るりまサーチ (Ruby 2.2.0)

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<< < ... 13 14 15 16 17 > >>

Thread.pass -> nil (4.0)

他のスレッドに実行権を譲ります。実行中のスレッドの状態を変えずに、 他の実行可能状態のスレッドに制御を移します。

他のスレッドに実行権を譲ります。実行中のスレッドの状態を変えずに、
他の実行可能状態のスレッドに制御を移します。

Thread.new do
(1..3).each{|i|
p i
Thread.pass
}
exit
end

loop do
Thread.pass
p :main
end

#=>
1
:main
2
:main
3
:main

Thread.pending_interrupt?(error = nil) -> bool (4.0)

非同期割り込みのキューが空かどうかを返します。

非同期割り込みのキューが空かどうかを返します。

Thread.handle_interrupt は非同期割り込みの発生を延期させるのに使
用しますが、本メソッドは任意の非同期割り込みが存在するかどうかを確認す
るのに使用します。

本メソッドが true を返した場合、Thread.handle_interrupt で例外の
発生を延期するブロックを終了すると延期させられていた例外を発生させるこ
とができます。

@param error 対象の例外クラスを指定します。省略した場合は全ての例外を対
象に確認を行います。

例: 延期させられていた例外をただちに発生...

Thread.start(*arg) {|*arg| ... } -> Thread (4.0)

スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。 生成したスレッドを返します。

スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。
生成したスレッドを返します。

基本的に Thread.new と同じですが、
new メソッドと違い initialize メソッドを呼びません。

@param arg 引数 arg はそのままブロックに渡されます。スレッドの開始と同時にその
スレッド固有のローカル変数に値を渡すために使用します。

@raise ThreadError 現在のスレッドが属する ThreadGroup が freeze されている場合に発生します。またブロックを与えられずに呼ばれた場合にも発生します。


注意:

例えば、以下のコー...

Thread.stop -> nil (4.0)

他のスレッドから Thread#run メソッドで再起動されるまで、カレ ントスレッドの実行を停止します。

他のスレッドから Thread#run メソッドで再起動されるまで、カレ
ントスレッドの実行を停止します。

//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new { print "a"; Thread.stop; print "c" }
sleep 0.1 while a.status!='sleep'
print "b"
a.run
a.join
# => "abc"
//}

@see Thread#run, Thread#wakeup

Thread::ConditionVariable.new -> Thread::ConditionVariable (4.0)

状態変数を生成して返します。

状態変数を生成して返します。

絞り込み条件を変える

Thread::Queue.new -> Thread::Queue (4.0)

新しいキューオブジェクトを生成します。

新しいキューオブジェクトを生成します。

Thread::SizedQueue.new(max) -> Thread::SizedQueue (4.0)

Thread::SizedQueue オブジェクトを生成します。

Thread::SizedQueue オブジェクトを生成します。

@param max キューのサイズの最大値です。

ThreadGroup.new -> ThreadGroup (4.0)

新たな ThreadGroup を生成して返します。

新たな ThreadGroup を生成して返します。

//emlist[例][ruby]{
thread_group = ThreadGroup.new
thread_group.add Thread.new { sleep 0.1; Thread.new { sleep 1 }; sleep 1 }
thread_group.add Thread.new { sleep 2 }
sleep 0.5
thread_group.list # => [#<Thread:0x007fc6f1842d70 sleep>, #<Thread:0x007fc6f1842c80 sleep>, #<Th...

ThreadsWait.all_waits(*threads) -> () (4.0)

指定されたスレッドすべてが終了するまで待ちます。 ブロックが与えられた場合、スレッド終了時にブロックを評価します。

指定されたスレッドすべてが終了するまで待ちます。
ブロックが与えられた場合、スレッド終了時にブロックを評価します。

@param threads 終了するまでまつスレッドを一つもしくは複数指定します。

require 'thwait'

threads = []
5.times {|i|
threads << Thread.new { sleep 1; p Thread.current }
}
ThreadsWait.all_waits(*threads) {|th| printf("end %s\n", th.inspect) }

# 出力例
#=...

ThreadsWait.all_waits(*threads) {|thread| ...} -> () (4.0)

指定されたスレッドすべてが終了するまで待ちます。 ブロックが与えられた場合、スレッド終了時にブロックを評価します。

指定されたスレッドすべてが終了するまで待ちます。
ブロックが与えられた場合、スレッド終了時にブロックを評価します。

@param threads 終了するまでまつスレッドを一つもしくは複数指定します。

require 'thwait'

threads = []
5.times {|i|
threads << Thread.new { sleep 1; p Thread.current }
}
ThreadsWait.all_waits(*threads) {|th| printf("end %s\n", th.inspect) }

# 出力例
#=...

絞り込み条件を変える

ThreadsWait.new(*threads) -> ThreadsWait (4.0)

指定されたスレッドの終了をまつための、スレッド同期オブジェクトをつくります。

指定されたスレッドの終了をまつための、スレッド同期オブジェクトをつくります。

@param threads 終了を待つスレッドを一つもしくは複数指定します。

使用例
require 'thwait'

threads = []
5.times {|i|
threads << Thread.new { sleep 1; p Thread.current }
}

thall = ThreadsWait.new(*threads)
thall.all_waits{|th|
printf("end %s\n", th.inspect)
}

...

Time.at(time) -> Time (4.0)

time で指定した時刻の Time オブジェクトを返します。

time で指定した時刻の Time オブジェクトを返します。

引数が数値の場合、生成された Time オブジェクトのタイムゾーンは地方時となります。

@param time Time オブジェクト、もしくは起算時からの経過秒数を表わす数値で指定します。

//emlist[][ruby]{
Time.at(0) # => 1970-01-01 09:00:00 +0900
Time.at(Time.at(0)) # => 1970-01-01 09:00:00 +0900
Time...

Time.at(time, usec) -> Time (4.0)

time + (usec/1000000) の時刻を表す Time オブジェクトを返します。 浮動小数点の精度では不十分な場合に使用します。

time + (usec/1000000) の時刻を表す Time オブジェクトを返します。
浮動小数点の精度では不十分な場合に使用します。

生成された Time オブジェクトのタイムゾーンは地方時となります。

@param time 起算時からの経過秒数を表わす値をInteger、 Float、 Rational、または他のNumericで指定します。

@param usec マイクロ秒をInteger、 Float、 Rational、または他のNumericで指定します。


//emlist[][ruby]{
Time.at(946684800, 123456.789).nse...

Time.gm(sec, min, hour, mday, mon, year, wday, yday, isdst, zone) -> Time (4.0)

引数で指定した協定世界時の Time オブジェクトを返します。

引数で指定した協定世界時の Time オブジェクトを返します。

引数の順序は Time#to_a と全く同じです。
引数 wday, yday, zone に指定した値は無視されます。
引数に nil を指定した場合の値はその引数がとり得る最小の値です。

@param sec 秒を 0 から 60 までの整数か文字列で指定します。(60はうるう秒)

@param min 分を 0 から 59 までの整数か文字列で指定します。

@param hour 時を 0 から 23 までの整数か文字列で指定します。

@param mday 日を 1 から 31 までの整数か文字列で指定...

Time.gm(year, mon = 1, day = 1, hour = 0, min = 0, sec = 0, usec = 0) -> Time (4.0)

引数で指定した協定世界時の Time オブジェクトを返します。

引数で指定した協定世界時の Time オブジェクトを返します。

第2引数以降に nil を指定した場合の値はその引数がとり得る最小の値です。

@param year 年を整数か文字列で指定します。例えば 1998 年に対して 1998 を指定します。

@param mon 1(1月)から 12(12月)の範囲の整数または文字列で指定します。
英語の月名("Jan", "Feb", ... などの省略名。文字の大小は無視)も指定できます。

@param day 日を 1 から 31 までの整数か文字列で指定します。

@param hour 時を 0 から 2...

絞り込み条件を変える

Time.httpdate(date) -> Time (4.0)

2616で定義されているHTTP-dateとしてdateをパースして Timeオブジェクトに変換します。

2616で定義されているHTTP-dateとしてdateをパースして
Timeオブジェクトに変換します。

dateが2616に準拠していない、または
Timeクラスが指定された日時を表現できないときにArgumentErrorが
発生します。

@param date 2616で定義されているHTTP-dateとしてパースされる文字列を指定します。

@raise ArgumentError dateが2616に準拠していない、または Timeクラスが指定された日時を表現できないときに発生します。

require 'time'
rfc2616_time = 'Sun, 31 Au...

Time.iso8601(date) -> Time (4.0)

XML Schema で定義されている dateTime として date をパースして Time オブジェクトに変換します。

XML Schema で定義されている dateTime として
date をパースして Time オブジェクトに変換します。

date がISO 8601で定義されている形式に準拠していない、
または Time クラスが指定された日時を表現できないときに
ArgumentError が発生します。

Time オブジェクトを ISO8601 形式の文字列にフォーマットする
インスタンスメソッド Time#iso8601, Time#xmlschema もあります。

@param date XML Schema で定義されている dateTime として
パースさ...

Time.json_create(hash) -> Time (4.0)

JSON のオブジェクトから Ruby のオブジェクトを生成して返します。

JSON のオブジェクトから Ruby のオブジェクトを生成して返します。

@param hash 適切なキーを持つハッシュを指定します。

Time.local(sec, min, hour, mday, mon, year, wday, yday, isdst, zone) -> Time (4.0)

引数で指定した地方時の Time オブジェクトを返します。

引数で指定した地方時の Time オブジェクトを返します。

引数の順序は Time#to_a と全く同じです。
引数 wday, yday, zone に指定した値は無視されます。
引数に nil を指定した場合の値はその引数がとり得る最小の値です。

@param sec 秒を 0 から 60 までの整数か文字列で指定します。(60はうるう秒)

@param min 分を 0 から 59 までの整数か文字列で指定します。

@param hour 時を 0 から 23 までの整数か文字列で指定します。

@param mday 日を 1 から 31 までの整数か文字列で指定しま...

Time.local(year, mon = 1, day = 1, hour = 0, min = 0, sec = 0, usec = 0) -> Time (4.0)

引数で指定した地方時の Time オブジェクトを返します。

引数で指定した地方時の Time オブジェクトを返します。

第2引数以降に nil を指定した場合の値はその引数がとり得る最小の値です。

@param year 年を整数か文字列で指定します。例えば 1998 年に対して 1998 を指定します。

@param mon 1(1月)から 12(12月)の範囲の整数または文字列で指定します。
英語の月名("Jan", "Feb", ... などの省略名。文字の大小は無視)も指定できます。

@param day 日を 1 から 31 までの整数か文字列で指定します。

@param hour 時を 0 から 23 ...

絞り込み条件を変える

Time.mktime(sec, min, hour, mday, mon, year, wday, yday, isdst, zone) -> Time (4.0)

引数で指定した地方時の Time オブジェクトを返します。

引数で指定した地方時の Time オブジェクトを返します。

引数の順序は Time#to_a と全く同じです。
引数 wday, yday, zone に指定した値は無視されます。
引数に nil を指定した場合の値はその引数がとり得る最小の値です。

@param sec 秒を 0 から 60 までの整数か文字列で指定します。(60はうるう秒)

@param min 分を 0 から 59 までの整数か文字列で指定します。

@param hour 時を 0 から 23 までの整数か文字列で指定します。

@param mday 日を 1 から 31 までの整数か文字列で指定しま...

Time.mktime(year, mon = 1, day = 1, hour = 0, min = 0, sec = 0, usec = 0) -> Time (4.0)

引数で指定した地方時の Time オブジェクトを返します。

引数で指定した地方時の Time オブジェクトを返します。

第2引数以降に nil を指定した場合の値はその引数がとり得る最小の値です。

@param year 年を整数か文字列で指定します。例えば 1998 年に対して 1998 を指定します。

@param mon 1(1月)から 12(12月)の範囲の整数または文字列で指定します。
英語の月名("Jan", "Feb", ... などの省略名。文字の大小は無視)も指定できます。

@param day 日を 1 から 31 までの整数か文字列で指定します。

@param hour 時を 0 から 23 ...

Time.new -> Time (4.0)

現在時刻の Time オブジェクトを生成して返します。 タイムゾーンは地方時となります。

現在時刻の Time オブジェクトを生成して返します。
タイムゾーンは地方時となります。

//emlist[][ruby]{
p Time.now # => 2009-06-24 12:39:54 +0900
//}

Time.new(year, mon = nil, day = nil, hour = nil, min = nil, sec = nil, zone = nil) -> Time (4.0)

引数で指定した地方時の Time オブジェクトを返します。

引数で指定した地方時の Time オブジェクトを返します。

mon day hour min sec に nil を指定した場合の値は、その引数がとり得る最小の値です。
zone に nil を指定した場合の値は、現在のタイムゾーンに従います。

@param year 年を整数か文字列で指定します。例えば 1998 年に対して 1998 を指定します。

@param mon 1(1月)から 12(12月)の範囲の整数または文字列で指定します。
英語の月名("Jan", "Feb", ... などの省略名。大文字小文字の違いは無視します)も指定できます。

@par...

Time.now -> Time (4.0)

現在時刻の Time オブジェクトを生成して返します。 タイムゾーンは地方時となります。

現在時刻の Time オブジェクトを生成して返します。
タイムゾーンは地方時となります。

//emlist[][ruby]{
p Time.now # => 2009-06-24 12:39:54 +0900
//}

絞り込み条件を変える

Time.parse(date, now = Time.now) -> Time (4.0)

date を Date._parse によって
パースして Timeオブジェクトに変換します。

ブロック付きで呼ばれた場合、dateの年はブロックによって変換されます。

require 'time'
Time.parse(...) {|y| y < 100 ? (y >= 69 ? y + 1900 : y + 2000) : y}

与えられた時刻に上位の要素がなかったり壊れていた場合、nowの
該当要素が使われます。

require 'time'
time = Time.local(2019, 5, 1)
Time.parse("12:00", time) ...

Time.parse(date, now = Time.now) {|year| year } -> Time (4.0)

date を Date._parse によって
パースして Timeオブジェクトに変換します。

ブロック付きで呼ばれた場合、dateの年はブロックによって変換されます。

require 'time'
Time.parse(...) {|y| y < 100 ? (y >= 69 ? y + 1900 : y + 2000) : y}

与えられた時刻に上位の要素がなかったり壊れていた場合、nowの
該当要素が使われます。

require 'time'
time = Time.local(2019, 5, 1)
Time.parse("12:00", time) ...

Time.rfc2822(date) -> Time (4.0)

2822で定義されているdate-timeとしてdateをパースして Timeオブジェクトに変換します。 この形式は822で定義されて1123で更新された形式と 同じです。

2822で定義されているdate-timeとしてdateをパースして
Timeオブジェクトに変換します。
この形式は822で定義されて1123で更新された形式と
同じです。

dateが2822に準拠していない、または
Timeクラスが指定された日時を表現できないときにArgumentErrorが
発生します。

@param date 2822 で定義されるdate-time として文字列を指定します。

@raise ArgumentError dateが2822に準拠していない、または
Timeクラスが指定された日時を表現できないときに
...

Time.rfc822(date) -> Time (4.0)

2822で定義されているdate-timeとしてdateをパースして Timeオブジェクトに変換します。 この形式は822で定義されて1123で更新された形式と 同じです。

2822で定義されているdate-timeとしてdateをパースして
Timeオブジェクトに変換します。
この形式は822で定義されて1123で更新された形式と
同じです。

dateが2822に準拠していない、または
Timeクラスが指定された日時を表現できないときにArgumentErrorが
発生します。

@param date 2822 で定義されるdate-time として文字列を指定します。

@raise ArgumentError dateが2822に準拠していない、または
Timeクラスが指定された日時を表現できないときに
...

Time.strptime(date, format, now=self.now) -> Time (4.0)

文字列を Date._strptime を用いて Time オブジェクト に変換します。

文字列を Date._strptime を用いて Time オブジェクト
に変換します。

require 'time'
Time.strptime('2001-02-03T04:05:06+09:00', '%Y-%m-%dT%H:%M:%S%z')
#=> 2001-02-03 06:05:06 +0900

ブロックを渡すと年の部分をブロックによって変換できます。
require 'time'
Time.strptime('91/5/18 4:13:00', '%Y/%m/%d %T'){|y|
if y > 100 then y
elsif y >...

絞り込み条件を変える

Time.strptime(date, format, now=self.now) {|y| ... } -> Time (4.0)

文字列を Date._strptime を用いて Time オブジェクト に変換します。

文字列を Date._strptime を用いて Time オブジェクト
に変換します。

require 'time'
Time.strptime('2001-02-03T04:05:06+09:00', '%Y-%m-%dT%H:%M:%S%z')
#=> 2001-02-03 06:05:06 +0900

ブロックを渡すと年の部分をブロックによって変換できます。
require 'time'
Time.strptime('91/5/18 4:13:00', '%Y/%m/%d %T'){|y|
if y > 100 then y
elsif y >...

Time.utc(sec, min, hour, mday, mon, year, wday, yday, isdst, zone) -> Time (4.0)

引数で指定した協定世界時の Time オブジェクトを返します。

引数で指定した協定世界時の Time オブジェクトを返します。

引数の順序は Time#to_a と全く同じです。
引数 wday, yday, zone に指定した値は無視されます。
引数に nil を指定した場合の値はその引数がとり得る最小の値です。

@param sec 秒を 0 から 60 までの整数か文字列で指定します。(60はうるう秒)

@param min 分を 0 から 59 までの整数か文字列で指定します。

@param hour 時を 0 から 23 までの整数か文字列で指定します。

@param mday 日を 1 から 31 までの整数か文字列で指定...

Time.utc(year, mon = 1, day = 1, hour = 0, min = 0, sec = 0, usec = 0) -> Time (4.0)

引数で指定した協定世界時の Time オブジェクトを返します。

引数で指定した協定世界時の Time オブジェクトを返します。

第2引数以降に nil を指定した場合の値はその引数がとり得る最小の値です。

@param year 年を整数か文字列で指定します。例えば 1998 年に対して 1998 を指定します。

@param mon 1(1月)から 12(12月)の範囲の整数または文字列で指定します。
英語の月名("Jan", "Feb", ... などの省略名。文字の大小は無視)も指定できます。

@param day 日を 1 から 31 までの整数か文字列で指定します。

@param hour 時を 0 から 2...

Time.xmlschema(date) -> Time (4.0)

XML Schema で定義されている dateTime として date をパースして Time オブジェクトに変換します。

XML Schema で定義されている dateTime として
date をパースして Time オブジェクトに変換します。

date がISO 8601で定義されている形式に準拠していない、
または Time クラスが指定された日時を表現できないときに
ArgumentError が発生します。

Time オブジェクトを ISO8601 形式の文字列にフォーマットする
インスタンスメソッド Time#iso8601, Time#xmlschema もあります。

@param date XML Schema で定義されている dateTime として
パースさ...

TracePoint.new(*events) {|obj| ... } -> TracePoint (4.0)

新しい TracePoint オブジェクトを作成して返します。トレースを有効 にするには TracePoint#enable を実行してください。

新しい TracePoint オブジェクトを作成して返します。トレースを有効
にするには TracePoint#enable を実行してください。

//emlist[例:irb で実行した場合][ruby]{
trace = TracePoint.new(:call) do |tp|
p [tp.lineno, tp.defined_class, tp.method_id, tp.event]
end
# => #<TracePoint:0x007f17372cdb20>

trace.enable
# => false

puts "Hello, TracePoint!"
# ....

絞り込み条件を変える

TracePoint.stat -> object (4.0)

TracePoint の内部情報を返します。

TracePoint の内部情報を返します。

返り値の内容は実装依存です。
将来変更される可能性があります。

このメソッドは TracePoint 自身のデバッグ用です。

TracePoint.trace(*events) {|obj| ... } -> TracePoint (4.0)

新しい TracePoint オブジェクトを作成して自動的にトレースを開始し ます。TracePoint.new のコンビニエンスメソッドです。

新しい TracePoint オブジェクトを作成して自動的にトレースを開始し
ます。TracePoint.new のコンビニエンスメソッドです。

@param events トレースするイベントを String か Symbol で任
意の数指定します。指定できる値については
TracePoint.new を参照してください。

//emlist[例][ruby]{
trace = TracePoint.trace(:call) { |tp| [tp.lineno, tp.event] }
# => #<TracePoint:0x00...

Tracer.add_filter {|event, file, line, id, binding, klass| .... } (4.0)

トレース出力するかどうかを決定するフィルタを追加します。 何もフィルタを与えない場合はすべての行についてトレース情報が出力されます。 与えられた手続き(ブロックまたはProcオブジェクト)が真を返せば トレースは出力されます。

トレース出力するかどうかを決定するフィルタを追加します。
何もフィルタを与えない場合はすべての行についてトレース情報が出力されます。
与えられた手続き(ブロックまたはProcオブジェクト)が真を返せば
トレースは出力されます。



フィルタは複数追加でき、
そのうち一つでも偽を返すとトレースの出力は抑制されます。

@param proc トレース出力するかどうかを決定する手続きオブジェクトを指定します。
通常、true か falseを返す必要があります。

フィルタ手続きは引数として event, file, line, id, binding, klass の...

Tracer.add_filter(proc) (4.0)

トレース出力するかどうかを決定するフィルタを追加します。 何もフィルタを与えない場合はすべての行についてトレース情報が出力されます。 与えられた手続き(ブロックまたはProcオブジェクト)が真を返せば トレースは出力されます。

トレース出力するかどうかを決定するフィルタを追加します。
何もフィルタを与えない場合はすべての行についてトレース情報が出力されます。
与えられた手続き(ブロックまたはProcオブジェクト)が真を返せば
トレースは出力されます。



フィルタは複数追加でき、
そのうち一つでも偽を返すとトレースの出力は抑制されます。

@param proc トレース出力するかどうかを決定する手続きオブジェクトを指定します。
通常、true か falseを返す必要があります。

フィルタ手続きは引数として event, file, line, id, binding, klass の...

Tracer.display_c_call -> bool (4.0)

真ならば、ビルトインメソッドの呼び出しを表示します。 デフォルトは偽です。

真ならば、ビルトインメソッドの呼び出しを表示します。
デフォルトは偽です。

絞り込み条件を変える

Tracer.display_c_call=(flag) (4.0)

ビルトインメソッドの呼び出しを表示するかどうかを設定します。

ビルトインメソッドの呼び出しを表示するかどうかを設定します。

@param flag ビルトインメソッドの呼び出しを表示するならば、真を指定します。

Tracer.display_c_call? -> bool (4.0)

真ならば、ビルトインメソッドの呼び出しを表示します。 デフォルトは偽です。

真ならば、ビルトインメソッドの呼び出しを表示します。
デフォルトは偽です。

Tracer.display_process_id -> bool (4.0)

真ならば、プロセス ID を表示します。 デフォルトは、偽です。

真ならば、プロセス ID を表示します。
デフォルトは、偽です。

Tracer.display_process_id=(flag) (4.0)

プロセス ID を表示するかどうかを設定します。

プロセス ID を表示するかどうかを設定します。

@param flag プロセス ID を表示するならば、真を指定します。

Tracer.display_process_id? -> bool (4.0)

真ならば、プロセス ID を表示します。 デフォルトは、偽です。

真ならば、プロセス ID を表示します。
デフォルトは、偽です。

絞り込み条件を変える

Tracer.display_thread_id -> bool (4.0)

真ならば、スレッド ID を表示します。 デフォルトは、真です。

真ならば、スレッド ID を表示します。
デフォルトは、真です。

Tracer.display_thread_id=(flag) (4.0)

スレッド ID を表示するかどうかを設定します。

スレッド ID を表示するかどうかを設定します。

@param flag スレッド ID を表示するならば、真を指定します。

Tracer.display_thread_id? -> bool (4.0)

真ならば、スレッド ID を表示します。 デフォルトは、真です。

真ならば、スレッド ID を表示します。
デフォルトは、真です。

Tracer.new (4.0)

自身を初期化します。

自身を初期化します。

Tracer.off -> nil (4.0)

トレース出力を中断します。 トレース出力を開始するには、Tracer.onを使用します。

トレース出力を中断します。
トレース出力を開始するには、Tracer.onを使用します。

@see Tracer.on

絞り込み条件を変える

Tracer.on -> nil (4.0)

トレース出力を開始します。 ブロックを与えられた場合はそのブロック内のみトレース出力を行います。

トレース出力を開始します。
ブロックを与えられた場合はそのブロック内のみトレース出力を行います。

require 'tracer'

Tracer.on
class Test
def test
b = 2
end
end

t = Test.new
t.test

@see Tracer.off

Tracer.on {...} (4.0)

トレース出力を開始します。 ブロックを与えられた場合はそのブロック内のみトレース出力を行います。

トレース出力を開始します。
ブロックを与えられた場合はそのブロック内のみトレース出力を行います。

require 'tracer'

Tracer.on
class Test
def test
b = 2
end
end

t = Test.new
t.test

@see Tracer.off

Tracer.set_get_line_procs(filename) {|line| .... } (4.0)

あるファイルについて利用する、行番号からソースのその行の内容を返す 手続きを指定します。何も指定しなければデフォルトの動作が利用されます。 指定する手続きは行番号を唯一の引数として呼び出されます。

あるファイルについて利用する、行番号からソースのその行の内容を返す
手続きを指定します。何も指定しなければデフォルトの動作が利用されます。
指定する手続きは行番号を唯一の引数として呼び出されます。

@param filename ソースファイルの場所を文字列で指定します。
@param proc 通常、文字列を返す手続きオブジェクトを指定します。

# 例 dummy.rb の3行目から6 行目のトレース出力に !! をつける
require 'tracer'

Tracer.set_get_line_procs('./dummy.rb'){|line|
str = "...

Tracer.set_get_line_procs(filename, proc) (4.0)

あるファイルについて利用する、行番号からソースのその行の内容を返す 手続きを指定します。何も指定しなければデフォルトの動作が利用されます。 指定する手続きは行番号を唯一の引数として呼び出されます。

あるファイルについて利用する、行番号からソースのその行の内容を返す
手続きを指定します。何も指定しなければデフォルトの動作が利用されます。
指定する手続きは行番号を唯一の引数として呼び出されます。

@param filename ソースファイルの場所を文字列で指定します。
@param proc 通常、文字列を返す手続きオブジェクトを指定します。

# 例 dummy.rb の3行目から6 行目のトレース出力に !! をつける
require 'tracer'

Tracer.set_get_line_procs('./dummy.rb'){|line|
str = "...

Tracer.stdout -> object (4.0)

トレース出力先を参照します。

トレース出力先を参照します。

絞り込み条件を変える

Tracer.stdout=(fp) (4.0)

トレース出力先を変更します。

トレース出力先を変更します。

@param fp 新しいトレース出力先を指定します。

require 'tracer'

fp = File.open('temptrace.txt', "w")
Tracer.stdout = fp
Tracer.on {
puts "Hello"
}
fp.close

Tracer.stdout_mutex -> Mutex (4.0)

@todo

@todo

Tracer.trace_func(*vars) -> object | nil (4.0)

debug ライブラリの内部で使用します。

debug ライブラリの内部で使用します。

Tracer.verbose -> bool (4.0)

真ならばトレース出力の開始や終了を知らせます。

真ならばトレース出力の開始や終了を知らせます。

Tracer.verbose=(flag) (4.0)

トレース出力の開始や終了を知らせる文字列("Trace on"または"Trace off")が必要なら真を設定します。

トレース出力の開始や終了を知らせる文字列("Trace on"または"Trace off")が必要なら真を設定します。

@param flag トレース出力の開始や終了を知らせる文字列が必要ならtrueを設定します。

require 'tracer'

Tracer.verbose = true
Tracer.on {
puts "Hello"
}

# 出力例
Trace on
#0:t5.rb:7::-: puts "Hello"
#0:t5.rb:7:Kernel:>: puts "Hello"
#0:t5.rb:7:IO:>: ...

絞り込み条件を変える

Tracer.verbose? -> bool (4.0)

真ならばトレース出力の開始や終了を知らせます。

真ならばトレース出力の開始や終了を知らせます。

UDPSocket.new(address_family=Socket::AF_INET) -> UDPSocket (4.0)

新しい UDP ソケットを返します。

新しい UDP ソケットを返します。

address_family には Socket::AF_INET のような整数、:INET のような
シンボル、"INET" のような文字列を指定することができます。

require 'socket'

UDPSocket.new # => #<UDPSocket:fd 3>
UDPSocket.new(Socket::AF_INET6) # => #<UDPSocket:fd 4>

@param address_family ソケットのアドレスファミリー

UDPSocket.open(address_family=Socket::AF_INET) -> UDPSocket (4.0)

新しい UDP ソケットを返します。

新しい UDP ソケットを返します。

address_family には Socket::AF_INET のような整数、:INET のような
シンボル、"INET" のような文字列を指定することができます。

require 'socket'

UDPSocket.new # => #<UDPSocket:fd 3>
UDPSocket.new(Socket::AF_INET6) # => #<UDPSocket:fd 4>

@param address_family ソケットのアドレスファミリー

UNIXServer.new(path) -> UNIXServer (4.0)

path で指定したパス名を用いて接続を受け付けるソケット を作成します。

path で指定したパス名を用いて接続を受け付けるソケット
を作成します。

ブロックを省略すると作成したサーバソケットを返します。

ブロックを渡した場合は、作成したソケットを引数としてそのブロックを呼びだし、
ブロック終了時にソケットを閉じます。この場合には
ブロックの評価値を返り値として返します。

@param path 接続を受け付けるパス名文字列

require 'socket'

serv = UNIXServer.new("/tmp/sock")
s = serv.accept
p s.read

UNIXServer.new(path) {|sock| ...} -> object (4.0)

path で指定したパス名を用いて接続を受け付けるソケット を作成します。

path で指定したパス名を用いて接続を受け付けるソケット
を作成します。

ブロックを省略すると作成したサーバソケットを返します。

ブロックを渡した場合は、作成したソケットを引数としてそのブロックを呼びだし、
ブロック終了時にソケットを閉じます。この場合には
ブロックの評価値を返り値として返します。

@param path 接続を受け付けるパス名文字列

require 'socket'

serv = UNIXServer.new("/tmp/sock")
s = serv.accept
p s.read

絞り込み条件を変える

UNIXServer.open(path) -> UNIXServer (4.0)

path で指定したパス名を用いて接続を受け付けるソケット を作成します。

path で指定したパス名を用いて接続を受け付けるソケット
を作成します。

ブロックを省略すると作成したサーバソケットを返します。

ブロックを渡した場合は、作成したソケットを引数としてそのブロックを呼びだし、
ブロック終了時にソケットを閉じます。この場合には
ブロックの評価値を返り値として返します。

@param path 接続を受け付けるパス名文字列

require 'socket'

serv = UNIXServer.new("/tmp/sock")
s = serv.accept
p s.read

UNIXServer.open(path) {|sock| ...} -> object (4.0)

path で指定したパス名を用いて接続を受け付けるソケット を作成します。

path で指定したパス名を用いて接続を受け付けるソケット
を作成します。

ブロックを省略すると作成したサーバソケットを返します。

ブロックを渡した場合は、作成したソケットを引数としてそのブロックを呼びだし、
ブロック終了時にソケットを閉じます。この場合には
ブロックの評価値を返り値として返します。

@param path 接続を受け付けるパス名文字列

require 'socket'

serv = UNIXServer.new("/tmp/sock")
s = serv.accept
p s.read

UNIXSocket.new(path) -> UNIXSocket (4.0)

path で指定したパス名を用いてソケットを接続します。

path で指定したパス名を用いてソケットを接続します。

ブロックを省略すると接続したソケットを返します。

ブロックを渡した場合は、接続したソケットを引数としてそのブロックを呼びだし、
ブロック終了時にソケットを閉じます。この場合には
ブロックの評価値を返り値として返します。

@param path 接続先のパス名文字列

require 'socket'

s = UNIXSocket.new("/tmp/sock")
s.send("hello", 0)

UNIXSocket.new(path) {|sock| ...} -> object (4.0)

path で指定したパス名を用いてソケットを接続します。

path で指定したパス名を用いてソケットを接続します。

ブロックを省略すると接続したソケットを返します。

ブロックを渡した場合は、接続したソケットを引数としてそのブロックを呼びだし、
ブロック終了時にソケットを閉じます。この場合には
ブロックの評価値を返り値として返します。

@param path 接続先のパス名文字列

require 'socket'

s = UNIXSocket.new("/tmp/sock")
s.send("hello", 0)

UNIXSocket.open(path) -> UNIXSocket (4.0)

path で指定したパス名を用いてソケットを接続します。

path で指定したパス名を用いてソケットを接続します。

ブロックを省略すると接続したソケットを返します。

ブロックを渡した場合は、接続したソケットを引数としてそのブロックを呼びだし、
ブロック終了時にソケットを閉じます。この場合には
ブロックの評価値を返り値として返します。

@param path 接続先のパス名文字列

require 'socket'

s = UNIXSocket.new("/tmp/sock")
s.send("hello", 0)

絞り込み条件を変える

UNIXSocket.open(path) {|sock| ...} -> object (4.0)

path で指定したパス名を用いてソケットを接続します。

path で指定したパス名を用いてソケットを接続します。

ブロックを省略すると接続したソケットを返します。

ブロックを渡した場合は、接続したソケットを引数としてそのブロックを呼びだし、
ブロック終了時にソケットを閉じます。この場合には
ブロックの評価値を返り値として返します。

@param path 接続先のパス名文字列

require 'socket'

s = UNIXSocket.new("/tmp/sock")
s.send("hello", 0)

UNIXSocket.pair(type=Socket::SOCK_STREAM, protocol=0) -> [UNIXSocket, UNIXSocket] (4.0)

相互に結合された UNIX ソケットのペアを含む2要素の配列を返します。

相互に結合された UNIX ソケットのペアを含む2要素の配列を返します。

type にはソケットタイプを指定します。
Socket::SOCK_STREAM, Socket::SOCK_DGRAM, Socket::SOCK_RAW などの
整数、:STREAM, :DGRAM, :RAW などのシンボル、
"STREAM" などの文字列が渡せます。

protocol には プロトコルを指定します。0 は Unix domain でのデフォルト値が
使われます。

require 'socket'

s1, s2 = UNIXSocket.pair
s1.send "a", ...

UNIXSocket.socketpair(type=Socket::SOCK_STREAM, protocol=0) -> [UNIXSocket, UNIXSocket] (4.0)

相互に結合された UNIX ソケットのペアを含む2要素の配列を返します。

相互に結合された UNIX ソケットのペアを含む2要素の配列を返します。

type にはソケットタイプを指定します。
Socket::SOCK_STREAM, Socket::SOCK_DGRAM, Socket::SOCK_RAW などの
整数、:STREAM, :DGRAM, :RAW などのシンボル、
"STREAM" などの文字列が渡せます。

protocol には プロトコルを指定します。0 は Unix domain でのデフォルト値が
使われます。

require 'socket'

s1, s2 = UNIXSocket.pair
s1.send "a", ...

URI.decode(str) -> String (4.0)

URI 文字列をデコードした文字列を返します。

URI 文字列をデコードした文字列を返します。

このメソッドは obsolete です。

代わりに
CGI.unescape,
URI.decode_www_form,
URI.decode_www_form_component
などの使用を検討してください。

例:
require 'uri'
puts URI.unescape('http://images.google.co.jp/images?q=%A5%E2%A5%CA%A5%EA%A5%B6&ie=EUC-JP')

#=> "http://images.google.co.jp/images?q=モナリザ&ie=...

URI.decode_www_form(str, enc=Encoding::UTF_8) -> [[String, String]] (4.0)

文字列から URL-encoded form data をデコードします。

文字列から URL-encoded form data をデコードします。

application/x-www-form-urlencoded 形式のデータをデコードし、
[key, value] という形の配列の配列を返します。

enc で指定したエンコーディングの文字列が URL エンコードされたものと
みなし、エンコーディングを付加します。

このメソッドは
https://url.spec.whatwg.org/#concept-urlencoded-parser
にもとづいて実装されています。
そのため「&」区切りのみに対応していて、「;」区切りには対応していません。

r...

絞り込み条件を変える

URI.decode_www_form_component(str, enc=Encoding::UTF_8) -> String (4.0)

URL-encoded form data の文字列の各コンポーネント をデコードした文字列を返します。

URL-encoded form data の文字列の各コンポーネント
をデコードした文字列を返します。

通常は URI.decode_www_form を使うほうがよいでしょう。

"+" という文字は空白文字にデコードします。

enc で指定したエンコーディングの文字列が URL エンコードされたものと
みなし、エンコーディングを付加します。

このメソッドは
https://www.w3.org/TR/html5/sec-forms.html#urlencoded-form-data
にもとづいて実装されています。


//emlist[][ruby]{
require 'uri'
...

URI.encode(str, unsafe = URI::UNSAFE) -> String (4.0)

URI 文字列をエンコードした文字列を返します。

URI 文字列をエンコードした文字列を返します。

このメソッドは obsolete です。

代わりに
ERB::Util.#url_encode,
CGI.escape,
URI.encode_www_form_component,
WEBrick::HTTPUtils.#escape_form,
WEBrick::HTTPUtils.#escape
などの使用を検討してください。
詳細は 29293 からのスレッドを参照してください。

例:
require 'uri'
p URI.escape('http://images.google.co.jp/images?q=モナリザ...

URI.encode_www_form(enum, enc=nil) -> String (4.0)

enum から URL-encoded form data を生成します。

enum から URL-encoded form data を生成します。

HTML5 で定義されている application/x-www-form-urlencoded 形式の
文字列を生成します。

enum には通常 [key, value] という形の配列の配列を渡します。
以下の例を見てください。

require 'uri'
URI.encode_www_form([["a", "1"], ["b", "2"], ["c", "x yz"]])
# => "a=1&b=2&c=x+yz"

実際には、each のブロック呼び出しで [key, value] の形のデ...

URI.encode_www_form_component(str, enc=nil) -> String (4.0)

文字列を URL-encoded form data の1コンポーネント としてエンコードした文字列を返します。

文字列を URL-encoded form data の1コンポーネント
としてエンコードした文字列を返します。

通常は URI.encode_www_form を使うほうがよいでしょう。

このメソッドでは *, -, ., 0-9, A-Z, _, a-z, は変換せず、
空白は + に変換し、その他は %XX に、変換します。

このメソッドは
https://www.w3.org/TR/2013/CR-html5-20130806/forms.html#url-encoded-form-data
にもとづいて実装されています。

//emlist[][ruby]{
require '...

URI.escape(str, unsafe = URI::UNSAFE) -> String (4.0)

URI 文字列をエンコードした文字列を返します。

URI 文字列をエンコードした文字列を返します。

このメソッドは obsolete です。

代わりに
ERB::Util.#url_encode,
CGI.escape,
URI.encode_www_form_component,
WEBrick::HTTPUtils.#escape_form,
WEBrick::HTTPUtils.#escape
などの使用を検討してください。
詳細は 29293 からのスレッドを参照してください。

例:
require 'uri'
p URI.escape('http://images.google.co.jp/images?q=モナリザ...

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URI.extract(str) -> [String] (4.0)

文字列 str に対してパターンマッチングを試み、 絶対URIにマッチした部分文字列からなる配列として返します。 抽出する URI がなければ空の配列を返します。

文字列 str に対してパターンマッチングを試み、
絶対URIにマッチした部分文字列からなる配列として返します。
抽出する URI がなければ空の配列を返します。

第2引数に文字列の配列 schemes が与えられた場合は
そのスキームだけを検索します。

ブロックが与えられた場合は String#scan と同様で、
マッチした部分がみつかるたびに uri_str に
その部分を代入してブロックを評価します。
このときは nil を返します。

このメソッドは Ruby 2.2 から obsolete です。

@param str 文字列を与えます。

@param schemes 検...

URI.extract(str) {|uri_str| ... } -> nil (4.0)

文字列 str に対してパターンマッチングを試み、 絶対URIにマッチした部分文字列からなる配列として返します。 抽出する URI がなければ空の配列を返します。

文字列 str に対してパターンマッチングを試み、
絶対URIにマッチした部分文字列からなる配列として返します。
抽出する URI がなければ空の配列を返します。

第2引数に文字列の配列 schemes が与えられた場合は
そのスキームだけを検索します。

ブロックが与えられた場合は String#scan と同様で、
マッチした部分がみつかるたびに uri_str に
その部分を代入してブロックを評価します。
このときは nil を返します。

このメソッドは Ruby 2.2 から obsolete です。

@param str 文字列を与えます。

@param schemes 検...

URI.extract(str, schemes) -> [String] (4.0)

文字列 str に対してパターンマッチングを試み、 絶対URIにマッチした部分文字列からなる配列として返します。 抽出する URI がなければ空の配列を返します。

文字列 str に対してパターンマッチングを試み、
絶対URIにマッチした部分文字列からなる配列として返します。
抽出する URI がなければ空の配列を返します。

第2引数に文字列の配列 schemes が与えられた場合は
そのスキームだけを検索します。

ブロックが与えられた場合は String#scan と同様で、
マッチした部分がみつかるたびに uri_str に
その部分を代入してブロックを評価します。
このときは nil を返します。

このメソッドは Ruby 2.2 から obsolete です。

@param str 文字列を与えます。

@param schemes 検...

URI.extract(str, schemes) {|uri_str| ... } -> nil (4.0)

文字列 str に対してパターンマッチングを試み、 絶対URIにマッチした部分文字列からなる配列として返します。 抽出する URI がなければ空の配列を返します。

文字列 str に対してパターンマッチングを試み、
絶対URIにマッチした部分文字列からなる配列として返します。
抽出する URI がなければ空の配列を返します。

第2引数に文字列の配列 schemes が与えられた場合は
そのスキームだけを検索します。

ブロックが与えられた場合は String#scan と同様で、
マッチした部分がみつかるたびに uri_str に
その部分を代入してブロックを評価します。
このときは nil を返します。

このメソッドは Ruby 2.2 から obsolete です。

@param str 文字列を与えます。

@param schemes 検...

URI.join(uri_str, *path) -> object (4.0)

文字列 uri_str と path ... を URI として連結して得られる URI オブジェクトを返します。

文字列 uri_str と path ... を URI として連結して得られる
URI オブジェクトを返します。

2396 の Section 5.2 の
仕様に従って連結します。
以下と等価です

require 'uri'
URI.parse(uri_str) + path + ...

@param uri_str URI 文字列

@param path 後ろに連結する文字列

@raise URI::InvalidComponentError 各要素が適合しない場合に発生します。

@raise URI::InvalidURIError パースに失敗した場合に発生します...

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URI.parse(uri_str) -> object (4.0)

与えられた URI から該当する URI::Generic のサブクラスのインスタンスを生成して 返します。scheme が指定されていない場合は、URI::Generic オブジェクトを返します。

与えられた URI から該当する URI::Generic のサブクラスのインスタンスを生成して
返します。scheme が指定されていない場合は、URI::Generic オブジェクトを返します。

@param uri_str パースしたい URI を文字列として与えます。

@raise URI::InvalidComponentError 各要素が適合しない場合に発生します。

@raise URI::InvalidURIError パースに失敗した場合に発生します。

例:
require 'uri'
p uri = URI.parse("http://www.ruby-l...

URI.regexp -> Regexp (4.0)

URIにマッチする正規表現を返します。

URIにマッチする正規表現を返します。

schemes を与えた場合は、そのスキームの URI にのみマッチする
正規表現を返します。

いずれの場合も返り値の正規表現は不定数の正規表現グループ
(括弧) を含みます。この括弧の数はバージョンによって変動
する可能性があるので、それに依存したコードを書くべきでは
ありません。

また、有効なURIではない文字列(たとえば"http://") にも
マッチするため、有効なURIかどうかは必要に応じて別途
検査してください。

このメソッドは Ruby 2.2 から obsolete です。

@param schemes マッチさせたいスキー...

URI.regexp(schemes) -> Regexp (4.0)

URIにマッチする正規表現を返します。

URIにマッチする正規表現を返します。

schemes を与えた場合は、そのスキームの URI にのみマッチする
正規表現を返します。

いずれの場合も返り値の正規表現は不定数の正規表現グループ
(括弧) を含みます。この括弧の数はバージョンによって変動
する可能性があるので、それに依存したコードを書くべきでは
ありません。

また、有効なURIではない文字列(たとえば"http://") にも
マッチするため、有効なURIかどうかは必要に応じて別途
検査してください。

このメソッドは Ruby 2.2 から obsolete です。

@param schemes マッチさせたいスキー...

URI.split(url) -> [String | nil] (4.0)

URI を要素に分割した文字列の配列を返します。

URI を要素に分割した文字列の配列を返します。

各要素の種類と順番は以下のとおりです。

* scheme
* userinfo
* host
* port
* registry
* path
* opaque
* query
* fragment

@param url パースしたい URI を文字列として与えます。

@raise URI::InvalidURIError パースに失敗した場合に発生します。

例:
require 'uri'
p URI.split("http://www.ruby-lang.org/")
#=> ["...

URI.unescape(str) -> String (4.0)

URI 文字列をデコードした文字列を返します。

URI 文字列をデコードした文字列を返します。

このメソッドは obsolete です。

代わりに
CGI.unescape,
URI.decode_www_form,
URI.decode_www_form_component
などの使用を検討してください。

例:
require 'uri'
puts URI.unescape('http://images.google.co.jp/images?q=%A5%E2%A5%CA%A5%EA%A5%B6&ie=EUC-JP')

#=> "http://images.google.co.jp/images?q=モナリザ&ie=...

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URI::FTP.build(ary) -> URI::FTP (4.0)

引数で与えられた URI 構成要素から URI::FTP オブジェクトを生成します。 引数の正当性を検査します。

引数で与えられた URI 構成要素から URI::FTP オブジェクトを生成します。
引数の正当性を検査します。

例:
require 'uri'
p URI::FTP.build([nil, "www.example.com", 10020, "/path", 'a'])
#=> #<URI::FTP:0x201c4f9c URL:ftp://www.example.com:10020/path;type=a>

p URI::FTP.build({:host => "www.example.com", :path => "/path", :typecode =>...

URI::FTP.build(hash) -> URI::FTP (4.0)

引数で与えられた URI 構成要素から URI::FTP オブジェクトを生成します。 引数の正当性を検査します。

引数で与えられた URI 構成要素から URI::FTP オブジェクトを生成します。
引数の正当性を検査します。

例:
require 'uri'
p URI::FTP.build([nil, "www.example.com", 10020, "/path", 'a'])
#=> #<URI::FTP:0x201c4f9c URL:ftp://www.example.com:10020/path;type=a>

p URI::FTP.build({:host => "www.example.com", :path => "/path", :typecode =>...

URI::FTP.new(scheme, userinfo, host, port, registry, path, opaque, query, fragment, arg_check = false) -> URI::FTP (4.0)

汎用的な構成要素から URI::FTP オブジェクトを生成します。build と異なり、デフォルトでは引数の正当性を検査しません。

汎用的な構成要素から URI::FTP オブジェクトを生成します。build
と異なり、デフォルトでは引数の正当性を検査しません。

例:
require 'uri'
p ftp = URI.parse("ftp://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/;type=d")
p ftp.typecode
#=> #<URI::FTP:0x2010029c URL:ftp://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/;type=d>
#=> "d"

@param scheme 構成要素を表す文字列を与えます。

@param userinfo...

URI::FTP.new2(user, password, host, port, path, typecode = nil, arg_check = true) -> URI::FTP (4.0)

URI::FTP オブジェクトを生成して返します。 引数の正当性を検査します。

URI::FTP オブジェクトを生成して返します。
引数の正当性を検査します。

@param user 構成要素を表す文字列を与えます。

@param password 構成要素を表す文字列を与えます。

@param host 構成要素を表す文字列を与えます。

@param port 構成要素を表す文字列を与えます。

@param path 構成要素を表す文字列を与えます。

@param typecode 構成要素を表す文字列を与えます。

@param arg_check 真が与えられた場合は、各引数が字句規則に適合しているか否かを検査します。適合しない場合は例外 URI::I...

URI::Generic.build(ary) -> URI::Generic (4.0)

引数で与えられた URI 構成要素から URI::Generic オブジェクトを生成します。

引数で与えられた URI 構成要素から URI::Generic オブジェクトを生成します。

@param ary 構成要素を表す配列を与えます。要素は以下の順です。
//emlist{
[scheme, userinfo, host, port, registry, path, opaque, query, fragment]
//}

@param hash 構成要素を表すハッシュを与えます。ハッシュのキーはシンボルは以下のいずれかです。
ハッシュの値は文字列で与えます。
//emlist{
:scheme ,:userinfo, :...

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URI::Generic.build(hash) -> URI::Generic (4.0)

引数で与えられた URI 構成要素から URI::Generic オブジェクトを生成します。

引数で与えられた URI 構成要素から URI::Generic オブジェクトを生成します。

@param ary 構成要素を表す配列を与えます。要素は以下の順です。
//emlist{
[scheme, userinfo, host, port, registry, path, opaque, query, fragment]
//}

@param hash 構成要素を表すハッシュを与えます。ハッシュのキーはシンボルは以下のいずれかです。
ハッシュの値は文字列で与えます。
//emlist{
:scheme ,:userinfo, :...

URI::Generic.build2(ary) -> URI::Generic (4.0)

URI::Generic.build と同じですが、例外 URI::InvalidComponentError が発生した場合に、引数の各要素を URI.escape して再度 build を試み ます。

URI::Generic.build と同じですが、例外 URI::InvalidComponentError
が発生した場合に、引数の各要素を URI.escape して再度 build を試み
ます。

@param ary 構成要素を表す文字列の配列を与えます。要素は以下の順です。
//emlist{
[scheme, userinfo, host, port, registry, path, opaque, query, fragment]
//}

@param hash 構成要素を表すハッシュを与えます。ハッシュのキーはシンボルは以下
のいず...

URI::Generic.build2(hash) -> URI::Generic (4.0)

URI::Generic.build と同じですが、例外 URI::InvalidComponentError が発生した場合に、引数の各要素を URI.escape して再度 build を試み ます。

URI::Generic.build と同じですが、例外 URI::InvalidComponentError
が発生した場合に、引数の各要素を URI.escape して再度 build を試み
ます。

@param ary 構成要素を表す文字列の配列を与えます。要素は以下の順です。
//emlist{
[scheme, userinfo, host, port, registry, path, opaque, query, fragment]
//}

@param hash 構成要素を表すハッシュを与えます。ハッシュのキーはシンボルは以下
のいず...

URI::Generic.component -> [Symbol] (4.0)

URI の構成要素を表すシンボルの配列を返します。

URI の構成要素を表すシンボルの配列を返します。

require 'uri'
p URI::Generic.component
p URI::MailTo.component

# => [:scheme, :userinfo, :host, :port, :registry, :path, :opaque, :query, :fragment]
# => [:scheme, :to, :headers]

URI::Generic.default_port -> Integer | nil (4.0)

スキームに対応するデフォルトのポート番号を整数で返します。

スキームに対応するデフォルトのポート番号を整数で返します。

require 'uri'
URI::Generic.default_port # => nil
URI::FTP.default_port # => 21
URI::HTTP.default_port # => 80
URI::HTTPS.default_port # => 443
URI::LDAP.default_port # => 389
URI::LDAPS.default_port # => 636
URI::M...

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