るりまサーチ (Ruby 2.1.0)

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219件ヒット [1-100件を表示] (0.082秒)
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別のキーワード

  1. string []=
  2. string []
  3. string slice
  4. string slice!
  5. string gsub

モジュール

オブジェクト

キーワード

検索結果

<< 1 2 3 > >>

String (114439.0)

文字列のクラスです。 ヌル文字を含む任意のバイト列を扱うことができます。 文字列の長さにはメモリ容量以外の制限はありません。

文字列のクラスです。
ヌル文字を含む任意のバイト列を扱うことができます。
文字列の長さにはメモリ容量以外の制限はありません。

文字列は通常、文字列リテラルを使って生成します。
以下に文字列リテラルの例をいくつか示します。

//emlist[文字列リテラルの例][ruby]{
'str\\ing' # シングルクオート文字列 (エスケープシーケンスがほぼ無効)
"string\n" # ダブルクオート文字列 (エスケープシーケンスがすべて有効)
%q(str\\ing) # 「%q」文字列 (エスケープシーケンスがほぼ無効、デリミタが変えられる)
%Q(string\n) # 「%Q...

String#chop -> String (81736.0)

文字列の最後の文字を取り除いた新しい文字列を生成して返します。 ただし、文字列の終端が "\r\n" であればその 2 文字を取り除きます。

文字列の最後の文字を取り除いた新しい文字列を生成して返します。
ただし、文字列の終端が "\r\n" であればその 2 文字を取り除きます。

//emlist[例][ruby]{
p "string\n".chop # => "string"
p "string\r\n".chop # => "string"
p "string".chop # => "strin"
p "strin".chop # => "stri"
p "".chop # => ""
//}

@see String#chomp
@see String#chop!

String#chomp(rs = $/) -> String (81682.0)

self の末尾から rs で指定する改行コードを取り除いた文字列を生成して返します。 ただし、rs が "\n" ($/ のデフォルト値) のときは、 実行環境によらず "\r", "\r\n", "\n" のすべてを改行コードとみなして取り除きます。

self の末尾から rs で指定する改行コードを取り除いた文字列を生成して返します。
ただし、rs が "\n" ($/ のデフォルト値) のときは、
実行環境によらず "\r", "\r\n", "\n" のすべてを改行コードとみなして取り除きます。

rs に nil を指定した場合、このメソッドは何もしません。

rs に空文字列 ("") を指定した場合は「パラグラフモード」になり、
実行環境によらず末尾の連続する改行コード("\r\n", "\n")をすべて取り除きます。

//emlist[例][ruby]{
p "foo\n".chomp # => "...

String#chr -> String (81682.0)

self の最初の文字だけを含む文字列を返します。

self の最初の文字だけを含む文字列を返します。

//emlist[例][ruby]{
a = "abcde"
a.chr #=> "a"
//}

Ruby 1.9 で IO#getc の戻り値が Integer から String を返すように変更になりました。
Ruby 1.8 以前と1.9以降の互換性を保つために String#chr が存在します。

例:
# ruby 1.8 系では STDIN.getc が 116 を返すため Integer#chr が呼び出される
$ echo test | ruby -e "p STDIN.getc.chr" # => ...

String#chars -> [String] (81664.0)

文字列の各文字を文字列の配列で返します。(self.each_char.to_a と同じです)

文字列の各文字を文字列の配列で返します。(self.each_char.to_a と同じです)

//emlist[例][ruby]{
"hello世界".chars # => ["h", "e", "l", "l", "o", "世", "界"]
//}

ブロックが指定された場合は String#each_char と同じように動作します。

Ruby 2.6 までは deprecated の警告が出ますが、Ruby 2.7 で警告は削除されました。

@see String#each_char

絞り込み条件を変える

String#chomp!(rs = $/) -> self | nil (81415.0)

self の末尾から rs で指定する改行コードを取り除きます。 ただし rs が "\n" ($/ のデフォルト値) のときは、 実行環境によらず "\r", "\r\n", "\n" のすべてを改行コードとみなして取り除きます。

self の末尾から rs で指定する改行コードを取り除きます。
ただし rs が "\n" ($/ のデフォルト値) のときは、
実行環境によらず "\r", "\r\n", "\n" のすべてを改行コードとみなして取り除きます。

rs に nil を指定した場合、このメソッドは何もしません。

rs に空文字列 ("") を指定した場合は「パラグラフモード」になり、
実行環境によらず末尾の連続する改行コード("\r\n", "\n")をすべて取り除きます。

@return chomp! は通常 self を返しますが、取り除く改行がなかった場合は nil を返します。

//emli...

String#chop! -> self | nil (81397.0)

文字列の最後の文字を取り除きます。 ただし、終端が "\r\n" であればその 2 文字を取り除きます。

文字列の最後の文字を取り除きます。
ただし、終端が "\r\n" であればその 2 文字を取り除きます。

@return chop! は self を変更して返しますが、取り除く文字がなかった場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
str = "string\r\n"
ret = str.chop!
ret # => "string"
str # => "string"
str.chop! # => "strin"
"".chop! # => ni...

String#end_with?(*strs) -> bool (81379.0)

self の末尾が strs のいずれかであるとき true を返します。

self の末尾が strs のいずれかであるとき true を返します。

@param strs パターンを表す文字列 (のリスト)

//emlist[例][ruby]{
"string".end_with?("ing") # => true
"string".end_with?("str") # => false
"string".end_with?("str", "ing") # => true
//}

@see String#start_with?

String#hex -> Integer (81379.0)

文字列に 16 進数で数値が表現されていると解釈して整数に変換します。 接頭辞 "0x", "0X" とアンダースコアは無視されます。 文字列が [_0-9a-fA-F] 以外の文字を含むときはその文字以降を無視します。

文字列に 16 進数で数値が表現されていると解釈して整数に変換します。
接頭辞 "0x", "0X" とアンダースコアは無視されます。
文字列が [_0-9a-fA-F] 以外の文字を含むときはその文字以降を無視します。

self が空文字列のときは 0 を返します。

//emlist[例][ruby]{
p "10".hex # => 16
p "ff".hex # => 255
p "0x10".hex # => 16
p "-0x10".hex # => -16

p "xyz".hex # => 0
p "10z".hex # => 16
p "1_0".h...

String#start_with?(*strs) -> bool (81379.0)

self の先頭が strs のいずれかであるとき true を返します。

self の先頭が strs のいずれかであるとき true を返します。

@param strs パターンを表す文字列 (のリスト)

//emlist[例][ruby]{
"string".start_with?("str") # => true
"string".start_with?("ing") # => false
"string".start_with?("ing", "str") # => true
//}

@see String#end_with?

絞り込み条件を変える

String#chars {|cstr| block } -> self (81364.0)

文字列の各文字を文字列の配列で返します。(self.each_char.to_a と同じです)

文字列の各文字を文字列の配列で返します。(self.each_char.to_a と同じです)

//emlist[例][ruby]{
"hello世界".chars # => ["h", "e", "l", "l", "o", "世", "界"]
//}

ブロックが指定された場合は String#each_char と同じように動作します。

Ruby 2.6 までは deprecated の警告が出ますが、Ruby 2.7 で警告は削除されました。

@see String#each_char

String#each_char -> Enumerator (81343.0)

文字列の各文字に対して繰り返します。

文字列の各文字に対して繰り返します。

たとえば、
//emlist[][ruby]{
"hello世界".each_char {|c| print c, ' ' }
//}
は次のように出力されます。
h e l l o 世 界

@see String#chars

String#each_char {|cstr| block } -> self (81343.0)

文字列の各文字に対して繰り返します。

文字列の各文字に対して繰り返します。

たとえば、
//emlist[][ruby]{
"hello世界".each_char {|c| print c, ' ' }
//}
は次のように出力されます。
h e l l o 世 界

@see String#chars

String#match(regexp, pos = 0) -> MatchData | nil (81343.0)

regexp.match(self, pos) と同じです。 regexp が文字列の場合は、正規表現にコンパイルします。 詳しくは Regexp#match を参照してください。

regexp.match(self, pos) と同じです。
regexp が文字列の場合は、正規表現にコンパイルします。
詳しくは Regexp#match を参照してください。

//emlist[例: regexp のみの場合][ruby]{
'hello'.match('(.)\1') # => #<MatchData "ll" 1:"l">
'hello'.match('(.)\1')[0] # => "ll"
'hello'.match(/(.)\1/)[0] # => "ll"
'hello'.match('xx') # => nil
//}
...

String#match(regexp, pos = 0) {|m| ... } -> object (81343.0)

regexp.match(self, pos) と同じです。 regexp が文字列の場合は、正規表現にコンパイルします。 詳しくは Regexp#match を参照してください。

regexp.match(self, pos) と同じです。
regexp が文字列の場合は、正規表現にコンパイルします。
詳しくは Regexp#match を参照してください。

//emlist[例: regexp のみの場合][ruby]{
'hello'.match('(.)\1') # => #<MatchData "ll" 1:"l">
'hello'.match('(.)\1')[0] # => "ll"
'hello'.match(/(.)\1/)[0] # => "ll"
'hello'.match('xx') # => nil
//}
...

絞り込み条件を変える

String#each_byte -> Enumerator (81325.0)

文字列の各バイトに対して繰り返します。

文字列の各バイトに対して繰り返します。

//emlist[例][ruby]{
"str".each_byte do |byte|
p byte
end
# => 115
# => 116
# => 114

"あ".each_byte do |byte|
p byte
end
# => 227
# => 129
# => 130
//}

@see String#bytes

String#each_byte {|byte| ... } -> self (81325.0)

文字列の各バイトに対して繰り返します。

文字列の各バイトに対して繰り返します。

//emlist[例][ruby]{
"str".each_byte do |byte|
p byte
end
# => 115
# => 116
# => 114

"あ".each_byte do |byte|
p byte
end
# => 227
# => 129
# => 130
//}

@see String#bytes

String#each_codepoint -> Enumerator (81325.0)

文字列の各コードポイントに対して繰り返します。

文字列の各コードポイントに対して繰り返します。

UTF-8/UTF-16(BE|LE)/UTF-32(BE|LE) 以外のエンコーディングに対しては
各文字のバイナリ表現由来の値になります。

//emlist[例][ruby]{
#coding:UTF-8
"hello わーるど".each_codepoint.to_a
# => [104, 101, 108, 108, 111, 32, 12431, 12540, 12427, 12393]
"hello わーるど".encode('euc-jp').each_codepoint.to_a
# => [104, 101, 108, 1...

String#each_codepoint {|codepoint| block } -> self (81325.0)

文字列の各コードポイントに対して繰り返します。

文字列の各コードポイントに対して繰り返します。

UTF-8/UTF-16(BE|LE)/UTF-32(BE|LE) 以外のエンコーディングに対しては
各文字のバイナリ表現由来の値になります。

//emlist[例][ruby]{
#coding:UTF-8
"hello わーるど".each_codepoint.to_a
# => [104, 101, 108, 108, 111, 32, 12431, 12540, 12427, 12393]
"hello わーるど".encode('euc-jp').each_codepoint.to_a
# => [104, 101, 108, 1...

String#each_line(rs = $/) -> Enumerator (81325.0)

文字列中の各行に対して繰り返します。 行の区切りは rs に指定した文字列で、 そのデフォルト値は変数 $/ の値です。 各 line には区切りの文字列も含みます。

文字列中の各行に対して繰り返します。
行の区切りは rs に指定した文字列で、
そのデフォルト値は変数 $/ の値です。
各 line には区切りの文字列も含みます。

rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
rs に空文字列 "" を指定すると「パラグラフモード」になり、
改行コードが 2 つ以上連続するところで文字列を分割します
(つまり空行で分割します)。

@param rs 行末を示す文字列

//emlist[例][ruby]{
"aa\nbb\ncc\n".each_line do |line|
p line
end
# => "aa\n"
...

絞り込み条件を変える

String#each_line(rs = $/) {|line| ... } -> self (81325.0)

文字列中の各行に対して繰り返します。 行の区切りは rs に指定した文字列で、 そのデフォルト値は変数 $/ の値です。 各 line には区切りの文字列も含みます。

文字列中の各行に対して繰り返します。
行の区切りは rs に指定した文字列で、
そのデフォルト値は変数 $/ の値です。
各 line には区切りの文字列も含みます。

rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
rs に空文字列 "" を指定すると「パラグラフモード」になり、
改行コードが 2 つ以上連続するところで文字列を分割します
(つまり空行で分割します)。

@param rs 行末を示す文字列

//emlist[例][ruby]{
"aa\nbb\ncc\n".each_line do |line|
p line
end
# => "aa\n"
...

String#length -> Integer (81325.0)

文字列の文字数を返します。バイト数を知りたいときは bytesize メソッドを使ってください。

文字列の文字数を返します。バイト数を知りたいときは bytesize メソッドを使ってください。

//emlist[例][ruby]{
"test".length # => 4
"test".size # => 4
"テスト".length # => 3
"テスト".size # => 3
"\x80\u3042".length # => 2
"\x80\u3042".size # => 2
//}

@see String#bytesize

String#hash -> Integer (81307.0)

self のハッシュ値を返します。 eql? で等しい文字列は、常にハッシュ値も等しくなります。

self のハッシュ値を返します。
eql? で等しい文字列は、常にハッシュ値も等しくなります。

//emlist[例][ruby]{
"test".hash # => 4038258770210371295
("te" + "st").hash == "test".hash # => true
//}

@see Hash

String#size -> Integer (72025.0)

文字列の文字数を返します。バイト数を知りたいときは bytesize メソッドを使ってください。

文字列の文字数を返します。バイト数を知りたいときは bytesize メソッドを使ってください。

//emlist[例][ruby]{
"test".length # => 4
"test".size # => 4
"テスト".length # => 3
"テスト".size # => 3
"\x80\u3042".length # => 2
"\x80\u3042".size # => 2
//}

@see String#bytesize

String#slice!(nth) -> String (63799.0)

指定した範囲 (String#[] 参照) を 文字列から取り除いたうえで取り除いた部分文字列を返します。

指定した範囲 (String#[] 参照) を
文字列から取り除いたうえで取り除いた部分文字列を返します。

引数が範囲外を指す場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
string = "this is a string"
string.slice!(2) #=> "i"
string.slice!(3..6) #=> " is "
string.slice!(/s.*t/) #=> "sa st"
string.slice!("r") #=> "r"
string #=> "thing"
...

絞り込み条件を変える

String#slice!(regexp, nth = 0) -> String (63799.0)

指定した範囲 (String#[] 参照) を 文字列から取り除いたうえで取り除いた部分文字列を返します。

指定した範囲 (String#[] 参照) を
文字列から取り除いたうえで取り除いた部分文字列を返します。

引数が範囲外を指す場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
string = "this is a string"
string.slice!(2) #=> "i"
string.slice!(3..6) #=> " is "
string.slice!(/s.*t/) #=> "sa st"
string.slice!("r") #=> "r"
string #=> "thing"
...

String#[](nth) -> String | nil (63661.0)

nth 番目の文字を返します。 nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。 つまり、 self.size + nth 番目の文字を返します。

nth 番目の文字を返します。
nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。
つまり、 self.size + nth 番目の文字を返します。

nth が範囲外を指す場合は nil を返します。

@param nth 文字の位置を表す整数
@return 指定した位置の文字を表す String オブジェクト

//emlist[例][ruby]{
p 'bar'[2] # => "r"
p 'bar'[2] == ?r # => true
p 'bar'[-1] # => "r"
p 'bar'[3] # => nil
p 'bar'[-4] ...

String#slice(nth) -> String | nil (63661.0)

nth 番目の文字を返します。 nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。 つまり、 self.size + nth 番目の文字を返します。

nth 番目の文字を返します。
nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。
つまり、 self.size + nth 番目の文字を返します。

nth が範囲外を指す場合は nil を返します。

@param nth 文字の位置を表す整数
@return 指定した位置の文字を表す String オブジェクト

//emlist[例][ruby]{
p 'bar'[2] # => "r"
p 'bar'[2] == ?r # => true
p 'bar'[-1] # => "r"
p 'bar'[3] # => nil
p 'bar'[-4] ...

String#gsub(pattern) {|matched| .... } -> String (63658.0)

文字列中で pattern にマッチした部分を順番にブロックに渡し、 その実行結果で置き換えた文字列を生成して返します。 ブロックなしの場合と違い、ブロックの中からは 組み込み変数 $1, $2, $3, ... を問題なく参照できます。

文字列中で pattern にマッチした部分を順番にブロックに渡し、
その実行結果で置き換えた文字列を生成して返します。
ブロックなしの場合と違い、ブロックの中からは
組み込み変数 $1, $2, $3, ... を問題なく参照できます。

@param pattern 置き換える文字列のパターンを表す文字列か正規表現。
文字列を指定した場合は全く同じ文字列にだけマッチする
@return 新しい文字列

//emlist[例][ruby]{
p 'abcabc'.gsub(/[bc]/) {|s| s.upcase } #=> "aBCaBC"
...

String#eql?(other) -> bool (63649.0)

文字列の内容が文字列 other の内容と等しいときに true を返します。 等しくなければ false を返します。

文字列の内容が文字列 other の内容と等しいときに true を返します。
等しくなければ false を返します。

このメソッドは文字列の内容を比較します。
同一のオブジェクトかどうかを比較するわけではありません。
つまり、"string".eql?(str) という式を実行した場合には、
str が "string" という内容の文字列でありさえすれば常に true を返します。
同一のオブジェクトであるかどうかを判定したいときは
Object#equal? を使ってください。

アルファベットの大文字小文字を無視して比較したい場合は、String#upcase,
String#d...

絞り込み条件を変える

String#[](nth, len) -> String | nil (63646.0)

nth 文字目から長さ len 文字の部分文字列を新しく作って返します。 nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。

nth 文字目から長さ len 文字の部分文字列を新しく作って返します。
nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。

@param nth 取得したい文字列の開始インデックスを整数で指定します。
@param len 取得したい文字列の長さを正の整数で指定します。

@return nth が範囲外を指す場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
str0 = "bar"
str0[2, 1] #=> "r"
str0[2, 0] #=> ""
str0[2, 100] #=> "r" (右側を超えても...

String#[](regexp, nth = 0) -> String (63646.0)

正規表現 regexp の nth 番目の括弧にマッチする最初の部分文字列を返します。 nth を省略したときや 0 の場合は正規表現がマッチした部分文字列全体を返します。 正規表現が self にマッチしなかった場合や nth に対応する括弧がないときは nil を返します。

正規表現 regexp の nth 番目の括弧にマッチする最初の部分文字列を返します。
nth を省略したときや 0 の場合は正規表現がマッチした部分文字列全体を返します。
正規表現が self にマッチしなかった場合や nth に対応する括弧がないときは nil を返します。

このメソッドを実行すると、
マッチ結果に関する情報が組み込み変数 $~ に設定されます。

@param regexp 取得したい文字列のパターンを示す正規表現
@param nth 取得したい正規表現レジスタのインデックス。整数

//emlist[例][ruby]{
p "foobar"[/b...

String#center(width, padding = &#39; &#39;) -> String (63646.0)

長さ width の文字列に self を中央寄せした文字列を返します。 self の長さが width より長い時には元の文字列の複製を返します。 また、第 2 引数 padding を指定したときは 空白文字の代わりに padding を詰めます。

長さ width の文字列に self を中央寄せした文字列を返します。
self の長さが width より長い時には元の文字列の複製を返します。
また、第 2 引数 padding を指定したときは
空白文字の代わりに padding を詰めます。

@param width 返り値の文字列の最小の長さ
@param padding 長さが width になるまで self の両側に詰める文字

//emlist[例][ruby]{
p "foo".center(10) # => " foo "
p "foo".center(9) # ...

String#ljust(width, padding = &#39; &#39;) -> String (63646.0)

長さ width の文字列に self を左詰めした文字列を返します。 self の長さが width より長い時には元の文字列の複製を返します。 また、第 2 引数 padding を指定したときは 空白文字の代わりに padding を詰めます。

長さ width の文字列に self を左詰めした文字列を返します。
self の長さが width より長い時には元の文字列の複製を返します。
また、第 2 引数 padding を指定したときは
空白文字の代わりに padding を詰めます。

@param width 返り値の文字列の最小の長さ
@param padding 長さが width になるまで self の右側に詰める文字

//emlist[例][ruby]{
p "foo".ljust(10) # => "foo "
p "foo".ljust(9) # =...

String#rjust(width, padding = &#39; &#39;) -> String (63646.0)

長さ width の文字列に self を右詰めした文字列を返します。 self の長さが width より長い時には元の文字列の複製を返します。 また、第 2 引数 padding を指定したときは 空白文字の代わりに padding を詰めます。

長さ width の文字列に self を右詰めした文字列を返します。
self の長さが width より長い時には元の文字列の複製を返します。
また、第 2 引数 padding を指定したときは
空白文字の代わりに padding を詰めます。

@param width 返り値の文字列の最小の長さ
@param padding 長さが width になるまで self の左側に詰める文字

//emlist[例][ruby]{
p "foo".rjust(10) # => " foo"
p "foo".rjust(9) # =...

絞り込み条件を変える

String#slice(nth, len) -> String | nil (63646.0)

nth 文字目から長さ len 文字の部分文字列を新しく作って返します。 nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。

nth 文字目から長さ len 文字の部分文字列を新しく作って返します。
nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。

@param nth 取得したい文字列の開始インデックスを整数で指定します。
@param len 取得したい文字列の長さを正の整数で指定します。

@return nth が範囲外を指す場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
str0 = "bar"
str0[2, 1] #=> "r"
str0[2, 0] #=> ""
str0[2, 100] #=> "r" (右側を超えても...

String#slice(regexp, nth = 0) -> String (63646.0)

正規表現 regexp の nth 番目の括弧にマッチする最初の部分文字列を返します。 nth を省略したときや 0 の場合は正規表現がマッチした部分文字列全体を返します。 正規表現が self にマッチしなかった場合や nth に対応する括弧がないときは nil を返します。

正規表現 regexp の nth 番目の括弧にマッチする最初の部分文字列を返します。
nth を省略したときや 0 の場合は正規表現がマッチした部分文字列全体を返します。
正規表現が self にマッチしなかった場合や nth に対応する括弧がないときは nil を返します。

このメソッドを実行すると、
マッチ結果に関する情報が組み込み変数 $~ に設定されます。

@param regexp 取得したい文字列のパターンを示す正規表現
@param nth 取得したい正規表現レジスタのインデックス。整数

//emlist[例][ruby]{
p "foobar"[/b...

String#byteslice(nth) -> String | nil (63640.0)

nth バイト目の文字を返します。nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。 引数が範囲外を指定した場合は nil を返します。

nth バイト目の文字を返します。nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。
引数が範囲外を指定した場合は nil を返します。

@param nth 文字の位置を表す整数を指定します。

@return 切り出した文字列を返します。戻り値の文字エンコーディングは自身
と同じです。

//emlist[例][ruby]{
"hello".byteslice(1) # => "e"
"hello".byteslice(-1) # => "o"
"\u3042".byteslice(0) # => "\xE3"
"\u3042".byteslice(1) # => "\x...

String#byteslice(nth, len=1) -> String | nil (63640.0)

nth バイト目から長さ len バイトの部分文字列を新しく作って返します。 nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。引数が範囲外を指定した場合は nil を返します。

nth バイト目から長さ len バイトの部分文字列を新しく作って返します。
nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。引数が範囲外を指定した場合は
nil を返します。

@param nth 取得したい文字列の開始バイトを整数で指定します。

@param len 取得したい文字列の長さを正の整数で指定します。

@return 切り出した文字列を返します。戻り値の文字エンコーディングは自身
と同じです。

//emlist[例][ruby]{
"hello".byteslice(1, 2) # => "el"
"\u3042\u3044\u...

String#sub(pattern) {|matched| .... } -> String (63637.0)

文字列中で pattern にマッチした最初の部分をブロックに渡し、 その評価結果で置き換えた新しい文字列を返します。 ブロックなしの sub と違い、ブロックの中からは 組み込み変数 $1, $2, $3, ... を問題なく参照できます。

文字列中で pattern にマッチした最初の部分をブロックに渡し、
その評価結果で置き換えた新しい文字列を返します。
ブロックなしの sub と違い、ブロックの中からは
組み込み変数 $1, $2, $3, ... を問題なく参照できます。

@param pattern 置き換える文字列のパターンを表す文字列か正規表現。
文字列を指定した場合は全く同じ文字列にだけマッチする

//emlist[例][ruby]{
p 'abcabc'.sub(/b/) {|s| s.upcase } #=> "aBcabc"
p 'abcabc'.sub(/b...

絞り込み条件を変える

String#sub!(pattern, hash) -> String (63634.0)

文字列中の pattern にマッチした部分をキーにして hash を引いた値で破壊的に置き換えます。

文字列中の pattern にマッチした部分をキーにして hash を引いた値で破壊的に置き換えます。

@param pattern 置き換える文字列のパターン
@param hash 置き換える文字列を与えるハッシュ
@return 置換した場合は self、置換しなかった場合は nil

String#+(other) -> String (63628.0)

文字列と other を連結した新しい文字列を返します。

文字列と other を連結した新しい文字列を返します。

@param other 文字列
@return self と other を連結した文字列

//emlist[例][ruby]{
p "str" + "ing" # => "string"

a = "abc"
b = "def"
p a + b # => "abcdef"
p a # => "abc" (変化なし)
p b # => "def"
//}

String#gsub(pattern, hash) -> String (63628.0)

文字列中の pattern にマッチした部分をキーにして hash を引いた値で置き換えます。

文字列中の pattern にマッチした部分をキーにして hash を引いた値で置き換えます。

@param pattern 置き換える文字列のパターン
@param hash 置き換える文字列を与えるハッシュ

//emlist[例][ruby]{
hash = {'b'=>'B', 'c'=>'C'}
p "abcabc".gsub(/[bc]/){hash[$&]} #=> "aBCaBC"
p "abcabc".gsub(/[bc]/, hash) #=> "aBCaBC"
//}

String#sub(pattern, hash) -> String (63622.0)

文字列中の pattern にマッチした部分をキーにして hash を引いた値で置き換えます。

文字列中の pattern にマッチした部分をキーにして hash を引いた値で置き換えます。

@param pattern 置き換える文字列のパターン
@param hash 置き換える文字列を与えるハッシュ

//emlist[例][ruby]{
hash = {'b'=>'B', 'c'=>'C'}
p "abcabc".sub(/[bc]/){hash[$&]} #=> "aBCabc"
p "abcabc".sub(/[bc]/, hash) #=> "aBCabc"
//}

String#prepend(other_str) -> String (63610.0)

文字列 other_str を先頭に破壊的に追加します。

文字列 other_str を先頭に破壊的に追加します。

@param other_str 追加したい文字列を指定します。

//emlist[例][ruby]{
a = "world"
a.prepend("hello ") # => "hello world"
a # => "hello world"
//}

絞り込み条件を変える

String#replace(other) -> String (63610.0)

self の内容を other の内容で置き換えます。

self の内容を other の内容で置き換えます。

//emlist[例][ruby]{
str = "foo"
str.replace "bar"
p str # => "bar"
//}

String#squeeze(*chars) -> String (63610.0)

chars に含まれる文字が複数並んでいたら 1 文字にまとめます。

chars に含まれる文字が複数並んでいたら 1 文字にまとめます。

chars の形式は tr(1) と同じです。つまり、
`a-c' は a から c を意味し、"^0-9" のように
文字列の先頭が `^' の場合は指定文字以外を意味します。

`-' は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
同様に、`^' もその効果は文字列の先頭にあるときだけです。また、
`-', `^', `\' はバックスラッシュ(`\')によ
りエスケープすることができます。

引数を 1 つも指定しない場合は、すべての連続した文字を 1 文字にまとめます。

引数を複数指定した場合は、す...

String#==(other) -> bool (63463.0)

other が文字列の場合、String#eql? と同様に文字列の内容を比較します。

other が文字列の場合、String#eql? と同様に文字列の内容を比較します。

other が文字列でない場合、
other.to_str が定義されていれば
other == self の結果を返します。(ただし、 other.to_str は実行されません。)
そうでなければ false を返します。

@param other 任意のオブジェクト
@return true か false

//emlist[例][ruby]{
stringlike = Object.new

def stringlike.==(other)
"string" == ...

String#===(other) -> bool (63463.0)

other が文字列の場合、String#eql? と同様に文字列の内容を比較します。

other が文字列の場合、String#eql? と同様に文字列の内容を比較します。

other が文字列でない場合、
other.to_str が定義されていれば
other == self の結果を返します。(ただし、 other.to_str は実行されません。)
そうでなければ false を返します。

@param other 任意のオブジェクト
@return true か false

//emlist[例][ruby]{
stringlike = Object.new

def stringlike.==(other)
"string" == ...

String#split(sep = $;, limit = 0) -> [String] (63418.0)

第 1 引数 sep で指定されたセパレータによって文字列を limit 個まで分割し、 結果を文字列の配列で返します。

第 1 引数 sep で指定されたセパレータによって文字列を limit 個まで分割し、
結果を文字列の配列で返します。

第 1 引数 sep は以下のいずれかです。

: 正規表現
正規表現にマッチする部分で分割する。
特に、括弧によるグルーピングがあればそのグループにマッチした
文字列も結果の配列に含まれる (後述)。
: 文字列
その文字列自体にマッチする部分で分割する。
: 1 バイトの空白文字 ' '
先頭と末尾の空白を除いたうえで、空白文字列で分割する。
: nil
常に $; で分割する。 $; も nil の場合は、先頭と末尾...

絞り込み条件を変える

String#<=>(other) -> -1 | 0 | 1 | nil (63379.0)

self と other を ASCII コード順で比較して、 self が大きい時には 1、等しい時には 0、小さい時には -1 を返します。 このメソッドは Comparable モジュールのメソッドを実装するために使われます。

self と other を ASCII コード順で比較して、
self が大きい時には 1、等しい時には 0、小さい時には -1 を返します。
このメソッドは Comparable モジュールのメソッドを実装するために使われます。

other が文字列でない場合、
other.to_str と other.<=> が定義されていれば
0 - (other <=> self) の結果を返します。
そうでなければ nil を返します。

@param other 文字列
@return 比較結果の整数か nil

//emlist[例][ruby]{
p "aaa" <...

String#casecmp(other) -> -1 | 0 | 1 | nil (63373.0)

String#<=> と同様に文字列の順序を比較しますが、 アルファベットの大文字小文字の違いを無視します。

String#<=> と同様に文字列の順序を比較しますが、
アルファベットの大文字小文字の違いを無視します。

このメソッドの動作は組み込み変数 $= には影響されません。


@param other self と比較する文字列

//emlist[例][ruby]{
"aBcDeF".casecmp("abcde") #=> 1
"aBcDeF".casecmp("abcdef") #=> 0
"aBcDeF".casecmp("abcdefg") #=> -1
"abcdef".casecmp("ABCDEF") #=> 0
//}

nil は文字列のエ...

String#[]=(nth, len, val) (63355.0)

nth 番目の文字から len 文字の部分文字列を文字列 val で置き換えます。

nth 番目の文字から len 文字の部分文字列を文字列 val で置き換えます。

len が0 の場合は、単にnthの位置から文字列の追加が行われます。
nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。

@param nth 置き換えたい部分文字列の開始インデックス
@param len 置き換えたい部分文字列の長さ
@param val 指定範囲の部分文字列と置き換える文字列

@return val を返します。

//emlist[例][ruby]{
buf = "string"
buf[1, 4] = "!!"
p buf # => "s!!g"

buf ...

String#scrub -> String (63352.0)

self が不正なバイト列を含む場合に別の文字列に置き換えた新しい文字列を返します。

self が不正なバイト列を含む場合に別の文字列に置き換えた新しい文字列を返します。

@param repl 不正なバイト列を置き換える文字列を指定します。省略した場合
は self の文字エンコーディングが Encoding::UTF_16BE,
Encoding::UTF_16LE, Encoding::UTF_32BE,
Encoding::UTF_32LE, Encoding::UTF_8 のいずれか
の場合は "\uFFFD" を表す文字で、それ以外の場合は "?" で置き
...

String#scrub {|bytes| ... } -> String (63352.0)

self が不正なバイト列を含む場合に別の文字列に置き換えた新しい文字列を返します。

self が不正なバイト列を含む場合に別の文字列に置き換えた新しい文字列を返します。

@param repl 不正なバイト列を置き換える文字列を指定します。省略した場合
は self の文字エンコーディングが Encoding::UTF_16BE,
Encoding::UTF_16LE, Encoding::UTF_32BE,
Encoding::UTF_32LE, Encoding::UTF_8 のいずれか
の場合は "\uFFFD" を表す文字で、それ以外の場合は "?" で置き
...

絞り込み条件を変える

String#scrub! -> String (63352.0)

self が不正なバイト列を含む場合に別の文字列に置き換えます。常に self を返します。

self が不正なバイト列を含む場合に別の文字列に置き換えます。常に self を返します。

@param repl 不正なバイト列を置き換える文字列を指定します。省略した場合
は self の文字エンコーディングが Encoding::UTF_16BE,
Encoding::UTF_16LE, Encoding::UTF_32BE,
Encoding::UTF_32LE, Encoding::UTF_8 のいずれか
の場合は "\uFFFD" を表す文字で、それ以外の場合は "?" で置き
...

String#scrub! {|bytes| ... } -> String (63352.0)

self が不正なバイト列を含む場合に別の文字列に置き換えます。常に self を返します。

self が不正なバイト列を含む場合に別の文字列に置き換えます。常に self を返します。

@param repl 不正なバイト列を置き換える文字列を指定します。省略した場合
は self の文字エンコーディングが Encoding::UTF_16BE,
Encoding::UTF_16LE, Encoding::UTF_32BE,
Encoding::UTF_32LE, Encoding::UTF_8 のいずれか
の場合は "\uFFFD" を表す文字で、それ以外の場合は "?" で置き
...

String#scrub!(repl) -> String (63352.0)

self が不正なバイト列を含む場合に別の文字列に置き換えます。常に self を返します。

self が不正なバイト列を含む場合に別の文字列に置き換えます。常に self を返します。

@param repl 不正なバイト列を置き換える文字列を指定します。省略した場合
は self の文字エンコーディングが Encoding::UTF_16BE,
Encoding::UTF_16LE, Encoding::UTF_32BE,
Encoding::UTF_32LE, Encoding::UTF_8 のいずれか
の場合は "\uFFFD" を表す文字で、それ以外の場合は "?" で置き
...

String#scrub(repl) -> String (63352.0)

self が不正なバイト列を含む場合に別の文字列に置き換えた新しい文字列を返します。

self が不正なバイト列を含む場合に別の文字列に置き換えた新しい文字列を返します。

@param repl 不正なバイト列を置き換える文字列を指定します。省略した場合
は self の文字エンコーディングが Encoding::UTF_16BE,
Encoding::UTF_16LE, Encoding::UTF_32BE,
Encoding::UTF_32LE, Encoding::UTF_8 のいずれか
の場合は "\uFFFD" を表す文字で、それ以外の場合は "?" で置き
...

String#sub!(pattern) {|matched| .... } -> self | nil (63349.0)

文字列中で pattern にマッチした最初の部分をブロックに渡し、 その評価結果へ破壊的に置き換えます。

文字列中で pattern にマッチした最初の部分をブロックに渡し、
その評価結果へ破壊的に置き換えます。

また、ブロックなしの sub と違い、ブロックの中からは
組み込み変数 $1, $2, $3, ... を問題なく参照できます。

@param pattern 置き換える文字列のパターンを表す文字列か正規表現。
文字列を指定した場合は全く同じ文字列にだけマッチする
@return 置換した場合は self、置換しなかった場合は nil

//emlist[例][ruby]{
str = 'abcabc'
str.sub!(/b/) {|s|...

絞り込み条件を変える

String#%(args) -> String (63346.0)

printf と同じ規則に従って args をフォーマットします。

printf と同じ規則に従って args をフォーマットします。

args が配列であれば Kernel.#sprintf(self, *args) と同じです。
それ以外の場合は Kernel.#sprintf(self, args) と同じです。

@param args フォーマットする値、もしくはその配列
@return フォーマットされた文字列

//emlist[例][ruby]{
p "i = %d" % 10 # => "i = 10"
p "i = %x" % 10 # => "i = a"
p "i = %o" % 10...

String#=~(other) -> Integer | nil (63343.0)

正規表現 other とのマッチを行います。 マッチが成功すればマッチした位置のインデックスを、そうでなければ nil を返します。

正規表現 other とのマッチを行います。
マッチが成功すればマッチした位置のインデックスを、そうでなければ nil を返します。

other が正規表現でも文字列でもない場合は
other =~ self を行います。

このメソッドが実行されると、組み込み変数 $~, $1, ...
にマッチに関する情報が設定されます。

@param other 正規表現もしくは =~ メソッドを持つオブジェクト
@raise TypeError other が文字列の場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
p "string" =~ /str/ # =...

String#gsub!(pattern) {|matched| .... } -> self | nil (63343.0)

文字列中で pattern にマッチする部分全てを順番にブロックに渡し、 その評価結果に置き換えます。

文字列中で pattern にマッチする部分全てを順番にブロックに渡し、
その評価結果に置き換えます。

また、ブロックなしの場合と違い、ブロックの中からは
組み込み変数 $1, $2, $3, ... を問題なく参照できます。

@param pattern 置き換える文字列のパターンを表す文字列か正規表現。
文字列を指定した場合は全く同じ文字列にだけマッチする
@return 置換した場合は self、置換しなかった場合は nil

//emlist[例][ruby]{
str = 'abcabc'
str.gsub!(/b/) {|s| s.u...

String#[]=(nth, val) (63340.0)

nth 番目の文字を文字列 val で置き換えます。

nth 番目の文字を文字列 val で置き換えます。

@param nth 置き換えたい文字の位置を指定します。
@param val 置き換える文字列を指定します。

@return val を返します。

//emlist[例][ruby]{
buf = "string"
buf[1] = "!!"
p buf # => "s!!ring"
//}

String#unpack(template) -> Array (63331.0)

Array#pack で生成された文字列を テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、 それらの要素を含む配列を返します。

Array#pack で生成された文字列を
テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、
それらの要素を含む配列を返します。

@param template pack テンプレート文字列
@return オブジェクトの配列


以下にあげるものは、Array#pack、String#unpack
のテンプレート文字の一覧です。テンプレート文字は後に「長さ」を表す数字
を続けることができます。「長さ」の代わりに`*'とすることで「残り全て」
を表すこともできます。

長さの意味はテンプレート文字により異なりますが大抵、
"iiii"
のよう...

絞り込み条件を変える

String#gsub!(pattern, hash) -> self | nil (63328.0)

文字列中の pattern にマッチした部分をキーにして hash を引いた値へ破壊的に置き換えます。

文字列中の pattern にマッチした部分をキーにして hash を引いた値へ破壊的に置き換えます。

@param pattern 置き換える文字列のパターン
@param hash 置き換える文字列を与えるハッシュ

//emlist[例][ruby]{
hash = {'b'=>'B', 'c'=>'C'}
str = "abcabc"
str.gsub!(/[bc]/){hash[$&]}
p str #=> "aBCaBC"

str = "abcabc"
str.gsub!(/[bc]/, hash)
p str #=> "aBCaBC"
//...

String#<<(other) -> self (63325.0)

self に文字列 other を破壊的に連結します。 other が 整数である場合は other.chr(self.encoding) 相当の文字を末尾に追加します。

self に文字列 other を破壊的に連結します。
other が 整数である場合は other.chr(self.encoding) 相当の文字を末尾に追加します。

self を返します。

@param other 文字列もしくは 0 以上の整数

//emlist[例][ruby]{
str = "string"
str.concat "XXX"
p str # => "stringXXX"

str << "YYY"
p str # => "stringXXXYYY"

str << 65 # 文字AのASCIIコード
p str # => "stri...

String#[]=(regexp, nth, val) (63325.0)

正規表現 regexp の nth 番目の括弧にマッチする 最初の部分文字列を文字列 val で置き換えます。

正規表現 regexp の nth 番目の括弧にマッチする
最初の部分文字列を文字列 val で置き換えます。

nth が 0 の場合は、マッチした部分文字列全体を val で置き換えます。

@param regexp 置き換えたい部分文字列のパターンを示す正規表現
@param nth 置き換えたい部分文字列のパターンを示す正規表現レジスタの番号
@param val 指定範囲の部分文字列と置き換えたい文字列

@return val を返します。

@raise IndexError 正規表現がマッチしなかった場合に発生します。

//emlist[例]...

String#concat(other) -> self (63325.0)

self に文字列 other を破壊的に連結します。 other が 整数である場合は other.chr(self.encoding) 相当の文字を末尾に追加します。

self に文字列 other を破壊的に連結します。
other が 整数である場合は other.chr(self.encoding) 相当の文字を末尾に追加します。

self を返します。

@param other 文字列もしくは 0 以上の整数

//emlist[例][ruby]{
str = "string"
str.concat "XXX"
p str # => "stringXXX"

str << "YYY"
p str # => "stringXXXYYY"

str << 65 # 文字AのASCIIコード
p str # => "stri...

String#insert(pos, other) -> self (63325.0)

pos 番目の文字の直前に文字列 other を挿入します。 self[pos, 0] = other と同じ操作です。

pos 番目の文字の直前に文字列 other を挿入します。
self[pos, 0] = other と同じ操作です。

@param pos 文字列を挿入するインデックス
@param other 挿入する文字列

//emlist[例][ruby]{
str = "foobaz"
str.insert(3, "bar")
p str # => "foobarbaz"
//}

@see String#[]=

絞り込み条件を変える

String#count(*chars) -> Integer (63307.0)

chars で指定された文字が文字列 self にいくつあるか数えます。

chars で指定された文字が文字列 self にいくつあるか数えます。

検索する文字を示す引数 chars の形式は tr(1) と同じです。
つまり、「"a-c"」は文字 a から c を意味し、
「"^0-9"」のように文字列の先頭が「^」の場合は
指定文字以外を意味します。

文字「-」は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
同様に、「^」も文字列の先頭にあるときだけ否定の効果を発揮します。
また、「-」「^」「\」は
バックスラッシュ (「\」) によりエスケープできます。

引数を複数指定した場合は、
すべての引数にマッチした文字だけを数えます。

@para...

String#squeeze!(*chars) -> self | nil (63307.0)

chars に含まれる文字が複数並んでいたら 1 文字にまとめます。

chars に含まれる文字が複数並んでいたら 1 文字にまとめます。

chars の形式は tr(1) と同じです。つまり、
`a-c' は a から c を意味し、"^0-9" のように
文字列の先頭が `^' の場合は指定文字以外を意味します。

`-' は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
同様に、`^' もその効果は文字列の先頭にあるときだけです。また、
`-', `^', `\' はバックスラッシュ(`\')によ
りエスケープすることができます。

引数を 1 つも指定しない場合は、すべての連続した文字を 1 文字にまとめます。

引数を複数指定した場合は、す...

String#include?(substr) -> bool (63025.0)

文字列中に部分文字列 substr が含まれていれば真を返します。

文字列中に部分文字列 substr が含まれていれば真を返します。

@param substr 検索する文字列

//emlist[例][ruby]{
"hello".include? "lo" #=> true
"hello".include? "ol" #=> false
"hello".include? ?h #=> true
//}

MatchData#string -> String (27631.0)

マッチ対象になった文字列の複製を返します。

マッチ対象になった文字列の複製を返します。

返す文字列はフリーズ(Object#freeze)されています。

//emlist[例][ruby]{
m = /(.)(.)(\d+)(\d)/.match("THX1138.")
m.string # => "THX1138."
//}

Thread#thread_variable?(key) -> bool (27325.0)

引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数が存在する場合に true、そ うでない場合に false を返します。

引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数が存在する場合に true、そ
うでない場合に false を返します。

@param key 変数名を String か Symbol で指定します。

me = Thread.current
me.thread_variable_set(:oliver, "a")
me.thread_variable?(:oliver) # => true
me.thread_variable?(:stanley) # => false

[注意]: Thread#[] でセットしたローカル変数(Fiber ローカル...

絞り込み条件を変える

File.absolute_path(file_name, dir_string=nil) -> String (18931.0)

file_name を絶対パスに変換した文字列を返します。

file_name を絶対パスに変換した文字列を返します。

相対パスの場合はカレントディレクトリを基準とします。
dir_string を渡した場合はそのディレクトリを基準とします。

File.expand_path と異なり、 file_name 先頭が "~" である場合
それは展開されません。普通のディレクトリ名として処理されます。

//emlist[例][ruby]{
p Dir.getwd #=> "/home/matz/work/bar"
p ENV["HOME"] #=> "/home/mat...

ENV.shift -> [String, String] | nil (18913.0)

環境変数を一つ取り除いて、それを名前と値の組の配列で返します。 環境変数が一つも設定されていなければ nil を返します。

環境変数を一つ取り除いて、それを名前と値の組の配列で返します。
環境変数が一つも設定されていなければ nil を返します。

Module#instance_method(name) -> UnboundMethod (18661.0)

self のインスタンスメソッド name をオブジェクト化した UnboundMethod を返します。

self のインスタンスメソッド name をオブジェクト化した UnboundMethod を返します。

@param name メソッド名を Symbol または String で指定します。

@raise NameError self に存在しないメソッドを指定した場合に発生します。

@see Module#public_instance_method, Object#method

//emlist[例][ruby]{
class Interpreter
def do_a() print "there, "; end
def do_d() print "Hello ";...

ARGF.class#readchar -> String (18658.0)

ARGFから 1 文字読み込んで、その文字に対応する String を返します。EOF に 到達した時には EOFErrorを発生します。

ARGFから 1 文字読み込んで、その文字に対応する String を返します。EOF に
到達した時には EOFErrorを発生します。

@raise EOFError EOFに達した時発生する

$ echo "foo" > file
$ ruby argf.rb file

ARGF.readchar # => "f"
ARGF.readchar # => "o"
ARGF.readchar # => "o"
ARGF.readchar # => "\n"
ARGF.readchar # => end of file reached (EOFEr...

Integer#chr -> String (18631.0)

self を文字コードとして見た時に、引数で与えたエンコーディング encoding に対応する文字を返します。

self を文字コードとして見た時に、引数で与えたエンコーディング encoding に対応する文字を返します。

//emlist[][ruby]{
p 65.chr
# => "A"
p 12354.chr
# => `chr': 12354 out of char range (RangeError)

p 12354.chr(Encoding::UTF_8)
# => "あ"
p 12354.chr(Encoding::EUC_JP)
# => RangeError: invalid codepoint 0x3042 in EUC-JP
//}

引数無しで呼ばれた場合は self ...

絞り込み条件を変える

Integer#chr(encoding) -> String (18631.0)

self を文字コードとして見た時に、引数で与えたエンコーディング encoding に対応する文字を返します。

self を文字コードとして見た時に、引数で与えたエンコーディング encoding に対応する文字を返します。

//emlist[][ruby]{
p 65.chr
# => "A"
p 12354.chr
# => `chr': 12354 out of char range (RangeError)

p 12354.chr(Encoding::UTF_8)
# => "あ"
p 12354.chr(Encoding::EUC_JP)
# => RangeError: invalid codepoint 0x3042 in EUC-JP
//}

引数無しで呼ばれた場合は self ...

Kernel.#chomp(rs = $/) -> String (18628.0)

$_.chomp とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。 コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。

$_.chomp とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。
コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。

暗号的になりすぎるきらいがあるため、このメソッドの使用は推奨されていません。
今後はより明示的な $_.chomp を使ってください。

$_.chomp とこのメソッド chomp は以下の点で違いがあります。

* chomp は $_ の値をコピーして、コピーの方を更新し、
$_ に再代入します。

@param rs 末尾から削除する改行コードを指定します。

//emlist[例: ruby -n...

Kernel.#chop -> String (18628.0)

$_.chop とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。 コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。

$_.chop とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。
コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。

暗号的になりすぎるきらいがあるため、このメソッドの使用は推奨されていません。
今後はより明示的な $_.chop を使ってください。

$_.chopとこのメソッド chop は以下の点で違いがあります。

* chop は $_ の値をコピーして、コピーの方を更新し、
$_ に再代入します。

//emlist[例][ruby]{
$_ = "test\r\n"
$_ # => "test...

Module#define_method(name, method) -> Symbol (18625.0)

インスタンスメソッド name を定義します。

インスタンスメソッド name を定義します。

ブロックを与えた場合、定義したメソッドの実行時にブロックが
レシーバクラスのインスタンスの上で BasicObject#instance_eval されます。

@param name メソッド名を String または Symbol を指定します。

@param method Proc、Method あるいは UnboundMethod の
いずれかのインスタンスを指定します。

@return メソッド名を表す Symbol を返します。

@raise TypeError method に同じクラス、サブクラス、モジュー...

Module#public_instance_method(name) -> UnboundMethod (18625.0)

self の public インスタンスメソッド name をオブジェクト化した UnboundMethod を返します。

self の public インスタンスメソッド name をオブジェクト化した UnboundMethod を返します。

@param name メソッド名を Symbol または String で指定します。

@raise NameError 定義されていないメソッド名や、
protected メソッド名、 private メソッド名を引数として与えると発生します。

//emlist[例][ruby]{
Kernel.public_instance_method(:object_id) #=> #<UnboundMethod: Kernel#object_id>
Ke...

絞り込み条件を変える

Object#define_singleton_method(symbol, method) -> Symbol (18625.0)

self に特異メソッド name を定義します。

self に特異メソッド name を定義します。

@param symbol メソッド名を String または Symbol で指定します。

@param method Proc、Method あるいは UnboundMethod の
いずれかのインスタンスを指定します。

@return メソッド名を表す Symbol を返します。

//emlist[][ruby]{
class A
class << self
def class_name
to_s
end
end
end
A.define_singleton_me...

Object#method(name) -> Method (18625.0)

オブジェクトのメソッド name をオブジェクト化した Method オブジェクトを返します。

オブジェクトのメソッド name をオブジェクト化した
Method オブジェクトを返します。

@param name メソッド名をSymbol またはStringで指定します。
@raise NameError 定義されていないメソッド名を引数として与えると発生します。

//emlist[][ruby]{
me = -365.method(:abs)
p me #=> #<Method: Integer#abs>
p me.call #=> 365
//}

@see Module#instance_method, Method, BasicObject#__send__, Objec...

Object#public_method(name) -> Method (18625.0)

オブジェクトの public メソッド name をオブジェクト化した Method オブジェクトを返します。

オブジェクトの public メソッド name をオブジェクト化した
Method オブジェクトを返します。

@param name メソッド名を Symbol または String で指定します。
@raise NameError 定義されていないメソッド名や、
protected メソッド名、 private メソッド名を引数として与えると発生します。

//emlist[][ruby]{
1.public_method(:to_int) #=> #<Method: Integer#to_int>
1.public_method(:p) # method ...

Object#singleton_method(name) -> Method (18625.0)

オブジェクトの特異メソッド name をオブジェクト化した Method オブ ジェクトを返します。

オブジェクトの特異メソッド name をオブジェクト化した Method オブ
ジェクトを返します。

@param name メソッド名をSymbol またはStringで指定します。
@raise NameError 定義されていないメソッド名を引数として与えると発生します。

//emlist[][ruby]{
class Demo
def initialize(n)
@iv = n
end
def hello()
"Hello, @iv = #{@iv}"
end
end

k = Demo.new(99)
def k.hi
"Hi, @iv = ...

main.define_method(name, method) -> Symbol (18625.0)

インスタンスメソッド name を Object に定義します。

インスタンスメソッド name を Object に定義します。

ブロックを与えた場合、定義したメソッドの実行時にブロックが
Object インスタンスの上で BasicObject#instance_eval されます。

@param name String または Symbol を指定します。

@param method Proc、Method あるいは UnboundMethod の
いずれかのインスタンスを指定します。

@return メソッド名を表す Symbol を返します。

@raise TypeError method に同じクラス、サブ...

絞り込み条件を変える

ENV.fetch(key) -> String (18616.0)

key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。そのいずれ でもなければ例外が発生します。

key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい
ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ
クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。そのいずれ
でもなければ例外が発生します。

@param key 環境変数の名前を指定します。 文字列で指定します。
文字列以外のオブジェクトを指定した場合は
to_str メソッドによる暗黙の型変換を試みます。
@param default keyに対応する環境変数の値がないときにこの値を返します。
@raise ...

ENV.fetch(key) {|key| ... } -> String (18616.0)

key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。そのいずれ でもなければ例外が発生します。

key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい
ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ
クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。そのいずれ
でもなければ例外が発生します。

@param key 環境変数の名前を指定します。 文字列で指定します。
文字列以外のオブジェクトを指定した場合は
to_str メソッドによる暗黙の型変換を試みます。
@param default keyに対応する環境変数の値がないときにこの値を返します。
@raise ...

ENV.fetch(key, default) -> String (18616.0)

key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。そのいずれ でもなければ例外が発生します。

key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい
ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ
クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。そのいずれ
でもなければ例外が発生します。

@param key 環境変数の名前を指定します。 文字列で指定します。
文字列以外のオブジェクトを指定した場合は
to_str メソッドによる暗黙の型変換を試みます。
@param default keyに対応する環境変数の値がないときにこの値を返します。
@raise ...

Dir#path -> String (18613.0)

オープンしているディレクトリのパス名を文字列で返します。

オープンしているディレクトリのパス名を文字列で返します。

//emlist[例][ruby]{
Dir.open("..") do |d|
d.path # => ".."
d.to_path # => ".."
end
//}

Dir#to_path -> String (18613.0)

オープンしているディレクトリのパス名を文字列で返します。

オープンしているディレクトリのパス名を文字列で返します。

//emlist[例][ruby]{
Dir.open("..") do |d|
d.path # => ".."
d.to_path # => ".."
end
//}

絞り込み条件を変える

Dir.home -> String | nil (18613.0)

現在のユーザまたは指定されたユーザのホームディレクトリを返します。

現在のユーザまたは指定されたユーザのホームディレクトリを返します。

Dir.home や Dir.home("root") は
File.expand_path("~") や File.expand_path("~root") と
ほぼ同じです。

//emlist[例][ruby]{
Dir.home # => "/home/vagrant"
Dir.home("root") # => "/root"
//}

@see File.expand_path

Dir.home(user) -> String | nil (18613.0)

現在のユーザまたは指定されたユーザのホームディレクトリを返します。

現在のユーザまたは指定されたユーザのホームディレクトリを返します。

Dir.home や Dir.home("root") は
File.expand_path("~") や File.expand_path("~root") と
ほぼ同じです。

//emlist[例][ruby]{
Dir.home # => "/home/vagrant"
Dir.home("root") # => "/root"
//}

@see File.expand_path

File#path -> String (18613.0)

オープン時に使用したパスを文字列で返します。

オープン時に使用したパスを文字列で返します。

パスは self に対応するファイルを指しているとは限りません。
たとえば、ファイルが移動されていたり、削除されていたり、
File::Constants::TMPFILEオプション付きで作成されていたりする場合です。

//emlist[例][ruby]{
File.open("testfile") {|f| f.path } #=> "testfile"
File.open("/tmp/../tmp/xxx", "w") {|f| f.path } #=> "/tmp/.....

File#to_path -> String (18613.0)

オープン時に使用したパスを文字列で返します。

オープン時に使用したパスを文字列で返します。

パスは self に対応するファイルを指しているとは限りません。
たとえば、ファイルが移動されていたり、削除されていたり、
File::Constants::TMPFILEオプション付きで作成されていたりする場合です。

//emlist[例][ruby]{
File.open("testfile") {|f| f.path } #=> "testfile"
File.open("/tmp/../tmp/xxx", "w") {|f| f.path } #=> "/tmp/.....

Encoding.locale_charmap -> String | nil (18610.0)

ロケールエンコーディングを決定するために用いる、locale charmap 名を返します。nl_langinfo 等がない環境では nil を、miniruby では ASCII_8BIT を返します。

ロケールエンコーディングを決定するために用いる、locale charmap 名を返します。nl_langinfo 等がない環境では nil を、miniruby では ASCII_8BIT を返します。

//emlist[Debian GNU/Linux + LANG=C][ruby]{
Encoding.locale_charmap #=> "ANSI_X3.4-1968"
//}

//emlist[LANG=ja_JP.EUC-JP][ruby]{
Encoding.locale_charmap #=> "EUC-JP"
//}

//emlist[SunOS 5 + LANG=C]...

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