るりまサーチ (Ruby 2.2.0)

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トップページ > バージョン:2.2.0[x] > クエリ:Object[x] > クエリ:Array[x] > クエリ:Enumerator[x]

別のキーワード

  1. _builtin each_object
  2. objectspace each_object
  3. object enum_for
  4. object to_enum
  5. object send

ライブラリ

クラス

モジュール

検索結果

Enumerator (114145.0)

each 以外のメソッドにも Enumerable の機能を提供するためのラッパークラスです。 また、外部イテレータとしても使えます。

each 以外のメソッドにも Enumerable の機能を提供するためのラッパークラスです。
また、外部イテレータとしても使えます。

Enumerable モジュールは、 Module#include 先のクラスが持つ
each メソッドを元に様々なメソッドを提供します。
例えば Array#map は Array#each の繰り返しを元にして定義されます。
Enumerator を介することにより String#each_byte のような
異なる名前のイテレータについても each と同様に Enumerable の機能を利用できます。

Enumerator を生成するには Enu...

Enumerator#peek_values -> Array (63478.0)

Enumerator#next_values のように「次」のオブジェクトを 配列で返しますが、列挙状態を変化させません。

Enumerator#next_values のように「次」のオブジェクトを
配列で返しますが、列挙状態を変化させません。

Enumerator#next, Enumerator#next_values のように
現在までの列挙状態に応じて「次」のオブジェクトを返しますが、
next と異なり列挙状態を変更しません。

列挙が既に最後へ到達している場合は、StopIteration 例外を発生します。

このメソッドは Enumerator#next_values と同様
yield

yield nil
を区別するために使えます。

//emlist[例][ruby]{
o =...

Object#enum_for(method = :each, *args) -> Enumerator (63469.0)

Enumerator.new(self, method, *args) を返します。

Enumerator.new(self, method, *args) を返します。

ブロックを指定した場合は Enumerator#size がブロックの評価結果を返
します。ブロックパラメータは引数 args です。


@param method メソッド名の文字列かシンボルです。
@param args 呼び出すメソッドに渡される引数です。

//emlist[][ruby]{
str = "xyz"

enum = str.enum_for(:each_byte)
p(a = enum.map{|b| '%02x' % b }) #=> ["78", "79", "7a"]

#...

Object#enum_for(method = :each, *args) {|*args| ... } -> Enumerator (63469.0)

Enumerator.new(self, method, *args) を返します。

Enumerator.new(self, method, *args) を返します。

ブロックを指定した場合は Enumerator#size がブロックの評価結果を返
します。ブロックパラメータは引数 args です。


@param method メソッド名の文字列かシンボルです。
@param args 呼び出すメソッドに渡される引数です。

//emlist[][ruby]{
str = "xyz"

enum = str.enum_for(:each_byte)
p(a = enum.map{|b| '%02x' % b }) #=> ["78", "79", "7a"]

#...

Object#to_enum(method = :each, *args) -> Enumerator (63469.0)

Enumerator.new(self, method, *args) を返します。

Enumerator.new(self, method, *args) を返します。

ブロックを指定した場合は Enumerator#size がブロックの評価結果を返
します。ブロックパラメータは引数 args です。


@param method メソッド名の文字列かシンボルです。
@param args 呼び出すメソッドに渡される引数です。

//emlist[][ruby]{
str = "xyz"

enum = str.enum_for(:each_byte)
p(a = enum.map{|b| '%02x' % b }) #=> ["78", "79", "7a"]

#...

絞り込み条件を変える

Object#to_enum(method = :each, *args) {|*args| ... } -> Enumerator (63469.0)

Enumerator.new(self, method, *args) を返します。

Enumerator.new(self, method, *args) を返します。

ブロックを指定した場合は Enumerator#size がブロックの評価結果を返
します。ブロックパラメータは引数 args です。


@param method メソッド名の文字列かシンボルです。
@param args 呼び出すメソッドに渡される引数です。

//emlist[][ruby]{
str = "xyz"

enum = str.enum_for(:each_byte)
p(a = enum.map{|b| '%02x' % b }) #=> ["78", "79", "7a"]

#...

Enumerator#next_values -> Array (63394.0)

「次」のオブジェクトを配列で返します。

「次」のオブジェクトを配列で返します。

Enumerator#next とほぼ同様の挙動をします。終端まで到達した場合は
StopIteration 例外を発生させます。

このメソッドは、
yield

yield nil
を区別するために使えます。

next メソッドによる外部列挙の状態は他のイテレータメソッドによる
内部列挙には影響を与えません。
ただし、 IO#each_line のようにおおもとの列挙メカニズムが副作用を
伴っている場合には影響があり得ます。

//emlist[例: next と next_values の違いを][ruby]{
o = Object...

Array#select -> Enumerator (63361.0)

各要素に対してブロックを評価した値が真であった要素を全て含む配列を 返します。真になる要素がひとつもなかった場合は空の配列を返します。

各要素に対してブロックを評価した値が真であった要素を全て含む配列を
返します。真になる要素がひとつもなかった場合は空の配列を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
[1,2,3,4,5].select # => #<Enumerator: [1, 2, 3, 4, 5]:select>
[1,2,3,4,5].select { |num| num.even? } # => [2, 4]
//}
@see Enumerable#select
@see Array#select...

Array#select {|item| ... } -> [object] (63361.0)

各要素に対してブロックを評価した値が真であった要素を全て含む配列を 返します。真になる要素がひとつもなかった場合は空の配列を返します。

各要素に対してブロックを評価した値が真であった要素を全て含む配列を
返します。真になる要素がひとつもなかった場合は空の配列を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
[1,2,3,4,5].select # => #<Enumerator: [1, 2, 3, 4, 5]:select>
[1,2,3,4,5].select { |num| num.even? } # => [2, 4]
//}
@see Enumerable#select
@see Array#select...

Array#reject -> Enumerator (63343.0)

各要素に対してブロックを評価し、 その値が偽であった要素を集めた新しい配列を返します。 条件を反転させた select です。

各要素に対してブロックを評価し、
その値が偽であった要素を集めた新しい配列を返します。
条件を反転させた select です。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
# 偶数を除外する (奇数を集める)
[1, 2, 3, 4, 5, 6].reject {|i| i % 2 == 0 } # => [1, 3, 5]
//}

@see Array#select, Enumerable#reject

絞り込み条件を変える

Array#reject {|item| ... } -> [object] (63343.0)

各要素に対してブロックを評価し、 その値が偽であった要素を集めた新しい配列を返します。 条件を反転させた select です。

各要素に対してブロックを評価し、
その値が偽であった要素を集めた新しい配列を返します。
条件を反転させた select です。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
# 偶数を除外する (奇数を集める)
[1, 2, 3, 4, 5, 6].reject {|i| i % 2 == 0 } # => [1, 3, 5]
//}

@see Array#select, Enumerable#reject

Array#collect -> Enumerator (63331.0)

各要素に対してブロックを評価した結果を全て含む配列を返します。

各要素に対してブロックを評価した結果を全て含む配列を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
# すべて 3 倍にする
p [1, 2, 3].map {|n| n * 3 } # => [3, 6, 9]
//}

@see Enumerable#collect, Enumerable#map

Array#collect {|item| ... } -> [object] (63331.0)

各要素に対してブロックを評価した結果を全て含む配列を返します。

各要素に対してブロックを評価した結果を全て含む配列を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
# すべて 3 倍にする
p [1, 2, 3].map {|n| n * 3 } # => [3, 6, 9]
//}

@see Enumerable#collect, Enumerable#map

Array#map -> Enumerator (63331.0)

各要素に対してブロックを評価した結果を全て含む配列を返します。

各要素に対してブロックを評価した結果を全て含む配列を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
# すべて 3 倍にする
p [1, 2, 3].map {|n| n * 3 } # => [3, 6, 9]
//}

@see Enumerable#collect, Enumerable#map

Array#map {|item| ... } -> [object] (63331.0)

各要素に対してブロックを評価した結果を全て含む配列を返します。

各要素に対してブロックを評価した結果を全て含む配列を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
# すべて 3 倍にする
p [1, 2, 3].map {|n| n * 3 } # => [3, 6, 9]
//}

@see Enumerable#collect, Enumerable#map

絞り込み条件を変える

Array#bsearch -> Enumerator (63325.0)

ブロックの評価結果で範囲内の各要素の判定を行い、条件を満たす値を二分探 索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を返し ます。self はあらかじめソートしておく必要があります。

ブロックの評価結果で範囲内の各要素の判定を行い、条件を満たす値を二分探
索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を返し
ます。self はあらかじめソートしておく必要があります。

本メソッドはブロックを評価した結果により以下のいずれかのモードで動作し
ます。

* find-minimum モード
* find-any モード

find-minimum モード(特に理由がない限りはこのモードを使う方がいいでしょ
う)では、条件判定の結果を以下のようにする必要があります。

* 求める値がブロックパラメータの値か前の要素の場合: true を返...

Array#bsearch { |x| ... } -> object | nil (63325.0)

ブロックの評価結果で範囲内の各要素の判定を行い、条件を満たす値を二分探 索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を返し ます。self はあらかじめソートしておく必要があります。

ブロックの評価結果で範囲内の各要素の判定を行い、条件を満たす値を二分探
索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を返し
ます。self はあらかじめソートしておく必要があります。

本メソッドはブロックを評価した結果により以下のいずれかのモードで動作し
ます。

* find-minimum モード
* find-any モード

find-minimum モード(特に理由がない限りはこのモードを使う方がいいでしょ
う)では、条件判定の結果を以下のようにする必要があります。

* 求める値がブロックパラメータの値か前の要素の場合: true を返...

NEWS for Ruby 2.0.0 (523.0)

NEWS for Ruby 2.0.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

NEWS for Ruby 2.0.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。

== 1.9.3 以降の変更

=== 言語仕様の変更

* キーワード引数を追加しました
* %i, %I をシンボルの配列作成のために追加しました。(%w, %W に似ています)
* デフォルトのソースエンコーディングを US-ASCI...

Ruby用語集 (415.0)

Ruby用語集 A B C D E F G I J M N O R S Y

Ruby用語集
A B C D E F G I J M N O R S Y

a ka sa ta na ha ma ya ra wa

=== 記号・数字
: %記法
: % notation
「%」記号で始まる多種多様なリテラル記法の総称。

参照:d:spec/literal#percent

: 0 オリジン
: zero-based
番号が 0 から始まること。

例えば、
Array や Vector、Matrix などの要素の番号、
String における文字の位置、
といったものは 0 オリジンである。

: 1 オリジン
: one-based
...

Enumerable#collect -> Enumerator (367.0)

各要素に対してブロックを評価した結果を全て含む配列を返します。

各要素に対してブロックを評価した結果を全て含む配列を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
# すべて 3 倍にした配列を返す
p (1..3).map {|n| n * 3 } # => [3, 6, 9]
p (1..3).collect { "cat" } # => ["cat", "cat", "cat"]
//}

@see Array#collect, Array#map

絞り込み条件を変える

Enumerable#collect {|item| ... } -> [object] (367.0)

各要素に対してブロックを評価した結果を全て含む配列を返します。

各要素に対してブロックを評価した結果を全て含む配列を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
# すべて 3 倍にした配列を返す
p (1..3).map {|n| n * 3 } # => [3, 6, 9]
p (1..3).collect { "cat" } # => ["cat", "cat", "cat"]
//}

@see Array#collect, Array#map

Enumerable#map -> Enumerator (367.0)

各要素に対してブロックを評価した結果を全て含む配列を返します。

各要素に対してブロックを評価した結果を全て含む配列を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
# すべて 3 倍にした配列を返す
p (1..3).map {|n| n * 3 } # => [3, 6, 9]
p (1..3).collect { "cat" } # => ["cat", "cat", "cat"]
//}

@see Array#collect, Array#map

Enumerable#map {|item| ... } -> [object] (367.0)

各要素に対してブロックを評価した結果を全て含む配列を返します。

各要素に対してブロックを評価した結果を全て含む配列を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
# すべて 3 倍にした配列を返す
p (1..3).map {|n| n * 3 } # => [3, 6, 9]
p (1..3).collect { "cat" } # => ["cat", "cat", "cat"]
//}

@see Array#collect, Array#map

Enumerable#max_by -> Enumerator (367.0)

各要素を順番にブロックに渡して実行し、 その評価結果を <=> で比較して、 最大であった値に対応する元の要素、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

各要素を順番にブロックに渡して実行し、
その評価結果を <=> で比較して、
最大であった値に対応する元の要素、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。
該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。

Enumerable#max と Enumerable#max_by の
違いは Enumerable#sort と Enumerable#sort_by の違いと同じです。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

@par...

Enumerable#max_by {|item| ... } -> object | nil (367.0)

各要素を順番にブロックに渡して実行し、 その評価結果を <=> で比較して、 最大であった値に対応する元の要素、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

各要素を順番にブロックに渡して実行し、
その評価結果を <=> で比較して、
最大であった値に対応する元の要素、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。
該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。

Enumerable#max と Enumerable#max_by の
違いは Enumerable#sort と Enumerable#sort_by の違いと同じです。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

@par...

絞り込み条件を変える

Enumerable#max_by(n) -> Enumerator (367.0)

各要素を順番にブロックに渡して実行し、 その評価結果を <=> で比較して、 最大であった値に対応する元の要素、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

各要素を順番にブロックに渡して実行し、
その評価結果を <=> で比較して、
最大であった値に対応する元の要素、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。
該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。

Enumerable#max と Enumerable#max_by の
違いは Enumerable#sort と Enumerable#sort_by の違いと同じです。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

@par...

Enumerable#max_by(n) {|item| ... } -> Array (367.0)

各要素を順番にブロックに渡して実行し、 その評価結果を <=> で比較して、 最大であった値に対応する元の要素、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

各要素を順番にブロックに渡して実行し、
その評価結果を <=> で比較して、
最大であった値に対応する元の要素、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。
該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。

Enumerable#max と Enumerable#max_by の
違いは Enumerable#sort と Enumerable#sort_by の違いと同じです。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

@par...

Enumerable#min_by -> Enumerator (367.0)

各要素を順番にブロックに渡して評価し、 その評価結果を <=> で比較して、 最小であった値に対応する元の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

各要素を順番にブロックに渡して評価し、
その評価結果を <=> で比較して、
最小であった値に対応する元の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。

該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

Enumerable#min と Enumerable#min_by の
違いは Enumerable#sort と Enumerable#sort_by の違いと同じです。

@pa...

Enumerable#min_by {|item| ... } -> object | nil (367.0)

各要素を順番にブロックに渡して評価し、 その評価結果を <=> で比較して、 最小であった値に対応する元の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

各要素を順番にブロックに渡して評価し、
その評価結果を <=> で比較して、
最小であった値に対応する元の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。

該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

Enumerable#min と Enumerable#min_by の
違いは Enumerable#sort と Enumerable#sort_by の違いと同じです。

@pa...

Enumerable#min_by(n) -> Enumerator (367.0)

各要素を順番にブロックに渡して評価し、 その評価結果を <=> で比較して、 最小であった値に対応する元の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

各要素を順番にブロックに渡して評価し、
その評価結果を <=> で比較して、
最小であった値に対応する元の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。

該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

Enumerable#min と Enumerable#min_by の
違いは Enumerable#sort と Enumerable#sort_by の違いと同じです。

@pa...

絞り込み条件を変える

Enumerable#min_by(n) {|item| ... } -> Array (367.0)

各要素を順番にブロックに渡して評価し、 その評価結果を <=> で比較して、 最小であった値に対応する元の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

各要素を順番にブロックに渡して評価し、
その評価結果を <=> で比較して、
最小であった値に対応する元の要素、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

引数を指定しない形式では要素が存在しなければ nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。

該当する要素が複数存在する場合、どの要素を返すかは不定です。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

Enumerable#min と Enumerable#min_by の
違いは Enumerable#sort と Enumerable#sort_by の違いと同じです。

@pa...

Enumerable#reject -> Enumerator (343.0)

各要素に対してブロックを評価し、 その値が偽であった要素を集めた新しい配列を返します。 条件を反転させた select です。

各要素に対してブロックを評価し、
その値が偽であった要素を集めた新しい配列を返します。
条件を反転させた select です。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
# 偶数を除外する (奇数を集める)
(1..6).reject {|i| i % 2 == 0 } # => [1, 3, 5]
//}

@see Enumerable#select, Array#reject
@see Enumerable#grep_v

Enumerable#reject {|item| ... } -> [object] (343.0)

各要素に対してブロックを評価し、 その値が偽であった要素を集めた新しい配列を返します。 条件を反転させた select です。

各要素に対してブロックを評価し、
その値が偽であった要素を集めた新しい配列を返します。
条件を反転させた select です。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
# 偶数を除外する (奇数を集める)
(1..6).reject {|i| i % 2 == 0 } # => [1, 3, 5]
//}

@see Enumerable#select, Array#reject
@see Enumerable#grep_v

Enumerable#sort_by -> Enumerator (343.0)

ブロックの評価結果を <=> メソッドで比較することで、self を昇 順にソートします。ソートされた配列を新たに生成して返します。

ブロックの評価結果を <=> メソッドで比較することで、self を昇
順にソートします。ソートされた配列を新たに生成して返します。

つまり、以下とほぼ同じ動作をします。

//emlist[例][ruby]{
class Array
def sort_by
self.map {|i| [yield(i), i] }.
sort {|a, b| a[0] <=> b[0] }.
map {|i| i[1]}
end
end
//}

Enumerable#sort と比較して sort_by が優れている点として、
比較条件が複雑な場合の速度が挙...

Enumerable#sort_by {|item| ... } -> [object] (343.0)

ブロックの評価結果を <=> メソッドで比較することで、self を昇 順にソートします。ソートされた配列を新たに生成して返します。

ブロックの評価結果を <=> メソッドで比較することで、self を昇
順にソートします。ソートされた配列を新たに生成して返します。

つまり、以下とほぼ同じ動作をします。

//emlist[例][ruby]{
class Array
def sort_by
self.map {|i| [yield(i), i] }.
sort {|a, b| a[0] <=> b[0] }.
map {|i| i[1]}
end
end
//}

Enumerable#sort と比較して sort_by が優れている点として、
比較条件が複雑な場合の速度が挙...

絞り込み条件を変える

Range#bsearch -> Enumerator (343.0)

ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、条件を満たす値を二 分探索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を 返します。

ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、条件を満たす値を二
分探索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を
返します。

本メソッドはブロックを評価した結果により以下のいずれかのモードで動作し
ます。

* find-minimum モード
* find-any モード

find-minimum モード(特に理由がない限りはこのモードを使う方がいいでしょ
う)では、条件判定の結果を以下のようにする必要があります。

* 求める値がブロックパラメータの値か前の要素の場合: true を返す
* 求める値がブロックパラメータより後の要...

Range#bsearch {|obj| ... } -> object | nil (343.0)

ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、条件を満たす値を二 分探索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を 返します。

ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、条件を満たす値を二
分探索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を
返します。

本メソッドはブロックを評価した結果により以下のいずれかのモードで動作し
ます。

* find-minimum モード
* find-any モード

find-minimum モード(特に理由がない限りはこのモードを使う方がいいでしょ
う)では、条件判定の結果を以下のようにする必要があります。

* 求める値がブロックパラメータの値か前の要素の場合: true を返す
* 求める値がブロックパラメータより後の要...

ruby 1.9 feature (253.0)

ruby 1.9 feature ruby version 1.9.0 は開発版です。 以下にあげる機能は将来削除されたり互換性のない仕様変更がなされるかもしれません。 1.9.1 以降は安定版です。 バグ修正がメインになります。

ruby 1.9 feature
ruby version 1.9.0 は開発版です。
以下にあげる機能は将来削除されたり互換性のない仕様変更がなされるかもしれません。
1.9.1 以降は安定版です。
バグ修正がメインになります。

記号について(特に重要なものは大文字(主観))

* カテゴリ
* [ruby]: ruby インタプリタの変更
* [api]: 拡張ライブラリ API
* [lib]: ライブラリ
* [parser]: 文法の変更
* [regexp]: 正規表現の機能拡張
* [marshal]: Marshal ファイルのフォーマット変更
* ...

NEWS for Ruby 2.2.0 (55.0)

NEWS for Ruby 2.2.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

...NEWS for Ruby 2.2.0
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それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリス...