Ruby 2.1.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > optparseライブラリ > OptionParserクラス > order
order(argv) -> [String]
[permalink][rdoc]order(argv) {|s| ...} -> [String]
order(*args) -> [String]
order(*args) {|s| ...} -> [String]
与えられた argv を順番にパースします。オプションではないコマンドの引数(下の例で言うと somefile)に出会うと、パースを中断します。 argv からオプションを取り除いたものを返します。
ブロックが与えられている場合は、パースを中断せずに引数をブロックに渡してブロックを評価し、パースを継続します。argv を返します。
下の例で言うと、コマンドの引数 somefile よりも後ろにオプションを置くことができません。-b もコマンドのオプションではない引数として扱われてしまいます。
require 'optparse'
opt = OptionParser.new
opt.on('-a [VAL]') {|v| p :a }
opt.on('-b') {|v| p :b }
opt.order(ARGV)
p ARGV
↓
$ ruby opt.rb -a foo somefile -b :a ["-a", "foo", "somefile", "-b"]