モジュール
- FileTest (27)
- Kernel (102)
- Marshal (4)
- Math (27)
- ObjectSpace (10)
- Process (32)
-
Process
:: GID (10) -
Process
:: Sys (15) -
Process
:: UID (10) - Signal (4)
キーワード
- Array (1)
- Complex (2)
- Float (1)
- Hash (1)
- Integer (1)
- Rational (1)
- String (1)
-
_ _ callee _ _ (1) -
_ _ dir _ _ (1) -
_ _ method _ _ (1) -
_ id2ref (1) - ` (1)
- abort (2)
- acos (1)
- acosh (1)
- argv0 (1)
- asin (1)
- asinh (1)
-
at
_ exit (1) - atan (1)
- atan2 (1)
- atanh (1)
- autoload (1)
- autoload? (1)
- binding (1)
-
block
_ given? (1) - blockdev? (1)
- caller (3)
-
caller
_ locations (2) - catch (2)
- cbrt (1)
-
change
_ privilege (2) - chardev? (1)
- chomp (1)
- chop (1)
-
clock
_ gettime (1) - cos (1)
- cosh (1)
-
count
_ objects (1) - daemon (1)
-
define
_ finalizer (2) - detach (1)
- directory? (1)
- dump (2)
-
each
_ object (4) - egid (1)
- eid (2)
- empty? (1)
- erf (1)
- erfc (1)
- euid (1)
- eval (2)
- exec (4)
- executable? (1)
-
executable
_ real? (1) - exist? (1)
- exists? (1)
- exit (1)
- exit! (1)
- exp (1)
- fail (3)
- file? (1)
- fork (2)
- format (1)
- frexp (1)
-
from
_ name (2) - gamma (1)
-
garbage
_ collect (1) - getegid (1)
- geteuid (1)
- getgid (1)
- getpgid (1)
- getpgrp (1)
- getpriority (1)
- getrlimit (1)
- gets (1)
- getsid (1)
- getuid (1)
- gid (1)
-
global
_ variables (1) -
grant
_ privilege (2) - groups (1)
- grpowned? (1)
- gsub (3)
- hypot (1)
- identical? (1)
- initgroups (1)
- issetugid (1)
- iterator? (1)
- kill (1)
- lambda (2)
- ldexp (1)
- lgamma (1)
- list (1)
- load (2)
-
local
_ variables (1) - log (2)
- log10 (1)
- log2 (1)
- loop (2)
- maxgroups (1)
- open (2)
- owned? (1)
- p (1)
- pid (1)
- pipe? (1)
- pp (1)
- ppid (1)
- print (1)
- printf (2)
- proc (2)
- putc (1)
- puts (1)
- raise (3)
- rand (2)
-
re
_ exchange (2) -
re
_ exchangeable? (2) - readable? (1)
-
readable
_ real? (1) - readline (1)
- readlines (1)
- require (1)
-
require
_ relative (1) - restore (1)
- rid (2)
- select (1)
-
set
_ trace _ func (1) - setegid (1)
- seteuid (1)
- setgid (1)
- setgid? (1)
- setpgid (1)
- setpgrp (1)
- setpriority (1)
- setproctitle (1)
- setregid (1)
- setresgid (1)
- setresuid (1)
- setreuid (1)
- setrgid (1)
- setrlimit (2)
- setruid (1)
- setsid (1)
- setuid (1)
- setuid? (1)
-
sid
_ available? (2) - signame (1)
- sin (1)
- sinh (1)
- size (1)
- size? (1)
- sleep (2)
- socket? (1)
- spawn (4)
- sprintf (1)
- sqrt (1)
- srand (2)
- sticky? (1)
- sub (2)
- switch (4)
- symlink? (1)
- syscall (1)
- system (4)
- tan (1)
- tanh (1)
- test (2)
- throw (1)
- times (1)
-
trace
_ var (3) - trap (4)
- uid (1)
-
undefine
_ finalizer (1) -
untrace
_ var (1) - wait (1)
- wait2 (1)
- waitall (1)
- waitpid (1)
- waitpid2 (1)
- warn (1)
-
world
_ readable? (1) -
world
_ writable? (1) - writable? (1)
-
writable
_ real? (1) - zero? (1)
検索結果
先頭5件
-
Kernel
. # format(format , *arg) -> String (670.0) -
format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、 引数をフォーマットした文字列を返します。
format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、
引数をフォーマットした文字列を返します。
@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@see Kernel.#printf,Time#strftime,Date.strptime
=== sprintf フォーマット
Ruby の sprintf フォーマットは基本的に C 言語の sprintf(3)
のものと同じです。ただし、short や long などの C 特有の型に対する修飾子が
ないこと、2進数の指示子(%b, %B)が存在すること、s... -
Kernel
. # sprintf(format , *arg) -> String (670.0) -
format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、 引数をフォーマットした文字列を返します。
format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、
引数をフォーマットした文字列を返します。
@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@see Kernel.#printf,Time#strftime,Date.strptime
=== sprintf フォーマット
Ruby の sprintf フォーマットは基本的に C 言語の sprintf(3)
のものと同じです。ただし、short や long などの C 特有の型に対する修飾子が
ないこと、2進数の指示子(%b, %B)が存在すること、s... -
Math
. # cbrt(x) -> Float (652.0) -
x の立方根(cubic root)を返します。
x の立方根(cubic root)を返します。
@param x 実数
@raise TypeError xに数値以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError xに実数以外の数値を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
-9.upto(9) {|x|
p [x, Math.cbrt(x), Math.cbrt(x)**3]
}
# => [-9, -2.0800838230519, -9.0]
# [-8, -2.0, -8.0]
# [-7, -1.91293118277239, -7.0]
# [-6, -1.8... -
Kernel
. # set _ trace _ func(proc) -> Proc (508.0) -
Ruby インタプリタのイベントをトレースする Proc オブジェクトとして 指定された proc を登録します。 nil を指定するとトレースがオフになります。
Ruby インタプリタのイベントをトレースする Proc オブジェクトとして
指定された proc を登録します。 nil を指定するとトレースがオフになります。
Ruby インタプリタがプログラムを実行する過程で、メソッドの呼び出しや
式の評価などのイベントが発生する度に、以下で説明する6個の引数とともに
登録された Proc オブジェクトを実行します。
標準添付の debug、tracer、
profile はこの組み込み関数を利用して実現されています。
=== ブロックパラメータの意味
渡す Proc オブジェクトのパラメータは
//emlist[][ruby]{
proc{|... -
Kernel
. # chomp(rs = $ / ) -> String (442.0) -
$_.chomp とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。 コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。
$_.chomp とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。
コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。
暗号的になりすぎるきらいがあるため、このメソッドの使用は推奨されていません。
今後はより明示的な $_.chomp を使ってください。
$_.chomp とこのメソッド chomp は以下の点で違いがあります。
* chomp は $_ の値をコピーして、コピーの方を更新し、
$_ に再代入します。
@param rs 末尾から削除する改行コードを指定します。
//emlist[例: ruby -n... -
Kernel
. # chop -> String (406.0) -
$_.chop とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。 コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。
$_.chop とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。
コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。
暗号的になりすぎるきらいがあるため、このメソッドの使用は推奨されていません。
今後はより明示的な $_.chop を使ってください。
$_.chopとこのメソッド chop は以下の点で違いがあります。
* chop は $_ の値をコピーして、コピーの方を更新し、
$_ に再代入します。
//emlist[例][ruby]{
$_ = "test\r\n"
$_ # => "test... -
Kernel
. # gsub(pattern) -> Enumerator (406.0) -
$_.gsub とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。 コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。
$_.gsub とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。
コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。
暗号的になりすぎるきらいがあるため、このメソッドの使用は推奨されていません。
今後はより明示的な $_.gsub を使ってください。
$_.gsub とこのメソッド gsub は以下の点で違いがあります。
* gsub は $_ の値をコピーして、コピーの方を更新し、
$_ に再代入します。
@param pattern 置き換える文字列のパターンを表す文字列か正規表現。
... -
Kernel
. # gsub(pattern) {|matched| . . . } -> String (406.0) -
$_.gsub とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。 コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。
$_.gsub とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。
コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。
暗号的になりすぎるきらいがあるため、このメソッドの使用は推奨されていません。
今後はより明示的な $_.gsub を使ってください。
$_.gsub とこのメソッド gsub は以下の点で違いがあります。
* gsub は $_ の値をコピーして、コピーの方を更新し、
$_ に再代入します。
@param pattern 置き換える文字列のパターンを表す文字列か正規表現。
... -
Kernel
. # gsub(pattern , replace) -> String (406.0) -
$_.gsub とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。 コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。
$_.gsub とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。
コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。
暗号的になりすぎるきらいがあるため、このメソッドの使用は推奨されていません。
今後はより明示的な $_.gsub を使ってください。
$_.gsub とこのメソッド gsub は以下の点で違いがあります。
* gsub は $_ の値をコピーして、コピーの方を更新し、
$_ に再代入します。
@param pattern 置き換える文字列のパターンを表す文字列か正規表現。
... -
Kernel
. # sub(pattern) {|matched| . . . } -> String (406.0) -
$_.sub とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。 コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。
$_.sub とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。
コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。
暗号的になりすぎるきらいがあるため、このメソッドの使用は推奨されていません。
今後はより明示的な $_.sub を使ってください。
@raise ArgumentError replace を指定しなかった場合に発生します。
$_.sub とこのメソッド sub は以下の点で違いがあります。
* sub は $_ の値をコピーして、コピーの方を更新し、
$_ に再代入します。
@param patter... -
Kernel
. # sub(pattern , replace) -> String (406.0) -
$_.sub とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。 コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。
$_.sub とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。
コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。
暗号的になりすぎるきらいがあるため、このメソッドの使用は推奨されていません。
今後はより明示的な $_.sub を使ってください。
@raise ArgumentError replace を指定しなかった場合に発生します。
$_.sub とこのメソッド sub は以下の点で違いがあります。
* sub は $_ の値をコピーして、コピーの方を更新し、
$_ に再代入します。
@param patter... -
Kernel
. # `(command) -> String (382.0) -
command を外部コマンドとして実行し、その標準出力を文字列として 返します。このメソッドは `command` の形式で呼ばれます。
command を外部コマンドとして実行し、その標準出力を文字列として
返します。このメソッドは `command` の形式で呼ばれます。
引数 command に対しダブルクォートで囲まれた文字列と同様の解釈と式展開を行った後、
コマンドとして実行します。
コマンドは評価されるたびに実行されます。コマンドの終了ステータスを得るには、$? を参照します。
コマンドの出力を得る必要がなく、単にコマンドを実行したいだけなら
Kernel.#system を使います。特に端末を制御するコマンドでは
`command` は失敗するかもしれません。
d:spec/literal#command ... -
Kernel
. # open(file , mode _ enc = "r" , perm = 0666) -> IO (382.0) -
file をオープンして、IO(Fileを含む)クラスのインスタンスを返します。
file をオープンして、IO(Fileを含む)クラスのインスタンスを返します。
ブロックが与えられた場合、指定されたファイルをオープンし、
生成した IO オブジェクトを引数としてブロックを実行します。
ブロックの終了時や例外によりブロックを脱出するとき、
ファイルをクローズします。ブロックを評価した結果を返します。
ファイル名 file が `|' で始まる時には続く文字列をコマンドとして起動し、
コマンドの標準入出力に対してパイプラインを生成します
ファイル名が "|-" である時、open は Ruby の子プロセス
を生成し、その子プロセスとの間のパイプ(IOオブジェクト)を... -
Kernel
. # open(file , mode _ enc = "r" , perm = 0666) {|io| . . . } -> object (382.0) -
file をオープンして、IO(Fileを含む)クラスのインスタンスを返します。
file をオープンして、IO(Fileを含む)クラスのインスタンスを返します。
ブロックが与えられた場合、指定されたファイルをオープンし、
生成した IO オブジェクトを引数としてブロックを実行します。
ブロックの終了時や例外によりブロックを脱出するとき、
ファイルをクローズします。ブロックを評価した結果を返します。
ファイル名 file が `|' で始まる時には続く文字列をコマンドとして起動し、
コマンドの標準入出力に対してパイプラインを生成します
ファイル名が "|-" である時、open は Ruby の子プロセス
を生成し、その子プロセスとの間のパイプ(IOオブジェクト)を... -
Kernel
. # printf(format , *arg) -> nil (364.0) -
C 言語の printf と同じように、format に従い引数を文字列に変 換して port に出力します。
C 言語の printf と同じように、format に従い引数を文字列に変
換して port に出力します。
port を省略した場合は標準出力 $stdout に出力します。
引数を 1 つも指定しなければ何もしません。
Ruby における format 文字列の拡張については
Kernel.#sprintfの項を参照してください。
@param port 出力先になるIO のサブクラスのインスタンスです。
@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@raise ArgumentError port を指定したのに ... -
Kernel
. # printf(port , format , *arg) -> nil (364.0) -
C 言語の printf と同じように、format に従い引数を文字列に変 換して port に出力します。
C 言語の printf と同じように、format に従い引数を文字列に変
換して port に出力します。
port を省略した場合は標準出力 $stdout に出力します。
引数を 1 つも指定しなければ何もしません。
Ruby における format 文字列の拡張については
Kernel.#sprintfの項を参照してください。
@param port 出力先になるIO のサブクラスのインスタンスです。
@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@raise ArgumentError port を指定したのに ... -
Process
. # wait(pid = -1 , flags = 0) -> Integer | nil (358.0) -
pid で指定される特定の子プロセスの終了を待ち、そのプロセスが 終了した時に pid を返します。 wait2, waitpid2 は子プロセスの pid と終了ステータスを表す Process::Status オブジェクトの配列を返します。 ノンブロッキングモードで子プロセスがまだ終了していない時には nil を返します。
pid で指定される特定の子プロセスの終了を待ち、そのプロセスが
終了した時に pid を返します。
wait2, waitpid2 は子プロセスの pid と終了ステータスを表す
Process::Status オブジェクトの配列を返します。
ノンブロッキングモードで子プロセスがまだ終了していない時には
nil を返します。
$? に終了した子プロセスの Process::Status オブジェクトがセットされます。
@param pid 子プロセスのプロセス ID を整数で指定します。
0 以上なら指定されたプロセス ID の子プロセスを待ちます。
0 な... -
Process
. # wait2(pid = -1 , flags = 0) -> [Integer , Process :: Status] | nil (358.0) -
pid で指定される特定の子プロセスの終了を待ち、そのプロセスが 終了した時に pid を返します。 wait2, waitpid2 は子プロセスの pid と終了ステータスを表す Process::Status オブジェクトの配列を返します。 ノンブロッキングモードで子プロセスがまだ終了していない時には nil を返します。
pid で指定される特定の子プロセスの終了を待ち、そのプロセスが
終了した時に pid を返します。
wait2, waitpid2 は子プロセスの pid と終了ステータスを表す
Process::Status オブジェクトの配列を返します。
ノンブロッキングモードで子プロセスがまだ終了していない時には
nil を返します。
$? に終了した子プロセスの Process::Status オブジェクトがセットされます。
@param pid 子プロセスのプロセス ID を整数で指定します。
0 以上なら指定されたプロセス ID の子プロセスを待ちます。
0 な... -
Process
. # waitpid(pid = -1 , flags = 0) -> Integer | nil (358.0) -
pid で指定される特定の子プロセスの終了を待ち、そのプロセスが 終了した時に pid を返します。 wait2, waitpid2 は子プロセスの pid と終了ステータスを表す Process::Status オブジェクトの配列を返します。 ノンブロッキングモードで子プロセスがまだ終了していない時には nil を返します。
pid で指定される特定の子プロセスの終了を待ち、そのプロセスが
終了した時に pid を返します。
wait2, waitpid2 は子プロセスの pid と終了ステータスを表す
Process::Status オブジェクトの配列を返します。
ノンブロッキングモードで子プロセスがまだ終了していない時には
nil を返します。
$? に終了した子プロセスの Process::Status オブジェクトがセットされます。
@param pid 子プロセスのプロセス ID を整数で指定します。
0 以上なら指定されたプロセス ID の子プロセスを待ちます。
0 な... -
Process
. # waitpid2(pid = -1 , flags = 0) -> [Integer , Process :: Status] | nil (358.0) -
pid で指定される特定の子プロセスの終了を待ち、そのプロセスが 終了した時に pid を返します。 wait2, waitpid2 は子プロセスの pid と終了ステータスを表す Process::Status オブジェクトの配列を返します。 ノンブロッキングモードで子プロセスがまだ終了していない時には nil を返します。
pid で指定される特定の子プロセスの終了を待ち、そのプロセスが
終了した時に pid を返します。
wait2, waitpid2 は子プロセスの pid と終了ステータスを表す
Process::Status オブジェクトの配列を返します。
ノンブロッキングモードで子プロセスがまだ終了していない時には
nil を返します。
$? に終了した子プロセスの Process::Status オブジェクトがセットされます。
@param pid 子プロセスのプロセス ID を整数で指定します。
0 以上なら指定されたプロセス ID の子プロセスを待ちます。
0 な... -
FileTest
. # owned?(file) -> bool (346.0) -
ファイルのユーザがカレントプロセスの実効ユーザと等しい時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルのユーザがカレントプロセスの実効ユーザと等しい時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "")
File.chown(Process.uid, -1, "testfile")
FileTest.owned?(... -
Kernel
. # eval(expr) -> object (346.0) -
文字列 expr を Ruby プログラムとして評価してその結果を返しま す。第2引数に Binding オブジェクトを与えた場合、 そのオブジェクトを生成したコンテキストで文字列を評価します。
文字列 expr を Ruby プログラムとして評価してその結果を返しま
す。第2引数に
Binding オブジェクトを与えた場合、
そのオブジェクトを生成したコンテキストで文字列を評価します。
expr の中のローカル変数の扱いはブロックの場合と同じです。すなわち、eval
実行前に補足されていた変数は eval 実行後にブロック外に持ち出せます。
fname と lineno が与えられた場合には、ファイル
fname の行番号 lineno から文字列 expr が書かれているかのように
コンパイルされます。スタックトレースの表示などを差し替えることが
できます。
bind によ... -
Kernel
. # eval(expr , bind , fname = "(eval)" , lineno = 1) -> object (346.0) -
文字列 expr を Ruby プログラムとして評価してその結果を返しま す。第2引数に Binding オブジェクトを与えた場合、 そのオブジェクトを生成したコンテキストで文字列を評価します。
文字列 expr を Ruby プログラムとして評価してその結果を返しま
す。第2引数に
Binding オブジェクトを与えた場合、
そのオブジェクトを生成したコンテキストで文字列を評価します。
expr の中のローカル変数の扱いはブロックの場合と同じです。すなわち、eval
実行前に補足されていた変数は eval 実行後にブロック外に持ち出せます。
fname と lineno が与えられた場合には、ファイル
fname の行番号 lineno から文字列 expr が書かれているかのように
コンパイルされます。スタックトレースの表示などを差し替えることが
できます。
bind によ... -
Kernel
. # spawn(env , program , *args , options={}) -> Integer (346.0) -
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した
子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
env に Hash を渡すことで、exec(2) で子プロセス内で
ファイルを実行する前に環境変数を変更することができます。
Hash のキーは環境変数名文字列、Hash の値に設定する値とします。
nil とすることで環境変数が削除(unsetenv(3))されます。
//emlist[例][ruby]{
# FOO を BAR にして BAZ を削除する
pid = spawn({"FOO"=>"BAR", "BAZ"=>nil}, command)
//... -
Kernel
. # spawn(program , *args) -> Integer (346.0) -
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した
子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
env に Hash を渡すことで、exec(2) で子プロセス内で
ファイルを実行する前に環境変数を変更することができます。
Hash のキーは環境変数名文字列、Hash の値に設定する値とします。
nil とすることで環境変数が削除(unsetenv(3))されます。
//emlist[例][ruby]{
# FOO を BAR にして BAZ を削除する
pid = spawn({"FOO"=>"BAR", "BAZ"=>nil}, command)
//... -
Kernel
. # syscall(num , *arg) -> Integer (346.0) -
numで指定された番号のシステムコールを実行します。 第2引数以降をシステムコールの引数として渡します。
numで指定された番号のシステムコールを実行します。
第2引数以降をシステムコールの引数として渡します。
どの数値がどのシステムコールに対応するかは、
syscall(2) や
/usr/include/sys/syscall.h を参照してください。
システムコールの慣習に従い、syscall(2)
が -1 を返す場合には例外 Errno::EXXX が発生します。
それ以外では、返した値をそのまま数値で返します。
ライブラリ fiddle を使えばより高レベルな操作ができます。
@param num システムコール番号です。
@param arg 文字列か、整数です。最大 9 ... -
Kernel
. # test(cmd , file) -> bool | Time | Integer | nil (346.0) -
単体のファイルでファイルテストを行います。
単体のファイルでファイルテストを行います。
@param cmd 以下に示す文字リテラル、文字列、あるいは同じ文字を表す数値
です。文字列の場合はその先頭の文字だけをコマンドとみなします。
@param file テストするファイルのパスを表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@return 下表に特に明記していないものは、真偽値を返します。
以下は cmd として指定できる文字リテラルとその意味です。
: ?r
ファイルを実効 uid で読むことができる
: ?w
ファイルに実効 uid で書くことができる
: ?x
ファイルを... -
Math
. # atanh(x) -> Float (346.0) -
x の逆双曲線正接関数(area hyperbolic tangent)の値を返します。
x の逆双曲線正接関数(area hyperbolic tangent)の値を返します。
=== 定義
atanh(x) = log((1+x)/(1-x)) / 2 [-1 < x < 1]
@param x -1 < x < 1 の実数
@return 実数
@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。
@raise Math::DomainError x に範囲外の実数を指定した場合に発生します。
@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。
@see Math.#tanh -
Process
. # clock _ gettime(clock _ id , unit=:float _ second) -> Float | Integer (346.0) -
POSIX の clock_gettime() 関数の時間を返します。
POSIX の clock_gettime() 関数の時間を返します。
例:
p Process.clock_gettime(Process::CLOCK_MONOTONIC) #=> 896053.968060096
@param clock_id クロックの種類を以下の定数のいずれかで指定します。
サポートされている定数は OS やバージョンに依存します。
: Process::CLOCK_REALTIME
SUSv2 to 4, Linux 2.5.63, FreeBSD 3.0, NetBSD 2.0, OpenBSD 2.1, macOS... -
Marshal
. # dump(obj , limit = -1) -> String (334.0) -
obj を指定された出力先に再帰的に出力します。
obj を指定された出力先に再帰的に出力します。
ファイルに書き出せないオブジェクトをファイルに書き出そうとすると
例外 TypeError が発生します。
ファイルに書き出せないオブジェクトは以下の通りです。
* 名前のついてない Class/Module オブジェクト。(この場
合は、例外 ArgumentError が発生します。無名クラスについて
は、Module.new を参照。)
* システムがオブジェクトの状態を保持するもの。具体的には以下のイン
スタンス。Dir, File::Stat, IO とそのサブクラス
File, Socket など。... -
Marshal
. # dump(obj , port , limit = -1) -> IO (334.0) -
obj を指定された出力先に再帰的に出力します。
obj を指定された出力先に再帰的に出力します。
ファイルに書き出せないオブジェクトをファイルに書き出そうとすると
例外 TypeError が発生します。
ファイルに書き出せないオブジェクトは以下の通りです。
* 名前のついてない Class/Module オブジェクト。(この場
合は、例外 ArgumentError が発生します。無名クラスについて
は、Module.new を参照。)
* システムがオブジェクトの状態を保持するもの。具体的には以下のイン
スタンス。Dir, File::Stat, IO とそのサブクラス
File, Socket など。... -
FileTest
. # setgid?(file) -> bool (328.0) -
ファイルが setgid(2) されている時に真を返 します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルが setgid(2) されている時に真を返
します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
//emlist[例][ruby]{
require 'fileutils'
IO.write("testfile", "")
FileUtils.chmod("g+s", "testfile")
FileTest.setgid?("testfile") # => true
FileUtils.chmod("g-s", "... -
FileTest
. # setuid?(file) -> bool (328.0) -
ファイルが setuid(2) されている時に真を返 します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルが setuid(2) されている時に真を返
します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'fileutils'
IO.write("testfile", "")
FileUtils.chmod("u+s", "testfile")
FileTe... -
FileTest
. # sticky?(file) -> bool (328.0) -
ファイルの sticky ビット(chmod(2) 参照)が 立っている時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルの sticky ビット(chmod(2) 参照)が
立っている時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
//emlist[例][ruby]{
require 'fileutils'
IO.write("testfile", "")
FileUtils.chmod("o+t", "testfile")
FileTest.sticky?("testfile") # => true
FileUtils.... -
Kernel
. # Complex(r , i = 0) -> Complex (328.0) -
実部が r、虚部が i である Complex クラスのオブジェクトを生成します。
実部が r、虚部が i である Complex クラスのオブジェクトを生成します。
@param r 生成する複素数の実部。
@param i 生成する複素数の虚部。省略した場合は 0 です。
@param s 生成する複素数を表す文字列。
@raise ArgumentError 変換できないオブジェクトを指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
Complex(1) # => (1+0i)
Complex(1, 2) # => (1+2i)
Complex('1+1i') # => (1+1i)
Complex('1+1j') #... -
Kernel
. # Complex(s) -> Complex (328.0) -
実部が r、虚部が i である Complex クラスのオブジェクトを生成します。
実部が r、虚部が i である Complex クラスのオブジェクトを生成します。
@param r 生成する複素数の実部。
@param i 生成する複素数の虚部。省略した場合は 0 です。
@param s 生成する複素数を表す文字列。
@raise ArgumentError 変換できないオブジェクトを指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
Complex(1) # => (1+0i)
Complex(1, 2) # => (1+2i)
Complex('1+1i') # => (1+1i)
Complex('1+1j') #... -
Kernel
. # Float(arg) -> Float (328.0) -
引数を浮動小数点数(Float)に変換した結果を返します。
引数を浮動小数点数(Float)に変換した結果を返します。
引数が数値の場合は素直に変換し、文字列の場合
は整数や浮動小数点数と見なせるもののみ変換します。
メソッド Float は文字列に対し String#to_f よりも厳密な変換を行います。
@param arg 変換対象のオブジェクトです。
@raise ArgumentError 整数や浮動小数点数と見なせない文字列を引数に指定した場合に発生します。
@raise TypeError nil またはメソッド to_f を持たないオブジェクトを引数に指定したか、
to_f が浮動小数点数を返さ... -
Kernel
. # fail -> () (328.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。
//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d... -
Kernel
. # fail(error _ type , message = nil , backtrace = caller(0) , cause: $ !) -> () (328.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。
//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d... -
Kernel
. # fail(message , cause: $ !) -> () (328.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。
//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d... -
Kernel
. # lambda -> Proc (328.0) -
与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス) を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。
与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス)
を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。
ブロックが指定されなければ、呼び出し元のメソッドで指定されたブロック
を手続きオブジェクトとして返します。呼び出し元のメソッドがブロックなし
で呼ばれると ArgumentError 例外が発生します。
ただし、ブロックを指定しない呼び出しは推奨されていません。呼び出し元のメソッドで指定されたブロック
を得たい場合は明示的に & 引数でうけるべきです。
ブロックを指定しない lambda は Ruby 2.6 までは警告メッセージ
「warning: tr... -
Kernel
. # lambda { . . . } -> Proc (328.0) -
与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス) を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。
与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス)
を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。
ブロックが指定されなければ、呼び出し元のメソッドで指定されたブロック
を手続きオブジェクトとして返します。呼び出し元のメソッドがブロックなし
で呼ばれると ArgumentError 例外が発生します。
ただし、ブロックを指定しない呼び出しは推奨されていません。呼び出し元のメソッドで指定されたブロック
を得たい場合は明示的に & 引数でうけるべきです。
ブロックを指定しない lambda は Ruby 2.6 までは警告メッセージ
「warning: tr... -
Kernel
. # proc -> Proc (328.0) -
与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス) を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。
与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス)
を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。
ブロックが指定されなければ、呼び出し元のメソッドで指定されたブロック
を手続きオブジェクトとして返します。呼び出し元のメソッドがブロックなし
で呼ばれると ArgumentError 例外が発生します。
ただし、ブロックを指定しない呼び出しは推奨されていません。呼び出し元のメソッドで指定されたブロック
を得たい場合は明示的に & 引数でうけるべきです。
ブロックを指定しない lambda は Ruby 2.6 までは警告メッセージ
「warning: tr... -
Kernel
. # proc { . . . } -> Proc (328.0) -
与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス) を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。
与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス)
を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。
ブロックが指定されなければ、呼び出し元のメソッドで指定されたブロック
を手続きオブジェクトとして返します。呼び出し元のメソッドがブロックなし
で呼ばれると ArgumentError 例外が発生します。
ただし、ブロックを指定しない呼び出しは推奨されていません。呼び出し元のメソッドで指定されたブロック
を得たい場合は明示的に & 引数でうけるべきです。
ブロックを指定しない lambda は Ruby 2.6 までは警告メッセージ
「warning: tr... -
Kernel
. # raise -> () (328.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。
//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d... -
Kernel
. # raise(error _ type , message = nil , backtrace = caller(0) , cause: $ !) -> () (328.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。
//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d... -
Kernel
. # raise(message , cause: $ !) -> () (328.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。
//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d... -
Math
. # acos(x) -> Float (328.0) -
x の逆余弦関数(arccosine)の値をラジアンで返します。
x の逆余弦関数(arccosine)の値をラジアンで返します。
@param x -1.0 <= x <= 1 の範囲内の実数
@return 返される値の範囲は [0, +π] です。
@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。
@raise Math::DomainError x に範囲外の実数を指定した場合に発生します。
@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
Math.acos(0) == Math::PI/2 # => true
//}
@see ... -
Math
. # acosh(x) -> Float (328.0) -
x の逆双曲線余弦関数(area hyperbolic cosine)の値を返します。
x の逆双曲線余弦関数(area hyperbolic cosine)の値を返します。
=== 定義
acosh(x) = log(x + sqrt(x * x - 1)) [x >= 1]
@param x x >= 1 の範囲の実数
@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。
@raise Math::DomainError x に範囲外の実数を指定した場合に発生します。
@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。
@see Math.#cosh -
Math
. # asin(x) -> Float (328.0) -
x の逆正弦関数(arcsine)の値をラジアンで返します。
x の逆正弦関数(arcsine)の値をラジアンで返します。
@param x -1.0 <= x <= 1 の範囲内の実数
@return 返される値の範囲は[-π/2, +π/2] です。
@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。
@raise Math::DomainError x に範囲外の実数を指定した場合に発生します。
@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
Math.asin(1) == Math::PI/2 # => true
//}
@se... -
Math
. # atan2(y , x) -> Float (328.0) -
y / x の逆正接関数(arctangent)の値をラジアンで返します。
y / x の逆正接関数(arctangent)の値をラジアンで返します。
@param y 実数
@param x 実数
@return 返される値の範囲は [-π, π] です。
//emlist[例][ruby]{
Math.atan2(1,0) #=> 1.5707963267949
Math.atan2(-1,0) #=> -1.5707963267949
//}
@raise TypeError y, x に数値以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError y, x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。
@see Math.#... -
Math
. # cos(x) -> Float (328.0) -
x の余弦関数(cosine)の値を返します。
x の余弦関数(cosine)の値を返します。
@param x 実数(ラジアンで与えます)
@return [-1, 1] の実数
@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
Math.cos(Math::PI) # => -1.0
//}
@see Math.#acos -
Math
. # gamma(x) -> Float (328.0) -
x のガンマ関数の値を返します。
x のガンマ関数の値を返します。
@param x 実数
@raise TypeError xに数値以外を指定した場合に発生します。
@raise Math::DomainError x に負の整数、もしくは -∞ を渡した場合に発生します。
@raise RangeError xに実数以外の数値を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
def fact(n) (1..n).inject(1) {|r,i| r*i } end
1.upto(26) {|i| p [i, Math.gamma(i), fact(i-1)] }
# => [1, 1.0, 1... -
Math
. # lgamma(x) -> [Float , Integer] (328.0) -
log(|gamma(x)|) と、gamma(x) の符号を返します。
log(|gamma(x)|) と、gamma(x) の符号を返します。
符号は +1 もしくは -1 で返されます。
@param x 実数
@raise TypeError xに数値以外を指定した場合に発生します。
@raise Math::DomainError x に -∞ を渡した場合に発生します。
@raise RangeError xに実数以外の数値を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
Math.lgamma(0) # => [Infinity, 1]
//}
@see Math.#gamma -
Math
. # log(x) -> Float (328.0) -
x の対数(logarithm)を返します。
x の対数(logarithm)を返します。
引数 x, b の両方に 0 を指定した場合は Float::NAN を返します。
@param x 正の実数を指定します。
@param b 底を指定します。省略した場合は自然対数(natural logarithm)を計算します。
@raise TypeError 引数のどちらかに数値以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError 引数のどちらかに実数以外の数値を指定した場合に発生します。
@raise DomainError 引数のどちらかに負の数を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ru... -
Math
. # log(x , b) -> Float (328.0) -
x の対数(logarithm)を返します。
x の対数(logarithm)を返します。
引数 x, b の両方に 0 を指定した場合は Float::NAN を返します。
@param x 正の実数を指定します。
@param b 底を指定します。省略した場合は自然対数(natural logarithm)を計算します。
@raise TypeError 引数のどちらかに数値以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError 引数のどちらかに実数以外の数値を指定した場合に発生します。
@raise DomainError 引数のどちらかに負の数を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ru... -
Math
. # sinh(x) -> Float (328.0) -
x の双曲線正弦関数(hyperbolic sine)の値を返します。
x の双曲線正弦関数(hyperbolic sine)の値を返します。
=== 定義
sinh(x) = (exp(x) - exp(-x)) / 2
@param x 実数
@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。
@see Math.#asinh -
ObjectSpace
. # define _ finalizer(obj) {|id| . . . } -> Array (328.0) -
obj が解放されるときに実行されるファイナライザ proc を 登録します。同じオブジェクトについて複数回呼ばれたときは置き換えで はなく追加登録されます。固定値 0 と proc を配列にして返します。
obj が解放されるときに実行されるファイナライザ proc を
登録します。同じオブジェクトについて複数回呼ばれたときは置き換えで
はなく追加登録されます。固定値 0 と proc を配列にして返します。
ブロックを指定した場合は、そのブロックがファイナライザになります。
obj の回収時にブロックは obj の ID (BasicObject#__id__)を引数とし
て実行されます。
しかし、後述の問題があるのでブロックでファイナライザを登録するのは難しいでしょう。
@param obj ファイナライザを登録したいオブジェクトを指定します。
@param proc ファイナライザ... -
ObjectSpace
. # define _ finalizer(obj , proc) -> Array (328.0) -
obj が解放されるときに実行されるファイナライザ proc を 登録します。同じオブジェクトについて複数回呼ばれたときは置き換えで はなく追加登録されます。固定値 0 と proc を配列にして返します。
obj が解放されるときに実行されるファイナライザ proc を
登録します。同じオブジェクトについて複数回呼ばれたときは置き換えで
はなく追加登録されます。固定値 0 と proc を配列にして返します。
ブロックを指定した場合は、そのブロックがファイナライザになります。
obj の回収時にブロックは obj の ID (BasicObject#__id__)を引数とし
て実行されます。
しかし、後述の問題があるのでブロックでファイナライザを登録するのは難しいでしょう。
@param obj ファイナライザを登録したいオブジェクトを指定します。
@param proc ファイナライザ... -
Process
. # getrlimit(resource) -> [Integer] (328.0) -
カレントプロセスでのリソースの制限値を、整数の配列として返します。 返り値は、現在の制限値 cur_limit と、制限値として設定可能な最大値 max_limit の 配列 [cur_limit, max_limit] です。
カレントプロセスでのリソースの制限値を、整数の配列として返します。
返り値は、現在の制限値 cur_limit と、制限値として設定可能な最大値 max_limit の
配列 [cur_limit, max_limit] です。
それぞれの limit が Process::RLIM_INFINITY と等しい場合、リソースに制限がないことを意味します。
@param resource リソースの種類を示す定数を指定します。指定できる定数はシステムに依存します。
@raise Errno::EXXX リソースの制限値の取得が失敗した場合に発生します。
@raise NotImplem... -
Process
. # kill(signal , pid , *rest) -> Integer (328.0) -
pid で指定されたプロセスにシグナルを送ります。signal はシグナル番号(整数)かその名前(文字列またはSymbol)で指定します。 全てのシグナル送信に成功した場合、指定した pid の総数を返します。
pid で指定されたプロセスにシグナルを送ります。signal
はシグナル番号(整数)かその名前(文字列またはSymbol)で指定します。
全てのシグナル送信に成功した場合、指定した pid の総数を返します。
@param signal シグナルをシグナル番号(整数)かその名前(文字列またはSymbol)で指定します。負の値を持つシグナル(あるいはシグナル名の前に-)を指定すると、プロセスではなくプロセスグループにシグナルを送ります。
@param pid シグナルを送りたいプロセスのプロセス ID を整数で指定します。ただし、0 以下の場合は以下のような意味になります。
* 0 ... -
Process
. # setpriority(which , who , prio) -> 0 (328.0) -
プロセス、プロセスグループ、 ユーザのいずれかの現在のプライオリティを設定します 。プライオリティの設定に成功した場合は 0 を返します。
プロセス、プロセスグループ、
ユーザのいずれかの現在のプライオリティを設定します
。プライオリティの設定に成功した場合は 0 を返します。
@param which プライオリティを設定する対象の種類を以下の定数のいずれかで指定します。
* Process::PRIO_PROCESS
* Process::PRIO_PGRP
* Process::PRIO_USER
@param who which の値にしたがってプロセス ID、プロセスグループ ID、ユーザ ID のいずれかを整数で指定します。
@param prio プライオリティを -20 から 20 までの整数で設... -
Process
. # setrlimit(resource , cur _ limit , max _ limit) -> nil (328.0) -
カレントプロセスでのリソースの制限値を設定します。
カレントプロセスでのリソースの制限値を設定します。
@param resource リソースの種類を示す定数を指定します。指定できる定数はシステムに依存します。
@param limit resource によって意味が決まる制限値を表す整数もしくは定数を指定します。
soft limit と hard limit 両方にこの値が使われます。
@param cur_limit 現在の制限値(soft limit)を表す整数もしくは定数を指定します。
@param max_limit soft limit として設定可能な最大値(hard limit)を表す整... -
Process
. # setrlimit(resource , limit) -> nil (328.0) -
カレントプロセスでのリソースの制限値を設定します。
カレントプロセスでのリソースの制限値を設定します。
@param resource リソースの種類を示す定数を指定します。指定できる定数はシステムに依存します。
@param limit resource によって意味が決まる制限値を表す整数もしくは定数を指定します。
soft limit と hard limit 両方にこの値が使われます。
@param cur_limit 現在の制限値(soft limit)を表す整数もしくは定数を指定します。
@param max_limit soft limit として設定可能な最大値(hard limit)を表す整... -
Kernel
. # spawn(command , options={}) -> Integer (316.0) -
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した
子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
=== 引数の解釈
この形式では command が shell のメタ文字
//emlist{
* ? {} [] <> () ~ & | \ $ ; ' ` " \n
//}
を含む場合、shell 経由で実行されます。
そうでなければインタプリタから直接実行されます。
@param command コマンドを文字列で指定します。
@param env 更新する環境変数を表す Hash
@param options オプションパラメータ Hash... -
Kernel
. # spawn(env , command , options={}) -> Integer (316.0) -
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した
子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
=== 引数の解釈
この形式では command が shell のメタ文字
//emlist{
* ? {} [] <> () ~ & | \ $ ; ' ` " \n
//}
を含む場合、shell 経由で実行されます。
そうでなければインタプリタから直接実行されます。
@param command コマンドを文字列で指定します。
@param env 更新する環境変数を表す Hash
@param options オプションパラメータ Hash... -
Kernel
. # test(cmd , file1 , file2) -> bool (316.0) -
2ファイル間のファイルテストを行います。
2ファイル間のファイルテストを行います。
@param cmd 以下に示す文字リテラル、文字列、あるいは同じ文字を表す数値
です。文字列の場合はその先頭の文字だけをコマンドとみなします。
@param file1 テストするファイルのパスを表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@param file2 テストするファイルのパスを表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@return 真偽値を返します。
以下は cmd として指定できる文字リテラルとその意味です。
: ?=
ファイル1とファイル2の最終更新時刻が等しい
: ?>
フ... -
FileTest
. # blockdev?(file) -> bool (310.0) -
ファイルがブロックスペシャルファイルである時に真を返します。 そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルがブロックスペシャルファイルである時に真を返します。
そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。
例:
Dir.glob("/dev/*") { |file|
puts file if FileTest.blockdev?(file)
}
# /dev/disk0
# /dev/di... -
FileTest
. # chardev?(file) -> bool (310.0) -
ファイルがキャラクタスペシャルファイルの時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルがキャラクタスペシャルファイルの時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。
例:
Dir.glob("/dev/*") { |file|
puts file if FileTest.chardev?(file)
}
# /dev/console
# /dev/tty... -
FileTest
. # directory?(file) -> bool (310.0) -
ファイルがディレクトリの時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルがディレクトリの時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。
例:
FileTest.directory?('/etc') # => true
FileTest.directory?('/etc/passwd') # => false
f = File.open('/etc')... -
FileTest
. # empty?(file) -> bool (310.0) -
ファイルが存在して、そのサイズが 0 である時に真を返します。 そうでない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合には false を返します。
ファイルが存在して、そのサイズが 0 である時に真を返します。
そうでない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合には false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。
//emlist[例:][ruby]{
IO.write("zero.txt", "")
FileTest.zero?("zero.txt") # => true
IO.write("nonzero.txt", "1")
Fil... -
FileTest
. # executable?(file) -> bool (310.0) -
ファイルがカレントプロセスにより実行できる時に真を返しま す。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルがカレントプロセスにより実行できる時に真を返しま
す。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列を指定します。
例:
FileTest.executable?('/bin') # => true
FileTest.executable?('/bin/bash') # => true -
FileTest
. # executable _ real?(file) -> bool (310.0) -
ファイルがカレントプロセスの実ユーザか実グループで実行できる時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルがカレントプロセスの実ユーザか実グループで実行できる時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列を指定します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("empty.txt", "")
File.chmod(0744, "empty.txt")
FileTest.executable_real?("empty.txt") # => true
File.chmod(0644, "empty.txt")
FileTest.ex... -
FileTest
. # exist?(file) -> bool (310.0) -
ファイルが存在する時に真を返します。そうでない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルが存在する時に真を返します。そうでない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。
例:
FileTest.exist?('/etc/passwd') # => true
FileTest.exist?('/etc') # => true
FileTest.exist?('/etc/no_such_file') # => false... -
FileTest
. # exists?(file) -> bool (310.0) -
このメソッドは Ruby 2.1 から deprecated です。FileTest.#exist? を使用してください。
このメソッドは Ruby 2.1 から deprecated です。FileTest.#exist? を使用してください。 -
FileTest
. # file?(file) -> bool (310.0) -
ファイルが通常ファイルである時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルが通常ファイルである時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。
例:
FileTest.file?('/bin/bash') # => true
FileTest.file?('/bin') # => false
FileTest.file?('/no_such_file') ... -
FileTest
. # grpowned?(file) -> bool (310.0) -
ファイルのグループ ID がカレントプロセスの実効グループ ID と等しい時に真を返 します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルのグループ ID がカレントプロセスの実効グループ ID と等しい時に真を返
します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "")
File.chown(-1, Process.gid, "testfile")
FileT... -
FileTest
. # identical?(file1 , file2) -> bool (310.0) -
file1 と file2 が同じファイルを指している時に真を返します。 そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
file1 と file2 が同じファイルを指している時に真を返します。
そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ruby 1.8.3 以前ではKernel.#test(?-, file1, file2)を使ってください。
open("a", "w") {}
p File.identical?("a", "a") #=> true
p File.identical?("a", "./a") #=> true
File.link("a", "b")
p File.identical... -
FileTest
. # pipe?(file) -> bool (310.0) -
指定したファイルがパイプである時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
指定したファイルがパイプである時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。
例:
r, w = IO.pipe
FileTest.pipe?(r) # => true
FileTest.pipe?(w) # => true -
FileTest
. # readable?(file) -> bool (310.0) -
ファイルがカレントプロセスにより読み込み可能な時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルがカレントプロセスにより読み込み可能な時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列を指定します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "")
File.chmod(0644, "testfile")
FileTest.readable?("testfile") # => true
File.chmod(0200, "testfile")
FileTest.readable?("testfile"... -
FileTest
. # readable _ real?(file) -> bool (310.0) -
ファイルがカレントプロセスの実ユーザか実グループによって読み込み可能な時に真を 返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルがカレントプロセスの実ユーザか実グループによって読み込み可能な時に真を
返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列を指定します。
@see FileTest.#readable? -
FileTest
. # size(file) -> Integer (310.0) -
ファイルのサイズを返します。
ファイルのサイズを返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise Errno::EXXX file が存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合に発生します。
@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。
@see FileTest.#size?, FileTest.#zero?
例:
FileTest.size('/etc/passwd') # => 5925 -
FileTest
. # size?(file) -> Integer | nil (310.0) -
ファイルのサイズを返します。ファイルが存在しない時や ファイルのサイズが0の時には nil を返します。
ファイルのサイズを返します。ファイルが存在しない時や
ファイルのサイズが0の時には nil を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "test")
FileTest.size?("testfile") # => 4
File.delete("testfile")
FileTest.size?("testfile") ... -
FileTest
. # socket?(file) -> bool (310.0) -
ファイルがソケットである時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルがソケットである時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
require "socket"
IO.write("testfile", "test")
p FileTest.socket?("testfile") ... -
FileTest
. # symlink?(file) -> bool (310.0) -
ファイルがシンボリックリンクである時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルがシンボリックリンクである時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列を指定します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "test")
FileTest.symlink?("testfile") # => false
File.symlink("testfile", "testlink")
FileTest.symlink?("testlink") # => true
//} -
FileTest
. # world _ readable?(path) -> Integer | nil (310.0) -
path が全てのユーザから読めるならばそのファイルのパーミッションを表す 整数を返します。そうでない場合は nil を返します。
path が全てのユーザから読めるならばそのファイルのパーミッションを表す
整数を返します。そうでない場合は nil を返します。
整数の意味はプラットフォームに依存します。
@param path パスを表す文字列を指定します。
m = FileTest.world_readable?("/etc/passwd")
"%o" % m # => "644" -
FileTest
. # world _ writable?(path) -> bool (310.0) -
path が全てのユーザから書き込めるならば、そのファイルのパーミッションを表す 整数を返します。そうでない場合は nil を返します。
path が全てのユーザから書き込めるならば、そのファイルのパーミッションを表す
整数を返します。そうでない場合は nil を返します。
整数の意味はプラットフォームに依存します。
@param path パスを表す文字列を指定します。
m = FileTest.world_writable?("/tmp")
"%o" % m #=> "777" -
FileTest
. # writable?(file) -> bool (310.0) -
ファイルがカレントプロセスにより書き込み可能である時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルがカレントプロセスにより書き込み可能である時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列を指定します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "test")
File.chmod(0600, "testfile")
FileTest.writable?("testfile") # => true
File.chmod(0400, "testfile")
FileTest.writable?("tes... -
FileTest
. # writable _ real?(file) -> bool (310.0) -
ファイルがカレントプロセスの実ユーザか実グループによって書き込み可能である時に真 を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルがカレントプロセスの実ユーザか実グループによって書き込み可能である時に真
を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列を指定します。
@see FileTest.#writable? -
FileTest
. # zero?(file) -> bool (310.0) -
ファイルが存在して、そのサイズが 0 である時に真を返します。 そうでない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合には false を返します。
ファイルが存在して、そのサイズが 0 である時に真を返します。
そうでない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合には false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。
//emlist[例:][ruby]{
IO.write("zero.txt", "")
FileTest.zero?("zero.txt") # => true
IO.write("nonzero.txt", "1")
Fil... -
Kernel
. # Array(arg) -> Array (310.0) -
引数を配列(Array)に変換した結果を返します。
引数を配列(Array)に変換した結果を返します。
arg.to_ary と arg.to_a をこの順に呼び出して、返ってきた配列を変換結果とします。
arg に to_ary, to_a のいずれのメソッドも定義されていない場合は
一要素の配列 [arg] を返します。
@param arg 変換対象のオブジェクトです。
@raise TypeError to_ary, to_a の返り値が配列でなければ発生します
//emlist[例][ruby]{
p Array({:it => 3}) #=> [[:it, 3]]
p Array(nil) #=> []
p Array("... -
Kernel
. # Hash(arg) -> Hash (310.0) -
引数 arg で指定したオブジェクトを to_hash メソッドを呼び出す事で Hash オブジェクトに変換します。nil か [] を指定した場合は空の Hash オブジェクトを返します。
引数 arg で指定したオブジェクトを to_hash メソッドを呼び出す事で
Hash オブジェクトに変換します。nil か [] を指定した場合は空の
Hash オブジェクトを返します。
@param arg 変換対象のオブジェクトを指定します。
//emlist[例][ruby]{
Hash([]) # => {}
Hash(nil) # => {}
Hash(key: :value) # => {:key => :value}
Hash([1, 2, 3]) # => TypeError
//}
@raise TypeError 変換できな... -
Kernel
. # Integer(arg , base = 0) -> Integer (310.0) -
引数を整数(Fixnum,Bignum)に変換した結果を返します。
引数を整数(Fixnum,Bignum)に変換した結果を返します。
引数が数値の場合は直接変換し(小数点以下切り落とし)、
文字列の場合は、進数を表す接頭辞を含む整数表現とみなせる文字列のみ
変換します。
数値と文字列以外のオブジェクトに対しては arg.to_int, arg.to_i を
この順に使用して変換します。
@param arg 変換対象のオブジェクトです。
@param base 基数として0か2から36の整数を指定します(引数argに文字列を指
定した場合のみ)。省略するか0を指定した場合はプリフィクスか
ら基数を判断... -
Kernel
. # Rational(x , y = 1) -> Rational (310.0) -
引数を有理数(Rational)に変換した結果を返します。
引数を有理数(Rational)に変換した結果を返します。
@param x 変換対象のオブジェクトです。
@param y 変換対象のオブジェクトです。省略した場合は x だけを用いて
Rational オブジェクトを作成します。
@raise ArgumentError 変換できないオブジェクトを指定した場合に発生します。
引数 x、y の両方を指定した場合、x/y した Rational オブジェクトを
返します。
//emlist[例][ruby]{
Rational("1/3") # => (1/3)
Rational(1, 3) ... -
Kernel
. # String(arg) -> String (310.0) -
引数を文字列(String)に変換した結果を返します。
引数を文字列(String)に変換した結果を返します。
arg.to_s を呼び出して文字列に変換します。
arg が文字列の場合、何もせず arg を返します。
@param arg 変換対象のオブジェクトです。
@raise TypeError to_s の返り値が文字列でなければ発生します。
//emlist[例][ruby]{
class Foo
def to_s
"hogehoge"
end
end
arg = Foo.new
p String(arg) #=> "hogehoge"
//}
@see Object#to_s,String -
Kernel
. # _ _ callee _ _ -> Symbol | nil (310.0) -
現在のメソッド名を返します。 メソッドの外で呼ばれると nil を返します。
現在のメソッド名を返します。
メソッドの外で呼ばれると nil を返します。
//emlist[例][ruby]{
def foo
p __callee__
end
alias :bar :foo
foo # => :foo
bar # => :bar
p __callee__ # => nil
//}
Kernel.#__method__ とは異なり、現在のメソッド名が alias されたメ
ソッドの場合には alias 先のメソッド名を返します。
@see Kernel.#__method__ -
Kernel
. # _ _ dir _ _ -> String | nil (310.0) -
現在のソースファイル(__FILE__)のあるディレクトリ名を正規化された絶対パ スで返します。シンボリックリンクも解決されます。また、__FILE__ が nil の場合は nil を返します。
現在のソースファイル(__FILE__)のあるディレクトリ名を正規化された絶対パ
スで返します。シンボリックリンクも解決されます。また、__FILE__ が nil
の場合は nil を返します。 -
Kernel
. # _ _ method _ _ -> Symbol | nil (310.0) -
現在のメソッド名を返します。 メソッドの外で呼ばれると nil を返します。
現在のメソッド名を返します。
メソッドの外で呼ばれると nil を返します。
//emlist[例][ruby]{
def foo
p __method__
end
alias :bar :foo
foo #=> :foo
bar #=> :foo
p __method__ #=> nil
//}
現在のメソッド名が alias されたメソッドの場合でも alias 元のメソッド名
を返します。 -
Kernel
. # abort -> () (310.0) -
Ruby プログラムをエラーメッセージ付きで終了します。終了ステータスは 1 固定です。
Ruby プログラムをエラーメッセージ付きで終了します。終了ステータスは 1 固定です。
このメソッドと Kernel.#exit との違いは、プログラムの終了ステー
タスが 1 (正確にはCレベルの定数 EXIT_FAILURE の値)固定であることと、
エラーメッセージを標準エラー出力 $stderr に出力することです。
引数 message を指定すると SystemExit クラスの
Exception#message に message を設定し
て標準エラー出力に出力します。
@param message エラーメッセージ文字列です。
//emlist[][ruby]... -
Kernel
. # abort(message) -> () (310.0) -
Ruby プログラムをエラーメッセージ付きで終了します。終了ステータスは 1 固定です。
Ruby プログラムをエラーメッセージ付きで終了します。終了ステータスは 1 固定です。
このメソッドと Kernel.#exit との違いは、プログラムの終了ステー
タスが 1 (正確にはCレベルの定数 EXIT_FAILURE の値)固定であることと、
エラーメッセージを標準エラー出力 $stderr に出力することです。
引数 message を指定すると SystemExit クラスの
Exception#message に message を設定し
て標準エラー出力に出力します。
@param message エラーメッセージ文字列です。
//emlist[][ruby]...