クラス
-
ARGF
. class (8) - Array (2)
- BasicObject (2)
- Binding (1)
- Exception (2)
- File (1)
- Hash (1)
- Module (1)
- Object (3)
- Prime (2)
- Proc (2)
-
Rake
:: FileList (1) - Range (1)
- Regexp (1)
- String (4)
- WIN32OLE (1)
-
WIN32OLE
_ TYPE (1) -
Zlib
:: GzipReader (1)
モジュール
- Enumerable (9)
-
Rake
:: Cloneable (1)
検索結果
先頭5件
-
Rake
:: FileList # ==(array) -> bool (63640.0) -
自身を配列に変換してから与えられた配列と比較します。
自身を配列に変換してから与えられた配列と比較します。
@param array 比較対象の配列を指定します。
//emlist[][ruby]{
# Rakefile での記載例とする
task default: :test_rake_app
task :test_rake_app do
file_list = FileList.new('lib/**/*.rb', 'test/test*.rb')
file_list == file_list.to_a # => true
end
//} -
Exception
# ==(other) -> bool (54760.0) -
自身と指定された other のクラスが同じであり、 message と backtrace が == メソッドで比較して 等しい場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。
自身と指定された other のクラスが同じであり、
message と backtrace が == メソッドで比較して
等しい場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。
@param other 自身と比較したいオブジェクトを指定します。
自身と異なるクラスのオブジェクトを指定した場合は
Exception#exception を実行して変換を試みます。
//emlist[例][ruby]{
require "date"
def check_long_month(month)
return if D... -
Range
# ==(other) -> bool (54754.0) -
指定された other が Range クラスのインスタンスであり、 始端と終端が == メソッドで比較して等しく、Range#exclude_end? が同じ場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。
指定された other が Range クラスのインスタンスであり、
始端と終端が == メソッドで比較して等しく、Range#exclude_end? が同じ場合に
true を返します。そうでない場合に false を返します。
@param other 自身と比較したいオブジェクトを指定します。
//emlist[例][ruby]{
p (1..2) == (1..2) # => true
p (1..2) == (1...2) # => false
p (1..2) == Range.new(1.0, 2.0) # => t... -
String
# ==(other) -> bool (54712.0) -
other が文字列の場合、String#eql? と同様に文字列の内容を比較します。
other が文字列の場合、String#eql? と同様に文字列の内容を比較します。
other が文字列でない場合、
other.to_str が定義されていれば
other == self の結果を返します。(ただし、 other.to_str は実行されません。)
そうでなければ false を返します。
@param other 任意のオブジェクト
@return true か false
//emlist[例][ruby]{
stringlike = Object.new
def stringlike.==(other)
"string" == ... -
BasicObject
# ==(other) -> bool (54676.0) -
オブジェクトが other と等しければ真を、さもなくば偽を返します。
オブジェクトが other と等しければ真を、さもなくば偽を返します。
このメソッドは各クラスの性質に合わせて、サブクラスで再定義するべきです。
多くの場合、オブジェクトの内容が等しければ真を返すように (同値性を判定するように) 再定義
することが期待されています。
デフォルトでは Object#equal? と同じオブジェクトの同一性になっています。
@param other 比較対象となるオブジェクト
@return other が self と同値であれば真、さもなくば偽
//emlist[例][ruby]{
class Person < BasicObject
def i... -
Module
# ===(obj) -> bool (45922.0) -
指定された obj が self かそのサブクラスのインスタンスであるとき真を返します。 また、obj が self をインクルードしたクラスかそのサブクラスのインスタンスである場合にも 真を返します。上記のいずれでもない場合に false を返します。
指定された obj が self かそのサブクラスのインスタンスであるとき真を返します。
また、obj が self をインクルードしたクラスかそのサブクラスのインスタンスである場合にも
真を返します。上記のいずれでもない場合に false を返します。
言い替えると obj.kind_of?(self) が true の場合、 true を返します。
このメソッドは主に case 文での比較に用いられます。
case ではクラス、モジュールの所属関係をチェックすることになります。
//emlist[例][ruby]{
str = String.new
case str
when St... -
Object
# ===(other) -> bool (36958.0) -
case 式で使用されるメソッドです。d:spec/control#case も参照してください。
case 式で使用されるメソッドです。d:spec/control#case も参照してください。
このメソッドは case 式での振る舞いを考慮して、
各クラスの性質に合わせて再定義すべきです。
デフォルトでは内部で Object#== を呼び出します。
when 節の式をレシーバーとして === を呼び出すことに注意してください。
また Enumerable#grep でも使用されます。
@param other 比較するオブジェクトです。
//emlist[][ruby]{
age = 12
# (0..2).===(12), (3..6).===(12), ... が実行... -
Regexp
# ===(string) -> bool (36922.0) -
文字列 string との正規表現マッチを行います。 マッチした場合は真を返します。
文字列 string との正規表現マッチを行います。
マッチした場合は真を返します。
string が文字列でもシンボルでもない場合には false を返します。
このメソッドは主にcase文での比較に用いられます。
@param string マッチ対象文字列
//emlist[例][ruby]{
a = "HELLO"
case a
when /\A[a-z]*\z/; puts "Lower case"
when /\A[A-Z]*\z/; puts "Upper case"
else; puts "Mixed case"
end
# => Upper ... -
String
# ===(other) -> bool (28012.0) -
other が文字列の場合、String#eql? と同様に文字列の内容を比較します。
other が文字列の場合、String#eql? と同様に文字列の内容を比較します。
other が文字列でない場合、
other.to_str が定義されていれば
other == self の結果を返します。(ただし、 other.to_str は実行されません。)
そうでなければ false を返します。
@param other 任意のオブジェクト
@return true か false
//emlist[例][ruby]{
stringlike = Object.new
def stringlike.==(other)
"string" == ... -
WIN32OLE
# ole _ func _ methods -> [WIN32OLE _ METHOD] (27658.0) -
オブジェクトのファンクション情報をWIN32OLE_METHODの配列として返し ます。
オブジェクトのファンクション情報をWIN32OLE_METHODの配列として返し
ます。
ole_func_methodsメソッドは、OLEオートメーションサーバのメソッドのうちファ
ンクション(何らかの機能的な操作)に属するものをWIN32OLE_METHODの
配列として返します。
@return WIN32OLE_METHODの配列。
@raise WIN32OLERuntimeError オートメーションサーバの呼び出しに失敗しました。
型情報ライブラリ(TypeLib)が提供されていない場合などに発生します。
exc... -
Zlib
:: GzipReader # lineno=(num) (27430.0) -
IO クラスの同名メソッドIO#lineno=と同じです。
IO クラスの同名メソッドIO#lineno=と同じです。
但し、gzip ファイル中に
エラーがあった場合 Zlib::Error 例外や
Zlib::GzipFile::Error 例外が発生します。
gzip ファイルのフッターの処理に注意して下さい。
gzip ファイルのフッターには圧縮前データのチェックサムが
記録されています。GzipReader オブジェクトは、次の時に展開した
データとフッターの照合を行い、エラーがあった場合は
Zlib::GzipFile::NoFooter, Zlib::GzipFile::CRCError,
Zlib::GzipFile::Length... -
Proc
# call(*arg) -> () (27358.0) -
手続きオブジェクトを実行してその結果を返します。
手続きオブジェクトを実行してその結果を返します。
引数の渡され方はオブジェクトの生成方法によって異なります。
詳しくは Proc#lambda? を参照してください。
「===」は when の所に手続きを渡せるようにするためのものです。
//emlist[例][ruby]{
def sign(n)
case n
when lambda{|n| n > 0} then 1
when lambda{|n| n < 0} then -1
else 0
end
end
p sign(-4) #=> -1
p sign(0) #=> 0
p sign(7) #=> 1... -
Proc
# yield(*arg) -> () (27358.0) -
手続きオブジェクトを実行してその結果を返します。
手続きオブジェクトを実行してその結果を返します。
引数の渡され方はオブジェクトの生成方法によって異なります。
詳しくは Proc#lambda? を参照してください。
「===」は when の所に手続きを渡せるようにするためのものです。
//emlist[例][ruby]{
def sign(n)
case n
when lambda{|n| n > 0} then 1
when lambda{|n| n < 0} then -1
else 0
end
end
p sign(-4) #=> -1
p sign(0) #=> 0
p sign(7) #=> 1... -
Rake
:: Cloneable # clone -> object (27340.0) -
自身を複製します。
自身を複製します。
自身がフリーズされていれば返されるオブジェクトもフリーズされています。
//emlist[][ruby]{
# Rakefile での記載例とする
task default: :test_rake_app
task :test_rake_app do
file_list = FileList['a.c', 'b.c']
clone = file_list.clone
clone # => ["a.c", "b.c"]
clone.exclude("a.c")
clone == file_list # => f... -
ARGF
. class # each _ line(rs = $ / , limit) { |line| . . . } -> self (18940.0) -
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。
このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。
... -
Exception
# backtrace _ locations -> [Thread :: Backtrace :: Location] (18676.0) -
バックトレース情報を返します。Exception#backtraceに似ていますが、 Thread::Backtrace::Location の配列を返す点が異なります。
バックトレース情報を返します。Exception#backtraceに似ていますが、
Thread::Backtrace::Location の配列を返す点が異なります。
現状では Exception#set_backtrace によって戻り値が変化する事はあり
ません。
//emlist[例: test.rb][ruby]{
require "date"
def check_long_month(month)
return if Date.new(2000, month, -1).day == 31
raise "#{month} is not long month"
end
... -
ARGF
. class # each _ line(rs = $ / ) { |line| . . . } -> self (18640.0) -
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。
このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。
... -
ARGF
. class # each _ line(rs = $ / , limit) -> Enumerator (18640.0) -
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。
このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。
... -
Enumerable
# lazy -> Enumerator :: Lazy (18640.0) -
自身を lazy な Enumerator に変換したものを返します。
自身を lazy な Enumerator に変換したものを返します。
この Enumerator は、以下のメソッドが遅延評価を行う (つまり、配列ではな
くEnumeratorを返す) ように再定義されています。
* map/collect
* flat_map/collect_concat
* select/find_all
* reject
* grep
* take, take_while
* drop, drop_while
* zip (※一貫性のため、ブロックを渡さないケースのみlazy)
* cycle (※一貫性のため、ブロックを渡さないケースのみl... -
WIN32OLE
_ TYPE # default _ event _ sources -> [WIN32OLE _ TYPE] (18448.0) -
型が持つソースインターフェイスを取得します。
型が持つソースインターフェイスを取得します。
default_event_sourcesメソッドは、selfがCoClass(コンポーネントクラス)
の場合、そのクラスがサポートするデフォルトのソースインターフェイス(イ
ベントの通知元となるインターフェイス)を返します。
@return デフォルトのソースインターフェイスをWIN32OLE_TYPEの配列と
して返します。返すのは配列ですが、デフォルトのソースインターフェ
イスは最大でも1インターフェイスです。ソースインターフェイスを持
たない場合は空配列を返します。
tobj = ... -
Object
# clone(freeze: true) -> object (18376.0) -
オブジェクトの複製を作成して返します。
オブジェクトの複製を作成して返します。
dup はオブジェクトの内容, taint 情報をコピーし、
clone はそれに加えて freeze, 特異メソッドなどの情報も含めた完全な複製を作成します。
clone や dup は浅い(shallow)コピーであることに注意してください。後述。
TrueClass, FalseClass, NilClass, Symbol, そして Numeric クラスのインスタンスなど一部のオブジェクトは複製ではなくインスタンス自身を返します。
@param freeze false を指定すると freeze されていないコピーを返します。
@r... -
File
# lstat -> File :: Stat (18358.0) -
ファイルの状態を含む File::Stat オブジェクトを生成して返します。 シンボリックリンクに関してリンクそのものの情報を返します。 lstat(2) を実装していないシステムでは、IO#statと同じです。
ファイルの状態を含む File::Stat オブジェクトを生成して返します。
シンボリックリンクに関してリンクそのものの情報を返します。
lstat(2) を実装していないシステムでは、IO#statと同じです。
@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。
@raise IOError 自身が close されている場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
# testlink は testfile のシンボリックリンク
File.open("testlink") do |f|
p f.lstat == File.stat("testfil... -
ARGF
. class # each _ line(rs = $ / ) -> Enumerator (18340.0) -
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。
このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。
... -
Binding
# local _ variable _ defined?(symbol) -> bool (18340.0) -
引数 symbol で指定した名前のローカル変数が定義されている場合に true を、 そうでない場合に false を返します。
引数 symbol で指定した名前のローカル変数が定義されている場合に true を、
そうでない場合に false を返します。
@param symbol ローカル変数名を Symbol オブジェクトで指定します。
//emlist[例][ruby]{
def foo
a = 1
binding.local_variable_defined?(:a) # => true
binding.local_variable_defined?(:b) # => false
end
//}
このメソッドは以下のコードの短縮形です。
//emlist[][ruby]{
bindin... -
ARGF
. class # each(rs = $ / , limit) { |line| . . . } -> self (9640.0) -
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。
このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。
... -
Enumerable
# max {|a , b| . . . } -> object | nil (9358.0) -
ブロックの評価結果で各要素の大小判定を行い、最大の要素、もしくは最大の n 要素が入った降順の配列を返します。 引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。 引数を指定する形式では、空の配列を返します。
ブロックの評価結果で各要素の大小判定を行い、最大の要素、もしくは最大の
n 要素が入った降順の配列を返します。
引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。
ブロックの値は、a > b のとき正、
a == b のとき 0、a < b のとき負の整数を、期待しています。
該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。
@param n 取得する要素数。
@raise TypeError ブロックが整数以外を返したときに発生します。
//emlist[例][ruby]{
class Person
... -
Enumerable
# min {|a , b| . . . } -> object | nil (9358.0) -
ブロックの評価結果で各要素の大小判定を行い、最小の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。 引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。 引数を指定する形式では、空の配列を返します。
ブロックの評価結果で各要素の大小判定を行い、最小の要素、もしくは最小の
n 要素が昇順で入った配列を返します。
引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。
ブロックの値は、a > b のとき正、a == b のとき 0、
a < b のとき負の整数を、期待しています。
該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。
@param n 取得する要素数。
//emlist[例][ruby]{
class Person
attr_reader :name, :age
def initialize... -
ARGF
. class # each(rs = $ / ) { |line| . . . } -> self (9340.0) -
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。
このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。
... -
ARGF
. class # each(rs = $ / , limit) -> Enumerator (9340.0) -
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。
このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。
... -
Enumerable
# max -> object | nil (9313.0) -
最大の要素、もしくは最大の n 要素が入った降順の配列を返します。 全要素が互いに <=> メソッドで比較できることを仮定しています。
最大の要素、もしくは最大の n 要素が入った降順の配列を返します。
全要素が互いに <=> メソッドで比較できることを仮定しています。
引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。
該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。
@param n 取得する要素数。
//emlist[例][ruby]{
a = %w(albatross dog horse)
a.max # => "horse"
a.max(2) # =>... -
Enumerable
# min -> object | nil (9313.0) -
最小の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。 全要素が互いに <=> メソッドで比較できることを仮定しています。
最小の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。
全要素が互いに <=> メソッドで比較できることを仮定しています。
引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。
該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。
@param n 取得する要素数。
//emlist[例][ruby]{
a = %w(albatross dog horse)
a.min # => "albatross"
a.min(2) ... -
Object
# dup -> object (9076.0) -
オブジェクトの複製を作成して返します。
オブジェクトの複製を作成して返します。
dup はオブジェクトの内容, taint 情報をコピーし、
clone はそれに加えて freeze, 特異メソッドなどの情報も含めた完全な複製を作成します。
clone や dup は浅い(shallow)コピーであることに注意してください。後述。
TrueClass, FalseClass, NilClass, Symbol, そして Numeric クラスのインスタンスなど一部のオブジェクトは複製ではなくインスタンス自身を返します。
@param freeze false を指定すると freeze されていないコピーを返します。
@r... -
Enumerable
# max(n) {|a , b| . . . } -> Array (9058.0) -
ブロックの評価結果で各要素の大小判定を行い、最大の要素、もしくは最大の n 要素が入った降順の配列を返します。 引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。 引数を指定する形式では、空の配列を返します。
ブロックの評価結果で各要素の大小判定を行い、最大の要素、もしくは最大の
n 要素が入った降順の配列を返します。
引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。
ブロックの値は、a > b のとき正、
a == b のとき 0、a < b のとき負の整数を、期待しています。
該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。
@param n 取得する要素数。
@raise TypeError ブロックが整数以外を返したときに発生します。
//emlist[例][ruby]{
class Person
... -
Enumerable
# min(n) {|a , b| . . . } -> Array (9058.0) -
ブロックの評価結果で各要素の大小判定を行い、最小の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。 引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。 引数を指定する形式では、空の配列を返します。
ブロックの評価結果で各要素の大小判定を行い、最小の要素、もしくは最小の
n 要素が昇順で入った配列を返します。
引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。
ブロックの値は、a > b のとき正、a == b のとき 0、
a < b のとき負の整数を、期待しています。
該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。
@param n 取得する要素数。
//emlist[例][ruby]{
class Person
attr_reader :name, :age
def initialize... -
ARGF
. class # each(rs = $ / ) -> Enumerator (9040.0) -
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。
このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。
... -
Enumerable
# max(n) -> Array (9013.0) -
最大の要素、もしくは最大の n 要素が入った降順の配列を返します。 全要素が互いに <=> メソッドで比較できることを仮定しています。
最大の要素、もしくは最大の n 要素が入った降順の配列を返します。
全要素が互いに <=> メソッドで比較できることを仮定しています。
引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。
該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。
@param n 取得する要素数。
//emlist[例][ruby]{
a = %w(albatross dog horse)
a.max # => "horse"
a.max(2) # =>... -
Enumerable
# min(n) -> Array (9013.0) -
最小の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。 全要素が互いに <=> メソッドで比較できることを仮定しています。
最小の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。
全要素が互いに <=> メソッドで比較できることを仮定しています。
引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。
該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。
@param n 取得する要素数。
//emlist[例][ruby]{
a = %w(albatross dog horse)
a.min # => "albatross"
a.min(2) ... -
Array
# pack(template) -> String (1186.0) -
配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、 バイナリとしてパックした文字列を返します。
配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、
バイナリとしてパックした文字列を返します。
テンプレートは
型指定文字列とその長さ(省略時は1)を並べたものです。長さと
して * が指定された時は「残りのデータ全て」の長さを
表します。型指定文字は以下で述べる pack テンプレート文字列の通りです。
buffer が指定されていれば、バッファとして使って返値として返します。
もし template の最初にオフセット (@) が指定されていれば、
結果はオフセットの後ろから詰められます。
buffer の元の内容がオフセットより長ければ、
オフセットより後ろの部分は上... -
Array
# pack(template , buffer: String . new) -> String (1186.0) -
配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、 バイナリとしてパックした文字列を返します。
配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、
バイナリとしてパックした文字列を返します。
テンプレートは
型指定文字列とその長さ(省略時は1)を並べたものです。長さと
して * が指定された時は「残りのデータ全て」の長さを
表します。型指定文字は以下で述べる pack テンプレート文字列の通りです。
buffer が指定されていれば、バッファとして使って返値として返します。
もし template の最初にオフセット (@) が指定されていれば、
結果はオフセットの後ろから詰められます。
buffer の元の内容がオフセットより長ければ、
オフセットより後ろの部分は上... -
String
# unpack(template) -> Array (1186.0) -
Array#pack で生成された文字列を テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、 それらの要素を含む配列を返します。
Array#pack で生成された文字列を
テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、
それらの要素を含む配列を返します。
@param template pack テンプレート文字列
@return オブジェクトの配列
以下にあげるものは、Array#pack、String#unpack、String#unpack1
のテンプレート文字の一覧です。テンプレート文字は後に「長さ」を表す数字
を続けることができます。「長さ」の代わりに`*'とすることで「残り全て」
を表すこともできます。
長さの意味はテンプレート文字により異なりますが大... -
BasicObject
# !=(other) -> bool (376.0) -
オブジェクトが other と等しくないことを判定します。
オブジェクトが other と等しくないことを判定します。
デフォルトでは self == other を評価した後に結果を論理否定して返します。
このため、サブクラスで BasicObject#== を再定義しても != とは自動的に整合性が
とれるようになっています。
ただし、 BasicObject#!= 自身や BasicObject#! を再定義した際には、ユーザーの責任で
整合性を保たなくてはなりません。
このメソッドは主に論理式の評価に伴って副作用を引き起こすことを目的に
再定義するものと想定されています。
@param other 比較対象となるオブジェクト
@see ... -
Hash
# to _ h -> self | Hash (340.0) -
self を返します。Hash クラスのサブクラスから呼び出した場合は self を Hash オブジェクトに変換します。
self を返します。Hash クラスのサブクラスから呼び出した場合は
self を Hash オブジェクトに変換します。
//emlist[例][ruby]{
hash = {}
p hash.to_h # => {}
p hash.to_h == hash # => true
class MyHash < Hash;end
my_hash = MyHash.new
p my_hash.to_h # => {}
p my_hash.class # => MyHash
p my_hash.to_h.class # => Hash
//} -
Prime
# each(upper _ bound = nil , generator = EratosthenesGenerator . new) -> Enumerator (340.0) -
全ての素数を順番に与えられたブロックに渡して評価します。
全ての素数を順番に与えられたブロックに渡して評価します。
@param upper_bound 任意の正の整数を指定します。列挙の上界です。
nil が与えられた場合は無限に列挙し続けます。
@param generator 素数生成器のインスタンスを指定します。
@return ブロックの最後に評価された値を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator と互換性のある外部イテレータを返します。
//emlist[例][ruby]{
require 'prime'
Prime.each(6){|prime| ... -
Prime
# each(upper _ bound = nil , generator = EratosthenesGenerator . new) {|prime| . . . } -> object (340.0) -
全ての素数を順番に与えられたブロックに渡して評価します。
全ての素数を順番に与えられたブロックに渡して評価します。
@param upper_bound 任意の正の整数を指定します。列挙の上界です。
nil が与えられた場合は無限に列挙し続けます。
@param generator 素数生成器のインスタンスを指定します。
@return ブロックの最後に評価された値を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator と互換性のある外部イテレータを返します。
//emlist[例][ruby]{
require 'prime'
Prime.each(6){|prime| ... -
String
# crypt(salt) -> String (340.0) -
self と salt から暗号化された文字列を生成して返します。 salt には英数字、ドット (「.」)、スラッシュ (「/」) から構成される、 2 バイト以上の文字列を指定します。
self と salt から暗号化された文字列を生成して返します。
salt には英数字、ドット (「.」)、スラッシュ (「/」) から構成される、
2 バイト以上の文字列を指定します。
暗号化された文字列から暗号化前の文字列 (self) を求めることは一般に困難で、
self を知っている者のみが同じ暗号化された文字列を生成できます。
このことから self を知っているかどうかの認証に使うことが出来ます。
salt には、以下の様になるべくランダムな文字列を選ぶべきです。
他にも 29297 などがあります。
注意:
* Ruby 2.6 から非推奨になったため、引き続き...