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Range#eql?(other) -> bool (18307.0)

指定された other が Range クラスのインスタンスであり、 始端と終端が eql? メソッドで比較して等しく、Range#exclude_end? が同じ場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

...指定された other が Range クラスのインスタンスであり、
始端と終端が eql? メソッドで比較して等しく、Range#exclude_end? が同じ場合に
true を返します。そうでない場合に false を返します。

@param other 自身と比較したいオブジェ...
...クトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
p (1..2).eql?(1..2) # => true
p (1..2).eql?(1...2) # => false
p (1..2).eql?(Range.new(1.0, 2.0)) # => false
//}...

Range#exclude_end? -> bool (18307.0)

範囲オブジェクトが終端を含まないとき真を返します。

範囲オブジェクトが終端を含まないとき真を返します。

//emlist[例][ruby]{
(1..5).exclude_end? # => false
(1...5).exclude_end? # => true
//}

Range#include?(obj) -> bool (18307.0)

obj が範囲内に含まれている時に true を返します。 そうでない場合は、false を返します。

...返します。


<=> メソッドによる演算により範囲内かどうかを判定するには Range#cover? を使用してください。

始端・終端・引数が数値であれば、 Range#cover? と同様の動きをします。

@param obj 比較対象のオブジェクトを指定し...
...ます。

//emlist[例][ruby]{
p ("a" .. "c").include?("b") # => true
p ("a" .. "c").include?("B") # => false
p ("a" .. "c").include?("ba") # => false
p ("a" .. "c").cover?("ba") # => true

p (1 .. 3).include?(1.5) # => true
//}

@see d:spec/control#case
@see Range#cover?, Range#===...

Range#last -> object (9307.0)

終端の要素を返します。範囲オブジェクトが終端を含むかどうかは関係ありま せん。

...終端の要素を返します。範囲オブジェクトが終端を含むかどうかは関係ありま
せん。

//emlist[例][ruby]{
(10..20).last # => 20
(10...20).last # => 20
//}

@see Range#begin...

Range#last(n) -> [object] (9307.0)

最後の n 要素を返します。範囲内に要素が含まれない場合は空の配列を返します。

...引数を省略して実行した場合は、終端を含むかどうか
(Range#exclude_end? の戻り値)に関わらず終端の要素を返す事に注意し
てください。

//emlist[例][ruby]{
(10..20).last(3) # => [18, 19, 20]
(10...20).last(3) # => [17, 18, 19]
//}

@see Range#first...

絞り込み条件を変える

Range#member?(obj) -> bool (9307.0)

obj が範囲内に含まれている時に true を返します。 そうでない場合は、false を返します。

...返します。


<=> メソッドによる演算により範囲内かどうかを判定するには Range#cover? を使用してください。

始端・終端・引数が数値であれば、 Range#cover? と同様の動きをします。

@param obj 比較対象のオブジェクトを指定し...
...ます。

//emlist[例][ruby]{
p ("a" .. "c").include?("b") # => true
p ("a" .. "c").include?("B") # => false
p ("a" .. "c").include?("ba") # => false
p ("a" .. "c").cover?("ba") # => true

p (1 .. 3).include?(1.5) # => true
//}

@see d:spec/control#case
@see Range#cover?, Range#===...

Range#==(other) -> bool (307.0)

指定された other が Range クラスのインスタンスであり、 始端と終端が == メソッドで比較して等しく、Range#exclude_end? が同じ場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。

...指定された other が Range クラスのインスタンスであり、
始端と終端が == メソッドで比較して等しく、Range#exclude_end? が同じ場合に
true を返します。そうでない場合に false を返します。

@param other 自身と比較したいオブジェ...
...クトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
p (1..2) == (1..2) # => true
p (1..2) == (1...2) # => false
p (1..2) == Range.new(1.0, 2.0) # => true
//}...

Range#===(obj) -> bool (307.0)

始端と終端の中に obj があるとき、true を返します。 そうでないとき、false を返します。

...始端と終端の中に obj があるとき、true を返します。
そうでないとき、false を返します。

Range
#=== は主に case 式での比較に用いられます。

//emlist[例][ruby]{
p (0...50) === 79 #=> false
p (60...80) === 79 #=> true

case 79
when 0...60 then puts...
...で呼んでいました。

しかし、2.6 以降では、(文字列を除いて) Range#cover? と同様の処理をするように切り替わりました。

ただし、=== は、Range#cover? のように Range オブジェクトを引数にはとる設計はありません。

//emlist[例][ru...
...> true
# 2.5 以前は、=== は、include? と同じく比較できず false を返していました。
//}

2.7 以降の === は、文字列も Range#cover? と同様の処理をするようになりました。

//emlist[例][ruby]{
p ('a'..'z').include? 'at' #=> false
p ('a'..'z').cover? 'at'...

Range#bsearch {|obj| ... } -> object | nil (307.0)

ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、条件を満たす値を二 分探索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を 返します。

ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、条件を満たす値を二
分探索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を
返します。

本メソッドはブロックを評価した結果により以下のいずれかのモードで動作し
ます。

* find-minimum モード
* find-any モード

find-minimum モード(特に理由がない限りはこのモードを使う方がいいでしょ
う)では、条件判定の結果を以下のようにする必要があります。

* 求める値がブロックパラメータの値か前の要素の場合: true を返す
* 求める値がブロックパラメータより後の要...

Range#cover?(obj) -> bool (307.0)

obj が範囲内に含まれている時に true を返します。

...e を返します。

Range
#include? と異なり <=> メソッドによる演算により範囲内かどうかを判定します。
Range
#include? は原則として離散値を扱い、
Range
#cover? は連続値を扱います。
(数値については、例外として Range#include? も連続...
...的に扱います。)

Range
#exclude_end?がfalseなら「begin <= obj <= end」を、
trueなら「begin <= obj < end」を意味します。

@param obj 比較対象のオブジェクトを指定します。

//emlist[数値は連続的に扱われているため、 include? / cover? が同じ...

絞り込み条件を変える

Range#cover?(range) -> bool (307.0)

2.6 以降の cover? は、Range#include? や Range#=== と異なり、 引数に Range オブジェクトを指定して比較できます。

...over? は、Range#include? や Range#=== と異なり、
引数に Range オブジェクトを指定して比較できます。

引数が Range オブジェクトの場合、引数の範囲が self の範囲に含まれる時に true を返します。

@param range 比較対象の Range クラス...
...スタンスを指定します。

//emlist[引数が Range の例][ruby]{
(1..5).cover?(2..3) #=> true
(1..5).cover?(0..6) #=> false
(1..5).cover?(1...6) #=> true
//}

「(a..b).cover?(c...d)」のように終端を含まない Range オブジェクトが引数に渡されており、...
...「a <= c && b < d」を満たし、cが数値ではない(つまり引数の Range の終端を
求めるために succ メソッドの呼び出しが必要な)場合、パフォーマンスの問題が起きる可能性があります。

//emlist[パフォーマンス上の問題が起きる例][...

Range#each {|item| ... } -> self (307.0)

範囲内の要素に対して繰り返します。

...範囲内の要素に対して繰り返します。

Range
#each は各要素の succ メソッドを使用してイテレーションするようになりました。

@raise TypeError succ メソッドを持たないクラスの範囲オブジェクトに対してこのメソッドを呼んだ場...

Range#max -> object | nil (307.0)

範囲内の最大の値、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

範囲内の最大の値、もしくは最大の n 要素が降順で入った配列を返します。

@param n 取得する要素数。

//emlist[例][ruby]{
(1..5).max # => 5
//}
//emlist[例][ruby]{
(1..5).max(3) # => [5, 4, 3]
//}

始端が終端より大きい場合、もしくは、終端を含まない範囲オブジェクトの始端が終端と
等しい場合は、引数を指定しない形式では nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。

//emlist[例][ruby]{
(2..1).max # => nil
(1.....

Range#max {|a, b| ... } -> object | nil (307.0)

ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、最大の要素、もしくは 最大の n 要素を返します。引数を指定しない形式では、 範囲内に要素が存在しなければ nil を返します。 引数を指定する形式では、空の配列を返します。

...ています。

@param n 取得する要素数。

@raise TypeError ブロックが整数以外を返したときに発生します。

@see Range#last, Range#min, Enumerable#max

//emlist[例][ruby]{
h = { 1 => "C", 2 => "Go", 3 => "Ruby" }
(1..3).max { |a, b| h[a].length <=> h[b].length } # =>...

Range#min -> object | nil (307.0)

範囲内の最小の値、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

範囲内の最小の値、もしくは最小の n 要素が昇順で入った配列を返します。

@param n 取得する要素数。

//emlist[例][ruby]{
(1..5).min # => 1
//}
//emlist[例][ruby]{
(1..5).min(3) # => [1, 2, 3]
//}

始端が終端より大きい場合、もしくは、終端を含まない範囲オブジェクトの始端が終端と
等しい場合は、引数を指定しない形式では nil を返します。
引数を指定する形式では、空の配列を返します。

//emlist[例][ruby]{
(2..1).min # => nil
(1...1...

絞り込み条件を変える

Range#min {|a, b| ... } -> object | nil (307.0)

ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、最小の要素、もしくは 最小の n 要素を返します。引数を指定しない形式では、範囲内に要素が存在しなければ nil を返します。引数を指定する形式では、空の配列を返します。

...ています。

@param n 取得する要素数。

@raise TypeError ブロックが整数以外を返したときに発生します。

@see Range#first, Range#max, Enumerable#min

//emlist[例][ruby]{
h = { 1 => "C", 2 => "Go", 3 => "Ruby" }
(1..3).min { |a, b| h[a].length <=> h[b].length } # =...

Range#size -> Integer | Float::INFINITY | nil (307.0)

範囲内の要素数を返します。始端、終端のいずれかのオブジェクトが Numeric のサブクラスのオブジェクトではない場合には nil を返します。

範囲内の要素数を返します。始端、終端のいずれかのオブジェクトが
Numeric のサブクラスのオブジェクトではない場合には nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
(10..20).size # => 11
("a".."z").size # => nil
(-Float::INFINITY..Float::INFINITY).size # => Infinity
//}

Range#step(s = 1) {|item| ... } -> self (307.0)

範囲内の要素を s おきに繰り返します。

...ブロックを指定しなかった時かつ数値の Range の時は Enumerator::ArithmeticSequence を返します。
@return ブロックを指定しなかったその他の Range の時は Enumerator を返します。(例: String の Range)

//emlist[例][ruby]{
("a" .. "f").step(2) {|v| p v}...