ライブラリ
- ビルトイン (90)
- csv (4)
- delegate (2)
-
io
/ console (1) -
io
/ nonblock (1) -
irb
/ context (1) - json (5)
-
minitest
/ spec (16) -
minitest
/ unit (8) - mkmf (1)
- objspace (1)
- open-uri (2)
- openssl (1)
- optparse (14)
- pp (2)
- pstore (2)
- psych (3)
-
rdoc
/ code _ object (3) - set (1)
- socket (1)
- strscan (3)
- tempfile (2)
-
test
/ unit (1) - thread (6)
- timeout (1)
- win32ole (9)
- zlib (6)
クラス
- Array (4)
- BasicObject (4)
- CSV (4)
- Class (1)
- Delegator (2)
- Enumerator (5)
- Hash (2)
- IO (8)
- Module (13)
- Mutex (1)
- Numeric (1)
- Object (44)
-
OpenSSL
:: ASN1 :: ObjectId (1) - OptionParser (12)
- PP (2)
- PStore (2)
- Proc (2)
-
Psych
:: ScalarScanner (1) -
RDoc
:: CodeObject (3) - Range (2)
- Regexp (1)
- Set (1)
- String (3)
- StringScanner (3)
- Tempfile (2)
- Thread (1)
-
Thread
:: Queue (3) -
Thread
:: SizedQueue (3) - TracePoint (4)
- UNIXSocket (1)
- WIN32OLE (1)
-
WIN32OLE
_ METHOD (2) -
WIN32OLE
_ PARAM (2) -
WIN32OLE
_ TYPE (2) -
WIN32OLE
_ TYPELIB (1) -
WIN32OLE
_ VARIABLE (1) -
Zlib
:: GzipReader (2) -
Zlib
:: GzipWriter (4)
モジュール
- GC (2)
- JSON (4)
- Kernel (8)
- Marshal (2)
-
MiniTest
:: Assertions (8) - ObjectSpace (2)
-
OptionParser
:: Arguable (2) - Psych (2)
-
Test
:: Unit (1) - Timeout (1)
オブジェクト
- ENV (1)
キーワード
- ! (1)
- !~ (1)
-
1
. 6 . 8から1 . 8 . 0への変更点(まとめ) (1) - < (1)
- <= (1)
- == (5)
- === (3)
- > (1)
- >= (1)
- Context (1)
- ENV (1)
- Hash (1)
- JSON (1)
-
MAJOR
_ VERSION (1) -
MINOR
_ VERSION (1) - Marshal フォーマット (1)
-
NEWS for Ruby 2
. 0 . 0 (1) -
NEWS for Ruby 2
. 1 . 0 (1) - Ruby プログラムの実行 (1)
- Rubyで使われる記号の意味(正規表現の複雑な記号は除く) (1)
- Rubyの起動 (1)
- Ruby用語集 (1)
- Version (1)
- [] (1)
-
_ _ id _ _ (1) - allocate (1)
-
arg
_ config (1) -
assert
_ empty (1) -
assert
_ equal (1) -
assert
_ includes (1) -
assert
_ instance _ of (1) -
assert
_ kind _ of (1) -
assert
_ nil (1) -
assert
_ respond _ to (1) -
assert
_ same (1) - bsearch (4)
-
class
_ variables (1) - clone (2)
-
compare
_ by _ identity (1) -
const
_ defined? (1) -
const
_ get (1) - constants (1)
- create (2)
-
create
_ id (1) -
default
_ event _ sources (1) - deq (2)
- disable (2)
-
document
_ children= (1) -
document
_ self= (1) - dup (1)
- each (4)
- enable (2)
- eql? (4)
- equal? (2)
- event? (1)
- fetch (1)
-
for
_ fd (1) - freeze (1)
- frozen? (1)
-
garbage
_ collect (1) - generate (1)
-
initialize
_ copy (1) - input? (1)
- instance (2)
-
instance
_ methods (1) -
instance
_ of? (1) -
instance
_ variable _ defined? (1) - invoke (1)
- irb (1)
-
irb
/ ext / math-mode (1) -
is
_ a? (1) - itself (1)
-
kind
_ of? (1) - lambda (2)
-
latest
_ gc _ info (2) - load (1)
- methods (1)
-
must
_ be (1) -
must
_ be _ close _ to (1) -
must
_ be _ empty (1) -
must
_ be _ instance _ of (1) -
must
_ be _ kind _ of (1) -
must
_ be _ nil (1) -
must
_ be _ same _ as (1) -
must
_ be _ within _ delta (1) -
must
_ be _ within _ epsilon (1) -
must
_ equal (1) -
must
_ include (1) -
must
_ match (1) -
must
_ raise (1) -
must
_ respond _ to (1) -
must
_ send (1) -
must
_ throw (1) - new (4)
- next (1)
- nil? (1)
- nonblock (1)
-
object
_ id (1) - on (12)
- open (6)
- optional? (1)
- parse (1)
- parse! (1)
-
pending
_ interrupt? (1) - pop (2)
-
private
_ instance _ methods (1) -
private
_ methods (1) - proc (2)
-
protected
_ instance _ methods (1) -
protected
_ methods (2) -
public
_ instance _ methods (1) -
public
_ methods (2) - raw (1)
-
reachable
_ objects _ from (1) -
read
_ nonblock (1) -
recv
_ io (1) - register (1)
-
respond
_ to? (1) -
respond
_ to _ missing? (1) -
ruby 1
. 6 feature (1) -
ruby 1
. 8 . 2 feature (1) -
ruby 1
. 8 . 3 feature (1) -
ruby 1
. 8 . 4 feature (1) -
ruby 1
. 9 feature (1) -
safe
_ load (1) -
scan
_ full (1) -
search
_ full (1) - set (1)
-
setup
_ argv (1) -
sharing
_ detection (1) -
sharing
_ detection= (1) - shift (2)
-
singleton
_ class (1) -
singleton
_ methods (1) -
start
_ doc (1) - synchronize (1)
- taint (1)
- tainted? (1)
- timeout (1)
-
to
_ hash (1) - tokenize (1)
- transaction (1)
- untaint (1)
- visible? (4)
- wrap (4)
-
write
_ nonblock (1) - yaml (1)
- クラス/メソッドの定義 (1)
- セキュリティモデル (1)
- 変数と定数 (1)
検索結果
先頭5件
-
Object
:: TRUE -> TrueClass (117670.0) -
非推奨です。代表的な真の値。true と同じ。
非推奨です。代表的な真の値。true と同じ。
この定数は過去との互換性のために提供されています。擬似変数 true を使ってください。
Ruby では false と nil が偽として扱われます。
偽でない値(false でも nil でもない値) は全て真とみなされます。 -
Object
# object _ id -> Integer (81574.0) -
各オブジェクトに対して一意な整数を返します。あるオブジェクトに対し てどのような整数が割り当てられるかは不定です。
各オブジェクトに対して一意な整数を返します。あるオブジェクトに対し
てどのような整数が割り当てられるかは不定です。
Rubyでは、(Garbage Collectされていない)アクティブなオブジェクト間で
重複しない整数(object_id)が各オブジェクトにひとつずつ割り当てられています。この
メソッドはその値を返します。
TrueClass, FalseClass, NilClass, Symbol, Integer クラス
のインスタンスなど Immutable(変更不可)なオブジェクトの一部は同じ内容ならば必ず同じ object_id になります。
これは、Immutable ... -
Object
# clone(freeze: true) -> object (63826.0) -
オブジェクトの複製を作成して返します。
オブジェクトの複製を作成して返します。
dup はオブジェクトの内容, taint 情報をコピーし、
clone はそれに加えて freeze, 特異メソッドなどの情報も含めた完全な複製を作成します。
clone や dup は浅い(shallow)コピーであることに注意してください。後述。
TrueClass, FalseClass, NilClass, Symbol, そして Numeric クラスのインスタンスなど一部のオブジェクトは複製ではなくインスタンス自身を返します。
@param freeze false を指定すると freeze されていないコピーを返します。
@r... -
Object
# must _ include(object) -> true (63625.0) -
自身に与えられたオブジェクトが含まれている場合、検査にパスしたことになります。
自身に与えられたオブジェクトが含まれている場合、検査にパスしたことになります。
@param object 任意のオブジェクトを指定します。
@raise MiniTest::Assertion 自身が include? メソッドを持たない場合に発生します。
自身に与えられたオブジェクトが含まれていない場合に発生します。
@see MiniTest::Assertions#assert_includes -
Object
# methods(include _ inherited = true) -> [Symbol] (63610.0) -
そのオブジェクトに対して呼び出せるメソッド名の一覧を返します。 このメソッドは public メソッドおよび protected メソッドの名前を返します。
そのオブジェクトに対して呼び出せるメソッド名の一覧を返します。
このメソッドは public メソッドおよび protected メソッドの名前を返します。
ただし特別に、引数が偽の時は Object#singleton_methods(false) と同じになっています。
@param include_inherited 引数が偽の時は Object#singleton_methods(false) と同じになります。
//emlist[例1][ruby]{
class Parent
private; def private_parent() end
protecte... -
Object
# dup -> object (63526.0) -
オブジェクトの複製を作成して返します。
オブジェクトの複製を作成して返します。
dup はオブジェクトの内容, taint 情報をコピーし、
clone はそれに加えて freeze, 特異メソッドなどの情報も含めた完全な複製を作成します。
clone や dup は浅い(shallow)コピーであることに注意してください。後述。
TrueClass, FalseClass, NilClass, Symbol, そして Numeric クラスのインスタンスなど一部のオブジェクトは複製ではなくインスタンス自身を返します。
@param freeze false を指定すると freeze されていないコピーを返します。
@r... -
Object
# initialize _ copy(obj) -> object (63520.0) -
(拡張ライブラリによる) ユーザ定義クラスのオブジェクトコピーの初期化メソッド。
(拡張ライブラリによる) ユーザ定義クラスのオブジェクトコピーの初期化メソッド。
このメソッドは self を obj の内容で置き換えます。ただ
し、self のインスタンス変数や特異メソッドは変化しません。
Object#clone, Object#dupの内部で使われています。
initialize_copy は、Ruby インタプリタが知り得ない情報をコピーするた
めに使用(定義)されます。例えば C 言語でクラスを実装する場合、情報
をインスタンス変数に保持させない場合がありますが、そういった内部情
報を initialize_copy でコピーするよう定義しておくことで、du... -
Object
# singleton _ methods(inherited _ too = true) -> [Symbol] (63484.0) -
そのオブジェクトに対して定義されている特異メソッド名 (public あるいは protected メソッド) の一覧を返します。
そのオブジェクトに対して定義されている特異メソッド名
(public あるいは protected メソッド) の一覧を返します。
inherited_too が真のときは継承した特異メソッドを含みます。
継承した特異メソッドとは Object#extend によって追加された特異メソッドや、
self がクラスの場合はスーパークラスのクラスメソッド(Classのインスタンスの特異メソッド)などです。
singleton_methods(false) は、Object#methods(false) と同じです。
@param inherited_too 継承した特異メソッドを含める場合は... -
Object
# must _ be _ same _ as(actual) -> true (63400.0) -
自身と与えられたオブジェクトの Object#object_id が同じ場合、検査にパスしたことになります。
自身と与えられたオブジェクトの Object#object_id が同じ場合、検査にパスしたことになります。
@param actual 任意のオブジェクトを指定します。
@raise MiniTest::Assertion 自身と与えられたオブジェクトが異なる場合に発生します。 -
Object
# itself -> object (63358.0) -
self を返します。
self を返します。
//emlist[][ruby]{
string = 'my string' # => "my string"
string.itself.object_id == string.object_id # => true
//} -
Object
# private _ methods(include _ inherited = true) -> [Symbol] (63340.0) -
そのオブジェクトが理解できる private メソッド名の一覧を返します。
そのオブジェクトが理解できる private メソッド名の一覧を返します。
@param include_inherited 偽となる値を指定すると自身のクラスのスーパークラスで定義されたメソッドを除きます。
@see Module#private_instance_methods,Object#methods,Object#singleton_methods -
Object
# protected _ methods(include _ inherited = true) -> [Symbol] (63340.0) -
そのオブジェクトが理解できる protected メソッド名の一覧を返します。
そのオブジェクトが理解できる protected メソッド名の一覧を返します。
@param include_inherited 偽となる値を指定すると自身のクラスのスーパークラスで定義されたメソッドを除きます。
@see Module#protected_instance_methods,Object#methods,Object#singleton_methods -
Object
# public _ methods(include _ inherited = true) -> [Symbol] (63340.0) -
そのオブジェクトが理解できる public メソッド名の一覧を返します。
そのオブジェクトが理解できる public メソッド名の一覧を返します。
@param include_inherited 偽となる値を指定すると自身のクラスのスーパークラスで定義されたメソッドを除きます。
@see Module#public_instance_methods,Object#methods,Object#singleton_methods -
Object
# must _ equal(expected) -> true (63322.0) -
自身が比較対象のオブジェクトと等しい場合、検査にパスしたことになります。
自身が比較対象のオブジェクトと等しい場合、検査にパスしたことになります。
@param expected 比較対象のオブジェクトを指定します。
@raise MiniTest::Assertion 与えられた期待値と実際の値が等しくない場合に発生します。
@see Object#==, MiniTest::Assertions#assert_equal -
Object
# must _ be _ close _ to(expected , delta = 0 . 001) -> true (63307.0) -
自身と期待値の差の絶対値が与えられた絶対誤差以下である場合、検査にパスしたことになります。
自身と期待値の差の絶対値が与えられた絶対誤差以下である場合、検査にパスしたことになります。
@param expected 期待値を指定します。
@param delta 許容する絶対誤差を指定します。
@raise MiniTest::Assertion 与えられた期待値と実際の値の差の絶対値が与えられた差分を越える場合に発生します。
@see MiniTest::Assertions#assert_in_delta -
Object
# must _ be _ within _ delta(expected , delta = 0 . 001) -> true (63307.0) -
自身と期待値の差の絶対値が与えられた絶対誤差以下である場合、検査にパスしたことになります。
自身と期待値の差の絶対値が与えられた絶対誤差以下である場合、検査にパスしたことになります。
@param expected 期待値を指定します。
@param delta 許容する絶対誤差を指定します。
@raise MiniTest::Assertion 与えられた期待値と実際の値の差の絶対値が与えられた差分を越える場合に発生します。
@see MiniTest::Assertions#assert_in_delta -
Object
# must _ be -> true (63304.0) -
自身の評価結果が真である場合、検査にパスしたことになります。
自身の評価結果が真である場合、検査にパスしたことになります。
@raise MiniTest::Assertion 自身の評価結果が偽である場合に発生します。
@see MiniTest::Assertions#assert -
Object
# must _ be _ empty -> true (63304.0) -
自身が空である場合、検査にパスしたことになります。
自身が空である場合、検査にパスしたことになります。
@raise MiniTest::Assertion 自身が empty? メソッドを持たない場合に発生します。
また、自身が空でない場合にも発生します。
@see MiniTest::Assertions#assert_empty -
Object
# must _ be _ instance _ of(klass) -> true (63304.0) -
自身が与えられたクラスのインスタンスである場合、検査にパスしたことになります。
自身が与えられたクラスのインスタンスである場合、検査にパスしたことになります。
@param klass 任意のクラスを指定します。
@raise MiniTest::Assertion 自身が与えられたクラスの直接のインスタンスでない場合に発生します。
@see MiniTest::Assertions#assert_instance_of -
Object
# must _ be _ kind _ of(klass) -> true (63304.0) -
自身が与えられたクラスまたはそのサブクラスのインスタンス である場合、検査にパスしたことになります。
自身が与えられたクラスまたはそのサブクラスのインスタンス
である場合、検査にパスしたことになります。
@param klass 自身が所属することを期待するクラスを指定します。
@raise MiniTest::Assertion 自身が与えられたクラスまたはそのサブクラスのインスタンスではない場合に発生します。
@see MiniTest::Assertions#assert_kind_of -
Object
# must _ be _ nil -> true (63304.0) -
自身が nil である場合、検査にパスしたことになります。
自身が nil である場合、検査にパスしたことになります。
@raise MiniTest::Assertion 自身が nil でない場合に発生します。
@see MiniTest::Assertions#assert_nil -
Object
# must _ be _ within _ epsilon(actual , epsilon = 0 . 001) -> true (63304.0) -
自身と実際の値の相対誤差が許容範囲内である場合、検査にパスしたことになります。
自身と実際の値の相対誤差が許容範囲内である場合、検査にパスしたことになります。
@param actual 実際の値を指定します。
@param epsilon 許容する相対誤差を指定します。
@raise MiniTest::Assertion 検査に失敗した場合に発生します。 -
Object
# must _ match(regexp) -> true (63304.0) -
自身が与えられた正規表現にマッチした場合、検査にパスしたことになります。
自身が与えられた正規表現にマッチした場合、検査にパスしたことになります。
@param regexp 正規表現か文字列を指定します。文字列を指定した場合は文字列そのものにマッチする
正規表現に変換してから使用します。
@raise MiniTest::Assertion 自身が与えられた正規表現にマッチしなかった場合に発生します。
@see MiniTest::Assertions#assert_match -
Object
# must _ raise(*args) -> true (63304.0) -
自身を評価中に与えられた例外が発生する場合、検査にパスしたことになります。
自身を評価中に与えられた例外が発生する場合、検査にパスしたことになります。
@param args 自身を評価中に発生する可能性のある例外クラスを一つ以上指定します。
@raise MiniTest::Assertion 自身を評価した結果、例外が発生しない場合に発生します。
また、自身を評価中に発生した例外が、与えられた例外
またはそのサブクラスでない場合に発生します。
@see MiniTest::Assertions#assert_raises -
Object
# must _ respond _ to(method _ name) -> true (63304.0) -
自身が与えられたメソッドを持つ場合、検査にパスしたことになります。
自身が与えられたメソッドを持つ場合、検査にパスしたことになります。
@param method_name メソッド名を指定します。
@raise MiniTest::Assertion 自身が与えられたメソッドを持たない場合に発生します。
@see MiniTest::Assertions#assert_respond_to -
Object
# must _ send -> true (63304.0) -
@todo
@todo -
Object
# must _ throw(tag) -> true (63304.0) -
自身を評価中に、与えられたタグが Kernel.#throw された場合、検査にパスしたことになります。
自身を評価中に、与えられたタグが Kernel.#throw された場合、検査にパスしたことになります。
@param tag 自身を評価中に Kernel.#throw されるタグを任意のオブジェクトとして指定します。
@raise MiniTest::Assertion 与えられたタグが Kernel.#throw されなかった場合に発生します。
@see MiniTest::Assertions#assert_throws -
Object
# is _ a?(mod) -> bool (63163.0) -
オブジェクトが指定されたクラス mod かそのサブクラスのインスタンスであるとき真を返します。
オブジェクトが指定されたクラス mod かそのサブクラスのインスタンスであるとき真を返します。
また、オブジェクトがモジュール mod をインクルードしたクラスかそのサブクラス
のインスタンスである場合にも真を返します。
Module#includeだけではなく、Object#extendやModule#prependに
よってサブクラスのインスタンスになる場合も含みます。
上記のいずれでもない場合に false を返します。
@param mod クラスやモジュールなど、Moduleかそのサブクラスのインスタンスです。
//emlist[][ruby]{
module M
end
c... -
Object
# kind _ of?(mod) -> bool (63163.0) -
オブジェクトが指定されたクラス mod かそのサブクラスのインスタンスであるとき真を返します。
オブジェクトが指定されたクラス mod かそのサブクラスのインスタンスであるとき真を返します。
また、オブジェクトがモジュール mod をインクルードしたクラスかそのサブクラス
のインスタンスである場合にも真を返します。
Module#includeだけではなく、Object#extendやModule#prependに
よってサブクラスのインスタンスになる場合も含みます。
上記のいずれでもない場合に false を返します。
@param mod クラスやモジュールなど、Moduleかそのサブクラスのインスタンスです。
//emlist[][ruby]{
module M
end
c... -
Object
# equal?(other) -> bool (63145.0) -
other が self 自身の時、真を返します。
other が self 自身の時、真を返します。
二つのオブジェクトが同一のものかどうか調べる時に使用します。
このメソッドを再定義してはいけません。
お互いのObject#object_idが一致する
かどうかを調べます。
@param other 比較するオブジェクトです。
//emlist[][ruby]{
p("foo".equal?("bar")) #=> false
p("foo".equal?("foo")) #=> false
p(4.equal?(4)) #=> true
p(4.equal?(4.0)) #=> false
p(:foo.equal? :fo... -
Object
# respond _ to?(name , include _ all = false) -> bool (63127.0) -
オブジェクトがメソッド name を持つとき真を返します。
オブジェクトがメソッド name を持つとき真を返します。
オブジェクトが メソッド name を持つというのは、
オブジェクトが メソッド name に応答できることをいいます。
Windows での Process.fork や GNU/Linux での File.lchmod の
ような NotImplementedError が発生する場合は false を返します。
※ NotImplementedError が発生する場合に false を返すのは
Rubyの組み込みライブラリや標準ライブラリなど、C言語で実装されているメソッドのみです。
Rubyで実装されたメソッドで N... -
Object
# eql?(other) -> bool (63109.0) -
オブジェクトと other が等しければ真を返します。Hash で二つのキー が等しいかどうかを判定するのに使われます。
オブジェクトと other が等しければ真を返します。Hash で二つのキー
が等しいかどうかを判定するのに使われます。
このメソッドは各クラスの性質に合わせて再定義すべきです。
多くの場合、 == と同様に同値性の判定をするように再定義されていますが、
適切にキー判定ができるようにより厳しくなっている場合もあります。
デフォルトでは equal? と同じオブジェクト
の同一性判定になっています。
このメソッドを再定義した時には Object#hash メソッ
ドも再定義しなければなりません。
@param other 比較するオブジェクトです。
//emlist[][ruby]{... -
Object
# ==(other) -> bool (63091.0) -
オブジェクトと other が等しければ真を返します。
オブジェクトと other が等しければ真を返します。
このメソッドは各クラスの性質に合わせて再定義すべきです。
多くの場合、オブジェクトの内容が等しければ真を返すように
(同値性を判定するように)再定義されることが期待されています。
デフォルトでは equal? と同じオブジェクト
の同一性判定になっています。
@param other 比較するオブジェクトです。
//emlist[][ruby]{
p("foo" == "bar") #=> false
p("foo" == "foo") #=> true
p(4 == 4) #=> true
p(4 == 4.0) #=> t... -
Object
# instance _ variable _ defined?(var) -> bool (63091.0) -
インスタンス変数 var が定義されていたら真を返します。
インスタンス変数 var が定義されていたら真を返します。
@param var インスタンス変数名を文字列か Symbol で指定します。
//emlist[][ruby]{
class Fred
def initialize(p1, p2)
@a, @b = p1, p2
end
end
fred = Fred.new('cat', 99)
p fred.instance_variable_defined?(:@a) #=> true
p fred.instance_variable_defined?("@b") #=> true
p fred.instan... -
Object
# respond _ to _ missing?(symbol , include _ private) -> bool (63091.0) -
自身が symbol で表されるメソッドに対し BasicObject#method_missing で反応するつもりならば真を返します。
自身が symbol で表されるメソッドに対し
BasicObject#method_missing で反応するつもりならば真を返します。
Object#respond_to? はメソッドが定義されていない場合、
デフォルトでこのメソッドを呼びだし問合せます。
BasicObject#method_missing を override した場合にこのメソッドも
override されるべきです。
false を返します。
@param symbol メソッド名シンボル
@param include_private private method も含めたい場合に true が渡されます... -
Object
# taint -> self (63091.0) -
このメソッドは Ruby 2.7 から deprecated で、Ruby 3.2 で削除予定です。
このメソッドは Ruby 2.7 から deprecated で、Ruby 3.2 で削除予定です。
オブジェクトの「汚染マーク」をセットします。
環境変数(ENVで得られる文字列)など一部のオブジェクトは最初から汚染されています。
オブジェクトの汚染に関してはspec/safelevelを参照してください。
//emlist[][ruby]{
$SAFE = 1
some = "puts '@&%&(#!'"
p some.tainted? #=> false
eval(some) #=> @&%&(#!
some.taint
p some.tainted? #=> true
e... -
Object
# freeze -> self (63073.0) -
オブジェクトを凍結(内容の変更を禁止)します。
オブジェクトを凍結(内容の変更を禁止)します。
凍結されたオブジェクトの変更は
例外 RuntimeError を発生させます。
いったん凍結されたオブジェクトを元に戻す方法はありません。
凍結されるのはオブジェクトであり、変数ではありません。代入などで変数の指す
オブジェクトが変化してしまうことは freeze では防げません。 freeze が防ぐのは、
`破壊的な操作' と呼ばれるもの一般です。変数への参照自体を凍結したい
場合は、グローバル変数なら Kernel.#trace_var が使えます。
@return self を返します。
//emlist[][ruby]{
a... -
Object
# instance _ of?(klass) -> bool (63073.0) -
オブジェクトがクラス klass の直接のインスタンスである時真を返します。
オブジェクトがクラス klass の直接のインスタンスである時真を返します。
obj.instance_of?(c) が成立する時には、常に obj.kind_of?(c) も成立します。
@param klass Classかそのサブクラスのインスタンスです。
//emlist[][ruby]{
class C < Object
end
class S < C
end
obj = S.new
p obj.instance_of?(S) # true
p obj.instance_of?(C) # false
//}
@see Object#kind_of?... -
Object
# singleton _ class -> Class (63073.0) -
レシーバの特異クラスを返します。 まだ特異クラスがなければ、新しく作成します。
レシーバの特異クラスを返します。
まだ特異クラスがなければ、新しく作成します。
レシーバが nil か true か false なら、それぞれ NilClass, TrueClass,
FalseClass を返します。
@raise TypeError レシーバが Integer、Float、Symbol の場合に発生します。
//emlist[][ruby]{
Object.new.singleton_class #=> #<Class:#<Object:0xb7ce1e24>>
String.singleton_class #=> #<Class:String>
n... -
Object
# tainted? -> bool (63055.0) -
オブジェクトの「汚染マーク」がセットされている時真を返します。
オブジェクトの汚染に関してはspec/safelevelを参照してください。
//emlist[][ruby]{
p String.new.tainted? #=> false
p ENV['OS'].tainted? #=> true
//}
このメソッドは Ruby 2.7から deprecated で、Ruby 3.2 で削除予定です。
@see Object#taint,Object#untaint -
Object
# untaint -> self (63055.0) -
オブジェクトの「汚染マーク」を取り除きます。
オブジェクトの「汚染マーク」を取り除きます。
汚染マークを取り除くことによる危険性はプログラマが責任を負う必要が
あります。
オブジェクトの汚染に関してはspec/safelevelを参照してください。
ruby -e 'p ARGV[0].tainted?;t=+ARGV[0];t.untaint;p t.tainted?' hoge
# => true
# false
このメソッドは Ruby 2.7 から deprecated で、Ruby 3.2 で削除予定です。
@see Object#taint,Object#tainted? -
Object
# frozen? -> bool (63037.0) -
オブジェクトが凍結(内容の変更を禁止)されているときに真を返します。
オブジェクトが凍結(内容の変更を禁止)されているときに真を返します。
//emlist[][ruby]{
obj = "someone"
p obj.frozen? #=> false
obj.freeze
p obj.frozen? #=> true
//}
@see Object#freeze -
Object
# !~(other) -> bool (63019.0) -
自身が other とマッチしない事を判定します。
自身が other とマッチしない事を判定します。
self#=~(obj) を反転した結果と同じ結果を返します。
@param other 判定するオブジェクトを指定します。
//emlist[例][ruby]{
obj = 'regexp'
p (obj !~ /re/) # => false
obj = nil
p (obj !~ /re/) # => true
//} -
Object
# nil? -> bool (63019.0) -
レシーバが nil であれば真を返します。
レシーバが nil であれば真を返します。
p false.nil? #=> false
p nil.nil? #=> true
@see NilClass -
ObjectSpace
. # reachable _ objects _ from(obj) -> Array | nil (27319.0) -
obj から到達可能なすべてのオブジェクトを返します。マーク不能なオブジェ クトを指定した場合は nil を返します。本メソッドを使う事でメモリリークの 調査が行えます。
obj から到達可能なすべてのオブジェクトを返します。マーク不能なオブジェ
クトを指定した場合は nil を返します。本メソッドを使う事でメモリリークの
調査が行えます。
//emlist[例][ruby]{
# 配列クラス(Array)と 'a'、'b'、'c' に到達可能。
ObjectSpace.reachable_objects_from(['a', 'b', 'c'])
# => [Array, 'a', 'b', 'c']
//}
obj が 2 つ以上の同じオブジェクト x への参照を持つ場合、戻り値に含まれ
るオブジェクト x は 1 つだけです。
//emlist[例... -
ObjectSpace
. # garbage _ collect(full _ mark: true , immediate _ sweep: true) -> nil (9643.0) -
どこからも参照されなくなったオブジェクトを回収します。 GC.start と同じです。
どこからも参照されなくなったオブジェクトを回収します。
GC.start と同じです。
@param full_mark マイナー GC を動作させる場合は false を、そうでない場
合は true を指定します。
@param immediate_sweep sweep を遅らせる(Lazy Sweep を行う)場合は false
を、そうでない場合は true を指定します。
注意: これらのキーワード引数は Ruby の実装やバージョンによって異なりま
す。将来のバージョンとの互換性も保証されませ... -
OpenSSL
:: ASN1 :: ObjectId . register(oid , short _ name , long _ name) -> true (9304.0) -
オブジェクト識別子に対応する名前(short name と long name)を OpenSSLの内部テーブルに登録します。
オブジェクト識別子に対応する名前(short name と long name)を
OpenSSLの内部テーブルに登録します。
登録した名前は OpenSSL::X509::Extension などで利用できるようになります。
例:
require "openssl"
OpenSSL::ASN1::ObjectId.register(
"2.5.29.9", "subjectDirAttrs", "X509v3 Subject Directory Attributes")
p OpenSSL::ASN1::ObjectId.new("2.5.29.9").long_n... -
BasicObject
# _ _ id _ _ -> Integer (9217.0) -
各オブジェクトに対して一意な整数を返します。あるオブジェクトに対し てどのような整数が割り当てられるかは不定です。
各オブジェクトに対して一意な整数を返します。あるオブジェクトに対し
てどのような整数が割り当てられるかは不定です。
Object#object_id と同じですが、#object_id は BasicObject に
はない事に注意してください。
//emlist[例][ruby]{
# frozen_string_literal: false
obj = Object.new
obj.object_id == obj.__id__ # => true
Object.new.__id__ == Object.new.__id__ # => false
(21... -
BasicObject
# equal?(other) -> bool (9109.0) -
オブジェクトが other と同一であれば真を、さもなくば偽を返します。
オブジェクトが other と同一であれば真を、さもなくば偽を返します。
このメソッドは2つのオブジェクトが同一のものであるかどうかを判定します。
一般にはこのメソッドを決して再定義すべきでありません。
ただし、 BasicObject の位置づけ上、どうしても再定義が必要な用途もあるでしょう。
再定義する際には自分が何をしているのかよく理解してから実行してください。
@param other 比較対象となるオブジェクト
@return other が self 自身であれば真、さもなくば偽
//emlist[例][ruby]{
original = "a"
copied = origi... -
BasicObject
# ==(other) -> bool (9091.0) -
オブジェクトが other と等しければ真を、さもなくば偽を返します。
オブジェクトが other と等しければ真を、さもなくば偽を返します。
このメソッドは各クラスの性質に合わせて、サブクラスで再定義するべきです。
多くの場合、オブジェクトの内容が等しければ真を返すように (同値性を判定するように) 再定義
することが期待されています。
デフォルトでは Object#equal? と同じオブジェクトの同一性になっています。
@param other 比較対象となるオブジェクト
@return other が self と同値であれば真、さもなくば偽
//emlist[例][ruby]{
class Person < BasicObject
def i... -
RDoc
:: CodeObject # document _ self=(val) (9037.0) -
自身をドキュメントに含めるかどうかを設定します。
自身をドキュメントに含めるかどうかを設定します。
:doc: を指定した時に true が設定されます。
:nodoc:、:stopdoc: を指定した時に false が設定されます。
@param val true を指定した場合、自身をドキュメントに含めます。
@see RDoc::CodeObject#document_children=,
RDoc::CodeObject#remove_methods_etc -
BasicObject
# ! -> bool (9019.0) -
オブジェクトを真偽値として評価し、その論理否定を返します。
オブジェクトを真偽値として評価し、その論理否定を返します。
このメソッドは self が nil または false であれば真を、さもなくば偽を返します。
主に論理式の評価に伴って副作用を引き起こすことを目的に
再定義するものと想定されています。
このメソッドを再定義しても Ruby の制御式において nil や false 以外が偽として
扱われることはありません。
@return オブジェクトが偽であれば真、さもなくば偽
//emlist[例][ruby]{
class NegationRecorder < BasicObject
def initialize
@co... -
RDoc
:: CodeObject # document _ children=(val) (9019.0) -
自身に含まれるメソッド、エイリアス、定数や属性をドキュメントに含めるか どうかを設定します。
自身に含まれるメソッド、エイリアス、定数や属性をドキュメントに含めるか
どうかを設定します。
:nodoc:、:stopdoc: を指定した時に false が設定されます。
@param val true を指定した場合、上記をドキュメントに含めます。
@see RDoc::CodeObject#document_self=,
RDoc::CodeObject#remove_classes_and_modules -
RDoc
:: CodeObject # start _ doc -> () (9019.0) -
以降に解析したコメントを RDoc::CodeObject#stop_doc を呼び出すまで の間、ドキュメントに含めます。
以降に解析したコメントを RDoc::CodeObject#stop_doc を呼び出すまで
の間、ドキュメントに含めます。
:startdoc: を見つけた時に呼び出されます。
RDoc::CodeObject#document_self と
RDoc::CodeObject#document_children を true に設定します。
@see RDoc::CodeObject#end_doc -
1
. 6 . 8から1 . 8 . 0への変更点(まとめ) (1603.0) -
1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/インタプリタの変更>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加されたクラス/モジュール>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加されたメソッド>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加された定数>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/拡張されたクラス/メソッド(互換性のある変更)>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/変更されたクラス/メソッド(互換性のない変更)>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/文法の変更>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/正規表現>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/Marshal>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/Windows 対応>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/廃止された(される予定の)機能>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/ライブラリ>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/拡張ライブラリAPI>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/バグ修正>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/サポートプラットフォームの追加>))
1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/インタプリタの変更>))
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加されたクラス/モジュール>))
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加されたメソッド>))
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加された定数>))
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/拡張されたクラス/メソッド(互換性のある変更)>))
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/変更されたクラス/メソッド(互換性のない変更)>))... -
Module
# const _ get(name , inherit = true) -> object (697.0) -
name で指定される名前の定数の値を取り出します。
name で指定される名前の定数の値を取り出します。
Module#const_defined? と違って Object を特別扱いすることはありません。
@param name 定数名。String か Symbol で指定します。
完全修飾名を指定しなかった場合はモジュールに定義されている
name で指定される名前の定数の値を取り出します。
@param inherit false を指定するとスーパークラスや include したモジュールで
定義された定数は対象にはなりません。
@raise NameError ... -
JSON
. [](object , options) -> object (643.0) -
文字列のように扱えるデータを受け取った場合は Ruby のオブジェクトに変換して返します。 そうでない場合は JSON に変換して返します。
文字列のように扱えるデータを受け取った場合は Ruby のオブジェクトに変換して返します。
そうでない場合は JSON に変換して返します。
@param object 任意のオブジェクト指定可能です。
@param options JSON.#parse, JSON.#generate の説明を参照してください。
//emlist[例][ruby]{
require "json"
string=<<JSON
{ "a":1, "b":2, "c":3 }
JSON
hash = { a: 1, b: 2, c: 3 }
JSON[string].class ... -
Kernel
# JSON(object , options = {}) -> object (643.0) -
第一引数に与えられたオブジェクトの種類によって Ruby のオブジェクトか JSON 形式の文字列を返します。
第一引数に与えられたオブジェクトの種類によって Ruby のオブジェクトか JSON 形式の文字列を返します。
第一引数に文字列のようなオブジェクトを指定した場合は、それを JSON.#parse を用いてパースした結果を返します。
そうでないオブジェクトを指定した場合は、それを JSON.#generate を用いて変換した結果を返します。
@param object 任意のオブジェクトを指定します。
@param options JSON.#parse, JSON.#generate に渡すオプションを指定します。
//emlist[例][ruby]{
require "json... -
Kernel
# arg _ config(config , default) { . . . } -> object | String | true | nil (643.0) -
configure オプション --config の値を返します。
configure オプション --config の値を返します。
@param config オプションを文字列で指定します。
@param default 引数 config で指定したオプションのデフォルト値を指定します。
@return オプションが指定されてた場合は true を、指定されなかった場合は
nil を返します。
引数 default、あるいはブロックを指定すると、オプションが指定さ
れていない場合に引数 default の値かブロックの評価結果を返します
(両方指定した場合はブロックが優先されます)... -
MiniTest
:: Assertions # assert _ kind _ of(klass , object , message) -> true (643.0) -
与えられたオブジェクトが与えられたクラスまたはそのサブクラスのインスタンス である場合、検査にパスしたことになります。
与えられたオブジェクトが与えられたクラスまたはそのサブクラスのインスタンス
である場合、検査にパスしたことになります。
@param klass オブジェクトが所属することを期待するクラスを指定します。
@param object 任意のオブジェクトを指定します。
@param message 検査に失敗した場合に表示するメッセージを指定します。
文字列か Proc を指定します。Proc である場合は Proc#call した
結果を使用します。
@raise MiniTest::Assertion 与えられたオブジェクト... -
MiniTest
:: Assertions # assert _ respond _ to(object , method _ name , message = nil) -> true (643.0) -
与えられたオブジェクトが与えられたメソッドを持つ場合、検査にパスしたことになります。
与えられたオブジェクトが与えられたメソッドを持つ場合、検査にパスしたことになります。
@param object 任意のオブジェクトを指定します。
@param method_name メソッド名を指定します。
@param message 検査に失敗した場合に表示するメッセージを指定します。
文字列か Proc を指定します。Proc である場合は Proc#call した
結果を使用します。
@raise MiniTest::Assertion 与えられたオブジェクトが与えられたメソッドを持たない場合に発生します。
@... -
ENV
. clone(freeze: true) -> object (625.0) -
ENV オブジェクトの複製を作成して返します。
ENV オブジェクトの複製を作成して返します。
ENV は OS のプロセス全体で共有される環境変数を操作するラッパーオブジェクトなので、複製は有用ではありません。
そのため、3.1 からは複製で環境変数を操作するときに deprecated 警告がでます。
テスト実行中に環境変数を退避する用途には ENV.to_h を使用してください。
//emlist[][ruby]{
saved_env = ENV.to_h
# (テストなど)
ENV.replace(saved_env)
//}
@see Object#clone -
MiniTest
:: Assertions # assert _ empty(object , message = nil) -> true (625.0) -
与えられたオブジェクトが空である場合、検査にパスしたことになります。
与えられたオブジェクトが空である場合、検査にパスしたことになります。
@param object 任意のオブジェクトを指定します。
@param message 検査に失敗した場合に表示するメッセージを指定します。
文字列か Proc を指定します。Proc である場合は Proc#call した
結果を使用します。
@raise MiniTest::Assertion 与えられたオブジェクトが empty? メソッドを持たない場合に発生します。
また、与えられたオブジェク... -
MiniTest
:: Assertions # assert _ includes(collection , object , message = nil) -> true (625.0) -
与えられたコレクションにオブジェクトが含まれている場合、検査にパスしたことになります。
与えられたコレクションにオブジェクトが含まれている場合、検査にパスしたことになります。
@param collection 任意のコレクションを指定します。
@param object 任意のオブジェクトを指定します。
@param message 検査に失敗した場合に表示するメッセージを指定します。
文字列か Proc を指定します。Proc である場合は Proc#call した
結果を使用します。
@raise MiniTest::Assertion 第一引数のオブジェクトが include? メソッドを持たない場合に... -
MiniTest
:: Assertions # assert _ instance _ of(klass , object , message = nil) -> true (625.0) -
与えられたオブジェクトが与えられたクラスの直接のインスタンスである場合、検査にパスしたことになります。
与えられたオブジェクトが与えられたクラスの直接のインスタンスである場合、検査にパスしたことになります。
@param klass オブジェクトが直接のインタンスであることを期待するクラスを指定します。
@param object 任意のオブジェクトを指定します。
@param message 検査に失敗した場合に表示するメッセージを指定します。
文字列か Proc を指定します。Proc である場合は Proc#call した
結果を使用します。
@raise MiniTest::Assertion 与えられたオブジェクトが... -
MiniTest
:: Assertions # assert _ nil(object , message = nil) -> true (625.0) -
与えられたオブジェクトが nil である場合、検査にパスしたことになります。
与えられたオブジェクトが nil である場合、検査にパスしたことになります。
@param object 任意のオブジェクトを指定します。
@param message 検査に失敗した場合に表示するメッセージを指定します。
文字列か Proc を指定します。Proc である場合は Proc#call した
結果を使用します。
@raise MiniTest::Assertion 与えられたオブジェクトが nil でない場合に発生します。 -
IO
# nonblock(bool = true) { . . . } -> object (607.0) -
ブロック実行中、一時的に self のブロックモードを変更します。 bool が真ならノンブロックモード、偽ならブロックモードになります。
ブロック実行中、一時的に self のブロックモードを変更します。
bool が真ならノンブロックモード、偽ならブロックモードになります。
@param bool 真を指定するとノンブロックモード、偽を指定するとブロックモードになります。 -
ruby 1
. 6 feature (577.0) -
ruby 1.6 feature ruby version 1.6 は安定版です。この版での変更はバグ修正がメイン になります。
ruby 1.6 feature
ruby version 1.6 は安定版です。この版での変更はバグ修正がメイン
になります。
((<stable-snapshot|URL:ftp://ftp.netlab.co.jp/pub/lang/ruby/stable-snapshot.tar.gz>)) は、日々更新される安定版の最新ソースです。
== 1.6.8 (2002-12-24) -> stable-snapshot
: 2003-01-22: errno
EAGAIN と EWOULDBLOCK が同じ値のシステムで、EWOULDBLOCK がなくなっ
ていま... -
Module
# instance _ methods(inherited _ too = true) -> [Symbol] (574.0) -
そのモジュールで定義されている public および protected メソッド名 の一覧を配列で返します。
そのモジュールで定義されている public および protected メソッド名
の一覧を配列で返します。
@param inherited_too false を指定するとそのモジュールで定義されているメソッドのみ返します。
@see Object#methods
//emlist[例1][ruby]{
class Foo
private; def private_foo() end
protected; def protected_foo() end
public; def public_foo() end
end
# あるクラスのインスタンス... -
StringScanner
# scan _ full(regexp , s , f) -> object (556.0) -
スキャンポインタの位置から regexp と文字列のマッチを試します。
スキャンポインタの位置から regexp と文字列のマッチを試します。
マッチに成功すると、s と f の値によって以下のように動作します。
* s が true ならばスキャンポインタを進めます。
* s が false ならばスキャンポインタを進めません。
* f が true ならばマッチした部分文字列を返します。
* f が false ならばマッチした部分文字列の長さを返します。
マッチに失敗すると s や f に関係なく nil を返します。
このメソッドは s と f の組み合わせにより、
他のメソッドと同等の動作になります。
*... -
StringScanner
# search _ full(regexp , s , f) -> object (538.0) -
regexp で指定された正規表現とマッチするまで文字列をスキャンします。
regexp で指定された正規表現とマッチするまで文字列をスキャンします。
マッチに成功すると、s と f の値によって以下のように動作します。
* s が true ならばスキャンポインタを進めます。
* s が false ならばスキャンポインタを進めません。
* f が true ならばスキャン開始位置からマッチした部分の末尾までの部分文字列を返します。
* f が false ならばスキャン開始位置からマッチした部分の末尾までの部分文字列の長さを返します。
マッチに失敗すると s や f に関係なく nil を返します。
このメソッドは s と ... -
Module
# const _ defined?(name , inherit = true) -> bool (484.0) -
モジュールに name で指定される名前の定数が定義されている時真 を返します。
モジュールに name で指定される名前の定数が定義されている時真
を返します。
スーパークラスや include したモジュールで定義された定数を検索対象
にするかどうかは第二引数で制御することができます。
@param name String, Symbol で指定される定数名。
@param inherit false を指定するとスーパークラスや include したモジュールで
定義された定数は対象にはなりません。
//emlist[例][ruby]{
module Kernel
FOO = 1
end
# Object は include したモジュ... -
CSV
. instance(data = $ stdout , options = Hash . new) {|csv| . . . } -> object (472.0) -
このメソッドは CSV.new のように CSV のインスタンスを返します。 しかし、返される値は Object#object_id と与えられたオプションを キーとしてキャッシュされます。
このメソッドは CSV.new のように CSV のインスタンスを返します。
しかし、返される値は Object#object_id と与えられたオプションを
キーとしてキャッシュされます。
ブロックが与えられた場合、生成されたインスタンスをブロックに渡して評価した
結果を返します。
@param data String か IO のインスタンスを指定します。
@param options CSV.new のオプションと同じオプションを指定できます。
//emlist[例][ruby]{
require "csv"
options = { headers: true }
text... -
MiniTest
:: Assertions # assert _ same(expected , actual , message = nil) -> true (418.0) -
与えられた二つのオブジェクトの Object#object_id が同じ場合、検査にパスしたことになります。
与えられた二つのオブジェクトの Object#object_id が同じ場合、検査にパスしたことになります。
@param expected 任意のオブジェクトを指定します。
@param actual 任意のオブジェクトを指定します。
@param message 検査に失敗した場合に表示するメッセージを指定します。
文字列か Proc を指定します。Proc である場合は Proc#call した
結果を使用します。
@raise MiniTest::Assertion 与えられた二つのオブジェクトが異なる場合に発生しま... -
Module
# constants(inherit = true) -> [Symbol] (412.0) -
そのモジュール(またはクラス)で定義されている定数名の配列を返します。
そのモジュール(またはクラス)で定義されている定数名の配列を返します。
inherit に真を指定すると
スーパークラスやインクルードしているモジュールの定数も含みます。
Object のサブクラスの場合、Objectやそのスーパークラスで定義されている
定数は含まれません。 Object.constants とすると Object クラスで定義された
定数の配列が得られます。
得られる定数の順序は保証されません。
@param inherit true を指定するとスーパークラスや include したモジュールで
定義された定数が対象にはなります。false を指定し... -
Array
# bsearch { |x| . . . } -> object | nil (376.0) -
ブロックの評価結果で範囲内の各要素の判定を行い、条件を満たす値を二分探 索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を返し ます。self はあらかじめソートしておく必要があります。
ブロックの評価結果で範囲内の各要素の判定を行い、条件を満たす値を二分探
索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を返し
ます。self はあらかじめソートしておく必要があります。
本メソッドはブロックを評価した結果により以下のいずれかのモードで動作し
ます。
* find-minimum モード
* find-any モード
find-minimum モード(特に理由がない限りはこのモードを使う方がいいでしょ
う)では、条件判定の結果を以下のようにする必要があります。
* 求める値がブロックパラメータの値か前の要素の場合: true を返... -
Range
# bsearch {|obj| . . . } -> object | nil (376.0) -
ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、条件を満たす値を二 分探索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を 返します。
ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、条件を満たす値を二
分探索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を
返します。
本メソッドはブロックを評価した結果により以下のいずれかのモードで動作し
ます。
* find-minimum モード
* find-any モード
find-minimum モード(特に理由がない限りはこのモードを使う方がいいでしょ
う)では、条件判定の結果を以下のようにする必要があります。
* 求める値がブロックパラメータの値か前の要素の場合: true を返す
* 求める値がブロックパラメータより後の要... -
TracePoint
# disable { . . . } -> object (376.0) -
self のトレースを無効にします。
self のトレースを無効にします。
実行前の TracePoint#enabled? を返します。(トレースが既に有効であっ
た場合は true を返します。そうでなければ false を返します)
//emlist[例][ruby]{
trace.enabled? # => true
trace.disable # => false (実行前の状態)
trace.enabled? # => false
trace.disable # => false
//}
ブロックが与えられた場合、ブロック内でのみトレースが無効になります。
この場合はブロックの評価結果を返します。
//e... -
TracePoint
# enable { . . . } -> object (376.0) -
self のトレースを有効にします。
self のトレースを有効にします。
実行前の TracePoint#enabled? を返します。(トレースが既に有効であっ
た場合は true を返します。そうでなければ false を返します)
//emlist[例][ruby]{
trace.enabled? # => false
trace.enable # => false (実行前の状態)
# トレースが有効
trace.enabled? # => true
trace.enable # => true (実行前の状態)
# 引き続きトレースが有効
//}
ブロックが与えられた場合、ブロック内でのみ... -
Thread
:: Queue # deq(non _ block = false) -> object (364.0) -
キューからひとつ値を取り出します。キューが空の時、呼出元のスレッドは停止します。
キューからひとつ値を取り出します。キューが空の時、呼出元のスレッドは停止します。
@param non_block true を与えると、キューが空の時に例外 ThreadError が発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = Queue.new
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].each { |r|
q.push(r)
}
t... -
Thread
:: Queue # pop(non _ block = false) -> object (364.0) -
キューからひとつ値を取り出します。キューが空の時、呼出元のスレッドは停止します。
キューからひとつ値を取り出します。キューが空の時、呼出元のスレッドは停止します。
@param non_block true を与えると、キューが空の時に例外 ThreadError が発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = Queue.new
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].each { |r|
q.push(r)
}
t... -
Thread
:: Queue # shift(non _ block = false) -> object (364.0) -
キューからひとつ値を取り出します。キューが空の時、呼出元のスレッドは停止します。
キューからひとつ値を取り出します。キューが空の時、呼出元のスレッドは停止します。
@param non_block true を与えると、キューが空の時に例外 ThreadError が発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = Queue.new
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].each { |r|
q.push(r)
}
t... -
Thread
:: SizedQueue # deq(non _ block = false) -> object (364.0) -
キューからひとつ値を取り出します。 キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
キューからひとつ値を取り出します。
キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
@param non_block true を与えると、キューが空の時に例外 ThreadError が発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = SizedQueue.new(4)
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].eac... -
Thread
:: SizedQueue # pop(non _ block = false) -> object (364.0) -
キューからひとつ値を取り出します。 キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
キューからひとつ値を取り出します。
キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
@param non_block true を与えると、キューが空の時に例外 ThreadError が発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = SizedQueue.new(4)
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].eac... -
Thread
:: SizedQueue # shift(non _ block = false) -> object (364.0) -
キューからひとつ値を取り出します。 キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
キューからひとつ値を取り出します。
キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
@param non_block true を与えると、キューが空の時に例外 ThreadError が発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = SizedQueue.new(4)
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].eac... -
Enumerator
# each { . . . } -> object (343.0) -
生成時のパラメータに従ってブロックを繰り返します。 *args を渡した場合は、生成時のパラメータ内引数末尾へ *args を追加した状態で繰り返します。 ブロック付きで呼び出された場合は、 生成時に指定したイテレータの戻り値をそのまま返します。
生成時のパラメータに従ってブロックを繰り返します。
*args を渡した場合は、生成時のパラメータ内引数末尾へ *args を追加した状態で繰り返します。
ブロック付きで呼び出された場合は、
生成時に指定したイテレータの戻り値をそのまま返します。
@param args 末尾へ追加する引数
//emlist[例1][ruby]{
str = "Yet Another Ruby Hacker"
enum = Enumerator.new {|y| str.scan(/\w+/) {|w| y << w }}
enum.each {|word| p word } ... -
Enumerator
# each(*args) { . . . } -> object (343.0) -
生成時のパラメータに従ってブロックを繰り返します。 *args を渡した場合は、生成時のパラメータ内引数末尾へ *args を追加した状態で繰り返します。 ブロック付きで呼び出された場合は、 生成時に指定したイテレータの戻り値をそのまま返します。
生成時のパラメータに従ってブロックを繰り返します。
*args を渡した場合は、生成時のパラメータ内引数末尾へ *args を追加した状態で繰り返します。
ブロック付きで呼び出された場合は、
生成時に指定したイテレータの戻り値をそのまま返します。
@param args 末尾へ追加する引数
//emlist[例1][ruby]{
str = "Yet Another Ruby Hacker"
enum = Enumerator.new {|y| str.scan(/\w+/) {|w| y << w }}
enum.each {|word| p word } ... -
Marshal フォーマット (343.0)
-
Marshal フォーマット フォーマットバージョン 4.8 を元に記述しています。
Marshal フォーマット
フォーマットバージョン 4.8 を元に記述しています。
=== nil, true, false
それぞれ、'0', 'T', 'F' になります。
//emlist[][ruby]{
p Marshal.dump(nil).unpack1("x2 a*") # => "0"
p Marshal.dump(true).unpack1("x2 a*") # => "T"
p Marshal.dump(false).unpack1("x2 a*") # => "F"
//}
Ruby 2.1 以前では、インスタンス変数を設定しても dump されません... -
Ruby用語集 (343.0)
-
Ruby用語集 A B C D E F G I J M N O R S Y
Ruby用語集
A B C D E F G I J M N O R S Y
a ka sa ta na ha ma ya ra wa
=== 記号・数字
: %記法
: % notation
「%」記号で始まる多種多様なリテラル記法の総称。
参照:d:spec/literal#percent
: 0 オリジン
: zero-based
番号が 0 から始まること。
例えば、
Array や Vector、Matrix などの要素の番号、
String における文字の位置、
といったものは 0 オリジンである。
: 1 オリジン
: one-based
... -
IO
# raw(min: 1 , time: 0 , intr: false) {|io| . . . } -> object (340.0) -
raw モード、行編集を無効にして指定されたブロックを評価します。
raw モード、行編集を無効にして指定されたブロックを評価します。
ブロック引数には self が渡されます。ブロックを評価した結果を返します。
@param min 入力操作 (read) 時に受信したい最小のバイト数を指定します。min 値以上のバイト数を受信するまで、操作がブロッキングされます。
@param time タイムアウトするまでの秒数を指定します。time よりも min が優先されるため、入力バイト数が min 値以上になるまでは、time 値に関わらず操作がブロッキングされます。
@param intr trueを指定した場合は、割り込み (interrupt)... -
IO
. open(fd , mode = "r" , **opts) {|io| . . . } -> object (340.0) -
オープン済みのファイルディスクリプタ fd に対する新しい IO オブジェクトを生成して返します。
オープン済みのファイルディスクリプタ fd に対する新しい
IO オブジェクトを生成して返します。
IO.open にブロックが与えられた場合、IO オブジェクトを生成しそれを引数としてブロックを
実行します。ブロックの終了とともに fd はクローズされます。ブロックの結果を返します。
IO.new, IO.for_fd はブロックを受け付けません。
=== キーワード引数
このメソッドは以下のキーワード引数を利用できます。
* :mode mode引数と同じ意味です
* :external_encoding 外部エンコーディング。"-" はデフォルト外部エンコーディングの
... -
OptionParser
:: Arguable # options {|opt| . . . } -> object | nil (340.0) -
自身をパースするための OptionParser オブジェクトを返します。 初回呼び出し時に自動的に生成されます。 この OptionParser#default_argv には self がセットされています。
自身をパースするための OptionParser オブジェクトを返します。
初回呼び出し時に自動的に生成されます。
この OptionParser#default_argv には self がセットされています。
ブロックを与えた場合は、OptionParser を引数としてブロックを実行します。
ブロックの実行結果を返します。
ブロックの実行途中で OptionParser::ParseError
が発生した場合は、全て rescue し、エラーメッセージを出力し、
nil を返します。
//emlist[][ruby]{
require 'optparse'
o = nil
ARG... -
Psych
. safe _ load(yaml , whitelist _ classes = [] , whitelist _ symbols = [] , aliases = false , filename = nil) -> object (340.0) -
安全に YAML フォーマットの文書を読み込み Ruby のオブジェクトを生成して返します。
安全に YAML フォーマットの文書を読み込み Ruby のオブジェクトを生成して返します。
デフォルトでは以下のクラスのオブジェクトしか変換しません。
* TrueClass
* FalseClass
* NilClass
* Numeric
* String
* Array
* Hash
再帰的なデータ構造はデフォルトでは許可されていません。
任意のクラスを許可するには whitelist_classes を指定すると、
そのクラスが追加されます。例えば Date クラスを許可するには
以下のように書いてください:
//emlist[][ruby]{
Psych.s... -
WIN32OLE
# invoke(name , *args) -> object | nil (340.0) -
メソッド名を指定してオブジェクトのメソッドを呼び出します。
メソッド名を指定してオブジェクトのメソッドを呼び出します。
OLEオートメーションサーバのメソッドを動的に呼び出したい場合に利用します。
なお、OLEオートメーションの仕様により、メソッド名の大文字、小文字は区別
されません。
@param name メソッド名を文字列またはシンボルで指定します。
@param args メソッドの引数を指定します。また、最後の引数にHashを
与えることで、名前付き引数を指定できます。この場合、キーに
文字列またはシンボルでパラメータ名、値に引数を指定します。
@return メソッドの返り値。ただし返り... -
Class
# allocate -> object (322.0) -
自身のインスタンスを生成して返します。生成したオブジェクトは 自身のインスタンスであること以外には何も特性を持ちません。
自身のインスタンスを生成して返します。生成したオブジェクトは
自身のインスタンスであること以外には何も特性を持ちません。
//emlist[例][ruby]{
klass = Class.new do
def initialize(*args)
@initialized = true
end
def initialized?
@initialized || false
end
end
klass.allocate.initialized? #=> false
//} -
Delegator
# protected _ methods(all = true) -> [Symbol] (322.0) -
そのオブジェクトが理解できる protected メソッド名の一覧を返します。
そのオブジェクトが理解できる protected メソッド名の一覧を返します。
@param all 偽を指定すると __getobj__ のスーパークラスで定義されたメソッドを除きます。
@see Object#protected_methods -
Delegator
# public _ methods(all = true) -> [Symbol] (322.0) -
そのオブジェクトが理解できる public メソッド名の一覧を返します。
そのオブジェクトが理解できる public メソッド名の一覧を返します。
@param all 偽を指定すると __getobj__ のスーパークラスで定義されたメソッドを除きます。
@see Object#public_methods -
Enumerator
# next -> object (322.0) -
「次」のオブジェクトを返します。
「次」のオブジェクトを返します。
現在までの列挙状態に応じて「次」のオブジェクトを返し、列挙状態を1つ分進めます。
列挙が既に最後へ到達している場合は、
StopIteration 例外を発生します。このとき列挙状態は変化しません。
つまりもう一度 next を呼ぶと再び例外が発生します。
next メソッドによる外部列挙の状態は他のイテレータメソッドによる
内部列挙には影響を与えません。
ただし、 IO#each_line のようにおおもとの列挙メカニズムが副作用を
伴っている場合には影響があり得ます。
@raise StopIteration 列挙状態が既に最後へ到達しているとき
@... -
GC
. latest _ gc _ info(key) -> object (322.0) -
最新のGCの情報を返します。
最新のGCの情報を返します。
@param result_hash 戻り値のためのハッシュを指定します。省略した場合は新
しくハッシュを作成します。result_hash の内容は上書き
されます。
@param key 得られる情報から特定の情報を取得したい場合にキーを
Symbol で指定します。
//emlist[例][ruby]{
latest = GC.latest_gc_info
latest # => {:major_by=>nil, :gc_by=>:newobj, :ha... -
IO
# read _ nonblock(maxlen , outbuf = nil , exception: true) -> String | Symbol | nil (322.0) -
IO をノンブロッキングモードに設定し、 その後で read(2) システムコールにより 長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。 EAGAIN, EINTR などは Errno::EXXX 例外として呼出元に報告されます。
IO をノンブロッキングモードに設定し、
その後で read(2) システムコールにより
長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。
EAGAIN, EINTR などは Errno::EXXX 例外として呼出元に報告されます。
発生した例外 がErrno::EAGAIN、 Errno::EWOULDBLOCK である場合は、
その例外オブジェクトに IO::WaitReadable が Object#extend
されます。
なお、バッファが空でない場合は、read_nonblock はバッファから読み込みます。この場合、read(2) システムコールは呼ばれません...