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Object#marshal_dump -> object (21113.0)

Marshal.#dump を制御するメソッドです。

...ump/marshal_load を使うべきです。

@return 任意のオブジェクトで marshal_load の引数に利用できます。

//emlist[][ruby]{
class
Foo
def initialize(arg)
@foo = arg
end
def marshal_dump
@foo
end
def marshal_load(obj)
p obj
@foo = obj
end
end
foo =...
...定義されていてもマーシャルできるようになります
(特異メソッドの情報が自動的に dump されるようになるわけではなく、
marshal_dump/marshal_load によりそれを実現する余地があるということです)。

@see Object#marshal_load, Marshal...

Object#marshal_load(obj) -> object (21113.0)

Marshal.#load を制御するメソッドです。

...のとき、marshal_dump の返り値が marshal_load の引数に利用されます。
marshal_load 時の self は、生成されたばかり(Class#allocate されたばかり) の状態です。

marshal_dump/marshal_load の仕組みは Ruby 1.8.0 から導入されました。
これから...
...書くプログラムでは _dump/_load ではなく
marshal_dump/marshal_load を使うべきです。

@param obj marshal_dump の返り値のコピーです。

@return 返り値は無視されます。


@see Object#marshal_dump, Marshal...

Object#remove_instance_variable(name) -> object (21113.0)

オブジェクトからインスタンス変数 name を取り除き、そのインス タンス変数に設定されていた値を返します。

...ない場合に発生します。

//emlist[][ruby]{
class
Foo
def foo
@foo = 1
p remove_instance_variable(:@foo) #=> 1
p remove_instance_variable(:@foo) # instance variable @foo not defined (NameError)
end
end
Foo.new.foo
//}

@see Module#remove_class_variable,Module#remove_const...

Object::FALSE -> FalseClass (21100.0)

非推奨です。代表的な偽の値。false と同じ。

非推奨です。代表的な偽の値。false と同じ。

この定数は過去との互換性のために提供されています。擬似変数 false を使ってください。
Ruby では false と nil が偽として扱われます。
偽でない値(false でも nil でもない値) は全て真とみなされます。

Object::NIL -> NilClass (21100.0)

非推奨です。 nil と同じ。

非推奨です。 nil と同じ。

この定数は過去との互換性のために提供されています。擬似変数 nil を使ってください。

Ruby では false と nil が偽として扱われます。
偽でない値(false でも nil でもない値) は全て真とみなされます。

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Object::TRUE -> TrueClass (21100.0)

非推奨です。代表的な真の値。true と同じ。

非推奨です。代表的な真の値。true と同じ。

この定数は過去との互換性のために提供されています。擬似変数 true を使ってください。

Ruby では false と nil が偽として扱われます。
偽でない値(false でも nil でもない値) は全て真とみなされます。

Object#methods(include_inherited = true) -> [Symbol] (21066.0)

そのオブジェクトに対して呼び出せるメソッド名の一覧を返します。 このメソッドは public メソッドおよび protected メソッドの名前を返します。

...

ただし特別に、引数が偽の時は Object#singleton_methods(false) と同じになっています。


@param include_inherited 引数が偽の時は Object#singleton_methods(false) と同じになります。

//emlist[例1][ruby]{
class
Parent
private; def private_parent() end...
...; def protected_parent() end
public; def public_parent() end
end

class
Foo < Parent
private; def private_foo() end
protected; def protected_foo() end
public; def public_foo() end
end

obj = Foo.new
class
<<obj
private; def private_singleton() end
protected; def p...
...指定して
# いるが、Object のインスタンスメソッドは一覧から排除している。
p obj.methods(true) - Object.instance_methods(true)
p obj.public_methods(true) - Object.public_instance_methods(true)
p obj.private_methods(true) - Object.private_instance_methods(t...

Object#is_a?(mod) -> bool (21048.0)

オブジェクトが指定されたクラス mod かそのサブクラスのインスタンスであるとき真を返します。

...ードしたクラスかそのサブクラス
のインスタンスである場合にも真を返します。
Module#includeだけではなく、Object#extendやModule#prependに
よってサブクラスのインスタンスになる場合も含みます。
上記のいずれでもない場合に fa...
...です。

//emlist[][ruby]{
module M
end
class
C < Object
include M
end
class
S < C
end

obj = S.new
p obj.is_a?(S) # true
p obj.is_a?(C) # true
p obj.is_a?(Object) # true
p obj.is_a?(M) # true
p obj.is_a?(Hash) # false
//}

@see Object#instance_of?,Module#===,Object#class...

Object#kind_of?(mod) -> bool (21048.0)

オブジェクトが指定されたクラス mod かそのサブクラスのインスタンスであるとき真を返します。

...ードしたクラスかそのサブクラス
のインスタンスである場合にも真を返します。
Module#includeだけではなく、Object#extendやModule#prependに
よってサブクラスのインスタンスになる場合も含みます。
上記のいずれでもない場合に fa...
...です。

//emlist[][ruby]{
module M
end
class
C < Object
include M
end
class
S < C
end

obj = S.new
p obj.is_a?(S) # true
p obj.is_a?(C) # true
p obj.is_a?(Object) # true
p obj.is_a?(M) # true
p obj.is_a?(Hash) # false
//}

@see Object#instance_of?,Module#===,Object#class...

Object#instance_of?(klass) -> bool (21042.0)

オブジェクトがクラス klass の直接のインスタンスである時真を返します。

...常に obj.kind_of?(c) も成立します。

@param klass Classかそのサブクラスのインスタンスです。

//emlist[][ruby]{
class
C < Object
end
class
S < C
end

obj = S.new
p obj.instance_of?(S) # true
p obj.instance_of?(C) # false
//}

@see Object#kind_of?,Object#class...

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