るりまサーチ (Ruby 2.6.0)

最速Rubyリファレンスマニュアル検索!
141件ヒット [1-100件を表示] (0.013秒)
トップページ > バージョン:2.6.0[x] > ライブラリ:fiddle[x]

モジュール

キーワード

検索結果

<< 1 2 > >>

Fiddle (7.0)

fiddle の名前空間をなすモジュールです。

...fiddle の名前空間をなすモジュールです。

UNIX の dlopen(3) や Windows の LoadLibrary()
などのダイナミックリンカへの低レベルなインターフェースを提供するモジュールです。...

Fiddle.#dlopen(lib) -> Fiddle::Handle (7.0)

ダイナミックライブラリ lib をロードし、 Fiddle::Handle として返します。

...ダイナミックライブラリ lib をロードし、
Fiddle
::Handle として返します。

Fiddle
::Handle.new(lib) と等価です。

@param lib ロードしたいライブラリを文字列で与えます。

@raise Fiddle::DLError dlopen(3) に失敗した時に発生します。...

Fiddle.#dlunwrap(addr) -> object (7.0)

指定されたアドレスの Ruby オブジェクトを返します。

...されたアドレスの Ruby オブジェクトを返します。

@param addr Fiddle.#dlwrap が返した Ruby オブジェクトのアドレス(整数)を指定します。

例:

require 'fiddle'
s = 'abc'
p addr = Fiddle.dlwrap(s) #=> 136122440
p Fiddle.dlunwrap(addr) #=> "abc"...

Fiddle.#dlwrap(obj) -> Integer (7.0)

指定されたオブジェクト obj のアドレスを表す整数を返します。

...指定されたオブジェクト obj のアドレスを表す整数を返します。

@param obj Ruby のオブジェクトを指定します。

例:

require 'fiddle'
s = 'abc'
p addr = Fiddle.dlwrap(s) #=> 136122440
p Fiddle.dlunwrap(addr) #=> "abc"...

Fiddle.#free(addr) -> nil (7.0)

指定された addr が指すメモリ領域を開放します。

... Fiddle.#malloc が返した整数を addr に与えなければいけません。
そうでない場合、ruby インタプリタが異常終了します。

@param addr Fiddle.#malloc で確保されたメモリ領域を指す整数を指定します。

例:
require 'fiddle'
addr = Fiddle.mal...
...loc(10)
p addr #=> 136942800
Fiddle
.free(addr)...

絞り込み条件を変える

Fiddle.#malloc(size) -> Integer (7.0)

size バイトのメモリ領域を確保し、その領域を指す整数を返します。

size バイトのメモリ領域を確保し、その領域を指す整数を返します。

メモリを確保できなかった場合、例外 NoMemoryError が発生するか、あるいは ruby インタプリタが強制終了します。

@param size 必要なメモリ領域のサイズを整数で指定します。

Fiddle.#realloc(addr, size) -> Integer (7.0)

addr で指定したメモリ領域を size バイトにリサイズし、その領域を指す整数 を返します。

...す。

addr には Fiddle.#malloc で確保したメモリ領域を渡します。
また、リサイズの結果、返り値が addr と異なる場合があります。

@param addr リサイズしたいメモリアドレス整数
@param size リサイズ後のバイト数
@see Fiddle.#malloc...

Fiddle.last_error -> Integer (7.0)

最後に Fiddle::Function#call で C の関数を呼び出した 結果設定された errno を返します。

...最後に Fiddle::Function#call で C の関数を呼び出した
結果設定された errno を返します。

この値はスレッドローカルです。...

Fiddle.last_error=(errno) (7.0)

Fiddle.last_error で返される値を設定します。

...Fiddle.last_error で返される値を設定します。

errno は fiddle が設定するのでユーザはこのメソッドを使わないでください。

@param errno 設定する errno...

Fiddle.win32_last_error -> Integer (7.0)

最後に Fiddle::Function#call で C の関数を呼び出した 結果設定された errno を返します。

...最後に Fiddle::Function#call で C の関数を呼び出した
結果設定された errno を返します。

このメソッドは Windows 環境でのみ定義されています。

この値はスレッドローカルです。...

絞り込み条件を変える

Fiddle.win32_last_error=(errno) (7.0)

Fiddle.win32_last_error で返される値を設定します。

...Fiddle.win32_last_error で返される値を設定します。

errno は fiddle が設定するのでユーザはこのメソッドを使わないでください。

このメソッドは Windows 環境でのみ定義されています。

@param errno 設定する errno...

Fiddle::ALIGN_CHAR -> Integer (7.0)

C の構造体における char のアライメントの値。

C の構造体における char のアライメントの値。

Fiddle::ALIGN_DOUBLE -> Integer (7.0)

C の構造体における double のアライメントの値。

C の構造体における double のアライメントの値。

Fiddle::ALIGN_FLOAT -> Integer (7.0)

C の構造体における float のアライメントの値。

C の構造体における float のアライメントの値。

Fiddle::ALIGN_INT -> Integer (7.0)

C の構造体における int のアライメントの値。

C の構造体における int のアライメントの値。

絞り込み条件を変える

Fiddle::ALIGN_INTPTR_T -> Integer (7.0)

C の構造体における intptr_t のアライメントの値。

C の構造体における intptr_t のアライメントの値。

Fiddle::ALIGN_LONG -> Integer (7.0)

C の構造体における long のアライメントの値。

C の構造体における long のアライメントの値。

Fiddle::ALIGN_LONG_LONG -> Integer (7.0)

C の構造体における long long のアライメントの値。

C の構造体における long long のアライメントの値。

Fiddle::ALIGN_PTRDIFF_T -> Integer (7.0)

C の構造体における ptrdiff_t のアライメントの値。

C の構造体における ptrdiff_t のアライメントの値。

Fiddle::ALIGN_SHORT -> Integer (7.0)

C の構造体における short のアライメントの値。

C の構造体における short のアライメントの値。

絞り込み条件を変える

Fiddle::ALIGN_SIZE_T -> Integer (7.0)

C の構造体における size_t のアライメントの値。

C の構造体における size_t のアライメントの値。

Fiddle::ALIGN_SSIZE_T -> Integer (7.0)

C の構造体における ssize_t のアライメントの値。

C の構造体における ssize_t のアライメントの値。

Fiddle::ALIGN_UINTPTR_T -> Integer (7.0)

C の構造体における uintptr_t のアライメントの値。

C の構造体における uintptr_t のアライメントの値。

Fiddle::ALIGN_VOIDP -> Integer (7.0)

C の構造体における void* のアライメントの値。

C の構造体における void* のアライメントの値。

Fiddle::BUILD_RUBY_PLATFORM -> String (7.0)

ビルドに用いた ruby のプラットフォームを表す文字列。

ビルドに用いた ruby のプラットフォームを表す文字列。

通常、Object::RUBY_PLATFORM と同じ。

絞り込み条件を変える

Fiddle::Closure (7.0)

コールバック関数を表すクラスです。

...ドを定義し、
new でオブジェクトを生成することで利用します。

require 'fiddle'
include Fiddle # TYPE_* を使うために include する

class Compare < Fiddle::Closure
# qsort の比較関数は 型が int(*)(void*, void*) であるため、
# このメ...
...字の文字列に変換している
def call(x, y)
x.to_s(1) <=> y.to_s(1)
end
end

libc = DL.dlopen("/lib/libc.so.6")
qs = Fiddle::Function.new(libc["qsort"],
[TYPE_VOIDP, TYPE_INT, TYPE_INT, TYPE_VOIDP],
TYPE_VOID)
s...
...'fiddle'
include Fiddle # TYPE_* を使うために include する
compare = Class.new(Fiddle::Closure){
def call(x, y)
x.to_s(1) <=> y
end
}.new(TYPE_INT, [TYPE_VOIDP, TYPE_VOIDP])

単に Ruby のブロックを C の(コールバック)関数に変換したい場合は
Fiddle
:...

Fiddle::Closure#args -> [Integer] (7.0)

引数の型を表す配列を返します。

引数の型を表す配列を返します。

Fiddle::Closure#ctype -> Integer (7.0)

返り値の型を返します。

返り値の型を返します。

Fiddle::Closure#to_i -> Integer (7.0)

C の関数ポインタのアドレスを返します。

C の関数ポインタのアドレスを返します。

Fiddle::Closure.new(ret, args, abi=Fiddle::Function::DEFAULT) -> Fiddle::Closure (7.0)

そのクラスの call メソッドを呼びだすような Fiddle::Closure オブジェクトを返します。

...そのクラスの call メソッドを呼びだすような
Fiddle
::Closure オブジェクトを返します。

args、ret で関数の引数と返り値の型を指定します。
指定は Fiddle::Function.new と同様なので、そちら
を参照してください。

@param ret 返り値...

絞り込み条件を変える

Fiddle::Closure::BlockCaller (7.0)

Ruby のブロックをラップしたコールバック関数を表すクラスです。

...ラスです。

require 'fiddle'
include Fiddle

libc = Fiddle.dlopen("/lib/libc.so.6")
qs = Fiddle::Function.new(libc["qsort"],
[TYPE_VOIDP, TYPE_INT, TYPE_INT, TYPE_VOIDP],
TYPE_VOID)
compare = Fiddle::Closure::BlockCaller.new(TYPE...

Fiddle::Closure::BlockCaller#call(*args) -> object (7.0)

wrap しているブロックを呼び出します。

wrap しているブロックを呼び出します。

そのブロックの返り値がこのメソッドの返り値となります。

@param args 引数

Fiddle::Closure::BlockCaller.new(ret, args, abi=Fiddle::Function::DEFAULT) { ... } -> Fiddle::Closure::BlockCaller (7.0)

Ruby のブロックを呼び出す Fiddle::Closure オブジェクトを返します。

...Ruby のブロックを呼び出す Fiddle::Closure オブジェクトを返します。


args、ret で関数の引数と返り値の型を指定します。
指定は Fiddle::Function.new と同様なので、そちら
を参照してください。

@param ret 返り値の型
@param args 引数...

Fiddle::DLError (7.0)

Fiddle のエラー全般を表すクラス。

...Fiddle のエラー全般を表すクラス。...

Fiddle::Function (7.0)

C の関数を表すクラスです。

C の関数を表すクラスです。

絞り込み条件を変える

Fiddle::Function#abi -> Integer (7.0)

呼出規約を返します。

...呼出規約を返します。

@see Fiddle::Function.new...

Fiddle::Function#call(*args) -> Integer|DL::CPtr|nil (7.0)

関数を呼び出します。

...関数を呼び出します。

Fiddle
::Function.new で指定した引数と返り値の型に基いて
Ruby のオブジェクトを適切に C のデータに変換して C の関数を呼び出し、
その返り値を Ruby のオブジェクトに変換して返します。

引数の変換は...
...以下の通りです。

: void* (つまり任意のポインタ型)
nil ならば C の NULL に変換されます
Fiddle
::Pointer は保持している C ポインタに変換されます。
文字列であればその先頭ポインタになります。
IO オブジェクトであれば...
...渡されます。
整数であればそれがアドレスとみなされます。
to_ptr を持っているならば、それを呼びだし Fiddle::Pointer に
変換したものを用います。
to_i を持っているならば、それを呼びだし結果の整数を
アドレスと...

Fiddle::Function#name -> nil | String (7.0)

関数の名前を返します。

...関数の名前を返します。

名前が定義されていない場合は nil を返します。

@see Fiddle::Function.new...

Fiddle::Function#ptr -> Integer | Fiddle::Function (7.0)

関数ポインタを返します。

...関数ポインタを返します。

Fiddle
::Function.new の第1引数として指定したものを返します。...

Fiddle::Function#to_i -> Integer (7.0)

関数ポインタのアドレスを整数で返します。

...関数ポインタのアドレスを整数で返します。

@see Fiddle::Function#ptr...

絞り込み条件を変える

Fiddle::Function.new(ptr, args, ret_type, abi=Fiddle::Function::DEFAULT, name: nil) -> Fiddle::Function (7.0)

ptr (関数ポインタ)から Fiddle::Function オブジェクトを 生成します。

...ptr (関数ポインタ)から Fiddle::Function オブジェクトを
生成します。

ptr には Fiddle::Handle から Fiddle::Handle#sym などで取りだした
関数ポインタ(を表す整数)、もしくは関数を指している
Fiddle
::Pointer を渡します。

args、ret_type で関...
...* Fiddle::TYPE_VOID
* Fiddle::TYPE_VOIDP
* Fiddle::TYPE_CHAR
* Fiddle::TYPE_SHORT
* Fiddle::TYPE_INT
* Fiddle::TYPE_LONG
* Fiddle::TYPE_LONG_LONG
* Fiddle::TYPE_FLOAT
* Fiddle::TYPE_DOUBLE
* Fiddle::TYPE_INTPTR_T
* Fiddle::TYPE_UINTPTR_T
* Fiddle::TYPE_PTRDIFF_T
* Fiddle::T...
...E_SIZE_T
* Fiddle::TYPE_SSIZE_T


abi で呼出規約を指定します。
* Fiddle::Function::DEFAULT
* Fiddle::Function::STDCALL
のどちらかを指定します。

require 'fiddle'

h = Fiddle::Handle.new('libc.so.6')
func = Fiddle::Function.new(h.sym("strlen"), [Fiddle::TYPE_VOID...

Fiddle::Function::DEFAULT -> Integer (7.0)

デフォルトの呼出規約を表します。

...デフォルトの呼出規約を表します。

@see Fiddle::Function.new...

Fiddle::Function::STDCALL -> Integer (7.0)

Windows の stdcall 呼出規約を表します。

...Windows の stdcall 呼出規約を表します。

stdcall 呼出規約を持つ環境でのみ定義されます。

@see Fiddle::Function.new...

Fiddle::Handle (7.0)

オープンされたダイナミックライブラリを表すクラスです。

オープンされたダイナミックライブラリを表すクラスです。

dlopen(3) が返すハンドラーのラッパーです。

Fiddle::Handle#[](func) -> Integer (7.0)

関数やグローバル変数 func へのポインタを取得し、整数として返します。

...ます。

@param func 得たいシンボルの名前を文字列で与えます。

@raise Fiddle::DLError シンボルが見つからなかった時に発生します。

require 'fiddle'

h = Fiddle::Handle.new('libc.so.6')
p h.sym('strlen') # 関数ポインタのアドレスを整数で...

絞り込み条件を変える

Fiddle::Handle#close -> Integer (7.0)

自身をクローズします。成功した場合は 0 を返します。そうでない場合は、 0 以外の整数を返します。

自身をクローズします。成功した場合は 0 を返します。そうでない場合は、
0 以外の整数を返します。

@see dlclose(3)

Fiddle::Handle#close_enabled? -> bool (7.0)

GC によるオブジェクトの回収時に self をクローズする(Fiddle::Handle#close) かどうかを真偽値で返します。

...GC によるオブジェクトの回収時に self をクローズする(Fiddle::Handle#close)
かどうかを真偽値で返します。


@see Fiddle::Handle#enable_close, Fiddle::Handle#disable_close...

Fiddle::Handle#disable_close -> nil (7.0)

GC によるオブジェクトの回収時に self をクローズしない(Fiddle::Handle#close) ように設定します。

...GC によるオブジェクトの回収時に self をクローズしない(Fiddle::Handle#close)
ように設定します。

デフォルトでは close しません。

@see Fiddle::Handle#enable_close, Fiddle::Handle#close_enabled?...

Fiddle::Handle#enable_close -> nil (7.0)

GC によるオブジェクトの回収時に self をクローズする(Fiddle::Handle#close) ように設定します。

...GC によるオブジェクトの回収時に self をクローズする(Fiddle::Handle#close)
ように設定します。

デフォルトでは close しません。

@see Fiddle::Handle#disable_close, Fiddle::Handle#close_enabled?...

Fiddle::Handle#sym(func) -> Integer (7.0)

関数やグローバル変数 func へのポインタを取得し、整数として返します。

...ます。

@param func 得たいシンボルの名前を文字列で与えます。

@raise Fiddle::DLError シンボルが見つからなかった時に発生します。

require 'fiddle'

h = Fiddle::Handle.new('libc.so.6')
p h.sym('strlen') # 関数ポインタのアドレスを整数で...

絞り込み条件を変える

Fiddle::Handle#to_i -> Integer (7.0)

自身が表すハンドル(dlopen(3) が返したもの)のアドレスを返します。

自身が表すハンドル(dlopen(3) が返したもの)のアドレスを返します。

Fiddle::Handle.[](func) -> Integer (7.0)

ライブラリのデフォルトの検索順序に従い、現在のライブラリ以降の シンボルを探します。

...ルトの検索順序に従い、現在のライブラリ以降の
シンボルを探します。

Fiddle
::Handle::NEXT.sym(func) と同じです。詳しくは dlsym(3) の
RTLD_NEXT を見てください。

@raise Fiddle::DLError シンボルが見つからなかった時に発生します。...

Fiddle::Handle.new(lib, flags=Fiddle::Handle::RTLD_LAZY|Fiddle::Handle::RTLD_GLOBAL) -> Fiddle::Handle (7.0)

ライブラリ lib をオープンし、Handle オブジェクトとして返します。

...flags で dlopen(3) の第2引数として渡すフラグを指定できます。
Fiddle
::Handle::RTLD_LAZY、Fiddle::Handle::RTLD_NOW
のどちらか一方を指定する必要があり、
またそれに Fiddle::Handle::RTLD_GLOBAL と OR を取ることができます。
詳しい意味は man...
...@param flags フラグ
@raise Fiddle::DLError ライブラリのオープンに失敗した場合に発生します

例:

require 'fiddle'

h = Fiddle::Handle.new('libc.so.6')
i = h.sym('strlen')
func = Fiddle::Function.new(i, [Fiddle::TYPE_VOIDP], Fiddle::TYPE_INT)
p func.call("uxyz")...

Fiddle::Handle.new(lib, flags=Fiddle::Handle::RTLD_LAZY|Fiddle::Handle::RTLD_GLOBAL) {|handle| ... } -> Fiddle::Handle (7.0)

ライブラリ lib をオープンし、Handle オブジェクトとして返します。

...flags で dlopen(3) の第2引数として渡すフラグを指定できます。
Fiddle
::Handle::RTLD_LAZY、Fiddle::Handle::RTLD_NOW
のどちらか一方を指定する必要があり、
またそれに Fiddle::Handle::RTLD_GLOBAL と OR を取ることができます。
詳しい意味は man...
...@param flags フラグ
@raise Fiddle::DLError ライブラリのオープンに失敗した場合に発生します

例:

require 'fiddle'

h = Fiddle::Handle.new('libc.so.6')
i = h.sym('strlen')
func = Fiddle::Function.new(i, [Fiddle::TYPE_VOIDP], Fiddle::TYPE_INT)
p func.call("uxyz")...

Fiddle::Handle.sym(func) -> Integer (7.0)

ライブラリのデフォルトの検索順序に従い、現在のライブラリ以降の シンボルを探します。

...ルトの検索順序に従い、現在のライブラリ以降の
シンボルを探します。

Fiddle
::Handle::NEXT.sym(func) と同じです。詳しくは dlsym(3) の
RTLD_NEXT を見てください。

@raise Fiddle::DLError シンボルが見つからなかった時に発生します。...

絞り込み条件を変える

Fiddle::Handle::DEFAULT -> Fiddle::Handle (7.0)

RTLD_DEFAULT で表わされる擬似ハンドルを表します。

RTLD_DEFAULT で表わされる擬似ハンドルを表します。

詳しくは dlsym(3) を参照してください。

Fiddle::Handle::NEXT -> Fiddle::Handle (7.0)

RTLD_NEXT で表わされる擬似ハンドルを表します。

RTLD_NEXT で表わされる擬似ハンドルを表します。

詳しくは dlsym(3) を参照してください。

Fiddle::Handle::RTLD_GLOBAL -> Integer (7.0)

dlopen のフラグ RTLD_GLOBAL を表す定数です。

dlopen のフラグ RTLD_GLOBAL を表す定数です。

DL::Handle.new の flags として用います。

詳しくは dlopen(3) を見てください。

Fiddle::Handle::RTLD_LAZY -> Integer (7.0)

dlopen のフラグ RTLD_LAZY を表す定数です。

dlopen のフラグ RTLD_LAZY を表す定数です。

DL::Handle.new の flags として用います。

詳しくは dlopen(3) を見てください。

Fiddle::Handle::RTLD_NOW -> Integer (7.0)

dlopen のフラグ RTLD_NOW を表す定数です。

dlopen のフラグ RTLD_NOW を表す定数です。

DL::Handle.new の flags として用います。

詳しくは dlopen(3) を見てください。

絞り込み条件を変える

Fiddle::NULL -> DL::CPtr (7.0)

C の NULL ポインタ

C の NULL ポインタ

Fiddle::Pointer (7.0)

メモリ領域を表すクラスです。C 言語のポインタに相当します。

メモリ領域を表すクラスです。C 言語のポインタに相当します。

2.2.0 で削除された dl の DL::CPtr に対応します。
DL::CPtrとほぼ同じインターフェースを持ちます。

Fiddle::Pointer#+(n) -> Fiddle::Pointer (7.0)

自身のアドレスに n バイトを足した新しい Pointer オブジェクトを返します。

...します。

この返り値には、free 関数がセットされず、size は 0 とされます。

@param n アドレスの増分を整数で指定します。

例:
require 'fiddle'

s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
p cptr[0,1] #=> "a"
cptr += 1
p cptr[0,1] #=> "b"...

Fiddle::Pointer#+@ -> Fiddle::Pointer (7.0)

自身の指す値を Pointer にして返します。

...*p と同じです。

この返り値には、free 関数がセットされず、size は 0 とされます。

例:

require 'fiddle'

s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cref = cptr.ref
p cref.to_s(4).unpack('l*')[0] #=> 136121648
p cptr.to_i #=> 136121648
p cref.pt...

Fiddle::Pointer#-(n) -> Fiddle::Pointer (7.0)

自身のアドレスから n バイトを引いた新しい Pointer オブジェクトを返します。

...この返り値には、free 関数がセットされず、size は 0 とされます。

@param n アドレスの差分を整数で指定します。

例:
require 'fiddle'

s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cptr += 1
p cptr[0,1] #=> "b"
cptr -= 1
p cptr[0,1] #=> "a"...

絞り込み条件を変える

Fiddle::Pointer#-@ -> Fiddle::Pointer (7.0)

自身を指す Pointer オブジェクトを返します。 C 言語におけるポインタへのアドレス演算子の適用 &p と同じです。

...用 &p と同じです。

この返り値には、free 関数がセットされず、size は 0 とされます。

例:

require 'fiddle'

s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cref = cptr.ref
p cref.to_s(4).unpack('l*')[0] #=> 136121648
p cptr.to_i #=> 136121648
p cref....

Fiddle::Pointer#<=>(other) -> Integer (7.0)

ポインタの指すアドレスの大小を比較します。

ポインタの指すアドレスの大小を比較します。

other より小さい場合は -1, 等しい場合は 0、other より大きい場合は
1を返します。

@param other 比較対象の Pointer オブジェクト

Fiddle::Pointer#==(other) -> bool (7.0)

ポインタの指すアドレスが同一ならばtrueを返します。

...タの指すアドレスが同一ならばtrueを返します。

@param other 比較対象の Pointer オブジェクト

例:

require 'fiddle'

s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cptr0 = Fiddle::Pointer[s]
cptr1 = cptr + 1

p cptr == cptr1 #=> false
p cptr == cptr0 #=> true...

Fiddle::Pointer#[](offset) -> Integer (7.0)

自身の指すアドレスに offset バイトを足したメモリ領域の先頭を整数として返します。

...ram offset 値を得たい領域のアドレスまでのオフセット
@raise Fiddle::DLError self の保持するポインタが NULL である場合に発生します

例:

require 'fiddle'

s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
p cptr[0] #=> 97
p cptr[1] #=...

Fiddle::Pointer#[](offset, len) -> String (7.0)

自身の指すアドレスに offset バイトを足したメモリ領域の先頭 len バイトを複製し、 文字列として返します。

...

@param len 値を得たい領域のサイズを指定します。
@raise Fiddle::DLError self の保持するポインタが NULL である場合に発生します

例:

require 'fiddle'

s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
p cptr[0, 1] #=> "a"
p cptr[1, 2] #=> "bc...

絞り込み条件を変える

Fiddle::Pointer#[]=(offset, len, v) (7.0)

自身の指すアドレスに offset バイトを足したメモリ領域の先頭 len バイトに 文字列 v をコピーします。

...メモリ領域にセットしたいバイト列を文字列で指定します。

@raise Fiddle::DLError self の保持するポインタが NULL である場合に発生します

例:

require 'fiddle'

s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
p cptr[1,2] = "AA"
p cptr.to_s #=> "aAA"...

Fiddle::Pointer#[]=(offset, n) (7.0)

自身の指すアドレスに offset バイトを足したメモリ領域を指定された n に書き換えます。

...領域を指定された n に書き換えます。

@param n 整数を指定します。
@raise Fiddle::DLError self の保持するポインタが NULL である場合に発生します

例:

require 'fiddle'

s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cptr[0] = 65
p cptr.to_s #=> "Bbc"...

Fiddle::Pointer#eql?(other) -> bool (7.0)

ポインタの指すアドレスが同一ならばtrueを返します。

...タの指すアドレスが同一ならばtrueを返します。

@param other 比較対象の Pointer オブジェクト

例:

require 'fiddle'

s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cptr0 = Fiddle::Pointer[s]
cptr1 = cptr + 1

p cptr == cptr1 #=> false
p cptr == cptr0 #=> true...

Fiddle::Pointer#free -> Fiddle::CFunc (7.0)

GC がメモリを解放するのに使用する Fiddle::CFunc オブジェクトを返します。

...GC がメモリを解放するのに使用する Fiddle::CFunc オブジェクトを返します。

これは普通 Fiddle::Pointer#free= や Fiddle::Pointer.new によって設定されます。...

Fiddle::Pointer#free=(cfunc) (7.0)

GC が自身を解放するのに使う関数を Fiddle::CFunc で指定します。

...GC が自身を解放するのに使う関数を Fiddle::CFunc で指定します。

@param cfunc 自身を解放するのに使われる関数を Fiddle::CFunc か整数で指定します。...

絞り込み条件を変える

Fiddle::Pointer#null? -> bool (7.0)

自身が NULL なら true を返します。そうでないなら false を返します。

自身が NULL なら true を返します。そうでないなら false を返します。

Fiddle::Pointer#ptr -> Fiddle::Pointer (7.0)

自身の指す値を Pointer にして返します。

...*p と同じです。

この返り値には、free 関数がセットされず、size は 0 とされます。

例:

require 'fiddle'

s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cref = cptr.ref
p cref.to_s(4).unpack('l*')[0] #=> 136121648
p cptr.to_i #=> 136121648
p cref.pt...

Fiddle::Pointer#ref -> Fiddle::Pointer (7.0)

自身を指す Pointer オブジェクトを返します。 C 言語におけるポインタへのアドレス演算子の適用 &p と同じです。

...用 &p と同じです。

この返り値には、free 関数がセットされず、size は 0 とされます。

例:

require 'fiddle'

s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cref = cptr.ref
p cref.to_s(4).unpack('l*')[0] #=> 136121648
p cptr.to_i #=> 136121648
p cref....

Fiddle::Pointer#size -> Integer (7.0)

自身の指す領域のサイズを返します。

...の指す領域のサイズを返します。

基本的には Fiddle::Pointer.new で指定したサイズが返されます。
Fiddle
::Pointer.to_ptr で文字列を変換したときは、そのバイト数が返されます。
Fiddle
::Pointer#size= でこの値を変更することができま...

Fiddle::Pointer#size=(s) (7.0)

自身の指す領域のサイズを変えます。

自身の指す領域のサイズを変えます。

変更してもメモリの再割り当てはしません。単にオブジェクトが記録している
size の情報が変更されるだけです。

@param s 自身が指すメモリのサイズを整数で指定します。

絞り込み条件を変える

Fiddle::Pointer#to_i -> Integer (7.0)

自身が指すアドレスを整数で返します。

自身が指すアドレスを整数で返します。

Fiddle::Pointer#to_int -> Integer (7.0)

自身が指すアドレスを整数で返します。

自身が指すアドレスを整数で返します。

Fiddle::Pointer#to_s -> String (7.0)

自身が指す領域から長さ len の文字列を複製して返します。

自身が指す領域から長さ len の文字列を複製して返します。

len を省略した場合は、文字列の終りは '\0' であると仮定して、
strlen(3) を使って長さを算出します。

@param len 文字列の長さを整数で指定します。

Fiddle::Pointer#to_s(len) -> String (7.0)

自身が指す領域から長さ len の文字列を複製して返します。

自身が指す領域から長さ len の文字列を複製して返します。

len を省略した場合は、文字列の終りは '\0' であると仮定して、
strlen(3) を使って長さを算出します。

@param len 文字列の長さを整数で指定します。

Fiddle::Pointer#to_str -> String (7.0)

自身が指す領域から長さ len の文字列を複製して返します。

自身が指す領域から長さ len の文字列を複製して返します。

len を省略した場合は、self.size をその代わりに使います。

@param len 文字列の長さを整数で指定します。

絞り込み条件を変える

Fiddle::Pointer#to_str(len) -> String (7.0)

自身が指す領域から長さ len の文字列を複製して返します。

自身が指す領域から長さ len の文字列を複製して返します。

len を省略した場合は、self.size をその代わりに使います。

@param len 文字列の長さを整数で指定します。

Fiddle::Pointer#to_value -> object (7.0)

自身はヒープに確保された Ruby のオブジェクトを指すポインタであると仮定して、 自身が指すオブジェクトを返します。

...自身はヒープに確保された Ruby のオブジェクトを指すポインタであると仮定して、
自身が指すオブジェクトを返します。

例:

require 'fiddle'

s = 'abc'
i = Fiddle.dlwrap(s)
cptr = Fiddle::Pointer.new(i)
p cptr.to_value #=> "abc"...

Fiddle::Pointer.[](val) -> Fiddle::Pointer (7.0)

与えられた val と関連した Pointer オブジェクトを生成して返します。

...を指定します。

@raise Fiddle::DLError to_ptr の返り値が Pointer オブジェクトでない場合に発生します
@raise TypeError 上記のいずれの変換も不可能であった場合に発生します

例:

require 'fiddle'
s = "abc"
p Fiddle::Pointer[s].to_i...

Fiddle::Pointer.malloc(size, free = nil) -> Fiddle::Pointer (7.0)

与えられた長さ size のメモリ領域を確保し、それを表す Pointer オブジェクトを生成して返します。

...Pointer オブジェクトを生成して返します。

@param size 確保したいメモリ領域のサイズを整数で指定します。

@param free GC 時に呼ばれる Pointer オブジェクトの free 関数を
Fiddle
::Function オブジェクトか整数で指定します。...

Fiddle::Pointer.new(addr, size = 0, free = nil) -> Fiddle::Pointer (7.0)

与えられた addr が指すメモリ領域を表す Pointer オブジェクトを生成して返します。

...トが指すアドレスを整数で指定します。

@param size 生成する Pointer オブジェクトが指すメモリ領域のサイズを整数で指定します。

@param free GC 時に呼ばれる free 関数を Fiddle::Function オブジェクトか
整数で指定します。...

絞り込み条件を変える

Fiddle::Pointer.to_ptr(val) -> Fiddle::Pointer (7.0)

与えられた val と関連した Pointer オブジェクトを生成して返します。

...を指定します。

@raise Fiddle::DLError to_ptr の返り値が Pointer オブジェクトでない場合に発生します
@raise TypeError 上記のいずれの変換も不可能であった場合に発生します

例:

require 'fiddle'
s = "abc"
p Fiddle::Pointer[s].to_i...

Fiddle::RUBY_FREE -> Integer (7.0)

ruby_xfree の関数ポインタのアドレスの値。

ruby_xfree の関数ポインタのアドレスの値。

Fiddle::SIZEOF_CHAR -> Integer (7.0)

Cでの sizeof(char) の値

Cでの sizeof(char) の値

Fiddle::SIZEOF_DOUBLE -> Integer (7.0)

Cでの sizeof(double) の値

Cでの sizeof(double) の値

Fiddle::SIZEOF_FLOAT -> Integer (7.0)

Cでの sizeof(float) の値

Cでの sizeof(float) の値

絞り込み条件を変える

Fiddle::SIZEOF_INT -> Integer (7.0)

Cでの sizeof(int) の値

Cでの sizeof(int) の値

Fiddle::SIZEOF_INTPTR_T -> Integer (7.0)

Cでの sizeof(intptr_t) の値

Cでの sizeof(intptr_t) の値

Fiddle::SIZEOF_LONG -> Integer (7.0)

Cでの sizeof(long) の値

Cでの sizeof(long) の値

Fiddle::SIZEOF_LONG_LONG -> Integer (7.0)

Cでの sizeof(long long) の値

Cでの sizeof(long long) の値

Fiddle::SIZEOF_PTRDIFF_T -> Integer (7.0)

Cでの sizeof(ptrdiff_t) の値

Cでの sizeof(ptrdiff_t) の値

絞り込み条件を変える

<< 1 2 > >>