るりまサーチ (Ruby 2.3.0)

最速Rubyリファレンスマニュアル検索!
1673件ヒット [1601-1673件を表示] (0.239秒)

別のキーワード

  1. open3 popen2e
  2. socket af_e164
  3. matrix det_e
  4. matrix rank_e
  5. open3 capture2e

モジュール

オブジェクト

キーワード

検索結果

<< < ... 15 16 17 >>

String#scrub!(repl) -> String (625.0)

self が不正なバイト列を含む場合に別の文字列に置き換えます。常に self を返します。

self が不正なバイト列を含む場合に別の文字列に置き換えます。常に self を返します。

@param repl 不正なバイト列を置き換える文字列を指定します。省略した場合
は self の文字エンコーディングが Encoding::UTF_16BE,
Encoding::UTF_16LE, Encoding::UTF_32BE,
Encoding::UTF_32LE, Encoding::UTF_8 のいずれか
の場合は "\uFFFD" を表す文字で、それ以外の場合は "?" で置き
...

String#scrub(repl) -> String (625.0)

self が不正なバイト列を含む場合に別の文字列に置き換えた新しい文字列を返します。

self が不正なバイト列を含む場合に別の文字列に置き換えた新しい文字列を返します。

@param repl 不正なバイト列を置き換える文字列を指定します。省略した場合
は self の文字エンコーディングが Encoding::UTF_16BE,
Encoding::UTF_16LE, Encoding::UTF_32BE,
Encoding::UTF_32LE, Encoding::UTF_8 のいずれか
の場合は "\uFFFD" を表す文字で、それ以外の場合は "?" で置き
...

String#sub!(pattern, hash) -> String (619.0)

文字列中の pattern にマッチした部分をキーにして hash を引いた値で破壊的に置き換えます。

文字列中の pattern にマッチした部分をキーにして hash を引いた値で破壊的に置き換えます。

@param pattern 置き換える文字列のパターン
@param hash 置き換える文字列を与えるハッシュ
@return 置換した場合は self、置換しなかった場合は nil

Bignum#fdiv(other) -> Float | Complex (607.0)

self を other で割った商を Float で返します。 ただし Complex が関わる場合は例外です。 その場合も成分は Float になります。

self を other で割った商を Float で返します。
ただし Complex が関わる場合は例外です。
その場合も成分は Float になります。

@param other self を割る数を指定します。

@see Numeric#quo

Fixnum#fdiv(other) -> Float | Complex (607.0)

self を other で割った商を Float で返します。 ただし Complex が関わる場合は例外です。 その場合も成分は Float になります。

self を other で割った商を Float で返します。
ただし Complex が関わる場合は例外です。
その場合も成分は Float になります。

@param other self を割る数を指定します。

@see Numeric#quo

絞り込み条件を変える

GC.start(full_mark: true, immediate_sweep: true) -> nil (607.0)

ガーベージコレクトを開始します。

ガーベージコレクトを開始します。

GC#garbage_collect や ObjectSpace.#garbage_collect と同じ働きをします。
GC.disable により GC が禁止されている場合でもガベージコレクトを開始します。

nil を返します。

@param full_mark マイナー GC を動作させる場合は false を、そうでない場
合は true を指定します。

@param immediate_sweep sweep を遅らせる(Lazy Sweep を行う)場合は false
...

NilClass#to_c -> Complex (607.0)

0+0i を返します。

0+0i を返します。

//emlist[例][ruby]{
nil.to_c # => (0+0i)
//}

Rational#floor(precision = 0) -> Integer | Rational (607.0)

自身と等しいかより小さな整数のうち最大のものを返します。

自身と等しいかより小さな整数のうち最大のものを返します。

@param precision 計算結果の精度

@raise TypeError precision に整数以外のものを指定すると発生します。

//emlist[例][ruby]{
Rational(3).floor # => 3
Rational(2, 3).floor # => 0
Rational(-3, 2).floor # => -2
//}

Rational#to_i とは違う結果を返す事に注意してください。

//emlist[例][ruby]{
Rational(+7, 4).to_i # => ...

Rational#round(precision = 0) -> Integer | Rational (607.0)

自身ともっとも近い整数を返します。

自身ともっとも近い整数を返します。

中央値 0.5, -0.5 はそれぞれ 1,-1 に切り上げされます。

@param precision 計算結果の精度

@raise TypeError precision に整数以外のものを指定すると発生します。

//emlist[例][ruby]{
Rational(3).round # => 3
Rational(2, 3).round # => 1
Rational(-3, 2).round # => -2
//}

precision を指定した場合は指定した桁数の数値と、上述の性質に最も近い整
数か Rational を返し...

String#tr!(pattern, replace) -> self | nil (607.0)

pattern 文字列に含まれる文字を検索し、 それを replace 文字列の対応する文字に破壊的に置き換えます。

pattern 文字列に含まれる文字を検索し、
それを replace 文字列の対応する文字に破壊的に置き換えます。

pattern の形式は tr(1) と同じです。
つまり、`a-c' は a から c を意味し、
"^0-9" のように文字列の先頭が `^' の場合は
指定文字以外が置換の対象になります。

replace に対しても `-' による範囲指定が可能です。

`-' は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
`^' も文字列の先頭にあるときにだけ否定の効果を発揮します。
また、`-', `^', `\' はバックスラッシュ (`\') によりエスケープで...

絞り込み条件を変える

Symbol#[](regexp, nth = 0) -> String | nil (607.0)

正規表現 regexp の nth 番目の括弧にマッチする最初の部分文字列を返します。

正規表現 regexp の nth 番目の括弧にマッチする最初の部分文字列を返します。

(self.to_s[regexp, nth] と同じです。)

@param regexp 正規表現を指定します。

@param nth 取得したい正規表現レジスタのインデックスを指定します。

:foobar[/bar/] # => "bar"
:foobarbaz[/(ba.)(ba.)/, 0] # => "barbaz"
:foobarbaz[/(ba.)(ba.)/, 1] # => "bar"
:foobarbaz[/(ba.)(ba.)/, 2] # => "baz"
...

String#oct -> Integer (505.0)

文字列を 8 進文字列であると解釈して、整数に変換します。

文字列を 8 進文字列であると解釈して、整数に変換します。

//emlist[例][ruby]{
p "10".oct # => 8
p "010".oct # => 8
p "8".oct # => 0
//}

oct は文字列の接頭辞 ("0", "0b", "0B", "0x", "0X") に応じて
8 進以外の変換も行います。

//emlist[例][ruby]{
p "0b10".oct # => 2
p "10".oct # => 8
p "010".oct # => 8
p "0x10".oct # => 16
//}

整数とみなせない文字があれば...

Hash.[](other) -> Hash (448.0)

新しいハッシュを生成します。 引数otherと同一のキーと値を持つ新たなハッシュを生成して返します。

新しいハッシュを生成します。
引数otherと同一のキーと値を持つ新たなハッシュを生成して返します。

引数otherがハッシュではない場合、otherのメソッドto_hashを使って暗黙の変換を試みます。

デフォルト値はコピーしません。生成されたハッシュのデフォルト値は nil です。

引数otherと生成したハッシュは同じオブジェクトを参照することになるので、
一方でキーや値に破壊的操作を行うともう片方にも影響します。

@param other 生成元となるハッシュまたはメソッド to_hash でハッシュに変換できるオブジェクトです。

//emlist[][ruby]{
h =...

Struct#[](member) -> object (433.0)

構造体のメンバの値を返します。

構造体のメンバの値を返します。

@param member Integer でメンバのインデックスを指定します。
Symbol, String でメンバの名前を指定します。

@raise IndexError member が整数で存在しないメンバを指定した場合に発生します。

@raise NameError member が String, Symbol で存在しないメンバを指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Foo = Struct.new(:foo, :bar)
obj = Foo.new('FOO', 'BAR')
p ...

Array#[]=(range, val) (418.0)

Range オブジェクト range の範囲にある要素を配列 val の内容に置換します。 range の first が自身の末尾を越える時には配列の長さを自動的に拡張し、拡張した領域を nil で初期化します。

Range オブジェクト range の範囲にある要素を配列 val の内容に置換します。
range の first が自身の末尾を越える時には配列の長さを自動的に拡張し、拡張した領域を nil で初期化します。

//emlist[例][ruby]{
ary = [0, 1, 2, 3, 4, 5]
ary[0..2] = ["a", "b"]
p ary # => ["a", "b", 3, 4, 5]

ary = [0, 1, 2]
ary[5..6] = "x"
p ary # => [0, 1, 2, nil, nil, "x"]

ary = [0, 1, 2, 3, 4...

絞り込み条件を変える

Array#[]=(start, length, val) (418.0)

インデックス start から length 個の要素を配列 val の内容で置き換えます。 start が自身の末尾を越える時には配列の長さを自動的に拡張し、拡張した領域を nil で初期化します。

インデックス start から length 個の要素を配列 val の内容で置き換えます。
start が自身の末尾を越える時には配列の長さを自動的に拡張し、拡張した領域を nil で初期化します。

//emlist[例][ruby]{
ary = [0, 1, 2, 3]
ary[1, 2] = ["a", "b", "c", "d"]
p ary #=> [0, "a", "b", "c", "d", 3]

ary = [0, 1, 2]
ary[5, 1] = "Z"
p ary #=> ...

Hash.[](*key_and_value) -> Hash (418.0)

新しいハッシュを生成します。 引数は必ず偶数個指定しなければなりません。奇数番目がキー、偶数番目が値になります。

新しいハッシュを生成します。
引数は必ず偶数個指定しなければなりません。奇数番目がキー、偶数番目が値になります。

このメソッドでは生成するハッシュにデフォルト値を指定することはできません。
Hash.newを使うか、Hash#default=で後から指定してください。

@param key_and_value 生成するハッシュのキーと値の組です。必ず偶数個(0を含む)指定しなければいけません。
@raise ArgumentError 奇数個の引数を与えたときに発生します。

以下は配列からハッシュを生成する方法の例です。

(1) [キー, 値, ...] の配列からハッシュへ

//...

Array#sort! -> self (415.0)

配列の内容をソートします。要素同士の比較は <=> 演算子を使って行います。sort はソートされた配列を生成して返します。 sort! は self を破壊的にソートし、self を返します。

配列の内容をソートします。要素同士の比較は <=> 演算子を使って行います。sort はソートされた配列を生成して返します。
sort! は self を破壊的にソートし、self を返します。

ブロックとともに呼び出された時には、要素同士の比較をブロックを用いて行います。
ブロックに2つの要素を引数として与えて評価し、その結果で比較します。
ブロックは <=> 演算子と同様に整数を返すことが期待されています。つまり、
ブロックは第1引数が大きいなら正の整数、両者が等しいなら0、そして第1引数の方が小さいなら
負の整数を返さなければいけません。両者を比較できない時は nil を返します。
...

Array#sort! {|a, b| ... } -> self (415.0)

配列の内容をソートします。要素同士の比較は <=> 演算子を使って行います。sort はソートされた配列を生成して返します。 sort! は self を破壊的にソートし、self を返します。

配列の内容をソートします。要素同士の比較は <=> 演算子を使って行います。sort はソートされた配列を生成して返します。
sort! は self を破壊的にソートし、self を返します。

ブロックとともに呼び出された時には、要素同士の比較をブロックを用いて行います。
ブロックに2つの要素を引数として与えて評価し、その結果で比較します。
ブロックは <=> 演算子と同様に整数を返すことが期待されています。つまり、
ブロックは第1引数が大きいなら正の整数、両者が等しいなら0、そして第1引数の方が小さいなら
負の整数を返さなければいけません。両者を比較できない時は nil を返します。
...

String#<=>(other) -> -1 | 0 | 1 | nil (415.0)

self と other を ASCII コード順で比較して、 self が大きい時には 1、等しい時には 0、小さい時には -1 を返します。 このメソッドは Comparable モジュールのメソッドを実装するために使われます。

self と other を ASCII コード順で比較して、
self が大きい時には 1、等しい時には 0、小さい時には -1 を返します。
このメソッドは Comparable モジュールのメソッドを実装するために使われます。

other が文字列でない場合、
other.to_str と other.<=> が定義されていれば
0 - (other <=> self) の結果を返します。
そうでなければ nil を返します。

@param other 文字列
@return 比較結果の整数か nil

//emlist[例][ruby]{
p "aaa" <...

絞り込み条件を変える

Array#fill(range) {|index| ... } -> self (406.0)

配列の指定された範囲すべてに val をセットします。

配列の指定された範囲すべてに val をセットします。

範囲の始点が自身の末尾を越える時には配列の長さを自動的に拡張し、拡張した領域を nil で初期化します。
範囲の終点が自身の末尾を越える時は長さを自動的に拡張し、拡張した部分を val で初期化します。
このメソッドが val のコピーでなく val 自身をセットすることに注意してください。
//emlist[例][ruby]{
a = [0, 1, 2]
a.fill("x", 5..10)
p a #=> [0, 1, 2, nil, nil, "x", "x", "x", "x", "x", "x"]
//}

val の代わり...

Array#fill(start, length = nil) {|index| ... } -> self (406.0)

配列の指定された範囲すべてに val をセットします。

配列の指定された範囲すべてに val をセットします。

範囲の始点が自身の末尾を越える時には配列の長さを自動的に拡張し、拡張した領域を nil で初期化します。
範囲の終点が自身の末尾を越える時は長さを自動的に拡張し、拡張した部分を val で初期化します。
このメソッドが val のコピーでなく val 自身をセットすることに注意してください。
//emlist[例][ruby]{
a = [0, 1, 2]
a.fill("x", 5..10)
p a #=> [0, 1, 2, nil, nil, "x", "x", "x", "x", "x", "x"]
//}

val の代わり...

Array#fill(val, range) -> self (406.0)

配列の指定された範囲すべてに val をセットします。

配列の指定された範囲すべてに val をセットします。

範囲の始点が自身の末尾を越える時には配列の長さを自動的に拡張し、拡張した領域を nil で初期化します。
範囲の終点が自身の末尾を越える時は長さを自動的に拡張し、拡張した部分を val で初期化します。
このメソッドが val のコピーでなく val 自身をセットすることに注意してください。
//emlist[例][ruby]{
a = [0, 1, 2]
a.fill("x", 5..10)
p a #=> [0, 1, 2, nil, nil, "x", "x", "x", "x", "x", "x"]
//}

val の代わり...

Array#fill(val, start, length = nil) -> self (406.0)

配列の指定された範囲すべてに val をセットします。

配列の指定された範囲すべてに val をセットします。

範囲の始点が自身の末尾を越える時には配列の長さを自動的に拡張し、拡張した領域を nil で初期化します。
範囲の終点が自身の末尾を越える時は長さを自動的に拡張し、拡張した部分を val で初期化します。
このメソッドが val のコピーでなく val 自身をセットすることに注意してください。
//emlist[例][ruby]{
a = [0, 1, 2]
a.fill("x", 5..10)
p a #=> [0, 1, 2, nil, nil, "x", "x", "x", "x", "x", "x"]
//}

val の代わり...

Array#uniq {|item| ... } -> Array (397.0)

uniq は配列から重複した要素を取り除いた新しい配列を返します。 uniq! は削除を破壊的に行い、削除が行われた場合は self を、 そうでなければnil を返します。

uniq は配列から重複した要素を取り除いた新しい配列を返します。
uniq! は削除を破壊的に行い、削除が行われた場合は self を、
そうでなければnil を返します。

取り除かれた要素の部分は前に詰められます。
要素の重複判定は、Object#eql? により行われます。

//emlist[例][ruby]{
p [1, 1, 1].uniq # => [1]
p [1, 4, 1].uniq # => [1, 4]
p [1, 3, 2, 2, 3].uniq # => [1, 3, 2]
//}

ブロックが与えられた場合、ブロックが返した...

絞り込み条件を変える

Array#uniq! -> self | nil (397.0)

uniq は配列から重複した要素を取り除いた新しい配列を返します。 uniq! は削除を破壊的に行い、削除が行われた場合は self を、 そうでなければnil を返します。

uniq は配列から重複した要素を取り除いた新しい配列を返します。
uniq! は削除を破壊的に行い、削除が行われた場合は self を、
そうでなければnil を返します。

取り除かれた要素の部分は前に詰められます。
要素の重複判定は、Object#eql? により行われます。

//emlist[例][ruby]{
p [1, 1, 1].uniq # => [1]
p [1, 4, 1].uniq # => [1, 4]
p [1, 3, 2, 2, 3].uniq # => [1, 3, 2]
//}

ブロックが与えられた場合、ブロックが返した...

Array#uniq! {|item| ... } -> self | nil (397.0)

uniq は配列から重複した要素を取り除いた新しい配列を返します。 uniq! は削除を破壊的に行い、削除が行われた場合は self を、 そうでなければnil を返します。

uniq は配列から重複した要素を取り除いた新しい配列を返します。
uniq! は削除を破壊的に行い、削除が行われた場合は self を、
そうでなければnil を返します。

取り除かれた要素の部分は前に詰められます。
要素の重複判定は、Object#eql? により行われます。

//emlist[例][ruby]{
p [1, 1, 1].uniq # => [1]
p [1, 4, 1].uniq # => [1, 4]
p [1, 3, 2, 2, 3].uniq # => [1, 3, 2]
//}

ブロックが与えられた場合、ブロックが返した...

Hash#to_h -> self | Hash (397.0)

self を返します。Hash クラスのサブクラスから呼び出した場合は self を Hash オブジェクトに変換します。

self を返します。Hash クラスのサブクラスから呼び出した場合は
self を Hash オブジェクトに変換します。

//emlist[例][ruby]{
hash = {}
p hash.to_h # => {}
p hash.to_h == hash # => true

class MyHash < Hash;end
my_hash = MyHash.new
p my_hash.to_h # => {}
p my_hash.class # => MyHash
p my_hash.to_h.class # => Hash
//}

Array#shift -> object | nil (379.0)

配列の先頭の要素を取り除いてそれを返します。 引数を指定した場合はその個数だけ取り除き、それを配列で返します。

配列の先頭の要素を取り除いてそれを返します。
引数を指定した場合はその個数だけ取り除き、それを配列で返します。

空配列の場合、n が指定されていない場合は nil を、
指定されている場合は空配列を返します。
また、n が自身の要素数より少ない場合はその要素数の配列を
返します。どちらの場合も自身は空配列となります。

返す値と副作用の両方を利用して、個数を指定して配列を 2 分する簡単な方法として使えます。

@param n 自身から取り除きたい要素の個数を非負整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
...

Hash#[](key) -> object | nil (379.0)

key に関連づけられた値を返します。

key に関連づけられた値を返します。

該当するキーが登録されていない時には、デフォルト値を返します。

デフォルト値と値としての nil を区別する必要が
ある場合は Hash#fetch または Hash#key? を使ってください。

@param key 探索するキーを指定します。

//emlist[例][ruby]{
h = {:ab => "some" , :cd => "all"}
p h[:ab] #=> "some"
p h[:ef] #=> nil

h1 = Hash.new("default value")
p h1[...

絞り込み条件を変える

String#*(times) -> String (379.0)

文字列の内容を times 回だけ繰り返した新しい文字列を作成して返します。

文字列の内容を times 回だけ繰り返した新しい文字列を作成して返します。

@param times 整数
@return self を times 回繰り返した新しい文字列

@raise ArgumentError 引数に負数を指定したときに発生します。

//emlist[例][ruby]{
p "str" * 3 # => "strstrstr"

str = "abc"
p str * 4 # => "abcabcabcabc"
p str * 0 # => ""
p str # => "abc" (変化なし)
//}

String#+(other) -> String (379.0)

文字列と other を連結した新しい文字列を返します。

文字列と other を連結した新しい文字列を返します。

@param other 文字列
@return self と other を連結した文字列

//emlist[例][ruby]{
p "str" + "ing" # => "string"

a = "abc"
b = "def"
p a + b # => "abcdef"
p a # => "abc" (変化なし)
p b # => "def"
//}

String#==(other) -> bool (379.0)

other が文字列の場合、String#eql? と同様に文字列の内容を比較します。

other が文字列の場合、String#eql? と同様に文字列の内容を比較します。

other が文字列でない場合、
other.to_str が定義されていれば
other == self の結果を返します。(ただし、 other.to_str は実行されません。)
そうでなければ false を返します。

@param other 任意のオブジェクト
@return true か false

//emlist[例][ruby]{
stringlike = Object.new

def stringlike.==(other)
"string" == ...

String#===(other) -> bool (379.0)

other が文字列の場合、String#eql? と同様に文字列の内容を比較します。

other が文字列の場合、String#eql? と同様に文字列の内容を比較します。

other が文字列でない場合、
other.to_str が定義されていれば
other == self の結果を返します。(ただし、 other.to_str は実行されません。)
そうでなければ false を返します。

@param other 任意のオブジェクト
@return true か false

//emlist[例][ruby]{
stringlike = Object.new

def stringlike.==(other)
"string" == ...

Symbol#<=>(other) -> -1 | 0 | 1 | nil (379.0)

self と other のシンボルに対応する文字列を ASCII コード順で比較して、 self が小さい時には -1、等しい時には 0、大きい時には 1 を返します。

self と other のシンボルに対応する文字列を ASCII コード順で比較して、
self が小さい時には -1、等しい時には 0、大きい時には 1 を返します。

other がシンボルではなく比較できない時には nil を返します。

@param other 比較対象のシンボルを指定します。

//emlist[][ruby]{
p :aaa <=> :xxx # => -1
p :aaa <=> :aaa # => 0
p :xxx <=> :aaa # => 1
p :foo <=> "foo" # => nil
//}

@see String#<=>, Symbo...

絞り込み条件を変える

Array#fill {|index| ... } -> self (376.0)

すべての要素に val をセットします。

すべての要素に val をセットします。

このメソッドが val のコピーでなく val 自身をセットする
ことに注意してください。
val の代わりにブロックを指定するとブロックの評価結果を値とします。

@param val 自身にセットしたいオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
a = [0, 1, 2, 3, 4]
a.fill(10)
p a #=> [10, 10, 10, 10, 10]

a = [0, 1, 2, 3, 4]
a.fill("a")
p a #=> ["a", "a", "a", "a", "a"]
a[0].capitali...

Array#fill(val) -> self (376.0)

すべての要素に val をセットします。

すべての要素に val をセットします。

このメソッドが val のコピーでなく val 自身をセットする
ことに注意してください。
val の代わりにブロックを指定するとブロックの評価結果を値とします。

@param val 自身にセットしたいオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
a = [0, 1, 2, 3, 4]
a.fill(10)
p a #=> [10, 10, 10, 10, 10]

a = [0, 1, 2, 3, 4]
a.fill("a")
p a #=> ["a", "a", "a", "a", "a"]
a[0].capitali...

String#[](range) -> String (373.0)

rangeで指定したインデックスの範囲に含まれる部分文字列を返します。

rangeで指定したインデックスの範囲に含まれる部分文字列を返します。

@param range 取得したい文字列の範囲を示す Range オブジェクト

=== rangeオブジェクトが終端を含む場合

インデックスと文字列の対応については以下の対照図も参照してください。

0 1 2 3 4 5 (インデックス)
-6 -5 -4 -3 -2 -1 (負のインデックス)
| a | b | c | d | e | f |
|<--------->| 'abcdef'[0..2] # => '...

Array#+(other) -> Array (361.0)

自身と other の内容を繋げた配列を生成して返します。

自身と other の内容を繋げた配列を生成して返します。

@param other 自身と繋げたい配列を指定します。
配列以外のオブジェクトを指定した場合は to_ary メソッドによ
る暗黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に配列以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
a = [1, 2]
b = [8, 9]
p a + b #=> [1, 2, 8, 9]
p a #=>...

Array#any? {|item| ... } -> bool (361.0)

すべての要素が偽である場合に false を返します。 真である要素があれば、ただちに true を返します。

すべての要素が偽である場合に false を返します。
真である要素があれば、ただちに true を返します。

ブロックを伴う場合は、各要素に対してブロックを評価し、すべての結果
が偽である場合に false を返します。ブロックが真を返した時点
で、ただちに true を返します。

要素の数が 0 である配列に対しては false を返します。


//emlist[例][ruby]{
p [1, 2, 3].any? {|v| v > 3 } # => false
p [1, 2, 3].any? {|v| v > 1 } # => true
p [].any? {|v| v...

絞り込み条件を変える

Array#assoc(key) -> Array | nil (361.0)

配列の配列を検索して、その 0 番目の要素が key に == で等しい 最初の要素を返します。該当する要素がなければ nil を返します。

配列の配列を検索して、その 0 番目の要素が key に == で等しい
最初の要素を返します。該当する要素がなければ nil を返します。

@param key 検索するオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
ary = [[1,15], [2,25], [3,35]]
p ary.assoc(2) # => [2, 25]
p ary.assoc(100) # => nil
p ary.assoc(15) # => nil
//}

@see Array#rassoc

Array#unshift(*obj) -> self (361.0)

指定された obj を引数の最後から順番に配列の先頭に挿入します。 引数を指定しなければ何もしません。

指定された obj を引数の最後から順番に配列の先頭に挿入します。
引数を指定しなければ何もしません。

@param obj 自身に追加したいオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
arr = [1,2,3]
arr.unshift 0
p arr #=> [0, 1, 2, 3]
arr.unshift [0]
p arr #=> [[0], 0, 1, 2, 3]
arr.unshift 1, 2
p arr #=> [1, 2, [0], 0, 1, 2, 3]
//}

@see A...

Random#==(other) -> bool (361.0)

乱数生成器が等しい状態であるならばtrue を返します。

乱数生成器が等しい状態であるならばtrue を返します。

@param other 比較対象の乱数生成器


//emlist[例][ruby]{
r1 = Random.new(1)
r2 = Random.new(1)

p r1 == r2 # => true
r2.rand
p r1 == r2 # => false
r1.rand
p r1 == r2 # => true
//}

String#<<(other) -> self (361.0)

self に文字列 other を破壊的に連結します。 other が 整数である場合は other.chr(self.encoding) 相当の文字を末尾に追加します。

self に文字列 other を破壊的に連結します。
other が 整数である場合は other.chr(self.encoding) 相当の文字を末尾に追加します。

self を返します。

@param other 文字列もしくは 0 以上の整数

//emlist[例][ruby]{
str = "string"
str.concat "XXX"
p str # => "stringXXX"

str << "YYY"
p str # => "stringXXXYYY"

str << 65 # 文字AのASCIIコード
p str # => "stri...

String#concat(other) -> self (361.0)

self に文字列 other を破壊的に連結します。 other が 整数である場合は other.chr(self.encoding) 相当の文字を末尾に追加します。

self に文字列 other を破壊的に連結します。
other が 整数である場合は other.chr(self.encoding) 相当の文字を末尾に追加します。

self を返します。

@param other 文字列もしくは 0 以上の整数

//emlist[例][ruby]{
str = "string"
str.concat "XXX"
p str # => "stringXXX"

str << "YYY"
p str # => "stringXXXYYY"

str << 65 # 文字AのASCIIコード
p str # => "stri...

絞り込み条件を変える

String#count(*chars) -> Integer (361.0)

chars で指定された文字が文字列 self にいくつあるか数えます。

chars で指定された文字が文字列 self にいくつあるか数えます。

検索する文字を示す引数 chars の形式は tr(1) と同じです。
つまり、「"a-c"」は文字 a から c を意味し、
「"^0-9"」のように文字列の先頭が「^」の場合は
指定文字以外を意味します。

文字「-」は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
同様に、「^」も文字列の先頭にあるときだけ否定の効果を発揮します。
また、「-」「^」「\」は
バックスラッシュ (「\」) によりエスケープできます。

引数を複数指定した場合は、
すべての引数にマッチした文字だけを数えます。

@para...

Struct#==(other) -> bool (361.0)

self と other のクラスが同じであり、各メンバが == メソッドで比較して等しい場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

self と other のクラスが同じであり、各メンバが == メソッドで比較して等しい場合に
true を返します。そうでない場合に false を返します。

@param other self と比較したいオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
Dog = Struct.new(:name, :age)
dog1 = Dog.new("fred", 5)
dog2 = Dog.new("fred", 5)

p dog1 == dog2 #=> true
p dog1.eql?(dog2) #=> tr...

Array#first -> object | nil (358.0)

配列の先頭の要素を返します。要素がなければ nil を返します。

配列の先頭の要素を返します。要素がなければ nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
p [0, 1, 2].first #=> 0
p [].first #=> nil
//}

@see Array#last

Array#last -> object | nil (358.0)

配列の末尾の要素を返します。配列が空のときは nil を返します。

配列の末尾の要素を返します。配列が空のときは nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
p [0, 1, 2].last #=> 2
p [].last #=> nil
//}

@see Array#first

String#[]=(nth, len, val) (358.0)

nth 番目の文字から len 文字の部分文字列を文字列 val で置き換えます。

nth 番目の文字から len 文字の部分文字列を文字列 val で置き換えます。

len が0 の場合は、単にnthの位置から文字列の追加が行われます。
nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。

@param nth 置き換えたい部分文字列の開始インデックス
@param len 置き換えたい部分文字列の長さ
@param val 指定範囲の部分文字列と置き換える文字列

@return val を返します。

//emlist[例][ruby]{
buf = "string"
buf[1, 4] = "!!"
p buf # => "s!!g"

buf ...

絞り込み条件を変える

MatchData#[](range) -> [String] (349.0)

Range オブジェクト range の範囲にある要素からなる部分配列を返します。

Range オブジェクト range の範囲にある要素からなる部分配列を返します。

@param range start..end 範囲式。

//emlist[例][ruby]{
/(foo)(bar)/ =~ "foobarbaz"
p $~[0..2] # => ["foobar", "foo", "bar"]
//}

MatchData#[](start, length) -> [String] (349.0)

start 番目から length 個の要素を含む部分配列を返します。

start 番目から length 個の要素を含む部分配列を返します。

//emlist[例][ruby]{
/(foo)(bar)/ =~ "foobarbaz"
p $~[0, 3] # => ["foobar", "foo", "bar"]
//}

@see Array#[]

String (349.0)

文字列のクラスです。 ヌル文字を含む任意のバイト列を扱うことができます。 文字列の長さにはメモリ容量以外の制限はありません。

文字列のクラスです。
ヌル文字を含む任意のバイト列を扱うことができます。
文字列の長さにはメモリ容量以外の制限はありません。

文字列は通常、文字列リテラルを使って生成します。
以下に文字列リテラルの例をいくつか示します。

//emlist[文字列リテラルの例][ruby]{
'str\\ing' # シングルクオート文字列 (エスケープシーケンスがほぼ無効)
"string\n" # ダブルクオート文字列 (エスケープシーケンスがすべて有効)
%q(str\\ing) # 「%q」文字列 (エスケープシーケンスがほぼ無効、デリミタが変えられる)
%Q(string\n) # 「%Q...

Array#<<(obj) -> self (343.0)

指定された obj を自身の末尾に破壊的に追加します。

指定された obj を自身の末尾に破壊的に追加します。

//emlist[例][ruby]{
ary = [1]
ary << 2
p ary # [1, 2]
//}

またこのメソッドは self を返すので、以下のように連続して
書くことができます。

//emlist[例][ruby]{
ary = [1]
ary << 2 << 3 << 4
p ary #=> [1, 2, 3, 4]
//}

@param obj 自身に加えたいオブジェクトを指定します。Array#push と違って引数は一つしか指定できません。

@see Array#push

Array#concat(other) -> self (343.0)

配列 other を自身の末尾に破壊的に連結します。

配列 other を自身の末尾に破壊的に連結します。

@param other 自身と連結したい配列を指定します。

//emlist[例][ruby]{
array = [1, 2]
a = [3, 4]
array.concat a
p array # => [1, 2, 3, 4]
p a # => [3, 4] # こちらは変わらない
//}

絞り込み条件を変える

Hash#hash -> Integer (343.0)

自身が保持するキーと値のハッシュ値を元にして算出した整数を返します。 自身が保持するキーや値が変化すればこのメソッドが返す値も変化します。

自身が保持するキーと値のハッシュ値を元にして算出した整数を返します。
自身が保持するキーや値が変化すればこのメソッドが返す値も変化します。

//emlist[例][ruby]{
a = {}
p a.hash #=> 0
a[1] = :x
p a.hash #=> 329543
//}

Hash#to_hash -> self (343.0)

self を返します。

self を返します。

//emlist[例][ruby]{
hash = {}
p hash.to_hash # => {}
p hash.to_hash == hash # => true
//}

@see Object#to_hash, Hash#to_h

String#[](nth, len) -> String | nil (343.0)

nth 文字目から長さ len 文字の部分文字列を新しく作って返します。 nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。

nth 文字目から長さ len 文字の部分文字列を新しく作って返します。
nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。

@param nth 取得したい文字列の開始インデックスを整数で指定します。
@param len 取得したい文字列の長さを正の整数で指定します。

@return nth が範囲外を指す場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
str0 = "bar"
str0[2, 1] #=> "r"
str0[2, 0] #=> ""
str0[2, 100] #=> "r" (右側を超えても...

Struct#hash -> Integer (343.0)

self が保持するメンバのハッシュ値を元にして算出した整数を返します。 self が保持するメンバの値が変化すればこのメソッドが返す値も変化します。

self が保持するメンバのハッシュ値を元にして算出した整数を返します。
self が保持するメンバの値が変化すればこのメソッドが返す値も変化します。

//emlist[例][ruby]{
Dog = Struct.new(:name, :age)
dog = Dog.new("fred", 5)
p dog.hash #=> 7917421
dog.name = "john"
p dog.hash #=> -38913223
//}

[注意] 本メソッドの記述は Struct の下位クラスのインスタンスに対して...

MatchData#[](name) -> String | nil (334.0)

name という名前付きグループにマッチした文字列を返します。

name という名前付きグループにマッチした文字列を返します。

@param name 名前(シンボルか文字列)
@raise IndexError 指定した名前が正規表現内に含まれていない場合に発生します

//emlist[例][ruby]{
/\$(?<dollars>\d+)\.(?<cents>\d+)/.match("$3.67")[:cents] # => "67"
/(?<alpha>[a-zA-Z]+)|(?<num>\d+)/.match("aZq")[:num] # => nil
//}

絞り込み条件を変える

Array#*(times) -> Array (328.0)

配列の内容を times 回 繰り返した新しい配列を作成して返します。 値はコピーされないことに注意してください。

配列の内容を times 回 繰り返した新しい配列を作成して返します。
値はコピーされないことに注意してください。

@param times 繰り返したい回数を整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによ
る暗黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

@raise ArgumentError 引数に負の数を指定した場合に発生します。

//emlist[例][...

String#[]=(range, val) (328.0)

rangeで指定したインデックスの範囲に含まれる部分文字列を文字列 val で置き換えます。

rangeで指定したインデックスの範囲に含まれる部分文字列を文字列 val で置き換えます。

@param range 置き換えたい範囲を示す Range オブジェクト

@return val を返します。

Array.[](*item) -> Array (325.0)

引数 item を要素として持つ配列を生成して返します。

引数 item を要素として持つ配列を生成して返します。

Array のサブクラスを作成したしたときに、そのサブクラスのインスタンスを作成
しやすくするために用意されている。

@param item 配列の要素を指定します。

//emlist[例][ruby]{
Array[1, 2, 3] #=> [1, 2, 3]

class SubArray < Array
# ...
end
p SubArray[1, 2, 3] # => [1, 2, 3]
//}

Hash#[]=(key, value) (325.0)

key に対して value を関連づけます。value を返し ます。

key に対して value を関連づけます。value を返し
ます。

@param key キーを指定します。
@param value 値を指定します。


//emlist[例][ruby]{
h = {}

h[:key] = "value"
p h #=>{:key => "value"}
//}

@see Hash#[]

String#ord -> Integer (325.0)

文字列の最初の文字の文字コードを整数で返します。

文字列の最初の文字の文字コードを整数で返します。

self が空文字列のときは例外を発生します。

@return 文字コードを表す整数
@raise ArgumentError self の長さが 0 のとき発生

//emlist[例][ruby]{
p "a".ord # => 97
//}

@see Integer#chr, String#chr

絞り込み条件を変える

String#to_f -> Float (259.0)

文字列を 10 進数表現と解釈して、浮動小数点数 Float に変換します。

文字列を 10 進数表現と解釈して、浮動小数点数 Float に変換します。

浮動小数点数とみなせなくなるところまでを変換対象とします。
途中に変換できないような文字列がある場合、それより先の文字列は無視されます。

//emlist[][ruby]{
p "-10".to_f # => -10.0
p "10e2".to_f # => 1000.0
p "1e-2".to_f # => 0.01
p ".1".to_f # => 0.1

p "1_0_0".to_f # => 100.0 # 数値リテラルと同じように区切りに _ を使える
p " \n10".to_f ...

Math.#gamma(x) -> Float (169.0)

x のガンマ関数の値を返します。

x のガンマ関数の値を返します。

@param x 実数

@raise TypeError xに数値以外を指定した場合に発生します。

@raise Math::DomainError x に負の整数、もしくは -∞ を渡した場合に発生します。

@raise RangeError xに実数以外の数値を指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
def fact(n) (1..n).inject(1) {|r,i| r*i } end
1.upto(26) {|i| p [i, Math.gamma(i), fact(i-1)] }
# => [1, 1.0, 1...

IO (133.0)

基本的な入出力機能のためのクラスです。

基本的な入出力機能のためのクラスです。


File::Constants は、File から IO へ移動しました。

===[a:m17n] 多言語化と IO のエンコーディング

IO オブジェクトはエンコーディングを持ちます。
エンコーディングの影響を受けるメソッドと受けないメソッドがあります。

影響を受けるメソッドでは、IO のエンコーディングに従い読み込まれた文字列のエンコーディングが決定されます。
また IO のエンコーディングを適切に設定することにより、読み込み時・書き込み時に文字列のエンコーディングを
変換させることもできます。

==== エンコーディングの影響を受けるメ...

String#[](nth) -> String | nil (118.0)

nth 番目の文字を返します。 nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。 つまり、 self.size + nth 番目の文字を返します。

nth 番目の文字を返します。
nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。
つまり、 self.size + nth 番目の文字を返します。

nth が範囲外を指す場合は nil を返します。

@param nth 文字の位置を表す整数
@return 指定した位置の文字を表す String オブジェクト

//emlist[例][ruby]{
p 'bar'[2] # => "r"
p 'bar'[2] == ?r # => true
p 'bar'[-1] # => "r"
p 'bar'[3] # => nil
p 'bar'[-4] ...

Array#sort -> Array (115.0)

配列の内容をソートします。要素同士の比較は <=> 演算子を使って行います。sort はソートされた配列を生成して返します。 sort! は self を破壊的にソートし、self を返します。

配列の内容をソートします。要素同士の比較は <=> 演算子を使って行います。sort はソートされた配列を生成して返します。
sort! は self を破壊的にソートし、self を返します。

ブロックとともに呼び出された時には、要素同士の比較をブロックを用いて行います。
ブロックに2つの要素を引数として与えて評価し、その結果で比較します。
ブロックは <=> 演算子と同様に整数を返すことが期待されています。つまり、
ブロックは第1引数が大きいなら正の整数、両者が等しいなら0、そして第1引数の方が小さいなら
負の整数を返さなければいけません。両者を比較できない時は nil を返します。
...

絞り込み条件を変える

Array#sort {|a, b| ... } -> Array (115.0)

配列の内容をソートします。要素同士の比較は <=> 演算子を使って行います。sort はソートされた配列を生成して返します。 sort! は self を破壊的にソートし、self を返します。

配列の内容をソートします。要素同士の比較は <=> 演算子を使って行います。sort はソートされた配列を生成して返します。
sort! は self を破壊的にソートし、self を返します。

ブロックとともに呼び出された時には、要素同士の比較をブロックを用いて行います。
ブロックに2つの要素を引数として与えて評価し、その結果で比較します。
ブロックは <=> 演算子と同様に整数を返すことが期待されています。つまり、
ブロックは第1引数が大きいなら正の整数、両者が等しいなら0、そして第1引数の方が小さいなら
負の整数を返さなければいけません。両者を比較できない時は nil を返します。
...

String#chr -> String (79.0)

self の最初の文字だけを含む文字列を返します。

self の最初の文字だけを含む文字列を返します。

//emlist[例][ruby]{
a = "abcde"
a.chr #=> "a"
//}

Ruby 1.9 で IO#getc の戻り値が Integer から String を返すように変更になりました。
Ruby 1.8 以前と1.9以降の互換性を保つために String#chr が存在します。

例:
# ruby 1.8 系では STDIN.getc が 116 を返すため Integer#chr が呼び出される
$ echo test | ruby -e "p STDIN.getc.chr" # => ...

String#[](substr) -> String | nil (73.0)

self が substr を含む場合、一致した文字列を新しく作って返します。 substr を含まなければ nil を返します。

self が substr を含む場合、一致した文字列を新しく作って返します。
substr を含まなければ nil を返します。

@param substr 取得したい文字列のパターン。文字列

//emlist[例][ruby]{
substr = "bar"
result = "foobar"[substr]
p result # => "bar"
p substr.equal?(result) # => false
//}
<< < ... 15 16 17 >>