ライブラリ
- ビルトイン (21)
- csv (1)
- date (2)
- delegate (1)
-
drb
/ acl (1) -
drb
/ timeridconv (1) - erb (1)
- fiddle (2)
- ipaddr (1)
- logger (1)
- monitor (2)
-
net
/ http (1) -
net
/ telnet (1) - openssl (10)
- optparse (1)
- ostruct (1)
- pathname (1)
- prettyprint (1)
- pstore (1)
- psych (5)
-
rake
/ testtask (1) -
rdoc
/ markup (1) -
rdoc
/ rdoc (1) - resolv (1)
- rexml (1)
-
rexml
/ document (10) -
rinda
/ rinda (2) -
rinda
/ tuplespace (1) -
ripper
/ filter (1) - rss (5)
-
rubygems
/ version (1) - socket (1)
- stringio (1)
- strscan (1)
- thread (3)
- timeout (1)
- weakref (1)
-
webrick
/ httpauth / basicauth (1) -
webrick
/ httpauth / digestauth (1) -
webrick
/ httpauth / htdigest (1) -
webrick
/ httpauth / htpasswd (1) -
webrick
/ httpproxy (1) -
webrick
/ httpserver (1) -
webrick
/ httpservlet / abstract (1) -
webrick
/ server (2) - win32ole (8)
- zlib (2)
キーワード
- ACL (1)
- AbstractServlet (1)
- Application (1)
- ArgumentError (1)
- BasicAuth (1)
- BasicObject (1)
- BlockCaller (1)
- CSV (1)
- CategoryBase (1)
- Cipher (1)
- Closure (1)
- Comment (1)
- ConditionVariable (2)
- Cookie (1)
- DH (1)
- DSA (1)
- Daemon (1)
- Data (1)
- Date (1)
- DateTime (1)
- DayBase (1)
- Default (1)
- Digest (1)
- DigestAuth (1)
- ERB (1)
- EXXX (1)
- Emitter (1)
- Entity (1)
- Enumerator (1)
- Error (1)
- ExtensionFactory (1)
- ExternalEntity (1)
- Fiber (1)
- Filter (1)
- GzipReader (1)
- GzipWriter (1)
- HTTPProxyServer (1)
- HTTPRequest (1)
- HTTPServer (1)
- HourBase (1)
- Htdigest (1)
- Htpasswd (1)
- IPAddr (1)
- Instruction (1)
- ItemBase (1)
- Location (1)
- Markup (1)
- Method (1)
- Monitor (1)
- NotationDecl (1)
- OpenStruct (1)
- OptionParser (1)
- PKey (1)
- PStore (1)
- ParseException (1)
- Parser (1)
- Pathname (1)
- Pretty (1)
- PrettyPrint (1)
- Proc (1)
- Queue (1)
- RDoc (1)
- RSA (1)
- Range (1)
- Rational (1)
- Regexp (1)
- Request (1)
- Resolv (1)
- SSLServer (1)
- SSLSocket (1)
- SimpleDelegator (1)
- SimpleRenewer (1)
- SimpleServer (1)
- SizedQueue (1)
- Socket (1)
- Stat (1)
- Stream (1)
- StringIO (1)
- StringScanner (1)
- Struct (1)
- Symbol (1)
- Telnet (1)
- Template (1)
- TestTask (1)
- Thread (1)
- ThreadGroup (1)
- TimerIdConv (1)
- TracePoint (1)
- Transitive (1)
- TreeBuilder (1)
- TreeParser (1)
- TupleSpace (1)
- UnboundMethod (1)
- UndefinedConversionError (1)
- Version (1)
- WIN32OLE (1)
-
WIN32OLE
_ EVENT (1) -
WIN32OLE
_ METHOD (1) -
WIN32OLE
_ PARAM (1) -
WIN32OLE
_ TYPE (1) -
WIN32OLE
_ TYPELIB (1) -
WIN32OLE
_ VARIABLE (1) -
WIN32OLE
_ VARIANT (1) - WeakRef (1)
- XMLDecl (1)
- XMLStyleSheet (1)
- YAMLTree (1)
- Yielder (1)
検索結果
-
Rinda
:: SimpleRenewer (18004.0) -
シンプルな renewer で renewer のサンプル実装です。
シンプルな renewer で renewer のサンプル実装です。
Rinda::TupleSpace が保持するタプルの有効期限を更新するクラスです。
このクラスはタプルの寿命をプロセスの寿命と一致させることができます。
詳しくは Rinda::TupleSpace#renewer を見てください。 -
Proc (292.0)
-
ブロックをコンテキスト(ローカル変数のスコープやスタックフ レーム)とともにオブジェクト化した手続きオブジェクトです。
ブロックをコンテキスト(ローカル変数のスコープやスタックフ
レーム)とともにオブジェクト化した手続きオブジェクトです。
Proc は ローカル変数のスコープを導入しないことを除いて
名前のない関数のように使えます。ダイナミックローカル変数は
Proc ローカルの変数として使えます。
Proc がローカル変数のスコープを保持していることは以下の例で
変数 var を参照できていることからわかります。
//emlist[例][ruby]{
var = 1
$foo = Proc.new { var }
var = 2
def foo
$foo.call
end
p foo ... -
Thread
:: ConditionVariable (148.0) -
スレッドの同期機構の一つである状態変数を実現するクラスです。
...が空になった場合、
あるいは満タンになった場合に Condition Variable を使って wait しています。
require 'thread'
class TinyQueue
def initialize(max=2)
@max = max
@full = ConditionVariable.new
@empty = ConditionVariable.new
@mutex = Mut... -
Fiber (112.0)
-
ノンプリエンプティブな軽量スレッド(以下ファイバーと呼ぶ)を提供します。 他の言語では coroutine あるいは semicoroutine と呼ばれることもあります。 Thread と違いユーザレベルスレッドとして実装されています。
ノンプリエンプティブな軽量スレッド(以下ファイバーと呼ぶ)を提供します。
他の言語では coroutine あるいは semicoroutine と呼ばれることもあります。
Thread と違いユーザレベルスレッドとして実装されています。
Thread クラスが表すスレッドと違い、明示的に指定しない限り
ファイバーのコンテキストは切り替わりません。
またファイバーは親子関係を持ちます。Fiber#resume を呼んだファイバーが親になり
呼ばれたファイバーが子になります。親子関係を壊すような遷移(例えば
自分の親の親のファイバーへ切り替えるような処理)はできません。
例外 FiberErr... -
Fiddle
:: Closure (112.0) -
コールバック関数を表すクラスです。
...でオブジェクトを生成することで利用します。
require 'fiddle'
include Fiddle # TYPE_* を使うために include する
class Compare < Fiddle::Closure
# qsort の比較関数は 型が int(*)(void*, void*) であるため、
# このメソッドには DL::CPtr......p s # => "()07Uabcqx"
Class.new を使うことで、サブクラスを明示的に作ることなしに
コールバックオブジェクトを作ることができます。
require 'fiddle'
include Fiddle # TYPE_* を使うために include する
compare = Class.new(Fiddle::Closure){... -
Method (112.0)
-
Object#method によりオブジェクト化され たメソッドオブジェクトのクラスです。
...、Method は大規模コードに向くと言えます。
既存のメソッドを Method オブジェクト化する。
//emlist[例][ruby]{
class Foo
def foo(arg)
"foo called with arg #{arg}"
end
end
m = Foo.new.method(:foo)
p m # => #<Method: Foo#foo>
p m.call(1) # =......cc>
p pr.call(1) # => "proc called with arg 1"
//}
Method オブジェクトが有用なのは以下のような場合。
//emlist[例][ruby]{
class Foo
def foo() "foo" end
def bar() "bar" end
def baz() "baz" end
end
obj = Foo.new
# 任意のキーとメソッドの関係をハッシュ......(Method オブジェクトはレシーバを保持する)必
要がないなら Object#public_sendを使う方法も有用。
//emlist[例][ruby]{
class Foo
def foo() "foo" end
def bar() "bar" end
def baz() "baz" end
end
# 任意のキーとメソッド(の名前)の関係をハッシュに... -
Net
:: Telnet (112.0) -
このクラスは telnet のクライアント機能を提供します。
このクラスは telnet のクライアント機能を提供します。
telnet でリモートホストにログインしてシェル経由で
コマンドを実行することを考えてみましょう。
これを Net::Telnet で実現するためには、
まず Net::Telnet.new に "Host" オプションを
与えてオブジェクトを作り、 Net::Telnet#login で
ユーザ名とパスワードを送ってログインし、
Net::Telnet#cmd でコマンドを
実行、最後に IO#close で接続を閉じます。
Net::Telnet#waitfor, Net::Telnet#print,
Net::Telne... -
REXML
:: Formatters :: Default (112.0) -
XMLドキュメントを(文字列として)出力するクラスです。
XMLドキュメントを(文字列として)出力するクラスです。
REXML::Formatters::Pretty と
異なりテキストの改行や空白を修正せずにそのまま出力します。
//emlist[][ruby]{
require 'rexml/document'
require 'rexml/formatters/default'
doc = REXML::Document.new <<EOS
<root>
<children>
<grandchildren/>
</children>
</root>
EOS
default_formatter = REXML::Formatters::... -
MonitorMixin
:: ConditionVariable (100.0) -
MonitorMixin と Monitor のための 条件変数クラスです。 MonitorMixin#new_cond が返します。ユーザが MonitorMixin::ConditionVariable.new を直接呼ぶことはありません。
MonitorMixin と Monitor のための
条件変数クラスです。
MonitorMixin#new_cond が返します。ユーザが
MonitorMixin::ConditionVariable.new を直接呼ぶことはありません。 -
OpenSSL
:: Cipher (94.0) -
共通鍵暗号のために抽象化されたインターフェースを提供するクラスです。
共通鍵暗号のために抽象化されたインターフェースを提供するクラスです。
基本的にこのクラスを直接使ってデータを暗号化することは
避けてください。通常はより高水準なインターフェースが利用可能な
はずです。必要なのは暗号アルゴリズムを指定するため
OpenSSL::Cipher.new で暗号オブジェクトを生成することだけでしょう。
もし、このクラスを直接利用して暗号化する場合は、暗号の鍵や
IV(Initialization Vector)の取り扱いについて正しく理解してからに
してください。
以下の手順で利用します。
* OpenSSL::Cipher.new や OpenSSL::... -
OpenSSL
:: SSL :: SSLServer (94.0) -
SSL サーバーのためのクラス。
SSL サーバーのためのクラス。
TCPServer をラップするクラスで、TCPServer で接続した
ソケットを OpenSSL::SSL::SSLSocket でラップする機能を持ちます。
おおよそ TCPServer と同様のメソッドを持ちます。
基本的には SSL サーバを簡単に実装するためのクラスであり、
これを利用せずとも SSL サーバを実装することは可能です。
以下はクライアントからの入力を標準出力に出力するだけのサーバです。
require 'socket'
require 'openssl'
include OpenSSL
ctx =... -
OpenSSL
:: X509 :: Request (94.0) -
X.509 の証明書署名要求(Certificate Signing Request, CSR)を表わす クラスです。
X.509 の証明書署名要求(Certificate Signing Request, CSR)を表わす
クラスです。
X.509 CSR については 2986 などを参照してください。
=== 例
CSR を生成する例。
require 'openssl'
# ファイルから秘密鍵を読み込む
rsa = OpenSSL::PKey::RSA.new(File.read("privkey.pem"))
# 新しい CSR オブジェクトを生成
csr = OpenSSL::X509::Request.new
# DN を生成
name = OpenSSL::X50... -
StringScanner (94.0)
-
StringScanner は文字列スキャナクラスです。 簡単に高速なスキャナを記述できます。
StringScanner は文字列スキャナクラスです。
簡単に高速なスキャナを記述できます。
//emlist[例][ruby]{
require 'strscan'
s = StringScanner.new('This is an example string')
s.eos? #=> false
p s.scan(/\w+/) #=> "This"
p s.scan(/\w+/) #=> nil
p s.scan(/\s+/) #=> " "
p s.scan(/\s+/) #=> nil
p s.scan(/\w+/) #=> "is"... -
Monitor (76.0)
-
スレッドの同期機構としてのモニター機能を提供するクラスです。 また同じスレッドから何度も lock できる Mutex としての機能も提供します。
スレッドの同期機構としてのモニター機能を提供するクラスです。
また同じスレッドから何度も lock できる Mutex としての機能も提供します。
MonitorMixin を include し、いくつかの別名を定義したクラスです。
=== 例
//emlist[消費者、生産者問題の例][ruby]{
require 'monitor'
buf = []
mon = Monitor.new
empty_cond = mon.new_cond
# consumer
Thread.start do
loop do
mon.synchronize do
empty... -
OpenSSL
:: X509 :: ExtensionFactory (76.0) -
OpenSSL::X509::Extension を簡便に生成するための クラスです。
OpenSSL::X509::Extension を簡便に生成するための
クラスです。
例
require 'openssl'
# ca_cert: CA の証明書オブジェクト
# req: CSR オブジェクト
# newcert: 新たに生成する証明書のオブジェクト
ca_cert = OpenSSL::X509::Certificate.new(File.read('ca_cert.pem'))
req = OpenSSL::X509::Request.new(File.read('req.pem'))
newcert = OpenSSL::X509::C... -
Psych
:: Emitter (76.0) -
Psych::Parser でパースし、生じたイベントから YAML ドキュメントを再構築するようなハンドラです。
Psych::Parser でパースし、生じたイベントから
YAML ドキュメントを再構築するようなハンドラです。
以下の例では STDIN から YAML ドキュメントを入力し、
再構築した YAML ドキュメントを STDERR に出力します。
parser = Psych::Parser.new(Psych::Emitter.new($stderr))
parser.parse($stdin)
また、以下のようにイベントを手動で発生させることで
YAML ドキュメントを構築させることもできます。
各メソッドの意味については Psych::Handler を参照してください... -
Psych
:: Parser (76.0) -
YAML のパーサ。
...。
以下の例では YAML ドキュメント に含まれているスカラー値を表示します。
# Handler for detecting scalar values
class ScalarHandler < Psych::Handler
def scalar value, anchor, tag, plain, quoted, style
puts value
end
end
parser = Psych::Parser.n... -
Psych
:: TreeBuilder (76.0) -
YAML AST を構築するためのクラスです。
YAML AST を構築するためのクラスです。
Psych::Parser.new に渡して YAML ドキュメントを YAML AST に変換する
ことができます。
また、Psych::Visitors::YAMLTree.new に渡して Ruby オブジェクト
を YAML AST に変換することもできます。
=== Example
parser = Psych::Parser.new Psych::TreeBuilder.new
parser.parse('--- foo')
parser.handler.root # => #<Psych::Nodes::Stre... -
REXML
:: Formatters :: Transitive (76.0) -
XMLドキュメントをテキストの内容を変えずに 多少の整形を加えて出力するクラスです。
XMLドキュメントをテキストの内容を変えずに
多少の整形を加えて出力するクラスです。
これが有用な場合はあまりないでしょう。
整形されていない XML を整形したいが、
テキストの空白は改行は変えたくない場合には役にたつかもしれません。
ただ、ほとんどの場合は奇妙な出力結果になるでしょう。
//emlist[][ruby]{
require 'rexml/document'
require 'rexml/formatters/transitive'
doc = REXML::Document.new <<EOS
<root><children>
<grandchildren foo='ba... -
Rinda
:: Template (76.0) -
タプルのマッチングのためのクラスです。 ユーザがこのクラスを直接使うことはありません。
タプルのマッチングのためのクラスです。
ユーザがこのクラスを直接使うことはありません。
=== 例
require 'rinda/rinda'
template = Rinda::Template.new(['abc', nil, nil])
template.match(['abc', 2, 5]) # => true
template.match(['hoge', 2, 5]) # => false
template = Rinda::Template.new([String, Integer, nil])
template.match(['abc', 2, 5... -
ThreadGroup (76.0)
-
スレッドグループを表すクラスです。グループに属する Thread をまとめて 操作することができます。
スレッドグループを表すクラスです。グループに属する Thread をまとめて
操作することができます。
Thread は必ずいずれかひとつのスレッドグループに属します。
生成されたばかりの Thread は、生成した Thread のグループを引き継ぎます。
メインスレッドはデフォルトでは ThreadGroup::Default に属します。
: 例:
生成したすべてのThreadが終了するのを待つ
5.times {
Thread.new { sleep 1; puts "#{Thread.current} finished" }
}
... -
UnboundMethod (76.0)
-
レシーバを持たないメソッドを表すクラスです。 呼び出すためにはレシーバにバインドする必要があります。
...とができます。
//emlist[例: Method クラスの冒頭にある例を UnboundMethod で書くと以下のようになります。][ruby]{
class Foo
def foo() "foo" end
def bar() "bar" end
def baz() "baz" end
end
# 任意のキーとメソッドの関係をハッシュに保持して......mlist[例: 以下はメソッドの再定義を UnboundMethod を使って行う方法です。普通は alias や super を使います。][ruby]{
class Foo
def foo
p :foo
end
@@orig_foo = instance_method :foo
def foo
p :bar
@@orig_foo.bind(self).call
end
end
Foo.new.foo
# =... -
Struct (70.0)
-
構造体クラス。Struct.new はこのクラスのサブクラスを新たに生成します。
構造体クラス。Struct.new はこのクラスのサブクラスを新たに生成します。
個々の構造体はサブクラスから Struct.new を使って生成します。個々
の構造体サブクラスでは構造体のメンバに対するアクセスメソッドが定義され
ています。 -
ACL (58.0)
-
drb で用いる ACL(Access Control List)クラス。
drb で用いる ACL(Access Control List)クラス。
Access control list は "allow" と "deny" の2つからなります。
"all" や "*" という文字列は任意のアドレスにマッチします。
IPAddr が取り扱える任意のアドレス/アドレスマスクを
使うことができます。
ACLのエントリーは、以下の例に示すように、
"allow_or_deny", "addr1",
"allow_or_deny", "addr2",
:
という文字列配列で表現されます。
@see DRb.#install_acl, DRb.#st... -
CGI
:: Cookie (58.0) -
クッキーを表すクラスです。
クッキーを表すクラスです。
例:
cookie1 = CGI::Cookie.new("name", "value1", "value2", ...)
cookie1 = CGI::Cookie.new({"name" => "name", "value" => "value"})
cookie1 = CGI::Cookie.new({'name' => 'name',
'value' => ['value1', 'value2', ...],
'... -
Gem
:: Version (58.0) -
文字列で表現されたバージョンを比較可能 (Comparable) にするためのクラスです。
文字列で表現されたバージョンを比較可能 (Comparable) にするためのクラスです。
バージョンを文字列で表したとき、単純に String#<=> で比較すると、
"1.9" のほうが "1.10" よりも大きい(バージョンが高い)ことになってしまい、
正しく判定できません。
Gem::Version はこの問題を解決します。
//emlist[文字列での比較と Gem::Version での比較][ruby]{
p "1.9" < "1.10" # => false
p Gem::Version.new("1.9") < Gem::Version.new("1.10") # => ... -
RDoc
:: Markup (58.0) -
RDoc 形式のドキュメントを目的の形式に変換するためのクラスです。
...フォーマットを行うようにパーサを拡張する事もできます。
例:
require 'rdoc/markup'
require 'rdoc/markup/to_html'
class WikiHtml < RDoc::Markup::ToHtml
# WikiWord のフォントを赤く表示。
def handle_special_WIKIWORD(special)
"<font color=red>... -
REXML
:: Formatters :: Pretty (58.0) -
XMLドキュメントを(文字列として)見た目良く出力するクラスです。
XMLドキュメントを(文字列として)見た目良く出力するクラスです。
REXML::Formatters::Default と
異なり見た目のためテキストの改行や空白を修正して出力します。
//emlist[][ruby]{
require 'rexml/document'
require 'rexml/formatters/pretty'
doc = REXML::Document.new <<EOS
<root>
<children>
<grandchildren foo='bar'/>
</children>
</root>
EOS
pretty_formatter = REXM... -
REXML
:: XMLDecl (58.0) -
XML 宣言を表すクラス。
XML 宣言を表すクラス。
文書から XML 宣言を取り出すには REXML::Document#xml_decl を使います。
//emlist[][ruby]{
require 'rexml/document'
doc = REXML::Document.new(<<EOS)
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes" ?>
<e />
EOS
xml_decl = doc.xml_decl
xml_decl.version # => "1.0"
xml_decl.encoding # => "UTF-8"
xml_de... -
TracePoint (58.0)
-
Kernel.#set_trace_func と同様の機能をオブジェクト指向的な API で 提供するクラスです。
Kernel.#set_trace_func と同様の機能をオブジェクト指向的な API で
提供するクラスです。
//emlist[例:例外に関する情報を収集する][ruby]{
trace = TracePoint.new(:raise) do |tp|
p [tp.lineno, tp.event, tp.raised_exception]
end
# => #<TracePoint:0x007f786a452448>
trace.enable
# => false
0 / 0
# => [5, :raise, #<ZeroDivisionError: divided by 0... -
WEBrick
:: HTTPAuth :: BasicAuth (58.0) -
HTTP の Basic 認証のためのクラスです。
HTTP の Basic 認証のためのクラスです。
例
require 'webrick'
realm = "WEBrick's realm"
srv = WEBrick::HTTPServer.new({ :BindAddress => '127.0.0.1', :Port => 10080})
htpd = WEBrick::HTTPAuth::Htpasswd.new('dot.htpasswd')
htpd.set_passwd(nil, 'username', 'supersecretpass')
authenticator =... -
WIN32OLE (58.0)
-
OLEオートメーションサーバをRubyで操作するためのクラスです。
OLEオートメーションサーバをRubyで操作するためのクラスです。
Windowsの多くのアプリケーションやライブラリは、COMと呼ばれるAPI群を利用
して他のプログラムから操作できます。WIN32OLEがサポートしているのは、
COMのAPIのうち、特にインタープリタ用のインターフェイスであるOLEオートメー
ション(IDispatchインターフェイス)とそれに付随するリフレクション用のイ
ンターフェイスです。
これらのインターフェイスをサポートしている代表的なWindowsアプリケーショ
ンに、Office、IE、iTunes、Illustratorがあります。また、WMI、WshS... -
Enumerator
:: Yielder (52.0) -
Enumerator.new で使われるクラスで、直接使うものではありません。
Enumerator.new で使われるクラスで、直接使うものではありません。 -
RSS
:: Maker :: ChannelBase :: CategoriesBase :: CategoryBase (52.0) -
categoryは maker.channel.categories.new_categoryで作成されたオ ブジェクトとします.
categoryは
maker.channel.categories.new_categoryで作成されたオ
ブジェクトとします.
contentを指定する必要があります. -
RSS
:: Maker :: ChannelBase :: SkipDaysBase :: DayBase (52.0) -
dayは maker.channel.skipDays.new_dayで作成されたオ ブジェクトとします.
dayは
maker.channel.skipDays.new_dayで作成されたオ
ブジェクトとします.
contentを指定する必要があります. -
RSS
:: Maker :: ChannelBase :: SkipHoursBase :: HourBase (52.0) -
hourは maker.channel.skipHours.new_hourで作成されたオ ブジェクトとします.
hourは
maker.channel.skipHours.new_hourで作成されたオ
ブジェクトとします.
contentを指定する必要があります. -
RSS
:: Maker :: ItemsBase :: ItemBase (52.0) -
itemはmaker.items.new_itemで作成されたオブジェク トとします.
itemはmaker.items.new_itemで作成されたオブジェク
トとします.
RSS 1.0/0.91の場合はtitle,linkを設定する必要があ
ります.
RSS 2.0の場合はtitleまたはdescriptionを設定する
必要があります. -
RSS
:: Maker :: XMLStyleSheets :: XMLStyleSheet (52.0) -
xml_stylesheetは maker.xml_stylesheet.new_xml_stylesheetで作成されたオ ブジェクトとします.
xml_stylesheetは
maker.xml_stylesheet.new_xml_stylesheetで作成されたオ
ブジェクトとします.
hrefとtypeは必ず指定する必要があります.ただし,
hrefに設定した値の拡張子が.xslまたは.cssの場合は
typeを指定する必要はありません.自動で推測します. -
Resolv (52.0)
-
リゾルバを表すクラスです。 このクラス自体は実際には名前解決をせず、 Resolv.new で与えられたリゾルバに順に 問合せることしかしません。
リゾルバを表すクラスです。
このクラス自体は実際には名前解決をせず、
Resolv.new で与えられたリゾルバに順に
問合せることしかしません。
このクラスのクラスメソッドで名前解決をした場合には、
内部で /etc/hosts, DNS の順に問合せます。
順に問合せる過程で、あるリゾルバが1個以上の
結果を返した場合、それ以降のリゾルバには
問い合わせをしません。 -
WEBrick
:: Daemon (52.0) -
サーバのタイプを表すクラスです。 WEBrick::GenericServer.new の設定の :ServerType の値として指定した場合 サーバはデーモンとして動作します。
サーバのタイプを表すクラスです。
WEBrick::GenericServer.new の設定の :ServerType の値として指定した場合
サーバはデーモンとして動作します。 -
WEBrick
:: SimpleServer (52.0) -
サーバのタイプを表すクラスです。 WEBrick::GenericServer.new の設定の :ServerType の値として指定した場合 サーバは通常のプロセスとして動作します。
サーバのタイプを表すクラスです。
WEBrick::GenericServer.new の設定の :ServerType の値として指定した場合
サーバは通常のプロセスとして動作します。 -
Data (40.0)
-
このクラスは Ruby 3.0 で削除されました。
このクラスは Ruby 3.0 で削除されました。
拡張ライブラリを書く時に new が定義されているとまずい場合が
あるため、Object から new と allocate を undef したクラスです。
Ruby スクリプトレベルでは気にする必要は全くありません。 -
ERB (40.0)
-
eRuby スクリプトを処理するクラス。
eRuby スクリプトを処理するクラス。
従来 ERbLight と呼ばれていたもので、
標準出力への印字が文字列の挿入とならない点が eruby と異なります。
* https://magazine.rubyist.net/articles/0017/0017-BundledLibraries.html
=== 使い方
ERB クラスを使うためには require 'erb' する必要があります。
例:
require 'erb'
ERB.new($<.read).run
=== trim_mode
trim_mode は整形の挙動を変更するオプションです。次の... -
Enumerator (40.0)
-
each 以外のメソッドにも Enumerable の機能を提供するためのラッパークラスです。 また、外部イテレータとしても使えます。
each 以外のメソッドにも Enumerable の機能を提供するためのラッパークラスです。
また、外部イテレータとしても使えます。
Enumerable モジュールは、 Module#include 先のクラスが持つ
each メソッドを元に様々なメソッドを提供します。
例えば Array#map は Array#each の繰り返しを元にして定義されます。
Enumerator を介することにより String#each_byte のような
異なる名前のイテレータについても each と同様に Enumerable の機能を利用できます。
Enumerator を生成するには Enu... -
Fiddle
:: Closure :: BlockCaller (40.0) -
Ruby のブロックをラップしたコールバック関数を表すクラスです。
Ruby のブロックをラップしたコールバック関数を表すクラスです。
Ruby のブロックを C の関数ポインタとして表現するためのクラスです。
require 'fiddle'
include Fiddle
libc = Fiddle.dlopen("/lib/libc.so.6")
qs = Fiddle::Function.new(libc["qsort"],
[TYPE_VOIDP, TYPE_INT, TYPE_INT, TYPE_VOIDP],
TYP... -
IPAddr (40.0)
-
IP アドレスを扱うのためのクラスです。
IP アドレスを扱うのためのクラスです。
例:
require 'ipaddr'
ipaddr1 = IPAddr.new("3ffe:505:2::1")
p ipaddr1 # => #<IPAddr: IPv6:3ffe:0505:0002:0000:0000:0000:0000:0001/ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff>
ipaddr3 = IPAddr.new("192.168.2.0/24")
p ipaddr3 # => #<IPAddr: IPv4:192.168.2.0/255.255... -
Net
:: HTTPRequest (40.0) -
HTTP リクエストを抽象化するクラスです。
HTTP リクエストを抽象化するクラスです。
Net::HTTPRequest は抽象クラスなので実際にはサブクラスの
* Net::HTTP::Get
* Net::HTTP::Head
* Net::HTTP::Post
* Net::HTTP::Put
* Net::HTTP::Copy
* Net::HTTP::Delete
* Net::HTTP::Lock
* Net::HTTP::Mkcol
* Net::HTTP::Move
* Net::HTTP::Options
* Net::HTTP::Propfind
* Net::H... -
OpenSSL
:: PKey :: RSA (40.0) -
RSA 暗号鍵のクラスです。
RSA 暗号鍵のクラスです。
通常このクラスで利用するのは、
OpenSSL::PKey::RSA.generate, OpenSSL::PKey::RSA.new,
OpenSSL::PKey::RSA#public?, OpenSSL::PKey::RSA#private?,
OpenSSL::PKey::RSA#public_key, OpenSSL::PKey::RSA#to_text,
OpenSSL::PKey::RSA#to_pem, OpenSSL::PKey::RSA#to_der
のいずれかでしょう。これ以外のメソッドを利用するときは
RSA についてよく理解し、必要な場... -
OpenSSL
:: SSL :: SSLSocket (40.0) -
ソケットをラップして SSL での認証と暗号通信を実現するためのクラスです。
ソケットをラップして SSL での認証と暗号通信を実現するためのクラスです。
=== 例
SSL/TLS サーバに接続して write します。
require 'socket'
require 'openssl'
include OpenSSL
soc = TCPSocket.new('www.example.com', 443)
ssl = SSL::SSLSocket.new(soc)
ssl.connect
ssl.post_connection_check('www.example.com')
raise "verification er... -
OpenStruct (40.0)
-
要素を動的に追加・削除できる手軽な構造体を提供するクラスです。
要素を動的に追加・削除できる手軽な構造体を提供するクラスです。
OpenStruct のインスタンスに対して未定義なメソッド x= を呼ぶと、
OpenStruct クラスの BasicObject#method_missing で捕捉され、そのインスタンスに
インスタンスメソッド x, x= が定義されます。
この挙動によって要素を動的に変更できる構造体として働きます。
require 'ostruct'
ab = OpenStruct.new
ab.foo = 25
p ab.foo # => 25
ab.bar = 2
p ab.bar ... -
OptionParser (40.0)
-
コマンドラインのオプションを取り扱うためのクラスです。
コマンドラインのオプションを取り扱うためのクラスです。
オプションが指定された時に呼ばれるブロックを
OptionParser#on メソッドで登録していきます。
つまり、OptionParser を使う場合、基本的には
(1) OptionParser オブジェクト opt を生成する。
(2) オプションを取り扱うブロックを opt に登録する。
(3) opt.parse(ARGV) でコマンドラインを実際に parse する。
というような流れになります。
//emlist[][ruby]{
require "optparse"
ProgramConfig = Ha... -
Pathname (40.0)
-
パス名をオブジェクト指向らしく扱うクラスです。
パス名をオブジェクト指向らしく扱うクラスです。
Pathname オブジェクトはパス名を表しており、ファイルやディレクトリそのものを表してはいません。
当然、存在しないファイルのパス名も扱えます。
絶対パスも相対パスも扱えます。
Pathname オブジェクトは immutable であり、自身を破壊的に操作するメソッドはありません。
Pathname のインスタンスメソッドには、ディレクトリのパスを返す Pathname#dirname のように、
文字列操作だけで結果を返すものもあれば、ファイルの中身を読み出す Pathname#read のように
ファイルシステムにアクセスするも... -
Psych
:: Stream (40.0) -
入力されたオブジェクトから変換された YAML document を指定した IO に出力する機能を持つクラスです。
入力されたオブジェクトから変換された YAML document を指定した
IO に出力する機能を持つクラスです。
start で変換を開始し、push で変換する Ruby オブジェクトを渡し、
最後に finish を呼ぶことで変換を完了します。
stream = Psych::Stream.new($stdout)
stream.start
stream.push({:foo => 'bar'})
stream.finish
YAML document は(バッファリングされずに)直接 $stdout に出力されます。
finish を確実に呼び出すためには Ps... -
Range (40.0)
-
範囲オブジェクトのクラス。 範囲オブジェクトは文字どおり何らかの意味での範囲を表します。数の範囲はもちろん、 日付の範囲や、「"a" から "z" まで」といった文字列の範囲を表すこともできます。
範囲オブジェクトのクラス。
範囲オブジェクトは文字どおり何らかの意味での範囲を表します。数の範囲はもちろん、
日付の範囲や、「"a" から "z" まで」といった文字列の範囲を表すこともできます。
==== 作り方
範囲オブジェクトは、Range.new を用いるほか、範囲演算子(`..' または `...')を
用いた d:spec/operator#range で生成できます。
いずれの方法でも始端と終端を与えます。
//emlist[範囲オブジェクトの例][ruby]{
Range.new(1, 5) # 1 以上 5 以下
1..5 # 同上
1...5 ... -
Rational (40.0)
-
有理数を扱うクラスです。
有理数を扱うクラスです。
「1/3」のような有理数を扱う事ができます。Integer や Float
と同様に Rational.new ではなく、 Kernel.#Rational を使用して
Rational オブジェクトを作成します。
//emlist[例][ruby]{
Rational(1, 3) # => (1/3)
Rational('1/3') # => (1/3)
Rational('0.33') # => (33/100)
Rational.new(1, 3) # => NoMethodError
//}
Rational オブジェク... -
Regexp (40.0)
-
正規表現のクラス。正規表現のリテラルはスラッシュで囲んだ形式 で記述します。
正規表現のクラス。正規表現のリテラルはスラッシュで囲んだ形式
で記述します。
//emlist[][ruby]{
/^this is regexp/
//}
Regexp.new(string) を使って正規表現オブジェクトを動的に生成する
こともできます。
//emlist[][ruby]{
str = "this is regexp"
rp1 = Regexp.new("^this is regexp")
p rp1 =~ str # => 0
p Regexp.last_match[0] # => "this is regexp"
//}
spec/rege... -
Rinda
:: TupleSpace (40.0) -
Tuple Space を表すクラスです。
Tuple Space を表すクラスです。
このクラスのインスタンスを
drb を経由して公開することで
タプルスペースを他のプロセスからアクセスさせることができるようになります。
タプルスペースを drb 経由で利用する側は
DRb::DRbObject.new_with_uri などでこのオブジェクトのリモートオブジェクトを
取得し、Rinda::TupleSpaceProxy をかぶせることで利用します。
===[a:renewer] タプルの寿命と renewer
タプルを Rinda::TupleSpace#write などで追加するときにその寿命を
秒数で指定することができ... -
SimpleDelegator (40.0)
-
Delegator クラスを継承し、シンプルなメソッド委譲を実現した具象クラス。
Delegator クラスを継承し、シンプルなメソッド委譲を実現した具象クラス。
委譲先に指定されたオブジェクトへメソッドの実行を委譲します。
例:
//emlist{
require 'delegate'
foo = Object.new
def foo.test
p 25
end
foo2 = SimpleDelegator.new(foo)
foo2.test # => 25
//} -
StringIO (40.0)
-
文字列に IO と同じインタフェースを持たせるためのクラスです。
文字列に IO と同じインタフェースを持たせるためのクラスです。
//emlist[例][ruby]{
require "stringio"
sio = StringIO.new("hoge", 'r+')
p sio.read #=> "hoge"
sio.rewind
p sio.read(1) #=> "h"
sio.write("OGE")
sio.rewind
p sio.read #=> "hOGE"
//}
=== 例外
StringIO オブジェクトは大抵の場合 IO オブジェクトと同... -
Thread (40.0)
-
スレッドを表すクラスです。スレッドとはメモリ空間を共有して同時に実行される制御の流れです。 Thread を使うことで並行プログラミングが可能になります。
スレッドを表すクラスです。スレッドとはメモリ空間を共有して同時に実行される制御の流れです。
Thread を使うことで並行プログラミングが可能になります。
=== 実装
ネイティブスレッドを用いて実装されていますが、
現在の実装では Ruby VM は Giant VM lock (GVL) を有しており、同時に実行される
ネイティブスレッドは常にひとつです。
ただし、IO 関連のブロックする可能性があるシステムコールを行う場合には
GVL を解放します。その場合にはスレッドは同時に実行され得ます。
また拡張ライブラリから GVL を操作できるので、複数のスレッドを
同時に実行するような拡... -
Thread
:: Backtrace :: Location (40.0) -
Ruby のフレームを表すクラスです。
...例1の実行結果:
caller_locations.rb:2:in `a'
caller_locations.rb:5:in `b'
caller_locations.rb:8:in `c'
//emlist[例2][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end
Foo.new(0..2).locations.map do |call|
p... -
Timeout
:: Error (40.0) -
timeout で定義される例外クラスです。 関数 timeout がタイムアウトすると発生します。
...ror のサブクラスを
定義して使用した方が無難です。
==> foo.rb <==
require 'timeout.rb'
class Foo
FooTimeoutError = Class.new(TimeoutError)
def longlongtime_method
Timeout.timeout(100, FooTimeoutError) {
...... -
WEBrick
:: HTTPAuth :: DigestAuth (40.0) -
HTTP の Digest 認証のためのクラスです。
HTTP の Digest 認証のためのクラスです。
2617 も参照してください。
例:
require 'webrick'
config = { :Realm => 'DigestAuth example realm' }
htdigest = WEBrick::HTTPAuth::Htdigest.new 'my_password_file'
htdigest.set_passwd config[:Realm], 'username', 'password'
htdigest.flush
config[:UserDB] = htdigest
dige... -
WEBrick
:: HTTPAuth :: Htdigest (40.0) -
Apache の htdigest 互換のクラス。
Apache の htdigest 互換のクラス。
例
require 'webrick'
include WEBrick
htd = HTTPAuth::Htdigest.new('dot.htdigest')
htd.set_passwd('realm', 'username', 'supersecretpass')
htd.flush
htd2 = HTTPAuth::Htdigest.new('dot.htdigest')
p htd2.get_passwd('realm', 'username', false) == '65fe03e5b0a199462186848... -
WEBrick
:: HTTPAuth :: Htpasswd (40.0) -
Apache の htpasswd 互換のクラスです。 .htpasswd ファイルを新しく作成することも出来ます。 htpasswd -m (MD5) や -s (SHA) で作成された .htpasswd ファイルには対応していません。
Apache の htpasswd 互換のクラスです。
.htpasswd ファイルを新しく作成することも出来ます。
htpasswd -m (MD5) や -s (SHA) で作成された .htpasswd ファイルには対応していません。
例
require 'webrick'
include WEBrick
htpd = HTTPAuth::Htpasswd.new('dot.htpasswd')
htpd.set_passwd(nil, 'username', 'supersecretpass')
htpd.flush
htpd2 = HTTPAuth::Htpassw... -
WIN32OLE
_ EVENT (40.0) -
OLEオートメーションサーバからのイベント通知を制御するクラスです。
OLEオートメーションサーバからのイベント通知を制御するクラスです。
OLEオートメーションサーバによっては、サーバの処理の過程でクライアントが
あらかじめ登録したメソッドを呼び出すものがあります。このサーバが登録し
たメソッドを呼び出す動作を「イベント」と呼びます。WIN32OLE_EVENTを利用
すると、ブロックの形式でイベントを受け取るメソッドをサーバへ登録できま
す。
=== サンプルコード
ie = WIN32OLE.new('InternetExplorer.Application.1')
event = WIN32OLE_EVENT.new(ie, 'DWebBr... -
WIN32OLE
_ PARAM (40.0) -
OLEオートメーションサーバが持つメソッドのパラメータ情報を提供します。
OLEオートメーションサーバが持つメソッドのパラメータ情報を提供します。
WIN32OLE_PARAMは、WIN32OLE_METHODのパラメータのメタデータを保持し
ます。
=== サンプルコード
tobj = WIN32OLE_TYPE.new('Microsoft Excel 9.0 Object Library', 'Workbook')
method = WIN32OLE_METHOD.new(tobj, 'SaveAs')
param1 = method.params[0]
puts param1.name # => Filename... -
WIN32OLE
_ TYPELIB (40.0) -
OLEオートメーションサーバの型情報ライブラリ(TypeLib)を操作するための クラスです。
...s "creatable classes:"
tlib.ole_types.select{|cls| cls.progid }.each do |cls|
puts " #{cls.name}: PROGID=#{cls.progid}"
end
上記を実行すると以下の出力を得ます。
Guid of Excel typelib = {00020813-0000-0000-C000-000000000046}
version = 1.7
creatable classes:
Appli... -
WIN32OLE
_ VARIANT (40.0) -
OLEオートメーションの標準型のVARIANTオブジェクトをRubyで利用するための クラスです。
OLEオートメーションの標準型のVARIANTオブジェクトをRubyで利用するための
クラスです。
VARIANT型とは、型情報と値のペアから構成されるデータ型で、元はVBの型無し
変数のための構造体です。OLEオートメーションのメソッド呼び出しには汎用型
として引数にはVARIANT型を利用します。
* 型情報は、WIN32OLE_VARIANT#vartypeで取得できます。
* 値は、WIN32OLE_VARIANT#valueで取得できます。
OLEオートメーションのメソッド呼び出し規約では、引数はVARIANT型の配列と
して定義されています。
この規約に対して、WIN3... -
WeakRef (40.0)
-
weak reference を実現するクラスです。
weak reference を実現するクラスです。
WeakRef オブジェクトは与えられたオブジェクトをポイントしますが、
ポイント先のオブジェクトは GC される可能性があります。
アクセスしようとしたときにオブジェクトが GC されていれば
WeakRef::RefError が発生します。
delegate も参照してください。
=== サンプルコード
require 'weakref'
foo = Object.new
ref = WeakRef.new(foo)
ref.some_method_of_foo -
ArgumentError (22.0)
-
引数の数があっていないときや、数は合っていて、期待される振る舞いを持ってはいるが、期待される値ではないときに発生します。
引数の数があっていないときや、数は合っていて、期待される振る舞いを持ってはいるが、期待される値ではないときに発生します。
例:
Time.at # => wrong number of arguments (0 for 1) (ArgumentError)
Array.new(-1) # => negative array size (ArgumentError)
など
@see TypeError -
BasicObject (22.0)
-
特殊な用途のために意図的にほとんど何も定義されていないクラスです。 Objectクラスの親にあたります。Ruby 1.9 以降で導入されました。
...クラスから派生すべきです。
真に必要な場合にだけ BasicObject から派生してください。
=== 例
//emlist[例][ruby]{
class Proxy < BasicObject
def initialize(target)
@target = target
end
def method_missing(message, *args)
@target.__send__(message, *args... -
CSV (22.0)
-
このクラスは CSV ファイルやデータに対する完全なインターフェイスを提供します。
このクラスは CSV ファイルやデータに対する完全なインターフェイスを提供します。
=== 読み込み
//emlist[][ruby]{
require "csv"
csv_text = <<~CSV_TEXT
Ruby,1995
Rust,2010
CSV_TEXT
IO.write "sample.csv", csv_text
# ファイルから一行ずつ
CSV.foreach("sample.csv") do |row|
p row
end
# => ["Ruby", "1995"]
# ["Rust", "2010"]
# ファイルから一度に
p CSV.r... -
DRb
:: TimerIdConv (22.0) -
オブジェクトと識別子を相互に変換するクラスです。 これによって識別子に変換されたオブジェクトは一定時間 GC から保護されます。
オブジェクトと識別子を相互に変換するクラスです。
これによって識別子に変換されたオブジェクトは一定時間
GC から保護されます。
DRb::DRbIdConv では to_id で識別子に
変換し、リモートに送られたオブジェクトは GC から保護されません。
ローカルプロセスからの参照がなくなったオブジェクトは、
リモートからの参照が生きていたとしても GC によって廃棄される
可能性があります。
このクラスを DRb::DRbIdConv の代わりに用いることで、
to_id でオブジェクトを識別子に変換してから
一定時間(DRb::TimerIdConv.new の timeout で指... -
Date (22.0)
-
日付だけでなく時刻も扱える Date のサブクラス DateTime も利用できます。
日付だけでなく時刻も扱える Date のサブクラス DateTime も利用できます。
=== 簡単なつかいかた
//emlist[例][ruby]{
require 'date'
a = Date.new(1993, 2, 24)
b = Date.parse('1993-02-24')
b += 10
b - a #=> 10
b.year #=> 1993
b.strftime('%a') #=> "Sat"
yesterday = Date.today - 1
//}
=== 用語の定義
いくつか用語の定義は、8601、および X... -
DateTime (22.0)
-
日付だけでなく時刻も扱える Date のサブクラスです。
日付だけでなく時刻も扱える Date のサブクラスです。
DateTime は deprecated とされているため、
Timeを使うことを推奨します。
=== 簡単なつかいかた
require 'date'
a = DateTime.new(1993, 2, 24, 12, 30, 45)
b = DateTime.parse('1993-02-24T12:30:45')
b += 10
b - a #=> 10
b.year #=> 1993
b.strftime('%a') #=> "Sat"
yes... -
Encoding
:: UndefinedConversionError (22.0) -
エンコーディング変換後の文字が存在しない場合に発生する例外。
エンコーディング変換後の文字が存在しない場合に発生する例外。
UTF-8 にしかない文字を EUC-JP に変換しようとした場合などに発生します。
//emlist[例][ruby]{
"\u2603".encode(Encoding::EUC_JP)
#=> Encoding::UndefinedConversionError: U+2603 from UTF-8 to EUC-JP
//}
変換が多段階でなされ、その途中で例外が生じた場合は、
例外オブジェクトが保持するエラー情報はその中間のものになります。
//emlist[例][ruby]{
ec = Encoding::Co... -
Errno
:: EXXX (22.0) -
システム依存のエラーコードのそれぞれに対応する一連の例外クラスです。 Rubyのライブラリ内部でシステムコールや一部のC言語関数が失敗したときに発生します。
システム依存のエラーコードのそれぞれに対応する一連の例外クラスです。
Rubyのライブラリ内部でシステムコールや一部のC言語関数が失敗したときに発生します。
実際には「EXXX」というクラスが定義されているわけではありません。「XXX」の部分は下記に列挙したような各種のエラー名が入ります。
例えば、File.open の内部でシステムコール open(2) がエラーコード ENOENT を返すと、Rubyは例外 Errno::ENOENT を発生させます。
Ruby は処理系がコンパイルされるときに、デフォルトで下記リストのような Errno::EXXX クラスを定義しようとします。
動作... -
File
:: Stat (22.0) -
ファイルの情報を格納したオブジェクトのクラス。
ファイルの情報を格納したオブジェクトのクラス。
FileTest に同名のモジュール関数がある場合はそれと同じ働きをします。ただ、
ファイル名を引数に取るかわりに Stat 自身について判定する点が違います。
//emlist[][ruby]{
p File::Stat.new($0).directory? #=> false
p FileTest.directory?($0) #=> false
//}
1.8 以降では、属性メソッドがシステムでサポートされていない場合 nil が返ります。
なお、1.7 以前では 0 が返っていました。
dev デバイス番号(フ... -
Logger
:: Application (22.0) -
ユーザ定義のアプリケーションにログ機能を簡単に追加することができます。
...行う run メソッドを定義します。
(3) そのクラスをインスタンス化して start メソッドを呼び出します。
例:
class FooApp < Application
def initialize(foo_app, application_specific, arguments)
super('FooApp') # Name of the application.
end... -
OpenSSL
:: Digest (22.0) -
ハッシュ関数のためのインターフェースを提供するクラスです。
ハッシュ関数のためのインターフェースを提供するクラスです。
このインターフェースには2通りの利用法が存在します。
一方は文字列から直接ハッシュを計算する (OpenSSL::Digest.digest,
Digest::Instance#hexdigest) 方法です。短い文字列の
ダイジェストを取るときにはこちらを使えばよいでしょう。
もう一つはダイジェストオブジェクトを作成して、文字列を順次
OpenSSL::Digest#update で渡すことでダイジェストを計算
します。大きなファイルのハッシュ値を計算する場合などに
利用します。
例:
require 'openssl'... -
OpenSSL
:: PKey :: DH (22.0) -
Diffie-Hellman 鍵共有クラス
Diffie-Hellman 鍵共有クラス
Diffie-Hellman 鍵共有プロトコルは署名ができないため、
OpenSSL::PKey::PKey#sign や OpenSSL::PKey::PKey#verify
を呼び署名や署名の検証を行おうとすると例外
OpenSSL::PKey::PKeyError が発生します。
Diffie-Hellman はこのライブラリでは基本的には鍵共有にしか利用できません。
=== 例
鍵共有の例。
require 'openssl'
# パラメータの生成
dh = OpenSSL::PKey::DH.generate(10... -
OpenSSL
:: PKey :: DSA (22.0) -
DSA 公開鍵暗号クラス
DSA 公開鍵暗号クラス
実際には、DSA は署名のためのアルゴリズムであり、暗号化はできません。
以下は、data に署名し、署名をもとに data を検証する簡単な例です。
require "openssl"
dsa512 = OpenSSL::PKey::DSA.new(512)
data = 'hoge'
sign = dsa512.sign('dss1', data)
p dsa512.verify('dss1', sign, data) -
OpenSSL
:: PKey :: PKey (22.0) -
公開鍵暗号のための抽象クラスです。
公開鍵暗号のための抽象クラスです。
以下のサブクラスを持ちます。
* OpenSSL::PKey::RSA
* OpenSSL::PKey::DSA
* OpenSSL::PKey::DH
* OpenSSL::PKey::EC
例:
require "openssl"
# 署名用の鍵を新規作成
dsa512 = OpenSSL::PKey::DSA.new(512)
data = 'hoge'
# 署名
sign = dsa512.sign("dss1", data)
# 署名の検証
p dsa512.verify(dss1, sign,... -
PStore (22.0)
-
Rubyのオブジェクトを外部ファイルに格納するためのクラスです。 内部で Marshal を使っています。
Rubyのオブジェクトを外部ファイルに格納するためのクラスです。
内部で Marshal を使っています。
=== 使い方
データベースにアクセスするためには、
transaction のブロック内である必要があります。
インターフェースは Hash に似ています。
require 'pstore'
db = PStore.new("/tmp/foo")
db.transaction do
p db.roots # => []
ary = db["root"] = [1,2,3,4]
ary[0] = [1,1.5]
end
... -
PrettyPrint (22.0)
-
pretty printing アルゴリズムのためのクラスです。 改行の位置を探し、きれいなインデントを施します。
pretty printing アルゴリズムのためのクラスです。
改行の位置を探し、きれいなインデントを施します。
デフォルトでは、このクラスは文字列を扱います。
また、文字1バイトが出力幅の中で1カラムを占めると仮定しています。
しかし、以下のメソッドに対して適切な引数を与えることで、
そうでない場合にも利用できます。
* PrettyPrint.new: 出力バッファ、空白の生成をするブロックや改行オブジェクトを設定できます。
* PrettyPrint#text: 幅を設定できます。
* PrettyPrint#breakable
ですので、このクラスは以下のようなことにも応用が... -
Psych
:: Visitors :: YAMLTree (22.0) -
Ruby オブジェクトから YAML の AST を構築するためのクラスです。
Ruby オブジェクトから YAML の AST を構築するためのクラスです。
=== 例
builder = Psych::Visitors::YAMLTree.new
builder << { :foo => 'bar' }
builder << ["baz", "bazbaz"]
builder.tree # => #<Psych::Nodes::Stream ... > A stream containing two documents
puts tree.to_yaml
# =>
# ---
# :foo: bar
# ---
# - baz... -
RDoc
:: RDoc (22.0) -
rdoc ドキュメントの作成を行うクラスです。
rdoc ドキュメントの作成を行うクラスです。
以下のようにして、rdoc コマンドを実行するのと同様に実行します。
require 'rdoc/rdoc'
rdoc = RDoc::RDoc.new
rdoc.document(args)
args には rdoc コマンドに渡すのと同様の引数を文字列の配列で指定します。
rdoc コマンドと同様に変換結果はファイルに出力されるため、テキストを
HTML に変換する部分をライブラリとして使用したい場合、
rdoc/markup を参照してください。 -
REXML
:: Comment (22.0) -
XML コメントを表すクラス。
XML コメントを表すクラス。
コメントとは <!-- と --> で挟まれたテキストです。
//emlist[][ruby]{
require 'rexml/document'
doc = REXML::Document.new(<<EOS)
<!-- xx -->
<root>
<!-- yy -->
text
<!-- zz -->
</root>
EOS
doc[0].string # => " xx "
doc.root[1].string # => " yy "
doc.root[3].string # => " zz "
//} -
REXML
:: Entity (22.0) -
XML における実体(エンティティ、entity)の宣言(declaration)を表わすクラス。
XML における実体(エンティティ、entity)の宣言(declaration)を表わすクラス。
DTD(REXML::DocType)内の実体宣言に対応するものです。
//emlist[][ruby]{
require 'rexml/document'
doc = REXML::Document.new(<<EOS)
<!DOCTYPE document [
<!ENTITY f "foo bar baz">
<!ENTITY x SYSTEM "x.txt">
<!ENTITY y SYSTEM "y.png" NDATA PNG>
<!ENTITY % z "zzz">
<!EN... -
REXML
:: ExternalEntity (22.0) -
DTD 内の宣言でパラメータ実体参照を使って宣言が されているものを表わすクラスです。
DTD 内の宣言でパラメータ実体参照を使って宣言が
されているものを表わすクラスです。
例えば、以下の DTD 宣言における %HTMLsymbol が
それにあたります。
<!ENTITY % HTMLsymbol PUBLIC
"-//W3C//ENTITIES Symbols for XHTML//EN"
"xhtml-symbol.ent">
%HTMLsymbol;
//emlist[][ruby]{
require 'rexml/document'
doctype = REXML::Document.new(<<EOS).doctype
<!DO... -
REXML
:: Instruction (22.0) -
XML 処理命令(XML Processing Instruction, XML PI)を表すクラス。
XML 処理命令(XML Processing Instruction, XML PI)を表すクラス。
XML 処理命令 とは XML 文書中の <? と ?> で挟まれた部分のことで、
アプリケーションへの指示を保持するために使われます。
XML 宣言(文書先頭の <?xml version=... ?>)はXML処理命令ではありませんが、
似た見た目を持っています。
//emlist[][ruby]{
require 'rexml/document'
doc = REXML::Document.new(<<EOS)
<?xml version="1.0" encoding="utf-... -
REXML
:: NotationDecl (22.0) -
DTD の記法宣言を表すクラスです。
DTD の記法宣言を表すクラスです。
//emlist[][ruby]{
require 'rexml/document'
doctype = REXML::Document.new(<<EOS).doctype
<!DOCTYPE foo [
<!NOTATION type-image-svg PUBLIC "-//W3C//DTD SVG 1.1//EN"
"http://www.w3.org/Graphics/SVG/1.1/DTD/svg11.dtd">
<!NOTATION type-image-gif PUBLIC "image/gif">... -
REXML
:: ParseException (22.0) -
XML のパースに失敗したときに生じる例外です。
XML のパースに失敗したときに生じる例外です。
//emlist[][ruby]{
require 'rexml/document'
begin
REXML::Document.new("<a>foo\n</b></a> ")
rescue REXML::ParseException => ex
ex.position # => 16
ex.line # => 2
ex.context # => [16, 2, 2]
end
//} -
REXML
:: Parsers :: TreeParser (22.0) -
内部用です。使わないでください。
内部用です。使わないでください。
XML 文書から DOMオブジェクトを組み立てるパーサです。
REXML::Document.new などから使われます。 -
Rake
:: TestTask (22.0) -
ユニットテストを実行するためのタスクを作成するクラスです。
ユニットテストを実行するためのタスクを作成するクラスです。
例:
Rake::TestTask.new do |t|
t.libs << "test"
t.test_files = FileList['test/test*.rb']
t.verbose = true
end
以下に test ターゲットの使用例を示します。
例:
rake test # run tests normally
rake test TEST=just_one_file.rb # run just one t... -
Ripper
:: Filter (22.0) -
イベントドリブンスタイルで Ruby プログラムを加工するためのクラスです。
...e 'ripper'
require 'cgi'
class Ruby2HTML < Ripper::Filter
def on_default(event, tok, f)
f << CGI.escapeHTML(tok)
end
def on_comment(tok, f)
f << %Q[<span class="comment">#{CGI.escapeHTML(tok)}</span>]
end
def on_tstring_beg(tok, f)
f << %Q[<span class="string">#{CGI.escapeHT... -
Socket (22.0)
-
汎用ソケットクラス。
汎用ソケットクラス。
システムコールレベルから高水準の機能までを提供します。
ソケットオブジェクトを生成する汎用的な方法として
Socket.new がありますが、以下のようなより便利な
メソッドがあります。
* TCP のクライアントソケット Socket.tcp TCPSocket.open
* TCP のサーバソケット Socket.tcp_server_loop,
Socket.tcp_server_sockets, TCPServer.open
* UNIX socket のクライアントソケット Socket.unix UNIXSocket.open
* ... -
Symbol (22.0)
-
シンボルを表すクラス。シンボルは任意の文字列と一対一に対応するオブジェクトです。
シンボルを表すクラス。シンボルは任意の文字列と一対一に対応するオブジェクトです。
文字列の代わりに用いることもできますが、必ずしも文字列と同じ振る舞いをするわけではありません。
同じ内容のシンボルはかならず同一のオブジェクトです。
シンボルオブジェクトは以下のようなリテラルで得られます。
:symbol
:'symbol'
%s!symbol! # %記法
生成されたシンボルの一覧は Symbol.all_symbols で得られます。
一番目のリテラルでシンボルを表す場合、`:' の後に
は識別子、メソッド名(`!',`?',`=' などの接尾辞を含む)、変数名
(`$'... -
Thread
:: Queue (22.0) -
Queue はスレッド間の FIFO(first in first out) の通信路です。ス レッドが空のキューを読み出そうとすると停止します。キューになんら かの情報が書き込まれると実行は再開されます。
Queue はスレッド間の FIFO(first in first out) の通信路です。ス
レッドが空のキューを読み出そうとすると停止します。キューになんら
かの情報が書き込まれると実行は再開されます。
最大サイズが指定できる Queue のサブクラス Thread::SizedQueue も提供されています。
=== 例
require 'thread'
q = Queue.new
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resou...