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  2. fiddle []
  3. fiddle to_i
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  5. fiddle malloc

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Fiddle::Function.new(ptr, args, ret_type, abi=Fiddle::Function::DEFAULT, name: nil) -> Fiddle::Function (64444.0)

ptr (関数ポインタ)から Fiddle::Function オブジェクトを 生成します。

ptr (関数ポインタ)から Fiddle::Function オブジェクトを
生成します。

ptr には Fiddle::Handle から Fiddle::Handle#sym などで取りだした
関数ポインタ(を表す整数)、もしくは関数を指している
Fiddle::Pointer を渡します。

args、ret_type で関数の引数と返り値の型を指定します。これには以下の
定数が利用できます。「-TYPE_INT」 のように符号を反転させると unsigned を
意味します。
* Fiddle::TYPE_VOID
* Fiddle::TYPE_VOIDP
* Fidd...

Fiddle::Handle.new(lib, flags=Fiddle::Handle::RTLD_LAZY|Fiddle::Handle::RTLD_GLOBAL) -> Fiddle::Handle (64423.0)

ライブラリ lib をオープンし、Handle オブジェクトとして返します。

ライブラリ lib をオープンし、Handle オブジェクトとして返します。

ブロックを指定すれば、生成した Handle を引数としてブロックを実行します。
Handle はブロックの終りで自動的にクローズされます。

flags で dlopen(3) の第2引数として渡すフラグを指定できます。
Fiddle::Handle::RTLD_LAZY、Fiddle::Handle::RTLD_NOW
のどちらか一方を指定する必要があり、
またそれに Fiddle::Handle::RTLD_GLOBAL と OR を取ることができます。
詳しい意味は manpage(dlopen(3))...

Fiddle::Handle.new(lib, flags=Fiddle::Handle::RTLD_LAZY|Fiddle::Handle::RTLD_GLOBAL) {|handle| ... } -> Fiddle::Handle (64423.0)

ライブラリ lib をオープンし、Handle オブジェクトとして返します。

ライブラリ lib をオープンし、Handle オブジェクトとして返します。

ブロックを指定すれば、生成した Handle を引数としてブロックを実行します。
Handle はブロックの終りで自動的にクローズされます。

flags で dlopen(3) の第2引数として渡すフラグを指定できます。
Fiddle::Handle::RTLD_LAZY、Fiddle::Handle::RTLD_NOW
のどちらか一方を指定する必要があり、
またそれに Fiddle::Handle::RTLD_GLOBAL と OR を取ることができます。
詳しい意味は manpage(dlopen(3))...

Fiddle::Closure.new(ret, args, abi=Fiddle::Function::DEFAULT) -> Fiddle::Closure (63994.0)

そのクラスの call メソッドを呼びだすような Fiddle::Closure オブジェクトを返します。

そのクラスの call メソッドを呼びだすような
Fiddle::Closure オブジェクトを返します。

args、ret で関数の引数と返り値の型を指定します。
指定は Fiddle::Function.new と同様なので、そちら
を参照してください。

@param ret 返り値の型
@param args 引数の型を表す配列
@param abi 呼出規約

Fiddle::Closure::BlockCaller.new(ret, args, abi=Fiddle::Function::DEFAULT) { ... } -> Fiddle::Closure::BlockCaller (63994.0)

Ruby のブロックを呼び出す Fiddle::Closure オブジェクトを返します。

Ruby のブロックを呼び出す Fiddle::Closure オブジェクトを返します。


args、ret で関数の引数と返り値の型を指定します。
指定は Fiddle::Function.new と同様なので、そちら
を参照してください。

@param ret 返り値の型
@param args 引数の型を表す配列
@param abi 呼出規約

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Fiddle::Pointer.new(addr, size = 0, free = nil) -> Fiddle::Pointer (63625.0)

与えられた addr が指すメモリ領域を表す Pointer オブジェクトを生成して返します。

与えられた addr が指すメモリ領域を表す Pointer オブジェクトを生成して返します。

size を指定した場合、アドレス addr に確保されているメモリ領域のサイズは
size であると仮定されます。GC は free 関数を使用してメモリを解放します。

@param addr 生成する Pointer オブジェクトが指すアドレスを整数で指定します。

@param size 生成する Pointer オブジェクトが指すメモリ領域のサイズを整数で指定します。

@param free GC 時に呼ばれる free 関数を Fiddle::Function オブジェクトか
...

Fiddle::CStruct.new(addr) -> Fiddle::CStruct (63607.0)

addr のアドレスが指すメモリを構造体のアドレスとみなし、 構造体を作ります。

addr のアドレスが指すメモリを構造体のアドレスとみなし、
構造体を作ります。

C におけるキャストと似ています。
return (struct foo*)addr;
というコードと対応していると言えます。

@param addr アドレス

Fiddle.#dlopen(lib) -> Fiddle::Handle (63406.0)

ダイナミックライブラリ lib をロードし、 Fiddle::Handle として返します。

ダイナミックライブラリ lib をロードし、
Fiddle::Handle として返します。

Fiddle::Handle.new(lib) と等価です。

@param lib ロードしたいライブラリを文字列で与えます。

@raise Fiddle::DLError dlopen(3) に失敗した時に発生します。

fiddle (18433.0)

*.dllや*.soなど、ダイナミックリンクライブラリを扱うためのライブラリです。

*.dllや*.soなど、ダイナミックリンクライブラリを扱うためのライブラリです。

dl と同等の機能を持ちますが、
dl は 2.0 以降deprecated となり、2.2.0 で削除されました。このライブラリ
を代わりに使います。

=== 使い方

通常は fiddle/import ライブラリを require して
Fiddle::Importer モジュールを使用します。
Fiddle モジュール自体はプリミティブな機能しか提供していません。
Fiddle::Importer モジュールは以下のようにユーザが定義した
モジュールを拡張する形で使います。

require ...

NEWS for Ruby 2.3.0 (18073.0)

NEWS for Ruby 2.3.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

NEWS for Ruby 2.3.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。

== 2.2.0 以降の変更

=== 言語仕様の変更

* frozen-string-literal プラグマ:
* 実験的な機能として fronzen-string-literal というプラグマが導入されました。
897...

絞り込み条件を変える

NEWS for Ruby 2.2.0 (18055.0)

NEWS for Ruby 2.2.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

NEWS for Ruby 2.2.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。

== 2.1.0 以降の変更

=== 言語仕様の変更

* nil/true/false
* nil/true/false はフリーズされました 8923

* Hash リテラル
* 後ろにコロンのあるシンボルをキーにしたと...

Fiddle::Pointer#free -> Fiddle::CFunc (9406.0)

GC がメモリを解放するのに使用する Fiddle::CFunc オブジェクトを返します。

GC がメモリを解放するのに使用する Fiddle::CFunc オブジェクトを返します。

これは普通 Fiddle::Pointer#free= や Fiddle::Pointer.new によって設定されます。

Fiddle::Importer#typealias(new, orig) -> () (9394.0)

extern や struct で利用する型の別名を定義します。

extern や struct で利用する型の別名を定義します。

@param new 別名(文字列)
@param orig 別名を付けたい型の名前(文字列)
@see Fiddle::Importer#extern, Fiddle::Importer#sizeof,
Fiddle::Importer#struct, Fiddle::Importer#union

Fiddle::Function#ptr -> Integer | Fiddle::Function (9340.0)

関数ポインタを返します。

関数ポインタを返します。

Fiddle::Function.new の第1引数として指定したものを返します。

Fiddle::Closure (9253.0)

コールバック関数を表すクラスです。

コールバック関数を表すクラスです。

Ruby のメソッド(call)を C の関数ポインタとして表現するためのクラスです。

FFI の closure の wrapper です。

利用法としては、このクラスのサブクラスを作って
そのサブクラスに call メソッドを定義し、
new でオブジェクトを生成することで利用します。

require 'fiddle'
include Fiddle # TYPE_* を使うために include する

class Compare < Fiddle::Closure
# qsort の比較関数は 型が int(*)(v...

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Fiddle::Closure::BlockCaller (9127.0)

Ruby のブロックをラップしたコールバック関数を表すクラスです。

Ruby のブロックをラップしたコールバック関数を表すクラスです。

Ruby のブロックを C の関数ポインタとして表現するためのクラスです。

require 'fiddle'
include Fiddle

libc = Fiddle.dlopen("/lib/libc.so.6")
qs = Fiddle::Function.new(libc["qsort"],
[TYPE_VOIDP, TYPE_INT, TYPE_INT, TYPE_VOIDP],
TYP...

Fiddle::Function#call(*args) -> Integer|DL::CPtr|nil (9127.0)

関数を呼び出します。

関数を呼び出します。

Fiddle::Function.new で指定した引数と返り値の型に基いて
Ruby のオブジェクトを適切に C のデータに変換して C の関数を呼び出し、
その返り値を Ruby のオブジェクトに変換して返します。

引数の変換は以下の通りです。

: void* (つまり任意のポインタ型)
nil ならば C の NULL に変換されます
Fiddle::Pointer は保持している C ポインタに変換されます。
文字列であればその先頭ポインタになります。
IO オブジェクトであれば FILE* が渡されます。
整数であればそれがアドレスとみ...

Fiddle::Handle#[](func) -> Integer (9073.0)

関数やグローバル変数 func へのポインタを取得し、整数として返します。

関数やグローバル変数 func へのポインタを取得し、整数として返します。

@param func 得たいシンボルの名前を文字列で与えます。

@raise Fiddle::DLError シンボルが見つからなかった時に発生します。

require 'fiddle'

h = Fiddle::Handle.new('libc.so.6')
p h.sym('strlen') # 関数ポインタのアドレスを整数で表示

Fiddle::Handle#sym(func) -> Integer (9073.0)

関数やグローバル変数 func へのポインタを取得し、整数として返します。

関数やグローバル変数 func へのポインタを取得し、整数として返します。

@param func 得たいシンボルの名前を文字列で与えます。

@raise Fiddle::DLError シンボルが見つからなかった時に発生します。

require 'fiddle'

h = Fiddle::Handle.new('libc.so.6')
p h.sym('strlen') # 関数ポインタのアドレスを整数で表示

Fiddle::Pointer#size -> Integer (9073.0)

自身の指す領域のサイズを返します。

自身の指す領域のサイズを返します。

基本的には Fiddle::Pointer.new で指定したサイズが返されます。
Fiddle::Pointer.to_ptr で文字列を変換したときは、そのバイト数が返されます。
Fiddle::Pointer#size= でこの値を変更することができます。

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Fiddle::Pointer#to_value -> object (9073.0)

自身はヒープに確保された Ruby のオブジェクトを指すポインタであると仮定して、 自身が指すオブジェクトを返します。

自身はヒープに確保された Ruby のオブジェクトを指すポインタであると仮定して、
自身が指すオブジェクトを返します。

例:

require 'fiddle'

s = 'abc'
i = Fiddle.dlwrap(s)
cptr = Fiddle::Pointer.new(i)
p cptr.to_value #=> "abc"

Fiddle::Function#abi -> Integer (9037.0)

呼出規約を返します。

呼出規約を返します。

@see Fiddle::Function.new

Fiddle::Function#name -> nil | String (9037.0)

関数の名前を返します。

関数の名前を返します。

名前が定義されていない場合は nil を返します。

@see Fiddle::Function.new

Fiddle::Function::DEFAULT -> Integer (9037.0)

デフォルトの呼出規約を表します。

デフォルトの呼出規約を表します。

@see Fiddle::Function.new

Fiddle::Function::STDCALL -> Integer (9037.0)

Windows の stdcall 呼出規約を表します。

Windows の stdcall 呼出規約を表します。

stdcall 呼出規約を持つ環境でのみ定義されます。

@see Fiddle::Function.new

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Fiddle::Handle::RTLD_GLOBAL -> Integer (9019.0)

dlopen のフラグ RTLD_GLOBAL を表す定数です。

dlopen のフラグ RTLD_GLOBAL を表す定数です。

DL::Handle.new の flags として用います。

詳しくは dlopen(3) を見てください。

Fiddle::Handle::RTLD_LAZY -> Integer (9019.0)

dlopen のフラグ RTLD_LAZY を表す定数です。

dlopen のフラグ RTLD_LAZY を表す定数です。

DL::Handle.new の flags として用います。

詳しくは dlopen(3) を見てください。

Fiddle::Handle::RTLD_NOW -> Integer (9019.0)

dlopen のフラグ RTLD_NOW を表す定数です。

dlopen のフラグ RTLD_NOW を表す定数です。

DL::Handle.new の flags として用います。

詳しくは dlopen(3) を見てください。