るりまサーチ (Ruby 2.6.0)

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トップページ > バージョン:2.6.0[x] > クエリ:Numeric[x]

別のキーワード

  1. numeric step
  2. _builtin numeric
  3. numeric %
  4. numeric i
  5. numeric +@

ライブラリ

モジュール

検索結果

<< < 1 2 >>

Integer#-(other) -> Numeric (304.0)

算術演算子。差を計算します。

算術演算子。差を計算します。

@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@return 計算結果

//emlist[][ruby]{
4 - 1 #=> 3
//}

Jacobian.#dfdxi(f, fx, x, i) -> [Numeric] (304.0)

関数 f の 微分係数を計算します。ライブラリ内部で使用します。

関数 f の 微分係数を計算します。ライブラリ内部で使用します。

Jacobian.#jacobian(f, fx, x) -> [Numeric] (304.0)

ヤコビ行列を計算します。

ヤコビ行列を計算します。

@param f ヤコビ行列を求めたい関数を表すオブジェクトを指定します。詳細は
bigdecimal/jacobian をご覧ください。

@param fx f.values(x) の結果を表すベクトルを数値の配列で指定します。

@param x ヤコビ行列を求める点 x にあたるベクトルを数値の配列で指定します。

@return ヤコビ行列を返します。(各要素を Row-major order で 1 次元の配列
にしたオブジェクトを指定します)

@raise RuntimeError 計算結果が特異ヤコビ行列になった...

Net::FTP#open_timeout -> Numeric|nil (304.0)

接続時のタイムアウトの秒数を返します。

接続時のタイムアウトの秒数を返します。

制御用コネクションとデータ転送用コネクションの
両方を開くときの共通のタイムアウト時間です。

この秒数たってもコネクションが
開かなければ例外 Net::OpenTimeout を発生します。
整数以外での浮動小数点数や分数を指定することができます。
デフォルトは nil(タイムアウトしない)です。

@see Net::HTTP#read_timeout, Net::HTTP#open_timeout=

Net::FTP#read_timeout -> Numeric|nil (304.0)

読み込み一回でブロックしてよい最大秒数 を返します。

読み込み一回でブロックしてよい最大秒数
を返します。

この秒数たっても読みこめなければ例外 Net::ReadTimeout
を発生します。整数以外での浮動小数点数や分数を指定することができます。
デフォルトは 60 (秒)です。

@see Net::HTTP#open_timeout, Net::HTTP#read_timeout=

絞り込み条件を変える

Net::HTTP#write_timeout -> Numeric|nil (304.0)

書き込み(write(2)) 一回でブロックしてよい最大秒数 を返します。

書き込み(write(2)) 一回でブロックしてよい最大秒数
を返します。

この秒数たっても書き込めなければ例外 Net::WriteTimeout
を発生します。

Windows では Net::WriteTimeout は発生しません。

デフォルトは 60 (秒)です。

@see Net::HTTP#open_timeout, Net::HTTP#read_timeout, Net::HTTP#write_timeout=

1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ) (253.0)

1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/インタプリタの変更>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加されたクラス/モジュール>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加されたメソッド>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加された定数>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/拡張されたクラス/メソッド(互換性のある変更)>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/変更されたクラス/メソッド(互換性のない変更)>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/文法の変更>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/正規表現>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/Marshal>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/Windows 対応>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/廃止された(される予定の)機能>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/ライブラリ>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/拡張ライブラリAPI>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/バグ修正>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/サポートプラットフォームの追加>))

1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/インタプリタの変更>))
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加されたクラス/モジュール>))
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加されたメソッド>))
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加された定数>))
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/拡張されたクラス/メソッド(互換性のある変更)>))
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/変更されたクラス/メソッド(互換性のない変更)>))...

Ruby用語集 (91.0)

Ruby用語集 A B C D E F G I J M N O R S Y

Ruby用語集
A B C D E F G I J M N O R S Y

a ka sa ta na ha ma ya ra wa

=== 記号・数字
: %記法
: % notation
「%」記号で始まる多種多様なリテラル記法の総称。

参照:d:spec/literal#percent

: 0 オリジン
: zero-based
番号が 0 から始まること。

例えば、
Array や Vector、Matrix などの要素の番号、
String における文字の位置、
といったものは 0 オリジンである。

: 1 オリジン
: one-based
...

Float#to_i -> Integer (55.0)

小数点以下を切り捨てて値を整数に変換します。

小数点以下を切り捨てて値を整数に変換します。

@param ndigits 10進数での小数点以下の有効桁数を整数で指定します。
正の整数を指定した場合、Float を返します。
小数点以下を、最大 n 桁にします。
負の整数を指定した場合、Integer を返します。
小数点位置から左に少なくとも n 個の 0 が並びます。

//emlist[例][ruby]{
2.8.truncate # => 2
(-2.8).truncate ...

Float#truncate(ndigits = 0) -> Integer | Float (55.0)

小数点以下を切り捨てて値を整数に変換します。

小数点以下を切り捨てて値を整数に変換します。

@param ndigits 10進数での小数点以下の有効桁数を整数で指定します。
正の整数を指定した場合、Float を返します。
小数点以下を、最大 n 桁にします。
負の整数を指定した場合、Integer を返します。
小数点位置から左に少なくとも n 個の 0 が並びます。

//emlist[例][ruby]{
2.8.truncate # => 2
(-2.8).truncate ...

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NEWS for Ruby 2.1.0 (55.0)

NEWS for Ruby 2.1.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

NEWS for Ruby 2.1.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。

== 2.0.0 以降の変更

=== 言語仕様の変更

* キーワード引数のデフォルト値が省略可能になりました。これらの「必須キーワード引数」は呼び出し時に明示的に与えなければなりません。

* 整数や小数のリテラルの末尾に'r','i','...

NEWS for Ruby 2.3.0 (55.0)

NEWS for Ruby 2.3.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

NEWS for Ruby 2.3.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。

== 2.2.0 以降の変更

=== 言語仕様の変更

* frozen-string-literal プラグマ:
* 実験的な機能として fronzen-string-literal というプラグマが導入されました。
897...

NEWS for Ruby 2.4.0 (55.0)

NEWS for Ruby 2.4.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

NEWS for Ruby 2.4.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。

== 2.3.0 以降の変更

=== 言語仕様の変更

* 条件式での多重代入ができるようになりました 10617
* Symbol#to_proc でメソッド呼び出し元での Refinements が有効になりました 9451
* Ob...

NEWS for Ruby 2.6.0 (55.0)

NEWS for Ruby 2.6.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

...NEWS for Ruby 2.6.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリス...
...ます。
Object#to_d メソッドは Kernel.#BigDecimal() や
BigDecimal.new とは違いがあります。
* 2.0.0 は Ruby 2.6.0 のリリース後すぐにリリースされる予定です。
このバージョンは BigDecimal.new メソッドを含みません。...
...をリビルドする必要がある負担がなくなります。
* 変更前:
* libruby.2.6.0.dylib
* libruby.2.6.dylib -> libruby.2.6.0.dylib
* libruby.dylib -> libruby.2.6.0.dylib
* 変更後:
* libruby.2.6.dylib
* libruby.dylib -> libruby.2.6.dylib

* mi...

Kernel#check_signedness(type, headers = nil, opts = nil) -> "signed" | "unsigned" | nil (49.0)

Returns the signedness of the given +type+. You may optionally specify additional +headers+ to search in for the +type+. If the +type+ is found and is a numeric type, a macro is passed as a preprocessor constant to the compiler using the +type+ name, in uppercase, prepended with 'SIGNEDNESS_OF_', followed by the +type+ name, followed by '=X' where 'X' is positive integer if the +type+ is unsigned, or negative integer if the +type+ is signed. For example, if size_t is defined as unsigned, then check_signedness('size_t') would returned +1 and the SIGNEDNESS_OF_SIZE_T=+1 preprocessor macro would be passed to the compiler, and SIGNEDNESS_OF_INT=-1 if check_signedness('int') is done.

Returns the signedness of the given +type+. You may optionally
specify additional +headers+ to search in for the +type+.

If the +type+ is found and is a numeric type, a macro is passed as a
preprocessor constant to the compiler using the +type+ name, in
uppercase, prepended with 'SIGNEDNESS...

絞り込み条件を変える

Kernel#check_signedness(type, headers = nil, opts = nil) { ... } -> "signed" | "unsigned" | nil (49.0)

Returns the signedness of the given +type+. You may optionally specify additional +headers+ to search in for the +type+. If the +type+ is found and is a numeric type, a macro is passed as a preprocessor constant to the compiler using the +type+ name, in uppercase, prepended with 'SIGNEDNESS_OF_', followed by the +type+ name, followed by '=X' where 'X' is positive integer if the +type+ is unsigned, or negative integer if the +type+ is signed. For example, if size_t is defined as unsigned, then check_signedness('size_t') would returned +1 and the SIGNEDNESS_OF_SIZE_T=+1 preprocessor macro would be passed to the compiler, and SIGNEDNESS_OF_INT=-1 if check_signedness('int') is done.

Returns the signedness of the given +type+. You may optionally
specify additional +headers+ to search in for the +type+.

If the +type+ is found and is a numeric type, a macro is passed as a
preprocessor constant to the compiler using the +type+ name, in
uppercase, prepended with 'SIGNEDNESS...

Matrix (49.0)

数Numericを要素とする行列を扱うクラスです。

数Numericを要素とする行列を扱うクラスです。

行列

m * n 個の数a(i,j)を

[ a(0,0) a(0,1) a(0,2) a(0,3) ... a(0,n-1) ]
[ a(1,0) a(1,1) a(1,2) a(1,3) ... a(1,n-1) ]
[ a(2,0) a(2,1) a(2,2) a(2,3) ... a(2,n-1) ]
[ ]
[ a(m-1,0) a(m-1,n-1) ]

...

Matrix#real? -> bool (49.0)

行列の全要素が実(Numeric#real?)であれば true を返します。

行列の全要素が実(Numeric#real?)であれば true を返します。

Complexオブジェクトを要素に持つ場合は虚部が0でも偽を返します。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
Matrix[[1, 0], [0, 1]].real? # => true
Matrix[[Complex(0, 1), 0], [0, 1]].real? # => false
# 要素が実数であっても Complex オブジェクトなら偽を返す。
Matrix[[Complex(1, 0), 0], [0, 1]].real? # => false
//}

Range#size -> Integer | Float::INFINITY | nil (49.0)

範囲内の要素数を返します。始端、終端のいずれかのオブジェクトが Numeric のサブクラスのオブジェクトではない場合には nil を返します。

範囲内の要素数を返します。始端、終端のいずれかのオブジェクトが
Numeric のサブクラスのオブジェクトではない場合には nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
(10..20).size # => 11
("a".."z").size # => nil
(-Float::INFINITY..Float::INFINITY).size # => Infinity
//}

Vector (49.0)

数 Numeric を要素とするベクトルを扱うクラスです。 Vector オブジェクトは Matrix オブジェクトとの演算においては列ベクトルとして扱われます。

数 Numeric を要素とするベクトルを扱うクラスです。
Vector オブジェクトは Matrix オブジェクトとの演算においては列ベクトルとして扱われます。

ベクトルの要素のインデックスは 0 から始まることに注意してください。

絞り込み条件を変える

double rb_num2dbl(VALUE val) (49.0)

任意の Numeric のオブジェクトを double に変換します。

任意の Numeric のオブジェクトを double に変換します。

Time.at(time, usec) -> Time (40.0)

time + (usec/1000000) の時刻を表す Time オブジェクトを返します。 浮動小数点の精度では不十分な場合に使用します。

time + (usec/1000000) の時刻を表す Time オブジェクトを返します。
浮動小数点の精度では不十分な場合に使用します。

キーワード引数 in でタイムゾーンを指定できます。タイムゾーンの指定がない場合、
生成された Time オブジェクトのタイムゾーンは地方時となります。

@param time 起算時からの経過秒数を表わす値をInteger、 Float、 Rational、または他のNumericで指定します。

@param usec マイクロ秒をInteger、 Float、 Rational、または他のNumericで指定します。

@param in "...

Time.at(time, usec, in:) -> Time (40.0)

time + (usec/1000000) の時刻を表す Time オブジェクトを返します。 浮動小数点の精度では不十分な場合に使用します。

time + (usec/1000000) の時刻を表す Time オブジェクトを返します。
浮動小数点の精度では不十分な場合に使用します。

キーワード引数 in でタイムゾーンを指定できます。タイムゾーンの指定がない場合、
生成された Time オブジェクトのタイムゾーンは地方時となります。

@param time 起算時からの経過秒数を表わす値をInteger、 Float、 Rational、または他のNumericで指定します。

@param usec マイクロ秒をInteger、 Float、 Rational、または他のNumericで指定します。

@param in "...

BigDecimal#%(n) -> BigDecimal (37.0)

self を n で割った余りを返します。

self を n で割った余りを返します。

@param n self を割る数を指定します。

//emlist[][ruby]{
require 'bigdecimal'
x = BigDecimal((2**100).to_s)
( x % 3).to_i # => 1
(-x % 3).to_i # => 2
( x % -3).to_i # => -2
(-x % -3).to_i # => -1
//}

戻り値は n と同じ符号になります。これは BigDecimal#remainder とは
異なる点に注意してください。詳細は Numeric#%、
Numeric#re...

BigDecimal#modulo(n) -> BigDecimal (37.0)

self を n で割った余りを返します。

self を n で割った余りを返します。

@param n self を割る数を指定します。

//emlist[][ruby]{
require 'bigdecimal'
x = BigDecimal((2**100).to_s)
( x % 3).to_i # => 1
(-x % 3).to_i # => 2
( x % -3).to_i # => -2
(-x % -3).to_i # => -1
//}

戻り値は n と同じ符号になります。これは BigDecimal#remainder とは
異なる点に注意してください。詳細は Numeric#%、
Numeric#re...

絞り込み条件を変える

BigDecimal#remainder(n) -> BigDecimal (37.0)

self を n で割った余りを返します。

self を n で割った余りを返します。

@param n self を割る数を指定します。

//emlist[][ruby]{
require 'bigdecimal'
x = BigDecimal((2**100).to_s)
x.remainder(3).to_i # => 1
(-x).remainder(3).to_i # => -1
x.remainder(-3).to_i # => 1
(-x).remainder(-3).to_i # => -1
//}

戻り値は self と同じ符号になります。これは BigDecimal#% とは異な
る点に注意し...

CSV::Converters -> Hash (37.0)

このハッシュは名前でアクセスできる組み込みの変換器を保持しています。

このハッシュは名前でアクセスできる組み込みの変換器を保持しています。

CSV#convert で使用する変換器として使用できます。
また CSV.new のオプションとして使用することもできます。

: :integer
Kernel.#Integer を使用してフィールドを変換します。
: :float
Kernel.#Float を使用してフィールドを変換します。
: :numeric
:integer と :float の組み合わせです。
: :date
Date.parse を使用してフィールドを変換します。
: :date_time
DateTime.pars...

Float#floor(ndigits = 0) -> Integer | Float (37.0)

自身と等しいかより小さな整数のうち最大のものを返します。

自身と等しいかより小さな整数のうち最大のものを返します。

@param ndigits 10進数での小数点以下の有効桁数を整数で指定します。
正の整数を指定した場合、Float を返します。
小数点以下を、最大 n 桁にします。
負の整数を指定した場合、Integer を返します。
小数点位置から左に少なくとも n 個の 0 が並びます。

//emlist[例][ruby]{
1.2.floor # => 1
2.0.floor # => 2
(-1...

NEWS for Ruby 2.5.0 (37.0)

NEWS for Ruby 2.5.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

NEWS for Ruby 2.5.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。

== 2.4.0 以降の変更

=== 言語仕様の変更

* トップレベルの定数参照を削除しました 11547
* do/end ブロック内部で rescue/else/ensure を書けるようになりました 12906
* 文字列の式展...

OpenSSL::BN#coerce(other) -> Array (37.0)

自身と other が同じクラスになるよう、自身か other を変換し [other, self] という配列にして返します。

自身と other が同じクラスになるよう、自身か other を変換し
[other, self] という配列にして返します。

基本的に other が整数のときに、自身を Integer のオブジェクトに
変換して [other, 変換後オブジェクト] にして返します。
それ以外の場合は例外 TypeError を発生させます。

//emlist[][ruby]{
require 'openssl'
p 1.to_bn.coerce(2) # => [2, 1]
//}

@param other 変換の基準となるオブジェクト
@raise TypeError 変換に失敗した場合に発...

絞り込み条件を変える

ruby 1.6 feature (37.0)

ruby 1.6 feature ruby version 1.6 は安定版です。この版での変更はバグ修正がメイン になります。

ruby 1.6 feature
ruby version 1.6 は安定版です。この版での変更はバグ修正がメイン
になります。

((<stable-snapshot|URL:ftp://ftp.netlab.co.jp/pub/lang/ruby/stable-snapshot.tar.gz>)) は、日々更新される安定版の最新ソースです。

== 1.6.8 (2002-12-24) -> stable-snapshot

: 2003-01-22: errno

EAGAIN と EWOULDBLOCK が同じ値のシステムで、EWOULDBLOCK がなくなっ
ていま...

Time.at(seconds, xseconds, unit) -> Time (25.0)

unit に応じて seconds + xseconds ミリ秒などの時刻を表す Time オブジェクトを返します。

unit に応じて seconds + xseconds ミリ秒などの時刻を表す Time オブジェクトを返します。

@param seconds 起算時からの経過秒数を表わす値をInteger、 Float、 Rational、または他のNumericで指定します。
@param xseconds unit に対応するミリ秒かマイクロ秒かナノ秒を指定します。
@param unit :millisecond, :usec, :microsecond, :nsec, :nanosecond のいずれかを指定します。
@param in "+HH:MM" や "-HH:MM" のような形式の...

Time.at(seconds, xseconds, unit, in:) -> Time (25.0)

unit に応じて seconds + xseconds ミリ秒などの時刻を表す Time オブジェクトを返します。

unit に応じて seconds + xseconds ミリ秒などの時刻を表す Time オブジェクトを返します。

@param seconds 起算時からの経過秒数を表わす値をInteger、 Float、 Rational、または他のNumericで指定します。
@param xseconds unit に対応するミリ秒かマイクロ秒かナノ秒を指定します。
@param unit :millisecond, :usec, :microsecond, :nsec, :nanosecond のいずれかを指定します。
@param in "+HH:MM" や "-HH:MM" のような形式の...

BigDecimal#/(other) -> BigDecimal (19.0)

商を計算します。

商を計算します。

@param other self を割る数を指定します。

詳細は Numeric#quo を参照して下さい。

計算結果の精度についてはlib:bigdecimal#precisionを参照してください。

BigDecimal#coerce(other) -> Array (19.0)

self と other が同じクラスになるよう、self か other を変換し [other, self] という配列にして返します。

self と other が同じクラスになるよう、self か other を変換し [other,
self] という配列にして返します。

@param other 比較または変換するオブジェクト

BigDecimal#coerce は Ruby における強制型変換のための機能です。
BigDecimal オブジェクトとその他のオブジェクト間の各種の計算は
BigDecimal#coerce の結果を元に行われます。

//emlist[][ruby]{
require "bigdecimal"
a = BigDecimal("1.0")
b = a / 2.0 # => 0.5e0
...

絞り込み条件を変える

BigDecimal#div(other) -> BigDecimal (19.0)

商を計算します。

商を計算します。

@param other self を割る数を指定します。

詳細は Numeric#quo を参照して下さい。

計算結果の精度についてはlib:bigdecimal#precisionを参照してください。

BigDecimal#quo(other) -> BigDecimal (19.0)

商を計算します。

商を計算します。

@param other self を割る数を指定します。

詳細は Numeric#quo を参照して下さい。

計算結果の精度についてはlib:bigdecimal#precisionを参照してください。

CSV.table(path, options = Hash.new) -> CSV::Table | [Array] (19.0)

以下と同等のことを行うメソッドです。

以下と同等のことを行うメソッドです。

//emlist[][ruby]{
CSV.read( path, { headers: true,
converters: :numeric,
header_converters: :symbol }.merge(options) )
//}

@param path ファイル名を指定します。

@param options CSV.new のオプションと同じオプションを指定できます。


@see CSV.read

Complex (19.0)

複素数を扱うクラスです。

複素数を扱うクラスです。

Complex オブジェクトを作成するには、Kernel.#Complex、
Complex.rect、Complex.polar、Numeric#to_c、
String#to_c のいずれかを使用します。

//emlist[Complex オブジェクトの作り方][ruby]{
Complex(1) # => (1+0i)
Complex(2, 3) # => (2+3i)
Complex.polar(2, 3) # => (-1.9799849932008908+0.2822400161197344i)
Complex(0....

Complex#/(other) -> Complex (19.0)

商を計算します。

商を計算します。

@param other 自身を割る数

//emlist[例][ruby]{
Complex(10.0) / 3 # => (3.3333333333333335+(0/1)*i)
Complex(10) / 3 # => ((10/3)+(0/1)*i)
//}

@see Numeric#quo

絞り込み条件を変える

Complex#angle -> Float (19.0)

自身の偏角を[-π,π]の範囲で返します。

自身の偏角を[-π,π]の範囲で返します。

//emlist[例][ruby]{
Complex.polar(3, Math::PI/2).arg # => 1.5707963267948966
//}

非正の実軸付近での挙動に注意してください。以下の例のように虚部が 0.0 と
-0.0 では値が変わります。

//emlist[例][ruby]{
Complex(-1, 0).arg #=> 3.141592653589793
Complex(-1, -0).arg #=> 3.141592653589793
Complex(-1...

Complex#arg -> Float (19.0)

自身の偏角を[-π,π]の範囲で返します。

自身の偏角を[-π,π]の範囲で返します。

//emlist[例][ruby]{
Complex.polar(3, Math::PI/2).arg # => 1.5707963267948966
//}

非正の実軸付近での挙動に注意してください。以下の例のように虚部が 0.0 と
-0.0 では値が変わります。

//emlist[例][ruby]{
Complex(-1, 0).arg #=> 3.141592653589793
Complex(-1, -0).arg #=> 3.141592653589793
Complex(-1...

Complex#phase -> Float (19.0)

自身の偏角を[-π,π]の範囲で返します。

自身の偏角を[-π,π]の範囲で返します。

//emlist[例][ruby]{
Complex.polar(3, Math::PI/2).arg # => 1.5707963267948966
//}

非正の実軸付近での挙動に注意してください。以下の例のように虚部が 0.0 と
-0.0 では値が変わります。

//emlist[例][ruby]{
Complex(-1, 0).arg #=> 3.141592653589793
Complex(-1, -0).arg #=> 3.141592653589793
Complex(-1...

Complex#quo(other) -> Complex (19.0)

商を計算します。

商を計算します。

@param other 自身を割る数

//emlist[例][ruby]{
Complex(10.0) / 3 # => (3.3333333333333335+(0/1)*i)
Complex(10) / 3 # => ((10/3)+(0/1)*i)
//}

@see Numeric#quo

Complex#real? -> false (19.0)

常に false を返します。

常に false を返します。

//emlist[例][ruby]{
(2+3i).real? # => false
(2+0i).real? # => false
//}

@see Numeric#real?

絞り込み条件を変える

Enumerator::ArithmeticSequence (19.0)

等差数列を提供するためのクラス。

等差数列を提供するためのクラス。

ArithmeticSequenceオブジェクトは、Numeric#step, Range#step によって生成されます。

Integer#[](nth) -> Integer (19.0)

nth 番目のビット(最下位ビット(LSB)が 0 番目)が立っている時 1 を、そうでなければ 0 を返します。

nth 番目のビット(最下位ビット(LSB)が 0 番目)が立っている時 1
を、そうでなければ 0 を返します。

@param nth 何ビット目を指すかの数値
@return 1 か 0

//emlist[][ruby]{
a = 0b11001100101010
30.downto(0) {|n| print a[n] }
# => 0000000000000000011001100101010

a = 9**15
50.downto(0) {|n| print a[n] }
# => 00010111011010000011100001111001010011110...

Integer#ceil(ndigits = 0) -> Integer (19.0)

self と等しいかより大きな整数のうち最小のものを返します。

self と等しいかより大きな整数のうち最小のものを返します。

@param ndigits 10進数での小数点以下の有効桁数を整数で指定します。
負の整数を指定した場合、小数点位置から左に少なくとも n 個の 0 が並びます。

//emlist[][ruby]{
1.ceil # => 1
1.ceil(2) # => 1
18.ceil(-1) # => 20
(-18).ceil(-1) # => -10
//}

@see Numeric#ceil

Integer#downto(min) -> Enumerator (19.0)

self から min まで 1 ずつ減らしながらブロックを繰り返し実行します。 self < min であれば何もしません。

self から min まで 1 ずつ減らしながらブロックを繰り返し実行します。
self < min であれば何もしません。

@param min 数値
@return self を返します。

//emlist[][ruby]{
5.downto(1) {|i| print i, " " } # => 5 4 3 2 1
//}

@see Integer#upto, Numeric#step, Integer#times

Integer#downto(min) {|n| ... } -> self (19.0)

self から min まで 1 ずつ減らしながらブロックを繰り返し実行します。 self < min であれば何もしません。

self から min まで 1 ずつ減らしながらブロックを繰り返し実行します。
self < min であれば何もしません。

@param min 数値
@return self を返します。

//emlist[][ruby]{
5.downto(1) {|i| print i, " " } # => 5 4 3 2 1
//}

@see Integer#upto, Numeric#step, Integer#times

絞り込み条件を変える

Integer#floor(ndigits = 0) -> Integer (19.0)

self と等しいかより小さな整数のうち最大のものを返します。

self と等しいかより小さな整数のうち最大のものを返します。

@param ndigits 10進数での小数点以下の有効桁数を整数で指定します。
負の整数を指定した場合、小数点位置から左に少なくとも n 個の 0 が並びます。

//emlist[][ruby]{
1.floor # => 1
1.floor(2) # => 1
18.floor(-1) # => 10
(-18).floor(-1) # => -20
//}

@see Numeric#floor

Integer#round(ndigits = 0, half: :up) -> Integer (19.0)

self ともっとも近い整数を返します。

self ともっとも近い整数を返します。

@param ndigits 10進数での小数点以下の有効桁数を整数で指定します。
負の整数を指定した場合、小数点位置から左に少なくとも n 個の 0 が並びます。
@param half ちょうど半分の値の丸め方を指定します。
サポートされている値は以下の通りです。

* :up or nil: 0から遠い方に丸められます。
* :even: もっとも近い偶数に丸められます。
* :down: 0に近い方に丸められます。

//emlist[][ruby]{
1.round # =...

Integer#times -> Enumerator (19.0)

self 回だけ繰り返します。 self が正の整数でない場合は何もしません。

self 回だけ繰り返します。
self が正の整数でない場合は何もしません。

またブロックパラメータには 0 から self - 1 までの数値が渡されます。

//emlist[][ruby]{
3.times { puts "Hello, World!" } # Hello, World! と3行続いて表示される。
0.times { puts "Hello, World!" } # 何も表示されない。
5.times {|n| print n } # 01234 と表示される。
//}

@see Integer#upto, Integer#downto,...

Integer#times {|n| ... } -> self (19.0)

self 回だけ繰り返します。 self が正の整数でない場合は何もしません。

self 回だけ繰り返します。
self が正の整数でない場合は何もしません。

またブロックパラメータには 0 から self - 1 までの数値が渡されます。

//emlist[][ruby]{
3.times { puts "Hello, World!" } # Hello, World! と3行続いて表示される。
0.times { puts "Hello, World!" } # 何も表示されない。
5.times {|n| print n } # 01234 と表示される。
//}

@see Integer#upto, Integer#downto,...

Integer#truncate(ndigits = 0) -> Integer (19.0)

0 から self までの整数で、自身にもっとも近い整数を返します。

0 から self までの整数で、自身にもっとも近い整数を返します。

@param ndigits 10進数での小数点以下の有効桁数を整数で指定します。
負の整数を指定した場合、小数点位置から左に少なくとも n 個の 0 が並びます。

//emlist[][ruby]{
1.truncate # => 1
1.truncate(2) # => 1
18.truncate(-1) # => 10
(-18).truncate(-1) # => -10
//}

@see Numeric#truncate

絞り込み条件を変える

Integer#upto(max) -> Enumerator (19.0)

self から max まで 1 ずつ増やしながら繰り返します。 self > max であれば何もしません。

self から max まで 1 ずつ増やしながら繰り返します。
self > max であれば何もしません。

@param max 数値
@return self を返します。

//emlist[][ruby]{
5.upto(10) {|i| print i, " " } # => 5 6 7 8 9 10
//}

@see Integer#downto, Numeric#step, Integer#times

Integer#upto(max) {|n| ... } -> Integer (19.0)

self から max まで 1 ずつ増やしながら繰り返します。 self > max であれば何もしません。

self から max まで 1 ずつ増やしながら繰り返します。
self > max であれば何もしません。

@param max 数値
@return self を返します。

//emlist[][ruby]{
5.upto(10) {|i| print i, " " } # => 5 6 7 8 9 10
//}

@see Integer#downto, Numeric#step, Integer#times

Matrix#*(other) -> Matrix (19.0)

self の各成分に数 other を掛けた行列を返します。

self の各成分に数 other を掛けた行列を返します。

@param other self の各成分に掛ける Numeric オブジェクトを指定します。

Matrix#/(other) -> Matrix (19.0)

self の各成分を数 other で割った行列を返します。

self の各成分を数 other で割った行列を返します。

@param other self の各成分を割る Numeric オブジェクトを指定します。

Object#clone(freeze: true) -> object (19.0)

オブジェクトの複製を作成して返します。

オブジェクトの複製を作成して返します。

dup はオブジェクトの内容, taint 情報をコピーし、
clone はそれに加えて freeze, 特異メソッドなどの情報も含めた完全な複製を作成します。

clone や dup は浅い(shallow)コピーであることに注意してください。後述。

TrueClass, FalseClass, NilClass, Symbol, そして Numeric クラスのインスタンスなど一部のオブジェクトは複製ではなくインスタンス自身を返します。

@param freeze false を指定すると freeze されていないコピーを返します。
@r...

絞り込み条件を変える

Object#dup -> object (19.0)

オブジェクトの複製を作成して返します。

オブジェクトの複製を作成して返します。

dup はオブジェクトの内容, taint 情報をコピーし、
clone はそれに加えて freeze, 特異メソッドなどの情報も含めた完全な複製を作成します。

clone や dup は浅い(shallow)コピーであることに注意してください。後述。

TrueClass, FalseClass, NilClass, Symbol, そして Numeric クラスのインスタンスなど一部のオブジェクトは複製ではなくインスタンス自身を返します。

@param freeze false を指定すると freeze されていないコピーを返します。
@r...

OptionParser#on(long, klass = String, desc = "") {|v| ...} -> self (19.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

klass にはクラスを与えます。どのようなクラスを受け付けるかは、
以下の「デフォルトで利用可能な引数クラス」を参照して下さい。
OptionParser.accept や OptionParser#accept によって、受け付け
るクラスを増やすことができます。登録されていないクラスが指定された
場合、例外 ArgumentError を投げます。
また、登録されたクラスであっても引数が変換できないものである場合、例外
OptionParser::I...

OptionParser#on(short, klass = String, desc = "") {|v| ...} -> self (19.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

klass にはクラスを与えます。どのようなクラスを受け付けるかは、
以下の「デフォルトで利用可能な引数クラス」を参照して下さい。
OptionParser.accept や OptionParser#accept によって、受け付け
るクラスを増やすことができます。登録されていないクラスが指定された
場合、例外 ArgumentError を投げます。
また、登録されたクラスであっても引数が変換できないものである場合、例外
OptionParser::I...

OptionParser#on(short, long, klass = String, desc = "") {|v| ...} -> self (19.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

klass にはクラスを与えます。どのようなクラスを受け付けるかは、
以下の「デフォルトで利用可能な引数クラス」を参照して下さい。
OptionParser.accept や OptionParser#accept によって、受け付け
るクラスを増やすことができます。登録されていないクラスが指定された
場合、例外 ArgumentError を投げます。
また、登録されたクラスであっても引数が変換できないものである場合、例外
OptionParser::I...

Psych.safe_load(yaml, legacy_permitted_classes=[], legacy_permitted_symbols=[], legacy_aliases=false, legacy_filename=nil) -> object (19.0)

安全に YAML フォーマットの文書を読み込み Ruby のオブジェクトを生成して返します。

安全に YAML フォーマットの文書を読み込み Ruby のオブジェクトを生成して返します。

デフォルトでは以下のクラスのオブジェクトしか変換しません。

* TrueClass
* FalseClass
* NilClass
* Numeric
* String
* Array
* Hash

再帰的なデータ構造はデフォルトでは許可されていません。

任意のクラスを許可するにはキーワード引数 permitted_classes を指定すると、
そのクラスが追加されます。例えば Date クラスを許可するには
以下のように書いてください:

//emlist[permitte...

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Psych.safe_load(yaml, permitted_classes: [], permitted_symbols: [], aliases: false, filename: nil, fallback: nil, symbolize_names: false) -> object (19.0)

安全に YAML フォーマットの文書を読み込み Ruby のオブジェクトを生成して返します。

安全に YAML フォーマットの文書を読み込み Ruby のオブジェクトを生成して返します。

デフォルトでは以下のクラスのオブジェクトしか変換しません。

* TrueClass
* FalseClass
* NilClass
* Numeric
* String
* Array
* Hash

再帰的なデータ構造はデフォルトでは許可されていません。

任意のクラスを許可するにはキーワード引数 permitted_classes を指定すると、
そのクラスが追加されます。例えば Date クラスを許可するには
以下のように書いてください:

//emlist[permitte...

Rational#/(other) -> Rational | Float (19.0)

商を計算します。

商を計算します。

@param other 自身を割る数

other に Float を指定した場合は、計算結果を Float で返します。

//emlist[例][ruby]{
r = Rational(3, 4)
r / 2 # => (3/8)
r / 2.0 # => 0.375
r / 0.5 # => 1.5
r / Rational(1, 2) # => (3/2)
r / 0 # => ZeroDivisionError
//}

@raise ZeroD...

Rational#quo(other) -> Rational | Float (19.0)

商を計算します。

商を計算します。

@param other 自身を割る数

other に Float を指定した場合は、計算結果を Float で返します。

//emlist[例][ruby]{
r = Rational(3, 4)
r / 2 # => (3/8)
r / 2.0 # => 0.375
r / 0.5 # => 1.5
r / Rational(1, 2) # => (3/2)
r / 0 # => ZeroDivisionError
//}

@raise ZeroD...

Rubyで使われる記号の意味(正規表現の複雑な記号は除く) (19.0)

Rubyで使われる記号の意味(正規表現の複雑な記号は除く) ex q num per and or  plus minus ast slash hat sq  period comma langl rangl eq tilde  dollar at under lbrarbra  lbra2rbra2 lbra3rbra3 dq colon ac  backslash semicolon

Rubyで使われる記号の意味(正規表現の複雑な記号は除く)
ex q num per and or 
plus minus ast slash hat sq 
period comma langl rangl eq tilde 
dollar at under lbrarbra 
lbra2rbra2 lbra3rbra3 dq colon ac 
backslash semicolon

===[a:ex] !

: !true

not 演算子。d:spec/operator#notを参照。

: 3 != 5

「等しくない」比較演算子。d:spec/operator#notを参...

UnboundMethod#owner -> Class | Module (19.0)

このメソッドが定義されている class か module を返します。

このメソッドが定義されている class か module を返します。

//emlist[例][ruby]{
Integer.instance_method(:to_s).owner # => Integer
Integer.instance_method(:to_c).owner # => Numeric
Integer.instance_method(:hash).owner # => Kernel
//}

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Vector#*(other) -> Vector (19.0)

self の各要素に数 other を乗じたベクトルを返します。

self の各要素に数 other を乗じたベクトルを返します。

@param other self の各要素に掛ける Numeric オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
a = [1, 2, 3.5, 100]
v1 = Vector.elements(a)
p v1.*(2) # => Vector[2, 4, 7.0, 200]
p v1.*(-1.5) # => Vector[-1.5, -3.0, -5.25, -150.0]
//}

Vector#/(other) -> Vector (19.0)

self の各要素を数 other で割ったベクトルを返します。

self の各要素を数 other で割ったベクトルを返します。

@param other self の各要素を割る Numeric オブジェクトを指定します。
@raise ExceptionForMatrix::ErrOperationNotDefined other が Vector や Matrix
の場合に発生します

bigdecimal (19.0)

bigdecimal は浮動小数点数演算ライブラリです。 任意の精度で 10 進表現された浮動小数点数を扱えます。

bigdecimal は浮動小数点数演算ライブラリです。
任意の精度で 10 進表現された浮動小数点数を扱えます。

//emlist[][ruby]{
require 'bigdecimal'
a = BigDecimal("0.123456789123456789")
b = BigDecimal("123456.78912345678", 40)
print a + b # => 0.123456912580245903456789e6
//}

一般的な 10 進数の計算でも有用です。2 進数の浮動小数点演算には微小な誤
差があるのに対し、BigDecimal では正確な値を得る事がで...

matrix (19.0)

行列と数ベクトルを扱うためのライブラリです。

行列と数ベクトルを扱うためのライブラリです。

行列、ベクトルの各要素には Ruby の任意の数オブジェクト(Numeric の
サブクラス、Float, Integer, Complex, Rational など)
が使えます。

ruby 1.8.4 feature (19.0)

ruby 1.8.4 feature ruby 1.8.4 での ruby 1.8.3 からの変更点です。

ruby 1.8.4 feature
ruby 1.8.4 での ruby 1.8.3 からの変更点です。

掲載方針

*バグ修正の影響も含めて動作が変わるものを収録する。
*単にバグを直しただけのものは収録しない。
*ライブラリへの単なる定数の追加は収録しない。

以下は各変更点に付けるべきタグです。

記号について(特に重要なものは大文字(主観))

# * カテゴリ
# * [ruby]: ruby インタプリタの変更
# * [api]: 拡張ライブラリ API
# * [lib]: ライブラリ
* レベル
* [bug]: バグ修正
* [new]: 追加され...

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Time.at(time) -> Time (10.0)

time で指定した時刻の Time オブジェクトを返します。

time で指定した時刻の Time オブジェクトを返します。

キーワード引数 in でタイムゾーンを指定できます。タイムゾーンの指定がなく
引数が数値の場合、生成された Time オブジェクトのタイムゾーンは地方時となります。

@param time Time オブジェクト、もしくは起算時からの経過秒数を表わす数値で指定します。
@param in "+HH:MM" や "-HH:MM" のような形式の文字列か
数値でタイムゾーンを指定します。

//emlist[][ruby]{
Time.at(0) ...

Time.at(time, in:) -> Time (10.0)

time で指定した時刻の Time オブジェクトを返します。

time で指定した時刻の Time オブジェクトを返します。

キーワード引数 in でタイムゾーンを指定できます。タイムゾーンの指定がなく
引数が数値の場合、生成された Time オブジェクトのタイムゾーンは地方時となります。

@param time Time オブジェクト、もしくは起算時からの経過秒数を表わす数値で指定します。
@param in "+HH:MM" や "-HH:MM" のような形式の文字列か
数値でタイムゾーンを指定します。

//emlist[][ruby]{
Time.at(0) ...

Integer#pow(other, modulo) -> Integer (7.0)

算術演算子。冪(べき乗)を計算します。

算術演算子。冪(べき乗)を計算します。

@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@param modulo 指定すると、計算途中に巨大な値を生成せずに (self**other) % modulo と同じ結果を返します。
@return 計算結果
@raise TypeError 2引数 pow で Integer 以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError 2引数 pow で other に負の数を指定した場合に発生します。

//emlist[][ruby]{
2 ** 3 # => 8
2 ** 0 # => 1
0 ** 0 # => 1
...

GC.stat(result_hash = {}) -> {Symbol => Integer} (4.0)

GC 内部の統計情報を Hash で返します。

GC 内部の統計情報を Hash で返します。

@param result_hash 戻り値のためのハッシュを指定します。省略した場合は新
しくハッシュを作成します。result_hash の内容は上書き
されます。


@param key 得られる統計情報から特定の情報を取得したい場合にキーを
Symbol で指定します。

@return GC 内部の統計情報をHash で返します。
引数 key を指定した場合は数値を返します。

GC.stat
# =>
...

Matrix#*(m) -> Matrix | Vector (4.0)

self に行列またはベクトル m を右から乗じた行列を返します。

self に行列またはベクトル m を右から乗じた行列を返します。

m が Vector オブジェクトなら返り値も Vector オブジェクトになります。

@param m 右からの乗算が定義可能な行列やベクトルを指定します。

@raise ExceptionForMatrix::ErrDimensionMismatch 次元が合わない場合に発生します

絞り込み条件を変える

Matrix#/(m) -> Matrix (4.0)

self に行列 m の逆行列を右から乗じた行列を返します。

self に行列 m の逆行列を右から乗じた行列を返します。

@param m 逆行列を右から乗算する行列。可逆行列でselfと乗算可能な行列を指定します。

@raise ExceptionForMatrix::ErrDimensionMismatch 次元が合わない場合に発生します
@raise ExceptionForMatrix::ErrNotRegular m が正則でない場合に発生します

OptionParser#on(long, *rest) {|v| ...} -> self (4.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

コマンドに与えられた引数が配列やハッシュに含まれない場合、例外
OptionParser::InvalidArgument が OptionParser#parse 実行時
に発生します。

@param short ショートオプションを表す文字列を指定します。

@param long ロングオプションを表す文字列を指定します。

@param rest 可能な引数を列挙した配列やハッシュを与えます。文字列を与えた場合は、
サマリ...

OptionParser#on(long, desc = "") {|v| ... } -> self (4.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

ショートオプションとロングオプションを同時に登録することもできます。
opts.on("-r", "--require LIBRARY"){|lib| ...}
これは以下と同値です。
opts.on("-r LIBRARY"){|lib| ...}
opts.on("--require LIBRARY"){|lib| ...}

複数の異なるオプションに同じブロックを一度に登録することもできます。

opt.on('-v', '-vv')...

OptionParser#on(long, pat = /.*/, desc = "") {|v| ...} -> self (4.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

pat にはオプションの引数に許すパターンを表す正規表現で与えます。
コマンドに与えられた引数がパターンにマッチしない場合、
例外 OptionParser::InvalidArgument が parse 実行時に投げられます。

opts.on("--username VALUE", /[a-zA-Z0-9_]+/){|name| ...}
# ruby command --username=ruby_user
# ruby command...

OptionParser#on(short, *rest) {|v| ...} -> self (4.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

コマンドに与えられた引数が配列やハッシュに含まれない場合、例外
OptionParser::InvalidArgument が OptionParser#parse 実行時
に発生します。

@param short ショートオプションを表す文字列を指定します。

@param long ロングオプションを表す文字列を指定します。

@param rest 可能な引数を列挙した配列やハッシュを与えます。文字列を与えた場合は、
サマリ...

絞り込み条件を変える

OptionParser#on(short, desc = "") {|v| ... } -> self (4.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

ショートオプションとロングオプションを同時に登録することもできます。
opts.on("-r", "--require LIBRARY"){|lib| ...}
これは以下と同値です。
opts.on("-r LIBRARY"){|lib| ...}
opts.on("--require LIBRARY"){|lib| ...}

複数の異なるオプションに同じブロックを一度に登録することもできます。

opt.on('-v', '-vv')...

OptionParser#on(short, long, *rest) {|v| ...} -> self (4.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

コマンドに与えられた引数が配列やハッシュに含まれない場合、例外
OptionParser::InvalidArgument が OptionParser#parse 実行時
に発生します。

@param short ショートオプションを表す文字列を指定します。

@param long ロングオプションを表す文字列を指定します。

@param rest 可能な引数を列挙した配列やハッシュを与えます。文字列を与えた場合は、
サマリ...

OptionParser#on(short, long, desc = "") {|v| ... } -> self (4.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

ショートオプションとロングオプションを同時に登録することもできます。
opts.on("-r", "--require LIBRARY"){|lib| ...}
これは以下と同値です。
opts.on("-r LIBRARY"){|lib| ...}
opts.on("--require LIBRARY"){|lib| ...}

複数の異なるオプションに同じブロックを一度に登録することもできます。

opt.on('-v', '-vv')...

OptionParser#on(short, long, pat = /.*/, desc = "") {|v| ...} -> self (4.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

pat にはオプションの引数に許すパターンを表す正規表現で与えます。
コマンドに与えられた引数がパターンにマッチしない場合、
例外 OptionParser::InvalidArgument が parse 実行時に投げられます。

opts.on("--username VALUE", /[a-zA-Z0-9_]+/){|name| ...}
# ruby command --username=ruby_user
# ruby command...

OptionParser#on(short, pat = /.*/, desc = "") {|v| ...} -> self (4.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

pat にはオプションの引数に許すパターンを表す正規表現で与えます。
コマンドに与えられた引数がパターンにマッチしない場合、
例外 OptionParser::InvalidArgument が parse 実行時に投げられます。

opts.on("--username VALUE", /[a-zA-Z0-9_]+/){|name| ...}
# ruby command --username=ruby_user
# ruby command...

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Vector#*(m) -> Matrix (4.0)

自分自身を列ベクトル(行列)に変換して (実際には Matrix.column_vector(self) を適用) から、行列 m を右から乗じた行列 (Matrix クラス) を返します。

自分自身を列ベクトル(行列)に変換して (実際には Matrix.column_vector(self) を適用) から、行列 m を右から乗じた行列 (Matrix クラス) を返します。

@param m 右から乗算を行う行列
@raise ExceptionForMatrix::ErrDimensionMismatch 次元が合わない場合に発生します

=== 注意

引数の行列 m は自分自身を列ベクトルとした場合に乗算が定義できる行列である必要があります。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'

v = Vector[1, 2]
a = [4,...
<< < 1 2 >>