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Fiddle::Function#call(*args) -> Integer|DL::CPtr|nil (82243.0)

関数を呼び出します。

関数を呼び出します。

Fiddle::Function.new で指定した引数と返り値の型に基いて
Ruby のオブジェクトを適切に C のデータに変換して C の関数を呼び出し、
その返り値を Ruby のオブジェクトに変換して返します。

引数の変換は以下の通りです。

: void* (つまり任意のポインタ型)
nil ならば C の NULL に変換されます
Fiddle::Pointer は保持している C ポインタに変換されます。
文字列であればその先頭ポインタになります。
IO オブジェクトであれば FILE* が渡されます。
整数であればそれがアドレスとみ...

Symbol#to_proc -> Proc (46069.0)

self に対応する Proc オブジェクトを返します。

self に対応する Proc オブジェクトを返します。

生成される Proc オブジェクトを呼びだす(Proc#call)と、
Proc#callの第一引数をレシーバとして、 self という名前のメソッドを
残りの引数を渡して呼びだします。


//emlist[明示的に呼ぶ例][ruby]{
:to_i.to_proc["ff", 16] # => 255 ← "ff".to_i(16)と同じ
//}

//emlist[暗黙に呼ばれる例][ruby]{
# メソッドに & とともにシンボルを渡すと
# to_proc が呼ばれて Proc 化され、
# それがブロックとして渡される...

Proc#lambda? -> bool (45784.0)

手続きオブジェクトの引数の取扱が厳密であるならば true を返します。

手続きオブジェクトの引数の取扱が厳密であるならば true を返します。


引数の取扱の厳密さの意味は以下の例を参考にしてください。

//emlist[例][ruby]{
# lambda で生成した Proc オブジェクトでは true
lambda{}.lambda? # => true
# proc で生成した Proc オブジェクトでは false
proc{}.lambda? # => false
# Proc.new で生成した Proc オブジェクトでは false
Proc.new{}.lambda? # => false

# 以下、lambda?が偽である場合
#...

Thread::Backtrace::Location#to_s -> String (45715.0)

self が表すフレームを Kernel.#caller と同じ表現にした文字列を返し ます。

self が表すフレームを Kernel.#caller と同じ表現にした文字列を返し
ます。

//emlist[例][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end

Foo.new(0..2).locations.map do |call|
puts call.to_s
end

# => path/to/foo.rb:5:in `initialize'
# path/to/foo...

Enumerable#detect(ifnone = nil) -> Enumerator (37240.0)

要素に対してブロックを評価した値が真になった最初の要素を返します。

要素に対してブロックを評価した値が真になった最初の要素を返します。

真になる要素が見つからず、ifnone も指定されていないときは nil を返します。
真になる要素が見つからず、ifnone が指定されているときは ifnone を call した結果を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

@param ifnone call メソッドを持つオブジェクト (例えば Proc) を指定します。

//emlist[例][ruby]{
# 最初の 3 の倍数を探す
p [1, 2, 3, 4, 5].find {|i| i % 3 == 0 } ...

絞り込み条件を変える

Enumerable#find(ifnone = nil) -> Enumerator (37240.0)

要素に対してブロックを評価した値が真になった最初の要素を返します。

要素に対してブロックを評価した値が真になった最初の要素を返します。

真になる要素が見つからず、ifnone も指定されていないときは nil を返します。
真になる要素が見つからず、ifnone が指定されているときは ifnone を call した結果を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

@param ifnone call メソッドを持つオブジェクト (例えば Proc) を指定します。

//emlist[例][ruby]{
# 最初の 3 の倍数を探す
p [1, 2, 3, 4, 5].find {|i| i % 3 == 0 } ...

Thread::Backtrace::Location#absolute_path -> String (36694.0)

self が表すフレームの絶対パスを返します。

self が表すフレームの絶対パスを返します。

//emlist[例][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end

Foo.new(0..2).locations.map do |call|
puts call.absolute_path
end

# => /path/to/foo.rb
# /path/to/foo.rb
# /path/to/foo.rb
//}

@see...

Thread#set_trace_func(pr) -> Proc | nil (27766.0)

スレッドにトレース用ハンドラを設定します。

スレッドにトレース用ハンドラを設定します。

nil を渡すとトレースを解除します。

設定したハンドラを返します。

//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
2.to_s
Thread.current.set_trace_func nil
3.to_s
end
th.set_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join

# => ["line", "example.rb", 2, nil, #<Binding:0x00007fc8de87cb08>, nil]
#...

Thread::Backtrace::Location#inspect -> String (27442.0)

Thread::Backtrace::Location#to_s の結果を人間が読みやすいような文 字列に変換したオブジェクトを返します。

Thread::Backtrace::Location#to_s の結果を人間が読みやすいような文
字列に変換したオブジェクトを返します。

//emlist[例][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end

Foo.new(0..2).locations.map do |call|
puts call.inspect
end

# => "path/to/foo.rb:5:in ...