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  1. _builtin -
  2. open-uri open
  3. irb/input-method new
  4. irb/input-method gets
  5. matrix -

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<< 1 2 > >>

Kernel.#puts(*arg) -> nil (24344.0)

引数と改行を順番に 標準出力 $stdout に出力します。 引数がなければ改行のみを出力します。

...引数と改行を順番に 標準出力 $stdout に出力します。
引数がなければ改行のみを出力します。

引数が配列の場合、その要素と改行を順に出力します。
配列や文字列以外のオブジェクトが引数として与えられた場合には、...
...
次に to_s メソッドにより文字列へ変換を試みます。
末尾が改行で終っている引数や配列の要素に対しては puts 自身
は改行を出力しません。

@param arg 出力するオブジェクトを任意個指定します。
@raise IOError 標準出力が書...
...に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
puts
"foo", "bar\n", "baz"
puts
"" # 改行のみ出力
puts
# 改行のみ出力
puts
nil # 改行のみ出力
puts
["oui", "non"]
#=> foo
# bar
# baz
#
#
#
# oui
# non
//}

@see Kernel.#print, Kernel.#p, IO#puts...

Kernel$$stdout -> object (3225.0)

標準出力です。

... Kernel.#print、Kernel.#puts
Kernel
.#p などのデフォルトの出力先となります。
初期値は Object::STDOUT です。
コマンドラインオプションオプション -i を指定した場合には
読み込み元と同じ名前のファイルを表します。

$stdout に...
...トしたいときには、
以下のように $stdout に代入すれば十分です。

//emlist[例][ruby]{
# 標準出力の出力先を /tmp/foo に変更
$stdout = File.open("/tmp/foo", "w")
puts
"foo" # 出力する
$stdout = STDOUT # 元に戻す
//}

自プロセスだけでなく...
...t[例][ruby]{
STDOUT.reopen("/tmp/foo", "w")
//}

また、リダイレクトしたあと
出力先をまた元に戻したい場合は以下のようにします。

//emlist[例][ruby]{
stdout_old = $stdout.dup # 元の $stdout を保存する
$stdout.reopen("/tmp/foo") # $stdout を /...

Kernel.#exit(status = true) -> () (237.0)

Rubyプログラムの実行を終了します。status として整 数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。 デフォルトの終了ステータスは 0(正常終了)です。

...Rubyプログラムの実行を終了します。status として整
数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。
デフォルトの終了ステータスは 0(正常終了)です。

status が true の場合 0、 false の場合 1 を引数に...
...定数
EXIT_SUCCESS、EXIT_FAILURE の値なので、正確には環境依存です。

exit は例外 SystemExit を発生させ
ることによってプログラムの実行を終了させますので、
必要に応じて begin 節で捕捉することができます。

@param status 終了ス...
...テータスを整数か true または false で与えます。

//emlist[例][ruby]{
puts
'start'
begin
puts
'start1...'
exit
rescue SystemExit => err
puts
"end1 with #{err.inspect}"
end

begin
puts
'start2...'
exit
ensure
puts
'end2...'
end
puts
'end' #実行されない

#=> start
#...

Kernel.#open(name, mode = &#39;r&#39;, perm = nil, options = {}) {|ouri| ...} -> object (231.0)

name が http:// や ftp:// で始まっている文字列なら URI のリソースを 取得した上で StringIO オブジェクトまたは Tempfile オブジェクトとして返します。 返されるオブジェクトは OpenURI::Meta モジュールで extend されています。

...name が http:// や ftp:// で始まっている文字列なら URI のリソースを
取得した上で StringIO オブジェクトまたは Tempfile オブジェクトとして返します。
返されるオブジェクトは OpenURI::Meta モジュールで extend されています。

name...
...合は、name はファイル名として扱われ、従来の
Kernel
.#open(name, *rest) が呼ばれます。

ブロックを与えた場合は上の場合と同様、name が http:// や ftp:// で
始まっている文字列なら URI のリソースを取得した上で StringIO オブジェク...
...enURI::Meta モジュールで extend されています。

Ruby2.7以降、open-uriにより拡張されたKernel.openでURLを開くときにwarningが表示されるようになりました。

require 'open-uri'
open("http://www.ruby-lang.org/") {|f|
# ...
}
#=> warning: calling URI...

Kernel.#exit!(status = false) -> () (225.0)

Rubyプログラムの実行を即座に終了します。 status として整数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。 デフォルトの終了ステータスは 1 です。

...Rubyプログラムの実行を即座に終了します。
status として整数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。
デフォルトの終了ステータスは 1 です。

status が true の場合 0、 false の場合 1 を引数に指...
...UCCESS、EXIT_FAILURE の値なので、正確には環境依存です。

exit! は exit とは違って、例外処理などは一切行ないませ
ん。 Kernel.#fork の後、子プロセスを終了させる時などに用
いられます。

@param status 終了ステータスを整数か tru...
...[例][ruby]{
STDOUT.sync = true #表示前に終了しないようにする
puts
'start'
begin
puts
'start1...'
exit!
ensure
puts
'end1...' #実行されない
end
puts
'end' #実行されない

#=> start
# start1...
#終了ステータス:1
//}

@see Kernel.#exit,Kernel.#abort,Kernel.#at_e...

絞り込み条件を変える

Kernel.#open(name, mode = &#39;r&#39;, perm = nil, options = {}) {|ouri| ...} -> object (213.0)

name が http:// や ftp:// で始まっている文字列なら URI のリソースを 取得した上で StringIO オブジェクトまたは Tempfile オブジェクトとして返します。 返されるオブジェクトは OpenURI::Meta モジュールで extend されています。

...name が http:// や ftp:// で始まっている文字列なら URI のリソースを
取得した上で StringIO オブジェクトまたは Tempfile オブジェクトとして返します。
返されるオブジェクトは OpenURI::Meta モジュールで extend されています。

name...
...合は、name はファイル名として扱われ、従来の
Kernel
.#open(name, *rest) が呼ばれます。

ブロックを与えた場合は上の場合と同様、name が http:// や ftp:// で
始まっている文字列なら URI のリソースを取得した上で StringIO オブジェク...
...PError 対象となる URI のスキームが ftp であり、かつリソースの取得に失敗した時に
Net::FTPError のサブクラスが発生します。詳しくは net/ftp
を参照して下さい。

例:

require 'open-uri'
sio = open('htt...

Kernel.#throw(tag, value = nil) -> () (213.0)

Kernel.#catchとの組み合わせで大域脱出を行います。 throw は同じ tag を指定した catch のブロックの終わりまでジャンプします。

...
Kernel
.#catchとの組み合わせで大域脱出を行います。 throw
は同じ tag を指定した catch のブロックの終わりまでジャンプします。

throw は探索時に呼び出しスタックをさかのぼるので、
ジャンプ先は同じメソッド内にあるとは限...
...りません。
もし ensure節 が存在するならジャンプ前に実行します。

同じ tag で待っている catch が存在しない場合は、例外で
スレッドが終了します。

同じ tag であるとは Object#object_id が同じであるという意味です。

@param ta...
...lue catch の戻り値になります。
@raise ArgumentError 同じ tag で待っている catch が存在しない場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
def foo
throw :exit, 25
end

ret = catch(:exit) do
begin
foo
some_process() # 絶対に実行されない
10
ensu...
...引数に対応する任意のオブジェクトです。
@param value catch の戻り値になります。
@raise UncaughtThrowError 同じ tag で待っている catch が存在しない場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
def foo
throw :exit, 25
end

ret = catch(:exit) do
begin...

Kernel.#loop -> Enumerator (207.0)

(中断されない限り)永遠にブロックの評価を繰り返します。 ブロックが指定されなければ、代わりに Enumerator を返します。

...ければ、代わりに Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
loop do
print "Input: "
line = gets
break if !line or line =~ /^qQ/
# ...
end
//}

与えられたブロック内で StopIteration を Kernel.#raise すると
ループを終了して Enumerator が最後に返し...
...
ループを終了させる場合、通常は break を使用してください。

//emlist[例][ruby]{
enum = Enumerator.new { |y|
y << "one"
y << "two"
:ok
}

result = loop {
puts
enum.next
} # => :ok
//}


@return break の引数など、ループ脱出時の値を返します。...

Kernel.#warn(*message, uplevel: nil) -> nil (207.0)

message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE フラグ が nil のときは何も出力しません。

...ら出力します。

u
plevel を指定しない場合は、
このメソッドは以下と同じです。

//emlist[][ruby]{
$stderr.puts(*message) if !$VERBOSE.nil? && !message.empty?
nil
//}

@param message 出力するオブジェクトを任意個指定します。
@param uplevel いくつ前...
...ruby]{
warn "caution!" #=> caution!
$VERBOSE = nil
warn "caution!" # 何もしない
//}

//emlist[uplevel の例][ruby]{
def foo
warn("test message", uplevel: 0) # => test.rb:2: warning: test message
warn("test message", uplevel: 1) # => test.rb:6: warning: test message
warn("test message", u...

Kernel.#warn(*message, uplevel: nil, category: nil) -> nil (207.0)

message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE フラグ が nil のときは何も出力しません。

...ら出力します。

u
plevel を指定しない場合は、
このメソッドは以下と同じです。

//emlist[][ruby]{
$stderr.puts(*message) if !$VERBOSE.nil? && !message.empty?
nil
//}

@param message 出力するオブジェクトを任意個指定します。
@param uplevel いくつ前...
...ruby]{
warn "caution!" #=> caution!
$VERBOSE = nil
warn "caution!" # 何もしない
//}

//emlist[uplevel の例][ruby]{
def foo
warn("test message", uplevel: 0) # => test.rb:2: warning: test message
warn("test message", uplevel: 1) # => test.rb:6: warning: test message
warn("test message", u...
...plevel: 2) # => test message
end
foo
//}

//emlist[category の例][ruby]{
Warning[:deprecated] = true # 非推奨の警告を表示する
warn("deprecated!!", category: :deprecated)
# => deprecated!

Warning[:deprecated] = false # 非推奨の警告を表示しない
warn("deprecated!!", category:...

絞り込み条件を変える

Kernel.#test(cmd, file) -> bool | Time | Integer | nil (120.0)

単体のファイルでファイルテストを行います。

...定します。
@return 下表に特に明記していないものは、真偽値を返します。

以下は cmd として指定できる文字リテラルとその意味です。

: ?r
ファイルを実効 uid で読むことができる
: ?w
ファイルに実効 uid で書くことが...
... uid で実行できる
: ?o
ファイルの所有者が実効 uid である
: ?G
ファイルのグループ所有者が実効 gid である
: ?R
ファイルを実 uid で読むことができる
: ?W
ファイルに実 uid で書くことができる
: ?X
ファイルを実 ui...
...行できる
: ?O
ファイルの所有者が実 uid である
: ?e
ファイルが存在する
: ?z
ファイルサイズが 0 である
: ?s
ファイルサイズが 0 でない (ファイルサイズを返す、0 ならば nil) -> Integer|nil
: ?f
ファイルはプレーン...

Kernel.#test(cmd, file1, file2) -> bool (110.0)

2ファイル間のファイルテストを行います。

...ェクトを指定します。
@param file2 テストするファイルのパスを表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@return 真偽値を返します。

以下は cmd として指定できる文字リテラルとその意味です。

: ?=
ファイル1とファイ...
...刻が古い
: ?-
ファイル1とファイル2が同一のファイルである

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile1", "test1")
IO.write("testfile2", "test2")
%w(= < > -).each do |e|
result = test(e, "testfile1", "testfile2")
puts
"#{e}: #{result}"
end
//}

# => =: true
# => <: false
#...
...=> >: false
# => -: false...
<< 1 2 > >>