

//emlist[][ruby]{
printf "%s %s\n", $:[0], File::Stat.new($:[0]).grpowned?
#例
#=> /usr/local/lib/site_ruby/1.8 false
printf "%s %s\n", $0, File::Stat.new($0).grpowned?
#例
#=> filestat.rb true
//}

File::Stat#owned? -> bool (313.0)

自分のものである時に真を返します。

自分のものである時に真を返します。

//emlist[][ruby]{
printf "%s %s\n", $:[0], File::Stat.new($:[0]).owned?
#例
#=> /usr/local/lib/site_ruby/1.8 false
//}

File::Stat#pipe? -> bool (313.0)

無名パイプおよび名前つきパイプ(FIFO)の時に真を返します。

無名パイプおよび名前つきパイプ(FIFO)の時に真を返します。

//emlist[][ruby]{
system("mkfifo /tmp/pipetest")
p File::Stat.new("/tmp/pipetest").pipe? #=> true
//}

絞り込み条件を変える

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