るりまサーチ (Ruby 3.2)

最速Rubyリファレンスマニュアル検索!
13件ヒット [1-13件を表示] (0.019秒)

別のキーワード

  1. object yield_self
  2. _builtin yield_self
  3. _builtin self
  4. tracepoint self
  5. codeobject document_self

ライブラリ

クラス

キーワード

検索結果

Numeric#coerce(other) -> [Numeric] (54550.0)

自身と other が同じクラスになるよう、自身か other を変換し [other, self] という配列にして返します。

自身と other が同じクラスになるよう、自身か other を変換し [other, self] という配列にして返します。

デフォルトでは self と other を Float に変換して [other, self] という配列にして返します。
Numeric のサブクラスは、このメソッドを適切に再定義しなければなりません。
以下は Rational の coerce のソースです。other が自身の知らない数値クラスであった場合、
super を呼んでいることに注意して下さい。


//emlist[例][ruby]{
# lib/rational.rb より

def co...

BigDecimal#coerce(other) -> Array (54502.0)

self と other が同じクラスになるよう、self か other を変換し [other, self] という配列にして返します。

self と other が同じクラスになるよう、self か other を変換し [other,
self] という配列にして返します。

@param other 比較または変換するオブジェクト

BigDecimal#coerce は Ruby における強制型変換のための機能です。
BigDecimal オブジェクトとその他のオブジェクト間の各種の計算は
BigDecimal#coerce の結果を元に行われます。

//emlist[][ruby]{
require "bigdecimal"
a = BigDecimal("1.0")
b = a / 2.0 # => 0.5e0
...

OpenSSL::BN#coerce(other) -> Array (54424.0)

自身と other が同じクラスになるよう、自身か other を変換し [other, self] という配列にして返します。

自身と other が同じクラスになるよう、自身か other を変換し
[other, self] という配列にして返します。

基本的に other が整数のときに、自身を Integer のオブジェクトに
変換して [other, 変換後オブジェクト] にして返します。
それ以外の場合は例外 TypeError を発生させます。

//emlist[][ruby]{
require 'openssl'
p 1.to_bn.coerce(2) # => [2, 1]
//}

@param other 変換の基準となるオブジェクト
@raise TypeError 変換に失敗した場合に発...

Rational#coerce(other) -> Array (54388.0)

自身と other が同じクラスになるよう、自身か other を変換し [other, self] という 配列にして返します。

自身と other が同じクラスになるよう、自身か other を変換し [other, self] という
配列にして返します。

@param other 比較または変換するオブジェクト

//emlist[例][ruby]{
Rational(1).coerce(2) # => [(2/1), (1/1)]
Rational(1).coerce(2.2) # => [2.2, 1.0]
//}

Complex#coerce(other) -> [Complex, Complex] (54370.0)

other を Complex に変換して [変換後の other, self] の配列を返します。

other を Complex に変換して [変換後の other, self] の配列を返します。

@raise TypeError 変換できないオブジェクトを指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Complex(1).coerce(2) # => [(2+0i), (1+0i)]
//}

絞り込み条件を変える

URI::Generic#coerce(oth) -> [URI, URI] (54370.0)

引数 oth をパースして [パース後の oth, self] の配列を返します。

引数 oth をパースして [パース後の oth, self] の配列を返します。

@param oth URI オブジェクトか文字列を指定します。

例:

require 'uri'

uri = URI.parse("http://my.example.com")
uri.coerce("http://foo.com")
# => [#<URI::HTTP:0x00000000bcb028 URL:http://foo.com/>, #<URI::HTTP:0x00000000d92178 URL:http://my.example.com>]

Matrix#coerce(other) -> Array (54340.0)

他の数値オブジェクトとの変換を行います。

他の数値オブジェクトとの変換を行います。

他の数値オブジェクトをMatrix::Scalarのオブジェクトに変換し、selfとの組を配列として返します。

@param other 変換する数値オブジェクト

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
a1 = [1, 2]
a2 = [-1.25, 2.2]
m = Matrix[a1, a2]
r = Rational(1, 2)
p m.coerce(r) #=> [#<Matrix::Scalar:0x832df18 @value=(1/2)>, Matrix[[1, 2], [-1.25, 2.2]]]...

Ruby用語集 (253.0)

Ruby用語集 A B C D E F G I J M N O R S Y

...ってメソッド呼び出し等に
制限を課していた。
しかし、Ruby 2.7 でこの機構は実質的に無効化されて、
Ruby 3.2 で削除された。


: 鬼雲
: Onigmo
Ruby 2.0 以降採用されている正規表現エンジン。鬼車のフォーク。

参照:spe...
...に基づき、行える操作に制限を加える仕組み。

しかし、Ruby 2.7 でこの機構は実質的に無効化されて、
Ruby 3.2 で削除された。


: セッター
: setter
オブジェクトのインスタンス変数に値を代入するためのメソッド。
イン...

Numeric (217.0)

数値を表す抽象クラスです。Integer や Float などの数値クラス は Numeric のサブクラスとして実装されています。

数値を表す抽象クラスです。Integer や Float などの数値クラス
は Numeric のサブクラスとして実装されています。

演算や比較を行うメソッド(+, -, *, /, <=>)は Numeric のサブクラスで定義されま
す。Numeric で定義されているメソッドは、サブクラスで提供されているメソッド
(+, -, *, /, %) を利用して定義されるものがほとんどです。
つまり Numeric で定義されているメソッドは、Numeric のサブクラスとして新たに数値クラスを定義した時に、
演算メソッド(+, -, *, /, %, <=>, coerce)だけを定義すれ...

NEWS for Ruby 2.5.0 (91.0)

NEWS for Ruby 2.5.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

NEWS for Ruby 2.5.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。

== 2.4.0 以降の変更

=== 言語仕様の変更

* トップレベルの定数参照を削除しました 11547
* do/end ブロック内部で rescue/else/ensure を書けるようになりました 12906
* 文字列の式展...

絞り込み条件を変える

BigDecimal#==(other) -> bool (67.0)

self が other と等しい場合に true を、そうでない場合に false を返します。

self が other と等しい場合に true を、そうでない場合に false を返します。

それぞれの値は BigDecimal#coerce で変換して比較される場合があります。

//emlist[][ruby]{
require 'bigdecimal'
BigDecimal('1.0') == 1.0 # => true
//}

BigDecimal#===(other) -> bool (67.0)

self が other と等しい場合に true を、そうでない場合に false を返します。

self が other と等しい場合に true を、そうでない場合に false を返します。

それぞれの値は BigDecimal#coerce で変換して比較される場合があります。

//emlist[][ruby]{
require 'bigdecimal'
BigDecimal('1.0') == 1.0 # => true
//}

BigDecimal#eql?(other) -> bool (67.0)

self が other と等しい場合に true を、そうでない場合に false を返します。

self が other と等しい場合に true を、そうでない場合に false を返します。

それぞれの値は BigDecimal#coerce で変換して比較される場合があります。

//emlist[][ruby]{
require 'bigdecimal'
BigDecimal('1.0') == 1.0 # => true
//}