るりまサーチ (Ruby 2.7.0)

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Rational#==(other) -> bool (82312.0)

数値として等しいか判定します。

数値として等しいか判定します。

@param other 自身と比較する数値

@return self と other が等しい場合 true を返します。
そうでなければ false を返します。

//emlist[例][ruby]{
Rational(2, 3) == Rational(2, 3) # => true
Rational(5) == 5 # => true
Rational(0) == 0.0 # => true
Rational('1/3') == 0....

MatchData#==(other) -> bool (73510.0)

self と other のマッチ対象になった文字列、元になった正規表現オブジェク ト、マッチした位置が等しければ true を返します。そうでない場合には false を返します。

self と other のマッチ対象になった文字列、元になった正規表現オブジェク
ト、マッチした位置が等しければ true を返します。そうでない場合には
false を返します。

@param other 比較対象のオブジェクトを指定します。

//emlist[文字列][ruby]{
s = "abc"
m1 = s.match("a")
m2 = s.match("b")
m1 == m2 # => false
m2 = s.match("a")
m1 == m2 # => true
//}

//emlist[正規表現][ruby]{
r = /abc/
m1 = r.mat...

Float#==(other) -> bool (73330.0)

比較演算子。数値として等しいか判定します。

比較演算子。数値として等しいか判定します。

@param other 比較対象の数値

@return self と other が等しい場合 true を返します。
そうでなければ false を返します。

//emlist[例][ruby]{
3.14 == 3.14000 # => true
3.14 == 3.1415 # => false
//}

NaNどうしの比較は、未定義です。
//emlist[例][ruby]{
Float::NAN == Float::NAN # => false
[Float::NAN] == [Fl...

Pathname#==(other) -> bool (64276.0)

パス名を比較し、 other と同じなら真を返します。大文字小文字は区別されます。 other は Pathname オブジェクトでなければなりません。

パス名を比較し、 other と同じなら真を返します。大文字小文字は区別されます。
other は Pathname オブジェクトでなければなりません。

パス名の比較は単純にパス文字列の比較によって行われるので、論理的に
同じパスでもパス文字列が違えば異なると判断されます。

@param other 比較対象の Pathname オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
require 'pathname'

p Pathname.new("foo/bar") == Pathname.new("foo/bar")
p Pathname.new("foo/bar"...

Exception#backtrace_locations -> [Thread::Backtrace::Location] (56140.0)

バックトレース情報を返します。Exception#backtraceに似ていますが、 Thread::Backtrace::Location の配列を返す点が異なります。

バックトレース情報を返します。Exception#backtraceに似ていますが、
Thread::Backtrace::Location の配列を返す点が異なります。

現状では Exception#set_backtrace によって戻り値が変化する事はあり
ません。

//emlist[例: test.rb][ruby]{
require "date"
def check_long_month(month)
return if Date.new(2000, month, -1).day == 31
raise "#{month} is not long month"
end
...

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Enumerator::Lazy#slice_before(initial_state) {|elt, state| bool } -> Enumerator::Lazy (46840.0)

Enumerable#slice_before と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

Enumerable#slice_before と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.slice_before { |e| e.even? }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x00007f9f31844ce8>:each>>

1.step.lazy.slice_before { |e| e % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[1, 2], [3, 4, 5], [6...

Enumerator::Lazy#slice_after(pattern) -> Enumerator::Lazy (46558.0)

Enumerable#slice_after と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

Enumerable#slice_after と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.slice_after { |e| e % 3 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x007fd73980e6f8>:each>>

1.step.lazy.slice_after { |e| e % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[1, 2, 3], [4, 5, 6], [...

Enumerator::Lazy#slice_before(pattern) -> Enumerator::Lazy (46540.0)

Enumerable#slice_before と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

Enumerable#slice_before と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.slice_before { |e| e.even? }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x00007f9f31844ce8>:each>>

1.step.lazy.slice_before { |e| e % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[1, 2], [3, 4, 5], [6...

Range#===(obj) -> bool (46312.0)

始端と終端の中に obj があるとき、true を返します。 そうでないとき、false を返します。

始端と終端の中に obj があるとき、true を返します。
そうでないとき、false を返します。

Range#=== は主に case 式での比較に用いられます。

//emlist[例][ruby]{
p (0...50) === 79 #=> false
p (60...80) === 79 #=> true

case 79
when 0...60 then puts "low"
when 60...80 then puts "medium" # => medium
when 80..100 then puts "high"
end
//}

2.5 以前は、単...

Enumerator::Lazy#slice_after {|elt| bool } -> Enumerator::Lazy (46258.0)

Enumerable#slice_after と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

Enumerable#slice_after と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.slice_after { |e| e % 3 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x007fd73980e6f8>:each>>

1.step.lazy.slice_after { |e| e % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[1, 2, 3], [4, 5, 6], [...

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Enumerator::Lazy#slice_before {|elt| bool } -> Enumerator::Lazy (46240.0)

Enumerable#slice_before と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

Enumerable#slice_before と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.slice_before { |e| e.even? }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x00007f9f31844ce8>:each>>

1.step.lazy.slice_before { |e| e % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[1, 2], [3, 4, 5], [6...

Gem::Requirement#satisfied_by?(version) -> bool (46222.0)

引数 version が自身に含まれる全ての必要条件を満たす場合に true を返します。 そうでなければ、false を返します。

引数 version が自身に含まれる全ての必要条件を満たす場合に true を返します。
そうでなければ、false を返します。

@param version Gem::Version のインスタンスを指定します。

//emlist[][ruby]{
req = Gem::Requirement.new("~> 3.2.1")

p req.satisfied_by?(Gem::Version.new('3.2.9')) # => true
p req.satisfied_by?(Gem::Version.new('3.3.0')) # => false
//}

Enumerator::Lazy#lazy -> self (45658.0)

self を返します。

self を返します。

//emlist[例][ruby]{
lazy = (100..Float::INFINITY).lazy
p lazy.lazy # => #<Enumerator::Lazy: 100..Infinity>
p lazy == lazy.lazy # => true
//}

Matrix#lup -> Matrix::LUPDecomposition (37630.0)

行列の LUP 分解を保持したオブジェクトを返します。

行列の LUP 分解を保持したオブジェクトを返します。

Matrix::LUPDecomposition は to_ary を定義しているため、
多重代入によって3つの行列(下三角行列、上三角行列、置換行列)
を得ることができます。これを [L, U, P] と書くと、
L*U = P*self を満たします。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
a = Matrix[[1, 2], [3, 4]]
l, u, p = a.lup
l.lower_triangular? # => true
u.upper_triangular? # => true
p....

Matrix#lup_decomposition -> Matrix::LUPDecomposition (37630.0)

行列の LUP 分解を保持したオブジェクトを返します。

行列の LUP 分解を保持したオブジェクトを返します。

Matrix::LUPDecomposition は to_ary を定義しているため、
多重代入によって3つの行列(下三角行列、上三角行列、置換行列)
を得ることができます。これを [L, U, P] と書くと、
L*U = P*self を満たします。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
a = Matrix[[1, 2], [3, 4]]
l, u, p = a.lup
l.lower_triangular? # => true
u.upper_triangular? # => true
p....

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Enumerable#filter -> Enumerator (37576.0)

各要素に対してブロックを評価した値が真であった要素を全て含む配列を 返します。真になる要素がひとつもなかった場合は空の配列を返します。

各要素に対してブロックを評価した値が真であった要素を全て含む配列を
返します。真になる要素がひとつもなかった場合は空の配列を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
(1..10).find_all # => #<Enumerator: 1..10:find_all>
(1..10).find_all { |i| i % 3 == 0 } # => [3, 6, 9]

[1,2,3,4,5].select # => #<E...

Pathname#===(other) -> bool (37576.0)

パス名を比較し、 other と同じなら真を返します。大文字小文字は区別されます。 other は Pathname オブジェクトでなければなりません。

パス名を比較し、 other と同じなら真を返します。大文字小文字は区別されます。
other は Pathname オブジェクトでなければなりません。

パス名の比較は単純にパス文字列の比較によって行われるので、論理的に
同じパスでもパス文字列が違えば異なると判断されます。

@param other 比較対象の Pathname オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
require 'pathname'

p Pathname.new("foo/bar") == Pathname.new("foo/bar")
p Pathname.new("foo/bar"...

Matrix#rectangular -> [Matrix, Matrix] (37540.0)

行列を実部と虚部に分解したものを返します。

行列を実部と虚部に分解したものを返します。


//emlist[例][ruby]{
m.rect == [m.real, m.imag] # ==> true for all matrices m
//}

@see Matrix#imaginary, Matrix#real

Enumerable#chunk_while {|elt_before, elt_after| ... } -> Enumerator (37258.0)

要素を前から順にブロックで評価し、その結果によって要素をチャンクに分け た(グループ化した)要素を持つEnumerator を返します。

要素を前から順にブロックで評価し、その結果によって要素をチャンクに分け
た(グループ化した)要素を持つEnumerator を返します。

隣り合う値をブロックパラメータ elt_before、elt_after に渡し、ブロックの
評価値が偽になる所でチャンクを区切ります。

ブロックは self の長さ - 1 回呼び出されます。

@return チャンクごとの配列をブロックパラメータに渡す Enumerator
を返します。eachメソッドは以下のように呼び出します。
//emlist{
enum.chunk_while { |elt_before, elt_af...

Enumerator::Lazy#collect {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (37258.0)

Enumerable#map と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

Enumerable#map と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

@raise ArgumentError ブロックを指定しなかった場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.map{ |n| n % 3 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: 1:step>>:map>

1.step.lazy.collect{ |n| n.succ }.take(10).force
# => [2, 3, 4, 5, 6, 7, 8,...

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Enumerator::Lazy#slice_when {|elt_before, elt_after| bool } -> Enumerator::Lazy (37258.0)

Enumerable#slice_when と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

Enumerable#slice_when と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.slice_when { |i, j| (i + j) % 5 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x00007fce84118348>:each>>

1.step.lazy.slice_when { |i, j| (i + j) % 5 == 0 }.take(5).force
# => [[1, 2]...

Hash#filter! -> Enumerator (37258.0)

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。

keep_if は常に self を返します。
filter! と select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。

ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。

//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }

h2 = h1.dup
h1.select!...

MatchData#eql?(other) -> bool (37210.0)

self と other のマッチ対象になった文字列、元になった正規表現オブジェク ト、マッチした位置が等しければ true を返します。そうでない場合には false を返します。

self と other のマッチ対象になった文字列、元になった正規表現オブジェク
ト、マッチした位置が等しければ true を返します。そうでない場合には
false を返します。

@param other 比較対象のオブジェクトを指定します。

//emlist[文字列][ruby]{
s = "abc"
m1 = s.match("a")
m2 = s.match("b")
m1 == m2 # => false
m2 = s.match("a")
m1 == m2 # => true
//}

//emlist[正規表現][ruby]{
r = /abc/
m1 = r.mat...

Enumerator::Lazy#chunk(initial_state) {|elt, state| ... } -> Enumerator::Lazy (28858.0)

Enumerable#chunk と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

Enumerable#chunk と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.chunk{ |n| n % 3 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x007f8bf18118f0>:each>>

1.step.lazy.chunk{ |n| n % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[false, [1, 2]], [true, [3]], [false, [4, 5...

Enumerable#lazy -> Enumerator::Lazy (28540.0)

自身を lazy な Enumerator に変換したものを返します。

自身を lazy な Enumerator に変換したものを返します。

この Enumerator は、以下のメソッドが遅延評価を行う (つまり、配列ではな
くEnumeratorを返す) ように再定義されています。

* map/collect
* flat_map/collect_concat
* select/find_all
* reject
* grep
* take, take_while
* drop, drop_while
* zip (※一貫性のため、ブロックを渡さないケースのみlazy)
* cycle (※一貫性のため、ブロックを渡さないケースのみl...

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Enumerable#find_all -> Enumerator (28276.0)

各要素に対してブロックを評価した値が真であった要素を全て含む配列を 返します。真になる要素がひとつもなかった場合は空の配列を返します。

各要素に対してブロックを評価した値が真であった要素を全て含む配列を
返します。真になる要素がひとつもなかった場合は空の配列を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
(1..10).find_all # => #<Enumerator: 1..10:find_all>
(1..10).find_all { |i| i % 3 == 0 } # => [3, 6, 9]

[1,2,3,4,5].select # => #<E...

Enumerable#select -> Enumerator (28276.0)

各要素に対してブロックを評価した値が真であった要素を全て含む配列を 返します。真になる要素がひとつもなかった場合は空の配列を返します。

各要素に対してブロックを評価した値が真であった要素を全て含む配列を
返します。真になる要素がひとつもなかった場合は空の配列を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
(1..10).find_all # => #<Enumerator: 1..10:find_all>
(1..10).find_all { |i| i % 3 == 0 } # => [3, 6, 9]

[1,2,3,4,5].select # => #<E...

Array#delete_if -> Enumerator (28258.0)

要素を順番にブロックに渡して評価し、その結果が真になった要素をすべて削除します。 delete_if は常に self を返しますが、reject! は要素が 1 つ以上削除されれば self を、 1 つも削除されなければ nil を返します。

要素を順番にブロックに渡して評価し、その結果が真になった要素をすべて削除します。
delete_if は常に self を返しますが、reject! は要素が 1 つ以上削除されれば self を、
1 つも削除されなければ nil を返します。

ブロックが与えられなかった場合は、自身と reject! から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
返された Enumerator オブジェクトの each メソッドには、
もとの配列に対して副作用があることに注意してください。

//emlist[例][ruby]{
a = [0, 1, 2, 3, 4, 5]
a.dele...

Enumerator::Lazy#chunk {|elt| ... } -> Enumerator::Lazy (28258.0)

Enumerable#chunk と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

Enumerable#chunk と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.chunk{ |n| n % 3 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x007f8bf18118f0>:each>>

1.step.lazy.chunk{ |n| n % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[false, [1, 2]], [true, [3]], [false, [4, 5...

Enumerator::Lazy#map {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (28258.0)

Enumerable#map と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

Enumerable#map と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

@raise ArgumentError ブロックを指定しなかった場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.map{ |n| n % 3 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: 1:step>>:map>

1.step.lazy.collect{ |n| n.succ }.take(10).force
# => [2, 3, 4, 5, 6, 7, 8,...

絞り込み条件を変える

Hash#select! -> Enumerator (28258.0)

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。

keep_if は常に self を返します。
filter! と select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。

ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。

//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }

h2 = h1.dup
h1.select!...

Pathname#eql?(other) -> bool (27976.0)

パス名を比較し、 other と同じなら真を返します。大文字小文字は区別されます。 other は Pathname オブジェクトでなければなりません。

パス名を比較し、 other と同じなら真を返します。大文字小文字は区別されます。
other は Pathname オブジェクトでなければなりません。

パス名の比較は単純にパス文字列の比較によって行われるので、論理的に
同じパスでもパス文字列が違えば異なると判断されます。

@param other 比較対象の Pathname オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
require 'pathname'

p Pathname.new("foo/bar") == Pathname.new("foo/bar")
p Pathname.new("foo/bar"...

Float#eql?(other) -> bool (27970.0)

自身と other のクラスが等しくかつ == メソッドで比較して等しい場合に true を返します。 そうでない場合に false を返します。

自身と other のクラスが等しくかつ == メソッドで比較して等しい場合に true を返します。
そうでない場合に false を返します。

@param other 自身と比較したい数値を指定します。

//emlist[例][ruby]{
1.0.eql?(1) # => false
1.0.eql?(1.0) # => true
//}

Array#reject! -> Enumerator (27958.0)

要素を順番にブロックに渡して評価し、その結果が真になった要素をすべて削除します。 delete_if は常に self を返しますが、reject! は要素が 1 つ以上削除されれば self を、 1 つも削除されなければ nil を返します。

要素を順番にブロックに渡して評価し、その結果が真になった要素をすべて削除します。
delete_if は常に self を返しますが、reject! は要素が 1 つ以上削除されれば self を、
1 つも削除されなければ nil を返します。

ブロックが与えられなかった場合は、自身と reject! から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
返された Enumerator オブジェクトの each メソッドには、
もとの配列に対して副作用があることに注意してください。

//emlist[例][ruby]{
a = [0, 1, 2, 3, 4, 5]
a.dele...

Enumerable#partition -> Enumerator (27940.0)

各要素を、ブロックの条件を満たす要素と満たさない要素に分割します。 各要素に対してブロックを評価して、その値が真であった要素の配列と、 偽であった要素の配列の 2 つを配列に入れて返します。

各要素を、ブロックの条件を満たす要素と満たさない要素に分割します。
各要素に対してブロックを評価して、その値が真であった要素の配列と、
偽であった要素の配列の 2 つを配列に入れて返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
[10, 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 0].partition {|i| i % 3 == 0 }
#=> [[9, 6, 3, 0], [10, 8, 7, 5, 4, 2, 1]]
//}

絞り込み条件を変える

Enumerable#reject -> Enumerator (27940.0)

各要素に対してブロックを評価し、 その値が偽であった要素を集めた新しい配列を返します。 条件を反転させた select です。

各要素に対してブロックを評価し、
その値が偽であった要素を集めた新しい配列を返します。
条件を反転させた select です。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
# 偶数を除外する (奇数を集める)
(1..6).reject {|i| i % 2 == 0 } # => [1, 3, 5]
//}

@see Enumerable#select, Array#reject
@see Enumerable#grep_v

Enumerable#detect(ifnone = nil) -> Enumerator (19276.0)

要素に対してブロックを評価した値が真になった最初の要素を返します。

要素に対してブロックを評価した値が真になった最初の要素を返します。

真になる要素が見つからず、ifnone も指定されていないときは nil を返します。
真になる要素が見つからず、ifnone が指定されているときは ifnone を call した結果を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

@param ifnone call メソッドを持つオブジェクト (例えば Proc) を指定します。

//emlist[例][ruby]{
# 最初の 3 の倍数を探す
p [1, 2, 3, 4, 5].find {|i| i % 3 == 0 } ...

Enumerable#find(ifnone = nil) -> Enumerator (19276.0)

要素に対してブロックを評価した値が真になった最初の要素を返します。

要素に対してブロックを評価した値が真になった最初の要素を返します。

真になる要素が見つからず、ifnone も指定されていないときは nil を返します。
真になる要素が見つからず、ifnone が指定されているときは ifnone を call した結果を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

@param ifnone call メソッドを持つオブジェクト (例えば Proc) を指定します。

//emlist[例][ruby]{
# 最初の 3 の倍数を探す
p [1, 2, 3, 4, 5].find {|i| i % 3 == 0 } ...

Matrix#eigen -> Matrix::EigenvalueDecomposition (19276.0)

行列の固有値と左右の固有ベクトルを保持したオブジェクトを返します。

行列の固有値と左右の固有ベクトルを保持したオブジェクトを返します。

Matrix::EigenvalueDecomposition は to_ary を定義しているため、
多重代入によって3つの行列(右固有ベクトル、固有値行列、左固有ベクトル)
を得ることができます。
これを [V, D, W] と書くと、
(元の行列が対角化可能ならば)、
D は対角行列で、 self == V*D*W, V = W.inverse を満たします。
D のそれぞれの対角成分が行列の固有値です。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
m = Matrix[[1, 2], [...

Matrix#eigensystem -> Matrix::EigenvalueDecomposition (19276.0)

行列の固有値と左右の固有ベクトルを保持したオブジェクトを返します。

行列の固有値と左右の固有ベクトルを保持したオブジェクトを返します。

Matrix::EigenvalueDecomposition は to_ary を定義しているため、
多重代入によって3つの行列(右固有ベクトル、固有値行列、左固有ベクトル)
を得ることができます。
これを [V, D, W] と書くと、
(元の行列が対角化可能ならば)、
D は対角行列で、 self == V*D*W, V = W.inverse を満たします。
D のそれぞれの対角成分が行列の固有値です。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
m = Matrix[[1, 2], [...

絞り込み条件を変える

Enumerable#one?(pattern) -> bool (19258.0)

ブロックを指定しない場合は、 Enumerable オブジェクトの要素のうち ちょうど一つだけが真であれば、真を返します。 そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定しない場合は、 Enumerable オブジェクトの要素のうち
ちょうど一つだけが真であれば、真を返します。
そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定した場合は、Enumerable オブジェクトの要素を
ブロックで評価した結果、一つの要素だけが真であれば真を返します。
そうでなければ偽を返します。

@param pattern ブロックの代わりに各要素に対して pattern === item を評価します。

//emlist[例][ruby]{
require 'set'
Set['ant', 'bear', 'cat'].one? {|word| word.le...

Enumerable#none?(pattern) -> bool (19240.0)

ブロックを指定しない場合は、 Enumerable オブジェクトのすべての 要素が偽であれば真を返します。そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定しない場合は、 Enumerable オブジェクトのすべての
要素が偽であれば真を返します。そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定した場合は、Enumerable オブジェクトのすべての要素を
ブロックで評価した結果が、すべて偽であれば真を返します。
そうでなければ偽を返します。

自身に要素が存在しない場合は true を返します。

@param pattern ブロックの代わりに各要素に対して pattern === item を評価します。

//emlist[例][ruby]{
require 'set'
Set['ant', 'bear', 'cat'].no...

Enumerable#find_index -> Enumerator (19030.0)

条件に一致する最初の要素の位置を返します。

条件に一致する最初の要素の位置を返します。

@param val 位置を知りたいオブジェクトを指定します。

指定された val と == で等しい最初の要素の位置を返します。
等しい要素がひとつもなかった場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
(1..10).find_index(11) #=> nil
(1..10).find_index(2) #=> 1
//}

ブロックが与えられた場合には、各要素を引数として先頭から順にブロックを実行し、
ブロックが真を返した最初の要素の位置を返します。
一つも真にならなかった場合は nil を返します。

/...

Hash#keep_if -> Enumerator (18958.0)

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。

keep_if は常に self を返します。
filter! と select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。

ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。

//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }

h2 = h1.dup
h1.select!...

Float#divmod(other) -> [Numeric] (18874.0)

self を other で割った商 q と余り r を、 [q, r] という 2 要素の配列にして返します。 商 q は常に整数ですが、余り r は整数であるとは限りません。

self を other で割った商 q と余り r を、
[q, r] という 2 要素の配列にして返します。
商 q は常に整数ですが、余り r は整数であるとは限りません。

ここで、商 q と余り r は、

* self == other * q + r

* other > 0 のとき: 0 <= r < other
* other < 0 のとき: other < r <= 0
* q は整数
をみたす数です。
このメソッドは、メソッド / と % によって定義されています。

@param other 自身を割る数を指定します。

//emli...

絞り込み条件を変える

Array#pack(template) -> String (12886.0)

配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、 バイナリとしてパックした文字列を返します。

配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、
バイナリとしてパックした文字列を返します。

テンプレートは
型指定文字列とその長さ(省略時は1)を並べたものです。長さと
して * が指定された時は「残りのデータ全て」の長さを
表します。型指定文字は以下で述べる pack テンプレート文字列の通りです。

buffer が指定されていれば、バッファとして使って返値として返します。
もし template の最初にオフセット (@) が指定されていれば、
結果はオフセットの後ろから詰められます。
buffer の元の内容がオフセットより長ければ、
オフセットより後ろの部分は上...

Array#pack(template, buffer: String.new) -> String (12886.0)

配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、 バイナリとしてパックした文字列を返します。

配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、
バイナリとしてパックした文字列を返します。

テンプレートは
型指定文字列とその長さ(省略時は1)を並べたものです。長さと
して * が指定された時は「残りのデータ全て」の長さを
表します。型指定文字は以下で述べる pack テンプレート文字列の通りです。

buffer が指定されていれば、バッファとして使って返値として返します。
もし template の最初にオフセット (@) が指定されていれば、
結果はオフセットの後ろから詰められます。
buffer の元の内容がオフセットより長ければ、
オフセットより後ろの部分は上...

String#unpack(template) -> Array (12868.0)

Array#pack で生成された文字列を テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、 それらの要素を含む配列を返します。

Array#pack で生成された文字列を
テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、
それらの要素を含む配列を返します。

@param template pack テンプレート文字列
@return オブジェクトの配列


以下にあげるものは、Array#pack、String#unpack、String#unpack1
のテンプレート文字の一覧です。テンプレート文字は後に「長さ」を表す数字
を続けることができます。「長さ」の代わりに`*'とすることで「残り全て」
を表すこともできます。

長さの意味はテンプレート文字により異なりますが大...

Prime#each(upper_bound = nil, generator = EratosthenesGenerator.new) -> Enumerator (11230.0)

全ての素数を順番に与えられたブロックに渡して評価します。

全ての素数を順番に与えられたブロックに渡して評価します。

@param upper_bound 任意の正の整数を指定します。列挙の上界です。
nil が与えられた場合は無限に列挙し続けます。

@param generator 素数生成器のインスタンスを指定します。

@return ブロックの最後に評価された値を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator と互換性のある外部イテレータを返します。

//emlist[例][ruby]{
require 'prime'
Prime.each(6){|prime| ...

Prime#each(upper_bound = nil, generator = EratosthenesGenerator.new) {|prime| ... } -> object (10930.0)

全ての素数を順番に与えられたブロックに渡して評価します。

全ての素数を順番に与えられたブロックに渡して評価します。

@param upper_bound 任意の正の整数を指定します。列挙の上界です。
nil が与えられた場合は無限に列挙し続けます。

@param generator 素数生成器のインスタンスを指定します。

@return ブロックの最後に評価された値を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator と互換性のある外部イテレータを返します。

//emlist[例][ruby]{
require 'prime'
Prime.each(6){|prime| ...

絞り込み条件を変える

Array#one?(pattern) -> bool (10258.0)

ブロックを指定しない場合は、 配列の要素のうち ちょうど一つだけが真であれば、真を返します。 そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定しない場合は、 配列の要素のうち
ちょうど一つだけが真であれば、真を返します。
そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定した場合は、配列の要素を
ブロックで評価した結果、一つの要素だけが真であれば真を返します。
そうでなければ偽を返します。

@param pattern ブロックの代わりに各要素に対して pattern === item を評価します。

//emlist[例][ruby]{
%w{ant bear cat}.one? {|word| word.length == 4} # => true
%w{ant bear cat}.one? {|word| ...

Array#none?(pattern) -> bool (10240.0)

ブロックを指定しない場合は、 配列のすべての 要素が偽であれば真を返します。そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定しない場合は、 配列のすべての
要素が偽であれば真を返します。そうでなければ偽を返します。

ブロックを指定した場合は、配列のすべての要素を
ブロックで評価した結果が、すべて偽であれば真を返します。
そうでなければ偽を返します。

要素の数が 0 である配列に対しては true を返します。

@param pattern ブロックの代わりに各要素に対して pattern === item を評価します。

//emlist[例][ruby]{
%w{ant bear cat}.none? {|word| word.length == 5} # => true
%w{ant ...