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Thread#status -> String | false | nil (72703.0)

生きているスレッドの状態を文字列 "run"、"sleep", "aborting" のいず れかで返します。正常終了したスレッドに対して false、例外によ り終了したスレッドに対して nil を返します。

生きているスレッドの状態を文字列 "run"、"sleep", "aborting" のいず
れかで返します。正常終了したスレッドに対して false、例外によ
り終了したスレッドに対して nil を返します。

Thread#alive? が真を返すなら、このメソッドも真です。

例:
a = Thread.new { raise("die now") }
b = Thread.new { Thread.stop }
c = Thread.new { Thread.exit }
d = Thread.new { sleep }
d.kill ...

SystemExit#status -> Integer (72649.0)

例外オブジェクトに保存された終了ステータスを返します。

例外オブジェクトに保存された終了ステータスを返します。

終了ステータスは Kernel.#exit や SystemExit.new などで設定されます。

例:

begin
exit 1
rescue SystemExit => err
p err.status # => 1
end

begin
raise SystemExit.new(1, "dummy exit")
rescue SystemExit => err
p err.status # => 1
end

Process::Status#exitstatus -> Integer | nil (54610.0)

exited? が真の場合プロセスが返した終了ステータスの整数を、そ うでない場合は nil を返します。

exited? が真の場合プロセスが返した終了ステータスの整数を、そ
うでない場合は nil を返します。

Process::Status#inspect -> String (18082.0)

自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。

自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。

プロセスの状態を以下のフォーマットで返します。

: 正常終了のとき
#<Process::Status: pid=18262,exited(nnn)>
: シグナルによる停止のとき
#<Process::Status: pid=18262,stopped(SIGxxx=nnn)>
: シグナルによる終了のとき
#<Process::Status: pid=18262,signaled(SIGxxx=nnn)>
: コアダンプしたとき(このステータスの表示はシステムに依存します)
#<Process::Status: pid=1...

Process::Status#&(other) -> Integer (18010.0)

self.to_i & other と同じです。 このメソッドは後方互換性のためにあります。

self.to_i & other と同じです。
このメソッドは後方互換性のためにあります。

@param other 自身との & 演算をしたい整数を指定します。

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Process::Status#==(other) -> bool (18010.0)

同じステータスの場合に真を返します。

同じステータスの場合に真を返します。

other が数値の場合、self.to_i との比較が行われます。こ
れは後方互換性のためです。

@param other 自身と比較したいオブジェクトを指定します。

Process::Status#>>(num) -> Integer (18010.0)

self.to_i >> num と同じです。

self.to_i >> num と同じです。

@param num 整数を指定します。

fork { exit 99 } #=> 26563
Process.wait #=> 26563
$?.to_i #=> 25344
$? >> 8 #=> 99

Process::Status#coredump? -> bool (18010.0)

終了時にコアダンプしていたら真を返します。

終了時にコアダンプしていたら真を返します。

このメソッドは signaled? が真のときにしか意味を持ちません。

このメソッドはシステムに依存します。サポートしないプラットフォー
ムでは常に false を返します。

Process::Status#exited? -> bool (18010.0)

プロセスが exit(2) などにより正常に終了した場合に、真を返します。 そうでない場合に false を返します。

プロセスが exit(2) などにより正常に終了した場合に、真を返します。
そうでない場合に false を返します。

Process::Status#pid -> Integer (18010.0)

終了したプロセスのプロセス ID を返します。

終了したプロセスのプロセス ID を返します。

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Process::Status#signaled? -> bool (18010.0)

プロセスがハンドラを定義していないシグナルを受けて終了した場合に真 を返します。

プロセスがハンドラを定義していないシグナルを受けて終了した場合に真
を返します。

Process::Status#stopped? -> bool (18010.0)

プロセスが現在停止(終了ではない)している場合に真を返します。 Process.#waitpid に Process::WUNTRACED フラグを設定した 場合にだけ真になりえます。

プロセスが現在停止(終了ではない)している場合に真を返します。
Process.#waitpid に Process::WUNTRACED フラグを設定した
場合にだけ真になりえます。

Process::Status#stopsig -> Integer | nil (18010.0)

stopped? が真の場合そのシグナルの番号を、そうでない場合は nil を返します。

stopped? が真の場合そのシグナルの番号を、そうでない場合は
nil を返します。

Process::Status#success? -> bool (18010.0)

プロセスの終了状態が成功である場合に true を返します。 そうでない場合に false を返します。

プロセスの終了状態が成功である場合に true を返します。
そうでない場合に false を返します。

Process::Status#termsig -> Integer | nil (18010.0)

signaled? が真の場合プロセスを終了させたシグナル番号を、 そうでない場合は nil を返します。

signaled? が真の場合プロセスを終了させたシグナル番号を、
そうでない場合は nil を返します。

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Process::Status#to_i -> Integer (18010.0)

C 言語での終了ステータス表現の整数を返します。

C 言語での終了ステータス表現の整数を返します。

多くのシステムの実装では、この値の上位 8 bit に exit(2)
に渡した終了ステータスが、下位 8 bit にシグナル等で終了した等の情
報が入っています。

Process::Status#to_s -> String (18010.0)

to_i.to_s と同じです。

to_i.to_s と同じです。