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  1. _builtin new
  2. _builtin inspect
  3. _builtin []
  4. _builtin to_s
  5. _builtin each

クラス

モジュール

キーワード

検索結果

File::Stat (78079.0)

ファイルの情報を格納したオブジェクトのクラス。

ファイルの情報を格納したオブジェクトのクラス。

FileTest に同名のモジュール関数がある場合はそれと同じ働きをします。ただ、
ファイル名を引数に取るかわりに Stat 自身について判定する点が違います。

//emlist[][ruby]{
p File::Stat.new($0).directory? #=> false
p FileTest.directory?($0) #=> false
//}

1.8 以降では、属性メソッドがシステムでサポートされていない場合 nil が返ります。
なお、1.7 以前では 0 が返っていました。

dev デバイス番号(フ...

File.lstat(filename) -> File::Stat (42844.0)

File.statと同様ですが、シンボリックリンクに関してリンクそのものの 情報を File::Stat として返します。lstat(2) を実装していないシステムでは、File.stat と同じです。

File.statと同様ですが、シンボリックリンクに関してリンクそのものの
情報を File::Stat として返します。lstat(2) を実装していないシステムでは、File.stat と同じです。

@param filename ファイル名を表す文字列を指定します。

@raise Errno::EXXX 情報の取得に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
# link.rb は t.rb のシンボリックリンク
File.lstat("link.rb") == File.stat("t.rb") # => false
File.stat("link.rb...

File#lstat -> File::Stat (42814.0)

ファイルの状態を含む File::Stat オブジェクトを生成して返します。 シンボリックリンクに関してリンクそのものの情報を返します。 lstat(2) を実装していないシステムでは、IO#statと同じです。

ファイルの状態を含む File::Stat オブジェクトを生成して返します。
シンボリックリンクに関してリンクそのものの情報を返します。
lstat(2) を実装していないシステムでは、IO#statと同じです。

@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。

@raise IOError 自身が close されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
# testlink は testfile のシンボリックリンク
File.open("testlink") do |f|
p f.lstat == File.stat("testfil...

Thread#status -> String | false | nil (42676.0)

生きているスレッドの状態を文字列 "run"、"sleep", "aborting" のいず れかで返します。正常終了したスレッドに対して false、例外によ り終了したスレッドに対して nil を返します。

生きているスレッドの状態を文字列 "run"、"sleep", "aborting" のいず
れかで返します。正常終了したスレッドに対して false、例外によ
り終了したスレッドに対して nil を返します。

Thread#alive? が真を返すなら、このメソッドも真です。

例:
a = Thread.new { raise("die now") }
b = Thread.new { Thread.stop }
c = Thread.new { Thread.exit }
d = Thread.new { sleep }
d.kill ...

Process::Status (42025.0)

プロセスの終了ステータスを表すクラスです。 メソッド Process.#wait2 などの返り値として使われます。

プロセスの終了ステータスを表すクラスです。
メソッド Process.#wait2 などの返り値として使われます。

=== 使用例

wait を使用した例

fork { exit }
Process.wait
case
when $?.signaled?
p "child #{$?.pid} was killed by signal #{$?.termsig}"
if $?.coredump? # システムがこのステータスをサポートしてなければ常にfalse
p "child #{$?.pid} dumped core."
end
...

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File::Stat#symlink? -> false (33442.0)

シンボリックリンクである時に真を返します。 ただし、File::Statは自動的にシンボリックリンクをたどっていくので 常にfalseを返します。

シンボリックリンクである時に真を返します。
ただし、File::Statは自動的にシンボリックリンクをたどっていくので
常にfalseを返します。

//emlist[][ruby]{
require 'fileutils'
outfile = $0 + ".ln"
FileUtils.ln_s($0, outfile)
p File::Stat.new(outfile).symlink? #=> false
p File.lstat(outfile).symlink? #=> true
p FileTest.symlink?(outfile) #=> true
//}

...

File::Stat#grpowned? -> bool (33061.0)

グループIDが実効グループIDと等しい時に真を返します。

グループIDが実効グループIDと等しい時に真を返します。

補助グループIDは考慮されません。

//emlist[][ruby]{
printf "%s %s\n", $:[0], File::Stat.new($:[0]).grpowned?
#例
#=> /usr/local/lib/site_ruby/1.8 false
printf "%s %s\n", $0, File::Stat.new($0).grpowned?
#例
#=> filestat.rb true
//}

Process::Status#exited? -> bool (33055.0)

プロセスが exit(2) などにより正常に終了した場合に、真を返します。 そうでない場合に false を返します。

プロセスが exit(2) などにより正常に終了した場合に、真を返します。
そうでない場合に false を返します。

Process::Status#success? -> bool (33055.0)

プロセスの終了状態が成功である場合に true を返します。 そうでない場合に false を返します。

プロセスの終了状態が成功である場合に true を返します。
そうでない場合に false を返します。

File::Stat#atime -> Time (33043.0)

最終アクセス時刻を返します。

最終アクセス時刻を返します。

//emlist[][ruby]{
fs = File::Stat.new($0)
#例
p fs.atime.to_a #=> [45, 5, 21, 5, 9, 2007, 3, 248, false, "\223\214\213\236 (\225W\217\200\216\236) "]
//}

@see Time

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File::Stat#directory? -> bool (33043.0)

ディレクトリの時に真を返します。

ディレクトリの時に真を返します。

//emlist[][ruby]{
p File::Stat.new($0).directory? #=> false
//}

@see FileTest.#directory?

File::Stat#owned? -> bool (33043.0)

自分のものである時に真を返します。

自分のものである時に真を返します。

//emlist[][ruby]{
printf "%s %s\n", $:[0], File::Stat.new($:[0]).owned?
#例
#=> /usr/local/lib/site_ruby/1.8 false
//}

File::Stat#zero? -> bool (33043.0)

サイズが0である時に真を返します。

サイズが0である時に真を返します。

//emlist[][ruby]{
p File::Stat.new($0).zero? #=> false
//}

Process::Status#coredump? -> bool (33025.0)

終了時にコアダンプしていたら真を返します。

終了時にコアダンプしていたら真を返します。

このメソッドは signaled? が真のときにしか意味を持ちません。

このメソッドはシステムに依存します。サポートしないプラットフォー
ムでは常に false を返します。

Enumerator::Lazy#chunk(initial_state) {|elt, state| ... } -> Enumerator::Lazy (24661.0)

Enumerable#chunk と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

Enumerable#chunk と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.chunk{ |n| n % 3 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x007f8bf18118f0>:each>>

1.step.lazy.chunk{ |n| n % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[false, [1, 2]], [true, [3]], [false, [4, 5...

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Kernel.#exit!(status = false) -> () (24646.0)

Rubyプログラムの実行を即座に終了します。 status として整数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。 デフォルトの終了ステータスは 1 です。

Rubyプログラムの実行を即座に終了します。
status として整数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。
デフォルトの終了ステータスは 1 です。

status が true の場合 0、 false の場合 1 を引数に指定したとみなされます。この値はCレベルの定数
EXIT_SUCCESS、EXIT_FAILURE の値なので、正確には環境依存です。

exit! は exit とは違って、例外処理などは一切行ないませ
ん。 Kernel.#fork の後、子プロセスを終了させる時などに用
いられます。

@param status 終了ステータス...

Process.exit!(status = false) -> () (24628.0)

関数 Kernel.#exit! と同じです。

関数 Kernel.#exit! と同じです。

@param status 終了ステータスを boolean か整数で指定します。true の場合は成功を、false は失敗を意味します。

@see _exit(2)

Thread.abort_on_exception=(newstate) (24409.0)

真の時は、いずれかのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ 全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッドだけをなにも警告を出さずに終了させます。

真の時は、いずれかのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ
全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例外は、Thread#join
などで検出されない限りそのスレッドだけをなにも警告を出さずに終了させます。

デフォルトは false です。

c:Thread#exceptionを参照してください。

@param newstate スレッド実行中に例外発生した場合、インタプリタ全体を終了させるかどうかを true か false で指定します。

//emlist[例][ruby]{
Thread.abort_on_exception # => false...

Thread#abort_on_exception=(newstate) (24391.0)

真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ 全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例 外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッ ドだけをなにも警告を出さずに終了させます。

真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ
全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例
外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッ
ドだけをなにも警告を出さずに終了させます。

デフォルトは偽です。c:Thread#exceptionを参照してください。

@param newstate 自身を実行中に例外発生した場合、インタプリタ全体を終了させるかどうかを true か false で指定します。

//emlist[例][ruby]{
thread = Thread.new { sleep 1 }
thread.abort_o...

Kernel.#exit(status = true) -> () (24343.0)

Rubyプログラムの実行を終了します。status として整 数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。 デフォルトの終了ステータスは 0(正常終了)です。

Rubyプログラムの実行を終了します。status として整
数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。
デフォルトの終了ステータスは 0(正常終了)です。

status が true の場合 0、 false の場合 1 を引数に指定したとみなされます。この値はCレベルの定数
EXIT_SUCCESS、EXIT_FAILURE の値なので、正確には環境依存です。

exit は例外 SystemExit を発生させ
ることによってプログラムの実行を終了させますので、
必要に応じて begin 節で捕捉することができます。

@param status 終了...

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Process.exit(status = true) -> () (24325.0)

プロセスを終了します。関数 Kernel.#exit と同じです。

プロセスを終了します。関数 Kernel.#exit と同じです。

@param status 終了ステータスを boolean か整数で指定します。true の場合は成功を、false は失敗を意味します。

@see exit(3)

GC.latest_gc_info(key) -> object (24115.0)

最新のGCの情報を返します。

最新のGCの情報を返します。

@param result_hash 戻り値のためのハッシュを指定します。省略した場合は新
しくハッシュを作成します。result_hash の内容は上書き
されます。

@param key 得られる情報から特定の情報を取得したい場合にキーを
Symbol で指定します。

//emlist[例][ruby]{
latest = GC.latest_gc_info
latest # => {:major_by=>nil, :gc_by=>:newobj, :ha...

GC.latest_gc_info(result_hash = {}) -> Hash (24115.0)

最新のGCの情報を返します。

最新のGCの情報を返します。

@param result_hash 戻り値のためのハッシュを指定します。省略した場合は新
しくハッシュを作成します。result_hash の内容は上書き
されます。

@param key 得られる情報から特定の情報を取得したい場合にキーを
Symbol で指定します。

//emlist[例][ruby]{
latest = GC.latest_gc_info
latest # => {:major_by=>nil, :gc_by=>:newobj, :ha...