種類
- インスタンスメソッド (66)
- 特異メソッド (7)
- モジュール関数 (1)
- クラス (1)
クラス
- Array (4)
-
Enumerator
:: Lazy (1) - Hash (44)
- LocalJumpError (2)
- MatchData (1)
- Module (1)
- Object (1)
-
ObjectSpace
:: WeakMap (1) - String (1)
- Struct (5)
- Thread (5)
- TracePoint (1)
- UncaughtThrowError (1)
モジュール
- Enumerable (2)
- Kernel (1)
オブジェクト
- ENV (3)
キーワード
- Integer (1)
- Symbol (1)
- [] (4)
- []= (2)
- compact (1)
- compact! (1)
-
const
_ set (1) - each (2)
-
each
_ key (2) -
each
_ pair (3) -
each
_ value (2) -
exit
_ value (1) - fetch (3)
-
fetch
_ values (2) - filter (2)
- filter! (2)
-
has
_ key? (1) -
has
_ value? (2) - include? (1)
-
instance
_ variable _ set (1) -
keep
_ if (2) - key? (1)
- member? (1)
- new (1)
- pack (2)
- reason (1)
-
report
_ on _ exception (1) -
return
_ value (1) - select (2)
- select! (2)
- shift (1)
- store (1)
-
thread
_ variable _ get (1) -
thread
_ variable _ set (1) -
to
_ h (7) -
transform
_ values (2) -
transform
_ values! (2) - unpack (1)
- value? (2)
- values (2)
-
values
_ at (4)
検索結果
先頭5件
-
UncaughtThrowError
# value -> object (78712.0) -
Kernel.#throw に指定した value を返します。
Kernel.#throw に指定した value を返します。
//emlist[例][ruby]{
def do_complicated_things
throw :uncaught_label, "uncaught_value"
end
begin
do_complicated_things
rescue UncaughtThrowError => ex
p ex.value # => "uncaught_value"
end
//} -
Thread
# value -> object (78646.0) -
スレッド self が終了するまで待ち(Thread#join と同じ)、 そのスレッドのブロックが返した値を返します。スレッド実行中に例外が 発生した場合には、その例外を再発生させます。
スレッド self が終了するまで待ち(Thread#join と同じ)、
そのスレッドのブロックが返した値を返します。スレッド実行中に例外が
発生した場合には、その例外を再発生させます。
スレッドが Thread#kill によって終了した場合は、返り値は不定です。
以下は、生成したすべてのスレッドの終了を待ち結果を出力する例です。
threads = []
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })... -
Hash
# has _ value?(value) -> bool (43021.0) -
ハッシュが value を値として持つ時真を返します。 値の一致判定は == で行われます。
ハッシュが value を値として持つ時真を返します。
値の一致判定は == で行われます。
@param value 探索する値を指定します。
//emlist[][ruby]{
p({1 => "one"}.value?("one")) #=> true
p({1 => "one"}.value?("two")) #=> false
//}
@see Hash#key? -
Hash
# value?(value) -> bool (43021.0) -
ハッシュが value を値として持つ時真を返します。 値の一致判定は == で行われます。
ハッシュが value を値として持つ時真を返します。
値の一致判定は == で行われます。
@param value 探索する値を指定します。
//emlist[][ruby]{
p({1 => "one"}.value?("one")) #=> true
p({1 => "one"}.value?("two")) #=> false
//}
@see Hash#key? -
Hash
# each _ value {|value| . . . } -> self (42724.0) -
ハッシュの値を引数としてブロックを評価します。
ハッシュの値を引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合selfを、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each_value {|v| p v}
#=> 1
# 2
p({:a=>1, :b=>2}.each_value) # => #<Enumerator: {:a=>1, :b=>2}:each_value>
//}
@see Hash#each_pair,Hash#each_key -
Object
# instance _ variable _ set(var , value) -> object (42694.0) -
オブジェクトのインスタンス変数 var に値 value を設定します。
オブジェクトのインスタンス変数 var に値 value を設定します。
インスタンス変数が定義されていなければ新たに定義されます。
@param var インスタンス変数名を文字列か Symbol で指定します。
@param value 設定する値です。
@return value を返します。
//emlist[][ruby]{
obj = Object.new
p obj.instance_variable_set("@foo", 1) #=> 1
p obj.instance_variable_set(:@foo, 2) #=> 2
p obj.instance_var... -
Hash
# transform _ values {|value| . . . } -> Hash (42682.0) -
すべての値に対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。 キーは変化しません。
すべての値に対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。
キーは変化しません。
@return 置き換えたハッシュを返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。
//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_values {|v| v * v + 1 } #=> { a: 2, b: 5, c: 10 }
h.transform_values(&:to_s) #=> { a: "1", b: "2", ... -
Hash
# transform _ values! {|value| . . . } -> self (42682.0) -
すべての値に対してブロックを呼び出した結果でハッシュの値を変更します。 キーは変化しません。
すべての値に対してブロックを呼び出した結果でハッシュの値を変更します。
キーは変化しません。
@return transform_values! は常に self を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。
//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_values! {|v| v * v + 1 } #=> { a: 2, b: 5, c: 10 }
h.transform_values!(&:to_s) #=> ... -
Thread
# thread _ variable _ set(key , value) (42676.0) -
引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数に引数 value をセットしま す。
引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数に引数 value をセットしま
す。
[注意]: Thread#[] でセットしたローカル変数(Fiber ローカル変数)と
異なり、セットした変数は Fiber を切り替えても共通で使える事に注意してく
ださい。
//emlist[例][ruby]{
thr = Thread.new do
Thread.current.thread_variable_set(:cat, 'meow')
Thread.current.thread_variable_set("dog", 'woof')
end
thr.join ... -
LocalJumpError
# exit _ value -> object (42646.0) -
例外 LocalJumpError を発生する原因となった break や return に渡した値を返します。
例外 LocalJumpError を発生する原因となった
break や return に渡した値を返します。
例:
def foo
proc { return 10 }
end
begin
foo.call
rescue LocalJumpError => err
p err # => #<LocalJumpError: return from block-closure>
p err.reason # => :return
p err.exit_value # => 10
e... -
TracePoint
# return _ value -> object (42646.0) -
メソッドやブロックの戻り値を返します。
メソッドやブロックの戻り値を返します。
@raise RuntimeError :return、:c_return、:b_return イベントのためのイベ
ントフックの外側で実行した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
def foo(ret)
ret
end
trace = TracePoint.new(:return) do |tp|
p tp.return_value # => 1
end
trace.enable
foo 1
//} -
Hash
# values _ at(*keys) -> [object] (42625.0) -
引数で指定されたキーに対応する値の配列を返します。
引数で指定されたキーに対応する値の配列を返します。
キーに対応する要素がなければデフォルト値が使用されます。
@param keys キーを 0 個以上指定します。
@return 引数で指定されたキーに対応する値の配列を返します。
引数が指定されなかった場合は、空の配列を返します。
//emlist[例][ruby]{
h = {1=>"a", 2=>"b", 3=>"c"}
p h.values_at(1,3,4) #=> ["a", "c", nil]
# [h[1], h[3] ,h[4]] と同じ
//}
@see Hash#... -
ENV
. has _ value?(val) -> bool (42613.0) -
val を値として持つ環境変数が存在する時、真を返します。
val を値として持つ環境変数が存在する時、真を返します。
@param val 値を指定します。文字列で指定します。文字
列以外のオブジェクトを指定した場合は to_str メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。 -
ENV
. value?(val) -> bool (42613.0) -
val を値として持つ環境変数が存在する時、真を返します。
val を値として持つ環境変数が存在する時、真を返します。
@param val 値を指定します。文字列で指定します。文字
列以外のオブジェクトを指定した場合は to_str メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。 -
Hash
# fetch _ values(key , . . . ) -> [object] (42607.0) -
引数で指定されたキーに関連づけられた値の配列を返します。
引数で指定されたキーに関連づけられた値の配列を返します。
該当するキーが登録されていない時には、ブロックが与えられていればそのブ
ロックを評価した値を返します。ブロックが与えられていない時は
KeyError が発生します。
self にデフォルト値が設定されていても無視されます(挙動に変化がありません)。
@param key 探索するキーを任意個指定します。
@raise KeyError ブロックが与えられてない時にキーの探索に失敗すると発生します。
//emlist[例][ruby]{
h = { "cat" => "feline", "dog" => "canine", ... -
Hash
# fetch _ values(key , . . . ) { |key| . . . } -> [object] (42607.0) -
引数で指定されたキーに関連づけられた値の配列を返します。
引数で指定されたキーに関連づけられた値の配列を返します。
該当するキーが登録されていない時には、ブロックが与えられていればそのブ
ロックを評価した値を返します。ブロックが与えられていない時は
KeyError が発生します。
self にデフォルト値が設定されていても無視されます(挙動に変化がありません)。
@param key 探索するキーを任意個指定します。
@raise KeyError ブロックが与えられてない時にキーの探索に失敗すると発生します。
//emlist[例][ruby]{
h = { "cat" => "feline", "dog" => "canine", ... -
Hash
# values -> [object] (42607.0) -
ハッシュの全値の配列を返します。
ハッシュの全値の配列を返します。
//emlist[例][ruby]{
h1 = { "a" => 100, 2 => ["some"], :c => "c" }
p h1.values #=> [100, ["some"], "c"]
//}
@see Hash#keys,Hash#to_a -
Struct
# values _ at(*members) -> [object] (42607.0) -
引数で指定されたメンバの値の配列を返します。
引数で指定されたメンバの値の配列を返します。
@param members Integer か Range でメンバのインデックスを指定します。
@raise IndexError member が整数で存在しないメンバを指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
Foo = Struct.new(:foo, :bar, :baz)
obj = Foo.new('FOO', 'BAR', 'BAZ')
p obj.values_at(0, 1, 2) # => ["FOO", "BAR", "BAZ"]
//}
[注意] 本メソッドの記述は Struct の... -
Hash
# each _ value -> Enumerator (42424.0) -
ハッシュの値を引数としてブロックを評価します。
ハッシュの値を引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合selfを、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each_value {|v| p v}
#=> 1
# 2
p({:a=>1, :b=>2}.each_value) # => #<Enumerator: {:a=>1, :b=>2}:each_value>
//}
@see Hash#each_pair,Hash#each_key -
Hash
# transform _ values -> Enumerator (42382.0) -
すべての値に対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。 キーは変化しません。
すべての値に対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。
キーは変化しません。
@return 置き換えたハッシュを返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。
//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_values {|v| v * v + 1 } #=> { a: 2, b: 5, c: 10 }
h.transform_values(&:to_s) #=> { a: "1", b: "2", ... -
Hash
# transform _ values! -> Enumerator (42382.0) -
すべての値に対してブロックを呼び出した結果でハッシュの値を変更します。 キーは変化しません。
すべての値に対してブロックを呼び出した結果でハッシュの値を変更します。
キーは変化しません。
@return transform_values! は常に self を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。
//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_values! {|v| v * v + 1 } #=> { a: 2, b: 5, c: 10 }
h.transform_values!(&:to_s) #=> ... -
Array
# values _ at(*selectors) -> Array (42361.0) -
引数で指定されたインデックスに対応する要素を配列で返します。インデッ クスに対応する値がなければ nil が要素になります。
引数で指定されたインデックスに対応する要素を配列で返します。インデッ
クスに対応する値がなければ nil が要素になります。
@param selectors インデックスを整数もしくは整数の Range で指定します。
//emlist[例][ruby]{
ary = %w( a b c d e )
p ary.values_at( 0, 2, 4 ) #=> ["a", "c", "e"]
p ary.values_at( 3, 4, 5, 6, 35 ) #=> ["d", "e", nil, nil, nil]
p ary.values_at( 0, -1,... -
MatchData
# values _ at(*index) -> [String] (42343.0) -
正規表現中の n 番目の括弧にマッチした部分文字列の配列を返します。
正規表現中の n 番目の括弧にマッチした部分文字列の配列を返します。
0 番目は $& のようにマッチした文字列全体を表します。
@param index インデックスを整数またはシンボル(名前付きキャプチャの場合)で 0 個以上指定します。
//emlist[例][ruby]{
m = /(foo)(bar)(baz)/.match("foobarbaz")
# same as m.to_a.values_at(...)
p m.values_at(0, 1, 2, 3, 4) # => ["foobarbaz", "foo", "bar", "baz", nil]
p m... -
Thread
# thread _ variable _ get(key) -> object | nil (42325.0) -
引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数を返します。
引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数を返します。
[注意]: Thread#[] でセットしたローカル変数(Fiber ローカル変数)と
異なり、Fiber を切り替えても同じ変数を返す事に注意してください。
例:
Thread.new {
Thread.current.thread_variable_set("foo", "bar") # スレッドローカル
Thread.current["foo"] = "bar" # Fiber ローカル
Fiber.new {
Fiber.yield ... -
Symbol (42025.0)
-
シンボルを表すクラス。シンボルは任意の文字列と一対一に対応するオブジェクトです。
シンボルを表すクラス。シンボルは任意の文字列と一対一に対応するオブジェクトです。
文字列の代わりに用いることもできますが、必ずしも文字列と同じ振る舞いをするわけではありません。
同じ内容のシンボルはかならず同一のオブジェクトです。
シンボルオブジェクトは以下のようなリテラルで得られます。
:symbol
:'symbol'
%s!symbol! # %記法
生成されたシンボルの一覧は Symbol.all_symbols で得られます。
一番目のリテラルでシンボルを表す場合、`:' の後に
は識別子、メソッド名(`!',`?',`=' などの接尾辞を含む)、変数名
(`$'... -
Struct
# values -> [object] (33607.0) -
構造体のメンバの値を配列にいれて返します。
構造体のメンバの値を配列にいれて返します。
//emlist[例][ruby]{
Customer = Struct.new(:name, :address, :zip)
Customer.new("Joe Smith", "123 Maple, Anytown NC", 12345).to_a
# => ["Joe Smith", "123 Maple, Anytown NC", 12345]
//}
[注意] 本メソッドの記述は Struct の下位クラスのインスタンスに対して呼び
出す事を想定しています。Struct.new は Struct の下位クラスを作成する点に
注意してくだ... -
ObjectSpace
:: WeakMap # []=(key , value) (33376.0) -
引数 key から引数 value への参照を作成します。
引数 key から引数 value への参照を作成します。
@param key 参照元のオブジェクトを指定します。
@param value 参照先のオブジェクトを指定します。
//emlist[例][ruby]{
weak_map = ObjectSpace::WeakMap.new
key = "text"
weak_map[key] = "test" # => test
weak_map[key] # => test
//} -
Hash
# member?(key) -> bool (33325.0) -
ハッシュが key をキーとして持つ時真を返します。
ハッシュが key をキーとして持つ時真を返します。
@param key 探索するキーを指定します。
//emlist[][ruby]{
p({1 => "one"}.key?(1)) # => true
p({1 => "one"}.key?(2)) # => false
//}
@see Hash#value? -
Enumerable
# to _ h(*args) -> Hash (33055.0) -
self を [key, value] のペアの配列として解析した結果を Hash にして 返します。
self を [key, value] のペアの配列として解析した結果を Hash にして
返します。
@param args each の呼び出し時に引数として渡されます。
//emlist[例][ruby]{
%i[hello world].each_with_index.to_h # => {:hello => 0, :world => 1}
//}
ブロックを指定すると各要素でブロックを呼び出し、
その結果をペアとして使います。
//emlist[ブロック付きの例][ruby]{
(1..5).to_h {|x| [x, x ** 2]} # => {1=>1, 2=>4, ... -
Enumerable
# to _ h(*args) { . . . } -> Hash (33055.0) -
self を [key, value] のペアの配列として解析した結果を Hash にして 返します。
self を [key, value] のペアの配列として解析した結果を Hash にして
返します。
@param args each の呼び出し時に引数として渡されます。
//emlist[例][ruby]{
%i[hello world].each_with_index.to_h # => {:hello => 0, :world => 1}
//}
ブロックを指定すると各要素でブロックを呼び出し、
その結果をペアとして使います。
//emlist[ブロック付きの例][ruby]{
(1..5).to_h {|x| [x, x ** 2]} # => {1=>1, 2=>4, ... -
Array
# pack(template , buffer: String . new) -> String (25333.0) -
配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、 バイナリとしてパックした文字列を返します。
配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、
バイナリとしてパックした文字列を返します。
テンプレートは
型指定文字列とその長さ(省略時は1)を並べたものです。長さと
して * が指定された時は「残りのデータ全て」の長さを
表します。型指定文字は以下で述べる pack テンプレート文字列の通りです。
buffer が指定されていれば、バッファとして使って返値として返します。
もし template の最初にオフセット (@) が指定されていれば、
結果はオフセットの後ろから詰められます。
buffer の元の内容がオフセットより長ければ、
オフセットより後ろの部分は上... -
Array
# pack(template) -> String (25033.0) -
配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、 バイナリとしてパックした文字列を返します。
配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、
バイナリとしてパックした文字列を返します。
テンプレートは
型指定文字列とその長さ(省略時は1)を並べたものです。長さと
して * が指定された時は「残りのデータ全て」の長さを
表します。型指定文字は以下で述べる pack テンプレート文字列の通りです。
buffer が指定されていれば、バッファとして使って返値として返します。
もし template の最初にオフセット (@) が指定されていれば、
結果はオフセットの後ろから詰められます。
buffer の元の内容がオフセットより長ければ、
オフセットより後ろの部分は上... -
String
# unpack(template) -> Array (25033.0) -
Array#pack で生成された文字列を テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、 それらの要素を含む配列を返します。
Array#pack で生成された文字列を
テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、
それらの要素を含む配列を返します。
@param template pack テンプレート文字列
@return オブジェクトの配列
以下にあげるものは、Array#pack、String#unpack、String#unpack1
のテンプレート文字の一覧です。テンプレート文字は後に「長さ」を表す数字
を続けることができます。「長さ」の代わりに`*'とすることで「残り全て」
を表すこともできます。
長さの意味はテンプレート文字により異なりますが大... -
Hash
# store(key , value) -> object (24763.0) -
key に対して value を関連づけます。value を返し ます。
key に対して value を関連づけます。value を返し
ます。
@param key キーを指定します。
@param value 値を指定します。
//emlist[例][ruby]{
h = {}
h[:key] = "value"
p h #=>{:key => "value"}
//}
@see Hash#[] -
Module
# const _ set(name , value) -> object (24724.0) -
モジュールに name で指定された名前の定数を value とい う値として定義し、value を返します。
モジュールに name で指定された名前の定数を value とい
う値として定義し、value を返します。
そのモジュールにおいてすでにその名前の定数が定義されている場合、警
告メッセージが出力されます。
@param name Symbol,String で定数の名前を指定します。
@param value セットしたい値を指定します。
//emlist[例][ruby]{
module Foo; end
# Symbolを指定した場合
Foo.const_set(:FOO, 123)
Foo::FOO # => 123
# Stringを指定した場合
Foo.const_... -
Struct
# []=(member , value) (24724.0) -
構造体の member で指定されたメンバの値を value にして value を返します。
構造体の member で指定されたメンバの値を value にして value を返します。
@param member Integer でメンバのインデックスを指定します。
Symbol, String でメンバの名前を指定します。
@param value メンバに設定する値を指定します。
@raise IndexError member が整数で存在しないメンバを指定した場合に発生します。
@raise NameError member が String, Symbol で存在しないメンバを指定した場合に発生します。
[注意] 本メソッドの記述は ... -
Hash
# shift -> [object , object] | nil (24709.0) -
ハッシュからキーが追加された順で先頭の要素をひとつ取り除き、 [key, value]という配列として返します。
ハッシュからキーが追加された順で先頭の要素をひとつ取り除き、
[key, value]という配列として返します。
shiftは破壊的メソッドです。selfは要素を取り除かれた残りのハッシュに変更されます。
ハッシュが空の場合、デフォルト値(Hash#defaultまたはHash#default_procのブロックの値か、どちらもnilならばnil)
を返します(このとき、[key,value] という形式の値を返すわけではないことに注意)。
将来のバージョン(Ruby 3.2を予定)ではデフォルト値に関わらず nil になる予定なので、デフォルト値を設定しているハッシュで
shift ... -
Hash
# to _ h {|key , value| block } -> Hash (24682.0) -
self を返します。Hash クラスのサブクラスから呼び出した場合は self を Hash オブジェクトに変換します。
self を返します。Hash クラスのサブクラスから呼び出した場合は
self を Hash オブジェクトに変換します。
//emlist[例][ruby]{
hash = {}
p hash.to_h # => {}
p hash.to_h == hash # => true
class MyHash < Hash;end
my_hash = MyHash.new
p my_hash.to_h # => {}
p my_hash.class # => MyHash
p my_hash.to_h.class # => Hash
//}
ブロックを... -
ENV
. to _ h {|name , value| block } -> Hash (24646.0) -
環境変数の名前をキーとし、対応する値をもつハッシュを返します。
環境変数の名前をキーとし、対応する値をもつハッシュを返します。
ブロックを指定すると各ペアでブロックを呼び出し、
その結果をペアとして使います。
//emlist[ブロック付きの例][ruby]{
ENV.to_h {|name, value| [name, value.size] }
//} -
Struct
# to _ h {|member , value| block } -> Hash (24646.0) -
self のメンバ名(Symbol)と値の組を Hash にして返します。
self のメンバ名(Symbol)と値の組を Hash にして返します。
//emlist[例][ruby]{
Customer = Struct.new(:name, :address, :zip)
Customer.new("Joe Smith", "123 Maple, Anytown NC", 12345).to_h
# => {:name=>"Joe Smith", :address=>"123 Maple, Anytown NC", :zip=>12345}
//}
ブロックを指定すると各ペアでブロックを呼び出し、
その結果をペアとして使います。
//emlist[ブロック... -
Struct
# each _ pair {|member , value| . . . } -> self (24610.0) -
構造体のメンバ名(Symbol)と値の組を引数にブロックを繰り返し実行します。
構造体のメンバ名(Symbol)と値の組を引数にブロックを繰り返し実行します。
//emlist[例][ruby]{
Foo = Struct.new(:foo, :bar)
Foo.new('FOO', 'BAR').each_pair {|m, v| p [m,v]}
# => [:foo, "FOO"]
# [:bar, "BAR"]
//}
[注意] 本メソッドの記述は Struct の下位クラスのインスタンスに対して呼び
出す事を想定しています。Struct.new は Struct の下位クラスを作成する点に
注意してください。 -
Enumerator
:: Lazy . new(obj , size=nil) {|yielder , *values| . . . } -> Enumerator :: Lazy (24607.0) -
Lazy Enumerator を作成します。Enumerator::Lazy#force メソッドなどに よって列挙が実行されたとき、objのeachメソッドが実行され、値が一つずつ ブロックに渡されます。ブロックは、yielder を使って最終的に yield される値を 指定できます。
Lazy Enumerator を作成します。Enumerator::Lazy#force メソッドなどに
よって列挙が実行されたとき、objのeachメソッドが実行され、値が一つずつ
ブロックに渡されます。ブロックは、yielder を使って最終的に yield される値を
指定できます。
//emlist[Enumerable#filter_map と、その遅延評価版を定義する例][ruby]{
module Enumerable
def filter_map(&block)
map(&block).compact
end
end
class Enumerator::... -
Hash
. [](*key _ and _ value) -> Hash (24556.0) -
新しいハッシュを生成します。 引数は必ず偶数個指定しなければなりません。奇数番目がキー、偶数番目が値になります。
新しいハッシュを生成します。
引数は必ず偶数個指定しなければなりません。奇数番目がキー、偶数番目が値になります。
このメソッドでは生成するハッシュにデフォルト値を指定することはできません。
Hash.newを使うか、Hash#default=で後から指定してください。
@param key_and_value 生成するハッシュのキーと値の組です。必ず偶数個(0を含む)指定しなければいけません。
@raise ArgumentError 奇数個の引数を与えたときに発生します。
以下は配列からハッシュを生成する方法の例です。
(1) [キー, 値, ...] の配列からハッシュへ
//... -
Hash
# each {|key , value| . . . } -> self (24439.0) -
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合 self を、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。
each_pair は each のエイリアスです。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each {|a| p a}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
{:a=>1, :b=>2}.each {|k, v| p [k, v]}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
p({:a=>1, :b=>2}.each_pair) # => #<... -
Hash
# each _ pair {|key , value| . . . } -> self (24439.0) -
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合 self を、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。
each_pair は each のエイリアスです。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each {|a| p a}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
{:a=>1, :b=>2}.each {|k, v| p [k, v]}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
p({:a=>1, :b=>2}.each_pair) # => #<... -
Hash
# filter {|key , value| . . . } -> Hash (24397.0) -
key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む ハッシュを生成して返します。
key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む
ハッシュを生成して返します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身と select から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
//emlist[][ruby]{
h = { "a" => 100, "b" => 200, "c" => 300 }
h.select {|k,v| k > "a"} #=> {"b" => 200, "c" => 300}
h.select {|k,v| v < 200} #=> {"a" => 100}
//}
@see Hash#select!, ... -
Hash
# select {|key , value| . . . } -> Hash (24397.0) -
key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む ハッシュを生成して返します。
key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む
ハッシュを生成して返します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身と select から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
//emlist[][ruby]{
h = { "a" => 100, "b" => 200, "c" => 300 }
h.select {|k,v| k > "a"} #=> {"b" => 200, "c" => 300}
h.select {|k,v| v < 200} #=> {"a" => 100}
//}
@see Hash#select!, ... -
Kernel
. # Integer(arg , base = 0 , exception: true) -> Integer | nil (24397.0) -
引数を整数 (Fixnum,Bignum) に変換した結果を返します。
引数を整数
(Fixnum,Bignum)
に変換した結果を返します。
引数が数値の場合は直接変換し(小数点以下切り落とし)、
文字列の場合は、進数を表す接頭辞を含む整数表現とみなせる文字列のみ
変換します。
数値と文字列以外のオブジェクトに対しては arg.to_int, arg.to_i を
この順に使用して変換します。
@param arg 変換対象のオブジェクトです。
@param base 基数として0か2から36の整数を指定します(引数argに文字列を指
定した場合のみ)。省略するか0を指定した場合はプリフィクスか
ら基数を... -
Thread
# [](name) -> object | nil (24361.0) -
name に対応したスレッドに固有のデータを取り出します。 name に対応するスレッド固有データがなければ nil を返し ます。
name に対応したスレッドに固有のデータを取り出します。
name に対応するスレッド固有データがなければ nil を返し
ます。
@param name スレッド固有データのキーを文字列か Symbol で指定します。
//emlist[例][ruby]{
[
Thread.new { Thread.current["name"] = "A" },
Thread.new { Thread.current[:name] = "B" },
Thread.new { Thread.current["name"] = "C" }
].each do |th|
th.join... -
Array
# to _ h { block } -> Hash (24355.0) -
self を [key, value] のペアの配列として解析した結果を Hash にして 返します。
self を [key, value] のペアの配列として解析した結果を Hash にして
返します。
//emlist[例][ruby]{
bar], [1, 2.to_h # => {:foo => :bar, 1 => 2}
//}
ブロックを指定すると配列の各要素でブロックを呼び出し、
その結果をペアとして使います。
//emlist[ブロック付きの例][ruby]{
["foo", "bar"].to_h {|s| [s.ord, s]} # => {102=>"foo", 98=>"bar"}
//} -
Hash
# [](key) -> object | nil (24343.0) -
key に関連づけられた値を返します。
key に関連づけられた値を返します。
該当するキーが登録されていない時には、デフォルト値を返します。
デフォルト値と値としての nil を区別する必要が
ある場合は Hash#fetch または Hash#key? を使ってください。
@param key 探索するキーを指定します。
//emlist[例][ruby]{
h = {:ab => "some" , :cd => "all"}
p h[:ab] #=> "some"
p h[:ef] #=> nil
h1 = Hash.new("default value")
p h1[... -
LocalJumpError
# reason -> Symbol (24343.0) -
例外を発生させた原因をシンボルで返します。
例外を発生させた原因をシンボルで返します。
返す値は以下のいずれかです。
* :break
* :redo
* :retry
* :next
* :return
* :noreason
例:
def foo
proc { return 10 }
end
begin
foo.call
rescue LocalJumpError => err
p err # => #<LocalJumpError: return from block-closure>
p err.reason ... -
Hash
# filter! {|key , value| . . . } -> self | nil (24334.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。
keep_if は常に self を返します。
filter! と select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }
h2 = h1.dup
h1.select!... -
Hash
# keep _ if {|key , value| . . . } -> self (24334.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。
keep_if は常に self を返します。
filter! と select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }
h2 = h1.dup
h1.select!... -
Hash
# select! {|key , value| . . . } -> self | nil (24334.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。
keep_if は常に self を返します。
filter! と select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }
h2 = h1.dup
h1.select!... -
Hash
# fetch(key) -> object (24325.0) -
key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。
key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい
ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ
クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。
fetchはハッシュ自身にデフォルト値が設定されていても単に無視します(挙動に変化がありません)。
@param key 探索するキーを指定します。
@param default 該当するキーが登録されていない時の返り値を指定します。
@raise KeyError 引数defaultもブロックも与えられてない時、キーの探索に失敗すると発生します。
//emlist[例][ruby]{
h... -
Hash
# fetch(key) {|key| . . . } -> object (24325.0) -
key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。
key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい
ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ
クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。
fetchはハッシュ自身にデフォルト値が設定されていても単に無視します(挙動に変化がありません)。
@param key 探索するキーを指定します。
@param default 該当するキーが登録されていない時の返り値を指定します。
@raise KeyError 引数defaultもブロックも与えられてない時、キーの探索に失敗すると発生します。
//emlist[例][ruby]{
h... -
Hash
# fetch(key , default) -> object (24325.0) -
key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。
key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい
ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ
クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。
fetchはハッシュ自身にデフォルト値が設定されていても単に無視します(挙動に変化がありません)。
@param key 探索するキーを指定します。
@param default 該当するキーが登録されていない時の返り値を指定します。
@raise KeyError 引数defaultもブロックも与えられてない時、キーの探索に失敗すると発生します。
//emlist[例][ruby]{
h... -
Hash
# has _ key?(key) -> bool (24325.0) -
ハッシュが key をキーとして持つ時真を返します。
ハッシュが key をキーとして持つ時真を返します。
@param key 探索するキーを指定します。
//emlist[][ruby]{
p({1 => "one"}.key?(1)) # => true
p({1 => "one"}.key?(2)) # => false
//}
@see Hash#value? -
Hash
# include?(key) -> bool (24325.0) -
ハッシュが key をキーとして持つ時真を返します。
ハッシュが key をキーとして持つ時真を返します。
@param key 探索するキーを指定します。
//emlist[][ruby]{
p({1 => "one"}.key?(1)) # => true
p({1 => "one"}.key?(2)) # => false
//}
@see Hash#value? -
Hash
# key?(key) -> bool (24325.0) -
ハッシュが key をキーとして持つ時真を返します。
ハッシュが key をキーとして持つ時真を返します。
@param key 探索するキーを指定します。
//emlist[][ruby]{
p({1 => "one"}.key?(1)) # => true
p({1 => "one"}.key?(2)) # => false
//}
@see Hash#value? -
Thread
. report _ on _ exception -> bool (24325.0) -
真の時は、いずれかのスレッドが例外によって終了した時に、その内容を $stderr に報告します。
真の時は、いずれかのスレッドが例外によって終了した時に、その内容を $stderr に報告します。
デフォルトは true です。
Thread.new { 1.times { raise } }
は $stderr に以下のように出力します:
#<Thread:...> terminated with exception (report_on_exception is true):
Traceback (most recent call last):
2: from -e:1:in `block in <main>'
1: fro... -
Hash
# compact -> Hash (24139.0) -
compact は自身から value が nil のもの取り除いた Hash を生成して返します。 compact! は自身から破壊的に value が nil のものを取り除き、変更が行われた場合は self を、そうでなければ nil を返します。
compact は自身から value が nil のもの取り除いた Hash を生成して返します。 compact! は自身から破壊的に value が nil のものを取り除き、変更が行われた場合は self を、そうでなければ nil を返します。
//emlist[例][ruby]{
hash = {a: 1, b: nil, c: 3}
p hash.compact #=> {:a=>1, :c=>3}
p hash #=> {:a=>1, :b=>nil, :c=>3}
hash.compact!
hash #=> {:a=>1, :... -
Hash
# compact! -> self | nil (24139.0) -
compact は自身から value が nil のもの取り除いた Hash を生成して返します。 compact! は自身から破壊的に value が nil のものを取り除き、変更が行われた場合は self を、そうでなければ nil を返します。
compact は自身から value が nil のもの取り除いた Hash を生成して返します。 compact! は自身から破壊的に value が nil のものを取り除き、変更が行われた場合は self を、そうでなければ nil を返します。
//emlist[例][ruby]{
hash = {a: 1, b: nil, c: 3}
p hash.compact #=> {:a=>1, :c=>3}
p hash #=> {:a=>1, :b=>nil, :c=>3}
hash.compact!
hash #=> {:a=>1, :... -
Hash
# each -> Enumerator (24139.0) -
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合 self を、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。
each_pair は each のエイリアスです。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each {|a| p a}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
{:a=>1, :b=>2}.each {|k, v| p [k, v]}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
p({:a=>1, :b=>2}.each_pair) # => #<... -
Hash
# each _ pair -> Enumerator (24139.0) -
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合 self を、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。
each_pair は each のエイリアスです。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each {|a| p a}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
{:a=>1, :b=>2}.each {|k, v| p [k, v]}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
p({:a=>1, :b=>2}.each_pair) # => #<... -
Hash
. [](other) -> Hash (24121.0) -
新しいハッシュを生成します。 引数otherと同一のキーと値を持つ新たなハッシュを生成して返します。
新しいハッシュを生成します。
引数otherと同一のキーと値を持つ新たなハッシュを生成して返します。
引数otherがハッシュではない場合、otherのメソッドto_hashを使って暗黙の変換を試みます。
デフォルト値はコピーしません。生成されたハッシュのデフォルト値は nil です。
引数otherと生成したハッシュは同じオブジェクトを参照することになるので、
一方でキーや値に破壊的操作を行うともう片方にも影響します。
@param other 生成元となるハッシュまたはメソッド to_hash でハッシュに変換できるオブジェクトです。
//emlist[][ruby]{
h =... -
Hash
# each _ key -> Enumerator (24097.0) -
ハッシュのキーを引数としてブロックを評価します。
ハッシュのキーを引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合selfを、
無しで呼ばれた場合Enumeratorを返します。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each_key {|k| p k}
#=> :a
# :b
p({:a=>1, :b=>2}.each_key) # => #<Enumerator: {:a=>1, :b=>2}:each_key>
//}
@see Hash#each_pair,Hash#each_value -
Hash
# each _ key {|key| . . . } -> self (24097.0) -
ハッシュのキーを引数としてブロックを評価します。
ハッシュのキーを引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合selfを、
無しで呼ばれた場合Enumeratorを返します。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each_key {|k| p k}
#=> :a
# :b
p({:a=>1, :b=>2}.each_key) # => #<Enumerator: {:a=>1, :b=>2}:each_key>
//}
@see Hash#each_pair,Hash#each_value -
Hash
# filter -> Enumerator (24097.0) -
key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む ハッシュを生成して返します。
key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む
ハッシュを生成して返します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身と select から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
//emlist[][ruby]{
h = { "a" => 100, "b" => 200, "c" => 300 }
h.select {|k,v| k > "a"} #=> {"b" => 200, "c" => 300}
h.select {|k,v| v < 200} #=> {"a" => 100}
//}
@see Hash#select!, ... -
Hash
# select -> Enumerator (24097.0) -
key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む ハッシュを生成して返します。
key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む
ハッシュを生成して返します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身と select から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
//emlist[][ruby]{
h = { "a" => 100, "b" => 200, "c" => 300 }
h.select {|k,v| k > "a"} #=> {"b" => 200, "c" => 300}
h.select {|k,v| v < 200} #=> {"a" => 100}
//}
@see Hash#select!, ... -
Hash
# to _ h -> self | Hash (24082.0) -
self を返します。Hash クラスのサブクラスから呼び出した場合は self を Hash オブジェクトに変換します。
self を返します。Hash クラスのサブクラスから呼び出した場合は
self を Hash オブジェクトに変換します。
//emlist[例][ruby]{
hash = {}
p hash.to_h # => {}
p hash.to_h == hash # => true
class MyHash < Hash;end
my_hash = MyHash.new
p my_hash.to_h # => {}
p my_hash.class # => MyHash
p my_hash.to_h.class # => Hash
//}
ブロックを... -
Hash
# filter! -> Enumerator (24034.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。
keep_if は常に self を返します。
filter! と select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }
h2 = h1.dup
h1.select!... -
Hash
# keep _ if -> Enumerator (24034.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。
keep_if は常に self を返します。
filter! と select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }
h2 = h1.dup
h1.select!... -
Hash
# select! -> Enumerator (24034.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。
keep_if は常に self を返します。
filter! と select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }
h2 = h1.dup
h1.select!...