るりまサーチ (Ruby 2.4.0)

最速Rubyリファレンスマニュアル検索!
308件ヒット [1-100件を表示] (0.081秒)

別のキーワード

  1. openssl p
  2. openssl p=
  3. fileutils mkdir_p
  4. kernel p
  5. dh p=

モジュール

キーワード

検索結果

<< 1 2 3 ... > >>

Integer#upto(max) {|n| ... } -> Integer (81646.0)

self から max まで 1 ずつ増やしながら繰り返します。 self > max であれば何もしません。

self から max まで 1 ずつ増やしながら繰り返します。
self > max であれば何もしません。

@param max 数値
@return self を返します。

//emlist[][ruby]{
5.upto(10) {|i| print i, " " } # => 5 6 7 8 9 10
//}

@see Integer#downto, Numeric#step, Integer#times

Integer#pred -> Integer (81628.0)

self から -1 した値を返します。

self から -1 した値を返します。

//emlist[][ruby]{
1.pred #=> 0
(-1).pred #=> -2
//}

@see Integer#next

Integer#inspect(base=10) -> String (81379.0)

整数を 10 進文字列表現に変換します。

整数を 10 進文字列表現に変換します。

引数を指定すれば、それを基数とした文字列表
現に変換します。

//emlist[][ruby]{
p 10.to_s(2) # => "1010"
p 10.to_s(8) # => "12"
p 10.to_s(16) # => "a"
p 35.to_s(36) # => "z"
//}

@return 数値の文字列表現
@param base 基数となる 2 - 36 の数値。
@raise ArgumentError base に 2 - 36 以外の数値を指定した場合に発生します。

Integer#upto(max) -> Enumerator (81346.0)

self から max まで 1 ずつ増やしながら繰り返します。 self > max であれば何もしません。

self から max まで 1 ずつ増やしながら繰り返します。
self > max であれば何もしません。

@param max 数値
@return self を返します。

//emlist[][ruby]{
5.upto(10) {|i| print i, " " } # => 5 6 7 8 9 10
//}

@see Integer#downto, Numeric#step, Integer#times

Integer#pow(other, modulo) -> Integer (72646.0)

算術演算子。冪(べき乗)を計算します。

算術演算子。冪(べき乗)を計算します。

@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@param modulo 指定すると、計算途中に巨大な値を生成せずに (self**other) % modulo と同じ結果を返します。
@return 計算結果
@raise TypeError 2引数 pow で Integer 以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError 2引数 pow で other に負の数を指定した場合に発生します。

//emlist[][ruby]{
2 ** 3 # => 8
2 ** 0 # => 1
0 ** 0 # => 1
...

絞り込み条件を変える

Integer#pow(other) -> Numeric (72346.0)

算術演算子。冪(べき乗)を計算します。

算術演算子。冪(べき乗)を計算します。

@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@param modulo 指定すると、計算途中に巨大な値を生成せずに (self**other) % modulo と同じ結果を返します。
@return 計算結果
@raise TypeError 2引数 pow で Integer 以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError 2引数 pow で other に負の数を指定した場合に発生します。

//emlist[][ruby]{
2 ** 3 # => 8
2 ** 0 # => 1
0 ** 0 # => 1
...

Integer#to_s(base=10) -> String (72079.0)

整数を 10 進文字列表現に変換します。

整数を 10 進文字列表現に変換します。

引数を指定すれば、それを基数とした文字列表
現に変換します。

//emlist[][ruby]{
p 10.to_s(2) # => "1010"
p 10.to_s(8) # => "12"
p 10.to_s(16) # => "a"
p 35.to_s(36) # => "z"
//}

@return 数値の文字列表現
@param base 基数となる 2 - 36 の数値。
@raise ArgumentError base に 2 - 36 以外の数値を指定した場合に発生します。

Integer#round(ndigits = 0, half: :up) -> Integer | Float (63628.0)

self ともっとも近い整数を返します。

self ともっとも近い整数を返します。

@param ndigits 10進数での小数点以下の有効桁数を整数で指定します。
正の整数を指定した場合、Float を返します。
小数点以下を、最大 n 桁にします。
負の整数を指定した場合、Integer を返します。
小数点位置から左に少なくとも n 個の 0 が並びます。
@param half ちょうど半分の値の丸め方を指定します。
サポートされている値は以下の通りです。

* :up or nil: ...

Integer#size -> Integer (63364.0)

整数の実装上のサイズをバイト数で返します。

整数の実装上のサイズをバイト数で返します。

//emlist[][ruby]{
p 1.size # => 8
p 0x1_0000_0000.size # => 8
//}

@see Integer#bit_length

Integer#<<(bits) -> Integer (63328.0)

シフト演算子。bits だけビットを左にシフトします。

シフト演算子。bits だけビットを左にシフトします。

@param bits シフトさせるビット数

//emlist[][ruby]{
printf("%#b\n", 0b0101 << 1) # => 0b1010
p -1 << 1 # => -2
//}

絞り込み条件を変える

Integer#>>(bits) -> Integer (63328.0)

シフト演算子。bits だけビットを右にシフトします。

シフト演算子。bits だけビットを右にシフトします。

右シフトは、符号ビット(最上位ビット(MSB))が保持されます。
bitsが実数の場合、小数点以下を切り捨てた値でシフトします。

@param bits シフトさせるビット数

//emlist[][ruby]{
printf("%#b\n", 0b0101 >> 1) # => 0b10
p -1 >> 1 # => -1
//}

Integer#[](nth) -> Integer (63328.0)

nth 番目のビット(最下位ビット(LSB)が 0 番目)が立っている時 1 を、そうでなければ 0 を返します。

nth 番目のビット(最下位ビット(LSB)が 0 番目)が立っている時 1
を、そうでなければ 0 を返します。

@param nth 何ビット目を指すかの数値
@return 1 か 0

//emlist[][ruby]{
a = 0b11001100101010
30.downto(0) {|n| print a[n] }
# => 0000000000000000011001100101010

a = 9**15
50.downto(0) {|n| print a[n] }
# => 00010111011010000011100001111001010011110...

Integer#rationalize(eps) -> Rational (63307.0)

自身を Rational に変換します。

自身を Rational に変換します。

@param eps 許容する誤差

引数 eps は常に無視されます。

//emlist[][ruby]{
2.rationalize # => (2/1)
2.rationalize(100) # => (2/1)
2.rationalize(0.1) # => (2/1)
//}

Integer#chr -> String (63115.0)

self を文字コードとして見た時に、引数で与えたエンコーディング encoding に対応する文字を返します。

self を文字コードとして見た時に、引数で与えたエンコーディング encoding に対応する文字を返します。

//emlist[][ruby]{
p 65.chr
# => "A"
p 12354.chr
# => `chr': 12354 out of char range (RangeError)

p 12354.chr(Encoding::UTF_8)
# => "あ"
p 12354.chr(Encoding::EUC_JP)
# => RangeError: invalid codepoint 0x3042 in EUC-JP
//}

引数無しで呼ばれた場合は self ...

Integer#chr(encoding) -> String (63115.0)

self を文字コードとして見た時に、引数で与えたエンコーディング encoding に対応する文字を返します。

self を文字コードとして見た時に、引数で与えたエンコーディング encoding に対応する文字を返します。

//emlist[][ruby]{
p 65.chr
# => "A"
p 12354.chr
# => `chr': 12354 out of char range (RangeError)

p 12354.chr(Encoding::UTF_8)
# => "あ"
p 12354.chr(Encoding::EUC_JP)
# => RangeError: invalid codepoint 0x3042 in EUC-JP
//}

引数無しで呼ばれた場合は self ...

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Integer#**(other) -> Numeric (63046.0)

算術演算子。冪(べき乗)を計算します。

算術演算子。冪(べき乗)を計算します。

@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@param modulo 指定すると、計算途中に巨大な値を生成せずに (self**other) % modulo と同じ結果を返します。
@return 計算結果
@raise TypeError 2引数 pow で Integer 以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError 2引数 pow で other に負の数を指定した場合に発生します。

//emlist[][ruby]{
2 ** 3 # => 8
2 ** 0 # => 1
0 ** 0 # => 1
...

Kernel.#Integer(arg, base = 0) -> Integer (55369.0)

引数を整数(Fixnum,Bignum)に変換した結果を返します。

引数を整数(Fixnum,Bignum)に変換した結果を返します。

引数が数値の場合は直接変換し(小数点以下切り落とし)、
文字列の場合は、進数を表す接頭辞を含む整数表現とみなせる文字列のみ
変換します。

数値と文字列以外のオブジェクトに対しては arg.to_int, arg.to_i を
この順に使用して変換します。

@param arg 変換対象のオブジェクトです。

@param base 基数として0か2から36の整数を指定します(引数argに文字列を指
定した場合のみ)。省略するか0を指定した場合はプリフィクスか
ら基数を判断...

Process::PRIO_PROCESS -> Integer (45910.0)

対象とするプライオリティがプロセスプライオリティであることを表す定数です。

対象とするプライオリティがプロセスプライオリティであることを表す定数です。

Process.#getpriority または Process.#setpriority で使われます。

Process.#getpriority(which, who) -> Integer (27610.0)

which に従いプロセス、プロセスグループ、ユーザのいずれかの現在のプライオリティを整数で返します。

which に従いプロセス、プロセスグループ、ユーザのいずれかの現在のプライオリティを整数で返します。

@param which プライオリティの種類を次の定数で指定します。 Process::PRIO_PROCESS,
Process::PRIO_PGRP, Process::PRIO_USER。

@param who which の値にしたがってプロセス ID、プロセスグループ ID、ユーザ ID のいずれかを整数で指定します。

@raise Errno::EXXX プライオリティの取得に失敗した場合に発生します。

@raise NotImplement...

Process::CLOCK_MONOTONIC_PRECISE -> Integer (27610.0)

Process.#clock_gettime で使われます。

Process.#clock_gettime で使われます。

システムによっては定義されていません。

絞り込み条件を変える

Process::CLOCK_MONOTONIC_RAW_APPROX -> Integer (27610.0)

Process.#clock_gettime で使われます。

Process.#clock_gettime で使われます。

システムによっては定義されていません。

Process::CLOCK_PROCESS_CPUTIME_ID -> Integer | Symbol (27610.0)

Process.#clock_gettime で使われます。

Process.#clock_gettime で使われます。

システムによっては :GETRUSAGE_BASED_CLOCK_PROCESS_CPUTIME_ID です。
システムによっては定義されていません。

Process::CLOCK_PROF -> Integer (27610.0)

Process.#clock_gettime で使われます。

Process.#clock_gettime で使われます。

システムによっては定義されていません。

Process::CLOCK_REALTIME_PRECISE -> Integer (27610.0)

Process.#clock_gettime で使われます。

Process.#clock_gettime で使われます。

システムによっては定義されていません。

Process::CLOCK_UPTIME_PRECISE -> Integer (27610.0)

Process.#clock_gettime で使われます。

Process.#clock_gettime で使われます。

システムによっては定義されていません。

絞り込み条件を変える

Process::CLOCK_UPTIME_RAW_APPROX -> Integer (27610.0)

Process.#clock_gettime で使われます。

Process.#clock_gettime で使われます。

システムによっては定義されていません。

Process::GID.#change_privilege(id) -> Integer (27610.0)

実グループ ID・実効グループ ID・保存グループ ID のすべてを指定された id に変更します。 成功したら id を返します。主に root 権限を完全に放棄するために使います。

実グループ ID・実効グループ ID・保存グループ ID のすべてを指定された id に変更します。
成功したら id を返します。主に root 権限を完全に放棄するために使います。

利用できるかはプラットフォームに依存します。

@param id グループ ID を整数で指定します。

@raise ArgumentError 変更できないグループ ID があった場合に発生します。例外の発生時にこのメソッドを呼び出す前の各グループ ID の値が保存されているかどうかは保証されません。

@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されて...

Process::PRIO_PGRP -> Integer (27610.0)

対象とするプライオリティがプロセスグループプライオリティであることを表す定数です。

対象とするプライオリティがプロセスグループプライオリティであることを表す定数です。

Process.#getpriority または Process.#setpriority で使われます。

Process::PRIO_USER -> Integer (27610.0)

対象とするプライオリティがユーザプライオリティであることを表す定数です。

対象とするプライオリティがユーザプライオリティであることを表す定数です。

Process.#getpriority または Process.#setpriority で使われます。

Process::RLIMIT_NPROC -> Integer (27610.0)

リソースの種類がユーザのプロセスの最大数であることを示す定数です。

リソースの種類がユーザのプロセスの最大数であることを示す定数です。

Process.#getrlimit、Process.#setrlimit で使われます。
システムによっては定義されていません。

絞り込み条件を変える

Process::UID.#change_privilege(id) -> Integer (27610.0)

実ユーザ ID・実効ユーザ ID・保存ユーザ ID のすべてを指定された id に変更します。 成功したら id を返します。主に root 権限を完全に放棄するために使います。

実ユーザ ID・実効ユーザ ID・保存ユーザ ID のすべてを指定された id に変更します。
成功したら id を返します。主に root 権限を完全に放棄するために使います。

利用できるかはプラットフォームに依存します。

@param id ユーザ ID を整数で指定します。

@raise ArgumentError 変更できないユーザ ID があった場合に発生します。例外の発生時にこのメソッドを呼び出す前の各ユーザ ID の値が保存されているかどうかは保証されません。

@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に...

Process.#waitpid(pid = -1, flags = 0) -> Integer | nil (18919.0)

pid で指定される特定の子プロセスの終了を待ち、そのプロセスが 終了した時に pid を返します。 wait2, waitpid2 は子プロセスの pid と終了ステータスを表す Process::Status オブジェクトの配列を返します。 ノンブロッキングモードで子プロセスがまだ終了していない時には nil を返します。

pid で指定される特定の子プロセスの終了を待ち、そのプロセスが
終了した時に pid を返します。
wait2, waitpid2 は子プロセスの pid と終了ステータスを表す
Process::Status オブジェクトの配列を返します。
ノンブロッキングモードで子プロセスがまだ終了していない時には
nil を返します。

$? に終了した子プロセスの Process::Status オブジェクトがセットされます。

@param pid 子プロセスのプロセス ID を整数で指定します。
0 以上なら指定されたプロセス ID の子プロセスを待ちます。
0 な...

Process.#waitpid2(pid = -1, flags = 0) -> [Integer, Process::Status] | nil (18919.0)

pid で指定される特定の子プロセスの終了を待ち、そのプロセスが 終了した時に pid を返します。 wait2, waitpid2 は子プロセスの pid と終了ステータスを表す Process::Status オブジェクトの配列を返します。 ノンブロッキングモードで子プロセスがまだ終了していない時には nil を返します。

pid で指定される特定の子プロセスの終了を待ち、そのプロセスが
終了した時に pid を返します。
wait2, waitpid2 は子プロセスの pid と終了ステータスを表す
Process::Status オブジェクトの配列を返します。
ノンブロッキングモードで子プロセスがまだ終了していない時には
nil を返します。

$? に終了した子プロセスの Process::Status オブジェクトがセットされます。

@param pid 子プロセスのプロセス ID を整数で指定します。
0 以上なら指定されたプロセス ID の子プロセスを待ちます。
0 な...

IO.copy_stream(src, dst, copy_length = nil) -> Integer (18913.0)

指定された src から dst へコピーします。 コピーしたバイト数を返します。

指定された src から dst へコピーします。
コピーしたバイト数を返します。

コピー元の src が IO オブジェクトの場合は、src のオフセットから
ファイル名の場合はファイルの最初からコピーを開始します。
コピー先の dst に関しても同様です。

dst にファイル名を指定し、そのファイルが存在しない場合、
ファイルは作成されます。ファイルが存在する場合は長さ 0 に切り詰められます。

src が IO オブジェクトでかつ src_offset が指定されている場合、
src のオフセット(src.pos)は変更されません。

@param src コピー元となる IO ...

IO.copy_stream(src, dst, copy_length, src_offset) -> Integer (18913.0)

指定された src から dst へコピーします。 コピーしたバイト数を返します。

指定された src から dst へコピーします。
コピーしたバイト数を返します。

コピー元の src が IO オブジェクトの場合は、src のオフセットから
ファイル名の場合はファイルの最初からコピーを開始します。
コピー先の dst に関しても同様です。

dst にファイル名を指定し、そのファイルが存在しない場合、
ファイルは作成されます。ファイルが存在する場合は長さ 0 に切り詰められます。

src が IO オブジェクトでかつ src_offset が指定されている場合、
src のオフセット(src.pos)は変更されません。

@param src コピー元となる IO ...

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IO.sysopen(path, mode = "r", perm = 0666) -> Integer (18910.0)

path で指定されるファイルをオープンし、ファイル記述子を返しま す。

path で指定されるファイルをオープンし、ファイル記述子を返しま
す。

IO.for_fd などで IO オブジェクトにしない限り、このメソッ
ドでオープンしたファイルをクローズする手段はありません。

@param path ファイル名を表す文字列を指定します。

@param mode モードを文字列か定数の論理和で指定します。Kernel.#open と同じです。

@param perm open(2) の第 3 引数のように、ファイルを生成する場合の
ファイルのパーミッションを整数で指定します。Kernel.#open と同じです。

@raise Er...

Array#pack(template) -> String (18829.0)

配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、 バイナリとしてパックした文字列を返します。

配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、
バイナリとしてパックした文字列を返します。

テンプレートは
型指定文字列とその長さ(省略時は1)を並べたものです。長さと
して * が指定された時は「残りのデータ全て」の長さを
表します。型指定文字は以下で述べる pack テンプレート文字列の通りです。

buffer が指定されていれば、バッファとして使って返値として返します。
もし template の最初にオフセット (@) が指定されていれば、
結果はオフセットの後ろから詰められます。
buffer の元の内容がオフセットより長ければ、
オフセットより後ろの部分は上...

Array#pack(template, buffer: String.new) -> String (18829.0)

配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、 バイナリとしてパックした文字列を返します。

配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、
バイナリとしてパックした文字列を返します。

テンプレートは
型指定文字列とその長さ(省略時は1)を並べたものです。長さと
して * が指定された時は「残りのデータ全て」の長さを
表します。型指定文字は以下で述べる pack テンプレート文字列の通りです。

buffer が指定されていれば、バッファとして使って返値として返します。
もし template の最初にオフセット (@) が指定されていれば、
結果はオフセットの後ろから詰められます。
buffer の元の内容がオフセットより長ければ、
オフセットより後ろの部分は上...

String#unpack(template) -> Array (18829.0)

Array#pack で生成された文字列を テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、 それらの要素を含む配列を返します。

Array#pack で生成された文字列を
テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、
それらの要素を含む配列を返します。

@param template pack テンプレート文字列
@return オブジェクトの配列


以下にあげるものは、Array#pack、String#unpack、String#unpack1
のテンプレート文字の一覧です。テンプレート文字は後に「長さ」を表す数字
を続けることができます。「長さ」の代わりに`*'とすることで「残り全て」
を表すこともできます。

長さの意味はテンプレート文字により異なりますが大...

Regexp#options -> Integer (18772.0)

正規表現の生成時に指定されたオプションを返します。戻り値は、 Regexp::EXTENDED, Regexp::IGNORECASE, Regexp::MULTILINE, Regexp::FIXEDENCODING, Regexp::NOENCODING, の論理和です。

正規表現の生成時に指定されたオプションを返します。戻り値は、
Regexp::EXTENDED, Regexp::IGNORECASE,
Regexp::MULTILINE,
Regexp::FIXEDENCODING,
Regexp::NOENCODING,
の論理和です。

これで得られるオプションには生成時に指定したもの以外の
オプションを含んでいる場合があります。これらのビットは
内部的に用いられているもので、Regexp.new にこれらを
渡しても無視されます。

//emlist[例][ruby]{
p Regexp::IGNORECASE # => 1
p //i.optio...

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Object::RUBY_PATCHLEVEL -> Integer (18676.0)

Ruby のパッチレベルを表す Integer オブジェクトです。

Ruby のパッチレベルを表す Integer オブジェクトです。

パッチレベルはRubyの各バージョンに対するバグ修正パッチの適用をカウントしています。
teeny リリースのそれぞれについてパッチレベルは 0 から始まり、
その teeny リリースに対してバグ修正パッチが適用される度に増えていきます。

パッチレベルという概念および RUBY_PATCHLEVEL 定数は、 Ruby 1.8.5-p1 以降、 1.8.6 以降で導入されました。
1.8.5やそれ以前のバージョンでは定義されていません。

Kernel.#spawn(env, program, *args, options={}) -> Integer (18655.0)

引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。

引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した
子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。

env に Hash を渡すことで、exec(2) で子プロセス内で
ファイルを実行する前に環境変数を変更することができます。
Hash のキーは環境変数名文字列、Hash の値に設定する値とします。
nil とすることで環境変数が削除(unsetenv(3))されます。
//emlist[例][ruby]{
# FOO を BAR にして BAZ を削除する
pid = spawn({"FOO"=>"BAR", "BAZ"=>nil}, command)
//...

Kernel.#spawn(program, *args) -> Integer (18655.0)

引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。

引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した
子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。

env に Hash を渡すことで、exec(2) で子プロセス内で
ファイルを実行する前に環境変数を変更することができます。
Hash のキーは環境変数名文字列、Hash の値に設定する値とします。
nil とすることで環境変数が削除(unsetenv(3))されます。
//emlist[例][ruby]{
# FOO を BAR にして BAZ を削除する
pid = spawn({"FOO"=>"BAR", "BAZ"=>nil}, command)
//...

Dir#pos -> Integer (18631.0)

ディレクトリストリームの現在の位置を整数で返します。

ディレクトリストリームの現在の位置を整数で返します。

@raise IOError 既に自身が close している場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Dir.open("/tmp") {|d|
d.each {|f|
p d.pos
}
}
//}

Kernel.#spawn(command, options={}) -> Integer (18625.0)

引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。

引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した
子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。


=== 引数の解釈

この形式では command が shell のメタ文字
//emlist{
* ? {} [] <> () ~ & | \ $ ; ' ` " \n
//}
を含む場合、shell 経由で実行されます。
そうでなければインタプリタから直接実行されます。


@param command コマンドを文字列で指定します。
@param env 更新する環境変数を表す Hash
@param options オプションパラメータ Hash...

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Kernel.#spawn(env, command, options={}) -> Integer (18625.0)

引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。

引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した
子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。


=== 引数の解釈

この形式では command が shell のメタ文字
//emlist{
* ? {} [] <> () ~ & | \ $ ; ' ` " \n
//}
を含む場合、shell 経由で実行されます。
そうでなければインタプリタから直接実行されます。


@param command コマンドを文字列で指定します。
@param env 更新する環境変数を表す Hash
@param options オプションパラメータ Hash...

ARGF.class#pos -> Integer (18613.0)

ARGFが現在開いているファイルのファイルポインタの現在の位置をバイト単位 の整数で返します。

ARGFが現在開いているファイルのファイルポインタの現在の位置をバイト単位
の整数で返します。

ARGF.pos # => 0
ARGF.gets # => "This is line one\n"
ARGF.pos # => 17

@see IO#pos, IO#tell, ARGF.class#pos=

IO#pos -> Integer (18613.0)

ファイルポインタの現在の位置を整数で返します。

ファイルポインタの現在の位置を整数で返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "This is line one\n")
File.open("testfile") do |f|
f.pos # => 0
f.gets # => "This is line one\n"
f.pos # => 17
end
//}

Kernel.#sleep -> Integer (18613.0)

sec 秒だけプログラムの実行を停止します。

sec 秒だけプログラムの実行を停止します。

sec が省略された場合、他スレッドからの Thread#run
などで明示的に起こさない限り永久にスリープします。Thread#runを呼ぶとその時点で
sleepの実行が中断されます。

@param sec 停止する秒数を非負の数値で指定します。浮動小数点数も指定できます。
省略された場合、永久にスリープします。

@return 実際に停止していた秒数 (整数に丸められた値) です。

//emlist[例][ruby]{
it = Thread.new do
sleep
puts 'it_end'
end...

Kernel.#sleep(sec) -> Integer (18613.0)

sec 秒だけプログラムの実行を停止します。

sec 秒だけプログラムの実行を停止します。

sec が省略された場合、他スレッドからの Thread#run
などで明示的に起こさない限り永久にスリープします。Thread#runを呼ぶとその時点で
sleepの実行が中断されます。

@param sec 停止する秒数を非負の数値で指定します。浮動小数点数も指定できます。
省略された場合、永久にスリープします。

@return 実際に停止していた秒数 (整数に丸められた値) です。

//emlist[例][ruby]{
it = Thread.new do
sleep
puts 'it_end'
end...

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File::Constants::APPEND -> Integer (18610.0)

追記モードでファイルを開くときに指定します。 File.openで使用します。

追記モードでファイルを開くときに指定します。
File.openで使用します。

File::Constants::FNM_NOESCAPE -> Integer (18610.0)

エスケープ文字 `\' を普通の文字とみなします。 File.fnmatch, Dir.globで使用します。

エスケープ文字 `\' を普通の文字とみなします。
File.fnmatch, Dir.globで使用します。

File::Constants::FNM_PATHNAME -> Integer (18610.0)

ワイルドカード `*', `?', `[]' が `/' にマッチしなくなります。 シェルのパターンマッチにはこのフラグが使用されています。 File.fnmatch, Dir.globで使用します。

ワイルドカード `*', `?', `[]' が `/' にマッチしなくなります。
シェルのパターンマッチにはこのフラグが使用されています。
File.fnmatch, Dir.globで使用します。

File::Constants::TMPFILE -> Integer (18610.0)

名前なしの一時ファイルを作成します。 open(2) で O_TMPFILE が指定できる場合に使えます。 File.openで使用します。

名前なしの一時ファイルを作成します。
open(2) で O_TMPFILE が指定できる場合に使えます。
File.openで使用します。

Float::MAX_10_EXP -> Integer (18610.0)

最大の 10 進の指数です。

最大の 10 進の指数です。

通常はデフォルトで 308 です。

@see Float::MIN_10_EXP

絞り込み条件を変える

Float::MAX_EXP -> Integer (18610.0)

最大の Float::RADIX 進の指数です。

最大の Float::RADIX 進の指数です。

通常はデフォルトで 1024 です。

@see Float::MIN_EXP

Float::MIN_10_EXP -> Integer (18610.0)

最小の 10 進の指数です。

最小の 10 進の指数です。

通常はデフォルトで -307 です。

@see Float::MAX_10_EXP

Float::MIN_EXP -> Integer (18610.0)

最小の Float::RADIX 進の指数です。

最小の Float::RADIX 進の指数です。

通常はデフォルトで -1021 です。

@see Float::MAX_EXP

IO#pid -> Integer | nil (18610.0)

自身が IO.popen で作られたIOポートなら、子プロセスのプロセス ID を 返します。それ以外は nil を返します。

自身が IO.popen で作られたIOポートなら、子プロセスのプロセス ID を
返します。それ以外は nil を返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.popen("-") do |pipe|
if pipe
$stderr.puts "In parent, child pid is #{pipe.pid}" # => In parent, child pid is 16013
else
$stderr.puts "In child, pid is #{$$}" ...

Math.#frexp(x) -> [Float, Integer] (18610.0)

実数 x の仮数部と指数部の配列を返します。

実数 x の仮数部と指数部の配列を返します。

@param x 実数

@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。

@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
fraction, exponent = Math.frexp(1234) # => [0.6025390625, 11]
fraction * 2**exponent # => 1234.0
//}

絞り込み条件を変える

Process.#getpgid(pid) -> Integer (18610.0)

プロセス ID が pid であるプロセスのプロセスグループ ID を整数で返します。

プロセス ID が pid であるプロセスのプロセスグループ ID を整数で返します。

@param pid プロセス ID を整数で指定します。0 の時はカレントプロセス ID を指定したのと同じです。

@raise Errno::EXXX プロセスグループの取得に失敗した場合に発生します。

@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。

@see getpgid(2)

Process.#getpgrp -> Integer (18610.0)

現在のプロセスのプロセスグループ ID を整数で返します。

現在のプロセスのプロセスグループ ID を整数で返します。

@raise Errno::EXXX プロセスグループの取得に失敗した場合に発生します。

@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。

@see getpgrp(2)

Process.#groups -> [Integer] (18610.0)

補助グループ ID の配列を返します(実効グループ ID を含むかも知れません)。

補助グループ ID の配列を返します(実効グループ ID を含むかも知れません)。

返される配列の最大要素数は Process.#maxgroups です。

このメソッドは getgroups(2) の単純なラッパーです。
このことは以下の特徴がプラットフォームに依存することを意味します。

* 結果がソートされているかどうか
* 結果が実効グループ ID を含むかどうか
* グループ ID が重複している可能性があるかどうか

ソート済みで重複のないグループ ID の配列の取得は以下のようにできます:

//emlist[][ruby]{
Process.groups.uniq....

Process.#initgroups(user, group) -> [Integer] (18610.0)

user が属するグループのリストを更新し、group をそのリストに加えます。

user が属するグループのリストを更新し、group をそのリストに加えます。

このメソッドを呼ぶには root 権限が必要です。

@param user ユーザ名を表す文字列で指定します。

@param group ユーザグループ ID を整数で指定します。

@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。

Process.#maxgroups -> Integer (18610.0)

設定できる補助グループ ID の数を指定します。

設定できる補助グループ ID の数を指定します。

実際に返される補助グループ ID の数よりも少ない値を設定していると、
Process.#groups で例外が発生します。

@param num 整数を指定します。

@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。

絞り込み条件を変える

Process.#pid -> Integer (18610.0)

カレントプロセスのプロセス ID を返します。変数 $$ の値と同じです。

カレントプロセスのプロセス ID を返します。変数 $$
の値と同じです。

@see getpid(2)

Process.#ppid -> Integer (18610.0)

親プロセスのプロセス ID を返します。UNIX では実際の親プロセスが終 了した後は ppid は 1 (initの pid)になります。

親プロセスのプロセス ID を返します。UNIX では実際の親プロセスが終
了した後は ppid は 1 (initの pid)になります。

@see getppid(2)

Process.spawn(cmd, *arg) -> Integer (18610.0)

関数 Kernel.#spawn と同じです。

関数 Kernel.#spawn と同じです。

@param cmd Kernel.#spawn と同じです。

@param arg Kernel.#spawn と同じです。

@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。

Process::CLOCK_THREAD_CPUTIME_ID -> Integer (18610.0)

Process.#clock_gettime で使われます。

Process.#clock_gettime で使われます。

システムによっては定義されていません。

Process::CLOCK_UPTIME -> Integer (18610.0)

Process.#clock_gettime で使われます。

Process.#clock_gettime で使われます。

システムによっては定義されていません。

絞り込み条件を変える

Process::CLOCK_UPTIME_FAST -> Integer (18610.0)

Process.#clock_gettime で使われます。

Process.#clock_gettime で使われます。

システムによっては定義されていません。

Process::CLOCK_UPTIME_RAW -> Integer (18610.0)

Process.#clock_gettime で使われます。

Process.#clock_gettime で使われます。

システムによっては定義されていません。

Process::GID.#grant_privilege(id) -> Integer (18610.0)

現在のプロセスの実効グループ ID を id に変更します。成功したら id を返します。

現在のプロセスの実効グループ ID を id に変更します。成功したら id を返します。

実グループ ID は変更されないことが保証されます。
保存グループ ID が変更されないかもしれないので root 権限の完全放棄には使えません。
保存グループ ID が変化するかどうかは Process::GID.#re_exchangeable?
が true を返すかどうかで決まります。
* true の環境では、実グループ ID と異なる値を設定した場合、保存グループ ID は新しい実効グループ ID の値に設定されます。
* false の環境では保存グループ ID は変化しません。
...

Process::RLIMIT_CPU -> Integer (18610.0)

リソースの種類がプロセスの CPU 時間であることを示す定数です。

リソースの種類がプロセスの CPU 時間であることを示す定数です。

Process.#getrlimit、Process.#setrlimit で使われます。
システムによっては定義されていません。

Process::Status#pid -> Integer (18610.0)

終了したプロセスのプロセス ID を返します。

終了したプロセスのプロセス ID を返します。

絞り込み条件を変える

Process::Status#stopsig -> Integer | nil (18610.0)

stopped? が真の場合そのシグナルの番号を、そうでない場合は nil を返します。

stopped? が真の場合そのシグナルの番号を、そうでない場合は
nil を返します。

Process::UID.#grant_privilege(id) -> Integer (18610.0)

現在のプロセスの実効ユーザ ID を id に変更します。成功したら id を返します。

現在のプロセスの実効ユーザ ID を id に変更します。成功したら id を返します。

実ユーザ ID は変更されないことが保証されます。
保存ユーザ ID が変更されないかもしれないので root 権限の完全放棄には使えません。
保存ユーザ ID が変化するかどうかは Process::UID.#re_exchangeable?
が true を返すかどうかで決まります。

* true の環境では、実ユーザ ID と異なる値を設定した場合、保存ユーザ ID は新しい実効ユーザ ID の値に設定されます。
* false の環境では保存ユーザ ID は変化しません。

利用できるか...

Regexp#named_captures -> { String => [Integer] } (18610.0)

正規表現に含まれる名前付きキャプチャ(named capture)の情報を Hash で返します。

正規表現に含まれる名前付きキャプチャ(named capture)の情報を
Hash で返します。

Hash のキーは名前付きキャプチャの名前で、値は
その名前に関連付けられたキャプチャの index のリストを返します。

//emlist[例][ruby]{
/(?<foo>.)(?<bar>.)/.named_captures
# => {"foo"=>[1], "bar"=>[2]}

/(?<foo>.)(?<foo>.)/.named_captures
# => {"foo"=>[1, 2]}

# 名前付きキャプチャを持たないときは空の Hash を返します。
/(.)(.)/...

RubyVM::DEFAULT_PARAMS -> {Symbol => Integer} (18610.0)

RubyVM のデフォルトのパラメータを返します。

RubyVM のデフォルトのパラメータを返します。

[注意] この値は C Ruby 固有のものです。変更しても RubyVM の動作に
は影響しません。また、仕様は変更される場合があるため、この値に依存すべ
きではありません。

String#codepoints -> [Integer] (18610.0)

文字列の各コードポイントの配列を返します。(self.each_codepoint.to_a と同じです)

文字列の各コードポイントの配列を返します。(self.each_codepoint.to_a と同じです)

//emlist[例][ruby]{
#coding:UTF-8
"hello わーるど".codepoints
# => [104, 101, 108, 108, 111, 32, 12431, 12540, 12427, 12393]
//}

ブロックが指定された場合は String#each_codepoint と同じように動作します。

Ruby 2.6 までは deprecated の警告が出ますが、Ruby 2.7 で警告は削除されました。

@see String#e...

絞り込み条件を変える

String#codepoints {|codepoint| block } -> self (18610.0)

文字列の各コードポイントの配列を返します。(self.each_codepoint.to_a と同じです)

文字列の各コードポイントの配列を返します。(self.each_codepoint.to_a と同じです)

//emlist[例][ruby]{
#coding:UTF-8
"hello わーるど".codepoints
# => [104, 101, 108, 108, 111, 32, 12431, 12540, 12427, 12393]
//}

ブロックが指定された場合は String#each_codepoint と同じように動作します。

Ruby 2.6 までは deprecated の警告が出ますが、Ruby 2.7 で警告は削除されました。

@see String#e...

Thread#priority -> Integer (18610.0)

スレッドの優先度を返します。この値が大きいほど優先度が高くなります。 メインスレッドのデフォルト値は 0 です。新しく生成されたスレッドは親スレッドの priority を引き継ぎます。

スレッドの優先度を返します。この値が大きいほど優先度が高くなります。
メインスレッドのデフォルト値は 0 です。新しく生成されたスレッドは親スレッドの
priority を引き継ぎます。

@param val スレッドの優先度を指定します。プラットフォームに依存します。

//emlist[例][ruby]{
Thread.current.priority # => 0

count1 = count2 = 0
a = Thread.new do
loop { count1 += 1 }
end
a.priority = -1

b = Thread.new do
...

Thread::Mutex#sleep(timeout = nil) -> Integer (18610.0)

与えられた秒数の間ロックを解除してスリープして、実行後にまたロックします。

与えられた秒数の間ロックを解除してスリープして、実行後にまたロックします。

@param timeout スリープする秒数を指定します。省略するとスリープし続けます。

@return スリープしていた秒数を返します。

@raise ThreadError 自身がカレントスレッドによってロックされていない場合に発生します。

[注意] 2.0 以降ではスリープ中でも、シグナルを受信した場合などに実行が再
開(spurious wakeup)される場合がある点に注意してください。

//emlist[例][ruby]{
m = Mutex.new
th = Thread.new do
...

Numeric#step(by: 1, to: Float::INFINITY) -> Enumerator (18415.0)

self からはじめ step を足しながら limit を越える 前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども 指定できます。

self からはじめ step を足しながら limit を越える
前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども
指定できます。

@param limit ループの上限あるいは下限を数値で指定します。step に負の数が指定された場合は、
下限として解釈されます。

@param step 各ステップの大きさを数値で指定します。負の数を指定することもできます。

@param to 引数limitと同じですが、省略した場合はキーワード引数byが正の
数であれば Float::INF...

Numeric#step(by: 1, to: Float::INFINITY) {|n| ... } -> self (18415.0)

self からはじめ step を足しながら limit を越える 前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども 指定できます。

self からはじめ step を足しながら limit を越える
前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども
指定できます。

@param limit ループの上限あるいは下限を数値で指定します。step に負の数が指定された場合は、
下限として解釈されます。

@param step 各ステップの大きさを数値で指定します。負の数を指定することもできます。

@param to 引数limitと同じですが、省略した場合はキーワード引数byが正の
数であれば Float::INF...

絞り込み条件を変える

Numeric#step(by:, to: -Float::INFINITY) -> Enumerator (18415.0)

self からはじめ step を足しながら limit を越える 前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども 指定できます。

self からはじめ step を足しながら limit を越える
前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども
指定できます。

@param limit ループの上限あるいは下限を数値で指定します。step に負の数が指定された場合は、
下限として解釈されます。

@param step 各ステップの大きさを数値で指定します。負の数を指定することもできます。

@param to 引数limitと同じですが、省略した場合はキーワード引数byが正の
数であれば Float::INF...

Numeric#step(by:, to: -Float::INFINITY) {|n| ... } -> self (18415.0)

self からはじめ step を足しながら limit を越える 前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども 指定できます。

self からはじめ step を足しながら limit を越える
前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども
指定できます。

@param limit ループの上限あるいは下限を数値で指定します。step に負の数が指定された場合は、
下限として解釈されます。

@param step 各ステップの大きさを数値で指定します。負の数を指定することもできます。

@param to 引数limitと同じですが、省略した場合はキーワード引数byが正の
数であれば Float::INF...

Numeric#step(limit, step = 1) -> Enumerator (18415.0)

self からはじめ step を足しながら limit を越える 前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども 指定できます。

self からはじめ step を足しながら limit を越える
前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども
指定できます。

@param limit ループの上限あるいは下限を数値で指定します。step に負の数が指定された場合は、
下限として解釈されます。

@param step 各ステップの大きさを数値で指定します。負の数を指定することもできます。

@param to 引数limitと同じですが、省略した場合はキーワード引数byが正の
数であれば Float::INF...

Numeric#step(limit, step = 1) {|n| ... } -> self (18415.0)

self からはじめ step を足しながら limit を越える 前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども 指定できます。

self からはじめ step を足しながら limit を越える
前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども
指定できます。

@param limit ループの上限あるいは下限を数値で指定します。step に負の数が指定された場合は、
下限として解釈されます。

@param step 各ステップの大きさを数値で指定します。負の数を指定することもできます。

@param to 引数limitと同じですが、省略した場合はキーワード引数byが正の
数であれば Float::INF...

Object#public_method(name) -> Method (18379.0)

オブジェクトの public メソッド name をオブジェクト化した Method オブジェクトを返します。

オブジェクトの public メソッド name をオブジェクト化した
Method オブジェクトを返します。

@param name メソッド名を Symbol または String で指定します。
@raise NameError 定義されていないメソッド名や、
protected メソッド名、 private メソッド名を引数として与えると発生します。

//emlist[][ruby]{
1.public_method(:to_int) #=> #<Method: Integer#to_int>
1.public_method(:p) # method ...

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Regexp.compile(string, option = nil, code = nil) -> Regexp (18379.0)

文字列 string をコンパイルして正規表現オブジェクトを生成して返します。

文字列 string をコンパイルして正規表現オブジェクトを生成して返します。

第一引数が正規表現であれば第一引数を複製して返します。第二、第三引数は警告の上無視されます。

@param string 正規表現を文字列として与えます。

@param option Regexp::IGNORECASE, Regexp::MULTILINE,
Regexp::EXTENDED
の論理和を指定します。
Integer 以外であれば真偽値の指定として見なされ
、真(nil, fals...

Encoding::Converter#primitive_convert(source_buffer, destination_buffer) -> Symbol (18343.0)

エンコーディング変換のためのメソッドの中で、もっとも細かな扱いが可能なメソッドです。

エンコーディング変換のためのメソッドの中で、もっとも細かな扱いが可能なメソッドです。

可搬性を確保しつつ、不正なバイトや変換先で未定義な文字の扱いを細かに指定したいときは、Encoding::Converter#primitive_convert が唯一の方法になります。

@param source_buffer 変換元文字列のバッファ
@param destination_buffer 変換先文字列を格納するバッファ
@param destination_byteoffset 変換先バッファでのオフセット
@param destination_bytesize 変換先バッファの容量
@...

Encoding::Converter#primitive_convert(source_buffer, destination_buffer, destination_byteoffset) -> Symbol (18343.0)

エンコーディング変換のためのメソッドの中で、もっとも細かな扱いが可能なメソッドです。

エンコーディング変換のためのメソッドの中で、もっとも細かな扱いが可能なメソッドです。

可搬性を確保しつつ、不正なバイトや変換先で未定義な文字の扱いを細かに指定したいときは、Encoding::Converter#primitive_convert が唯一の方法になります。

@param source_buffer 変換元文字列のバッファ
@param destination_buffer 変換先文字列を格納するバッファ
@param destination_byteoffset 変換先バッファでのオフセット
@param destination_bytesize 変換先バッファの容量
@...

Encoding::Converter#primitive_convert(source_buffer, destination_buffer, destination_byteoffset, destination_bytesize) -> Symbol (18343.0)

エンコーディング変換のためのメソッドの中で、もっとも細かな扱いが可能なメソッドです。

エンコーディング変換のためのメソッドの中で、もっとも細かな扱いが可能なメソッドです。

可搬性を確保しつつ、不正なバイトや変換先で未定義な文字の扱いを細かに指定したいときは、Encoding::Converter#primitive_convert が唯一の方法になります。

@param source_buffer 変換元文字列のバッファ
@param destination_buffer 変換先文字列を格納するバッファ
@param destination_byteoffset 変換先バッファでのオフセット
@param destination_bytesize 変換先バッファの容量
@...

Encoding::Converter#primitive_convert(source_buffer, destination_buffer, destination_byteoffset, destination_bytesize, options) -> Symbol (18343.0)

エンコーディング変換のためのメソッドの中で、もっとも細かな扱いが可能なメソッドです。

エンコーディング変換のためのメソッドの中で、もっとも細かな扱いが可能なメソッドです。

可搬性を確保しつつ、不正なバイトや変換先で未定義な文字の扱いを細かに指定したいときは、Encoding::Converter#primitive_convert が唯一の方法になります。

@param source_buffer 変換元文字列のバッファ
@param destination_buffer 変換先文字列を格納するバッファ
@param destination_byteoffset 変換先バッファでのオフセット
@param destination_bytesize 変換先バッファの容量
@...

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Kernel.#putc(ch) -> object (18325.0)

文字 ch を 標準出力 $stdout に出力します。

文字 ch を 標準出力 $stdout に出力します。

ch が数値なら 0 〜 255 の範囲の対応する文字を出力します。
ch が文字列なら、その先頭1文字を出力します。
どちらでもない場合は、ch.to_int で整数に変換を試みます。

@param ch 出力する文字です。数または文字列で指定します。
@return ch を返します
@raise RangeError Bignum を引数にした場合に発生します。
@raise IOError 標準出力が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。
@...

Process.#maxgroups=(num) (18310.0)

設定できる補助グループ ID の数を指定します。

設定できる補助グループ ID の数を指定します。

実際に返される補助グループ ID の数よりも少ない値を設定していると、
Process.#groups で例外が発生します。

@param num 整数を指定します。

@raise NotImplementedError メソッドが現在のプラットフォームで実装されていない場合に発生します。

Thread#priority=(val) (18310.0)

スレッドの優先度を返します。この値が大きいほど優先度が高くなります。 メインスレッドのデフォルト値は 0 です。新しく生成されたスレッドは親スレッドの priority を引き継ぎます。

スレッドの優先度を返します。この値が大きいほど優先度が高くなります。
メインスレッドのデフォルト値は 0 です。新しく生成されたスレッドは親スレッドの
priority を引き継ぎます。

@param val スレッドの優先度を指定します。プラットフォームに依存します。

//emlist[例][ruby]{
Thread.current.priority # => 0

count1 = count2 = 0
a = Thread.new do
loop { count1 += 1 }
end
a.priority = -1

b = Thread.new do
...

Kernel.#sprintf(format, *arg) -> String (11161.0)

format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、 引数をフォーマットした文字列を返します。

format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、
引数をフォーマットした文字列を返します。

@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@see Kernel.#printf,Time#strftime,Date.strptime

=== sprintf フォーマット

Ruby の sprintf フォーマットは基本的に C 言語の sprintf(3)
のものと同じです。ただし、short や long などの C 特有の型に対する修飾子が
ないこと、2進数の指示子(%b, %B)が存在すること、s...

Process.#waitall -> [[Integer, Process::Status]] (9628.0)

全ての子プロセスが終了するのを待ちます。 終了した子プロセスの pid と終了ステータス (Process::Status) の配列の配列を返します。 子プロセスがいない状態でこのメソッドを呼び出すと空の配列を返します。

全ての子プロセスが終了するのを待ちます。
終了した子プロセスの pid と終了ステータス
(Process::Status) の配列の配列を返します。
子プロセスがいない状態でこのメソッドを呼び出すと空の配列を返します。

$? には最後に終了した子プロセスの Process::Status オブジェクトが設定されます。

2.times {|n|
Process.fork() { exit n }
}
p Process.waitall
#=> :Status: pid=2766,exited(1)>], [2765, #<Process::St...

絞り込み条件を変える

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