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ObjectSpace.#define_finalizer(obj) {|id| ...} -> Array (12204.0)

obj が解放されるときに実行されるファイナライザ proc を 登録します。同じオブジェクトについて複数回呼ばれたときは置き換えで はなく追加登録されます。固定値 0 と proc を配列にして返します。

...ロックを指定した場合は、そのブロックがファイナライザになります。
obj の回収時にブロックは obj の ID (BasicObject#__id__)を引数とし
て実行されます。
しかし、後述の問題があるのでブロックでファイナライザを登録するの...
...す。proc は obj の回収時に obj の ID を引数として実行されます。

=== 使い方の注意

以下は、define_finalizer の使い方の悪い例です。

//emlist[悪い例][ruby]{
class Foo
def initialize
ObjectSpace
.define_finalizer(self) {
puts "foo"
}
end
e...
...file は、ファイナライザの使い方の
良い例になっています。これは、クラスのコンテキストで Proc を
生成することで上記の問題を回避しています。

//emlist[例][ruby]{
class Bar
def Bar.callback
proc {
puts "bar"
}
end
def ini...

ObjectSpace.#define_finalizer(obj, proc) -> Array (12204.0)

obj が解放されるときに実行されるファイナライザ proc を 登録します。同じオブジェクトについて複数回呼ばれたときは置き換えで はなく追加登録されます。固定値 0 と proc を配列にして返します。

...ロックを指定した場合は、そのブロックがファイナライザになります。
obj の回収時にブロックは obj の ID (BasicObject#__id__)を引数とし
て実行されます。
しかし、後述の問題があるのでブロックでファイナライザを登録するの...
...す。proc は obj の回収時に obj の ID を引数として実行されます。

=== 使い方の注意

以下は、define_finalizer の使い方の悪い例です。

//emlist[悪い例][ruby]{
class Foo
def initialize
ObjectSpace
.define_finalizer(self) {
puts "foo"
}
end
e...
...file は、ファイナライザの使い方の
良い例になっています。これは、クラスのコンテキストで Proc を
生成することで上記の問題を回避しています。

//emlist[例][ruby]{
class Bar
def Bar.callback
proc {
puts "bar"
}
end
def ini...

ObjectSpace.#undefine_finalizer(obj) -> object (12204.0)

obj に対するファイナライザをすべて解除します。 obj を返します。

...す。

//emlist[例][ruby]{
class Sample
def Sample.callback
proc {
puts "finalize"
}
end

def initialize
ObjectSpace
.define_finalizer(self, Sample.callback)
end

def undef
ObjectSpace
.undefine_finalizer(self)
end
end

Sample.new
GC.start
# => finalize

Sample.new...
...sample.undef
GC.start
# ※何も出力されない
//}

@see ObjectSpace.#define_finalizer...

ObjectSpace.#_id2ref(id) -> object (6204.0)

オブジェクト ID(BasicObject#__id__)からオブジェクトを得ます。

... ID(BasicObject#__id__)からオブジェクトを得ます。

@param id 取得したいオブジェクトの ID を整数で指定します。

@raise RangeError 対応するオブジェクトが存在しなければ発生します。

//emlist[例][ruby]{
a = "hoge"
p ObjectSpace._id2ref(a.__id__...

ObjectSpace.#each_object {|object| ...} -> Integer (104.0)

指定された klass と Object#kind_of? の関係にある全ての オブジェクトに対して繰り返します。引数が省略された時には全てのオブ ジェクトに対して繰り返します。 繰り返した数を返します。

...指定された klass と Object#kind_of? の関係にある全ての
オブジェクトに対して繰り返します。引数が省略された時には全てのオブ
ジェクトに対して繰り返します。
繰り返した数を返します。

ブロックが与えられなかった場合...
...ジェクトを返します。

次のクラスのオブジェクトについては繰り返しません

* Fixnum
* Symbol
* TrueClass
* FalseClass
* NilClass

とくに、klass に Fixnum や Symbol などのクラスを指定した場合は、
何も繰り返さないことになります。...
...を指定します。

//emlist[例: ブロックなし][ruby]{
p ObjectSpace.each_object
# => #<Enumerator: ObjectSpace:each_object(false)>
//}

//emlist[例: 全てのオブジェクトを扱う][ruby]{
ObjectSpace
.each_object.take(5).each { |x| p x }
count = ObjectSpace.each_object { |x| x }
puts...

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ObjectSpace.#each_object(klass) {|object| ...} -> Integer (104.0)

指定された klass と Object#kind_of? の関係にある全ての オブジェクトに対して繰り返します。引数が省略された時には全てのオブ ジェクトに対して繰り返します。 繰り返した数を返します。

...指定された klass と Object#kind_of? の関係にある全ての
オブジェクトに対して繰り返します。引数が省略された時には全てのオブ
ジェクトに対して繰り返します。
繰り返した数を返します。

ブロックが与えられなかった場合...
...ジェクトを返します。

次のクラスのオブジェクトについては繰り返しません

* Fixnum
* Symbol
* TrueClass
* FalseClass
* NilClass

とくに、klass に Fixnum や Symbol などのクラスを指定した場合は、
何も繰り返さないことになります。...
...を指定します。

//emlist[例: ブロックなし][ruby]{
p ObjectSpace.each_object
# => #<Enumerator: ObjectSpace:each_object(false)>
//}

//emlist[例: 全てのオブジェクトを扱う][ruby]{
ObjectSpace
.each_object.take(5).each { |x| p x }
count = ObjectSpace.each_object { |x| x }
puts...

ObjectSpace.#garbage_collect(full_mark: true, immediate_sweep: true) -> nil (104.0)

どこからも参照されなくなったオブジェクトを回収します。 GC.start と同じです。

...ram full_mark マイナー GC を動作させる場合は false を、そうでない場
合は true を指定します。

@param immediate_sweep sweep を遅らせる(Lazy Sweep を行う)場合は false
を、そうでない場合は true を指定します...