るりまサーチ (Ruby 2.5.0)

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  1. _builtin float
  2. float to_d
  3. json float
  4. float rationalize
  5. fiddle type_float

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Vector#angle_with(v) -> Float (307.0)

v と self がなす角度を返します。

v と self がなす角度を返します。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
Vector[1, 0].angle_with(Vector[0, 1]) # => Math::PI/2
//}

@param v このベクトルと self とがなす角度を計算します
@raise ZeroVectorError self もしくは v のどちらかが零ベクトルである場合に
発生します
@raise ExceptionForMatrix::ErrDimensionMismatch v と self の
ベクトルの次元が異なる場合に発...

Integer#fdiv(other) -> Numeric (100.0)

self を other で割った商を Float で返します。 ただし Complex が関わる場合は例外です。 その場合も成分は Float になります。

self を other で割った商を Float で返します。
ただし Complex が関わる場合は例外です。
その場合も成分は Float になります。

@param other self を割る数を指定します。

例:

654321.fdiv(13731) # => 47.652829364212366
654321.fdiv(13731.24) # => 47.65199646936475

-1234567890987654321.fdiv(13731) # => -89910996357705.52
-1234567890987654...

Numeric#step(limit, step = 1) -> Enumerator (100.0)

self からはじめ step を足しながら limit を越える 前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども 指定できます。

self からはじめ step を足しながら limit を越える
前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども
指定できます。

@param limit ループの上限あるいは下限を数値で指定します。step に負の数が指定された場合は、
下限として解釈されます。

@param step 各ステップの大きさを数値で指定します。負の数を指定することもできます。

@param to 引数limitと同じですが、省略した場合はキーワード引数byが正の
数であれば Float::INF...

Numeric#step(limit, step = 1) {|n| ... } -> self (100.0)

self からはじめ step を足しながら limit を越える 前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども 指定できます。

self からはじめ step を足しながら limit を越える
前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども
指定できます。

@param limit ループの上限あるいは下限を数値で指定します。step に負の数が指定された場合は、
下限として解釈されます。

@param step 各ステップの大きさを数値で指定します。負の数を指定することもできます。

@param to 引数limitと同じですが、省略した場合はキーワード引数byが正の
数であれば Float::INF...

Numeric#coerce(other) -> [Numeric] (76.0)

自身と other が同じクラスになるよう、自身か other を変換し [other, self] という配列にして返します。

自身と other が同じクラスになるよう、自身か other を変換し [other, self] という配列にして返します。

デフォルトでは self と other を Float に変換して [other, self] という配列にして返します。
Numeric のサブクラスは、このメソッドを適切に再定義しなければなりません。
以下は Rational の coerce のソースです。other が自身の知らない数値クラスであった場合、
super を呼んでいることに注意して下さい。


//emlist[例][ruby]{
# lib/rational.rb より

def co...

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OptionParser#on(long, klass = String, desc = "") {|v| ...} -> self (76.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

klass にはクラスを与えます。どのようなクラスを受け付けるかは、
以下の「デフォルトで利用可能な引数クラス」を参照して下さい。
OptionParser.accept や OptionParser#accept によって、受け付け
るクラスを増やすことができます。登録されていないクラスが指定された
場合、例外 ArgumentError を投げます。
また、登録されたクラスであっても引数が変換できないものである場合、例外
OptionParser::I...

OptionParser#on(short, klass = String, desc = "") {|v| ...} -> self (76.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

klass にはクラスを与えます。どのようなクラスを受け付けるかは、
以下の「デフォルトで利用可能な引数クラス」を参照して下さい。
OptionParser.accept や OptionParser#accept によって、受け付け
るクラスを増やすことができます。登録されていないクラスが指定された
場合、例外 ArgumentError を投げます。
また、登録されたクラスであっても引数が変換できないものである場合、例外
OptionParser::I...

OptionParser#on(short, long, klass = String, desc = "") {|v| ...} -> self (76.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

klass にはクラスを与えます。どのようなクラスを受け付けるかは、
以下の「デフォルトで利用可能な引数クラス」を参照して下さい。
OptionParser.accept や OptionParser#accept によって、受け付け
るクラスを増やすことができます。登録されていないクラスが指定された
場合、例外 ArgumentError を投げます。
また、登録されたクラスであっても引数が変換できないものである場合、例外
OptionParser::I...

Numeric#infinite? -> nil (70.0)

常に nil を返します。 自身が Float かComplex、もしくはそのサブクラスのインスタンスの場合は、self の絶対値が負の無限大の場合に-1を、正の無限大の場合に1を、有限値の場合に nil を返します。

常に nil を返します。
自身が Float かComplex、もしくはそのサブクラスのインスタンスの場合は、self の絶対値が負の無限大の場合に-1を、正の無限大の場合に1を、有限値の場合に nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
10.infinite? # => nil
(3r).infinite? # => nil
//}

@see Numeric#finite?、Float#infinite?、Complex#infinite?

CSV#converters -> Array (58.0)

現在の変換器のリストを返します。

現在の変換器のリストを返します。

//emlist[例][ruby]{
require "csv"

csv = CSV.new("header1,header2\nrow1_1,row1_2", converters: CSV::Converters.keys)
csv.converters # => [:integer, :float, :integer, :float, :date, :date_time, :date_time, :integer, :float]
//}

@see CSV::Converters

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Complex#inspect -> String (58.0)

自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。

自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。

//emlist[例][ruby]{
Complex(2).inspect # => "(2+0i)"
Complex('-8/6').inspect # => "((-4/3)+0i)"
Complex('1/2i').inspect # => "(0+(1/2)*i)"
Complex(0, Float::INFINITY).inspect # => "(0+Infinity*i)"
Complex(Float:...

Complex#to_s -> String (58.0)

自身を "実部 + 虚部i" 形式の文字列にして返します。

自身を "実部 + 虚部i" 形式の文字列にして返します。

//emlist[例][ruby]{
Complex(2).to_s # => "2+0i"
Complex('-8/6').to_s # => "-4/3+0i"
Complex('1/2i').to_s # => "0+1/2i"
Complex(0, Float::INFINITY).to_s # => "0+Infinity*i"
Complex(Float::NAN, Float::NAN).to_s...

String#%(args) -> String (58.0)

printf と同じ規則に従って args をフォーマットします。

printf と同じ規則に従って args をフォーマットします。

args が配列であれば Kernel.#sprintf(self, *args) と同じです。
それ以外の場合は Kernel.#sprintf(self, args) と同じです。

@param args フォーマットする値、もしくはその配列
@return フォーマットされた文字列

//emlist[例][ruby]{
p "i = %d" % 10 # => "i = 10"
p "i = %x" % 10 # => "i = a"
p "i = %o" % 10...

Complex#fdiv(other) -> Complex (52.0)

self を other で割った商を返します。 実部と虚部が共に Float の値になります。

self を other で割った商を返します。
実部と虚部が共に Float の値になります。

@param other 自身を割る数

//emlist[例][ruby]{
Complex(11, 22).fdiv(3) # => (3.6666666666666665+7.333333333333333i)
Complex(11, 22).quo(3) # => ((11/3)+(22/3)*i)
//}

@see Complex#quo

Matrix#elements_to_f -> Matrix (52.0)

各要素を浮動小数点数 Float に変換した行列を返します。

各要素を浮動小数点数 Float に変換した行列を返します。

このメソッドは deprecated です。 map(&:to_f) を使ってください。

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Vector#elements_to_f -> Vector (52.0)

ベクトルの各成分をFloatに変換したベクトルを返します。

ベクトルの各成分をFloatに変換したベクトルを返します。

このメソッドは deprecated です。 map(&:to_f) を使ってください。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'

v = Vector.elements([2, 3, 5, 7, 9])
p v.elements_to_f
# => Vector[2.0, 3.0, 5.0, 7.0, 9.0]
//}

Enumerator::Lazy#grep(pattern) {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (40.0)

Enumerable#grep と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

Enumerable#grep と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
(100..Float::INFINITY).lazy.map(&:to_s).grep(/\A(\d)\1+\z/)
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: 100..Infinity>:map>:grep(/\A(\d)\1+\z/)>
(100..Float::INFINITY).lazy.map(&:to_s).grep(/\A(\d)\1+\z/)....

Enumerator::Lazy#grep_v(pattern) {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (40.0)

Enumerable#grep_v と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

Enumerable#grep_v と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
(100..Float::INFINITY).lazy.map(&:to_s).grep_v(/(\d).*\1/)
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: 100..Infinity>:map>:grep_v(/(\d).*\1/)>
(100..Float::INFINITY).lazy.map(&:to_s).grep_v(/(\d).*\1/).t...

Integer#**(other) -> Numeric (40.0)

算術演算子。冪(べき乗)を計算します。

算術演算子。冪(べき乗)を計算します。

@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@param modulo 指定すると、計算途中に巨大な値を生成せずに (self**other) % modulo と同じ結果を返します。
@return 計算結果
@raise TypeError 2引数 pow で Integer 以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError 2引数 pow で other に負の数を指定した場合に発生します。

//emlist[][ruby]{
2 ** 3 # => 8
2 ** 0 # => 1
0 ** 0 # => 1
...

Integer#pow(other) -> Numeric (40.0)

算術演算子。冪(べき乗)を計算します。

算術演算子。冪(べき乗)を計算します。

@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@param modulo 指定すると、計算途中に巨大な値を生成せずに (self**other) % modulo と同じ結果を返します。
@return 計算結果
@raise TypeError 2引数 pow で Integer 以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError 2引数 pow で other に負の数を指定した場合に発生します。

//emlist[][ruby]{
2 ** 3 # => 8
2 ** 0 # => 1
0 ** 0 # => 1
...

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Integer#pow(other, modulo) -> Integer (40.0)

算術演算子。冪(べき乗)を計算します。

算術演算子。冪(べき乗)を計算します。

@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@param modulo 指定すると、計算途中に巨大な値を生成せずに (self**other) % modulo と同じ結果を返します。
@return 計算結果
@raise TypeError 2引数 pow で Integer 以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError 2引数 pow で other に負の数を指定した場合に発生します。

//emlist[][ruby]{
2 ** 3 # => 8
2 ** 0 # => 1
0 ** 0 # => 1
...

Numeric#finite? -> bool (40.0)

self の絶対値が有限値の場合に true を、そうでない場合に false を返します。

self の絶対値が有限値の場合に true を、そうでない場合に false を返します。

//emlist[例][ruby]{
10.finite? # => true
Rational(3).finite? # => true

Float::INFINITY.finite? # => false
Float::INFINITY.is_a?(Numeric) # => true
//}

@see Numeric#infinite?

Benchmark::Tms#*(x) -> Benchmark::Tms (22.0)

self と x の乗算を計算します。

self と x の乗算を計算します。

@param x Benchmark::Tms のオブジェクトか Float に暗黙の変換ができるオブジェクトです。

@return 計算結果は新しい Benchmark::Tms オブジェクトです。

@see Benchmark::Tms#memberwise

Benchmark::Tms#+(x) -> Benchmark::Tms (22.0)

self と x の加算を計算します。

self と x の加算を計算します。

@param x Benchmark::Tms のオブジェクトか Float に暗黙の変換ができるオブジェクトです。

@return 計算結果は新しい Benchmark::Tms オブジェクトです。

@see Benchmark::Tms#memberwise

Benchmark::Tms#-(x) -> Benchmark::Tms (22.0)

self と x の減算を計算します。

self と x の減算を計算します。

@param x Benchmark::Tms のオブジェクトか Float に暗黙の変換ができるオブジェクトです。

@return 計算結果は新しい Benchmark::Tms オブジェクトです。

@see Benchmark::Tms#memberwise

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Benchmark::Tms#/(x) -> Benchmark::Tms (22.0)

self と x の除算を計算します。

self と x の除算を計算します。

@param x Benchmark::Tms のオブジェクトか Float に暗黙の変換ができるオブジェクトです。

@return 計算結果は新しい Benchmark::Tms オブジェクトです。

@see Benchmark::Tms#memberwise

Benchmark::Tms#memberwise(op, x) -> Benchmark::Tms (22.0)

Benchmark::Tms の四則演算を実行するために内部で使用されるメソッドです。

Benchmark::Tms の四則演算を実行するために内部で使用されるメソッドです。

@param op 演算子をシンボルで与えます。
@param x Benchmark::Tms のオブジェクトか Float に暗黙の変換ができるオブジェクトです。

@return 計算結果は新しい Benchmark::Tms オブジェクトです。

BigDecimal#split -> [Integer, String, Integer, Integer] (22.0)

BigDecimal 値を 0.xxxxxxx*10**n と表現したときに、 符号 (NaNのときは 0、それ以外は+1か-1になります)、 仮数部分の文字列("xxxxxxx")と、基数(10)、更に指数 n を配列で返します。

BigDecimal 値を 0.xxxxxxx*10**n と表現したときに、
符号 (NaNのときは 0、それ以外は+1か-1になります)、
仮数部分の文字列("xxxxxxx")と、基数(10)、更に指数 n を配列で返します。

//emlist[][ruby]{
require "bigdecimal"
a = BigDecimal("3.14159265")
f, x, y, z = a.split
//}

とすると、f = 1、x = "314159265"、y = 10、z = 1 になります。
従って、以下のようにする事で Float に変換することができます。

//em...

Complex#abs -> Numeric (22.0)

自身の絶対値を返します。

自身の絶対値を返します。

以下の計算の結果を Float オブジェクトで返します。

sqrt(self.real ** 2 + self.imag ** 2)

//emlist[例][ruby]{
Complex(1, 2).abs # => 2.23606797749979
Complex(3, 4).abs # => 5.0
Complex('1/2', '1/2').abs # => 0.7071067811865476
//}

@see Complex#abs2

Complex#finite? -> bool (22.0)

実部と虚部の両方が有限値の場合に true を、そうでない場合に false を返します。

実部と虚部の両方が有限値の場合に true を、そうでない場合に false を返します。

//emlist[例][ruby]{
(1 + 1i).finite? # => true
(Float::INFINITY + 1i).finite? # => false
//}

@see Complex#infinite?

絞り込み条件を変える

Complex#infinite? -> nil | 1 (22.0)

実部と虚部のどちらも無限大ではない場合に nil を、そうでない場合に 1 を返します。

実部と虚部のどちらも無限大ではない場合に nil を、そうでない場合に 1 を返します。

//emlist[例][ruby]{
(1+1i).infinite? # => nil
(Float::INFINITY + 1i).infinite? # => 1
//}

@see Complex#finite?

Complex#magnitude -> Numeric (22.0)

自身の絶対値を返します。

自身の絶対値を返します。

以下の計算の結果を Float オブジェクトで返します。

sqrt(self.real ** 2 + self.imag ** 2)

//emlist[例][ruby]{
Complex(1, 2).abs # => 2.23606797749979
Complex(3, 4).abs # => 5.0
Complex('1/2', '1/2').abs # => 0.7071067811865476
//}

@see Complex#abs2

Enumerable#lazy -> Enumerator::Lazy (22.0)

自身を lazy な Enumerator に変換したものを返します。

自身を lazy な Enumerator に変換したものを返します。

この Enumerator は、以下のメソッドが遅延評価を行う (つまり、配列ではな
くEnumeratorを返す) ように再定義されています。

* map/collect
* flat_map/collect_concat
* select/find_all
* reject
* grep
* take, take_while
* drop, drop_while
* zip (※一貫性のため、ブロックを渡さないケースのみlazy)
* cycle (※一貫性のため、ブロックを渡さないケースのみl...

Enumerator::Lazy#enum_for(method = :each, *args) -> Enumerator::Lazy (22.0)

Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。

Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。

to_enum は「ブロック付きで呼ぶとループを実行し、ブロックを省略した場合は
Enumerator を返す」ようなメソッドを定義するときによく使われます。
このときに lazy 性が正しく引き継がれるように、Lazy#to_enum は
素のEnumerator ではなく Enumerator::Lazy を返すようになっています。

//emlist[例][ruby]{
module Enumerable
# 要素をn回ずつ繰り返すメソッド
# 例:[1,2,3].repeat(2) ...

Enumerator::Lazy#enum_for(method = :each, *args) {|*args| block} -> Enumerator::Lazy (22.0)

Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。

Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。

to_enum は「ブロック付きで呼ぶとループを実行し、ブロックを省略した場合は
Enumerator を返す」ようなメソッドを定義するときによく使われます。
このときに lazy 性が正しく引き継がれるように、Lazy#to_enum は
素のEnumerator ではなく Enumerator::Lazy を返すようになっています。

//emlist[例][ruby]{
module Enumerable
# 要素をn回ずつ繰り返すメソッド
# 例:[1,2,3].repeat(2) ...

絞り込み条件を変える

Enumerator::Lazy#lazy -> self (22.0)

self を返します。

self を返します。

//emlist[例][ruby]{
lazy = (100..Float::INFINITY).lazy
p lazy.lazy # => #<Enumerator::Lazy: 100..Infinity>
p lazy == lazy.lazy # => true
//}

Enumerator::Lazy#to_enum(method = :each, *args) -> Enumerator::Lazy (22.0)

Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。

Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。

to_enum は「ブロック付きで呼ぶとループを実行し、ブロックを省略した場合は
Enumerator を返す」ようなメソッドを定義するときによく使われます。
このときに lazy 性が正しく引き継がれるように、Lazy#to_enum は
素のEnumerator ではなく Enumerator::Lazy を返すようになっています。

//emlist[例][ruby]{
module Enumerable
# 要素をn回ずつ繰り返すメソッド
# 例:[1,2,3].repeat(2) ...

Enumerator::Lazy#to_enum(method = :each, *args) {|*args| block} -> Enumerator::Lazy (22.0)

Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。

Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。

to_enum は「ブロック付きで呼ぶとループを実行し、ブロックを省略した場合は
Enumerator を返す」ようなメソッドを定義するときによく使われます。
このときに lazy 性が正しく引き継がれるように、Lazy#to_enum は
素のEnumerator ではなく Enumerator::Lazy を返すようになっています。

//emlist[例][ruby]{
module Enumerable
# 要素をn回ずつ繰り返すメソッド
# 例:[1,2,3].repeat(2) ...

Fiddle::Function#call(*args) -> Integer|DL::CPtr|nil (22.0)

関数を呼び出します。

関数を呼び出します。

Fiddle::Function.new で指定した引数と返り値の型に基いて
Ruby のオブジェクトを適切に C のデータに変換して C の関数を呼び出し、
その返り値を Ruby のオブジェクトに変換して返します。

引数の変換は以下の通りです。

: void* (つまり任意のポインタ型)
nil ならば C の NULL に変換されます
Fiddle::Pointer は保持している C ポインタに変換されます。
文字列であればその先頭ポインタになります。
IO オブジェクトであれば FILE* が渡されます。
整数であればそれがアドレスとみ...

Integer#/(other) -> Numeric (22.0)

除算の算術演算子。

除算の算術演算子。

other が Integer の場合、整商(整数の商)を Integer で返します。
普通の商(剰余を考えない商)を越えない最大の整数をもって整商とします。

other が Float、Rational、Complex の場合、普通の商を other と
同じクラスのインスタンスで返します。

@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@return 計算結果

//emlist[例][ruby]{
7 / 2 # => 3
7 / -2 # => -4
7 / 2.0 # => 3.5
7 / Rational(2, 1) # => (7/2)
7...

絞り込み条件を変える

Integer#div(other) -> Integer (22.0)

整商(整数の商)を返します。 普通の商(剰余を考えない商)を越えない最大の整数をもって整商とします。

整商(整数の商)を返します。
普通の商(剰余を考えない商)を越えない最大の整数をもって整商とします。

other が Integer オブジェクトの場合、Integer#/ の結果と一致します。

div に対応する剰余メソッドは modulo です。

@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@return 計算結果

//emlist[例][ruby]{
7.div(2) # => 3
7.div(-2) # => -4
7.div(2.0) # => 3
7.div(Rational(2, 1)) # => 3

begin
2.div(0)
rescue => ...

Matrix#det -> Numeric (22.0)

行列式 (determinant) の値を返します。

行列式 (determinant) の値を返します。

Float を使用すると、精度が不足するため、誤った結果が生じる可能性があることに注意してください。
代わりに、Rational や BigDecimal などの正確なオブジェクトを使用することを検討してください。

@raise ExceptionForMatrix::ErrDimensionMismatch 正方行列でない場合に発生します

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'

p Matrix[[2, 1], [-1, 2]].det #=> 5
p Matrix[[2.0, 1...

Matrix#determinant -> Numeric (22.0)

行列式 (determinant) の値を返します。

行列式 (determinant) の値を返します。

Float を使用すると、精度が不足するため、誤った結果が生じる可能性があることに注意してください。
代わりに、Rational や BigDecimal などの正確なオブジェクトを使用することを検討してください。

@raise ExceptionForMatrix::ErrDimensionMismatch 正方行列でない場合に発生します

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'

p Matrix[[2, 1], [-1, 2]].det #=> 5
p Matrix[[2.0, 1...

Matrix#rank -> Integer (22.0)

階数 (rank) を返します。

階数 (rank) を返します。

Float を使用すると、精度が不足するため、誤った結果が生じる可能性があることに注意してください。
代わりに、Rational や BigDecimal などの正確なオブジェクトを使用することを検討してください。

//emlist[][ruby]{
require 'matrix'
m = Matrix[[2, 6], [1, 3]]
m.rank # => 1
//}

Matrix#round(ndigits = 0) -> Matrix (22.0)

行列の各要素を指定した桁数で丸めた行列を返します。

行列の各要素を指定した桁数で丸めた行列を返します。

@see Float#round

絞り込み条件を変える

Numeric#-@ -> Numeric (22.0)

単項演算子の - です。 self の符号を反転させたものを返します。

単項演算子の - です。
self の符号を反転させたものを返します。

このメソッドは、二項演算子 - で 0 - self によって定義されています。


@see Integer#-@、Float#-@、Rational#-@、Complex#-@

Numeric#/(other) -> Numeric (22.0)

除算の演算子です。 self を other で割った商を返します。

除算の演算子です。
self を other で割った商を返します。

Numeric では定義されておらず、サブクラスの実装によります。


@see Integer#/, Float#/, Rational#/, Complex#/

Numeric#denominator -> Integer (22.0)

自身を Rational に変換した時の分母を返します。

自身を Rational に変換した時の分母を返します。

@return 分母を返します。


@see Numeric#numerator、Integer#denominator、Float#denominator、Rational#denominator、Complex#denominator

Numeric#numerator -> Integer (22.0)

自身を Rational に変換した時の分子を返します。

自身を Rational に変換した時の分子を返します。

@return 分子を返します。


@see Numeric#denominator、Integer#numerator、Float#numerator、Rational#numerator、Complex#numerator

Object#singleton_class -> Class (22.0)

レシーバの特異クラスを返します。 まだ特異クラスがなければ、新しく作成します。

レシーバの特異クラスを返します。
まだ特異クラスがなければ、新しく作成します。

レシーバが nil か true か false なら、それぞれ NilClass, TrueClass,
FalseClass を返します。

@raise TypeError レシーバが Integer、Float、Symbol の場合に発生します。

//emlist[][ruby]{
Object.new.singleton_class #=> #<Class:#<Object:0xb7ce1e24>>
String.singleton_class #=> #<Class:String>
n...

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Range#bsearch -> Enumerator (22.0)

ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、条件を満たす値を二 分探索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を 返します。

ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、条件を満たす値を二
分探索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を
返します。

本メソッドはブロックを評価した結果により以下のいずれかのモードで動作し
ます。

* find-minimum モード
* find-any モード

find-minimum モード(特に理由がない限りはこのモードを使う方がいいでしょ
う)では、条件判定の結果を以下のようにする必要があります。

* 求める値がブロックパラメータの値か前の要素の場合: true を返す
* 求める値がブロックパラメータより後の要...

Range#bsearch {|obj| ... } -> object | nil (22.0)

ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、条件を満たす値を二 分探索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を 返します。

ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、条件を満たす値を二
分探索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を
返します。

本メソッドはブロックを評価した結果により以下のいずれかのモードで動作し
ます。

* find-minimum モード
* find-any モード

find-minimum モード(特に理由がない限りはこのモードを使う方がいいでしょ
う)では、条件判定の結果を以下のようにする必要があります。

* 求める値がブロックパラメータの値か前の要素の場合: true を返す
* 求める値がブロックパラメータより後の要...

Range#each -> Enumerator (22.0)

範囲内の要素に対して繰り返します。

範囲内の要素に対して繰り返します。

Range#each は各要素の succ メソッドを使用してイテレーションするようになりました。

@raise TypeError succ メソッドを持たないクラスの範囲オブジェクトに対してこのメソッドを呼んだ場合に発生します。


//emlist[例][ruby]{
(10..15).each {|n| print n, ' ' }
# prints: 10 11 12 13 14 15

(2.5..5).each {|n| print n, ' ' }
# raises: TypeError: can't iterate from Floa...

Range#each {|item| ... } -> self (22.0)

範囲内の要素に対して繰り返します。

範囲内の要素に対して繰り返します。

Range#each は各要素の succ メソッドを使用してイテレーションするようになりました。

@raise TypeError succ メソッドを持たないクラスの範囲オブジェクトに対してこのメソッドを呼んだ場合に発生します。


//emlist[例][ruby]{
(10..15).each {|n| print n, ' ' }
# prints: 10 11 12 13 14 15

(2.5..5).each {|n| print n, ' ' }
# raises: TypeError: can't iterate from Floa...

Set#classify {|o| ... } -> Hash (22.0)

集合をブロックの値によって分類し、結果をハッシュとして返します。

集合をブロックの値によって分類し、結果をハッシュとして返します。

ブロックは集合の各要素について実行され、引数 o にはその要素が
渡されます。

生成されるハッシュのキーはブロックの実行結果、値は分類された集合と
なります。

//emlist[][ruby]{
require 'set'
numbers = Set[10, 4.5, 20, 30, 31.2]
p numbers.classify {|o| o.class}
# => {Integer=>#<Set: {10, 20, 30}>, Float=>#<Set: {4.5, 31.2}>}
//}

絞り込み条件を変える

String#hex -> Integer (22.0)

文字列に 16 進数で数値が表現されていると解釈して整数に変換します。 接頭辞 "0x", "0X" とアンダースコアは無視されます。 文字列が [_0-9a-fA-F] 以外の文字を含むときはその文字以降を無視します。

文字列に 16 進数で数値が表現されていると解釈して整数に変換します。
接頭辞 "0x", "0X" とアンダースコアは無視されます。
文字列が [_0-9a-fA-F] 以外の文字を含むときはその文字以降を無視します。

self が空文字列のときは 0 を返します。

//emlist[例][ruby]{
p "10".hex # => 16
p "ff".hex # => 255
p "0x10".hex # => 16
p "-0x10".hex # => -16

p "xyz".hex # => 0
p "10z".hex # => 16
p "1_0".h...

String#oct -> Integer (22.0)

文字列を 8 進文字列であると解釈して、整数に変換します。

文字列を 8 進文字列であると解釈して、整数に変換します。

//emlist[例][ruby]{
p "10".oct # => 8
p "010".oct # => 8
p "8".oct # => 0
//}

oct は文字列の接頭辞 ("0", "0b", "0B", "0x", "0X") に応じて
8 進以外の変換も行います。

//emlist[例][ruby]{
p "0b10".oct # => 2
p "10".oct # => 8
p "010".oct # => 8
p "0x10".oct # => 16
//}

整数とみなせない文字があれば...

String#parse_csv(**options) -> [String] (22.0)

CSV.parse_line(self, options) と同様です。

CSV.parse_line(self, options) と同様です。

1 行の CSV 文字列を、文字列の配列に変換するためのショートカットです。

@param options CSV.new と同様のオプションを指定します。

//emlist[][ruby]{
require "csv"

p "Matz,Ruby\n".parse_csv # => ["Matz", "Ruby"]
p "Matz|Ruby\r\n".parse_csv(col_sep: '|', row_sep: "\r\n") # => ...

String#to_i(base = 10) -> Integer (22.0)

文字列を 10 進数表現された整数であると解釈して、整数に変換します。

文字列を 10 進数表現された整数であると解釈して、整数に変換します。

//emlist[例][ruby]{
p " 10".to_i # => 10
p "+10".to_i # => 10
p "-10".to_i # => -10

p "010".to_i # => 10
p "-010".to_i # => -10
//}

整数とみなせない文字があればそこまでを変換対象とします。
変換対象が空文字列であれば 0 を返します。

//emlist[例][ruby]{
p "0x11".to_i # => 0
p "".to_i # =>...

StringIO#putc(ch) -> object (22.0)

文字 ch を自身に書き込みます。 ch が数字なら 0 〜 255 の範囲の対応する文字書き込みます。 ch が文字列なら、その先頭の文字を書き込みます。ch を返します。

文字 ch を自身に書き込みます。 ch が数字なら 0 〜 255 の範囲の対応する文字書き込みます。
ch が文字列なら、その先頭の文字を書き込みます。ch を返します。

@param ch 書き込みたい文字を、整数か文字列で指定します。ch が Float や Rational であっても、整数に変換されてから書き込まれます。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

絞り込み条件を変える

WIN32OLE_VARIANT#[]=(i..., val) -> object (22.0)

配列型のWIN32OLE_VARIANTの要素を設定します。

配列型のWIN32OLE_VARIANTの要素を設定します。

selfは、WIN32OLE_VARIANT.arrayまたは引数に配列を指定して
WIN32OLE_VARIANT.newで作成したインスタンスの必要があります。

@param i 各次元の0からのインデックスを「,」で区切って次元数分指定します。
インデックスは0から要素数-1までのIntegerで指定してください。
@param val 設定値を指定します。Array、String、Integer、Float、
TrueClass、FalseClass、NilClass以外のオブジェ...

OptionParser#on(long, *rest) {|v| ...} -> self (16.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

コマンドに与えられた引数が配列やハッシュに含まれない場合、例外
OptionParser::InvalidArgument が OptionParser#parse 実行時
に発生します。

@param short ショートオプションを表す文字列を指定します。

@param long ロングオプションを表す文字列を指定します。

@param rest 可能な引数を列挙した配列やハッシュを与えます。文字列を与えた場合は、
サマリ...

OptionParser#on(long, desc = "") {|v| ... } -> self (16.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

ショートオプションとロングオプションを同時に登録することもできます。
opts.on("-r", "--require LIBRARY"){|lib| ...}
これは以下と同値です。
opts.on("-r LIBRARY"){|lib| ...}
opts.on("--require LIBRARY"){|lib| ...}

複数の異なるオプションに同じブロックを一度に登録することもできます。

opt.on('-v', '-vv')...

OptionParser#on(long, pat = /.*/, desc = "") {|v| ...} -> self (16.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

pat にはオプションの引数に許すパターンを表す正規表現で与えます。
コマンドに与えられた引数がパターンにマッチしない場合、
例外 OptionParser::InvalidArgument が parse 実行時に投げられます。

opts.on("--username VALUE", /[a-zA-Z0-9_]+/){|name| ...}
# ruby command --username=ruby_user
# ruby command...

OptionParser#on(short, *rest) {|v| ...} -> self (16.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

コマンドに与えられた引数が配列やハッシュに含まれない場合、例外
OptionParser::InvalidArgument が OptionParser#parse 実行時
に発生します。

@param short ショートオプションを表す文字列を指定します。

@param long ロングオプションを表す文字列を指定します。

@param rest 可能な引数を列挙した配列やハッシュを与えます。文字列を与えた場合は、
サマリ...

絞り込み条件を変える

OptionParser#on(short, desc = "") {|v| ... } -> self (16.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

ショートオプションとロングオプションを同時に登録することもできます。
opts.on("-r", "--require LIBRARY"){|lib| ...}
これは以下と同値です。
opts.on("-r LIBRARY"){|lib| ...}
opts.on("--require LIBRARY"){|lib| ...}

複数の異なるオプションに同じブロックを一度に登録することもできます。

opt.on('-v', '-vv')...

OptionParser#on(short, long, *rest) {|v| ...} -> self (16.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

コマンドに与えられた引数が配列やハッシュに含まれない場合、例外
OptionParser::InvalidArgument が OptionParser#parse 実行時
に発生します。

@param short ショートオプションを表す文字列を指定します。

@param long ロングオプションを表す文字列を指定します。

@param rest 可能な引数を列挙した配列やハッシュを与えます。文字列を与えた場合は、
サマリ...

OptionParser#on(short, long, desc = "") {|v| ... } -> self (16.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

ショートオプションとロングオプションを同時に登録することもできます。
opts.on("-r", "--require LIBRARY"){|lib| ...}
これは以下と同値です。
opts.on("-r LIBRARY"){|lib| ...}
opts.on("--require LIBRARY"){|lib| ...}

複数の異なるオプションに同じブロックを一度に登録することもできます。

opt.on('-v', '-vv')...

OptionParser#on(short, long, pat = /.*/, desc = "") {|v| ...} -> self (16.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

pat にはオプションの引数に許すパターンを表す正規表現で与えます。
コマンドに与えられた引数がパターンにマッチしない場合、
例外 OptionParser::InvalidArgument が parse 実行時に投げられます。

opts.on("--username VALUE", /[a-zA-Z0-9_]+/){|name| ...}
# ruby command --username=ruby_user
# ruby command...

OptionParser#on(short, pat = /.*/, desc = "") {|v| ...} -> self (16.0)

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。 ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

オプションを取り扱うためのブロックを自身に登録します。
ブロックはコマンドラインのパース時に、オプションが指定されていれば呼ばれます。

pat にはオプションの引数に許すパターンを表す正規表現で与えます。
コマンドに与えられた引数がパターンにマッチしない場合、
例外 OptionParser::InvalidArgument が parse 実行時に投げられます。

opts.on("--username VALUE", /[a-zA-Z0-9_]+/){|name| ...}
# ruby command --username=ruby_user
# ruby command...

絞り込み条件を変える

Time#-(sec) -> Time (10.0)

自身より sec 秒だけ前の時刻を返します。

自身より sec 秒だけ前の時刻を返します。

@param sec 実数を秒を単位として指定します。

//emlist[][ruby]{
p t = Time.local(2000) # => 2000-01-01 00:00:00 +0900
p t2 = t + 2592000 # => 2000-01-31 00:00:00 +0900
p t2 - 2592000 # => 2000-01-01 00:00:00 +0900
//}
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