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ObjectSpace.#define_finalizer(obj) {|id| ...} -> Array (12219.0)

obj が解放されるときに実行されるファイナライザ proc を 登録します。同じオブジェクトについて複数回呼ばれたときは置き換えで はなく追加登録されます。固定値 0 と proc を配列にして返します。

...ロックを指定した場合は、そのブロックがファイナライザになります。
obj の回収時にブロックは obj の ID (BasicObject#__id__)を引数とし
て実行されます。
しかし、後述の問題があるのでブロックでファイナライザを登録するの...
...す。proc は obj の回収時に obj の ID を引数として実行されます。

=== 使い方の注意

以下は、define_finalizer の使い方の悪い例です。

//emlist[悪い例][ruby]{
class
Foo
def initialize
ObjectSpace
.define_finalizer(self) {
puts "foo"
}
end
e...
...file は、ファイナライザの使い方の
良い例になっています。これは、クラスのコンテキストで Proc を
生成することで上記の問題を回避しています。

//emlist[例][ruby]{
class
Bar
def Bar.callback
proc {
puts "bar"
}
end
def ini...

ObjectSpace.#define_finalizer(obj, proc) -> Array (12219.0)

obj が解放されるときに実行されるファイナライザ proc を 登録します。同じオブジェクトについて複数回呼ばれたときは置き換えで はなく追加登録されます。固定値 0 と proc を配列にして返します。

...ロックを指定した場合は、そのブロックがファイナライザになります。
obj の回収時にブロックは obj の ID (BasicObject#__id__)を引数とし
て実行されます。
しかし、後述の問題があるのでブロックでファイナライザを登録するの...
...す。proc は obj の回収時に obj の ID を引数として実行されます。

=== 使い方の注意

以下は、define_finalizer の使い方の悪い例です。

//emlist[悪い例][ruby]{
class
Foo
def initialize
ObjectSpace
.define_finalizer(self) {
puts "foo"
}
end
e...
...file は、ファイナライザの使い方の
良い例になっています。これは、クラスのコンテキストで Proc を
生成することで上記の問題を回避しています。

//emlist[例][ruby]{
class
Bar
def Bar.callback
proc {
puts "bar"
}
end
def ini...

ObjectSpace.#undefine_finalizer(obj) -> object (12207.0)

obj に対するファイナライザをすべて解除します。 obj を返します。

...す。

//emlist[例][ruby]{
class
Sample
def Sample.callback
proc {
puts "finalize"
}
end

def initialize
ObjectSpace
.define_finalizer(self, Sample.callback)
end

def undef
ObjectSpace
.undefine_finalizer(self)
end
end

Sample.new
GC.start
# => finalize

Sample.new...
...sample.undef
GC.start
# ※何も出力されない
//}

@see ObjectSpace.#define_finalizer...

ObjectSpace.#count_objects_size(result_hash = nil) -> Hash (6107.0)

型ごとのオブジェクトサイズをバイト単位で格納したハッシュを返します。

...あります。特に T_DATA の合計値は正しくないでしょう。

//emlist[例][ruby]{
ObjectSpace
.count_objects_size
# => {:TOTAL=>1461154, :T_CLASS=>158280, :T_MODULE=>20672, :T_STRING=>527249, ...}
//}

@raise TypeError result_hash にハッシュ以外を指定した時に発生しま...

ObjectSpace.#trace_object_allocations { ... } (6107.0)

与えられたブロック内でオブジェクトのトレースを行います。 

...ェクトのトレースを行います。 

//emlist[例][ruby]{
require 'objspace'

class
C
i
nclude ObjectSpace

def foo
trace_object_allocations do
obj = Object.new
p "#{allocation_sourcefile(obj)}:#{allocation_sourceline(obj)}"
end
end
end

C.new.foo #=> "objtrace.rb:...

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ObjectSpace.#count_tdata_objects(result_hash = nil) -> Hash (107.0)

T_DATA の種類ごとにオブジェクトの数を格納したハッシュを返します。

...aise TypeError result_hash にハッシュ以外を指定した時に発生します。

本メソッドは普通の Ruby プログラマ向けのメソッドではありません。パフォー
マンスに興味のある C Ruby の開発者向けのものです。

//emlist[例][ruby]{
ObjectSpace
...
..._tdata_objects
# => {RubyVM::InstructionSequence=>504, :parser=>5, :barrier=>6,
# :mutex=>6, Proc=>60, RubyVM::Env=>57, Mutex=>1, Encoding=>99,
# ThreadGroup=>1, Binding=>1, Thread=>1, RubyVM=>1, :iseq=>1,
# Random=>1, ARGF.class=>1, Data=>1, :autoload=>3, Time=>2}
//}

現在のバー...

ObjectSpace.#each_object {|object| ...} -> Integer (107.0)

指定された klass と Object#kind_of? の関係にある全ての オブジェクトに対して繰り返します。引数が省略された時には全てのオブ ジェクトに対して繰り返します。 繰り返した数を返します。

...指定された klass と Object#kind_of? の関係にある全ての
オブジェクトに対して繰り返します。引数が省略された時には全てのオブ
ジェクトに対して繰り返します。
繰り返した数を返します。

ブロックが与えられなかった場合...
...ジェクトを返します。

次のクラスのオブジェクトについては繰り返しません

* Fixnum
* Symbol
* TrueClass
* FalseClass
* NilClass

とくに、klass に Fixnum や Symbol などのクラスを指定した場合は、
何も繰り返さないことになります。...
...を指定します。

//emlist[例: ブロックなし][ruby]{
p ObjectSpace.each_object
# => #<Enumerator: ObjectSpace:each_object(false)>
//}

//emlist[例: 全てのオブジェクトを扱う][ruby]{
ObjectSpace
.each_object.take(5).each { |x| p x }
count = ObjectSpace.each_object { |x| x }
puts...

ObjectSpace.#each_object(klass) {|object| ...} -> Integer (107.0)

指定された klass と Object#kind_of? の関係にある全ての オブジェクトに対して繰り返します。引数が省略された時には全てのオブ ジェクトに対して繰り返します。 繰り返した数を返します。

...指定された klass と Object#kind_of? の関係にある全ての
オブジェクトに対して繰り返します。引数が省略された時には全てのオブ
ジェクトに対して繰り返します。
繰り返した数を返します。

ブロックが与えられなかった場合...
...ジェクトを返します。

次のクラスのオブジェクトについては繰り返しません

* Fixnum
* Symbol
* TrueClass
* FalseClass
* NilClass

とくに、klass に Fixnum や Symbol などのクラスを指定した場合は、
何も繰り返さないことになります。...
...を指定します。

//emlist[例: ブロックなし][ruby]{
p ObjectSpace.each_object
# => #<Enumerator: ObjectSpace:each_object(false)>
//}

//emlist[例: 全てのオブジェクトを扱う][ruby]{
ObjectSpace
.each_object.take(5).each { |x| p x }
count = ObjectSpace.each_object { |x| x }
puts...

ObjectSpace.#reachable_objects_from(obj) -> Array | nil (107.0)

obj から到達可能なすべてのオブジェクトを返します。マーク不能なオブジェ クトを指定した場合は nil を返します。本メソッドを使う事でメモリリークの 調査が行えます。

...能なオブジェ
クトを指定した場合は nil を返します。本メソッドを使う事でメモリリークの
調査が行えます。

//emlist[例][ruby]{
# 配列クラス(Array)と 'a'、'b'、'c' に到達可能。
ObjectSpace
.reachable_objects_from(['a', 'b', 'c'])
# => [Array, '...
...x は 1 つだけです。

//emlist[例][ruby]{
# 配列クラス(Array)と v に到達可能。
ObjectSpace
.reachable_objects_from([v = 'a', v, v])
# => [Array, 'a']

# 配列クラス(Array)と 3 つの異なる 'a' オブジェクトに到達可能。
ObjectSpace
.reachable_objects_from(['a', 'a'...
...トを持ちます。内部のオ
ブジェクトの型を確認する場合は ObjectSpace::InternalObjectWrapper#type
を参照してください。:T_CLASS のような Symbol を返します。

obj が ObjectSpace::InternalObjectWrapper オブジェクトであった場合、そ
のオブジェ...