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-
Object
# freeze -> self (54433.0) -
オブジェクトを凍結(内容の変更を禁止)します。
...#=> "bar"
a2 = "foo".freeze
a2.replace("bar") # can't modify frozen String (RuntimeError)
//}
凍結を解除することはできませんが、Object#dup を使えばほぼ同じ内容の凍結されていない
オブジェクトを得ることはできます。
//emlist[][ruby]{
a = [1].freez......e
p a.frozen? #=> true
a[0] = "foo"
p a # can't modify frozen Array (RuntimeError)
b = a.dup
p b #=> [1]
p b.frozen? #=> false
b[0] = "foo"
p b #=> ["foo"]
//}
@see Object#frozen?,Object#dup,Kernel.#trace_var... -
Object
# clone(freeze: true) -> object (469.0) -
オブジェクトの複製を作成して返します。
..._d) #=> true
p(obj_d.tainted?) #=> true
p(obj_d.frozen?) #=> false
p(obj_d.respond_to?(:fuga)) #=> false
//}
@see Object#initialize_copy
=== 深いコピーと浅いコピー
clone や dup はオブジェクト自身を複製するだけで、オブジェクトの... -
Object
# dup -> object (169.0) -
オブジェクトの複製を作成して返します。
..._d) #=> true
p(obj_d.tainted?) #=> true
p(obj_d.frozen?) #=> false
p(obj_d.respond_to?(:fuga)) #=> false
//}
@see Object#initialize_copy
=== 深いコピーと浅いコピー
clone や dup はオブジェクト自身を複製するだけで、オブジェクトの... -
Object
# initialize _ copy(obj) -> object (112.0) -
(拡張ライブラリによる) ユーザ定義クラスのオブジェクトコピーの初期化メソッド。
...は self を obj の内容で置き換えます。ただ
し、self のインスタンス変数や特異メソッドは変化しません。
Object#clone, Object#dupの内部で使われています。
initialize_copy は、Ruby インタプリタが知り得ない情報をコピーするた
めに......alize_copy でコピーするよう定義しておくことで、dup や clone
を再定義する必要がなくなります。
デフォルトの Object#initialize_copy は、 freeze チェックおよび型のチェックを行い self
を返すだけのメソッドです。
initialize_copy と......Error レシーバが freeze されているか、obj のクラスがレシーバ
のクラスと異なる場合に発生します。
@see Object#clone,Object#dup
以下に例として、dup や clone がこのメソッドをどのように利用しているかを示します。
obj.dup は、... -
Object
# frozen? -> bool (58.0) -
オブジェクトが凍結(内容の変更を禁止)されているときに真を返します。
...オブジェクトが凍結(内容の変更を禁止)されているときに真を返します。
//emlist[][ruby]{
obj = "someone"
p obj.frozen? #=> false
obj.freeze
p obj.frozen? #=> true
//}
@see Object#freeze... -
Object
# taint -> self (40.0) -
このメソッドは Ruby 2.7 から deprecated で、Ruby 3.2 で削除予定です。
...&%&(#!'"
p some.tainted? #=> false
eval(some) #=> @&%&(#!
some.taint
p some.tainted? #=> true
eval(some) # Insecure operation - eval (SecurityError)
some.untaint
p some.tainted? #=> false
eval(some) #=> @&%&(#!
p ENV['OS'].tainted? #=> true
//}
@see Object#tainted?,Object#untaint,Object#freeze...