るりまサーチ (Ruby 2.1.0)

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2612件ヒット [101-200件を表示] (0.162秒)

別のキーワード

  1. _builtin >
  2. bigdecimal >
  3. float >
  4. module >
  5. complex >

モジュール

オブジェクト

キーワード

検索結果

<< < 1 2 3 4 ... > >>

LocalJumpError#exit_value -> object (343.0)

例外 LocalJumpError を発生する原因となった break や return に渡した値を返します。

例外 LocalJumpError を発生する原因となった
break や return に渡した値を返します。

例:

def foo
proc { return 10 }
end

begin
foo.call
rescue LocalJumpError => err
p err # => #<LocalJumpError: return from block-closure>
p err.reason # => :return
p err.exit_value # => 10
e...

LocalJumpError#reason -> Symbol (343.0)

例外を発生させた原因をシンボルで返します。

例外を発生させた原因をシンボルで返します。

返す値は以下のいずれかです。

* :break
* :redo
* :retry
* :next
* :return
* :noreason

例:

def foo
proc { return 10 }
end

begin
foo.call
rescue LocalJumpError => err
p err # => #<LocalJumpError: return from block-closure>
p err.reason ...

MatchData#named_captures -> Hash (343.0)

名前付きキャプチャをHashで返します。

名前付きキャプチャをHashで返します。

Hashのキーは名前付きキャプチャの名前です。Hashの値はキーの名前に対応した名前付きグループのうち最後にマッチした文字列です。

//emlist[例][ruby]{
m = /(?<a>.)(?<b>.)/.match("01")
m.named_captures # => {"a" => "0", "b" => "1"}

m = /(?<a>.)(?<b>.)?/.match("0")
m.named_captures # => {"a" => "0", "b" => nil}

m = /(?<a>.)(?<a>.)/.match("0...

Method#clone -> Method (343.0)

自身を複製した Method オブジェクトを作成して返します。

自身を複製した Method オブジェクトを作成して返します。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
def foo
"foo"
end
end

m = Foo.new.method(:foo) # => #<Method: Foo#foo>
m.call # => "foo"

m.clone # => #<Method: Foo#foo>
m.clone.call # => "foo"
//}

Method#owner -> Class | Module (343.0)

このメソッドが定義されている class か module を返します。

このメソッドが定義されている class か module を返します。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
def foo(arg)
"foo called with arg #{arg}"
end
end

m = Foo.new.method(:foo) # => #<Method: Foo#foo>
m.owner # => Foo

m = Foo.new.method(:puts) # => #<Method: Foo(Kernel)#puts>
m.owner # => Kernel
//}

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Method#receiver -> object (343.0)

このメソッドオブジェクトのレシーバを返します。

このメソッドオブジェクトのレシーバを返します。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
def foo(arg)
"foo called with arg #{arg}"
end
end

m = Foo.new.method(:foo) # => #<Method: Foo#foo>
m.receiver # => #<Foo:0x007fb39203eb78>
m.receiver.foo(1) # => "foo called with arg 1"
//}

RubyVM::InstructionSequence#absolute_path -> String | nil (343.0)

self が表す命令シーケンスの絶対パスを返します。

self が表す命令シーケンスの絶対パスを返します。

self を文字列から作成していた場合は nil を返します。

例1:irb で実行した場合

iseq = RubyVM::InstructionSequence.compile('num = 1 + 2')
# => <RubyVM::InstructionSequence:<compiled>@<compiled>>
iseq.absolute_path
# => nil

例2: RubyVM::InstructionSequence.compile_file を使用した場合

# /tmp/method....

RubyVM::InstructionSequence#base_label -> String (343.0)

self が表す命令シーケンスの基本ラベルを返します。

self が表す命令シーケンスの基本ラベルを返します。

例1:irb で実行した場合

iseq = RubyVM::InstructionSequence.compile('num = 1 + 2')
# => <RubyVM::InstructionSequence:<compiled>@<compiled>>
iseq.base_label
# => "<compiled>"

例2: RubyVM::InstructionSequence.compile_file を使用した場合

# /tmp/method.rb
def hello
puts "h...

RubyVM::InstructionSequence#label -> String (343.0)

self が表す命令シーケンスのラベルを返します。通常、メソッド名、クラス名、 モジュール名などで構成されます。

self が表す命令シーケンスのラベルを返します。通常、メソッド名、クラス名、
モジュール名などで構成されます。

トップレベルでは "<main>" を返します。self を文字列から作成していた場合
は "<compiled>" を返します。

例1:irb で実行した場合

iseq = RubyVM::InstructionSequence.compile('num = 1 + 2')
# => <RubyVM::InstructionSequence:<compiled>@<compiled>>
iseq.label
# => "<compiled>"

例2: R...

RubyVM::InstructionSequence#path -> String (343.0)

self が表す命令シーケンスの相対パスを返します。

self が表す命令シーケンスの相対パスを返します。

self の作成時に指定した文字列を返します。self を文字列から作成していた
場合は "<compiled>" を返します。

例1:irb で実行した場合

iseq = RubyVM::InstructionSequence.compile('num = 1 + 2')
# => <RubyVM::InstructionSequence:<compiled>@<compiled>>
iseq.path
# => "<compiled>"

例2: RubyVM::InstructionSequence.compi...

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RubyVM::InstructionSequence.disasm(body) -> String (343.0)

引数 body で指定したオブジェクトから作成した RubyVM::InstructionSequence オブジェクトを人間が読める形式の文字 列に変換して返します。

引数 body で指定したオブジェクトから作成した
RubyVM::InstructionSequence オブジェクトを人間が読める形式の文字
列に変換して返します。

@param body Proc、Method オブジェクトを指定します。

例1:Proc オブジェクトを指定した場合

# /tmp/proc.rb
p = proc { num = 1 + 2 }
puts RubyVM::InstructionSequence.disasm(p)

出力:

== disasm: <RubyVM::InstructionSequence:block in <main...

RubyVM::InstructionSequence.disassemble(body) -> String (343.0)

引数 body で指定したオブジェクトから作成した RubyVM::InstructionSequence オブジェクトを人間が読める形式の文字 列に変換して返します。

引数 body で指定したオブジェクトから作成した
RubyVM::InstructionSequence オブジェクトを人間が読める形式の文字
列に変換して返します。

@param body Proc、Method オブジェクトを指定します。

例1:Proc オブジェクトを指定した場合

# /tmp/proc.rb
p = proc { num = 1 + 2 }
puts RubyVM::InstructionSequence.disasm(p)

出力:

== disasm: <RubyVM::InstructionSequence:block in <main...

Signal.#trap(signal) { ... } -> String | Proc | nil (343.0)

指定された割り込み signal に対するハンドラとして command を登録します。 指定したシグナルが捕捉された時には例外が発生せず、代わりに command が実行されます。 ブロックを指定した場合にはブロックをハンドラとして登録します。

指定された割り込み signal に対するハンドラとして
command を登録します。
指定したシグナルが捕捉された時には例外が発生せず、代わりに command が実行されます。
ブロックを指定した場合にはブロックをハンドラとして登録します。

trap は前回の trap で設定したハンドラを返します。
文字列を登録していた場合はそれを、
ブロックを登録していたらそれを Proc オブジェクトに変換して返します。
また何も登録されていないときも nil を返します。
ruby の仕組みの外でシグナルハンドラが登録された場合
(例えば拡張ライブラリが独自に sigaction を呼んだ場...

Signal.#trap(signal, command) -> String | Proc | nil (343.0)

指定された割り込み signal に対するハンドラとして command を登録します。 指定したシグナルが捕捉された時には例外が発生せず、代わりに command が実行されます。 ブロックを指定した場合にはブロックをハンドラとして登録します。

指定された割り込み signal に対するハンドラとして
command を登録します。
指定したシグナルが捕捉された時には例外が発生せず、代わりに command が実行されます。
ブロックを指定した場合にはブロックをハンドラとして登録します。

trap は前回の trap で設定したハンドラを返します。
文字列を登録していた場合はそれを、
ブロックを登録していたらそれを Proc オブジェクトに変換して返します。
また何も登録されていないときも nil を返します。
ruby の仕組みの外でシグナルハンドラが登録された場合
(例えば拡張ライブラリが独自に sigaction を呼んだ場...

SignalException.new(sig_name) -> SignalException (343.0)

引数で指定したシグナルに関する SignalException オブジェクトを生成して返 します。

引数で指定したシグナルに関する SignalException オブジェクトを生成して返
します。

引数は Signal.#list に含まれるもののいずれかを指定する必要があり
ます。

@param sig_name シグナル名を Symbol オブジェクト、文字列のいずれ
かで指定します。

@param sig_number シグナル番号を指定します。整数以外のオブジェクトを指
定した場合は to_int メソッドによる暗黙の型変換を試み
ます。

//emlist[例][rub...

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SignalException.new(sig_number) -> SignalException (343.0)

引数で指定したシグナルに関する SignalException オブジェクトを生成して返 します。

引数で指定したシグナルに関する SignalException オブジェクトを生成して返
します。

引数は Signal.#list に含まれるもののいずれかを指定する必要があり
ます。

@param sig_name シグナル名を Symbol オブジェクト、文字列のいずれ
かで指定します。

@param sig_number シグナル番号を指定します。整数以外のオブジェクトを指
定した場合は to_int メソッドによる暗黙の型変換を試み
ます。

//emlist[例][rub...

SignalException.new(sig_number, sig_name) -> SignalException (343.0)

引数で指定したシグナルに関する SignalException オブジェクトを生成して返 します。

引数で指定したシグナルに関する SignalException オブジェクトを生成して返
します。

引数は Signal.#list に含まれるもののいずれかを指定する必要があり
ます。

@param sig_name シグナル名を Symbol オブジェクト、文字列のいずれ
かで指定します。

@param sig_number シグナル番号を指定します。整数以外のオブジェクトを指
定した場合は to_int メソッドによる暗黙の型変換を試み
ます。

//emlist[例][rub...

String#%(args) -> String (343.0)

printf と同じ規則に従って args をフォーマットします。

printf と同じ規則に従って args をフォーマットします。

args が配列であれば Kernel.#sprintf(self, *args) と同じです。
それ以外の場合は Kernel.#sprintf(self, args) と同じです。

@param args フォーマットする値、もしくはその配列
@return フォーマットされた文字列

//emlist[例][ruby]{
p "i = %d" % 10 # => "i = 10"
p "i = %x" % 10 # => "i = a"
p "i = %o" % 10...

String#b -> String (343.0)

self の文字エンコーディングを ASCII-8BIT にした文字列の複製を返します。

self の文字エンコーディングを ASCII-8BIT にした文字列の複製を返します。

//emlist[例][ruby]{
'abc123'.encoding # => #<Encoding:UTF-8>
'abc123'.b.encoding # => #<Encoding:ASCII-8BIT>
//}

String#encoding -> Encoding (343.0)

文字列のエンコーディング情報を表現した Encoding オブジェクトを返します。

文字列のエンコーディング情報を表現した Encoding オブジェクトを返します。

//emlist[例][ruby]{
# encoding: utf-8
utf8_str = "test"
euc_str = utf8_str.encode("EUC-JP")
utf8_str.encoding # => #<Encoding:UTF-8>
euc_str.encoding # => #<Encoding:EUC-JP>
//}

@see Encoding

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String#unpack(template) -> Array (343.0)

Array#pack で生成された文字列を テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、 それらの要素を含む配列を返します。

Array#pack で生成された文字列を
テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、
それらの要素を含む配列を返します。

@param template pack テンプレート文字列
@return オブジェクトの配列


以下にあげるものは、Array#pack、String#unpack
のテンプレート文字の一覧です。テンプレート文字は後に「長さ」を表す数字
を続けることができます。「長さ」の代わりに`*'とすることで「残り全て」
を表すこともできます。

長さの意味はテンプレート文字により異なりますが大抵、
"iiii"
のよう...

Symbol#encoding -> Encoding (343.0)

シンボルに対応する文字列のエンコーディング情報を表現した Encoding オブ ジェクトを返します。

シンボルに対応する文字列のエンコーディング情報を表現した Encoding オブ
ジェクトを返します。

例:

# encoding: utf-8

:foo.encoding # => #<Encoding:US-ASCII>
:あかさたな.encoding # => #<Encoding:UTF-8>

@see String#encoding

ThreadGroup#add(thread) -> self (343.0)

スレッド thread が属するグループを自身に変更します。

スレッド thread が属するグループを自身に変更します。

@param thread 自身に加えたいスレッドを指定します。

@raise ThreadError 自身が freeze されているか enclose されている場合に、発生します。また引数 thread が属する ThreadGroup が freeze されているか enclose されている場合にも発生します。

//emlist[例][ruby]{
puts "Initial group is #{ThreadGroup::Default.list}"
# => Initial group is [#<Thread...

SystemCallError.new(error_message) -> SystemCallError (334.0)

SystemCallError オブジェクトを生成して返します。

SystemCallError オブジェクトを生成して返します。

@param error_message エラーメッセージを表す文字列

例:

p SystemCallError.new("message")
# => #<SystemCallError: unknown error - message>

Regexp.last_match -> MatchData (328.0)

カレントスコープで最後に行った正規表現マッチの MatchData オ ブジェクトを返します。このメソッドの呼び出しは $~ の参照と同じです。

カレントスコープで最後に行った正規表現マッチの MatchData オ
ブジェクトを返します。このメソッドの呼び出しは $~
の参照と同じです。

//emlist[例][ruby]{
/(.)(.)/ =~ "ab"
p Regexp.last_match # => #<MatchData:0x4599e58>
p Regexp.last_match[0] # => "ab"
p Regexp.last_match[1] # => "a"
p Regexp.last_match[2] # => "b"
p Regexp.last_match[3] # => nil...

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Regexp.last_match(nth) -> String | nil (328.0)

整数 nth が 0 の場合、マッチした文字列を返します ($&)。それ以外では、nth 番目の括弧にマッチ した部分文字列を返します($1,$2,...)。 対応する括弧がない場合やマッチしなかった場合には nil を返し ます。

整数 nth が 0 の場合、マッチした文字列を返します
($&)。それ以外では、nth 番目の括弧にマッチ
した部分文字列を返します($1,$2,...)。
対応する括弧がない場合やマッチしなかった場合には nil を返し
ます。

//emlist[例][ruby]{
/(.)(.)/ =~ "ab"
p Regexp.last_match # => #<MatchData:0x4599e58>
p Regexp.last_match(0) # => "ab"
p Regexp.last_match(1) # => "a"
p Regexp.last_match(2) ...

ARGF.class#external_encoding -> Encoding (325.0)

ARGF が処理するファイルに対する外部エンコーディングを返します。 デフォルトは Encoding.default_external です。

ARGF が処理するファイルに対する外部エンコーディングを返します。
デフォルトは Encoding.default_external です。

ARGF.class#set_encoding で設定します。

例:

ARGF.external_encoding # => #<Encoding:UTF-8>

@see IO, ARGF.class#internal_encoding

ARGF.class#readbyte -> Integer (325.0)

自身から 1 バイトを読み込み整数として返します。 既に EOF に達していれば EOFError が発生します。

自身から 1 バイトを読み込み整数として返します。
既に EOF に達していれば EOFError が発生します。

@raise EOFError 既に EOF に達している場合に発生します。

$ echo "foo" > file
$ ruby argf.rb file

ARGF.readbyte # => 102
ARGF.readbyte # => 111
ARGF.readbyte # => 111
ARGF.readbyte # => 10
ARGF.readbyte # => end of file reached (EOFError)...

ARGF.class#readchar -> String (325.0)

ARGFから 1 文字読み込んで、その文字に対応する String を返します。EOF に 到達した時には EOFErrorを発生します。

ARGFから 1 文字読み込んで、その文字に対応する String を返します。EOF に
到達した時には EOFErrorを発生します。

@raise EOFError EOFに達した時発生する

$ echo "foo" > file
$ ruby argf.rb file

ARGF.readchar # => "f"
ARGF.readchar # => "o"
ARGF.readchar # => "o"
ARGF.readchar # => "\n"
ARGF.readchar # => end of file reached (EOFEr...

ARGF.class#to_io -> IO (325.0)

ARGFが現在開いているファイルのFile、またはIOオブジェクトを 返します。

ARGFが現在開いているファイルのFile、またはIOオブジェクトを
返します。

ARGF.to_io # => #<File:glark.txt>
ARGF.to_io # => #<IO:<STDIN>>

@see ARGF.class#file, ARGF.class#to_write_io

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Array#find_index -> Enumerator (325.0)

条件に一致する最初の要素の位置を返します。

条件に一致する最初の要素の位置を返します。

@param val 位置を知りたいオブジェクトを指定します。

指定された val と == で等しい最初の要素の位置を返します。
等しい要素がひとつもなかった場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
p [1, 0, 0, 1, 0].index(1) #=> 0
p [1, 0, 0, 0, 0].index(1) #=> 0
p [0, 0, 0, 0, 0].index(1) #=> nil
//}

ブロックが与えられた場合には、各要素を引数として順にブロックを実行し、
ブロックが真を返した最初...

Array#find_index {|item| ...} -> Integer | nil (325.0)

条件に一致する最初の要素の位置を返します。

条件に一致する最初の要素の位置を返します。

@param val 位置を知りたいオブジェクトを指定します。

指定された val と == で等しい最初の要素の位置を返します。
等しい要素がひとつもなかった場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
p [1, 0, 0, 1, 0].index(1) #=> 0
p [1, 0, 0, 0, 0].index(1) #=> 0
p [0, 0, 0, 0, 0].index(1) #=> nil
//}

ブロックが与えられた場合には、各要素を引数として順にブロックを実行し、
ブロックが真を返した最初...

Array#find_index(val) -> Integer | nil (325.0)

条件に一致する最初の要素の位置を返します。

条件に一致する最初の要素の位置を返します。

@param val 位置を知りたいオブジェクトを指定します。

指定された val と == で等しい最初の要素の位置を返します。
等しい要素がひとつもなかった場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
p [1, 0, 0, 1, 0].index(1) #=> 0
p [1, 0, 0, 0, 0].index(1) #=> 0
p [0, 0, 0, 0, 0].index(1) #=> nil
//}

ブロックが与えられた場合には、各要素を引数として順にブロックを実行し、
ブロックが真を返した最初...

Array#index -> Enumerator (325.0)

条件に一致する最初の要素の位置を返します。

条件に一致する最初の要素の位置を返します。

@param val 位置を知りたいオブジェクトを指定します。

指定された val と == で等しい最初の要素の位置を返します。
等しい要素がひとつもなかった場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
p [1, 0, 0, 1, 0].index(1) #=> 0
p [1, 0, 0, 0, 0].index(1) #=> 0
p [0, 0, 0, 0, 0].index(1) #=> nil
//}

ブロックが与えられた場合には、各要素を引数として順にブロックを実行し、
ブロックが真を返した最初...

Array#index {|item| ...} -> Integer | nil (325.0)

条件に一致する最初の要素の位置を返します。

条件に一致する最初の要素の位置を返します。

@param val 位置を知りたいオブジェクトを指定します。

指定された val と == で等しい最初の要素の位置を返します。
等しい要素がひとつもなかった場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
p [1, 0, 0, 1, 0].index(1) #=> 0
p [1, 0, 0, 0, 0].index(1) #=> 0
p [0, 0, 0, 0, 0].index(1) #=> nil
//}

ブロックが与えられた場合には、各要素を引数として順にブロックを実行し、
ブロックが真を返した最初...

絞り込み条件を変える

Array#index(val) -> Integer | nil (325.0)

条件に一致する最初の要素の位置を返します。

条件に一致する最初の要素の位置を返します。

@param val 位置を知りたいオブジェクトを指定します。

指定された val と == で等しい最初の要素の位置を返します。
等しい要素がひとつもなかった場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
p [1, 0, 0, 1, 0].index(1) #=> 0
p [1, 0, 0, 0, 0].index(1) #=> 0
p [0, 0, 0, 0, 0].index(1) #=> nil
//}

ブロックが与えられた場合には、各要素を引数として順にブロックを実行し、
ブロックが真を返した最初...

Array#rindex -> Enumerator (325.0)

指定された val と == で等しい最後の要素の位置を返します。 等しい要素がひとつもなかった時には nil を返します。

指定された val と == で等しい最後の要素の位置を返します。
等しい要素がひとつもなかった時には nil を返します。

ブロックが与えられた時には、各要素を右(末尾)から順に引数としてブロックを実行し、
ブロックが真を返す最初の要素の位置を返します。
ブロックが真を返す要素がなかった時には nil を返します。

引数、ブロックのどちらも与えられなかった時には、自身と rindex から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。

@param val オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
p [1, 0, 0, 1, 0].rindex(...

Array#rindex {|item| ... } -> Integer | nil (325.0)

指定された val と == で等しい最後の要素の位置を返します。 等しい要素がひとつもなかった時には nil を返します。

指定された val と == で等しい最後の要素の位置を返します。
等しい要素がひとつもなかった時には nil を返します。

ブロックが与えられた時には、各要素を右(末尾)から順に引数としてブロックを実行し、
ブロックが真を返す最初の要素の位置を返します。
ブロックが真を返す要素がなかった時には nil を返します。

引数、ブロックのどちらも与えられなかった時には、自身と rindex から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。

@param val オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
p [1, 0, 0, 1, 0].rindex(...

Array#rindex(val) -> Integer | nil (325.0)

指定された val と == で等しい最後の要素の位置を返します。 等しい要素がひとつもなかった時には nil を返します。

指定された val と == で等しい最後の要素の位置を返します。
等しい要素がひとつもなかった時には nil を返します。

ブロックが与えられた時には、各要素を右(末尾)から順に引数としてブロックを実行し、
ブロックが真を返す最初の要素の位置を返します。
ブロックが真を返す要素がなかった時には nil を返します。

引数、ブロックのどちらも与えられなかった時には、自身と rindex から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。

@param val オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
p [1, 0, 0, 1, 0].rindex(...

Array#select -> Enumerator (325.0)

各要素に対してブロックを評価した値が真であった要素を全て含む配列を 返します。真になる要素がひとつもなかった場合は空の配列を返します。

各要素に対してブロックを評価した値が真であった要素を全て含む配列を
返します。真になる要素がひとつもなかった場合は空の配列を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
[1,2,3,4,5].select # => #<Enumerator: [1, 2, 3, 4, 5]:select>
[1,2,3,4,5].select { |num| num.even? } # => [2, 4]
//}
@see Enumerable#select
@see Array#select...

絞り込み条件を変える

Array#select {|item| ... } -> [object] (325.0)

各要素に対してブロックを評価した値が真であった要素を全て含む配列を 返します。真になる要素がひとつもなかった場合は空の配列を返します。

各要素に対してブロックを評価した値が真であった要素を全て含む配列を
返します。真になる要素がひとつもなかった場合は空の配列を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
[1,2,3,4,5].select # => #<Enumerator: [1, 2, 3, 4, 5]:select>
[1,2,3,4,5].select { |num| num.even? } # => [2, 4]
//}
@see Enumerable#select
@see Array#select...

Class#new(*args, &block) -> object (325.0)

自身のインスタンスを生成して返します。 このメソッドの引数はブロック引数も含め Object#initialize に渡されます。

自身のインスタンスを生成して返します。
このメソッドの引数はブロック引数も含め Object#initialize に渡されます。

new は Class#allocate でインスタンスを生成し、
Object#initialize で初期化を行います。

@param args Object#initialize に渡される引数を指定します。

@param block Object#initialize に渡されるブロックを指定します。

//emlist[例][ruby]{
# Class クラスのインスタンス、C クラスを生成
C = Class.new # => C

# ...

Class.new(superclass = Object) -> Class (325.0)

新しく名前の付いていない superclass のサブクラスを生成します。

新しく名前の付いていない superclass のサブクラスを生成します。

名前のないクラスは、最初に名前を求める際に代入されている定数名を検
索し、見つかった定数名をクラス名とします。

//emlist[例][ruby]{
p foo = Class.new # => #<Class:0x401b90f8>
p foo.name # => nil
Foo = foo # ここで p foo すれば "Foo" 固定
Bar = foo
p foo.name # => "Bar" ("Foo" になるか "Bar" になるかは...

Class.new(superclass = Object) {|klass| ... } -> Class (325.0)

新しく名前の付いていない superclass のサブクラスを生成します。

新しく名前の付いていない superclass のサブクラスを生成します。

名前のないクラスは、最初に名前を求める際に代入されている定数名を検
索し、見つかった定数名をクラス名とします。

//emlist[例][ruby]{
p foo = Class.new # => #<Class:0x401b90f8>
p foo.name # => nil
Foo = foo # ここで p foo すれば "Foo" 固定
Bar = foo
p foo.name # => "Bar" ("Foo" になるか "Bar" になるかは...

Dir#rewind -> self (325.0)

ディレクトリストリームの読み込み位置を先頭に移動させます。

ディレクトリストリームの読み込み位置を先頭に移動させます。

@raise IOError 既に自身が close している場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Dir.open("testdir") do |d|
d.read # => "."
d.rewind # => #<Dir:0x401b3fb0>
d.read # => "."
end
//}

絞り込み条件を変える

Dir#seek(pos) -> self (325.0)

ディレクトリストリームの読み込み位置を pos に移動させます。 pos は Dir#tell で与えられた値でなければなりま せん。

ディレクトリストリームの読み込み位置を pos に移動させます。
pos は Dir#tell で与えられた値でなければなりま
せん。

@param pos 変更したい位置を整数で与えます。

@raise IOError 既に自身が close している場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Dir.open("testdir") do |d|
d.read # => "."
i = d.tell # => 12
d.read # => ".."
d.s...

Encoding#replicate(name) -> Encoding (325.0)

レシーバのエンコーディングを複製(replicate)します。 複製されたエンコーディングは元のエンコーディングと同じバイト構造を持たなければなりません。 name という名前のエンコーディングが既に存在する場合は ArgumentError を発生します。

レシーバのエンコーディングを複製(replicate)します。
複製されたエンコーディングは元のエンコーディングと同じバイト構造を持たなければなりません。
name という名前のエンコーディングが既に存在する場合は ArgumentError を発生します。

Ruby 3.2 から非推奨となり、Ruby 3.3 で削除予定です。

//emlist[][ruby]{
encoding = Encoding::UTF_8.replicate("REPLICATED_UTF-8") #=> #<Encoding:REPLICATED_UTF-8>
encoding.name ...

Encoding.find(name) -> Encoding (325.0)

指定された name という名前を持つ Encoding オブジェクトを返します。

指定された name という名前を持つ Encoding オブジェクトを返します。

@param name エンコーディング名を表す String を指定します。
@return 発見された Encoding オブジェクトを返します。
@raise ArgumentError 指定した名前のエンコーディングが発見できないと発生します。

特殊なエンコーディング名として、ロケールエンコーディングを表す locale、default_external を表す external、default_internal を表す internal、ファイルシステムエンコーディングを表す filesystem...

Encoding.list -> [Encoding] (325.0)

現在ロードされているエンコーディングのリストを返します。

現在ロードされているエンコーディングのリストを返します。

//emlist[例][ruby]{
Encoding.list
# => [#<Encoding:ASCII-8BIT>, #<Encoding:EUC-JP>,
# #<Encoding:Shift_JIS>, #<Encoding:UTF-8>,
# #<Encoding:ISO-2022-JP (dummy)>]

Encoding.find("US-ASCII")
# => #<Encoding:US-ASCII>

Encoding.list
# => [#<Encoding:ASCII-8BIT>, #<...

Encoding::Converter#destination_encoding -> Encoding (325.0)

変換先のエンコーディングを返します。

変換先のエンコーディングを返します。

@return 変換先のエンコーディング

//emlist[][ruby]{
ec = Encoding::Converter.new("utf-8", "euc-jp")
ec.destination_encoding #=> #<Encoding:EUC-JP>
//}

絞り込み条件を変える

Encoding::Converter#last_error -> Exception | nil (325.0)

直前に変換器で発生した例外に相当する例外オブジェクトを返します。 直前の変換で例外が発生していない場合は nil を返します。

直前に変換器で発生した例外に相当する例外オブジェクトを返します。
直前の変換で例外が発生していない場合は nil を返します。

//emlist[][ruby]{
ec = Encoding::Converter.new("utf-8", "iso-8859-1")
p ec.primitive_convert(src="\xf1abcd", dst="") #=> :invalid_byte_sequence
p ec.last_error #=> #<Encoding::InvalidByteSequenceError: "\xF1" followed by "a"...

Encoding::Converter#source_encoding -> Encoding (325.0)

変換元のエンコーディングを返します。

変換元のエンコーディングを返します。

@return 変換元のエンコーディング

//emlist[][ruby]{
ec = Encoding::Converter.new("utf-8", "euc-jp")
ec.source_encoding #=> #<Encoding:UTF-8>
//}

Encoding::InvalidByteSequenceError#error_bytes -> String (325.0)

エラー発生時に捨てられたバイト列を返します。

エラー発生時に捨てられたバイト列を返します。


//emlist[例][ruby]{
ec = Encoding::Converter.new("EUC-JP", "ISO-8859-1")
begin
ec.convert("abc\xA1\xFFdef")
rescue Encoding::InvalidByteSequenceError
p $!
#=> #<Encoding::InvalidByteSequenceError: "\xA1" followed by "\xFF" on EUC-JP>
puts $!.error_bytes.dump ...

Enumerable#max_by -> Enumerator (325.0)

各要素を順番にブロックに渡して実行し、 その評価結果を <=> で比較して、 最大であった値に対応する元の要素、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

各要素を順番にブロックに渡して実行し、
その評価結果を <=> で比較して、
最大であった値に対応する元の要素、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。
該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。

Enumerable#max と Enumerable#max_by の
違いは Enumerable#sort と Enumerable#sort_by の違いと同じです。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

@par...

Enumerable#max_by {|item| ... } -> object | nil (325.0)

各要素を順番にブロックに渡して実行し、 その評価結果を <=> で比較して、 最大であった値に対応する元の要素、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

各要素を順番にブロックに渡して実行し、
その評価結果を <=> で比較して、
最大であった値に対応する元の要素、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。
該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。

Enumerable#max と Enumerable#max_by の
違いは Enumerable#sort と Enumerable#sort_by の違いと同じです。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

@par...

絞り込み条件を変える

Enumerable#max_by(n) -> Enumerator (325.0)

各要素を順番にブロックに渡して実行し、 その評価結果を <=> で比較して、 最大であった値に対応する元の要素、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

各要素を順番にブロックに渡して実行し、
その評価結果を <=> で比較して、
最大であった値に対応する元の要素、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。
該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。

Enumerable#max と Enumerable#max_by の
違いは Enumerable#sort と Enumerable#sort_by の違いと同じです。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

@par...

Enumerable#max_by(n) {|item| ... } -> Array (325.0)

各要素を順番にブロックに渡して実行し、 その評価結果を <=> で比較して、 最大であった値に対応する元の要素、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

各要素を順番にブロックに渡して実行し、
その評価結果を <=> で比較して、
最大であった値に対応する元の要素、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。
該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。

Enumerable#max と Enumerable#max_by の
違いは Enumerable#sort と Enumerable#sort_by の違いと同じです。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

@par...

Enumerable#min_by -> Enumerator (325.0)

各要素を順番にブロックに渡して評価し、 その評価結果を <=> で比較して、 最小であった値に対応する元の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

各要素を順番にブロックに渡して評価し、
その評価結果を <=> で比較して、
最小であった値に対応する元の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。

該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

Enumerable#min と Enumerable#min_by の
違いは Enumerable#sort と Enumerable#sort_by の違いと同じです。

@pa...

Enumerable#min_by {|item| ... } -> object | nil (325.0)

各要素を順番にブロックに渡して評価し、 その評価結果を <=> で比較して、 最小であった値に対応する元の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

各要素を順番にブロックに渡して評価し、
その評価結果を <=> で比較して、
最小であった値に対応する元の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。

該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

Enumerable#min と Enumerable#min_by の
違いは Enumerable#sort と Enumerable#sort_by の違いと同じです。

@pa...

Enumerable#min_by(n) -> Enumerator (325.0)

各要素を順番にブロックに渡して評価し、 その評価結果を <=> で比較して、 最小であった値に対応する元の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

各要素を順番にブロックに渡して評価し、
その評価結果を <=> で比較して、
最小であった値に対応する元の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。

該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

Enumerable#min と Enumerable#min_by の
違いは Enumerable#sort と Enumerable#sort_by の違いと同じです。

@pa...

絞り込み条件を変える

Enumerable#min_by(n) {|item| ... } -> Array (325.0)

各要素を順番にブロックに渡して評価し、 その評価結果を <=> で比較して、 最小であった値に対応する元の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

各要素を順番にブロックに渡して評価し、
その評価結果を <=> で比較して、
最小であった値に対応する元の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。

該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

Enumerable#min と Enumerable#min_by の
違いは Enumerable#sort と Enumerable#sort_by の違いと同じです。

@pa...

Enumerable#one? -> bool (325.0)

ブロックを指定しない場合は、 Enumerable オブジェクトの要素のうち ちょうど一つだけが真であれば、真を返します。 そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定しない場合は、 Enumerable オブジェクトの要素のうち
ちょうど一つだけが真であれば、真を返します。
そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定した場合は、Enumerable オブジェクトの要素を
ブロックで評価した結果、一つの要素だけが真であれば真を返します。
そうでなければ偽を返します。


//emlist[例][ruby]{
require 'set'
Set['ant', 'bear', 'cat'].one? {|word| word.length == 4} # => true
Set['ant', 'bear', 'cat'].one? {|wo...

Enumerable#one? {|obj| ... } -> bool (325.0)

ブロックを指定しない場合は、 Enumerable オブジェクトの要素のうち ちょうど一つだけが真であれば、真を返します。 そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定しない場合は、 Enumerable オブジェクトの要素のうち
ちょうど一つだけが真であれば、真を返します。
そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定した場合は、Enumerable オブジェクトの要素を
ブロックで評価した結果、一つの要素だけが真であれば真を返します。
そうでなければ偽を返します。


//emlist[例][ruby]{
require 'set'
Set['ant', 'bear', 'cat'].one? {|word| word.length == 4} # => true
Set['ant', 'bear', 'cat'].one? {|wo...

Enumerable#reverse_each -> Enumerator (325.0)

逆順に各要素に対してブロックを評価します。

逆順に各要素に対してブロックを評価します。

内部で各要素を保持した配列を作ります。

ブロックを省略した場合は、各要素を逆順に辿る
Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
(1..3).reverse_each # => #<Enumerator: 1..3:reverse_each>
(1..3).reverse_each { |v| p v }
# => 3
# 2
# 1
//}

Enumerable#reverse_each {|element| ... } -> self (325.0)

逆順に各要素に対してブロックを評価します。

逆順に各要素に対してブロックを評価します。

内部で各要素を保持した配列を作ります。

ブロックを省略した場合は、各要素を逆順に辿る
Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
(1..3).reverse_each # => #<Enumerator: 1..3:reverse_each>
(1..3).reverse_each { |v| p v }
# => 3
# 2
# 1
//}

絞り込み条件を変える

Enumerable#slice_when {|elt_before, elt_after| bool } -> Enumerator (325.0)

要素を前から順にブロックで評価し、その結果によって要素をチャンクに分け た(グループ化した)要素を持つEnumerator を返します。

要素を前から順にブロックで評価し、その結果によって要素をチャンクに分け
た(グループ化した)要素を持つEnumerator を返します。

隣り合う値をブロックパラメータ elt_before、elt_after に渡し、ブロックの
評価値が真になる所でチャンクを区切ります。

ブロックは self の長さ - 1 回呼び出されます。

@return チャンクごとの配列をブロックパラメータに渡す Enumerator
を返します。eachメソッドは以下のように呼び出します。
//emlist{
enum.slice_when { |elt_before, elt_aft...

Enumerable#sort -> [object] (325.0)

全ての要素を昇順にソートした配列を生成して返します。

全ての要素を昇順にソートした配列を生成して返します。

ブロックなしのときは <=> メソッドを要素に対して呼び、
その結果をもとにソートします。

<=> 以外でソートしたい場合は、ブロックを指定します。
この場合、ブロックの評価結果を元にソートします。
ブロックの値は、a > b のとき正、a == b のとき 0、
a < b のとき負の整数を、期待しています。
ブロックが整数以外を返したときは例外 TypeError が発生します。

Enumerable#sort は安定ではありません (unstable sort)。
安定なソートが必要な場合は Enumerable#sort_b...

Enumerable#sort {|a, b| ... } -> [object] (325.0)

全ての要素を昇順にソートした配列を生成して返します。

全ての要素を昇順にソートした配列を生成して返します。

ブロックなしのときは <=> メソッドを要素に対して呼び、
その結果をもとにソートします。

<=> 以外でソートしたい場合は、ブロックを指定します。
この場合、ブロックの評価結果を元にソートします。
ブロックの値は、a > b のとき正、a == b のとき 0、
a < b のとき負の整数を、期待しています。
ブロックが整数以外を返したときは例外 TypeError が発生します。

Enumerable#sort は安定ではありません (unstable sort)。
安定なソートが必要な場合は Enumerable#sort_b...

Enumerator::Lazy#collect {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (325.0)

Enumerable#map と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

Enumerable#map と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

@raise ArgumentError ブロックを指定しなかった場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.map{ |n| n % 3 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: 1:step>>:map>

1.step.lazy.collect{ |n| n.succ }.take(10).force
# => [2, 3, 4, 5, 6, 7, 8,...

Enumerator::Lazy#drop_while {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (325.0)

Enumerable#drop_while と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

Enumerable#drop_while と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.drop_while { |i| i < 42 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: 1:step>>:drop_while>

1.step.lazy.drop_while { |i| i < 42 }.take(10).force
# => [42, 43, 44, 45, 46, 47, 48, 49, 50, 51]
//...

絞り込み条件を変える

Enumerator::Lazy#find_all {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (325.0)

Enumerable#select と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

Enumerable#select と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

@raise ArgumentError ブロックを指定しなかった場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.find_all { |i| i.even? }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: 1:step>>:find_all>

1.step.lazy.select { |i| i.even? }.take(10).force
# => [2, 4, 6,...

Enumerator::Lazy#lazy -> self (325.0)

self を返します。

self を返します。

//emlist[例][ruby]{
lazy = (100..Float::INFINITY).lazy
p lazy.lazy # => #<Enumerator::Lazy: 100..Infinity>
p lazy == lazy.lazy # => true
//}

Enumerator::Lazy#map {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (325.0)

Enumerable#map と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

Enumerable#map と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

@raise ArgumentError ブロックを指定しなかった場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.map{ |n| n % 3 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: 1:step>>:map>

1.step.lazy.collect{ |n| n.succ }.take(10).force
# => [2, 3, 4, 5, 6, 7, 8,...

Enumerator::Lazy#reject {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (325.0)

Enumerable#reject と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

Enumerable#reject と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

@raise ArgumentError ブロックを指定しなかった場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.reject { |i| i.even? }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: 1:step>>:reject>

1.step.lazy.reject { |i| i.even? }.take(10).force
# => [1, 3, 5, 7, ...

Enumerator::Lazy#select {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (325.0)

Enumerable#select と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

Enumerable#select と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

@raise ArgumentError ブロックを指定しなかった場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.find_all { |i| i.even? }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: 1:step>>:find_all>

1.step.lazy.select { |i| i.even? }.take(10).force
# => [2, 4, 6,...

絞り込み条件を変える

Enumerator::Lazy#take_while -> Enumerator::Lazy (325.0)

Enumerable#take_while と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

Enumerable#take_while と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.zip(('a'..'z').cycle).take_while { |e| e.first < 100_000 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: 1:step>>:zip(#<Enumerator: "a".."z":cycle>)>:take_while>

1.step.lazy....

Enumerator::Lazy#take_while {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (325.0)

Enumerable#take_while と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

Enumerable#take_while と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.zip(('a'..'z').cycle).take_while { |e| e.first < 100_000 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: 1:step>>:zip(#<Enumerator: "a".."z":cycle>)>:take_while>

1.step.lazy....

File.delete(*filename) -> Integer (325.0)

ファイルを削除します。削除したファイルの数を返します。 削除に失敗した場合は例外 Errno::EXXX が発生します。

ファイルを削除します。削除したファイルの数を返します。
削除に失敗した場合は例外 Errno::EXXX が発生します。

このメソッドは通常ファイルの削除用で、ディレクトリの削除には
Dir.rmdir を使います。

@param filename ファイル名を表す文字列を指定します。

@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("test.txt", "test")
p File.exist?("test.txt") # => true
p File.delete("test.txt") # => ...

File.unlink(*filename) -> Integer (325.0)

ファイルを削除します。削除したファイルの数を返します。 削除に失敗した場合は例外 Errno::EXXX が発生します。

ファイルを削除します。削除したファイルの数を返します。
削除に失敗した場合は例外 Errno::EXXX が発生します。

このメソッドは通常ファイルの削除用で、ディレクトリの削除には
Dir.rmdir を使います。

@param filename ファイル名を表す文字列を指定します。

@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("test.txt", "test")
p File.exist?("test.txt") # => true
p File.delete("test.txt") # => ...

File::Stat.new(path) -> File::Stat (325.0)

path に関する File::Stat オブジェクトを生成して返します。 File.stat と同じです。

path に関する File::Stat オブジェクトを生成して返します。
File.stat と同じです。

@param path ファイルのパスを指定します。

@raise Errno::ENOENT pathに該当するファイルが存在しない場合発生します。

//emlist[][ruby]{
p $:[0]
#=> 例
# "C:/Program Files/ruby-1.8/lib/ruby/site_ruby/1.8"
p File::Stat.new($:[0])
#=> 例
#<File::Stat dev=0x2, ino=0, mode=040755, nlink=1,...

絞り込み条件を変える

Float#divmod(other) -> [Numeric] (325.0)

self を other で割った商 q と余り r を、 [q, r] という 2 要素の配列にして返します。 商 q は常に整数ですが、余り r は整数であるとは限りません。

self を other で割った商 q と余り r を、
[q, r] という 2 要素の配列にして返します。
商 q は常に整数ですが、余り r は整数であるとは限りません。

ここで、商 q と余り r は、

* self == other * q + r

* other > 0 のとき: 0 <= r < other
* other < 0 のとき: other < r <= 0
* q は整数
をみたす数です。
このメソッドは、メソッド / と % によって定義されています。

@param other 自身を割る数を指定します。

//emli...

Hash#default_proc -> Proc | nil (325.0)

ハッシュのデフォルト値を返す Proc オブジェクトを返します。 ハッシュがブロック形式のデフォルト値を持たない場合 nil を返します。

ハッシュのデフォルト値を返す Proc オブジェクトを返します。
ハッシュがブロック形式のデフォルト値を持たない場合 nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
h = Hash.new {|hash, key| "The #{key} not exist in #{hash.inspect}"}
p h.default #=> nil
p block = h.default_proc #=> #<Proc:0x0x401a9ff4>
p block.call({},:foo) #=> "The foo not exist in {}"

h...

Hash#each -> Enumerator (325.0)

ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。

ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。

反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合 self を、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。

each_pair は each のエイリアスです。

//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each {|a| p a}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]

{:a=>1, :b=>2}.each {|k, v| p [k, v]}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]

p({:a=>1, :b=>2}.each_pair) # => #<...

Hash#each {|key, value| ... } -> self (325.0)

ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。

ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。

反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合 self を、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。

each_pair は each のエイリアスです。

//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each {|a| p a}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]

{:a=>1, :b=>2}.each {|k, v| p [k, v]}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]

p({:a=>1, :b=>2}.each_pair) # => #<...

Hash#each_key -> Enumerator (325.0)

ハッシュのキーを引数としてブロックを評価します。

ハッシュのキーを引数としてブロックを評価します。

反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合selfを、
無しで呼ばれた場合Enumeratorを返します。

//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each_key {|k| p k}
#=> :a
# :b

p({:a=>1, :b=>2}.each_key) # => #<Enumerator: {:a=>1, :b=>2}:each_key>
//}

@see Hash#each_pair,Hash#each_value

絞り込み条件を変える

Hash#each_key {|key| ... } -> self (325.0)

ハッシュのキーを引数としてブロックを評価します。

ハッシュのキーを引数としてブロックを評価します。

反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合selfを、
無しで呼ばれた場合Enumeratorを返します。

//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each_key {|k| p k}
#=> :a
# :b

p({:a=>1, :b=>2}.each_key) # => #<Enumerator: {:a=>1, :b=>2}:each_key>
//}

@see Hash#each_pair,Hash#each_value

Hash#each_pair -> Enumerator (325.0)

ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。

ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。

反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合 self を、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。

each_pair は each のエイリアスです。

//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each {|a| p a}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]

{:a=>1, :b=>2}.each {|k, v| p [k, v]}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]

p({:a=>1, :b=>2}.each_pair) # => #<...

Hash#each_pair {|key, value| ... } -> self (325.0)

ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。

ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。

反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合 self を、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。

each_pair は each のエイリアスです。

//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each {|a| p a}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]

{:a=>1, :b=>2}.each {|k, v| p [k, v]}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]

p({:a=>1, :b=>2}.each_pair) # => #<...

Hash#each_value -> Enumerator (325.0)

ハッシュの値を引数としてブロックを評価します。

ハッシュの値を引数としてブロックを評価します。

反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合selfを、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each_value {|v| p v}
#=> 1
# 2

p({:a=>1, :b=>2}.each_value) # => #<Enumerator: {:a=>1, :b=>2}:each_value>
//}

@see Hash#each_pair,Hash#each_key

Hash#each_value {|value| ... } -> self (325.0)

ハッシュの値を引数としてブロックを評価します。

ハッシュの値を引数としてブロックを評価します。

反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合selfを、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each_value {|v| p v}
#=> 1
# 2

p({:a=>1, :b=>2}.each_value) # => #<Enumerator: {:a=>1, :b=>2}:each_value>
//}

@see Hash#each_pair,Hash#each_key

絞り込み条件を変える

Hash#select -> Enumerator (325.0)

key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む ハッシュを生成して返します。

key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む
ハッシュを生成して返します。

ブロックが与えられなかった場合は、自身と select から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。

//emlist[][ruby]{
h = { "a" => 100, "b" => 200, "c" => 300 }
h.select {|k,v| k > "a"} #=> {"b" => 200, "c" => 300}
h.select {|k,v| v < 200} #=> {"a" => 100}
//}


@see Hash#select!, ...

Hash#select {|key, value| ... } -> Hash (325.0)

key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む ハッシュを生成して返します。

key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む
ハッシュを生成して返します。

ブロックが与えられなかった場合は、自身と select から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。

//emlist[][ruby]{
h = { "a" => 100, "b" => 200, "c" => 300 }
h.select {|k,v| k > "a"} #=> {"b" => 200, "c" => 300}
h.select {|k,v| v < 200} #=> {"a" => 100}
//}


@see Hash#select!, ...

IO#binmode -> self (325.0)

ストリームをバイナリモードにします。MSDOS などバイナリモードの存在 する OS でのみ有効です。そうでない場合このメソッドは何もしません。

ストリームをバイナリモードにします。MSDOS などバイナリモードの存在
する OS でのみ有効です。そうでない場合このメソッドは何もしません。

バイナリモードから通常のモードに戻す方法は再オープンしかありません。

@raise Errno::EXXX モードの変更に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.open(IO.sysopen("testfile", "w+")) do |io|
io.binmode? # => false
io.binmode # => #<IO:fd 8>
io.binmode? # => true
end
...

IO#each_char -> Enumerator (325.0)

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

self は読み込み用にオープンされていなければなりません。

ブロックを省略した場合は各文字について繰り返す Enumerator を返します。

@raise IOError self が読み込み用にオープンされていない場合に発生します。

f = File.new("testfile")
f.each_char {|c| print c, ' ' } #=> #<File:testfile>

IO#each_char {|c| ... } -> self (325.0)

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

self は読み込み用にオープンされていなければなりません。

ブロックを省略した場合は各文字について繰り返す Enumerator を返します。

@raise IOError self が読み込み用にオープンされていない場合に発生します。

f = File.new("testfile")
f.each_char {|c| print c, ' ' } #=> #<File:testfile>

絞り込み条件を変える

IO#external_encoding -> Encoding | nil (325.0)

IO の外部エンコーディングを返します。 外部エンコーディングが指定されていない場合は nil を返します。 ただし読み込み専用モードの場合は Encoding.default_external になります。

IO の外部エンコーディングを返します。
外部エンコーディングが指定されていない場合は nil を返します。
ただし読み込み専用モードの場合は Encoding.default_external になります。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "abcde")
File.open("testfile") { |f| p f.external_encoding } # => #<Encoding:UTF-8>
//}

IO#internal_encoding -> Encoding | nil (325.0)

IO の内部エンコーディングを返します。 内部エンコーディングが指定されていない場合は nil を返します。

IO の内部エンコーディングを返します。
内部エンコーディングが指定されていない場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "abcde")
File.open("testfile") do |f|
p f.internal_encoding # => nil
f.set_encoding("ASCII-8BIT", "EUC-JP")
p f.internal_encoding # => #<Encoding:EUC-JP>
end
//}

IO#reopen(path) -> self (325.0)

path で指定されたファイルにストリームを繋ぎ換えます。

path で指定されたファイルにストリームを繋ぎ換えます。

第二引数を省略したとき self のモードをそのまま引き継ぎます。
IO#pos, IO#lineno などはリセットされます。

@param path パスを表す文字列を指定します。

@param mode パスを開く際のモードを文字列で指定します。

@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "This is line one\nThis is line two\n")
f1 = File.new("testfile"...

IO#reopen(path, mode) -> self (325.0)

path で指定されたファイルにストリームを繋ぎ換えます。

path で指定されたファイルにストリームを繋ぎ換えます。

第二引数を省略したとき self のモードをそのまま引き継ぎます。
IO#pos, IO#lineno などはリセットされます。

@param path パスを表す文字列を指定します。

@param mode パスを開く際のモードを文字列で指定します。

@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "This is line one\nThis is line two\n")
f1 = File.new("testfile"...

IO#ungetbyte(c) -> nil (325.0)

指定したバイト列を書き戻します。

指定したバイト列を書き戻します。

2バイト以上の書き戻しは仕様として保証しません。

このメソッドはバッファを経由しない読み出し(IO#sysread など)
には影響しません。

@param c バイト列(文字列)、もしくは0から255までの整数

例:

f = File.new("testfile") #=> #<File:testfile>
b = f.getbyte #=> 0x38
f.ungetbyte(b) #=> nil
f.getbyte #=> 0x38
...

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