るりまサーチ (Ruby 2.3.0)

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57件ヒット [1-57件を表示] (0.046秒)
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  1. openssl new
  2. _builtin new
  3. rexml/document new
  4. resolv new
  5. socket new

検索結果

ruby 1.6 feature (69865.0)

ruby 1.6 feature ruby version 1.6 は安定版です。この版での変更はバグ修正がメイン になります。

ruby 1.6 feature
ruby version 1.6 は安定版です。この版での変更はバグ修正がメイン
になります。

((<stable-snapshot|URL:ftp://ftp.netlab.co.jp/pub/lang/ruby/stable-snapshot.tar.gz>)) は、日々更新される安定版の最新ソースです。

== 1.6.8 (2002-12-24) -> stable-snapshot

: 2003-01-22: errno

EAGAIN と EWOULDBLOCK が同じ値のシステムで、EWOULDBLOCK がなくなっ
ていま...

Addrinfo.new(sockaddr, family=Socket::PF_UNSPEC, socktype=0, protocol=0) -> Addrinfo (63940.0)

新たな Addrinfo オブジェクトを返します。

新たな Addrinfo オブジェクトを返します。

sockaddr は connect(2) などで使われるパラメータで、
struct sockaddr に対応します。faimily, socktype, protocol
は socket(2) のパラメータに対応します。

sockaddr には文字列もしくは配列を指定します。
配列の場合は IPSocket#addr や UNIXSocket#addr の
値と互換でなければなりません。
文字列の場合は Socket.sockaddr_in や
Socket.unpack_sockaddr_un で得られるようなものでなければ
な...

IPAddr.new(addr = &#39;::&#39;, family = Socket::AF_UNSPEC) -> IPAddr (63925.0)

新しい IPAddr オブジェクトを生成します。

新しい IPAddr オブジェクトを生成します。

@param addr 0 から IPAddr::IN6MASK までの数値を受け取ります。
また、'address', 'address/prefixlen', 'address/mask' の形式も受け付けます。
プリフィックス長やマスクが指定されると、
マスクされた IPAddr オブジェクトを返します。
IPv6 アドレスの場合は、[ ] で囲まれていてもかまいません。

@param family family は自動的に判定されます...

Net::HTTP.new(address, port = 80, proxy_addr = :ENV, proxy_port = nil, proxy_user=nil, proxy_pass=nil) -> Net::HTTP (54961.0)

新しい Net::HTTP オブジェクトを生成します。

新しい Net::HTTP オブジェクトを生成します。

proxy_addr に :ENV を指定すると自動的に環境変数 http_proxy からプロクシの URI を
取り出し利用します。この場合環境変数 http_proxy が定義されていない場合には
プロクシは利用せず直接接続します。
詳しくは URI::Generic#find_proxy を参照してください。

明示的にプロクシのホスト名とポート番号を指定してプロクシを利用することもできます。
このときには proxy_addr にホスト名もしくは IP アドレスを渡します。
このときに proxy_userを指定するとプロク...

Socket::UDPSource.new(remote_addr, local_addr) {|msg| ... } -> Socket::UDPSource (54946.0)

Socket::UDPSource オブジェクトを生成します。

Socket::UDPSource オブジェクトを生成します。

このメソッドはユーザは直接使いません。Socket.udp_server_loop が
内部で用います。

@param remote_addr リモートのアドレス(Addrinfo オブジェクト)
@param local_addr ローカルのアドレス(Addrinfo オブジェクト)

絞り込み条件を変える

Fiddle::CStruct.new(addr) -> Fiddle::CStruct (54691.0)

addr のアドレスが指すメモリを構造体のアドレスとみなし、 構造体を作ります。

addr のアドレスが指すメモリを構造体のアドレスとみなし、
構造体を作ります。

C におけるキャストと似ています。
return (struct foo*)addr;
というコードと対応していると言えます。

@param addr アドレス

Fiddle::Pointer.new(addr, size = 0, free = nil) -> Fiddle::Pointer (54691.0)

与えられた addr が指すメモリ領域を表す Pointer オブジェクトを生成して返します。

与えられた addr が指すメモリ領域を表す Pointer オブジェクトを生成して返します。

size を指定した場合、アドレス addr に確保されているメモリ領域のサイズは
size であると仮定されます。GC は free 関数を使用してメモリを解放します。

@param addr 生成する Pointer オブジェクトが指すアドレスを整数で指定します。

@param size 生成する Pointer オブジェクトが指すメモリ領域のサイズを整数で指定します。

@param free GC 時に呼ばれる free 関数を Fiddle::Function オブジェクトか
...

UDPSocket.new(address_family=Socket::AF_INET) -> UDPSocket (54640.0)

新しい UDP ソケットを返します。

新しい UDP ソケットを返します。

address_family には Socket::AF_INET のような整数、:INET のような
シンボル、"INET" のような文字列を指定することができます。

require 'socket'

UDPSocket.new # => #<UDPSocket:fd 3>
UDPSocket.new(Socket::AF_INET6) # => #<UDPSocket:fd 4>

@param address_family ソケットのアドレスファミリー

Gem::Server.new(gem_dirs, port, daemon, addresses = nil) -> Gem::Server (54604.0)

サーバーを初期化します。

サーバーを初期化します。

@param gem_dirs Gem を格納しているディレクトリを指定します。
@param gem_dir Gem を格納しているディレクトリを指定します。

@param port リッスンするポートを指定します。

@param daemon 真を指定するとデーモンとして起動します。

@param addresses

Net::POP3.new(address, port = nil, apop = false) -> Net::POP3 (54604.0)

Net::POP3 オブジェクトを生成します。

Net::POP3 オブジェクトを生成します。

このメソッドではサーバの接続は行いません。
apop が真のときは APOP 認証を行うオブジェクトを生成します。

port に nil を渡すと、適当なポート(通常は110、SSL利用時には 995)を
使います。

@param address POP3サーバのホスト名文字列
@param port 接続するPOP3サーバのポート番号
@param apop 真の場合にはAPOPで認証します

@see Net::POP3#start

絞り込み条件を変える

Net::SMTP.new(address, port = Net::SMTP.default_port) -> Net::SMTP (54604.0)

新しい SMTP オブジェクトを生成します。 address はSMTPサーバーのFQDNで、 port は接続するポート番号です。 ただし、このメソッドではまだTCPの接続はしません。 Net::SMTP#start で接続します。

新しい SMTP オブジェクトを生成します。
address はSMTPサーバーのFQDNで、
port は接続するポート番号です。
ただし、このメソッドではまだTCPの接続はしません。
Net::SMTP#start で接続します。

オブジェクトの生成と接続を同時にしたい場合には
Net::SMTP.start を代わりに使ってください。

@param address 接続先のSMTPサーバの文字列
@param port 接続ポート番号

@see Net::SMTP.start, Net::SMTP#start

Resolv::DNS::Resource::IN::A.new(address) -> Resolv::DNS::Resource::IN::A (54604.0)

Resolv::DNS::Resource::IN::A のインスタンスを 生成します。

Resolv::DNS::Resource::IN::A のインスタンスを
生成します。

@param address IPv4アドレス

Resolv::DNS::Resource::IN::AAAA.new(address) -> Resolv::DNS::Resource::IN::AAAA (54604.0)

Resolv::DNS::Resource::IN::AAAA のインスタンスを 生成します。

Resolv::DNS::Resource::IN::AAAA のインスタンスを
生成します。

@param address IPv6アドレス

Resolv::DNS::Resource::IN::WKS.new(address, protocol, bitmap) -> Resolv::DNS::Resource::IN::WKS (54604.0)

Resolv::DNS::Resource::IN::WKS のインスタンスを生成します。

Resolv::DNS::Resource::IN::WKS のインスタンスを生成します。

@param address IPv4アドレス
@param protocol IPプロトコル番号
@param bitmap ビットマップ

Resolv::IPv4.new(address) -> Resolv::IPv4 (54604.0)

4 byte の文字列 address から Resolv::IPv4 のインスタンスを生成します。

4 byte の文字列 address から Resolv::IPv4 のインスタンスを生成します。

@param address 4 byte のバイナリ列の IPv4 のアドレス
@see Resolv::IPv4.create

絞り込み条件を変える

Resolv::IPv6.new(address) -> Resolv::IPv6 (54604.0)

16 byte の文字列 address から Resolv::IPv6 のインスタンスを生成します。

16 byte の文字列 address から Resolv::IPv6 のインスタンスを生成します。

@param address IPv6アドレスを表す 16 byte の文字列(バイト列)
@see Resolv::IPv6.create

IPSocket#addr -> Array (54376.0)

ソケットの接続情報を表す配列を返します。配列の各要素は第1要 素が文字列 "AF_INET", "AF_INET6" など、第2要素が port 番号、第3要素がホストを表 す文字列、第4要素がホストの IP アドレスを表す文字列 (octet decimal や hexadecimal) です。

ソケットの接続情報を表す配列を返します。配列の各要素は第1要
素が文字列 "AF_INET", "AF_INET6" など、第2要素が port 番号、第3要素がホストを表
す文字列、第4要素がホストの IP アドレスを表す文字列 (octet
decimal や hexadecimal) です。

@raise Errno::EXXX getsockname(2) が 0 未満の値を返した場合に発生します。

例:

require 'socket'

serv = TCPServer.new("localhost", 0)
p serv.addr #=> ["...

IPAddr.new_ntoh(addr) -> IPAddr (27943.0)

ネットワークバイトオーダーのバイト列から IPAddr オブジェクトを生成します。

ネットワークバイトオーダーのバイト列から IPAddr オブジェクトを生成します。

@param addr ネットワークバイトオーダーのバイト列。

例:

require 'ipaddr'
p IPAddr.new_ntoh("\300\250\001\001") # => <IPAddr: IPv4:192.168.1.1/255.255.255.255>

BasicSocket#remote_address -> Addrinfo (18619.0)

getpeername(2) で得られたリモートアドレス情報を Addrinfo オブジェクトとして返します。

getpeername(2) で得られたリモートアドレス情報を
Addrinfo オブジェクトとして返します。

返されたオブジェクトの Addrinfo#protocol は 0 を
返すことに注意してください。

require 'socket'

TCPSocket.open("www.ruby-lang.org", 80) {|s|
p s.remote_address #=> #<Addrinfo: 221.186.184.68:80 TCP>
}

TCPServer.open("127.0.0.1", 1728) {|serv|
c = TCP...

Net::HTTP#proxy_address=(address) (18619.0)

プロクシのアドレス(ホスト名、IPアドレス)を指定します。

プロクシのアドレス(ホスト名、IPアドレス)を指定します。

Net::HTTP#start で接続する前に設定する必要があります。

@param address プロクシのホスト名、もしくはIPアドレスを表す文字列

@see Net::HTTP#proxy_address=, Net::HTTP#proxy_port, Net::HTTP.new

絞り込み条件を変える

Net::HTTP#address -> String (18319.0)

接続するアドレスを返します。

接続するアドレスを返します。

@see Net::HTTP.new

Net::HTTP#proxy_address -> String|nil (18319.0)

プロクシ経由で接続する HTTP オブジェクトならプロクシのアドレス を返します。

プロクシ経由で接続する HTTP オブジェクトならプロクシのアドレス
を返します。

そうでないなら nil を返します。

proxyaddr は時代遅れのメソッドです。

@see Net::HTTP#proxy_address=, Net::HTTP#proxy_port, Net::HTTP.new

Net::HTTP#proxyaddr -> String|nil (18319.0)

プロクシ経由で接続する HTTP オブジェクトならプロクシのアドレス を返します。

プロクシ経由で接続する HTTP オブジェクトならプロクシのアドレス
を返します。

そうでないなら nil を返します。

proxyaddr は時代遅れのメソッドです。

@see Net::HTTP#proxy_address=, Net::HTTP#proxy_port, Net::HTTP.new

IPAddr (18037.0)

IP アドレスを扱うのためのクラスです。

IP アドレスを扱うのためのクラスです。

例:

require 'ipaddr'

ipaddr1 = IPAddr.new("3ffe:505:2::1")
p ipaddr1 # => #<IPAddr: IPv6:3ffe:0505:0002:0000:0000:0000:0000:0001/ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff>

ipaddr3 = IPAddr.new("192.168.2.0/24")
p ipaddr3 # => #<IPAddr: IPv4:192.168.2.0/255.255...

UDPSocket.open(address_family=Socket::AF_INET) -> UDPSocket (9340.0)

新しい UDP ソケットを返します。

新しい UDP ソケットを返します。

address_family には Socket::AF_INET のような整数、:INET のような
シンボル、"INET" のような文字列を指定することができます。

require 'socket'

UDPSocket.new # => #<UDPSocket:fd 3>
UDPSocket.new(Socket::AF_INET6) # => #<UDPSocket:fd 4>

@param address_family ソケットのアドレスファミリー

絞り込み条件を変える

IPAddr#==(ipaddr) -> bool (9337.0)

IPAddr オブジェクト同士が等しいかを比較します。

IPAddr オブジェクト同士が等しいかを比較します。

@param ipaddr 比較対象の IPAddr オブジェクト。
また、数値や文字列も受け付けます。

例:

require "ipaddr"
p IPAddr.new("192.168.0.1") == IPAddr.new("192.168.0.1/24") # => false

Addrinfo.ip(host) -> Addrinfo (9319.0)

IP アドレスに対する Addrinfo オブジェクトを返します。

IP アドレスに対する Addrinfo オブジェクトを返します。

port, socktype, protocol は 0 で初期化されます。
つまりこの返り値はソケットを生成するには不適です。

require 'socket'

Addrinfo.ip("localhost") #=> #<Addrinfo: 127.0.0.1 (localhost)>

@param host ホスト(IP アドレスもしくはホスト名)
@see Addrinfo.new

Addrinfo.unix(path, socktype=Socket::SOCK_STREAM) -> Addrinfo (9319.0)

Unix ソケットアドレスに対応する Addrinfo オブジェクトを返します。

Unix ソケットアドレスに対応する Addrinfo オブジェクトを返します。

socktype でソケットタイプを指定します。

require 'socket'

Addrinfo.unix("/tmp/sock") #=> #<Addrinfo: /tmp/sock SOCK_STREAM>
Addrinfo.unix("/tmp/sock", :DGRAM) #=> #<Addrinfo: /tmp/sock SOCK_DGRAM>

@param path Unix ソケットのアドレス文字列
@param socktype ソケットタイプ(整数、文字...

IPAddr#native -> self | IPAddr (9319.0)

IPv4 射影 IPv6 アドレスや IPv4 互換 IPv6 アドレスから、 IPv4 アドレスの新しい IPAddr オブジェクトを返します。 IPv4 互換でも IPv4 組み込みでもないなら self を返します。

IPv4 射影 IPv6 アドレスや IPv4 互換 IPv6 アドレスから、
IPv4 アドレスの新しい IPAddr オブジェクトを返します。
IPv4 互換でも IPv4 組み込みでもないなら self を返します。

例:

require "ipaddr"
p IPAddr.new("0000:0000:0000:0000:0000:ffff:c0a8:0001").native
# => #<IPAddr: IPv4:192.168.0.1/255.255.255.255>

IPAddr#succ -> IPAddr (9319.0)

次の IPAddr オブジェクトを返します。

次の IPAddr オブジェクトを返します。

require 'ipaddr'
ipaddr = IPAddr.new('192.168.1.1')
p ipaddr.succ.to_s #=> "192.168.1.2"

絞り込み条件を変える

IPAddr#to_s -> String (9073.0)

文字列に変換します。

文字列に変換します。

require 'ipaddr'
addr6 = IPAddr.new('::1')
addr6.to_s #=> "::1"
addr6.to_string #=> "0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000:0001"

@see IPAddr#to_string

IPAddr#to_string -> String (9073.0)

標準的な文字列表現に変換します。

標準的な文字列表現に変換します。

require 'ipaddr'
addr6 = IPAddr.new('::1')
addr6.to_s #=> "::1"
addr6.to_string #=> "0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000:0001"

@see IPAddr#to_s

IPAddr#reverse -> String (9037.0)

DNS 逆引きのための文字列を返します。 IPv6 なら 3172 で定義された形式で返します。

DNS 逆引きのための文字列を返します。
IPv6 なら 3172 で定義された形式で返します。

例:

require "ipaddr"
p IPAddr.new("192.168.0.1").reverse # => "1.0.168.192.in-addr.arpa"

IPAddr#to_range -> Range (9037.0)

self の IP アドレスとサブネットマスクで取得できる IP アドレスの範囲を Range オブジェクトとして返します。

self の IP アドレスとサブネットマスクで取得できる IP アドレスの範囲を
Range オブジェクトとして返します。

例:

require 'ipaddr'
IPAddr.new('192.168.1.1').to_range
#=> #<IPAddr: IPv4:192.168.1.1/255.255.255.255>..#<IPAddr: IPv4:192.168.1.1/255.255.255.255>
IPAddr.new('::1').to_range
#=> #<IPAddr: IPv6:0000:0000:0000:0000:0000:0000:...

IPAddr#to_i -> Integer (9019.0)

整数に変換します。

整数に変換します。

例:

require "ipaddr"
p IPAddr.new("0.0.1.0").to_i # => 256

絞り込み条件を変える

Net::HTTP.start(address, port = 80, proxy_addr = :ENV, proxy_port = nil, proxy_user=nil, proxy_pass=nil) -> Net::HTTP (697.0)

新しい Net::HTTP オブジェクトを生成し、 TCP コネクション、 HTTP セッションを開始します。

新しい Net::HTTP オブジェクトを生成し、
TCP コネクション、 HTTP セッションを開始します。

ブロックを与えた場合には生成したオブジェクトをそのブロックに
渡し、ブロックが終わったときに接続を閉じます。このときは
ブロックの値を返り値とします。

ブロックを与えなかった場合には生成したオブジェクトを渡します。
利用後にはこのオブジェクトを Net::HTTP#finish してください。

proxy_addr に :ENV を指定すると環境変数 http_proxy からプロクシの URI を
取り出し利用します。環境変数 http_proxy が定義されていない場合に...

Net::HTTP.start(address, port = 80, proxy_addr = :ENV, proxy_port = nil, proxy_user=nil, proxy_pass=nil) {|http| .... } -> object (697.0)

新しい Net::HTTP オブジェクトを生成し、 TCP コネクション、 HTTP セッションを開始します。

新しい Net::HTTP オブジェクトを生成し、
TCP コネクション、 HTTP セッションを開始します。

ブロックを与えた場合には生成したオブジェクトをそのブロックに
渡し、ブロックが終わったときに接続を閉じます。このときは
ブロックの値を返り値とします。

ブロックを与えなかった場合には生成したオブジェクトを渡します。
利用後にはこのオブジェクトを Net::HTTP#finish してください。

proxy_addr に :ENV を指定すると環境変数 http_proxy からプロクシの URI を
取り出し利用します。環境変数 http_proxy が定義されていない場合に...

cgi (397.0)

CGI プログラムの支援ライブラリです。

CGI プログラムの支援ライブラリです。

CGI プロトコルの詳細については以下の文書を参照してください。

* https://tools.ietf.org/html/draft-coar-cgi-v11-03
* 3875: The Common Gateway Interface (CGI) Version 1.1
* https://www.w3.org/CGI/

=== 使用例

==== フォームフィールドの値を得る

//emlist[][ruby]{
require "cgi"
cgi = CGI.new
values = cgi['field_name'] ...

Net::HTTP.Proxy(address, port = 80) -> Class (337.0)

Proxy 経由で http サーバに接続するためのクラスを作成し返します。

Proxy 経由で http サーバに接続するためのクラスを作成し返します。

このクラスは Net::HTTP を継承しているので Net::HTTP と全く
同じように使えます。指定されたプロクシを常に経由して http サーバ
に接続します。

address が nil のときは Net::HTTP クラスをそのまま返します。

//emlist[例1: Net::HTTP.new を使う][ruby]{
require 'net/http'
proxy_class = Net::HTTP::Proxy('proxy.example.com', 8080)
http = proxy_...

Net::POP3.start(address, port = nil, account=nil, password=nil, isapop=false) -> Net::POP3 (337.0)

Net::POP3 オブジェクトを生成し、サーバへ接続します。

Net::POP3 オブジェクトを生成し、サーバへ接続します。

ブロックを与えない場合には生成したオブジェクトを返します。

ブロックを与えた場合には、生成した Net::POP3 オブジェクトが
ブロックに渡され、ブロックが終わったときにセッションを終了させます。
この場合返り値はブロックの返り値となります。

port に nil を渡すと、適当なポート(通常は110、SSL利用時には 995)を
使います。

以下のコードと同じ動作をします。
require 'net/pop'

Net::POP3.new(address, port, isapop).start(accou...

絞り込み条件を変える

Net::POP3.start(address, port = nil, account=nil, password=nil, isapop=false) {|pop| .... } -> object (337.0)

Net::POP3 オブジェクトを生成し、サーバへ接続します。

Net::POP3 オブジェクトを生成し、サーバへ接続します。

ブロックを与えない場合には生成したオブジェクトを返します。

ブロックを与えた場合には、生成した Net::POP3 オブジェクトが
ブロックに渡され、ブロックが終わったときにセッションを終了させます。
この場合返り値はブロックの返り値となります。

port に nil を渡すと、適当なポート(通常は110、SSL利用時には 995)を
使います。

以下のコードと同じ動作をします。
require 'net/pop'

Net::POP3.new(address, port, isapop).start(accou...

Net::SMTP.start(address, port = Net::SMTP.default_port, helo = &#39;localhost&#39;, user = nil, password = nil, authtype = DEFAULT_AUTH_TYPE) -> Net::SMTP (337.0)

新しい SMTP オブジェクトを生成し、サーバに接続し、セッションを開始します。

新しい SMTP オブジェクトを生成し、サーバに接続し、セッションを開始します。


以下と同じです。

require 'net/smtp'
Net::SMTP.new(address, port).start(helo, user, password, authtype)

このメソッドにブロックを与えた場合には、新しく作られた Net::SMTP オブジェクト
を引数としてそのブロックを呼び、ブロック終了時に自動的に接続を閉じます。
ブロックを与えなかった場合には新しく作られた Net::SMTP オブジェクトが
返されます。この場合終了時に Net::SMTP#finish ...

Net::SMTP.start(address, port = Net::SMTP.default_port, helo = &#39;localhost&#39;, user = nil, password = nil, authtype = DEFAULT_AUTH_TYPE) {|smtp| .... } -> object (337.0)

新しい SMTP オブジェクトを生成し、サーバに接続し、セッションを開始します。

新しい SMTP オブジェクトを生成し、サーバに接続し、セッションを開始します。


以下と同じです。

require 'net/smtp'
Net::SMTP.new(address, port).start(helo, user, password, authtype)

このメソッドにブロックを与えた場合には、新しく作られた Net::SMTP オブジェクト
を引数としてそのブロックを呼び、ブロック終了時に自動的に接続を閉じます。
ブロックを与えなかった場合には新しく作られた Net::SMTP オブジェクトが
返されます。この場合終了時に Net::SMTP#finish ...

Socket#recvfrom(maxlen, flags=0) -> [String, Addrinfo] (337.0)

ソケットからデータを受け取ります。

ソケットからデータを受け取ります。

Socket#recv と同様ですが、返り値として
データ文字列と相手ソケットのアドレスのペアが返されます。

flags には Socket::MSG_* という定数の bitwise OR を渡します。
詳しくは recvfrom(2) を参照してください。

@param maxlen ソケットから受けとるデータの最大値
@param flags フラグ
@raise Errno::EXXX recvfrom(2) がエラーを報告した場合に発生します。詳しくは
Errno と man を見てください。
例:

require 's...

Socket.tcp_server_loop(host, port) {|sock,addr| ...} -> () (325.0)

TCP/IP で host:port で待ち受けるサーバ側のソケットを作成し、 新しい接続を受け入れるごとにブロックを呼び出します。

TCP/IP で host:port で待ち受けるサーバ側のソケットを作成し、
新しい接続を受け入れるごとにブロックを呼び出します。

ブロックには新しい接続を表すソケットオブジェクトと、
クライアントアドレスを表す Addrinfo オブジェクトが渡されます。

ブロックの実行が終わってもソケットは close されません。
アプリケーション側が明示的に close する必要があります。

このメソッドはブロックを逐次的に呼び出します。
つまりブロックからリターンするまで次のコネクションを受け入れません。
そのため、同時に複数のクライアントと通信したい場合は
スレッドのような並列機構を使う必...

絞り込み条件を変える

Socket.tcp_server_loop(port) {|sock,addr| ...} -> () (325.0)

TCP/IP で host:port で待ち受けるサーバ側のソケットを作成し、 新しい接続を受け入れるごとにブロックを呼び出します。

TCP/IP で host:port で待ち受けるサーバ側のソケットを作成し、
新しい接続を受け入れるごとにブロックを呼び出します。

ブロックには新しい接続を表すソケットオブジェクトと、
クライアントアドレスを表す Addrinfo オブジェクトが渡されます。

ブロックの実行が終わってもソケットは close されません。
アプリケーション側が明示的に close する必要があります。

このメソッドはブロックを逐次的に呼び出します。
つまりブロックからリターンするまで次のコネクションを受け入れません。
そのため、同時に複数のクライアントと通信したい場合は
スレッドのような並列機構を使う必...

BasicSocket#send(mesg, flags, dest_sockaddr = nil) -> Integer (319.0)

ソケットを介してデータを送ります。flags に関しては send(2) を参照してください。connect していないソケット に対しては送り先である dest_sockaddr を指定する必要があります。実際に送っ たデータの長さを返します。

ソケットを介してデータを送ります。flags に関しては
send(2) を参照してください。connect していないソケット
に対しては送り先である dest_sockaddr を指定する必要があります。実際に送っ
たデータの長さを返します。

dest_sockaddr には「ソケットアドレス構造体を pack した文字列」
を指定します。

データの送信に失敗した場合は例外 Errno::EXXX が発生します。

@param mesg 送信するデータを文字列で指定します。

@param flags send(2) の flags を参照してください。

@...

Socket#connect(server_sockaddr) -> 0 (319.0)

connect(2) でソケットを接続します。

connect(2) でソケットを接続します。

server_sockaddr は、
lib:socket#pack_string
もしくは Addrinfo オブジェクト
です。

0 を返します。

@param server_sockaddr 接続先アドレス
@raise Errno::EXXX connect(2) がエラーを報告した場合に発生します。詳しくは
man を参照してください。


たとえば IPv4 の TCP ソケットを生成し、connect で www.ruby-lang.org:80 に接続するには以下のようにします。

例:

require...

Socket#connect_nonblock(server_sockaddr) -> 0 (319.0)

ソケットをノンブロッキングモードに設定した後、 connect(2) を呼び出します。

ソケットをノンブロッキングモードに設定した後、
connect(2) を呼び出します。

引数、返り値は Socket#connect と同じです。

connect が EINPROGRESS エラーを報告した場合、その例外(Errno::EINPROGRESS)
には IO::WaitWritable が Object#extend されます。
これを connect_nonblock をリトライするために使うことができます。

# Pull down Google's web page
require 'socket'
include Socket::Constants
...

net/http (235.0)

汎用データ転送プロトコル HTTP を扱うライブラリです。 実装は 2616 に基きます。

汎用データ転送プロトコル HTTP を扱うライブラリです。
実装は 2616 に基きます。

=== 使用例

==== ウェブサーバからドキュメントを得る (GET)

//emlist[例1: GET して 表示するだけ][ruby]{
require 'net/http'
print Net::HTTP.get('www.example.com', '/index.html')
//}

//emlist[例2: URI を使う][ruby]{
require 'net/http'
require 'uri'
print Net::HTTP.get(URI.parse('http://w...

絞り込み条件を変える

ACL (181.0)

drb で用いる ACL(Access Control List)クラス。

drb で用いる ACL(Access Control List)クラス。

Access control list は "allow" と "deny" の2つからなります。
"all" や "*" という文字列は任意のアドレスにマッチします。
IPAddr が取り扱える任意のアドレス/アドレスマスクを
使うことができます。

ACLのエントリーは、以下の例に示すように、
"allow_or_deny", "addr1",
"allow_or_deny", "addr2",
:
という文字列配列で表現されます。

@see DRb.#install_acl, DRb.#st...

IPSocket#recvfrom(maxlen, flags = 0) -> Array (121.0)

recv と同様にソケットからデータを受け取りますが、 戻り値は文字列と相手ソケットのアドレス (形式は IPSocket#addr 参照) のペアです。引数につ いては BasicSocket#recv と同様です。

recv と同様にソケットからデータを受け取りますが、
戻り値は文字列と相手ソケットのアドレス (形式は
IPSocket#addr 参照) のペアです。引数につ
いては BasicSocket#recv と同様です。

@param maxlen 受け取る文字列の最大の長さを指定します。

@param flags recv(2) を参照してください。

@raise IOError

@raise Errno::EXXX recvfrom(2) がエラーになった場合などに発生します。

例:

require 'socket'

s1 = UDPSocket.new
s1.b...

BasicSocket.do_not_reverse_lookup=(bool) (73.0)

BasicSocket#do_not_reverse_lookup の値を変更します。

BasicSocket#do_not_reverse_lookup の値を変更します。

@param bool この値が真ならアドレスからホスト名への逆引きを行わなくなります。

例:

require 'socket'

p TCPSocket.new('localhost', 'telnet').addr
TCPSocket.do_not_reverse_lookup = true
p TCPSocket.new('localhost', 'telnet').addr

=> ["AF_INET", 2253, "localhost", "127.0.0.1...

UDPSocket#recvfrom_nonblock(maxlen, flags=0) -> [String, Array] (73.0)

ソケットをノンブロッキングモードに設定した後、 recvfrom(2) でソケットからデータを受け取ります。

ソケットをノンブロッキングモードに設定した後、
recvfrom(2) でソケットからデータを受け取ります。

maxlen で受け取るデータの最大バイト数を指定します。

flags はフラグで、Socket::MSG_* の bitwise OR を渡します。
詳しくは recvfrom(2) を参照してください。

返り値はデータの文字列と送り元のアドレス情報の
2要素の配列となります。

recvfrom(2) がエラーになった場合、
Errno::EAGAIN, Errno::EINTR を含め例外 Errno::EXXX が発生します。
Errno::EWOULDBLOCK、Err...

Net::POP3.APOP(is_apop) -> Class (37.0)

bool が真なら Net::APOP クラス、偽なら Net::POP3 クラスを返します。

bool が真なら Net::APOP クラス、偽なら Net::POP3 クラスを返します。

使用例:

require 'net/pop'

pop = Net::POP3::APOP($isapop).new(addr, port)
pop.start(account, password) {
....
}

@param is_apop 真の場合に Net::APOP を返します。

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TCPServer#accept -> TCPSocket (37.0)

クライアントからの接続要求を受け付け、接続した TCPSocket のインスタンスを返します。

クライアントからの接続要求を受け付け、接続した
TCPSocket のインスタンスを返します。

例:

require 'socket'

TCPServer.open("", 0) {|serv|
c = TCPSocket.new(*serv.addr.values_at(3,1))
s = serv.accept
c.write "foo"
p s.recv(10) #=> "foo"
}

TCPServer#sysaccept -> Integer (37.0)

接続したクライアントのソケットをファイル記述子で返すことを除けば TCPServer#accept と同じです。

接続したクライアントのソケットをファイル記述子で返すことを除けば
TCPServer#accept と同じです。

例:

require 'socket'

TCPServer.open("", 0) {|serv|
c = TCPSocket.new(*serv.addr.values_at(3,1))
p serv.sysaccept #=> 6
}