ライブラリ
クラス
- Array (1)
- CSV (2)
-
CSV
:: Table (2) -
Digest
:: Base (3) -
Fiddle
:: Function (1) -
Fiddle
:: Pointer (6) -
File
:: Stat (1) - Logger (1)
- Matrix (5)
-
Net
:: FTP (2) -
Net
:: HTTPGenericRequest (2) -
REXML
:: Attributes (2) -
REXML
:: Elements (1) -
RubyVM
:: InstructionSequence (1) - Set (2)
- String (1)
- StringIO (3)
- StringScanner (7)
- Tempfile (2)
-
Thread
:: SizedQueue (3) - Vector (1)
-
Zlib
:: Deflate (2) -
Zlib
:: GzipWriter (5) -
Zlib
:: Inflate (1)
モジュール
-
Fiddle
:: Importer (2) - Kernel (3)
- LUSolve (1)
- ObjectSpace (1)
- Rake (1)
- RbConfig (1)
オブジェクト
キーワード
- + (1)
- +@ (1)
- - (1)
- -@ (1)
- BlockCaller (1)
- Closure (1)
- ConditionVariable (1)
- Ruby用語集 (1)
- SIZEOF (1)
- SizedQueue (1)
- TCPSocket (1)
- application= (1)
- basis (1)
- bigdecimal (1)
- bind (1)
-
body
_ stream (1) -
body
_ stream= (1) - build (2)
-
cgi
/ session (1) -
check
_ sizeof (2) - clear (1)
- deflate (1)
- deq (1)
-
digest
_ length (1) - empty (1)
- fiddle (1)
-
fiddle
/ import (1) -
field
_ size _ limit (1) - getoptlong (1)
- length (6)
- lusolve (1)
-
matched
_ size (1) -
memsize
_ of (1) - minor (2)
- mlsd (2)
-
net
/ pop (1) - new (5)
- open (4)
- pack (1)
- pack テンプレート文字列 (1)
- peek (1)
- peep (1)
- pop (1)
- pp (1)
- prettyprint (1)
- ptr (1)
- ref (1)
-
rest
_ size (1) - restsize (1)
-
ruby 1
. 6 feature (1) -
set
_ dictionary (2) - shift (1)
- size? (1)
- sizeof (1)
- terminate (1)
-
to
_ a (1) - unpack (1)
- wrap (2)
- このマニュアルのヘルプ (1)
検索結果
先頭5件
-
Kernel
. # require(feature) -> bool (54412.0) -
Ruby ライブラリ feature をロードします。拡張子補完を行い、 同じファイルの複数回ロードはしません。
Ruby ライブラリ feature をロードします。拡張子補完を行い、
同じファイルの複数回ロードはしません。
feature が絶対パスのときは feature からロードします。
feature が相対パスのときは組み込み変数 $:
に示されるパスを順番に探し、最初に見付かったファイルを
ロードします。このとき、$: の要素文字列の先頭文字が
`~' (チルダ) だと、環境変数 HOME の値に展開されます。
また `~USER' はそのユーザのホームディレクトリに展開されます。
Ruby ライブラリとは Ruby スクリプト (*.rb) か拡張ライブラリ
(*.so,*.o,*... -
REXML
:: Elements # size -> Integer (54358.0) -
保持している要素の個数を返します。
保持している要素の個数を返します。
//emlist[][ruby]{
require 'rexml/document'
doc = REXML::Document.new '<a>sean<b/>elliott<b/>russell<b/></a>'
# doc.root は3つの要素と3つのテキストノードを持つため、6を返す
doc.root.size # => 6
# そのうち要素は3つであるため、以下は3を返す
doc.root.elements.size # => 3
//} -
CSV
:: Table # size -> Integer (45376.0) -
(ヘッダを除く)行数を返します。
(ヘッダを除く)行数を返します。
Array#length, Array#size に委譲しています。
//emlist[][ruby]{
require 'csv'
csv = CSV.new("a,b,c\n1,2,3", headers: true)
table = csv.read
p table.size # => 1
//}
@see Array#length, Array#size -
Tempfile
# size -> Integer (45358.0) -
テンポラリファイルのサイズを返します。
テンポラリファイルのサイズを返します。
require "tempfile"
tf = Tempfile.new("foo")
tf.print("bar,ugo")
p tf.size # => 7
tf.close
p tf.size # => 7 -
Set
# size -> Integer (45340.0) -
集合の要素数を返します。
集合の要素数を返します。
//emlist[][ruby]{
require 'set'
p Set[10, 20, 30, 10].size # => 3
//} -
Digest
:: Base # size -> Integer (45322.0) -
ダイジェストのハッシュ値のバイト長を取得します。 例えば、Digest::MD5であれば16、Digest::SHA1であれば20です。
ダイジェストのハッシュ値のバイト長を取得します。
例えば、Digest::MD5であれば16、Digest::SHA1であれば20です。
本メソッドは、Digest::MD5などのダイジェストのサブクラスにより、
それぞれの実装に適したものにオーバーライドされます。
例: Digest::MD、Digest::SHA1、Digest::SHA512のハッシュ値のバイト長を順番に調べる。
require 'digest'
["MD5", "SHA1", "SHA512"].map{|a| Digest(a).new().digest_length } # => [16, 20, ... -
REXML
:: Attributes # size -> Integer (45322.0) -
属性の個数を返します。
属性の個数を返します。
//emlist[][ruby]{
require 'rexml/document'
doc = REXML::Document.new(<<EOS)
<root xmlns:foo="http://example.org/foo"
xmlns:bar="http://example.org/bar">
<a foo:att='1' bar:att='2' att='<'/>
</root>
EOS
a = doc.get_elements("/root/a").first
p a.attributes.length # => 3
//}
... -
Readline
:: HISTORY . size -> Integer (45322.0) -
ヒストリに格納された内容の数を取得します。
ヒストリに格納された内容の数を取得します。
例: ヒストリの内容を最初から順番に出力する。
require "readline"
Readline::HISTORY.push("foo", "bar", "baz")
p Readline::HISTORY.length #=> 3
@see Readline::HISTORY.empty? -
StringScanner
# rest _ size -> Integer (18424.0) -
文字列の残りの長さを返します。 stringscanner.rest.size と同じです。
文字列の残りの長さを返します。
stringscanner.rest.size と同じです。
StringScanner#restsize は将来のバージョンで削除される予定です。
代わりにStringScanner#rest_size を使ってください。
//emlist[例][ruby]{
require 'strscan'
s = StringScanner.new('test string')
p s.rest_size # => 11
p s.rest.size # => 11
//} -
StringScanner
# restsize -> Integer (18424.0) -
文字列の残りの長さを返します。 stringscanner.rest.size と同じです。
文字列の残りの長さを返します。
stringscanner.rest.size と同じです。
StringScanner#restsize は将来のバージョンで削除される予定です。
代わりにStringScanner#rest_size を使ってください。
//emlist[例][ruby]{
require 'strscan'
s = StringScanner.new('test string')
p s.rest_size # => 11
p s.rest.size # => 11
//} -
StringScanner
# matched _ size -> Integer | nil (18412.0) -
前回マッチした部分文字列の長さを返します。 前回マッチに失敗していたら nil を返します。
前回マッチした部分文字列の長さを返します。
前回マッチに失敗していたら nil を返します。
マッチしたサイズは文字単位でなくバイト単位となります。
//emlist[][ruby]{
require 'strscan'
def run(encode)
utf8 = "\u{308B 3073 3044}" # るびい
s = StringScanner.new(utf8.encode(encode))
s.scan(/#{"\u{308B}".encode(encode)}/)
s.matched_size
end
p run("UTF-8") #=> 3
p... -
CSV
# field _ size _ limit -> Integer (18394.0) -
フィールドサイズの最大値を返します。
フィールドサイズの最大値を返します。
//emlist[例][ruby]{
require "csv"
csv = CSV.new(DATA)
csv.field_size_limit # => nil
p csv.read # => [["a", "b"], ["\n2\n2\n", ""]]
DATA.rewind
csv = CSV.new(DATA, field_size_limit: 4)
p csv.field_size_limit # => 4
csv.read # => #<CSV::MalformedCSVError: Field size exceeded on l... -
File
:: Stat # size? -> Integer | nil (18376.0) -
サイズが0の時にはnil、それ以外の場合はファイルサイズを返します。
サイズが0の時にはnil、それ以外の場合はファイルサイズを返します。
//emlist[][ruby]{
require 'tempfile'
fp = Tempfile.new("temp")
p fp.size #=> 0
p File::Stat.new(fp.path).size? #=> nil
fp.print "not 0 "
fp.close
p FileTest.exist?(fp.path) #=> true
p File::Stat.new(fp.path).size? #=> 6
//} -
Fiddle
:: Importer # sizeof(t) -> Integer (18373.0) -
C における sizeof(t) の値を返します。
C における sizeof(t) の値を返します。
t が文字列の場合、その文字列が表す C の型の size が返されます。
例えば、sizeof("char") は 1 を返します。
sizeof("char*") は環境によって 4 や 8 といった値を返します。
Fiddle::Importer#struct で定義した
構造体クラスを渡すと、その構造体のサイズを返します。
Fiddle::Importer#union で定義した共用体クラスも同様です。
t がクラスの場合、t が to_ptr というインスタンスメソッドを持っている
ならば t.size を返します。
それ... -
Kernel
# check _ sizeof(type , headers = nil) -> Integer | nil (18319.0) -
与えられた型のサイズを返します。
与えられた型のサイズを返します。
型 type がシステムに存在する場合は、グローバル変数 $defs に
"-DSIZEOF_type=X" を追加し、型のサイズを返します。型 type がシステムに
存在しない場合は、nil を返します。
例えば、
require 'mkmf'
check_sizeof('mystruct') # => 12
である場合、SIZEOF_MYSTRUCT=12 というプリプロセッサマクロをコンパイラに渡します。
@param type 検査したい型を指定します。
@param headers 追加のヘッダファイルを指定します。 -
Kernel
# check _ sizeof(type , headers = nil) { . . . } -> Integer | nil (18319.0) -
与えられた型のサイズを返します。
与えられた型のサイズを返します。
型 type がシステムに存在する場合は、グローバル変数 $defs に
"-DSIZEOF_type=X" を追加し、型のサイズを返します。型 type がシステムに
存在しない場合は、nil を返します。
例えば、
require 'mkmf'
check_sizeof('mystruct') # => 12
である場合、SIZEOF_MYSTRUCT=12 というプリプロセッサマクロをコンパイラに渡します。
@param type 検査したい型を指定します。
@param headers 追加のヘッダファイルを指定します。 -
ObjectSpace
. # memsize _ of(obj) -> Integer (18319.0) -
obj が消費するメモリ使用量をバイト単位で返します。
obj が消費するメモリ使用量をバイト単位で返します。
@param obj 任意のオブジェクトを指定します。
戻り値の内容は完全ではない事に注意してください。この内容はあくまでもヒ
ントとして扱う必要があります。特に T_DATA の値は正しくないでしょう。
2.2 以降では RVALUE のサイズを含んだ結果を返します。
本メソッドは C Ruby 以外では動作しません。
//emlist[例][ruby]{
require 'objspace'
ObjectSpace.memsize_of(10) # => 0
ObjectSpace.memsize_o... -
RbConfig
:: SIZEOF -> Hash (18319.0) -
Ruby インタプリタが作成された環境における、C の型のサイズ情報を保持します。
Ruby インタプリタが作成された環境における、C の型のサイズ情報を保持します。
下の例では、実行している Ruby インタプリタは int が 4 バイトである環境で作成されたことを表しています。
//emlist[][ruby]{
require 'rbconfig/sizeof'
RbConfig::SIZEOF['int'] # => 4
//} -
Thread
:: SizedQueue (18019.0) -
サイズの最大値を指定できる Thread::Queue です。
サイズの最大値を指定できる Thread::Queue です。
=== 例
283 より。q をサイズ 1 の SizedQueue オブジェクトに
することによって、入力される行と出力される行が同じ順序になります。
q = [] にすると入力と違った順序で行が出力されます。
require 'thread'
q = SizedQueue.new(1)
th = Thread.start {
while line = q.pop
print line
end
}
while l = gets
q.push(l)
end
... -
Thread
:: SizedQueue # deq(non _ block = false) -> object (9037.0) -
キューからひとつ値を取り出します。 キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
キューからひとつ値を取り出します。
キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
@param non_block true を与えると、キューが空の時に例外 ThreadError が発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = SizedQueue.new(4)
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].eac... -
Thread
:: SizedQueue # pop(non _ block = false) -> object (9037.0) -
キューからひとつ値を取り出します。 キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
キューからひとつ値を取り出します。
キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
@param non_block true を与えると、キューが空の時に例外 ThreadError が発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = SizedQueue.new(4)
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].eac... -
Thread
:: SizedQueue # shift(non _ block = false) -> object (9037.0) -
キューからひとつ値を取り出します。 キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
キューからひとつ値を取り出します。
キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
@param non_block true を与えると、キューが空の時に例外 ThreadError が発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = SizedQueue.new(4)
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].eac... -
Matrix
. build(row _ size , column _ size = row _ size) -> Enumerable (1069.0) -
row_size×column_sizeの行列をブロックの返り値から生成します。
row_size×column_sizeの行列をブロックの返り値から生成します。
行列の各要素の位置がブロックに渡され、それの返り値が行列の要素となります。
ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。
//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
m = Matrix.build(2, 4) {|row, col| col - row }
# => Matrix[[0, 1, 2, 3], [-1, 0, 1, 2]]
m = Matrix.build(3) { rand }
# => a 3x3 matrix with random... -
Matrix
. build(row _ size , column _ size = row _ size) {|row , col| . . . } -> Matrix (1069.0) -
row_size×column_sizeの行列をブロックの返り値から生成します。
row_size×column_sizeの行列をブロックの返り値から生成します。
行列の各要素の位置がブロックに渡され、それの返り値が行列の要素となります。
ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。
//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
m = Matrix.build(2, 4) {|row, col| col - row }
# => Matrix[[0, 1, 2, 3], [-1, 0, 1, 2]]
m = Matrix.build(3) { rand }
# => a 3x3 matrix with random... -
Matrix
. empty(row _ size=0 , column _ size=0) -> Matrix (733.0) -
要素を持たない行列を返します。
要素を持たない行列を返します。
「要素を持たない」とは、行数もしくは列数が0の行列のことです。
row_size 、 column_size のいずれか一方は0である必要があります。
//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
m = Matrix.empty(2, 0)
m == Matrix[ [], [] ]
# => true
n = Matrix.empty(0, 3)
n == Matrix.columns([ [], [], [] ])
# => true
m * n
# => Matrix[[0, 0, 0], [0, 0, 0]]
//}
... -
Matrix
# minor(from _ row , row _ size , from _ col , col _ size) -> Matrix (661.0) -
selfの部分行列を返します。
selfの部分行列を返します。
自分自身の部分行列を返します。
ただし、パラメータは次の方法で指定します。
(1) 開始行番号, 行の大きさ, 開始列番号, 列の大きさ
(2) 開始行番号..終了行番号, 開始列番号..終了列番号
@param from_row 部分行列の開始行(0オリジンで指定)
@param row_size 部分行列の行サイズ
@param from_col 部分行列の開始列(0オリジンで指定)
@param col_size 部分行列の列サイズ
//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
a1 = [ 1, 2, 3, ... -
Vector
. basis(size: , index:) -> Vector (406.0) -
size 次元ベクトル空間の index 番目の標準基底を返します。
size 次元ベクトル空間の index 番目の標準基底を返します。
//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
Vector.basis(size: 3, index: 1) # => Vector[0, 1, 0]
//}
@param size ベクトルの次元
@param index 標準基底の何番目か。0 origin -
bigdecimal (397.0)
-
bigdecimal は浮動小数点数演算ライブラリです。 任意の精度で 10 進表現された浮動小数点数を扱えます。
bigdecimal は浮動小数点数演算ライブラリです。
任意の精度で 10 進表現された浮動小数点数を扱えます。
//emlist[][ruby]{
require 'bigdecimal'
a = BigDecimal("0.123456789123456789")
b = BigDecimal("123456.78912345678", 40)
print a + b # => 0.123456912580245903456789e6
//}
一般的な 10 進数の計算でも有用です。2 進数の浮動小数点演算には微小な誤
差があるのに対し、BigDecimal では正確な値を得る事がで... -
Logger
. new(logdev , shift _ age = 0 , shift _ size = 1048576) -> Logger (340.0) -
Logger オブジェクトを生成します。
Logger オブジェクトを生成します。
@param logdev ログを書き込むファイル名か、 IO オブジェクト(STDOUT, STDERR など)を指定します。
@param shift_age ログファイルを保持する数か、ログファイルを切り替える頻度を指定します。
頻度には daily, weekly, monthly を文字列で指定することができます。
省略すると、ログの保存先を切り替えません。
@param shift_size shift_age を整数で指定した場合のみ有効です。
... -
ruby 1
. 6 feature (289.0) -
ruby 1.6 feature ruby version 1.6 は安定版です。この版での変更はバグ修正がメイン になります。
ruby 1.6 feature
ruby version 1.6 は安定版です。この版での変更はバグ修正がメイン
になります。
((<stable-snapshot|URL:ftp://ftp.netlab.co.jp/pub/lang/ruby/stable-snapshot.tar.gz>)) は、日々更新される安定版の最新ソースです。
== 1.6.8 (2002-12-24) -> stable-snapshot
: 2003-01-22: errno
EAGAIN と EWOULDBLOCK が同じ値のシステムで、EWOULDBLOCK がなくなっ
ていま... -
getoptlong (199.0)
-
getoptlong は、GNU の getopt_long() とまったく同じ方式でコマンド 行オプションの解析を行う Ruby のライブラリです。
getoptlong は、GNU の getopt_long() とまったく同じ方式でコマンド
行オプションの解析を行う Ruby のライブラリです。
=== GNU getopt_long() とは?
GNU getopt_long() は、コマンド行オプションの解析を行う C の関数です。多
くの GNU ソフトウェアがこの関数を使用しています。GNU getopt_long() そし
て getoptlong には、以下のような特徴があります。
* 伝統的な一文字オプションに加えて、長いオプションに対応しています。長
いオプションは `-' の代わりに `--' で始まり... -
net
/ pop (181.0) -
このライブラリは、POP3 (Post Office Protocol version 3) を 用いてPOPサーバからメールを受信する機能を提供するライブラリです。
このライブラリは、POP3 (Post Office Protocol version 3) を
用いてPOPサーバからメールを受信する機能を提供するライブラリです。
POP3 の実装は 1939 に基いています。
2449 で定義されているPOP3拡張には対応していません。
=== 使用例
==== メールの受信
以下のコードは、メールを受信してファイル 'inbox/1' 'inbox/2'... に
書きこみ、サーバ上からメールを消します。
'pop.example.com' は適当なPOP3のサーバのホスト名に、
'YourAccount' と 'YourPassword' ... -
fiddle (145.0)
-
*.dllや*.soなど、ダイナミックリンクライブラリを扱うためのライブラリです。
*.dllや*.soなど、ダイナミックリンクライブラリを扱うためのライブラリです。
dl と同等の機能を持ちますが、
dl は 2.0 以降deprecated となり、2.2.0 で削除されました。このライブラリ
を代わりに使います。
=== 使い方
通常は fiddle/import ライブラリを require して
Fiddle::Importer モジュールを使用します。
Fiddle モジュール自体はプリミティブな機能しか提供していません。
Fiddle::Importer モジュールは以下のようにユーザが定義した
モジュールを拡張する形で使います。
require ... -
cgi
/ session (127.0) -
CGI のセッション管理を行うライブラリ。
CGI のセッション管理を行うライブラリ。
セッションとは、HTTP の一連のリクエストとレスポンスが属するべき
コンテクスト (状況) のことをいいます。
セッション管理には従来通り cgi ライブラリが提供する
クッキーを使用してもいいですが、
この cgi/session を使用した方がよりわかりやすいでしょう。
セッション情報は Hash ライクなインターフェースです。
セッションはセッション ID とプログラムが記録した
セッション情報から構成されます。
デフォルトでは CGI::Session::FileStore が使用され、
記録できるのは文字列のみです。
セッション情報... -
このマニュアルのヘルプ (109.0)
-
このマニュアルのヘルプ === 記号の説明
このマニュアルのヘルプ
=== 記号の説明
: size -> Integer の「-> Integer」って何?
size メソッドは整数を返すという意味です。
: Kernel.#require の .# って何?
「.#」はモジュール関数であることを表します。「Kernel.#require」は
「Kernel のモジュール関数である require 」という意味です。
: String#size の # って何?
「#」はインスタンスメソッドであることを表します。
: Dir.chdir の . って何?
「.」はクラスメソッドであることを表します。
:... -
CSV
. new(data , options = Hash . new) -> CSV (91.0) -
このメソッドは CSV ファイルを読み込んだり、書き出したりするために String か IO のインスタンスをラップします。
このメソッドは CSV ファイルを読み込んだり、書き出したりするために
String か IO のインスタンスをラップします。
ラップされた文字列の先頭から読み込むことになります。
文字列に追記したい場合は CSV.generate を使用してください。
他の位置から処理したい場合はあらかじめそのように設定した StringIO を渡してください。
@param data String か IO のインスタンスを指定します。
String のインスタンスを指定した場合、CSV#string を使用して
後からデータを取り出すことが出来ます。... -
LUSolve
. # lusolve(a , b , ps , zero = 0 . 0) -> [BigDecimal] (91.0) -
LU 分解を用いて、連立1次方程式 Ax = b の解 x を求めて返します。
LU 分解を用いて、連立1次方程式 Ax = b の解 x を求めて返します。
@param a 行列を BigDecimal の配列で指定します。
各要素を Row-major order で並べて 1 次元の配列にし、
LUSolve.#ludecomp で変換したものを指定します。
@param b ベクトルを BigDecimal の配列で指定します。
@param ps LUSolve.#ludecomp の返り値を指定します。
@param zero 0.0 を表す値を指定します。
//emlist[][ruby]{
require ... -
RubyVM
:: InstructionSequence # to _ a -> Array (91.0) -
self の情報を 14 要素の配列にして返します。
self の情報を 14 要素の配列にして返します。
命令シーケンスを以下の情報で表します。
: magic
データフォーマットを示す文字列。常に
"YARVInstructionSequence/SimpleDataFormat"。
: major_version
命令シーケンスのメジャーバージョン。
: minor_version
命令シーケンスのマイナーバージョン。
: format_type
データフォーマットを示す数値。常に 1。
: misc
以下の要素から構成される Hash オブジェクト。
:arg_size: メソッド、ブ... -
Net
:: HTTPGenericRequest # body _ stream -> object (85.0) -
サーバに送るリクエストのエンティティボディを IO オブジェクトなどのストリームで設定します。 f は read(size) メソッドが定義されている必要があります。
サーバに送るリクエストのエンティティボディを
IO オブジェクトなどのストリームで設定します。
f は read(size) メソッドが定義されている必要があります。
@param f エンティティボディのデータを得るストリームオブジェクトを与えます。
//emlist[例][ruby]{
require 'net/http'
uri = URI.parse('http://www.example.com/index.html')
post = Net::HTTP::Post.new(uri.request_uri)
File.open("/path/to/test", 'rb') d... -
Net
:: HTTPGenericRequest # body _ stream=(f) (85.0) -
サーバに送るリクエストのエンティティボディを IO オブジェクトなどのストリームで設定します。 f は read(size) メソッドが定義されている必要があります。
サーバに送るリクエストのエンティティボディを
IO オブジェクトなどのストリームで設定します。
f は read(size) メソッドが定義されている必要があります。
@param f エンティティボディのデータを得るストリームオブジェクトを与えます。
//emlist[例][ruby]{
require 'net/http'
uri = URI.parse('http://www.example.com/index.html')
post = Net::HTTP::Post.new(uri.request_uri)
File.open("/path/to/test", 'rb') d... -
CSV
:: Table # length -> Integer (76.0) -
(ヘッダを除く)行数を返します。
(ヘッダを除く)行数を返します。
Array#length, Array#size に委譲しています。
//emlist[][ruby]{
require 'csv'
csv = CSV.new("a,b,c\n1,2,3", headers: true)
table = csv.read
p table.size # => 1
//}
@see Array#length, Array#size -
Fiddle
:: Importer # bind(signature , *opts) { . . . } -> Fiddle :: Function (73.0) -
Ruby のブロックを C の関数で wrap し、その関数をモジュールに インポートします。
Ruby のブロックを C の関数で wrap し、その関数をモジュールに
インポートします。
これでインポートされた関数はモジュール関数として定義されます。
また、Fiddle::Importer#[] で Fiddle::Function オブジェクトとして
取り出すことができます。
signature で関数の名前とシネグチャを指定します。例えば
"int compare(void*, void*)" のように指定します。
opts には :stdcall もしくは :cdecl を渡すことができ、
呼出規約を明示することができます。
@return インポートした関数を表す ... -
Ruby用語集 (73.0)
-
Ruby用語集 A B C D E F G I J M N O R S Y
Ruby用語集
A B C D E F G I J M N O R S Y
a ka sa ta na ha ma ya ra wa
=== 記号・数字
: %記法
: % notation
「%」記号で始まる多種多様なリテラル記法の総称。
参照:d:spec/literal#percent
: 0 オリジン
: zero-based
番号が 0 から始まること。
例えば、
Array や Vector、Matrix などの要素の番号、
String における文字の位置、
といったものは 0 オリジンである。
: 1 オリジン
: one-based
... -
StringScanner
# peek(bytes) -> String (73.0) -
スキャンポインタから長さ bytes バイト分だけ文字列を返します。
スキャンポインタから長さ bytes バイト分だけ文字列を返します。
//emlist[例][ruby]{
require 'strscan'
s = StringScanner.new('test string')
s.peek(4) # => "test"
//}
また、このメソッドを実行してもスキャンポインタは移動しません。
StringScanner#peep は将来のバージョンでは削除される予定です。
代わりに StringScanner#peek を使ってください。
@param bytes 0 以上の整数を指定します。
ただし、スキャン対象の... -
StringScanner
# peep(bytes) -> String (73.0) -
スキャンポインタから長さ bytes バイト分だけ文字列を返します。
スキャンポインタから長さ bytes バイト分だけ文字列を返します。
//emlist[例][ruby]{
require 'strscan'
s = StringScanner.new('test string')
s.peek(4) # => "test"
//}
また、このメソッドを実行してもスキャンポインタは移動しません。
StringScanner#peep は将来のバージョンでは削除される予定です。
代わりに StringScanner#peek を使ってください。
@param bytes 0 以上の整数を指定します。
ただし、スキャン対象の... -
Zlib
:: Deflate # set _ dictionary(string) -> String (73.0) -
圧縮に用いる辞書を指定します。string を返します。 このメソッドは Zlib::Deflate.new, Zlib::ZStream#reset を呼び出した直後にのみ有効です。詳細は zlib.h を参照して下さい。
圧縮に用いる辞書を指定します。string を返します。
このメソッドは Zlib::Deflate.new, Zlib::ZStream#reset
を呼び出した直後にのみ有効です。詳細は zlib.h を参照して下さい。
@param string 辞書に用いる文字列を指定します。詳しくは zlib.h を参照してください。
@return 辞書に用いる文字列を返します。
require 'zlib'
def case1(str)
dez = Zlib::Deflate.new
comp_str = dez.deflate(str)
comp_s... -
Zlib
:: Deflate . deflate(string , level = Zlib :: DEFAULT _ COMPRESSION) -> String (73.0) -
string を圧縮します。level の有効な値は Zlib::NO_COMPRESSION, Zlib::BEST_SPEED, Zlib::BEST_COMPRESSION, Zlib::DEFAULT_COMPRESSION 及び 0 から 9 の整数です。
string を圧縮します。level の有効な値は
Zlib::NO_COMPRESSION, Zlib::BEST_SPEED,
Zlib::BEST_COMPRESSION, Zlib::DEFAULT_COMPRESSION
及び 0 から 9 の整数です。
ちなみに、このメソッドは以下のコードとほぼ同じです:
require 'zlib'
def deflate(string, level)
z = Zlib::Deflate.new(level)
dst = z.deflate(string, Zlib::FINISH)
z.close
... -
fiddle
/ import (73.0) -
fiddle ライブラリのための高レベルインターフェースを提供するライブラリです。
fiddle ライブラリのための高レベルインターフェースを提供するライブラリです。
通常は fiddle ライブラリを使わずこの fiddle/import ライブラリを使います。
主な使い方は fiddle も参照してください。
=== 高度な使用法
==== ○○の配列を関数に渡したい
例えば与えられた長さ len の double の配列の和を計算する関数
double sum(double *arry, int len);
があったとします。これを呼び出したい場合は以下のように Array#pack を使用します。
require 'fiddle/import'
m... -
Matrix
# minor(from _ row . . to _ row , from _ col . . to _ col) -> Matrix (61.0) -
selfの部分行列を返します。
selfの部分行列を返します。
自分自身の部分行列を返します。
ただし、パラメータは次の方法で指定します。
(1) 開始行番号, 行の大きさ, 開始列番号, 列の大きさ
(2) 開始行番号..終了行番号, 開始列番号..終了列番号
@param from_row 部分行列の開始行(0オリジンで指定)
@param row_size 部分行列の行サイズ
@param from_col 部分行列の開始列(0オリジンで指定)
@param col_size 部分行列の列サイズ
//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
a1 = [ 1, 2, 3, ... -
Tempfile
# length -> Integer (58.0) -
テンポラリファイルのサイズを返します。
テンポラリファイルのサイズを返します。
require "tempfile"
tf = Tempfile.new("foo")
tf.print("bar,ugo")
p tf.size # => 7
tf.close
p tf.size # => 7 -
Array
# pack(template) -> String (55.0) -
配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、 バイナリとしてパックした文字列を返します。
配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、
バイナリとしてパックした文字列を返します。
テンプレートは
型指定文字列とその長さ(省略時は1)を並べたものです。長さと
して * が指定された時は「残りのデータ全て」の長さを
表します。型指定文字は以下で述べる pack テンプレート文字列の通りです。
@param template 自身のバイナリとしてパックするためのテンプレートを文字列で指定します。
以下にあげるものは、Array#pack、String#unpack
のテンプレート文字の一覧です。テンプレート文字は後に「長さ」を表す数字
を続けることができま... -
Fiddle
:: Closure (55.0) -
コールバック関数を表すクラスです。
コールバック関数を表すクラスです。
Ruby のメソッド(call)を C の関数ポインタとして表現するためのクラスです。
FFI の closure の wrapper です。
利用法としては、このクラスのサブクラスを作って
そのサブクラスに call メソッドを定義し、
new でオブジェクトを生成することで利用します。
require 'fiddle'
include Fiddle # TYPE_* を使うために include する
class Compare < Fiddle::Closure
# qsort の比較関数は 型が int(*)(v... -
String
# unpack(template) -> Array (55.0) -
Array#pack で生成された文字列を テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、 それらの要素を含む配列を返します。
Array#pack で生成された文字列を
テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、
それらの要素を含む配列を返します。
@param template pack テンプレート文字列
@return オブジェクトの配列
以下にあげるものは、Array#pack、String#unpack
のテンプレート文字の一覧です。テンプレート文字は後に「長さ」を表す数字
を続けることができます。「長さ」の代わりに`*'とすることで「残り全て」
を表すこともできます。
長さの意味はテンプレート文字により異なりますが大抵、
"iiii"
のよう... -
StringIO
. new(string = & # 39;& # 39; , mode = & # 39;r+& # 39;) -> StringIO (55.0) -
StringIO オブジェクトを生成して返します。
StringIO オブジェクトを生成して返します。
与えられた string がフリーズされている場合には、mode はデフォルトでは読み取りのみに設定されます。
ブロックを与えた場合は生成した StringIO オブジェクトを引数としてブロックを評価してその結果を返します。
@param string 生成される StringIO のデータを文字列で指定します。
この文字列はバッファとして使われます。StringIO#write などによって、
string 自身も書き換えられます。
@param mode Kernel.#op... -
StringIO
. open(string = & # 39;& # 39; , mode = & # 39;r+& # 39;) -> StringIO (55.0) -
StringIO オブジェクトを生成して返します。
StringIO オブジェクトを生成して返します。
与えられた string がフリーズされている場合には、mode はデフォルトでは読み取りのみに設定されます。
ブロックを与えた場合は生成した StringIO オブジェクトを引数としてブロックを評価してその結果を返します。
@param string 生成される StringIO のデータを文字列で指定します。
この文字列はバッファとして使われます。StringIO#write などによって、
string 自身も書き換えられます。
@param mode Kernel.#op... -
StringIO
. open(string = & # 39;& # 39; , mode = & # 39;r+& # 39;) {|io| . . . } -> object (55.0) -
StringIO オブジェクトを生成して返します。
StringIO オブジェクトを生成して返します。
与えられた string がフリーズされている場合には、mode はデフォルトでは読み取りのみに設定されます。
ブロックを与えた場合は生成した StringIO オブジェクトを引数としてブロックを評価してその結果を返します。
@param string 生成される StringIO のデータを文字列で指定します。
この文字列はバッファとして使われます。StringIO#write などによって、
string 自身も書き換えられます。
@param mode Kernel.#op... -
Zlib
:: GzipWriter . wrap(io , level = Zlib :: DEFAULT _ COMPRESSION , strategy = Zlib :: DEFAULT _ STRATEGY) -> Zlib :: GzipWriter (55.0) -
io と関連付けられた GzipWriter オブジェクトを作成します。 ブロックが与えられた場合、 それを引数としてブロックを実行します。 ブロックの実行が終了すると、GzipWriter オブジェクトは自動的に クローズされます。関連付けられている IO オブジェクトまで クローズしたくない時は、ブロック中で Zlib::GzipFile#finish メソッドを呼び出して下さい。
io と関連付けられた GzipWriter オブジェクトを作成します。
ブロックが与えられた場合、
それを引数としてブロックを実行します。
ブロックの実行が終了すると、GzipWriter オブジェクトは自動的に
クローズされます。関連付けられている IO オブジェクトまで
クローズしたくない時は、ブロック中で Zlib::GzipFile#finish
メソッドを呼び出して下さい。
@param io IOオブジェクト、もしくは少なくとも、
IO#write と 同じ動作をする write メソッドが定義されている必要があります。
@param level 0... -
Zlib
:: GzipWriter . wrap(io , level = Zlib :: DEFAULT _ COMPRESSION , strategy = Zlib :: DEFAULT _ STRATEGY) {|gz| . . . } -> object (55.0) -
io と関連付けられた GzipWriter オブジェクトを作成します。 ブロックが与えられた場合、 それを引数としてブロックを実行します。 ブロックの実行が終了すると、GzipWriter オブジェクトは自動的に クローズされます。関連付けられている IO オブジェクトまで クローズしたくない時は、ブロック中で Zlib::GzipFile#finish メソッドを呼び出して下さい。
io と関連付けられた GzipWriter オブジェクトを作成します。
ブロックが与えられた場合、
それを引数としてブロックを実行します。
ブロックの実行が終了すると、GzipWriter オブジェクトは自動的に
クローズされます。関連付けられている IO オブジェクトまで
クローズしたくない時は、ブロック中で Zlib::GzipFile#finish
メソッドを呼び出して下さい。
@param io IOオブジェクト、もしくは少なくとも、
IO#write と 同じ動作をする write メソッドが定義されている必要があります。
@param level 0... -
pack テンプレート文字列 (55.0)
-
pack テンプレート文字列
pack テンプレート文字列
以下にあげるものは、Array#pack、String#unpack
のテンプレート文字の一覧です。テンプレート文字は後に「長さ」を表す数字
を続けることができます。「長さ」の代わりに`*'とすることで「残り全て」
を表すこともできます。
長さの意味はテンプレート文字により異なりますが大抵、
"iiii"
のように連続するテンプレート文字は
"i4"
と書き換えることができます。
テンプレート文字列中の空白類は無視されます。
また、`#' から改行あるいはテンプレート文字列の最後まではコメントとみな
され無視されます。
=== 整数のテンプレート... -
pp (55.0)
-
オブジェクトなどを見やすく出力するためのライブラリです。
オブジェクトなどを見やすく出力するためのライブラリです。
このライブラリを require すると Kernel.#pp が定義されます。
Kernel.#p のかわりに Kernel.#pp を使うことにより、
適切にインデントと改行された分かりやすい出力を得ることが出来ます。
pp ライブラリは、ユーザがあたらしく定義したクラスに対しても見やすい表示を
するように作られていますので、Kernel.#pp を使う上で余計な作業をする
必要はありません。
=== どちらが読みやすいでしょうか?
p による pretty-print されてない出力:
#<PP:0x81a0d10 @s... -
Set
# length -> Integer (40.0) -
集合の要素数を返します。
集合の要素数を返します。
//emlist[][ruby]{
require 'set'
p Set[10, 20, 30, 10].size # => 3
//} -
Fiddle
:: Closure :: BlockCaller (37.0) -
Ruby のブロックをラップしたコールバック関数を表すクラスです。
Ruby のブロックをラップしたコールバック関数を表すクラスです。
Ruby のブロックを C の関数ポインタとして表現するためのクラスです。
require 'fiddle'
include Fiddle
libc = Fiddle.dlopen("/lib/libc.so.6")
qs = Fiddle::Function.new(libc["qsort"],
[TYPE_VOIDP, TYPE_INT, TYPE_INT, TYPE_VOIDP],
TYP... -
Fiddle
:: Function . new(ptr , args , ret _ type , abi=Fiddle :: Function :: DEFAULT , name: nil) -> Fiddle :: Function (37.0) -
ptr (関数ポインタ)から Fiddle::Function オブジェクトを 生成します。
ptr (関数ポインタ)から Fiddle::Function オブジェクトを
生成します。
ptr には Fiddle::Handle から Fiddle::Handle#sym などで取りだした
関数ポインタ(を表す整数)、もしくは関数を指している
Fiddle::Pointer を渡します。
args、ret_type で関数の引数と返り値の型を指定します。これには以下の
定数が利用できます。「-TYPE_INT」 のように符号を反転させると unsigned を
意味します。
* Fiddle::TYPE_VOID
* Fiddle::TYPE_VOIDP
* Fidd... -
Fiddle
:: Pointer # +(n) -> Fiddle :: Pointer (37.0) -
自身のアドレスに n バイトを足した新しい Pointer オブジェクトを返します。
自身のアドレスに n バイトを足した新しい Pointer オブジェクトを返します。
この返り値には、free 関数がセットされず、size は 0 とされます。
@param n アドレスの増分を整数で指定します。
例:
require 'fiddle'
s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
p cptr[0,1] #=> "a"
cptr += 1
p cptr[0,1] #=> "b" -
Fiddle
:: Pointer # +@ -> Fiddle :: Pointer (37.0) -
自身の指す値を Pointer にして返します。
自身の指す値を Pointer にして返します。
自身の指す値はポインタであると仮定します。
C 言語におけるポインタのポインタに対する間接参照 *p と同じです。
この返り値には、free 関数がセットされず、size は 0 とされます。
例:
require 'fiddle'
s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cref = cptr.ref
p cref.to_s(4).unpack('l*')[0] #=> 136121648
p cptr.to_i #=> 136121648
... -
Fiddle
:: Pointer # -(n) -> Fiddle :: Pointer (37.0) -
自身のアドレスから n バイトを引いた新しい Pointer オブジェクトを返します。
自身のアドレスから n バイトを引いた新しい Pointer オブジェクトを返します。
この返り値には、free 関数がセットされず、size は 0 とされます。
@param n アドレスの差分を整数で指定します。
例:
require 'fiddle'
s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cptr += 1
p cptr[0,1] #=> "b"
cptr -= 1
p cptr[0,1] #=> "a" -
Fiddle
:: Pointer # -@ -> Fiddle :: Pointer (37.0) -
自身を指す Pointer オブジェクトを返します。 C 言語におけるポインタへのアドレス演算子の適用 &p と同じです。
自身を指す Pointer オブジェクトを返します。
C 言語におけるポインタへのアドレス演算子の適用 &p と同じです。
この返り値には、free 関数がセットされず、size は 0 とされます。
例:
require 'fiddle'
s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cref = cptr.ref
p cref.to_s(4).unpack('l*')[0] #=> 136121648
p cptr.to_i #=> 136121648
p cref.ptr.to_s ... -
Fiddle
:: Pointer # ptr -> Fiddle :: Pointer (37.0) -
自身の指す値を Pointer にして返します。
自身の指す値を Pointer にして返します。
自身の指す値はポインタであると仮定します。
C 言語におけるポインタのポインタに対する間接参照 *p と同じです。
この返り値には、free 関数がセットされず、size は 0 とされます。
例:
require 'fiddle'
s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cref = cptr.ref
p cref.to_s(4).unpack('l*')[0] #=> 136121648
p cptr.to_i #=> 136121648
... -
Fiddle
:: Pointer # ref -> Fiddle :: Pointer (37.0) -
自身を指す Pointer オブジェクトを返します。 C 言語におけるポインタへのアドレス演算子の適用 &p と同じです。
自身を指す Pointer オブジェクトを返します。
C 言語におけるポインタへのアドレス演算子の適用 &p と同じです。
この返り値には、free 関数がセットされず、size は 0 とされます。
例:
require 'fiddle'
s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cref = cptr.ref
p cref.to_s(4).unpack('l*')[0] #=> 136121648
p cptr.to_i #=> 136121648
p cref.ptr.to_s ... -
Net
:: FTP # mlsd(pathname = nil) -> [Net :: FTP :: MLSxEntry] (37.0) -
pathname で指定したディレクトリに含まれているファイルの詳細な情報を得ます。
pathname で指定したディレクトリに含まれているファイルの詳細な情報を得ます。
ディレクトリの各ファイルの情報が
Net::FTP::MLSxEntry のオブジェクトの配列として得られます。
どのような情報を取り出せるかは Net::FTP::MLSxEntry
を参照してください。
Net::FTP#list は
結果が文字列で得られるため、それを適当に解釈する必要がありますが、
このコマンドの結果は適切に解釈された結果を直接得ることができます。
pathname を省略した場合はカレントディレクトリを指定したことになります。
ブロックを渡した場合にはディレクトリの各ファイル... -
Net
:: FTP # mlsd(pathname = nil) {|entry| . . . } -> () (37.0) -
pathname で指定したディレクトリに含まれているファイルの詳細な情報を得ます。
pathname で指定したディレクトリに含まれているファイルの詳細な情報を得ます。
ディレクトリの各ファイルの情報が
Net::FTP::MLSxEntry のオブジェクトの配列として得られます。
どのような情報を取り出せるかは Net::FTP::MLSxEntry
を参照してください。
Net::FTP#list は
結果が文字列で得られるため、それを適当に解釈する必要がありますが、
このコマンドの結果は適切に解釈された結果を直接得ることができます。
pathname を省略した場合はカレントディレクトリを指定したことになります。
ブロックを渡した場合にはディレクトリの各ファイル... -
Rake
. application=(app) (37.0) -
現在の Rake アプリケーションをセットします。
現在の Rake アプリケーションをセットします。
@param app Rake::Application のインスタンスを指定します。
//emlist[][ruby]{
# Rakefile での記載例とする
require 'pp'
task default: :test_rake_app
task :test_rake_app do
app = Rake::Application.new
app.tty_output = true
Rake.application = app
pp Rake.application
end
# => #<Rake::App... -
StringScanner
# clear -> self (37.0) -
スキャンポインタを文字列末尾後まで進め、マッチ記録を捨てます。
スキャンポインタを文字列末尾後まで進め、マッチ記録を捨てます。
@return self を返します。
pos = self.string.size と同じ動作です。
//emlist[例][ruby]{
require 'strscan'
s = StringScanner.new('test string')
s.scan(/\w+/) # => "test"
s.matched # => "test"
s.pos # => 4
s[0] # => "test"
s.terminate
s.matched # => nil
s[0]... -
StringScanner
# terminate -> self (37.0) -
スキャンポインタを文字列末尾後まで進め、マッチ記録を捨てます。
スキャンポインタを文字列末尾後まで進め、マッチ記録を捨てます。
@return self を返します。
pos = self.string.size と同じ動作です。
//emlist[例][ruby]{
require 'strscan'
s = StringScanner.new('test string')
s.scan(/\w+/) # => "test"
s.matched # => "test"
s.pos # => 4
s[0] # => "test"
s.terminate
s.matched # => nil
s[0]... -
TCPSocket (37.0)
-
インターネットドメインのストリーム型ソケットのクラスです。
インターネットドメインのストリーム型ソケットのクラスです。
通常のIO クラスのサブクラスと同
様の入出力ができます。このクラスによってソケットを用いたクラ
イアントを簡単に記述できるようになります。
ユーザの入力をそのままサーバに転送するプログラムは以下の
ようになります。
require "socket"
port = if ARGV.size > 0 then ARGV.shift else 4444 end
print port, "\n"
s = TCPSocket.open("localhost", port)
while gets
... -
Thread
:: ConditionVariable (37.0) -
スレッドの同期機構の一つである状態変数を実現するクラスです。
スレッドの同期機構の一つである状態変数を実現するクラスです。
以下も ConditionVariable を理解するのに参考になります。
https://ruby-doc.com/docs/ProgrammingRuby/html/tut_threads.html#UF
=== Condition Variable とは
あるスレッド A が排他領域で動いていたとします。スレッド A は現在空いていない
リソースが必要になったので空くまで待つことにしたとします。これはうまくいきません。
なぜなら、スレッド A は排他領域で動いているわけですから、他のスレッドは動くことが
できません。リ... -
Zlib
:: GzipWriter . new(io , level = Zlib :: DEFAULT _ COMPRESSION , strategy = Zlib :: DEFAULT _ STRATEGY) -> Zlib :: GzipWriter (37.0) -
io と関連付けられた GzipWriter オブジェクトを作成します。 level, strategy は Zlib::Deflate.new と同じです。 GzipWriter オブジェクトは io に gzip 形式のデータを 逐次ライトします。io には少なくとも、IO#write と 同じ動作をする write メソッドが定義されている必要があります。
io と関連付けられた GzipWriter オブジェクトを作成します。
level, strategy は Zlib::Deflate.new と同じです。
GzipWriter オブジェクトは io に gzip 形式のデータを
逐次ライトします。io には少なくとも、IO#write と
同じ動作をする write メソッドが定義されている必要があります。
@param io IOオブジェクト、もしくは少なくとも、
IO#write と 同じ動作をする write メソッドが定義されている必要があります。
@param level 0-9の範囲の整数を指定し... -
Zlib
:: GzipWriter . open(filename , level = Zlib :: DEFAULT _ COMPRESSION , strategy = Zlib :: DEFAULT _ STRATEGY) -> Zlib :: GzipWriter (37.0) -
filename で指定されるファイルを gzip 圧縮データの 書き出し用にオープンします。GzipWriter オブジェクトを返します。 その他詳細は Zlib::GzipWriter.new や Zlib::GzipWriter.wrap と 同じです。
filename で指定されるファイルを gzip 圧縮データの
書き出し用にオープンします。GzipWriter オブジェクトを返します。
その他詳細は Zlib::GzipWriter.new や Zlib::GzipWriter.wrap と
同じです。
@param filename ファイル名を文字列で指定します。
@param level 0-9の範囲の整数、または Zlib::NO_COMPRESSION, Zlib::BEST_SPEED,
Zlib::BEST_COMPRESSION, Zlib::DEFAULT_COMPRESSION を指定... -
Zlib
:: GzipWriter . open(filename , level = Zlib :: DEFAULT _ COMPRESSION , strategy = Zlib :: DEFAULT _ STRATEGY) {|gz| . . . } -> object (37.0) -
filename で指定されるファイルを gzip 圧縮データの 書き出し用にオープンします。GzipWriter オブジェクトを返します。 その他詳細は Zlib::GzipWriter.new や Zlib::GzipWriter.wrap と 同じです。
filename で指定されるファイルを gzip 圧縮データの
書き出し用にオープンします。GzipWriter オブジェクトを返します。
その他詳細は Zlib::GzipWriter.new や Zlib::GzipWriter.wrap と
同じです。
@param filename ファイル名を文字列で指定します。
@param level 0-9の範囲の整数、または Zlib::NO_COMPRESSION, Zlib::BEST_SPEED,
Zlib::BEST_COMPRESSION, Zlib::DEFAULT_COMPRESSION を指定... -
Zlib
:: Inflate # set _ dictionary(string) -> String (37.0) -
展開に用いる辞書を指定します。string を返します。 このメソッドは Zlib::NeedDict 例外が発生した直後のみ 有効です。詳細は zlib.h を参照して下さい。
展開に用いる辞書を指定します。string を返します。
このメソッドは Zlib::NeedDict 例外が発生した直後のみ
有効です。詳細は zlib.h を参照して下さい。
@param string 展開に用いる辞書を文字列で指定します。
require 'zlib'
def case2(str, dict)
dez = Zlib::Deflate.new
dez.set_dictionary(dict)
comp_str = dez.deflate(str)
comp_str << dez.finish
comp_str.siz... -
prettyprint (37.0)
-
pretty printing アルゴリズムのためのライブラリです。
pretty printing アルゴリズムのためのライブラリです。
=== 使い方
pretty printing アルゴリズムは読みやすいインデントと改行を決定するためのアルゴリズムです。
インデントと改行はユーザによって与えられたツリー構造から決定されます。
つまりユーザは以下のように表示したい内容を保持したツリーを作成する必要があります。
* PrettyPrint.new でバッファを生成します。このとき、バッファの幅と改行文字を指定します。
* PrettyPrint#text を使って、文字列を適宜 挿入します。
* PrettyPrint#group を使って子ノー... -
Digest
:: Base # digest _ length -> Integer (22.0) -
ダイジェストのハッシュ値のバイト長を取得します。 例えば、Digest::MD5であれば16、Digest::SHA1であれば20です。
ダイジェストのハッシュ値のバイト長を取得します。
例えば、Digest::MD5であれば16、Digest::SHA1であれば20です。
本メソッドは、Digest::MD5などのダイジェストのサブクラスにより、
それぞれの実装に適したものにオーバーライドされます。
例: Digest::MD、Digest::SHA1、Digest::SHA512のハッシュ値のバイト長を順番に調べる。
require 'digest'
["MD5", "SHA1", "SHA512"].map{|a| Digest(a).new().digest_length } # => [16, 20, ... -
Digest
:: Base # length -> Integer (22.0) -
ダイジェストのハッシュ値のバイト長を取得します。 例えば、Digest::MD5であれば16、Digest::SHA1であれば20です。
ダイジェストのハッシュ値のバイト長を取得します。
例えば、Digest::MD5であれば16、Digest::SHA1であれば20です。
本メソッドは、Digest::MD5などのダイジェストのサブクラスにより、
それぞれの実装に適したものにオーバーライドされます。
例: Digest::MD、Digest::SHA1、Digest::SHA512のハッシュ値のバイト長を順番に調べる。
require 'digest'
["MD5", "SHA1", "SHA512"].map{|a| Digest(a).new().digest_length } # => [16, 20, ... -
REXML
:: Attributes # length -> Integer (22.0) -
属性の個数を返します。
属性の個数を返します。
//emlist[][ruby]{
require 'rexml/document'
doc = REXML::Document.new(<<EOS)
<root xmlns:foo="http://example.org/foo"
xmlns:bar="http://example.org/bar">
<a foo:att='1' bar:att='2' att='<'/>
</root>
EOS
a = doc.get_elements("/root/a").first
p a.attributes.length # => 3
//}
... -
Readline
:: HISTORY . length -> Integer (22.0) -
ヒストリに格納された内容の数を取得します。
ヒストリに格納された内容の数を取得します。
例: ヒストリの内容を最初から順番に出力する。
require "readline"
Readline::HISTORY.push("foo", "bar", "baz")
p Readline::HISTORY.length #=> 3
@see Readline::HISTORY.empty?