るりまサーチ (Ruby 2.3.0)

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149件ヒット [101-149件を表示] (0.059秒)

別のキーワード

  1. _builtin arg
  2. etc sc_arg_max
  3. mkmf arg_config
  4. float arg
  5. complex arg

クラス

モジュール

キーワード

検索結果

<< < 1 2 >>

Fiber#resume(*arg = nil) -> object (331.0)

自身が表すファイバーへコンテキストを切り替えます。 自身は resume を呼んだファイバーの子となります。

自身が表すファイバーへコンテキストを切り替えます。
自身は resume を呼んだファイバーの子となります。

ただし、Fiber#transfer を呼び出した後に resume を呼び出す事はでき
ません。

@param arg self が表すファイバーに渡したいオブジェクトを指定します。

@return コンテキストの切り替えの際に Fiber.yield に与えられた引数
を返します。ブロックの終了まで実行した場合はブロックの評価結果
を返します。

@raise FiberError 自身が既に終了している場合、コンテキストの切替が
...

IO#print(*arg) -> nil (331.0)

引数を IO ポートに順に出力します。引数を省略した場合は、$_ を出力します。

引数を IO ポートに順に出力します。引数を省略した場合は、$_ を出力します。

@param arg Kernel.#print と同じです。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
$stdout.print("This is ", 100, " percent.\n") # => This is 100 percent.
//}

@see Kernel.#print

IO#printf(format, *arg) -> nil (331.0)

C 言語の printf と同じように、format に従い引数 を文字列に変換して、self に出力します。

C 言語の printf と同じように、format に従い引数
を文字列に変換して、self に出力します。

第一引数に IO を指定できないこと、引数を省略できないことを除けば Kernel.#printf と同じです。

@param format Kernel.#printf と同じです。print_format を参照してください。

@param arg Kernel.#printf と同じです。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。


@see Ker...

Rational#convert(*arg) -> Rational (331.0)

引数を有理数(Rational)に変換した結果を返します。

引数を有理数(Rational)に変換した結果を返します。

@param arg 変換対象のオブジェクトです。

Kernel.#Rational の本体です。

@see Kernel.#Rational

BasicObject#__send__(name, *args) -> object (310.0)

オブジェクトのメソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッドの結果を返します。

オブジェクトのメソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッドの結果を返します。

ブロック付きで呼ばれたときはブロックもそのまま引き渡します。

@param name 呼び出すメソッドの名前。 Symbol または文字列で指定します。
@param args メソッドに渡す任意個の引数

//emlist[例][ruby]{
class Mail
def delete(*args)
"(Mail#delete) - delete " + args.join(',')
end
def send(name, *args)
"(Mail#send) -...

絞り込み条件を変える

BasicObject#__send__(name, *args) { .... } -> object (310.0)

オブジェクトのメソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッドの結果を返します。

オブジェクトのメソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッドの結果を返します。

ブロック付きで呼ばれたときはブロックもそのまま引き渡します。

@param name 呼び出すメソッドの名前。 Symbol または文字列で指定します。
@param args メソッドに渡す任意個の引数

//emlist[例][ruby]{
class Mail
def delete(*args)
"(Mail#delete) - delete " + args.join(',')
end
def send(name, *args)
"(Mail#send) -...

BasicObject#instance_exec(*args) {|*vars| ... } -> object (310.0)

与えられたブロックをレシーバのコンテキストで実行します。

与えられたブロックをレシーバのコンテキストで実行します。

ブロック実行中は、 self がレシーバのコンテキストになるので
レシーバの持つインスタンス変数にアクセスすることができます。

@param args ブロックパラメータに渡す値です。

//emlist[例][ruby]{
class KlassWithSecret
def initialize
@secret = 99
end
end
k = KlassWithSecret.new
# 以下で x には 5 が渡される
k.instance_exec(5) {|x| @secret + x } #=> 10...

BasicObject#method_missing(name, *args) -> object (310.0)

呼びだされたメソッドが定義されていなかった時、Rubyインタプリタがこのメソッド を呼び出します。

呼びだされたメソッドが定義されていなかった時、Rubyインタプリタがこのメソッド
を呼び出します。

呼び出しに失敗したメソッドの名前 (Symbol) が name に
その時の引数が第二引数以降に渡されます。

デフォルトではこのメソッドは例外 NoMethodError を発生させます。


@param name 未定義メソッドの名前(シンボル)です。
@param args 未定義メソッドに渡された引数です。
@return ユーザー定義の method_missing メソッドの返り値が未定義メソッドの返り値で
あるかのように見えます。

//emlist[例][ruby]{...

Class#new(*args, &block) -> object (310.0)

自身のインスタンスを生成して返します。 このメソッドの引数はブロック引数も含め Object#initialize に渡されます。

自身のインスタンスを生成して返します。
このメソッドの引数はブロック引数も含め Object#initialize に渡されます。

new は Class#allocate でインスタンスを生成し、
Object#initialize で初期化を行います。

@param args Object#initialize に渡される引数を指定します。

@param block Object#initialize に渡されるブロックを指定します。

//emlist[例][ruby]{
# Class クラスのインスタンス、C クラスを生成
C = Class.new # => C

# ...

Enumerable#each_with_index(*args) -> Enumerator (310.0)

要素とそのインデックスをブロックに渡して繰り返します。

要素とそのインデックスをブロックに渡して繰り返します。

ブロックを省略した場合は、
要素とそのインデックスを繰り返すような
Enumerator を返します。

Enumerator#with_index は offset 引数を受け取りますが、
each_with_index は受け取りません (引数はイテレータメソッドにそのまま渡されます)。

@param args イテレータメソッド (each など) にそのまま渡されます。

//emlist[例][ruby]{
[5, 10, 15].each_with_index do |n, idx|
p [n, idx]
end
#...

絞り込み条件を変える

Enumerable#each_with_index(*args) {|item, index| ... } -> self (310.0)

要素とそのインデックスをブロックに渡して繰り返します。

要素とそのインデックスをブロックに渡して繰り返します。

ブロックを省略した場合は、
要素とそのインデックスを繰り返すような
Enumerator を返します。

Enumerator#with_index は offset 引数を受け取りますが、
each_with_index は受け取りません (引数はイテレータメソッドにそのまま渡されます)。

@param args イテレータメソッド (each など) にそのまま渡されます。

//emlist[例][ruby]{
[5, 10, 15].each_with_index do |n, idx|
p [n, idx]
end
#...

Enumerable#each_with_object(obj) {|(*args), memo_obj| ... } -> object (310.0)

与えられた任意のオブジェクトと要素をブロックに渡し繰り返し、最初に与えられたオブジェクトを返します。

与えられた任意のオブジェクトと要素をブロックに渡し繰り返し、最初に与えられたオブジェクトを返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

@param obj 任意のオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
evens = (1..10).each_with_object([]) {|i, a| a << i*2 }
# => [2, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16, 18, 20]
//}

@see Enumerator#with_object

Enumerable#entries(*args) -> [object] (310.0)

全ての要素を含む配列を返します。

全ての要素を含む配列を返します。

@param args each の呼び出し時に引数として渡されます。

//emlist[例][ruby]{
(1..7).to_a #=> [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7]
{ 'a'=>1, 'b'=>2, 'c'=>3 }.to_a #=> [["a", 1], ["b", 2], ["c", 3]]

require 'prime'
Prime.entries 10 #=> [2, 3, 5, 7]
//}

Enumerable#to_a(*args) -> [object] (310.0)

全ての要素を含む配列を返します。

全ての要素を含む配列を返します。

@param args each の呼び出し時に引数として渡されます。

//emlist[例][ruby]{
(1..7).to_a #=> [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7]
{ 'a'=>1, 'b'=>2, 'c'=>3 }.to_a #=> [["a", 1], ["b", 2], ["c", 3]]

require 'prime'
Prime.entries 10 #=> [2, 3, 5, 7]
//}

Enumerable#to_h(*args) -> Hash (310.0)

self を [key, value] のペアの配列として解析した結果を Hash にして 返します。

self を [key, value] のペアの配列として解析した結果を Hash にして
返します。

@param args each の呼び出し時に引数として渡されます。

//emlist[例][ruby]{
%i[hello world].each_with_index.to_h # => {:hello => 0, :world => 1}
//}

絞り込み条件を変える

Enumerator#with_index(offset = 0) {|(*args), idx| ... } -> object (310.0)

生成時のパラメータに従って、要素にインデックスを添えて繰り返します。 インデックスは offset から始まります。

生成時のパラメータに従って、要素にインデックスを添えて繰り返します。
インデックスは offset から始まります。

ブロックを指定した場合の戻り値は生成時に指定したレシーバ自身です。

//emlist[例][ruby]{
str = "xyz"

enum = Enumerator.new {|y| str.each_byte {|b| y << b }}
enum.with_index {|byte, idx| p [byte, idx] }
# => [120, 0]
# [121, 1]
# [122, 2]

require "stringi...

Enumerator#with_object(obj) {|(*args), memo_obj| ... } -> object (310.0)

繰り返しの各要素に obj を添えてブロックを繰り返し、obj を返り値として返します。

繰り返しの各要素に obj を添えてブロックを繰り返し、obj を返り値として返します。

obj には任意のオブジェクトを渡すことができます。

ブロックが渡されなかった場合は、上で説明した繰り返しを実行し、
最後に obj を返す Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
# 0,1,2 と呼びだす enumeratorを作る
to_three = Enumerator.new do |y|
3.times do |x|
y << x
end
end

to_three_with_string = to_three.with_object...

Enumerator::Lazy#enum_for(method = :each, *args) -> Enumerator::Lazy (310.0)

Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。

Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。

to_enum は「ブロック付きで呼ぶとループを実行し、ブロックを省略した場合は
Enumerator を返す」ようなメソッドを定義するときによく使われます。
このときに lazy 性が正しく引き継がれるように、Lazy#to_enum は
素のEnumerator ではなく Enumerator::Lazy を返すようになっています。

//emlist[例][ruby]{
module Enumerable
# 要素をn回ずつ繰り返すメソッド
# 例:[1,2,3].repeat(2) ...

Enumerator::Lazy#force(*args) -> [object] (310.0)

全ての要素を含む配列を返します。Lazy から実際に値を取り出すのに使います。

全ての要素を含む配列を返します。Lazy から実際に値を取り出すのに使います。

Enumerable#to_a のエイリアスです。

//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.take(10).force
# => [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]

1.step.lazy.take(10).to_a
# => [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]
//}

Enumerator::Lazy#to_enum(method = :each, *args) -> Enumerator::Lazy (310.0)

Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。

Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。

to_enum は「ブロック付きで呼ぶとループを実行し、ブロックを省略した場合は
Enumerator を返す」ようなメソッドを定義するときによく使われます。
このときに lazy 性が正しく引き継がれるように、Lazy#to_enum は
素のEnumerator ではなく Enumerator::Lazy を返すようになっています。

//emlist[例][ruby]{
module Enumerable
# 要素をn回ずつ繰り返すメソッド
# 例:[1,2,3].repeat(2) ...

絞り込み条件を変える

Module#class_exec(*args) {|*vars| ... } -> object (310.0)

与えられたブロックを指定された args を引数としてモジュールのコンテキストで評価します。

与えられたブロックを指定された args を引数としてモジュールのコンテキストで評価します。

モジュールのコンテキストで評価するとは、実行中そのモジュールが self になるということです。
つまり、そのモジュールの定義式の中にあるかのように実行されます。

ローカル変数、定数とクラス変数のスコープはブロックの外側のスコープになります。

@param args ブロックに渡す引数を指定します。


//emlist[例][ruby]{
class Thing
end
c = 1

Thing.class_exec{
def hello()
"Hello there!"
...

Module#module_exec(*args) {|*vars| ... } -> object (310.0)

与えられたブロックを指定された args を引数としてモジュールのコンテキストで評価します。

与えられたブロックを指定された args を引数としてモジュールのコンテキストで評価します。

モジュールのコンテキストで評価するとは、実行中そのモジュールが self になるということです。
つまり、そのモジュールの定義式の中にあるかのように実行されます。

ローカル変数、定数とクラス変数のスコープはブロックの外側のスコープになります。

@param args ブロックに渡す引数を指定します。


//emlist[例][ruby]{
class Thing
end
c = 1

Thing.class_exec{
def hello()
"Hello there!"
...

Object#enum_for(method = :each, *args) -> Enumerator (310.0)

Enumerator.new(self, method, *args) を返します。

Enumerator.new(self, method, *args) を返します。

ブロックを指定した場合は Enumerator#size がブロックの評価結果を返
します。ブロックパラメータは引数 args です。


@param method メソッド名の文字列かシンボルです。
@param args 呼び出すメソッドに渡される引数です。

//emlist[][ruby]{
str = "xyz"

enum = str.enum_for(:each_byte)
p(a = enum.map{|b| '%02x' % b }) #=> ["78", "79", "7a"]

#...

Object#initialize(*args, &block) -> object (310.0)

ユーザ定義クラスのオブジェクト初期化メソッド。

ユーザ定義クラスのオブジェクト初期化メソッド。

このメソッドは Class#new から新しく生成されたオブ
ジェクトの初期化のために呼び出されます。他の言語のコンストラクタに相当します。
デフォルトの動作ではなにもしません。

initialize には
Class#new に与えられた引数がそのまま渡されます。

サブクラスではこのメソッドを必要に応じて再定義されること
が期待されています。

initialize という名前のメソッドは自動的に private に設定され
ます。

@param args 初期化時の引数です。
@param block 初期化時のブロック引数です。必...

Object#public_send(name, *args) -> object (310.0)

オブジェクトの public メソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッ ドの実行結果を返します。

オブジェクトの public メソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッ
ドの実行結果を返します。

ブロック付きで呼ばれたときはブロックもそのまま引き渡します。

//emlist[][ruby]{
1.public_send(:+, 2) # => 3
//}

@param name 文字列かSymbol で指定するメソッド名です。

@param args 呼び出すメソッドに渡す引数です。

@raise ArgumentError name を指定しなかった場合に発生します。

@raise NoMethodError protected メソッドや priv...

絞り込み条件を変える

Object#public_send(name, *args) { .... } -> object (310.0)

オブジェクトの public メソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッ ドの実行結果を返します。

オブジェクトの public メソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッ
ドの実行結果を返します。

ブロック付きで呼ばれたときはブロックもそのまま引き渡します。

//emlist[][ruby]{
1.public_send(:+, 2) # => 3
//}

@param name 文字列かSymbol で指定するメソッド名です。

@param args 呼び出すメソッドに渡す引数です。

@raise ArgumentError name を指定しなかった場合に発生します。

@raise NoMethodError protected メソッドや priv...

Object#send(name, *args) -> object (310.0)

オブジェクトのメソッド name を args を引数に して呼び出し、メソッドの実行結果を返します。

オブジェクトのメソッド name を args を引数に
して呼び出し、メソッドの実行結果を返します。

ブロック付きで呼ばれたときはブロックもそのまま引き渡します。

send が再定義された場合に備えて別名 __send__ も
用意されており、ライブラリではこちらを使うべきです。また
__send__ は再定義すべきではありません。

send, __send__ は、メソッドの呼び出し制限
にかかわらず任意のメソッドを呼び出せます。
d:spec/def#limit も参照してください。

public メソッドだけ呼び出せれば良い場合は
Object#public_send を使う...

Object#send(name, *args) { .... } -> object (310.0)

オブジェクトのメソッド name を args を引数に して呼び出し、メソッドの実行結果を返します。

オブジェクトのメソッド name を args を引数に
して呼び出し、メソッドの実行結果を返します。

ブロック付きで呼ばれたときはブロックもそのまま引き渡します。

send が再定義された場合に備えて別名 __send__ も
用意されており、ライブラリではこちらを使うべきです。また
__send__ は再定義すべきではありません。

send, __send__ は、メソッドの呼び出し制限
にかかわらず任意のメソッドを呼び出せます。
d:spec/def#limit も参照してください。

public メソッドだけ呼び出せれば良い場合は
Object#public_send を使う...

Object#to_enum(method = :each, *args) -> Enumerator (310.0)

Enumerator.new(self, method, *args) を返します。

Enumerator.new(self, method, *args) を返します。

ブロックを指定した場合は Enumerator#size がブロックの評価結果を返
します。ブロックパラメータは引数 args です。


@param method メソッド名の文字列かシンボルです。
@param args 呼び出すメソッドに渡される引数です。

//emlist[][ruby]{
str = "xyz"

enum = str.enum_for(:each_byte)
p(a = enum.map{|b| '%02x' % b }) #=> ["78", "79", "7a"]

#...

String#%(args) -> String (310.0)

printf と同じ規則に従って args をフォーマットします。

printf と同じ規則に従って args をフォーマットします。

args が配列であれば Kernel.#sprintf(self, *args) と同じです。
それ以外の場合は Kernel.#sprintf(self, args) と同じです。

@param args フォーマットする値、もしくはその配列
@return フォーマットされた文字列

//emlist[例][ruby]{
p "i = %d" % 10 # => "i = 10"
p "i = %x" % 10 # => "i = a"
p "i = %o" % 10...

絞り込み条件を変える

Complex#angle -> Float (175.0)

自身の偏角を[-π,π]の範囲で返します。

自身の偏角を[-π,π]の範囲で返します。

//emlist[例][ruby]{
Complex.polar(3, Math::PI/2).arg # => 1.5707963267948966
//}

非正の実軸付近での挙動に注意してください。以下の例のように虚部が 0.0 と
-0.0 では値が変わります。

//emlist[例][ruby]{
Complex(-1, 0).arg #=> 3.141592653589793
Complex(-1, -0).arg #=> 3.141592653589793
Complex(-1...

Complex#phase -> Float (175.0)

自身の偏角を[-π,π]の範囲で返します。

自身の偏角を[-π,π]の範囲で返します。

//emlist[例][ruby]{
Complex.polar(3, Math::PI/2).arg # => 1.5707963267948966
//}

非正の実軸付近での挙動に注意してください。以下の例のように虚部が 0.0 と
-0.0 では値が変わります。

//emlist[例][ruby]{
Complex(-1, 0).arg #=> 3.141592653589793
Complex(-1, -0).arg #=> 3.141592653589793
Complex(-1...

Method#receiver -> object (82.0)

このメソッドオブジェクトのレシーバを返します。

このメソッドオブジェクトのレシーバを返します。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
def foo(arg)
"foo called with arg #{arg}"
end
end

m = Foo.new.method(:foo) # => #<Method: Foo#foo>
m.receiver # => #<Foo:0x007fb39203eb78>
m.receiver.foo(1) # => "foo called with arg 1"
//}

Numeric#angle -> 0 | Math::PI (67.0)

自身の偏角(正の数なら 0、負の数なら Math::PI)を返します。

自身の偏角(正の数なら 0、負の数なら Math::PI)を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.arg # => 0
-1.arg # => 3.141592653589793
//}

Numeric のサブクラスは、このメソッドを適切に再定義しなければなりません。

@see Complex#arg

Numeric#phase -> 0 | Math::PI (67.0)

自身の偏角(正の数なら 0、負の数なら Math::PI)を返します。

自身の偏角(正の数なら 0、負の数なら Math::PI)を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.arg # => 0
-1.arg # => 3.141592653589793
//}

Numeric のサブクラスは、このメソッドを適切に再定義しなければなりません。

@see Complex#arg

絞り込み条件を変える

Method#name -> Symbol (64.0)

このメソッドの名前を返します。

このメソッドの名前を返します。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
def foo(arg)
"foo called with arg #{arg}"
end
end

m = Foo.new.method(:foo) # => #<Method: Foo#foo>
m.name # => :foo
//}

Method#owner -> Class | Module (64.0)

このメソッドが定義されている class か module を返します。

このメソッドが定義されている class か module を返します。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
def foo(arg)
"foo called with arg #{arg}"
end
end

m = Foo.new.method(:foo) # => #<Method: Foo#foo>
m.owner # => Foo

m = Foo.new.method(:puts) # => #<Method: Foo(Kernel)#puts>
m.owner # => Kernel
//}

Object#===(other) -> bool (64.0)

case 式で使用されるメソッドです。d:spec/control#case も参照してください。

case 式で使用されるメソッドです。d:spec/control#case も参照してください。

このメソッドは case 式での振る舞いを考慮して、
各クラスの性質に合わせて再定義すべきです。

デフォルトでは内部で Object#== を呼び出します。

when 節の式をレシーバーとして === を呼び出すことに注意してください。

また Enumerable#grep でも使用されます。

@param other 比較するオブジェクトです。

//emlist[][ruby]{
age = 12
# (0..2).===(12), (3..6).===(12), ... が実行...

RubyVM::InstructionSequence#to_a -> Array (64.0)

self の情報を 14 要素の配列にして返します。

self の情報を 14 要素の配列にして返します。

命令シーケンスを以下の情報で表します。

: magic

データフォーマットを示す文字列。常に
"YARVInstructionSequence/SimpleDataFormat"。

: major_version

命令シーケンスのメジャーバージョン。

: minor_version

命令シーケンスのマイナーバージョン。

: format_type

データフォーマットを示す数値。常に 1。

: misc

以下の要素から構成される Hash オブジェクト。

:arg_size: メソッド、ブ...

Float#angle -> 0 | Float (49.0)

自身の偏角(正の数なら 0、負の数なら Math::PI)を返します。

自身の偏角(正の数なら 0、負の数なら Math::PI)を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.arg # => 0
-1.arg # => 3.141592653589793
//}

ただし、自身が NaN(Not a number) であった場合は、NaN を返します。

絞り込み条件を変える

Float#phase -> 0 | Float (49.0)

自身の偏角(正の数なら 0、負の数なら Math::PI)を返します。

自身の偏角(正の数なら 0、負の数なら Math::PI)を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.arg # => 0
-1.arg # => 3.141592653589793
//}

ただし、自身が NaN(Not a number) であった場合は、NaN を返します。

Enumerator#each -> self (46.0)

生成時のパラメータに従ってブロックを繰り返します。 *args を渡した場合は、生成時のパラメータ内引数末尾へ *args を追加した状態で繰り返します。 ブロック付きで呼び出された場合は、 生成時に指定したイテレータの戻り値をそのまま返します。

生成時のパラメータに従ってブロックを繰り返します。
*args を渡した場合は、生成時のパラメータ内引数末尾へ *args を追加した状態で繰り返します。
ブロック付きで呼び出された場合は、
生成時に指定したイテレータの戻り値をそのまま返します。

@param args 末尾へ追加する引数

//emlist[例1][ruby]{
str = "Yet Another Ruby Hacker"

enum = Enumerator.new {|y| str.scan(/\w+/) {|w| y << w }}
enum.each {|word| p word } ...

Enumerator#each {...} -> object (46.0)

生成時のパラメータに従ってブロックを繰り返します。 *args を渡した場合は、生成時のパラメータ内引数末尾へ *args を追加した状態で繰り返します。 ブロック付きで呼び出された場合は、 生成時に指定したイテレータの戻り値をそのまま返します。

生成時のパラメータに従ってブロックを繰り返します。
*args を渡した場合は、生成時のパラメータ内引数末尾へ *args を追加した状態で繰り返します。
ブロック付きで呼び出された場合は、
生成時に指定したイテレータの戻り値をそのまま返します。

@param args 末尾へ追加する引数

//emlist[例1][ruby]{
str = "Yet Another Ruby Hacker"

enum = Enumerator.new {|y| str.scan(/\w+/) {|w| y << w }}
enum.each {|word| p word } ...

Hash#[](key) -> object | nil (46.0)

key に関連づけられた値を返します。

key に関連づけられた値を返します。

該当するキーが登録されていない時には、デフォルト値を返します。

デフォルト値と値としての nil を区別する必要が
ある場合は Hash#fetch または Hash#key? を使ってください。

@param key 探索するキーを指定します。

//emlist[例][ruby]{
h = {:ab => "some" , :cd => "all"}
p h[:ab] #=> "some"
p h[:ef] #=> nil

h1 = Hash.new("default value")
p h1[...

Hash#shift -> [object, object] | nil (46.0)

ハッシュからキーが追加された順で先頭の要素をひとつ取り除き、 [key, value]という配列として返します。

ハッシュからキーが追加された順で先頭の要素をひとつ取り除き、
[key, value]という配列として返します。

shiftは破壊的メソッドです。selfは要素を取り除かれた残りのハッシュに変更されます。

ハッシュが空の場合、デフォルト値(Hash#defaultまたはHash#default_procのブロックの値か、どちらもnilならばnil)
を返します(このとき、[key,value] という形式の値を返すわけではないことに注意)。

将来のバージョン(Ruby 3.2を予定)ではデフォルト値に関わらず nil になる予定なので、デフォルト値を設定しているハッシュで
shift ...

絞り込み条件を変える

Object#_dump(limit) -> String (46.0)

Marshal.#dump において出力するオブジェクトがメソッド _dump を定義している場合には、そのメソッドの結果が書き出されます。

Marshal.#dump において出力するオブジェクトがメソッド _dump
を定義している場合には、そのメソッドの結果が書き出されます。

バージョン1.8.0以降ではObject#marshal_dump, Object#marshal_loadの使用
が推奨されます。 Marshal.dump するオブジェクトが _dump と marshal_dump の両方の
メソッドを持つ場合は marshal_dump が優先されます。

メソッド _dump は引数として再帰を制限するレベル limit を受
け取り、オブジェクトを文字列化したものを返します。

インスタンスがメソッド _...

Object#marshal_dump -> object (46.0)

Marshal.#dump を制御するメソッドです。

Marshal.#dump を制御するメソッドです。

Marshal.dump(some) において、出力するオブジェクト some がメソッド marshal_dump を
持つ場合には、その返り値がダンプされたものが Marshal.dump(some) の返り値となります。

marshal_dump/marshal_load の仕組みは Ruby 1.8.0 から導入されました。
これから書くプログラムでは _dump/_load ではなく
marshal_dump/marshal_load を使うべきです。

@return 任意のオブジェクトで marshal_load の引数...

Thread#add_trace_func(pr) -> Proc (46.0)

スレッドにトレース用ハンドラを追加します。

スレッドにトレース用ハンドラを追加します。

追加したハンドラを返します。

@param pr トレースハンドラ(Proc オブジェクト)

//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
43.to_s
end
th.add_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join

# => ["line", "example.rb", 4, nil, #<Binding:0x00007f98e107d0d8>, nil]
# => ["c-call", "example.rb", 4, ...

Thread#set_trace_func(pr) -> Proc | nil (46.0)

スレッドにトレース用ハンドラを設定します。

スレッドにトレース用ハンドラを設定します。

nil を渡すとトレースを解除します。

設定したハンドラを返します。

//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
2.to_s
Thread.current.set_trace_func nil
3.to_s
end
th.set_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join

# => ["line", "example.rb", 2, nil, #<Binding:0x00007fc8de87cb08>, nil]
#...
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