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tracer (38060.0)

実行トレース出力をとる機能を提供します。

... Kernel.#require する方法です。
hoge.rb の実行をすべてトレース出力します。

ruby -rtracer hoge.rb

もうひとつはソースからrequireする方法です。

require 'tracer'

とした後

Tracer
.on

によりトレース出力を有効にします。

Tracer
.off...
...によりトレース出力を無効にします。

また、ブロック付きで Tracer.on を呼び出すと、そのブロック内のみ
トレースを出力します。

=== サンプルコード

# 例: 式の評価の中でHogeクラスのメソッドが呼び出される時、トレ...
...re 'tracer'

class Hoge
def Hoge.fuga(i)
"fuga #{i}"
end
end

Tracer
.add_filter {|event, file, line, id, binding, klass|
event =~ /line/ and klass.to_s =~ /hoge/i
}
Tracer
.on
for i in 0..3
puts Hoge.fuga(i) if i % 3 == 0
end
Tracer
.off

=== SEE ALSO

Kernel
.#se...

Kernel.#set_trace_func(proc) -> Proc (21018.0)

Ruby インタプリタのイベントをトレースする Proc オブジェクトとして 指定された proc を登録します。 nil を指定するとトレースがオフになります。

...る度に、以下で説明する6個の引数とともに
登録された Proc オブジェクトを実行します。

標準添付の debug、tracer
profile はこの組み込み関数を利用して実現されています。

=== ブロックパラメータの意味

渡す Proc オブジェ...
...uby]{
set_trace_func lambda {|*arg|
p arg
}
class Foo
end
43.to_s

# ----結果----
# ["c-return", "..", 1, :set_trace_func, #<Binding:0xf6ceb8>, Kernel]
# ["line", "..", 4, nil, #<Binding:0x10cbcd8>, nil]
# ["c-call", "..", 4, :inherited, #<Binding:0x10cba98>, Class]
# ["c-return", "..", 4, :inhe...
...["class", "..", 4, nil, #<Binding:0x10cb600>, nil]
# ["end", "..", 5, nil, #<Binding:0x10cb3f0>, nil]
# ["line", "..", 6, nil, #<Binding:0x10cb1e0>, nil]
# ["c-call", "..", 6, :to_s, #<Binding:0x10cafd0>, Fixnum]
# ["c-return", "..", 6, :to_s, #<Binding:0x10cad78>, Fixnum]
//}

@see Kernel.#caller...

Tracer.verbose=(flag) (17030.0)

トレース出力の開始や終了を知らせる文字列("Trace on"または"Trace off")が必要なら真を設定します。

...を知らせる文字列が必要ならtrueを設定します。

require 'tracer'

Tracer
.verbose = true
Tracer
.on {
puts "Hello"
}

# 出力例
Trace on
#0:t5.rb:7::-: puts "Hello"
#0:t5.rb:7:Kernel:>: puts "Hello"
#0:t5.rb:7:IO:>: puts "Hello"
Hello#0:t5.rb:7:IO:<:...
...puts "Hello"
#0:t5.rb:7:IO:>: puts "Hello"

#0:t5.rb:7:IO:<: puts "Hello"
#0:t5.rb:7:Kernel:<: puts "Hello"
Trace off...

Tracer.add_filter {|event, file, line, id, binding, klass| .... } (17012.0)

トレース出力するかどうかを決定するフィルタを追加します。 何もフィルタを与えない場合はすべての行についてトレース情報が出力されます。 与えられた手続き(ブロックまたはProcオブジェクト)が真を返せば トレースは出力されます。

...d, binding, klass の
6 つをとります。
Kernel
.#set_trace_func で指定するものとほぼ同じです。

=== フィルタ手続きのパラメータ

: event
イベントを表す文字列。
以下の種類がある。カッコ内は tracer の出力での表記。

//emlist{
* lin...

Tracer.add_filter(proc) (17012.0)

トレース出力するかどうかを決定するフィルタを追加します。 何もフィルタを与えない場合はすべての行についてトレース情報が出力されます。 与えられた手続き(ブロックまたはProcオブジェクト)が真を返せば トレースは出力されます。

...d, binding, klass の
6 つをとります。
Kernel
.#set_trace_func で指定するものとほぼ同じです。

=== フィルタ手続きのパラメータ

: event
イベントを表す文字列。
以下の種類がある。カッコ内は tracer の出力での表記。

//emlist{
* lin...

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NEWS for Ruby 2.6.0 (90.0)

NEWS for Ruby 2.6.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

...従来でも eval("[__FILE__, __LINE__]", binding) とすることでこれらの情報は得られましたが、
将来的に Kernel.#eval は binding のソースコード行を無視する変更を予定しているため 4352、
この新しいメソッドを用い...
...'x' が追加されました。 11258

* Kernel
* 別名
* Object#then が Object#yield_self の別名として追加されました。 14594
* 新規オプション
* Kernel.#Complex, Kernel.#Float, Kernel.#Integer,
Kernel
.#Rational にエラー処理方法を指定...
...* thwait
* tracer

* BigDecimal
* 以下のメソッドが削除されました。
* BigDecimal.allocate
* BigDecimal.ver
* 全ての BigDecimal オブジェクトが frozen になりました。 13984
* Kernel.#BigDecimal() が文字列を Kernel.#Float() のよ...

NEWS for Ruby 2.7.0 (42.0)

NEWS for Ruby 2.7.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

...ッドの中で、ブロックなしでProc.newやKernel#procを
呼び出すと警告が表示されるようになりました。

//emlist[][ruby]{
def foo
proc
end
foo { puts "Hello" } #=> warning: Capturing the given block using Kernel#proc is deprecated; use `&block` instead
//}

* 非...
...の中で
「Warning[:deprecated] = false」
としてください。

* ブロック付きで呼び出されたメソッドの中で、Kernel#lambdaをブロックなしで呼び出すと
例外が発生するようになりました。

//emlist[][ruby]{
def bar
lambda
end
bar { pu...
...開されていません。
* monitor
* observer
* timeout
* tracer
* uri
* yaml
* did_you_mean gemはbundled gemからdefault gemになりました。

* pathname
* Kernel#PathnameをPathnameを引数として呼んだとき、
新しいPathnameを...

NEWS for Ruby 3.1.0 (36.0)

NEWS for Ruby 3.1.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

...ます。 10917

* Integer
* 新規メソッド
* Integer.try_convert が追加されました。 15211

* Kernel
* 変更されたメソッド
* Kernel#load が第2引数にモジュールを渡せるようになり、渡されたモジュールをトップレベルのモジ...
...した。これは fork(2) のコアメソッドです。このメソッドを直接呼び出さないでください。既存のforkメソッド(Kernel.#fork、Process.fork、IO.popen("-"))によって呼び出されます。アプリケーションモニタリングライブラリは、このメ...
...matrix 0.4.2
* prime 0.1.2
* debug 1.4.0
* 以下が標準添付ライブラリから削除されました。
* dbm
* gdbm
* tracer

* Coverageの計測が一時停止をサポートされるようになりました。 Coverage.suspendで計測を一時停止し、Coverage.r...

irb (36.0)

irb は Interactive Ruby の略です。 irb を使うと、Ruby の式を標準入力から簡単に入力・実行することができます。

...t
非常にシンプルなプロンプトを用いるモード。
--noprompt プロンプトを表示しない。
--tracer コマンド実行時にトレースする。
--back-trace-limit n
バックトレース表示をバックトレー...
...ULT
IRB.conf[:SINGLE_IRB] = false
IRB.conf[:SAVE_HISTORY] = nil
IRB.conf[:USE_LOADER] = true
IRB.conf[:USE_READLINE] = nil
IRB.conf[:USE_TRACER] = true
IRB.conf[:VERBOSE] = true

それぞれの設定値の詳細については、IRB::Context を参照してください。

====[a:custom...
...f[:PROMPT_MODE] = :MY_PROMPT

PROMPT_I, PROMPT_S, PROMPT_C にはフォーマット文字列を指定します。
フォーマット文字列では Kernel.#printf のように
「%」を用いた記法が使えます。
フォーマット文字列で使用可能な記法は以下の通りです。...
...LT
IRB.conf[:SINGLE_IRB] = false
IRB.conf[:SAVE_HISTORY] = 1000
IRB.conf[:USE_LOADER] = true
IRB.conf[:USE_READLINE] = nil
IRB.conf[:USE_TRACER] = true
IRB.conf[:VERBOSE] = true

それぞれの設定値の詳細については、IRB::Context を参照してください。

====[a:custom...