ライブラリ
- ビルトイン (163)
クラス
-
ARGF
. class (6) - Array (2)
- Binding (3)
-
Encoding
:: Converter (3) - Enumerator (2)
-
Enumerator
:: Lazy (2) - Exception (2)
- File (2)
-
File
:: Stat (2) - IO (17)
- MatchData (4)
- Module (2)
- Object (3)
- Set (52)
- String (3)
- Thread (6)
- Time (5)
- TracePoint (1)
モジュール
- Enumerable (14)
- FileTest (2)
- Kernel (8)
- Process (7)
-
Process
:: Sys (11)
キーワード
-
$ -I (1) -
$ : (1) -
$ @ (1) -
$ LOAD _ PATH (1) - & (1)
- + (1)
- - (1)
- << (1)
- == (1)
- === (1)
- ENETRESET (1)
- IO (1)
-
SEEK
_ SET (1) - TracePoint (1)
- [] (2)
- ^ (1)
- add (1)
- add? (1)
-
add
_ trace _ func (1) - advise (1)
- all? (3)
- any? (3)
-
backtrace
_ locations (1) - binread (1)
- binwrite (1)
- byteindex (1)
- byteoffset (2)
- byterindex (1)
- caller (3)
-
class
_ variable _ set (1) - classify (1)
- clear (1)
- clone (1)
- collect! (1)
-
const
_ set (1) -
copy
_ stream (1) -
defined
_ class (1) - delete (1)
- delete? (1)
-
delete
_ if (1) - difference (2)
- disjoint? (1)
- divide (2)
- dup (1)
- each (1)
- empty? (1)
-
external
_ encoding (1) - filter! (1)
- flatten (1)
- flatten! (1)
- getlocal (1)
-
gmt
_ offset (1) - gmtoff (1)
- include? (1)
- inspect (1)
-
instance
_ variable _ defined? (1) -
instance
_ variable _ get (1) -
instance
_ variable _ set (1) -
internal
_ encoding (2) - intersect? (1)
- intersection (2)
- issetugid (1)
-
keep
_ if (1) - length (1)
-
local
_ variable _ defined? (1) -
local
_ variable _ get (1) -
local
_ variable _ set (1) - localtime (1)
- map! (1)
- member? (1)
- merge (1)
- new (2)
- none? (3)
- offset (2)
- one? (3)
- pos= (1)
- pread (1)
-
primitive
_ convert (3) -
proper
_ subset? (1) -
proper
_ superset? (1) - pwrite (1)
- read (1)
- reject! (1)
- replace (1)
- reset (1)
- seek (2)
- select! (1)
-
set
_ backtrace (1) -
set
_ encoding (6) -
set
_ encoding _ by _ bom (1) -
set
_ trace _ func (2) - setbyte (1)
- setegid (1)
- seteuid (1)
- setgid (1)
- setgid? (3)
- setpgid (1)
- setpgrp (1)
- setpriority (1)
- setproctitle (1)
- setregid (1)
- setresgid (1)
- setresuid (1)
- setreuid (1)
- setrgid (1)
- setrlimit (2)
- setruid (1)
- setsid (1)
- setuid (1)
- setuid? (3)
- size (1)
- subset? (1)
- subtract (1)
- superset? (1)
- sysseek (1)
-
thread
_ variable? (1) -
thread
_ variable _ get (1) -
thread
_ variable _ set (1) -
to
_ a (1) -
to
_ s (1) -
to
_ set (2) - union (1)
-
utc
_ offset (1) -
with
_ index (4) - write (1)
- | (1)
検索結果
先頭5件
-
Set (138199.0)
-
集合を表すクラスです。要素の間に順序関係はありません。
集合を表すクラスです。要素の間に順序関係はありません。
集合とは重複のないオブジェクトの集まりです。
Array の持つ演算機能と Hash の高速な検索機能を合わせ持ちます。
Set は内部記憶として Hash を使うため、集合要素の等価性は
Object#eql? と Object#hash を用いて判断されます。
したがって、集合の各要素には、これらのメソッドが適切に定義されている
必要があります。
Set クラスでは、集合要素を取り出す際の順序は保証されません。
=== 注意事項
集合オブジェクトに対する freeze メソッドの効果は、
内部記憶として保持するハッシュにも... -
Set
# proper _ subset?(set) -> bool (105853.0) -
self が集合 set の部分集合である場合に true を返します。
self が集合 set の部分集合である場合に true を返します。
subset? は、2 つの集合が等しい場合にも true となります。
proper_subset? は、2 つの集合が等しい場合には false を返します。
@param set 比較対象の Set オブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数が Set オブジェクトでない場合に発生します。
//emlist[][ruby]{
s = Set[1, 2]
p s.subset?(Set[1, 2, 3]) # => true
p s.subset?(Set[1... -
Set
# proper _ superset?(set) -> bool (105853.0) -
self が集合 set の上位集合 (スーパーセット) である場合に true を 返します。
self が集合 set の上位集合 (スーパーセット) である場合に true を
返します。
superset? は、2 つの集合が等しい場合にも true となります。
proper_superset? は、2 つの集合が等しい場合には false を返します。
@param set 比較対象の Set オブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数が Set オブジェクトでない場合に発生します。
//emlist[][ruby]{
s = Set[1, 2, 3]
p s.superset?(Set[1, 2]) # => t... -
Set
# subset?(set) -> bool (105853.0) -
self が集合 set の部分集合である場合に true を返します。
self が集合 set の部分集合である場合に true を返します。
subset? は、2 つの集合が等しい場合にも true となります。
proper_subset? は、2 つの集合が等しい場合には false を返します。
@param set 比較対象の Set オブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数が Set オブジェクトでない場合に発生します。
//emlist[][ruby]{
s = Set[1, 2]
p s.subset?(Set[1, 2, 3]) # => true
p s.subset?(Set[1... -
Set
# superset?(set) -> bool (105853.0) -
self が集合 set の上位集合 (スーパーセット) である場合に true を 返します。
self が集合 set の上位集合 (スーパーセット) である場合に true を
返します。
superset? は、2 つの集合が等しい場合にも true となります。
proper_superset? は、2 つの集合が等しい場合には false を返します。
@param set 比較対象の Set オブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数が Set オブジェクトでない場合に発生します。
//emlist[][ruby]{
s = Set[1, 2, 3]
p s.superset?(Set[1, 2]) # => t... -
Set
# reset -> self (105301.0) -
キーのハッシュ値を再計算します。
キーのハッシュ値を再計算します。
既存の要素の変更後、内部状態をリセットして self を返します。
要素はインデックスし直され、重複削除されます。
@see Hash#rehash -
Set
# divide {|o1 , o2| . . . } -> Set (87721.0) -
元の集合をブロックで定義される関係で分割し、その結果を集合として返します。
元の集合をブロックで定義される関係で分割し、その結果を集合として返します。
ブロックパラメータが 1 個の場合、block.call(o1) == block.call(o2) が真
ならば、o1 と o2 は同じ分割に属します。
ブロックパラメータが 2 個の場合、block.call(o1, o2) が真ならば、
o1 と o2 は同じ分割に属します。
この場合、block.call(o1, o2) == block.call(o2, o1)
が成立しないブロックを与えると期待通りの結果が得られません。
//emlist[例1][ruby]{
numbers = Set.new(1... -
Set
# divide {|o| . . . } -> Set (87721.0) -
元の集合をブロックで定義される関係で分割し、その結果を集合として返します。
元の集合をブロックで定義される関係で分割し、その結果を集合として返します。
ブロックパラメータが 1 個の場合、block.call(o1) == block.call(o2) が真
ならば、o1 と o2 は同じ分割に属します。
ブロックパラメータが 2 個の場合、block.call(o1, o2) が真ならば、
o1 と o2 は同じ分割に属します。
この場合、block.call(o1, o2) == block.call(o2, o1)
が成立しないブロックを与えると期待通りの結果が得られません。
//emlist[例1][ruby]{
numbers = Set.new(1... -
Set
# disjoint?(set) -> bool (87514.0) -
self と set が互いに素な集合である場合に true を返します。
self と set が互いに素な集合である場合に true を返します。
逆に self と set の共通集合かを確認する場合には Set#intersect? を
使用します。
@param self Set オブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数が Set オブジェクトでない場合に発生します。
//emlist[][ruby]{
p Set[1, 2, 3].disjoint? Set[3, 4] # => false
p Set[1, 2, 3].disjoint? Set[4, 5] # => true
//}
@see Set#int... -
Set
# intersect?(set) -> bool (87496.0) -
self と set の共通要素がある場合に true を返します。
self と set の共通要素がある場合に true を返します。
@param self Set オブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数が Set オブジェクトでない場合に発生します。
p Set[1, 2, 3].intersect?(Set[3, 4]) # => true
p Set[1, 2, 3].intersect?(Set[4, 5]) # => false
@see Set#intersection, Set#disjoint? -
Set
# ==(set) -> bool (87430.0) -
2 つの集合が等しいときに true を返します。
2 つの集合が等しいときに true を返します。
より厳密には、引数 set が Set オブジェクトであり、self と set が同数の
要素を持ち、かつそれらの要素がすべて等しい場合に true となります。
それ以外の場合には、false を返します。
要素の等しさは Object#eql? により判定されます。
@param set 比較対象のオブジェクトを指定します。
//emlist[][ruby]{
s1 = Set[10, 20, 30]
s2 = Set[10, 30, 40]
s3 = Set[30, 10, 30, 20]
p s1 == s2 # => fa... -
Set
. new(enum = nil) -> Set (87415.0) -
引数 enum で与えられた要素を元に、新しい集合を作ります。
引数 enum で与えられた要素を元に、新しい集合を作ります。
引数を指定しない場合、または引数が nil である場合には、空の集合を
作ります。
引数を与えてブロックを与えない場合、enum の各要素からなる集合を
作ります。
引数とブロックの両方を与えた場合、enum の各要素についてブロックを
評価し、その結果を新しい集合の要素とします。
@param enum 集合要素を格納するオブジェクトを指定します。
enum には each メソッドが定義されている必要があります。
@raise ArgumentError 引数 enum が与えられて、かつ enum に... -
Set
. new(enum = nil) {|o| . . . } -> Set (87415.0) -
引数 enum で与えられた要素を元に、新しい集合を作ります。
引数 enum で与えられた要素を元に、新しい集合を作ります。
引数を指定しない場合、または引数が nil である場合には、空の集合を
作ります。
引数を与えてブロックを与えない場合、enum の各要素からなる集合を
作ります。
引数とブロックの両方を与えた場合、enum の各要素についてブロックを
評価し、その結果を新しい集合の要素とします。
@param enum 集合要素を格納するオブジェクトを指定します。
enum には each メソッドが定義されている必要があります。
@raise ArgumentError 引数 enum が与えられて、かつ enum に... -
Set
# flatten -> Set (87412.0) -
集合を再帰的に平坦化します。
集合を再帰的に平坦化します。
flatten は、平坦化した集合を新しく作成し、それを返します。
flatten! は、元の集合を破壊的に平坦化します。集合の要素に変更が
発生した場合には self を、そうでない場合には nil を返します。
@raise ArgumentError 集合の要素として self が再帰的に現れた場合に発生
します。
//emlist[][ruby]{
s = Set[Set[1,2], 3]
p s.flatten # => #<Set: {1, 2, 3}>
p s # => #<Set:... -
Set
# clone -> Set (87379.0) -
集合を複製して返します。
集合を複製して返します。
dup は、集合の内容と taint 情報のみコピーします。
clone は、それに加えて、freeze 情報と特異メソッドをコピーします。
いずれも共通して、内部記憶として保持するハッシュもコピーしますが、
集合の要素そのものはコピーしません。
Set クラスでは、dup と clone に共通して、内部記憶として
用いるハッシュも含めて taint 情報をコピーします。
ただし、clone では内部記憶の freeze 情報はコピーされません。
このため、freeze された集合を clone した場合、生成された集合の要素は
変更可能である点に注意してくだ... -
Set
# dup -> Set (87379.0) -
集合を複製して返します。
集合を複製して返します。
dup は、集合の内容と taint 情報のみコピーします。
clone は、それに加えて、freeze 情報と特異メソッドをコピーします。
いずれも共通して、内部記憶として保持するハッシュもコピーしますが、
集合の要素そのものはコピーしません。
Set クラスでは、dup と clone に共通して、内部記憶として
用いるハッシュも含めて taint 情報をコピーします。
ただし、clone では内部記憶の freeze 情報はコピーされません。
このため、freeze された集合を clone した場合、生成された集合の要素は
変更可能である点に注意してくだ... -
Set
# +(enum) -> Set (87364.0) -
和集合、すなわち、2 つの集合の少なくともどちらか一方に属するすべての 要素からなる新しい集合を作ります。
和集合、すなわち、2 つの集合の少なくともどちらか一方に属するすべての
要素からなる新しい集合を作ります。
@param enum each メソッドが定義されたオブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数 enum に each メソッドが定義されていない場合に
発生します。
//emlist[][ruby]{
p Set[10, 20, 30] + Set[10, 20, 40]
# => #<Set: {10, 20, 30, 40}>
//} -
Set
# union(enum) -> Set (87364.0) -
和集合、すなわち、2 つの集合の少なくともどちらか一方に属するすべての 要素からなる新しい集合を作ります。
和集合、すなわち、2 つの集合の少なくともどちらか一方に属するすべての
要素からなる新しい集合を作ります。
@param enum each メソッドが定義されたオブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数 enum に each メソッドが定義されていない場合に
発生します。
//emlist[][ruby]{
p Set[10, 20, 30] + Set[10, 20, 40]
# => #<Set: {10, 20, 30, 40}>
//} -
Set
# |(enum) -> Set (87364.0) -
和集合、すなわち、2 つの集合の少なくともどちらか一方に属するすべての 要素からなる新しい集合を作ります。
和集合、すなわち、2 つの集合の少なくともどちらか一方に属するすべての
要素からなる新しい集合を作ります。
@param enum each メソッドが定義されたオブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数 enum に each メソッドが定義されていない場合に
発生します。
//emlist[][ruby]{
p Set[10, 20, 30] + Set[10, 20, 40]
# => #<Set: {10, 20, 30, 40}>
//} -
Set
# &(enum) -> Set (87361.0) -
共通部分、すなわち、2つの集合のいずれにも属するすべての要素からなる 新しい集合を作ります。
共通部分、すなわち、2つの集合のいずれにも属するすべての要素からなる
新しい集合を作ります。
@param enum each メソッドが定義されたオブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数 enum に each メソッドが定義されていない場合に
発生します。
//emlist[][ruby]{
s1 = Set[10, 20, 30]
s2 = Set[10, 30, 50]
p s1 & s2 #=> #<Set: {10, 30}>
//}
@see Array#&, Array#intersection -
Set
# -(enum) -> Set (87361.0) -
差集合、すなわち、元の集合の要素のうち引数 enum に含まれる要素を取り除いた 新しい集合を作ります。
差集合、すなわち、元の集合の要素のうち引数 enum に含まれる要素を取り除いた
新しい集合を作ります。
@param enum each メソッドが定義されたオブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数 enum に each メソッドが定義されていない場合に
発生します。
//emlist[][ruby]{
p Set[10, 20, 30] - Set[10, 20, 40]
# => #<Set: {30}>
//} -
Set
# difference(enum) -> Set (87361.0) -
差集合、すなわち、元の集合の要素のうち引数 enum に含まれる要素を取り除いた 新しい集合を作ります。
差集合、すなわち、元の集合の要素のうち引数 enum に含まれる要素を取り除いた
新しい集合を作ります。
@param enum each メソッドが定義されたオブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数 enum に each メソッドが定義されていない場合に
発生します。
//emlist[][ruby]{
p Set[10, 20, 30] - Set[10, 20, 40]
# => #<Set: {30}>
//} -
Set
# intersection(enum) -> Set (87361.0) -
共通部分、すなわち、2つの集合のいずれにも属するすべての要素からなる 新しい集合を作ります。
共通部分、すなわち、2つの集合のいずれにも属するすべての要素からなる
新しい集合を作ります。
@param enum each メソッドが定義されたオブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数 enum に each メソッドが定義されていない場合に
発生します。
//emlist[][ruby]{
s1 = Set[10, 20, 30]
s2 = Set[10, 30, 50]
p s1 & s2 #=> #<Set: {10, 30}>
//}
@see Array#&, Array#intersection -
Set
# ^(enum) -> Set (87358.0) -
対称差、すなわち、2 つの集合のいずれか一方にだけ属するすべての要素からなる 新しい集合を作ります。
対称差、すなわち、2 つの集合のいずれか一方にだけ属するすべての要素からなる
新しい集合を作ります。
@param enum each メソッドが定義されたオブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数 enum に each メソッドが定義されていない場合に
発生します。
//emlist[][ruby]{
s1 = Set[10, 20, 30]
s2 = Set[10, 30, 50]
p s1 ^ s2 # => #<Set: {50, 20}>
//} -
Set
. [](*ary) -> Set (87340.0) -
与えられたオブジェクトを要素とする新しい集合を作ります。
与えられたオブジェクトを要素とする新しい集合を作ります。
@param ary 新しい集合の要素を指定します。
//emlist[][ruby]{
p Set[1, 2] # => #<Set: {1, 2}>
//} -
Set
# flatten! -> self | nil (87112.0) -
集合を再帰的に平坦化します。
集合を再帰的に平坦化します。
flatten は、平坦化した集合を新しく作成し、それを返します。
flatten! は、元の集合を破壊的に平坦化します。集合の要素に変更が
発生した場合には self を、そうでない場合には nil を返します。
@raise ArgumentError 集合の要素として self が再帰的に現れた場合に発生
します。
//emlist[][ruby]{
s = Set[Set[1,2], 3]
p s.flatten # => #<Set: {1, 2, 3}>
p s # => #<Set:... -
Set
# collect! {|o| . . . } -> self (87091.0) -
集合の各要素についてブロックを評価し、その結果で元の集合を置き換えます。
集合の各要素についてブロックを評価し、その結果で元の集合を置き換えます。
//emlist[][ruby]{
set = Set['hello', 'world']
set.map! {|str| str.capitalize}
p set # => #<Set: {"Hello", "World"}>
//}
@see Enumerable#collect -
Set
# map! {|o| . . . } -> self (87091.0) -
集合の各要素についてブロックを評価し、その結果で元の集合を置き換えます。
集合の各要素についてブロックを評価し、その結果で元の集合を置き換えます。
//emlist[][ruby]{
set = Set['hello', 'world']
set.map! {|str| str.capitalize}
p set # => #<Set: {"Hello", "World"}>
//}
@see Enumerable#collect -
Set
# merge(enum) -> self (87091.0) -
元の集合に enum で与えられた要素を追加します。
元の集合に enum で与えられた要素を追加します。
引数 enum には each メソッドが定義されている必要があります。
@param enum 追加対象の要素を格納したオブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数 enum に each メソッドが定義されていない場合に
発生します。
//emlist[][ruby]{
set = Set[10, 20]
set.merge([10, 30])
p set # => #<Set: {10, 20, 30}>
//} -
Set
# subtract(enum) -> self (87091.0) -
元の集合から、enum で与えられた要素を削除します。
元の集合から、enum で与えられた要素を削除します。
引数 enum には each メソッドが定義されている必要があります。
@param enum 削除対象の要素を格納したオブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数 enum に each メソッドが定義されていない場合に
発生します。
//emlist[][ruby]{
set = Set[10, 20, 40]
set.subtract([10, 20, 30])
p set # => #<Set: {40}>
//} -
Set
# ===(o) -> bool (87073.0) -
オブジェクト o がその集合に属する場合に true を返します。
オブジェクト o がその集合に属する場合に true を返します。
@param o オブジェクトを指定します。
//emlist[][ruby]{
set = Set['hello', 'world']
p set.include?('world') # => true
p set.include?('bye') # => false
//} -
Set
# delete _ if {|o| . . . } -> self (87073.0) -
集合の各要素に対してブロックを実行し、その結果が真であるようなすべての 要素を削除します。
集合の各要素に対してブロックを実行し、その結果が真であるようなすべての
要素を削除します。
delete_if は常に self を返します。
reject! は、要素が 1 つ以上削除されれば self を、1 つも削除されなければ
nil を返します。
//emlist[][ruby]{
s1 = Set['hello.rb', 'test.rb', 'hello.rb.bak']
s1.delete_if {|str| str =~ /\.bak\z/}
p s1 # => #<Set: {"hello.rb", "test.rb"}>
s2 = Set['hello.rb',... -
Set
# include?(o) -> bool (87073.0) -
オブジェクト o がその集合に属する場合に true を返します。
オブジェクト o がその集合に属する場合に true を返します。
@param o オブジェクトを指定します。
//emlist[][ruby]{
set = Set['hello', 'world']
p set.include?('world') # => true
p set.include?('bye') # => false
//} -
Set
# member?(o) -> bool (87073.0) -
オブジェクト o がその集合に属する場合に true を返します。
オブジェクト o がその集合に属する場合に true を返します。
@param o オブジェクトを指定します。
//emlist[][ruby]{
set = Set['hello', 'world']
p set.include?('world') # => true
p set.include?('bye') # => false
//} -
Set
# reject! {|o| . . . } -> self | nil (87073.0) -
集合の各要素に対してブロックを実行し、その結果が真であるようなすべての 要素を削除します。
集合の各要素に対してブロックを実行し、その結果が真であるようなすべての
要素を削除します。
delete_if は常に self を返します。
reject! は、要素が 1 つ以上削除されれば self を、1 つも削除されなければ
nil を返します。
//emlist[][ruby]{
s1 = Set['hello.rb', 'test.rb', 'hello.rb.bak']
s1.delete_if {|str| str =~ /\.bak\z/}
p s1 # => #<Set: {"hello.rb", "test.rb"}>
s2 = Set['hello.rb',... -
Set
# <<(o) -> self (87055.0) -
集合にオブジェクト o を加えます。
集合にオブジェクト o を加えます。
add は常に self を返します。<< は add の別名です。
add? は、集合に要素が追加された場合には self を、変化がなかった場合には
nil を返します。
@param o 追加対象のオブジェクトを指定します。
//emlist[][ruby]{
s = Set[1, 2]
s << 10
p s # => #<Set: {1, 2, 10}>
p s.add?(20) # => #<Set: {1, 2, 10, 20}>
p s.add?(2) # => nil
//} -
Set
# add(o) -> self (87055.0) -
集合にオブジェクト o を加えます。
集合にオブジェクト o を加えます。
add は常に self を返します。<< は add の別名です。
add? は、集合に要素が追加された場合には self を、変化がなかった場合には
nil を返します。
@param o 追加対象のオブジェクトを指定します。
//emlist[][ruby]{
s = Set[1, 2]
s << 10
p s # => #<Set: {1, 2, 10}>
p s.add?(20) # => #<Set: {1, 2, 10, 20}>
p s.add?(2) # => nil
//} -
Set
# add?(o) -> self | nil (87055.0) -
集合にオブジェクト o を加えます。
集合にオブジェクト o を加えます。
add は常に self を返します。<< は add の別名です。
add? は、集合に要素が追加された場合には self を、変化がなかった場合には
nil を返します。
@param o 追加対象のオブジェクトを指定します。
//emlist[][ruby]{
s = Set[1, 2]
s << 10
p s # => #<Set: {1, 2, 10}>
p s.add?(20) # => #<Set: {1, 2, 10, 20}>
p s.add?(2) # => nil
//} -
Set
# classify {|o| . . . } -> Hash (87055.0) -
集合をブロックの値によって分類し、結果をハッシュとして返します。
集合をブロックの値によって分類し、結果をハッシュとして返します。
ブロックは集合の各要素について実行され、引数 o にはその要素が
渡されます。
生成されるハッシュのキーはブロックの実行結果、値は分類された集合と
なります。
//emlist[][ruby]{
numbers = Set[10, 4.5, 20, 30, 31.2]
p numbers.classify {|o| o.class}
# => {Integer=>#<Set: {10, 20, 30}>, Float=>#<Set: {4.5, 31.2}>}
//} -
Set
# clear -> self (87055.0) -
集合の要素をすべて削除し、空にした後の self を返します。
集合の要素をすべて削除し、空にした後の self を返します。
//emlist[][ruby]{
p s = Set[10, 20, 30] # => #<Set: {10, 20, 30}>
s.clear
p s # => #<Set: {}>
//} -
Set
# delete(o) -> self (87055.0) -
集合からオブジェクト o を削除します。
集合からオブジェクト o を削除します。
delete は常に self を返します。
delete? は、集合の要素が削除された場合には self を、変化がなかった場合
には nil を返します。
@param o 削除対象のオブジェクトを指定します。
//emlist[][ruby]{
s = Set[10, 20, 30]
s.delete(10)
p s # => #<Set: {20, 30}>
p s.delete?(20) # => #<Set: {30}>
p s.delete?(10) # => nil
//} -
Set
# delete?(o) -> self | nil (87055.0) -
集合からオブジェクト o を削除します。
集合からオブジェクト o を削除します。
delete は常に self を返します。
delete? は、集合の要素が削除された場合には self を、変化がなかった場合
には nil を返します。
@param o 削除対象のオブジェクトを指定します。
//emlist[][ruby]{
s = Set[10, 20, 30]
s.delete(10)
p s # => #<Set: {20, 30}>
p s.delete?(20) # => #<Set: {30}>
p s.delete?(10) # => nil
//} -
Set
# replace(enum) -> self (87055.0) -
集合の要素をすべて削除し、enum で与えられた要素に置き換えます。
集合の要素をすべて削除し、enum で与えられた要素に置き換えます。
引数 enum には each メソッドが定義されている必要があります。
@param enum 置き換え後の集合要素を格納するオブジェクトを指定します。
@raise ArgumentError 引数 enum に each メソッドが定義されていない場合に
発生します。
//emlist[][ruby]{
p s = Set[10, 20, 30] # => #<Set: {10, 20, 30}>
s.replace([15, 25])
p s # => #<Set: {15, 25}>
//}
... -
Set
# to _ a -> Array (87055.0) -
self を配列に変換します。要素の順序は不定です。
self を配列に変換します。要素の順序は不定です。
//emlist[][ruby]{
set = Set['hello', 'world']
p set.to_a # => ["hello", "world"]
//} -
Set
# empty? -> bool (87037.0) -
集合が要素を 1 つも持たないときに true を返します。
集合が要素を 1 つも持たないときに true を返します。
//emlist[][ruby]{
p Set[10, 20].empty? # => false
p Set[].empty? # => true
//} -
Set
# inspect -> String (87037.0) -
人間の読みやすい形に表現した文字列を返します。
人間の読みやすい形に表現した文字列を返します。
//emlist[][ruby]{
puts Set.new(['element1', 'element2']).inspect
# => #<Set: {"element1", "element2"}>
//} -
Set
# to _ s -> String (87037.0) -
人間の読みやすい形に表現した文字列を返します。
人間の読みやすい形に表現した文字列を返します。
//emlist[][ruby]{
puts Set.new(['element1', 'element2']).inspect
# => #<Set: {"element1", "element2"}>
//} -
Set
# each {|o| . . . } -> self (87019.0) -
集合の各要素についてブロックを実行します。
集合の各要素についてブロックを実行します。
//emlist[][ruby]{
s = Set[10, 20]
ary = []
s.each {|num| ary << num + 1}
p ary # => [11, 21]
//} -
Set
# length -> Integer (87019.0) -
集合の要素数を返します。
集合の要素数を返します。
//emlist[][ruby]{
p Set[10, 20, 30, 10].size # => 3
//} -
Set
# size -> Integer (87019.0) -
集合の要素数を返します。
集合の要素数を返します。
//emlist[][ruby]{
p Set[10, 20, 30, 10].size # => 3
//} -
Set
# filter! {|element| . . . } -> self | nil (87001.0) -
各要素に対してブロックを評価し、その結果が偽であった要素を self から削除します。
各要素に対してブロックを評価し、その結果が偽であった要素を self から削除します。
@return 変更があった場合は self を、変更がなかった場合は nil を返します。 -
Set
# keep _ if {|element| . . . } -> self (87001.0) -
各要素に対してブロックを評価し、その結果が偽であった要素を self から削除します。
各要素に対してブロックを評価し、その結果が偽であった要素を self から削除します。
@return 常に self を返します。 -
Set
# select! {|element| . . . } -> self | nil (87001.0) -
各要素に対してブロックを評価し、その結果が偽であった要素を self から削除します。
各要素に対してブロックを評価し、その結果が偽であった要素を self から削除します。
@return 変更があった場合は self を、変更がなかった場合は nil を返します。 -
Enumerable
# to _ set(klass = Set , *args) -> Set (43081.0) -
Enumerable オブジェクトの要素から、新しい集合オブジェクトを作ります。
Enumerable オブジェクトの要素から、新しい集合オブジェクトを作ります。
引数 klass を与えた場合、Set クラスの代わりに、指定した集合クラスの
インスタンスを作ります。
この引数を指定することで、ユーザ定義の集合クラスのインスタンスを作ることができます
(ここでいう集合クラスとは、Setとメソッド/クラスメソッドで互換性のあるクラスです。
Ruby 2.7 以前は SortedSet が定義されていました)。
引数 args およびブロックは、集合オブジェクトを生成するための new
メソッドに渡されます。
@param klass 生成する集合クラスを指定します... -
Enumerable
# to _ set(klass = Set , *args) {|o| . . . } -> Set (43081.0) -
Enumerable オブジェクトの要素から、新しい集合オブジェクトを作ります。
Enumerable オブジェクトの要素から、新しい集合オブジェクトを作ります。
引数 klass を与えた場合、Set クラスの代わりに、指定した集合クラスの
インスタンスを作ります。
この引数を指定することで、ユーザ定義の集合クラスのインスタンスを作ることができます
(ここでいう集合クラスとは、Setとメソッド/クラスメソッドで互換性のあるクラスです。
Ruby 2.7 以前は SortedSet が定義されていました)。
引数 args およびブロックは、集合オブジェクトを生成するための new
メソッドに渡されます。
@param klass 生成する集合クラスを指定します... -
Module
# const _ set(name , value) -> object (42376.0) -
モジュールに name で指定された名前の定数を value とい う値として定義し、value を返します。
モジュールに name で指定された名前の定数を value とい
う値として定義し、value を返します。
そのモジュールにおいてすでにその名前の定数が定義されている場合、警
告メッセージが出力されます。
@param name Symbol,String で定数の名前を指定します。
@param value セットしたい値を指定します。
//emlist[例][ruby]{
module Foo; end
# Symbolを指定した場合
Foo.const_set(:FOO, 123)
Foo::FOO # => 123
# Stringを指定した場合
Foo.const_... -
Thread
# set _ trace _ func(pr) -> Proc | nil (42376.0) -
スレッドにトレース用ハンドラを設定します。
スレッドにトレース用ハンドラを設定します。
nil を渡すとトレースを解除します。
設定したハンドラを返します。
//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
2.to_s
Thread.current.set_trace_func nil
3.to_s
end
th.set_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join
# => ["line", "example.rb", 2, nil, #<Binding:0x00007fc8de87cb08>, nil]
#... -
Binding
# local _ variable _ set(symbol , obj) (42358.0) -
引数 symbol で指定した名前のローカル変数に引数 obj を設定します。
引数 symbol で指定した名前のローカル変数に引数 obj を設定します。
@param symbol ローカル変数名を Symbol オブジェクトで指定します。
@param obj 引数 symbol で指定したローカル変数に設定するオブジェクトを指定します。
//emlist[例][ruby]{
def foo
a = 1
bind = binding
bind.local_variable_set(:a, 2) # set existing local variable `a'
bind.local_variable_set(:b, 3) # create ... -
IO
# set _ encoding _ by _ bom -> Encoding | nil (42340.0) -
BOM から IO のエンコーディングを設定します。
BOM から IO のエンコーディングを設定します。
自身が BOM から始まる場合、BOM を読み進めて外部エンコーディングをセットし、セットしたエンコーディングを返します。
BOM が見つからなかった場合は nil を返します。
自身がバイナリモードでないかすでにエンコーディングがセットされている場合、例外が発生します。
//emlist[例][ruby]{
File.write("bom.txt", "\u{FEFF}abc")
File.open("bom.txt", "rb") do |io|
p io.set_encoding_by_bom #=> #<Enco... -
Kernel
. # set _ trace _ func(proc) -> Proc (42340.0) -
Ruby インタプリタのイベントをトレースする Proc オブジェクトとして 指定された proc を登録します。 nil を指定するとトレースがオフになります。
Ruby インタプリタのイベントをトレースする Proc オブジェクトとして
指定された proc を登録します。 nil を指定するとトレースがオフになります。
Ruby インタプリタがプログラムを実行する過程で、メソッドの呼び出しや
式の評価などのイベントが発生する度に、以下で説明する6個の引数とともに
登録された Proc オブジェクトを実行します。
標準添付の debug、tracer、
profile はこの組み込み関数を利用して実現されています。
=== ブロックパラメータの意味
渡す Proc オブジェクトのパラメータは
//emlist[][ruby]{
proc{|... -
Object
# instance _ variable _ set(var , value) -> object (42340.0) -
オブジェクトのインスタンス変数 var に値 value を設定します。
オブジェクトのインスタンス変数 var に値 value を設定します。
インスタンス変数が定義されていなければ新たに定義されます。
@param var インスタンス変数名を文字列か Symbol で指定します。
@param value 設定する値です。
@return value を返します。
//emlist[][ruby]{
obj = Object.new
p obj.instance_variable_set("@foo", 1) #=> 1
p obj.instance_variable_set(:@foo, 2) #=> 2
p obj.instance_var... -
Thread
# thread _ variable _ set(key , value) (42340.0) -
引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数に引数 value をセットしま す。
引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数に引数 value をセットしま
す。
[注意]: Thread#[] でセットしたローカル変数(Fiber ローカル変数)と
異なり、セットした変数は Fiber を切り替えても共通で使える事に注意してく
ださい。
//emlist[例][ruby]{
thr = Thread.new do
Thread.current.thread_variable_set(:cat, 'meow')
Thread.current.thread_variable_set("dog", 'woof')
end
thr.join ... -
ARGF
. class # set _ encoding(enc _ str , options = {}) -> self (42328.0) -
ARGF の外部/内部エンコーディングを設定します。 次以降に処理するファイルにも同じ設定が適用されます。
ARGF の外部/内部エンコーディングを設定します。
次以降に処理するファイルにも同じ設定が適用されます。
外部エンコーディングは ARGF を介して読み込むファイルの、
内部エンコーディングは読み込んだ文字列のエンコーディングです。
詳しくは IO#set_encoding を参照してください。
@param enc_str 外部/内部エンコーディングを"A:B" のようにコロンで
区切って指定します。
@param ext_enc 外部エンコーディングを表す文字列か
Encoding オブジェクトを指定します。
@para... -
ARGF
. class # set _ encoding(ext _ enc) -> self (42328.0) -
ARGF の外部/内部エンコーディングを設定します。 次以降に処理するファイルにも同じ設定が適用されます。
ARGF の外部/内部エンコーディングを設定します。
次以降に処理するファイルにも同じ設定が適用されます。
外部エンコーディングは ARGF を介して読み込むファイルの、
内部エンコーディングは読み込んだ文字列のエンコーディングです。
詳しくは IO#set_encoding を参照してください。
@param enc_str 外部/内部エンコーディングを"A:B" のようにコロンで
区切って指定します。
@param ext_enc 外部エンコーディングを表す文字列か
Encoding オブジェクトを指定します。
@para... -
ARGF
. class # set _ encoding(ext _ enc , int _ enc , options = {}) -> self (42328.0) -
ARGF の外部/内部エンコーディングを設定します。 次以降に処理するファイルにも同じ設定が適用されます。
ARGF の外部/内部エンコーディングを設定します。
次以降に処理するファイルにも同じ設定が適用されます。
外部エンコーディングは ARGF を介して読み込むファイルの、
内部エンコーディングは読み込んだ文字列のエンコーディングです。
詳しくは IO#set_encoding を参照してください。
@param enc_str 外部/内部エンコーディングを"A:B" のようにコロンで
区切って指定します。
@param ext_enc 外部エンコーディングを表す文字列か
Encoding オブジェクトを指定します。
@para... -
IO
# set _ encoding(enc _ str , **opts) -> self (42328.0) -
IO のエンコーディングを設定します。
IO のエンコーディングを設定します。
引数が "A:B" のようにコロンで区切られた文字列の場合は、
A を外部エンコーディング、 B を内部エンコーディングに指定します。
引数が一つで、上のような形式でない場合には、
それが外部エンコーディングと見なされます。
引数が2つの場合はそのそれぞれを外部エンコーディング、内部エンコーディング
に設定します。
キーワード引数で外部エンコーディングを内部エンコーディングに変換する際の
オプションを指定します。
詳しくは String#encode を参照してください。
@param enc_str エンコーディングを表す文字列を指定します... -
IO
# set _ encoding(ext _ enc) -> self (42328.0) -
IO のエンコーディングを設定します。
IO のエンコーディングを設定します。
引数が "A:B" のようにコロンで区切られた文字列の場合は、
A を外部エンコーディング、 B を内部エンコーディングに指定します。
引数が一つで、上のような形式でない場合には、
それが外部エンコーディングと見なされます。
引数が2つの場合はそのそれぞれを外部エンコーディング、内部エンコーディング
に設定します。
キーワード引数で外部エンコーディングを内部エンコーディングに変換する際の
オプションを指定します。
詳しくは String#encode を参照してください。
@param enc_str エンコーディングを表す文字列を指定します... -
IO
# set _ encoding(ext _ enc , int _ enc , **opts) -> self (42328.0) -
IO のエンコーディングを設定します。
IO のエンコーディングを設定します。
引数が "A:B" のようにコロンで区切られた文字列の場合は、
A を外部エンコーディング、 B を内部エンコーディングに指定します。
引数が一つで、上のような形式でない場合には、
それが外部エンコーディングと見なされます。
引数が2つの場合はそのそれぞれを外部エンコーディング、内部エンコーディング
に設定します。
キーワード引数で外部エンコーディングを内部エンコーディングに変換する際の
オプションを指定します。
詳しくは String#encode を参照してください。
@param enc_str エンコーディングを表す文字列を指定します... -
Exception
# set _ backtrace(errinfo) -> nil | String | [String] (42322.0) -
バックトレース情報に errinfo を設定し、設定されたバックトレース 情報を返します。
バックトレース情報に errinfo を設定し、設定されたバックトレース
情報を返します。
@param errinfo nil、String あるいは String の配列のいずれかを指定します。
//emlist[例][ruby]{
begin
begin
raise "inner"
rescue
raise "outer"
end
rescue
$!.backtrace # => ["/path/to/test.rb:5:in `rescue in <main>'", "/path/to/test.rb:2:in `<main>'"]
$!.se... -
Module
# class _ variable _ set(name , val) -> object (42322.0) -
クラス/モジュールにクラス変数 name を定義して、その値として val をセットします。val を返します。
クラス/モジュールにクラス変数 name を定義して、その値として
val をセットします。val を返します。
@param name String または Symbol を指定します。
//emlist[例][ruby]{
class Fred
@@foo = 99
def foo
@@foo
end
end
def Fred.foo(val)
class_variable_set(:@@foo, val)
end
p Fred.foo(101) # => 101
p Fred.new.foo # => 101
//} -
IO
:: SEEK _ SET -> Integer (42304.0) -
IO#seek を参照してください。
IO#seek を参照してください。 -
File
. setgid?(path) -> bool (42301.0) -
FileTest.#setgid? と同じです。
FileTest.#setgid? と同じです。
@param path パスを表す文字列か IO オブジェクトを指定します。 -
File
. setuid?(path) -> bool (42301.0) -
FileTest.#setuid? と同じです。
FileTest.#setuid? と同じです。
@param path パスを表す文字列か IO オブジェクトを指定します。 -
File
:: Stat # setgid? -> bool (42301.0) -
setgidされている時に真を返します。
setgidされている時に真を返します。
//emlist[][ruby]{
Dir.glob("/usr/sbin/*") {|bd|
if File::Stat.new(bd).setgid?
puts bd
end
}
#例
#...
#=> /usr/sbin/postqueue
#...
//} -
File
:: Stat # setuid? -> bool (42301.0) -
setuidされている時に真を返します。
setuidされている時に真を返します。
//emlist[][ruby]{
Dir.glob("/bin/*") {|bd|
if File::Stat.new(bd).setuid?
puts bd
end
}
#例
#...
#=> /bin/ping
#=> /bin/su
#...
//} -
FileTest
. # setgid?(file) -> bool (42301.0) -
ファイルが setgid(2) されている時に真を返 します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルが setgid(2) されている時に真を返
します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
//emlist[例][ruby]{
require 'fileutils'
IO.write("testfile", "")
FileUtils.chmod("g+s", "testfile")
FileTest.setgid?("testfile") # => true
FileUtils.chmod("g-s", "... -
FileTest
. # setuid?(file) -> bool (42301.0) -
ファイルが setuid(2) されている時に真を返 します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルが setuid(2) されている時に真を返
します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'fileutils'
IO.write("testfile", "")
FileUtils.chmod("u+s", "testfile")
FileTe... -
MatchData
# byteoffset(n) -> [Integer , Integer] | [nil , nil] (42301.0) -
n 番目の部分文字列のバイト単位のオフセットの 配列 [start, end] を返します。
n 番目の部分文字列のバイト単位のオフセットの
配列 [start, end] を返します。
n番目の部分文字列がマッチしていなければ [nil, nil] を返します。
@param n 部分文字列を指定する数値
@raise IndexError 範囲外の n を指定した場合に発生します。
@see MatchData#offset -
MatchData
# byteoffset(name) -> [Integer , Integer] | [nil , nil] (42301.0) -
name という名前付きグループに対応する部分文字列のバイト単位のオフセットの 配列 [start, end] を返します。
name という名前付きグループに対応する部分文字列のバイト単位のオフセットの
配列 [start, end] を返します。
nameの名前付きグループにマッチした部分文字列がなければ
[nil, nil] を返します。
@param name 名前(シンボルか文字列)
@raise IndexError 正規表現中で定義されていない name を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
/(?<year>\d{4})年(?<month>\d{1,2})月(?:(?<day>\d{1,2})日)?/ =~ "2021年1月"
p $~.byteoffset('... -
MatchData
# offset(n) -> [Integer , Integer] | [nil , nil] (42301.0) -
n 番目の部分文字列のオフセットの配列 [start, end] を返 します。
n 番目の部分文字列のオフセットの配列 [start, end] を返
します。
//emlist[例][ruby]{
[ self.begin(n), self.end(n) ]
//}
と同じです。n番目の部分文字列がマッチしていなければ
[nil, nil] を返します。
@param n 部分文字列を指定する数値
@raise IndexError 範囲外の n を指定した場合に発生します。
@see MatchData#begin, MatchData#end, MatchData#offset -
MatchData
# offset(name) -> [Integer , Integer] | [nil , nil] (42301.0) -
name という名前付きグループに対応する部分文字列のオフセットの配列 [start, end] を返 します。
name という名前付きグループに対応する部分文字列のオフセットの配列 [start, end] を返
します。
//emlist[例][ruby]{
[ self.begin(name), self.end(name) ]
//}
と同じです。nameの名前付きグループにマッチした部分文字列がなければ
[nil, nil] を返します。
@param name 名前(シンボルか文字列)
@raise IndexError 正規表現中で定義されていない name を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
/(?<year>\d{4})年(?<month>\... -
Process
. # setpgid(pid , pgrp) -> 0 (42301.0) -
プロセス ID が pid であるプロセスのプロセスグループを pgrp に設定します。
プロセス ID が pid であるプロセスのプロセスグループを pgrp に設定します。
@param pid プロセス ID を整数で指定します。pid が 0 の時はカレントプロセスの ID を指定したのと同じです。
プロセスグループの設定に成功した場合は 0 を返します。
@param pgrp プロセスグループ ID を整数で指定します。pgrp が 0 の時は pid を指定したのと同じです。
@raise Errno::EXXX プロセスグループの設定に失敗した場合に発生します。
@raise NotImplementedError メソッドが現在の... -
Process
. # setpgrp -> 0 (42301.0) -
カレントプロセスの ID と同じ ID をもつプロセスグループを作成し、カレントプロセスをそのリーダーにします。 Process.#setpgid(0, 0) と同じです。
カレントプロセスの ID と同じ ID をもつプロセスグループを作成し、カレントプロセスをそのリーダーにします。
Process.#setpgid(0, 0) と同じです。
@raise Errno::EXXX プロセスグループの設定に失敗した場合に発生します。
@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。
fork do
p [Process.pid, Process.getpgrp]
p Process.setpgrp
p [Process.pid, Process.getpgrp]
... -
Process
. # setpriority(which , who , prio) -> 0 (42301.0) -
プロセス、プロセスグループ、 ユーザのいずれかの現在のプライオリティを設定します 。プライオリティの設定に成功した場合は 0 を返します。
プロセス、プロセスグループ、
ユーザのいずれかの現在のプライオリティを設定します
。プライオリティの設定に成功した場合は 0 を返します。
@param which プライオリティを設定する対象の種類を以下の定数のいずれかで指定します。
* Process::PRIO_PROCESS
* Process::PRIO_PGRP
* Process::PRIO_USER
@param who which の値にしたがってプロセス ID、プロセスグループ ID、ユーザ ID のいずれかを整数で指定します。
@param prio プライオリティを -20 から 20 までの整数で設... -
Process
. # setproctitle(title) -> String (42301.0) -
ps(1) が出力する現在実行中の Ruby スクリプトの名前を引数 title で指定した文字列に変更します。
ps(1) が出力する現在実行中の Ruby スクリプトの名前を引数 title
で指定した文字列に変更します。
OS によっては何も行われません。また、処理結果に関係なく例外は発生しませ
ん。サポートされる OS ではない場合であっても NotImplementedError
が発生する事はありません。本メソッドを実行しても $0 への影響はあ
りません。
Process.setproctitle('myapp: worker #%d' % worker_id)
本メソッドは 2.1 以降でグローバル変数を用いないで現在実行中の Ruby スク
リプトの名前を表す文字列を設定す... -
Process
. # setrlimit(resource , cur _ limit , max _ limit) -> nil (42301.0) -
カレントプロセスでのリソースの制限値を設定します。
カレントプロセスでのリソースの制限値を設定します。
@param resource リソースの種類を示す定数を指定します。指定できる定数はシステムに依存します。
@param limit resource によって意味が決まる制限値を表す整数もしくは定数を指定します。
soft limit と hard limit 両方にこの値が使われます。
@param cur_limit 現在の制限値(soft limit)を表す整数もしくは定数を指定します。
@param max_limit soft limit として設定可能な最大値(hard limit)を表す整... -
Process
. # setrlimit(resource , limit) -> nil (42301.0) -
カレントプロセスでのリソースの制限値を設定します。
カレントプロセスでのリソースの制限値を設定します。
@param resource リソースの種類を示す定数を指定します。指定できる定数はシステムに依存します。
@param limit resource によって意味が決まる制限値を表す整数もしくは定数を指定します。
soft limit と hard limit 両方にこの値が使われます。
@param cur_limit 現在の制限値(soft limit)を表す整数もしくは定数を指定します。
@param max_limit soft limit として設定可能な最大値(hard limit)を表す整... -
Process
. # setsid -> Integer (42301.0) -
新しいセッションを作成して、tty を切り離します。デーモンを簡単に作 ることができます。セッション ID を返します。
新しいセッションを作成して、tty を切り離します。デーモンを簡単に作
ることができます。セッション ID を返します。
@raise Errno::EXXX セッションの作成に失敗した場合に発生します。
@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。
@see setsid(2) -
Process
:: Sys . # issetugid -> bool (42301.0) -
システムコールの issetugid() を呼びます。
システムコールの issetugid() を呼びます。
プロセスが setuid もしくは setgid ビットを使って
起動されている場合に真を返します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。 -
Process
:: Sys . # setegid(id) -> nil (42301.0) -
システムコールの setegid(2) を呼びます。
システムコールの setegid(2) を呼びます。
@param id システムコールの引数を整数で指定します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。 -
Process
:: Sys . # seteuid(id) -> nil (42301.0) -
システムコールの seteuid(2) を呼びます。
システムコールの seteuid(2) を呼びます。
@param id システムコールの引数を整数で指定します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。 -
Process
:: Sys . # setgid(id) -> nil (42301.0) -
システムコールの setgid(2) を呼びます。
システムコールの setgid(2) を呼びます。
@param id システムコールの引数を整数で指定します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。 -
Process
:: Sys . # setregid(rid , eid) -> nil (42301.0) -
システムコールの setregid(2) を呼びます。
システムコールの setregid(2) を呼びます。
@param rid システムコールの引数を整数で指定します。
@param eid システムコールの引数を整数で指定します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。 -
Process
:: Sys . # setresgid(rid , eid , sid) -> nil (42301.0) -
システムコールの setresgid を呼びます。
システムコールの setresgid を呼びます。
@param rid システムコールの引数を整数で指定します。
@param eid システムコールの引数を整数で指定します。
@param sid システムコールの引数を整数で指定します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。 -
Process
:: Sys . # setresuid(rid , eid , sid) -> nil (42301.0) -
システムコールの setresuid を呼びます。
システムコールの setresuid を呼びます。
@param rid システムコールの引数を整数で指定します。
@param eid システムコールの引数を整数で指定します。
@param sid システムコールの引数を整数で指定します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。 -
Process
:: Sys . # setreuid(rid , eid) -> nil (42301.0) -
システムコールの setreuid(2) を呼びます。
システムコールの setreuid(2) を呼びます。
@param rid システムコールの引数を整数で指定します。
@param eid システムコールの引数を整数で指定します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。 -
Process
:: Sys . # setrgid(id) -> nil (42301.0) -
システムコールの setrgid を呼びます。
システムコールの setrgid を呼びます。
@param id システムコールの引数を整数で指定します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。 -
Process
:: Sys . # setruid(id) -> nil (42301.0) -
システムコールの setruid を呼びます。
システムコールの setruid を呼びます。
@param id システムコールの引数を整数で指定します。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。 -
Process
:: Sys . # setuid(id) -> nil (42301.0) -
システムコールの setuid(2) を呼びます。
システムコールの setuid(2) を呼びます。
@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。 -
String
# setbyte(index , b) -> Integer (42301.0) -
index バイト目のバイトを b に変更します。
index バイト目のバイトを b に変更します。
index に負を指定すると末尾から数えた位置を変更します。
セットした値を返します。
@param index バイトをセットする位置
@param b セットするバイト(0 から 255 までの整数)
@raise IndexError 範囲外に値をセットしようとした場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
s = "Sunday"
s.setbyte(0, 77)
s.setbyte(-5, 111)
s # => "Monday"
//}