Ruby 2.2.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > opensslライブラリ > OpenSSL::X509::StoreContextクラス > error_depth

instance method OpenSSL::X509::StoreContext#error_depth

error_depth -> Integer[permalink][rdoc]

エラーが起きた場所の深さを返します。

検証対象の証明書は深さ0、その証明書を発行した CA の証明書は深さ1、その CA の証明証を発行した上位の CA の証明書は深さ2、…と定義されいてます。

OpenSSL::X509::StoreContext#verify を呼び出したあと、このメソッドを呼ぶと検証でエラーが起きた場所の深さを返します。

証明書チェインの各証明書を検証したコールバック(OpenSSL::X509::Store#verify_callback=)が検証時に呼びだされ、StoreContext オブジェクトが渡されますが、そのオブジェクトに対しこのメソッドを呼びだすと、そこで検証された証明書の深さが得られます。