るりまサーチ (Ruby 2.3.0)

最速Rubyリファレンスマニュアル検索!
11件ヒット [1-11件を表示] (0.036秒)

別のキーワード

  1. pretty_print :pp
  2. requirement :gem::dependency

ライブラリ

クラス

モジュール

検索結果

Object#pretty_print(pp) -> () (133.0)

PP.pp や Kernel.#pp がオブジェクトの内容を出力するときに 呼ばれるメソッドです。PP オブジェクト pp を引数として呼ばれます。

PP.pp や Kernel.#pp がオブジェクトの内容を出力するときに
呼ばれるメソッドです。PP オブジェクト pp を引数として呼ばれます。

あるクラスの pp の出力をカスタマイズしたい場合は、このメソッドを再定義します。
そのとき pretty_print メソッドは指定された pp に対して表示したい自身の内容を追加して
いかなければいけません。いくつかの組み込みクラスについて、
pp ライブラリはあらかじめ pretty_print メソッドを定義しています。

@param pp PP オブジェクトです。

//emlist[][ruby]{
require 'pp'

...

pp (73.0)

オブジェクトなどを見やすく出力するためのライブラリです。

オブジェクトなどを見やすく出力するためのライブラリです。

このライブラリを require すると Kernel.#pp が定義されます。
Kernel.#p のかわりに Kernel.#pp を使うことにより、
適切にインデントと改行された分かりやすい出力を得ることが出来ます。
pp ライブラリは、ユーザがあたらしく定義したクラスに対しても見やすい表示を
するように作られていますので、Kernel.#pp を使う上で余計な作業をする
必要はありません。

=== どちらが読みやすいでしょうか?

p による pretty-print されてない出力:
#<PP:0x81a0d10 @s...

Kernel.#pp(*obj) -> object (67.0)

指定されたオブジェクト obj を標準出力に見やすい形式(プリティプリント)で出力します。 obj それぞれを引数として PP.pp を呼ぶことと同等です。

指定されたオブジェクト obj を標準出力に見やすい形式(プリティプリント)で出力します。
obj それぞれを引数として PP.pp を呼ぶことと同等です。


@param obj 表示したいオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
require 'pp'

b = [1, 2, 3] * 4
a = [b, b]
a << a
pp a

#=> [[1, 2, 3, 1, 2, 3, 1, 2, 3, 1, 2, 3],
# [1, 2, 3, 1, 2, 3, 1, 2, 3, 1, 2, 3],
# [...]]
//}

@see PP.p...

PP.sharing_detection -> bool (49.0)

共有検出フラグを表すアクセサです。 デフォルトは false です。true である場合、 PP.pp は一度出力したオブジェクトを再び出力する時 Object#pretty_print_cycle を使います。

共有検出フラグを表すアクセサです。
デフォルトは false です。true である場合、
PP.pp は一度出力したオブジェクトを再び出力する時
Object#pretty_print_cycle を使います。

@param boolean 共有検出フラグを true か false で指定します。

//emlist[][ruby]{
require 'pp'

b = [1, 2, 3]
a = [b, b]

pp a #=> [[1, 2, 3], [1, 2, 3]]

PP.sharing_detection = true
pp ...

PP.sharing_detection=(boolean) (49.0)

共有検出フラグを表すアクセサです。 デフォルトは false です。true である場合、 PP.pp は一度出力したオブジェクトを再び出力する時 Object#pretty_print_cycle を使います。

共有検出フラグを表すアクセサです。
デフォルトは false です。true である場合、
PP.pp は一度出力したオブジェクトを再び出力する時
Object#pretty_print_cycle を使います。

@param boolean 共有検出フラグを true か false で指定します。

//emlist[][ruby]{
require 'pp'

b = [1, 2, 3]
a = [b, b]

pp a #=> [[1, 2, 3], [1, 2, 3]]

PP.sharing_detection = true
pp ...

絞り込み条件を変える

IRB::Context#inspect_mode=(opt) (19.0)

実行結果の出力方式を opt に設定します。

実行結果の出力方式を opt に設定します。

@param opt 以下のいずれかを指定します。
: false, :to_s, :raw
出力結果を to_s したものを表示します。
: true, :p, :inspect
出力結果を inspect したものを表示します。
: :pp, :pretty_inspect
出力結果を pretty_inspect したものを表示します。
: :yaml, :YAML
出力結果を YAML 形式にしたものを表示します。
: :marshal, :Marshal, :MARSHAL, Marshal
出力結果を Marsh...

Object#pretty_print_cycle(pp) -> () (19.0)

プリティプリント時にオブジェクトの循環参照が検出された場合、 Object#pretty_print の代わりに呼ばれるメソッドです。

プリティプリント時にオブジェクトの循環参照が検出された場合、
Object#pretty_print の代わりに呼ばれるメソッドです。

あるクラスの pp の出力をカスタマイズしたい場合は、
このメソッドも再定義する必要があります。

@param pp PP オブジェクトです。

//emlist[][ruby]{
class Array
def pretty_print_cycle(q)
q.text(empty? ? '[]' : '[...]')
end
end
//}

@see Object#pretty_print

OpenSSL::BN#pretty_print(pp) (19.0)

Kernel.#pp でオブジェクトの内容を出力するときに、内部で呼ばれるメソッドです。

Kernel.#pp でオブジェクトの内容を出力するときに、内部で呼ばれるメソッドです。

//emlist[][ruby]{
require 'pp'
require 'openssl'

pp 5.to_bn #=> #<OpenSSL::BN 5>
pp (-5).to_bn #=> #<OpenSSL::BN -5>
//}

@param pp PP クラスのインスタンスオブジェクト

PP#seplist(list, sep = lambda { comma_breakable }, iter_method = :each) {|e| ...} -> () (19.0)

リストの各要素を何かで区切りつつ、自身に追加していくために使われます。

リストの各要素を何かで区切りつつ、自身に追加していくために使われます。

list を iter_method によってイテレートし、各要素を引数としてブロックを実行します。
また、それぞれのブロックの実行の合間に sep が呼ばれます。

つまり、以下のふたつは同値です。

//emlist[][ruby]{
q.seplist([1,2,3]) {|v| q.pp v }

q.pp 1
q.comma_breakable
q.pp 2
q.comma_breakable
q.pp 3
//}

@param list 自身に追加したい配列を与えます。iter_method を適切に指定...

debug (19.0)

Ruby デバッガです。Ruby スクリプトのソースコードデバッグに使用します。

Ruby デバッガです。Ruby スクリプトのソースコードデバッグに使用します。

また、Emacs を使用したインタフェース rubydb3x.el が
https://github.com/ruby/elisp にあるので、活用してください。

=== 使い方

$ ruby -rdebug foo.rb

または、Emacs から

M-x load-library rubydb3x.el
M-x rubydb

=== デバッグコマンド

以下は、デバッガで使用できるコマンド名とその用法の一覧です。
各コマンド名には省略形があります。

ここに挙げたもの以外を入力し...

絞り込み条件を変える

irb (19.0)

irb は Interactive Ruby の略です。 irb を使うと、Ruby の式を標準入力から簡単に入力・実行することができます。

irb は Interactive Ruby の略です。
irb を使うと、Ruby の式を標準入力から簡単に入力・実行することができます。

=== irb の使い方

Ruby さえ知っていれば irb を使うのは簡単です。
irb コマンドを実行すると、以下のようなプロンプトが表れます。

$ irb
irb(main):001:0>

あとは Ruby の式を入力するだけで、その式が実行され、結果が表示されます。

irb(main):001:0> 1+2
3
irb(main):002:0> class Foo
irb(main):003:1> def f...