るりまサーチ (Ruby 3.3)

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  2. fiddle ruby_free
  3. fiddle build_ruby_platform
  4. rake ruby
  5. rubygems/defaults ruby_engine

検索結果

fiddle (114487.0)

*.dllや*.soなど、ダイナミックリンクライブラリを扱うためのライブラリです。

*.dllや*.soなど、ダイナミックリンクライブラリを扱うためのライブラリです。

dl と同等の機能を持ちますが、
dl は 2.0 以降deprecated となり、2.2.0 で削除されました。このライブラリ
を代わりに使います。

=== 使い方

通常は fiddle/import ライブラリを require して
Fiddle::Importer モジュールを使用します。
Fiddle モジュール自体はプリミティブな機能しか提供していません。
Fiddle::Importer モジュールは以下のようにユーザが定義した
モジュールを拡張する形で使います。

require ...

Fiddle::BUILD_RUBY_PLATFORM -> String (69370.0)

ビルドに用いた ruby のプラットフォームを表す文字列。

ビルドに用いた ruby のプラットフォームを表す文字列。

通常、Object::RUBY_PLATFORM と同じ。

Fiddle::RUBY_FREE -> Integer (69352.0)

ruby_xfree の関数ポインタのアドレスの値。

ruby_xfree の関数ポインタのアドレスの値。

Fiddle.#dlunwrap(addr) -> object (51139.0)

指定されたアドレスの Ruby オブジェクトを返します。

指定されたアドレスの Ruby オブジェクトを返します。

@param addr Fiddle.#dlwrap が返した Ruby オブジェクトのアドレス(整数)を指定します。

例:

require 'fiddle'
s = 'abc'
p addr = Fiddle.dlwrap(s) #=> 136122440
p Fiddle.dlunwrap(addr) #=> "abc"

Fiddle.#free(addr) -> nil (51109.0)

指定された addr が指すメモリ領域を開放します。

指定された addr が指すメモリ領域を開放します。

必ず Fiddle.#malloc が返した整数を addr に与えなければいけません。
そうでない場合、ruby インタプリタが異常終了します。

@param addr Fiddle.#malloc で確保されたメモリ領域を指す整数を指定します。

例:
require 'fiddle'
addr = Fiddle.malloc(10)
p addr #=> 136942800
Fiddle.free(addr)

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Fiddle.#dlwrap(obj) -> Integer (51073.0)

指定されたオブジェクト obj のアドレスを表す整数を返します。

指定されたオブジェクト obj のアドレスを表す整数を返します。

@param obj Ruby のオブジェクトを指定します。

例:

require 'fiddle'
s = 'abc'
p addr = Fiddle.dlwrap(s) #=> 136122440
p Fiddle.dlunwrap(addr) #=> "abc"

Fiddle.#malloc(size) -> Integer (51019.0)

size バイトのメモリ領域を確保し、その領域を指す整数を返します。

size バイトのメモリ領域を確保し、その領域を指す整数を返します。

メモリを確保できなかった場合、例外 NoMemoryError が発生するか、あるいは ruby インタプリタが強制終了します。

@param size 必要なメモリ領域のサイズを整数で指定します。

Fiddle::Closure::BlockCaller.new(ret, args, abi=Fiddle::Function::DEFAULT) { ... } -> Fiddle::Closure::BlockCaller (33721.0)

Ruby のブロックを呼び出す Fiddle::Closure オブジェクトを返します。

Ruby のブロックを呼び出す Fiddle::Closure オブジェクトを返します。


args、ret で関数の引数と返り値の型を指定します。
指定は Fiddle::Function.new と同様なので、そちら
を参照してください。

@param ret 返り値の型
@param args 引数の型を表す配列
@param abi 呼出規約

Fiddle::Pointer.[](val) -> Fiddle::Pointer (33379.0)

与えられた val と関連した Pointer オブジェクトを生成して返します。

与えられた val と関連した Pointer オブジェクトを生成して返します。

val が文字列の場合は文字列が格納されているメモリ領域を指す Pointer
オブジェクトを返します。

IO オブジェクトの場合は FILE ポインタを表す Pointer オブジェクトを返します。

val に to_ptr メソッドが定義されている場合は、val.to_ptr を呼び、
Pointer オブジェクトに変換したものを返します。

val が整数の場合はそれをアドレスとする Pointer オブジェクトを返します。

上以外の場合は、整数に変換(to_int)し
それをアドレスとする P...

Fiddle::Pointer.to_ptr(val) -> Fiddle::Pointer (33379.0)

与えられた val と関連した Pointer オブジェクトを生成して返します。

与えられた val と関連した Pointer オブジェクトを生成して返します。

val が文字列の場合は文字列が格納されているメモリ領域を指す Pointer
オブジェクトを返します。

IO オブジェクトの場合は FILE ポインタを表す Pointer オブジェクトを返します。

val に to_ptr メソッドが定義されている場合は、val.to_ptr を呼び、
Pointer オブジェクトに変換したものを返します。

val が整数の場合はそれをアドレスとする Pointer オブジェクトを返します。

上以外の場合は、整数に変換(to_int)し
それをアドレスとする P...

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Fiddle::Closure (33181.0)

コールバック関数を表すクラスです。

コールバック関数を表すクラスです。

Ruby のメソッド(call)を C の関数ポインタとして表現するためのクラスです。

FFI の closure の wrapper です。

利用法としては、このクラスのサブクラスを作って
そのサブクラスに call メソッドを定義し、
new でオブジェクトを生成することで利用します。

require 'fiddle'
include Fiddle # TYPE_* を使うために include する

class Compare < Fiddle::Closure
# qsort の比較関数は 型が int(*)(v...

Fiddle::Function#call(*args) -> Integer|DL::CPtr|nil (33181.0)

関数を呼び出します。

関数を呼び出します。

Fiddle::Function.new で指定した引数と返り値の型に基いて
Ruby のオブジェクトを適切に C のデータに変換して C の関数を呼び出し、
その返り値を Ruby のオブジェクトに変換して返します。

引数の変換は以下の通りです。

: void* (つまり任意のポインタ型)
nil ならば C の NULL に変換されます
Fiddle::Pointer は保持している C ポインタに変換されます。
文字列であればその先頭ポインタになります。
IO オブジェクトであれば FILE* が渡されます。
整数であればそれがアドレスとみ...

Fiddle::Closure::BlockCaller (33157.0)

Ruby のブロックをラップしたコールバック関数を表すクラスです。

Ruby のブロックをラップしたコールバック関数を表すクラスです。

Ruby のブロックを C の関数ポインタとして表現するためのクラスです。

require 'fiddle'
include Fiddle

libc = Fiddle.dlopen("/lib/libc.so.6")
qs = Fiddle::Function.new(libc["qsort"],
[TYPE_VOIDP, TYPE_INT, TYPE_INT, TYPE_VOIDP],
TYP...

Fiddle::Pointer#to_value -> object (33103.0)

自身はヒープに確保された Ruby のオブジェクトを指すポインタであると仮定して、 自身が指すオブジェクトを返します。

自身はヒープに確保された Ruby のオブジェクトを指すポインタであると仮定して、
自身が指すオブジェクトを返します。

例:

require 'fiddle'

s = 'abc'
i = Fiddle.dlwrap(s)
cptr = Fiddle::Pointer.new(i)
p cptr.to_value #=> "abc"

fiddle/import (18409.0)

fiddle ライブラリのための高レベルインターフェースを提供するライブラリです。

fiddle ライブラリのための高レベルインターフェースを提供するライブラリです。

通常は fiddle ライブラリを使わずこの fiddle/import ライブラリを使います。

主な使い方は fiddle も参照してください。

=== 高度な使用法

==== ○○の配列を関数に渡したい

例えば与えられた長さ len の double の配列の和を計算する関数
double sum(double *arry, int len);
があったとします。これを呼び出したい場合は以下のように Array#pack を使用します。

require 'fiddle/import'
m...

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NEWS for Ruby 3.1.0 (9730.0)

NEWS for Ruby 3.1.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

...能追加とバグ修正を除く)

* 以下のdefault gemsが更新されました。
* RubyGems 3.3.3
* base64 0.1.1
* benchmark 0.2.0
* bigdecimal 3.1.1
* bundler 2.3.3
* cgi 0.3.1
* csv 3.2.2
* date 3.2.2
* did_you_mean 1.6.1
* digest 3.1.0
* drb 2.1...
...。 12913
* Psych 4.0では、デフォルトで Psych.load が Psych.safe_load に変更されました。この動作に移行するにはPsych 3.3.2を使用する必要があるかもしれません。 17866

== C API の更新

* ドキュメント化されました。 https://github.com/ru...

NEWS for Ruby 3.0.0 (9604.0)

NEWS for Ruby 3.0.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

...YAML. 8382
* Use officially discouraged. Read OpenStruct@Caveats section.
* Pathname
* Ractor compatible.
* Psych
* Update to Psych 3.3.0
* This version is Ractor compatible.
* Reline
* Update to Reline 0.1.5
* RubyGems
* Update to RubyGems 3.2.3
* StringIO
* U...

Fiddle::Importer#bind(signature, *opts) { ... } -> Fiddle::Function (9514.0)

Ruby のブロックを C の関数で wrap し、その関数をモジュールに インポートします。

Ruby のブロックを C の関数で wrap し、その関数をモジュールに
インポートします。

これでインポートされた関数はモジュール関数として定義されます。
また、Fiddle::Importer#[] で Fiddle::Function オブジェクトとして
取り出すことができます。

signature で関数の名前とシネグチャを指定します。例えば
"int compare(void*, void*)" のように指定します。

opts には :stdcall もしくは :cdecl を渡すことができ、
呼出規約を明示することができます。

@return インポートした関数を表す ...

NEWS for Ruby 2.5.0 (9424.0)

NEWS for Ruby 2.5.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

NEWS for Ruby 2.5.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。

== 2.4.0 以降の変更

=== 言語仕様の変更

* トップレベルの定数参照を削除しました 11547
* do/end ブロック内部で rescue/else/ensure を書けるようになりました 12906
* 文字列の式展...

NEWS for Ruby 2.3.0 (9316.0)

NEWS for Ruby 2.3.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

NEWS for Ruby 2.3.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。

== 2.2.0 以降の変更

=== 言語仕様の変更

* frozen-string-literal プラグマ:
* 実験的な機能として fronzen-string-literal というプラグマが導入されました。
897...

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Fiddle::Importer#union(signature) -> Class (9157.0)

C の共用体型に対応する Ruby のクラスを構築して返します。

C の共用体型に対応する Ruby のクラスを構築して返します。

共用体型を Ruby 上で定義する方法は Fiddle::Importer#struct と
ほぼ同様です。C における
typedef union epoll_data
{
void *ptr;
int fd;
uint32_t u32;
uint64_t u64;
} epoll_data_t;
は、Ruby上では
require 'fiddle/import'

module M
extend Fiddle::Importer
dlload "lib...

NEWS for Ruby 2.2.0 (9136.0)

NEWS for Ruby 2.2.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

NEWS for Ruby 2.2.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。

== 2.1.0 以降の変更

=== 言語仕様の変更

* nil/true/false
* nil/true/false はフリーズされました 8923

* Hash リテラル
* 後ろにコロンのあるシンボルをキーにしたと...

Fiddle::Importer#struct(signature) -> Class (9121.0)

C の構造体型に対応する Ruby のクラスを構築して返します。

C の構造体型に対応する Ruby のクラスを構築して返します。

構造体の各要素は C と似せた表記ができます。そしてそれを
配列で signature に渡してデータを定義します。例えば C における
struct timeval {
long tv_sec;
long tv_usec;
};
という構造体型に対応して
Timeval = struct(["long tv_sec", "long tv_usec"])
として構造体に対応するクラスを生成します。

このメソッドが返すクラスには以下のメソッドが定義されています
* クラスメソッド malloc
...

Fiddle::CStruct.size -> Integer (9019.0)

構造体のサイズをバイト数で返します。

構造体のサイズをバイト数で返します。

このメソッドが返す値は C の構造体としてのサイズです。
Ruby のオブジェクトとしてはより大きなメモリを消費しています。

Kernel.#syscall(num, *arg) -> Integer (55.0)

numで指定された番号のシステムコールを実行します。 第2引数以降をシステムコールの引数として渡します。

numで指定された番号のシステムコールを実行します。
第2引数以降をシステムコールの引数として渡します。

どの数値がどのシステムコールに対応するかは、
syscall(2) や
/usr/include/sys/syscall.h を参照してください。

システムコールの慣習に従い、syscall(2)
が -1 を返す場合には例外 Errno::EXXX が発生します。
それ以外では、返した値をそのまま数値で返します。

ライブラリ fiddle を使えばより高レベルな操作ができます。

@param num システムコール番号です。
@param arg 文字列か、整数です。最大 9 ...

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