Ruby 2.7.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > net/ftpライブラリ > Net::FTP::MLSxEntryクラス > facts

instance method Net::FTP::MLSxEntry#facts

facts -> { String => String|Integer|Time }[permalink][rdoc]

そのエントリの「facts」を返します。

facts とはそのエントリに関するファイルサイズなどの様々な情報です。 Net::FTP はこの情報を文字列をキーとするハッシュテーブルで返します。標準では以下のような facts が定義されています。これらの facts には対応するメソッドが定義されています。すべてのサーバでこれらの facts がすべて実装されているわけではありません。 [RFC3659] では modify, perm, type, size, unique はすべてのサーバで対応すべき(SHOULD)、とされています。

サーバが UNIX 系 OS の場合は以下のような facts が使える可能性があります。

これ以外の非標準的な fact を保持している場合もあります。

詳しくは [RFC3659] を参照してください。