るりまサーチ (Ruby 2.3.0)

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検索結果

BasicObject#! -> bool (307.0)

オブジェクトを真偽値として評価し、その論理否定を返します。

...order < BasicObject
def initialize
@count = 0
end
attr_reader :count

def !
@count += 1
super
end
end

recorder = NegationRecorder.new
!recorder
!!!!!!!recorder
puts 'hoge' if !recorder

puts recorder.count #=> 3
//}

//emlist[例][ruby]{
class AnotherFalse < BasicObject
def...

BasicObject#!=(other) -> bool (307.0)

オブジェクトが other と等しくないことを判定します。

...論理否定して返します。
このため、サブクラスで BasicObject#== を再定義しても != とは自動的に整合性が
とれるようになっています。

ただし、 BasicObject#!= 自身や BasicObject#! を再定義した際には、ユーザーの責任で
整合性を...
...義するものと想定されています。

@param other 比較対象となるオブジェクト
@see BasicObject#==, BasicObject#!

//emlist[例][ruby]{
class NonequalityRecorder < BasicObject
def initialize
@count = 0
end
attr_reader :count

def !=(other)
@count += 1
super...

BasicObject#==(other) -> bool (307.0)

オブジェクトが other と等しければ真を、さもなくば偽を返します。

...list[例][ruby]{
class Person < BasicObject
def initialize(name, age)
@name = name
@age = age
end
end

tanaka1 = Person.new("tanaka", 24)
tanaka2 = Person.new("tanaka", 24)

tanaka1 == tanaka1 #=> true
tanaka1 == tanaka2 #=> false
//}

@see BasicObject#equal?, Object#==, Object#equ...

BasicObject#__id__ -> Integer (307.0)

各オブジェクトに対して一意な整数を返します。あるオブジェクトに対し てどのような整数が割り当てられるかは不定です。

...ェクトに対し
てどのような整数が割り当てられるかは不定です。

Object#object_id と同じですが、#object_id は BasicObject
はない事に注意してください。

//emlist[例][ruby]{
# frozen_string_literal: false
obj = Object.new
obj.object_id == obj.__id__...

BasicObject#__send__(name, *args) -> object (307.0)

オブジェクトのメソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッドの結果を返します。

オブジェクトのメソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッドの結果を返します。

ブロック付きで呼ばれたときはブロックもそのまま引き渡します。

@param name 呼び出すメソッドの名前。 Symbol または文字列で指定します。
@param args メソッドに渡す任意個の引数

//emlist[例][ruby]{
class Mail
def delete(*args)
"(Mail#delete) - delete " + args.join(',')
end
def send(name, *args)
"(Mail#send) -...

絞り込み条件を変える

BasicObject#__send__(name, *args) { .... } -> object (307.0)

オブジェクトのメソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッドの結果を返します。

オブジェクトのメソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッドの結果を返します。

ブロック付きで呼ばれたときはブロックもそのまま引き渡します。

@param name 呼び出すメソッドの名前。 Symbol または文字列で指定します。
@param args メソッドに渡す任意個の引数

//emlist[例][ruby]{
class Mail
def delete(*args)
"(Mail#delete) - delete " + args.join(',')
end
def send(name, *args)
"(Mail#send) -...

BasicObject#equal?(other) -> bool (307.0)

オブジェクトが other と同一であれば真を、さもなくば偽を返します。

...ものであるかどうかを判定します。
一般にはこのメソッドを決して再定義すべきでありません。
ただし、 BasicObject の位置づけ上、どうしても再定義が必要な用途もあるでしょう。
再定義する際には自分が何をしているの...

BasicObject#instance_eval {|obj| ... } -> object (307.0)

オブジェクトのコンテキストで文字列 expr またはオブジェクト自身をブロックパラメータとするブロックを 評価してその結果を返します。

...ソッドが定義されます。これはメソッド定義のネストと同じです。
d:spec/def#nest_method を参照してください。

BasicObject
を継承して作ったクラス内で instance_eval する場合はトップレベルの定数や Kernel モジュールに定義されて...
...imeError)
//}

//emlist[例][ruby]{
class Bar < BasicObject
def call1
instance_eval("::ENV.class")
end
def call2
instance_eval("ENV.class")
end
end

bar = Bar.new
bar.call1 # => Object
bar.call2 # raise NameError
//}

@see Module#module_eval, Kernel.#eval, BasicObject#instance_exec...

BasicObject#instance_eval(expr, filename = "(eval)", lineno = 1) -> object (307.0)

オブジェクトのコンテキストで文字列 expr またはオブジェクト自身をブロックパラメータとするブロックを 評価してその結果を返します。

...ソッドが定義されます。これはメソッド定義のネストと同じです。
d:spec/def#nest_method を参照してください。

BasicObject
を継承して作ったクラス内で instance_eval する場合はトップレベルの定数や Kernel モジュールに定義されて...
...imeError)
//}

//emlist[例][ruby]{
class Bar < BasicObject
def call1
instance_eval("::ENV.class")
end
def call2
instance_eval("ENV.class")
end
end

bar = Bar.new
bar.call1 # => Object
bar.call2 # raise NameError
//}

@see Module#module_eval, Kernel.#eval, BasicObject#instance_exec...

BasicObject#instance_exec(*args) {|*vars| ... } -> object (307.0)

与えられたブロックをレシーバのコンテキストで実行します。

...タに渡す値です。

//emlist[例][ruby]{
class KlassWithSecret
def initialize
@secret = 99
end
end
k = KlassWithSecret.new
# 以下で x には 5 が渡される
k.instance_exec(5) {|x| @secret + x } #=> 104
//}

@see Module#class_exec, Module#module_exec, BasicObject#instance_eval...

絞り込み条件を変える

BasicObject#method_missing(name, *args) -> object (307.0)

呼びだされたメソッドが定義されていなかった時、Rubyインタプリタがこのメソッド を呼び出します。

呼びだされたメソッドが定義されていなかった時、Rubyインタプリタがこのメソッド
を呼び出します。

呼び出しに失敗したメソッドの名前 (Symbol) が name に
その時の引数が第二引数以降に渡されます。

デフォルトではこのメソッドは例外 NoMethodError を発生させます。


@param name 未定義メソッドの名前(シンボル)です。
@param args 未定義メソッドに渡された引数です。
@return ユーザー定義の method_missing メソッドの返り値が未定義メソッドの返り値で
あるかのように見えます。

//emlist[例][ruby]{...

BasicObject#singleton_method_added(name) -> object (307.0)

特異メソッドが追加された時にインタプリタから呼び出されます。

...emlist[例][ruby]{
class Foo
def singleton_method_added(name)
puts "singleton method \"#{name}\" was added"
end
end

obj = Foo.new
def obj.foo
end

#=> singleton method "foo" was added
//}

@see Module#method_added,BasicObject#singleton_method_removed,BasicObject#singleton_method_undefined...

BasicObject#singleton_method_removed(name) -> object (307.0)

特異メソッドが Module#remove_method に より削除された時にインタプリタから呼び出されます。

...method_removed(name)
puts "singleton method \"#{name}\" was removed"
end
end

obj = Foo.new
def obj.foo
end

class << obj
remove_method :foo
end

#=> singleton method "foo" was removed
//}

@see Module#method_removed,BasicObject#singleton_method_added,BasicObject#singleton_method_undefined...

BasicObject#singleton_method_undefined(name) -> object (307.0)

特異メソッドが Module#undef_method または undef により未定義にされた時にインタプリタから呼び出されます。

...foo
end
def obj.bar
end

class << obj
undef_method :foo
end
obj.instance_eval {undef bar}

#=> singleton method "foo" was undefined
# singleton method "bar" was undefined
//}

@see Module#method_undefined,BasicObject#singleton_method_added,BasicObject#singleton_method_removed , d:spec/def#undef...