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Thread
# value -> object (54394.0) -
スレッド self が終了するまで待ち(Thread#join と同じ)、 そのスレッドのブロックが返した値を返します。スレッド実行中に例外が 発生した場合には、その例外を再発生させます。
スレッド self が終了するまで待ち(Thread#join と同じ)、
そのスレッドのブロックが返した値を返します。スレッド実行中に例外が
発生した場合には、その例外を再発生させます。
スレッドが Thread#kill によって終了した場合は、返り値は不定です。
以下は、生成したすべてのスレッドの終了を待ち結果を出力する例です。
threads = []
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })... -
Hash
# each _ value {|value| . . . } -> self (18991.0) -
ハッシュの値を引数としてブロックを評価します。
ハッシュの値を引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合selfを、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each_value {|v| p v}
#=> 1
# 2
p({:a=>1, :b=>2}.each_value) # => #<Enumerator: {:a=>1, :b=>2}:each_value>
//}
@see Hash#each_pair,Hash#each_key -
ENV
. each _ value {|value| . . . } -> self (18967.0) -
value を引数としてブロックを評価します。
value を引数としてブロックを評価します。 -
Hash
# each _ value -> Enumerator (18391.0) -
ハッシュの値を引数としてブロックを評価します。
ハッシュの値を引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合selfを、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each_value {|v| p v}
#=> 1
# 2
p({:a=>1, :b=>2}.each_value) # => #<Enumerator: {:a=>1, :b=>2}:each_value>
//}
@see Hash#each_pair,Hash#each_key -
ENV
. each _ value -> Enumerator (18367.0) -
value を引数としてブロックを評価します。
value を引数としてブロックを評価します。 -
Hash
# delete _ if {|key , value| . . . } -> self (811.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ るような要素を self から削除します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ
るような要素を self から削除します。
delete_if は常に self を返します。
reject! は、要素を削除しなかった場合には nil を返し、
そうでなければ self を返します。
ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。
//emlist[例][ruby]{
h = { 2 => "8" ,4 => "6" ,6 => "4" ,8 => "2" }
p h.reject!{|key, value| key.to_i < value.to_i } #=> { 6 => "4", 8 =... -
Hash
# reject! {|key , value| . . . } -> self|nil (811.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ るような要素を self から削除します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ
るような要素を self から削除します。
delete_if は常に self を返します。
reject! は、要素を削除しなかった場合には nil を返し、
そうでなければ self を返します。
ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。
//emlist[例][ruby]{
h = { 2 => "8" ,4 => "6" ,6 => "4" ,8 => "2" }
p h.reject!{|key, value| key.to_i < value.to_i } #=> { 6 => "4", 8 =... -
ENV
. each {|key , value| . . . } -> self (739.0) -
key と value を引数としてブロックを評価します。
key と value を引数としてブロックを評価します。
//emlist[][ruby]{
ENV['FOO'] = 'bar'
ENV.each do |key, value|
p "value is #{value}" if key == 'FOO' # => "value is bar"
end
# => ENV
//} -
ENV
. each _ pair {|key , value| . . . } -> self (739.0) -
key と value を引数としてブロックを評価します。
key と value を引数としてブロックを評価します。
//emlist[][ruby]{
ENV['FOO'] = 'bar'
ENV.each do |key, value|
p "value is #{value}" if key == 'FOO' # => "value is bar"
end
# => ENV
//} -
Hash
# keep _ if {|key , value| . . . } -> self (703.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。
keep_if は常に self を返します。
select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }
h2 = h1.dup
h1.select! # => #<E... -
Hash
# select! {|key , value| . . . } -> self | nil (703.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。
keep_if は常に self を返します。
select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }
h2 = h1.dup
h1.select! # => #<E... -
Hash
# each {|key , value| . . . } -> self (655.0) -
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合 self を、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。
each_pair は each のエイリアスです。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each {|a| p a}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
{:a=>1, :b=>2}.each {|k, v| p [k, v]}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
p({:a=>1, :b=>2}.each_pair) # => #<... -
Hash
# each _ pair {|key , value| . . . } -> self (655.0) -
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合 self を、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。
each_pair は each のエイリアスです。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each {|a| p a}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
{:a=>1, :b=>2}.each {|k, v| p [k, v]}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
p({:a=>1, :b=>2}.each_pair) # => #<... -
Struct
# each {|value| . . . } -> self (613.0) -
構造体の各メンバに対して繰り返します。
構造体の各メンバに対して繰り返します。
[注意] 本メソッドの記述は Struct の下位クラスのインスタンスに対して呼び
出す事を想定しています。Struct.new は Struct の下位クラスを作成する点に
注意してください。
//emlist[例][ruby]{
Customer = Struct.new(:name, :address, :zip)
joe = Customer.new("Joe Smith", "123 Maple, Anytown NC", 12345)
joe.each {|x| puts(x) }
# => Joe Smith
# 123 Map... -
Struct
# each _ pair {|member , value| . . . } -> self (613.0) -
構造体のメンバ名(Symbol)と値の組を引数にブロックを繰り返し実行します。
構造体のメンバ名(Symbol)と値の組を引数にブロックを繰り返し実行します。
//emlist[例][ruby]{
Foo = Struct.new(:foo, :bar)
Foo.new('FOO', 'BAR').each_pair {|m, v| p [m,v]}
# => [:foo, "FOO"]
# [:bar, "BAR"]
//}
[注意] 本メソッドの記述は Struct の下位クラスのインスタンスに対して呼び
出す事を想定しています。Struct.new は Struct の下位クラスを作成する点に
注意してください。 -
Hash
# reject {|key , value| . . . } -> Hash (412.0) -
self を複製して、ブロックを評価した値が真になる要 素を削除したハッシュを返します。
self を複製して、ブロックを評価した値が真になる要
素を削除したハッシュを返します。
ハッシュを返すことを除けば
Enumerable#reject とほぼ同じです。
selfを破壊的に変更したい場合はかわりにHash#delete_ifかHash#reject!を使います。
//emlist[例][ruby]{
h = { 2 =>"8" ,4 =>"6" ,6 =>"4" ,8 =>"2" }
p h.reject{|key, value| key.to_i < value.to_i} #=> {6=>"4", 8=>"2"}
//}
@see Hash#delete_if,... -
Hash
# clear -> self (364.0) -
ハッシュの中身を空にします。
ハッシュの中身を空にします。
空にした後のselfを返します。
デフォルト値の設定はクリアされません。
//emlist[例][ruby]{
h = Hash.new("default value")
h[:some] = "some"
p h #=> {:some=>"some"}
h.clear
p h #=> {}
p h.default #=> "default value"
//} -
ENV
. keep _ if {|key , value| . . . } -> ENV (349.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ るような要素を環境変数に残します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ
るような要素を環境変数に残します。
keep_if は常に self を返します。
select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。
ブロックが省略された場合には Enumerator を返します。
@see ENV.delete_if,ENV.reject!, Hash#keep_if, Hash#select!, -
ENV
. select! {|key , value| . . . } -> ENV | nil (349.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ るような要素を環境変数に残します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ
るような要素を環境変数に残します。
keep_if は常に self を返します。
select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。
ブロックが省略された場合には Enumerator を返します。
@see ENV.delete_if,ENV.reject!, Hash#keep_if, Hash#select!, -
Hash
# each _ key {|key| . . . } -> self (346.0) -
ハッシュのキーを引数としてブロックを評価します。
ハッシュのキーを引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合selfを、
無しで呼ばれた場合Enumeratorを返します。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each_key {|k| p k}
#=> :a
# :b
p({:a=>1, :b=>2}.each_key) # => #<Enumerator: {:a=>1, :b=>2}:each_key>
//}
@see Hash#each_pair,Hash#each_value -
Thread
# exit -> self (334.0) -
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
ただし、スレッドは終了処理中(aborting)にはなりますが、
直ちに終了するとは限りません。すでに終了している場合は何もしません。このメソッドにより
終了したスレッドの Thread#value の返り値は不定です。
自身がメインスレッドであるか最後のスレッドである場合は、プロセスを Kernel.#exit(0)
により終了します。
Kernel.#exit と違い例外 SystemExit を発生しません。
th1 = Thread.new do
begin
sleep 10
... -
Thread
# kill -> self (334.0) -
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
ただし、スレッドは終了処理中(aborting)にはなりますが、
直ちに終了するとは限りません。すでに終了している場合は何もしません。このメソッドにより
終了したスレッドの Thread#value の返り値は不定です。
自身がメインスレッドであるか最後のスレッドである場合は、プロセスを Kernel.#exit(0)
により終了します。
Kernel.#exit と違い例外 SystemExit を発生しません。
th1 = Thread.new do
begin
sleep 10
... -
Thread
# terminate -> self (334.0) -
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
ただし、スレッドは終了処理中(aborting)にはなりますが、
直ちに終了するとは限りません。すでに終了している場合は何もしません。このメソッドにより
終了したスレッドの Thread#value の返り値は不定です。
自身がメインスレッドであるか最後のスレッドである場合は、プロセスを Kernel.#exit(0)
により終了します。
Kernel.#exit と違い例外 SystemExit を発生しません。
th1 = Thread.new do
begin
sleep 10
... -
Enumerator
:: Lazy . new(obj , size=nil) {|yielder , *values| . . . } -> Enumerator :: Lazy (325.0) -
Lazy Enumerator を作成します。Enumerator::Lazy#force メソッドなどに よって列挙が実行されたとき、objのeachメソッドが実行され、値が一つずつ ブロックに渡されます。ブロックは、yielder を使って最終的に yield される値を 指定できます。
Lazy Enumerator を作成します。Enumerator::Lazy#force メソッドなどに
よって列挙が実行されたとき、objのeachメソッドが実行され、値が一つずつ
ブロックに渡されます。ブロックは、yielder を使って最終的に yield される値を
指定できます。
//emlist[Enumerable#filter_map と、その遅延評価版を定義する例][ruby]{
module Enumerable
def filter_map(&block)
map(&block).compact
end
end
class Enumerator::... -
Hash
# delete _ if -> Enumerator (211.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ るような要素を self から削除します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ
るような要素を self から削除します。
delete_if は常に self を返します。
reject! は、要素を削除しなかった場合には nil を返し、
そうでなければ self を返します。
ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。
//emlist[例][ruby]{
h = { 2 => "8" ,4 => "6" ,6 => "4" ,8 => "2" }
p h.reject!{|key, value| key.to_i < value.to_i } #=> { 6 => "4", 8 =... -
Hash
# reject! -> Enumerator (211.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ るような要素を self から削除します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ
るような要素を self から削除します。
delete_if は常に self を返します。
reject! は、要素を削除しなかった場合には nil を返し、
そうでなければ self を返します。
ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。
//emlist[例][ruby]{
h = { 2 => "8" ,4 => "6" ,6 => "4" ,8 => "2" }
p h.reject!{|key, value| key.to_i < value.to_i } #=> { 6 => "4", 8 =... -
ENV
. each -> Enumerator (139.0) -
key と value を引数としてブロックを評価します。
key と value を引数としてブロックを評価します。
//emlist[][ruby]{
ENV['FOO'] = 'bar'
ENV.each do |key, value|
p "value is #{value}" if key == 'FOO' # => "value is bar"
end
# => ENV
//} -
ENV
. each _ pair -> Enumerator (139.0) -
key と value を引数としてブロックを評価します。
key と value を引数としてブロックを評価します。
//emlist[][ruby]{
ENV['FOO'] = 'bar'
ENV.each do |key, value|
p "value is #{value}" if key == 'FOO' # => "value is bar"
end
# => ENV
//} -
Hash
# shift -> [object , object] | nil (127.0) -
ハッシュからキーが追加された順で先頭の要素をひとつ取り除き、 [key, value]という配列として返します。
ハッシュからキーが追加された順で先頭の要素をひとつ取り除き、
[key, value]という配列として返します。
shiftは破壊的メソッドです。selfは要素を取り除かれた残りのハッシュに変更されます。
ハッシュが空の場合、デフォルト値(Hash#defaultまたはHash#default_procのブロックの値か、どちらもnilならばnil)
を返します(このとき、[key,value] という形式の値を返すわけではないことに注意)。
将来のバージョン(Ruby 3.2を予定)ではデフォルト値に関わらず nil になる予定なので、デフォルト値を設定しているハッシュで
shift ... -
Range
. new(first , last , exclude _ end = false) -> Range (115.0) -
first から last までの範囲オブジェクトを生成して返しま す。
first から last までの範囲オブジェクトを生成して返しま
す。
exclude_end が真ならば終端を含まない範囲オブジェクトを生
成します。exclude_end 省略時には終端を含みます。
@param first 最初のオブジェクト
@param last 最後のオブジェクト
@param exclude_end 真をセットした場合終端を含まない範囲オブジェクトを生成します
@raise ArgumentError first <=> last が nil の場合に発生します
//emlist[例: 整数の範囲オブジェクトの場合][ruby]{
Range.new(... -
Hash
# reject -> Enumerator (112.0) -
self を複製して、ブロックを評価した値が真になる要 素を削除したハッシュを返します。
self を複製して、ブロックを評価した値が真になる要
素を削除したハッシュを返します。
ハッシュを返すことを除けば
Enumerable#reject とほぼ同じです。
selfを破壊的に変更したい場合はかわりにHash#delete_ifかHash#reject!を使います。
//emlist[例][ruby]{
h = { 2 =>"8" ,4 =>"6" ,6 =>"4" ,8 =>"2" }
p h.reject{|key, value| key.to_i < value.to_i} #=> {6=>"4", 8=>"2"}
//}
@see Hash#delete_if,... -
Array
# to _ h -> Hash (103.0) -
self を [key, value] のペアの配列として解析した結果を Hash にして 返します。
self を [key, value] のペアの配列として解析した結果を Hash にして
返します。
//emlist[例][ruby]{
bar], [1, 2.to_h # => {:foo => :bar, 1 => 2}
//} -
Enumerable
# to _ h(*args) -> Hash (103.0) -
self を [key, value] のペアの配列として解析した結果を Hash にして 返します。
self を [key, value] のペアの配列として解析した結果を Hash にして
返します。
@param args each の呼び出し時に引数として渡されます。
//emlist[例][ruby]{
%i[hello world].each_with_index.to_h # => {:hello => 0, :world => 1}
//} -
Hash
# keep _ if -> Enumerator (103.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。
keep_if は常に self を返します。
select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }
h2 = h1.dup
h1.select! # => #<E... -
Hash
# select! -> Enumerator (103.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。
keep_if は常に self を返します。
select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }
h2 = h1.dup
h1.select! # => #<E... -
Hash
# each -> Enumerator (55.0) -
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合 self を、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。
each_pair は each のエイリアスです。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each {|a| p a}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
{:a=>1, :b=>2}.each {|k, v| p [k, v]}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
p({:a=>1, :b=>2}.each_pair) # => #<... -
Hash
# each _ pair -> Enumerator (55.0) -
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合 self を、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。
each_pair は each のエイリアスです。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each {|a| p a}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
{:a=>1, :b=>2}.each {|k, v| p [k, v]}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
p({:a=>1, :b=>2}.each_pair) # => #<... -
ENV
. keep _ if -> Enumerator (49.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ るような要素を環境変数に残します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ
るような要素を環境変数に残します。
keep_if は常に self を返します。
select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。
ブロックが省略された場合には Enumerator を返します。
@see ENV.delete_if,ENV.reject!, Hash#keep_if, Hash#select!, -
ENV
. select! -> Enumerator (49.0) -
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ るような要素を環境変数に残します。
キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ
るような要素を環境変数に残します。
keep_if は常に self を返します。
select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。
ブロックが省略された場合には Enumerator を返します。
@see ENV.delete_if,ENV.reject!, Hash#keep_if, Hash#select!, -
Hash
# each _ key -> Enumerator (46.0) -
ハッシュのキーを引数としてブロックを評価します。
ハッシュのキーを引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合selfを、
無しで呼ばれた場合Enumeratorを返します。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each_key {|k| p k}
#=> :a
# :b
p({:a=>1, :b=>2}.each_key) # => #<Enumerator: {:a=>1, :b=>2}:each_key>
//}
@see Hash#each_pair,Hash#each_value -
Struct
# each -> Enumerator (13.0) -
構造体の各メンバに対して繰り返します。
構造体の各メンバに対して繰り返します。
[注意] 本メソッドの記述は Struct の下位クラスのインスタンスに対して呼び
出す事を想定しています。Struct.new は Struct の下位クラスを作成する点に
注意してください。
//emlist[例][ruby]{
Customer = Struct.new(:name, :address, :zip)
joe = Customer.new("Joe Smith", "123 Maple, Anytown NC", 12345)
joe.each {|x| puts(x) }
# => Joe Smith
# 123 Map... -
Struct
# each _ pair -> Enumerator (13.0) -
構造体のメンバ名(Symbol)と値の組を引数にブロックを繰り返し実行します。
構造体のメンバ名(Symbol)と値の組を引数にブロックを繰り返し実行します。
//emlist[例][ruby]{
Foo = Struct.new(:foo, :bar)
Foo.new('FOO', 'BAR').each_pair {|m, v| p [m,v]}
# => [:foo, "FOO"]
# [:bar, "BAR"]
//}
[注意] 本メソッドの記述は Struct の下位クラスのインスタンスに対して呼び
出す事を想定しています。Struct.new は Struct の下位クラスを作成する点に
注意してください。