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TracePoint (18100.0)
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Kernel.#set_trace_func と同様の機能をオブジェクト指向的な API で 提供するクラスです。
Kernel.#set_trace_func と同様の機能をオブジェクト指向的な API で
提供するクラスです。
//emlist[例:例外に関する情報を収集する][ruby]{
trace = TracePoint.new(:raise) do |tp|
p [tp.lineno, tp.event, tp.raised_exception]
end
# => #<TracePoint:0x007f786a452448>
trace.enable
# => false
0 / 0
# => [5, :raise, #<ZeroDivisionError: divided by 0... -
Method (334.0)
-
Object#method によりオブジェクト化され たメソッドオブジェクトのクラスです。
...、Method は大規模コードに向くと言えます。
既存のメソッドを Method オブジェクト化する。
//emlist[例][ruby]{
class Foo
def foo(arg)
"foo called with arg #{arg}"
end
end
m = Foo.new.method(:foo)
p m # => #<Method: Foo#foo>
p m.call(1) # =......cc>
p pr.call(1) # => "proc called with arg 1"
//}
Method オブジェクトが有用なのは以下のような場合。
//emlist[例][ruby]{
class Foo
def foo() "foo" end
def bar() "bar" end
def baz() "baz" end
end
obj = Foo.new
# 任意のキーとメソッドの関係をハッシュ......(Method オブジェクトはレシーバを保持する)必
要がないなら Object#public_sendを使う方法も有用。
//emlist[例][ruby]{
class Foo
def foo() "foo" end
def bar() "bar" end
def baz() "baz" end
end
# 任意のキーとメソッド(の名前)の関係をハッシュに... -
Encoding
:: UndefinedConversionError (172.0) -
エンコーディング変換後の文字が存在しない場合に発生する例外。
エンコーディング変換後の文字が存在しない場合に発生する例外。
UTF-8 にしかない文字を EUC-JP に変換しようとした場合などに発生します。
//emlist[例][ruby]{
"\u2603".encode(Encoding::EUC_JP)
#=> Encoding::UndefinedConversionError: U+2603 from UTF-8 to EUC-JP
//}
変換が多段階でなされ、その途中で例外が生じた場合は、
例外オブジェクトが保持するエラー情報はその中間のものになります。
//emlist[例][ruby]{
ec = Encoding::Co... -
Thread (100.0)
-
スレッドを表すクラスです。スレッドとはメモリ空間を共有して同時に実行される制御の流れです。 Thread を使うことで並行プログラミングが可能になります。
スレッドを表すクラスです。スレッドとはメモリ空間を共有して同時に実行される制御の流れです。
Thread を使うことで並行プログラミングが可能になります。
=== 実装
ネイティブスレッドを用いて実装されていますが、
現在の実装では Ruby VM は Giant VM lock (GVL) を有しており、同時に実行される
ネイティブスレッドは常にひとつです。
ただし、IO 関連のブロックする可能性があるシステムコールを行う場合には
GVL を解放します。その場合にはスレッドは同時に実行され得ます。
また拡張ライブラリから GVL を操作できるので、複数のスレッドを
同時に実行するような拡...