ライブラリ
- ビルトイン (155)
クラス
-
ARGF
. class (4) - Array (17)
- BasicObject (6)
- Bignum (2)
- Complex (4)
-
Encoding
:: Converter (4) - Enumerator (2)
-
Enumerator
:: Lazy (4) -
Enumerator
:: Yielder (1) - Exception (1)
- Fiber (1)
- File (1)
- Fixnum (2)
- Float (1)
- IO (11)
- Integer (6)
- MatchData (1)
- Method (1)
- Module (15)
- Numeric (5)
- Object (12)
- Proc (4)
- Range (2)
- Rational (3)
- Regexp (2)
- String (17)
- Time (3)
- UnboundMethod (1)
モジュール
- Enumerable (22)
キーワード
- ! (1)
- % (2)
- ** (5)
- + (1)
- === (1)
-
_ _ id _ _ (1) -
_ _ send _ _ (2) - advise (1)
-
alias
_ method (1) - arity (3)
- attr (1)
-
attr
_ accessor (1) -
attr
_ reader (1) -
attr
_ writer (1) - backtrace (1)
- binmode (1)
- bsearch (4)
- collect (2)
- collect! (2)
-
collect
_ concat (3) - convert (1)
- count (1)
- crypt (1)
- curry (1)
- delete (1)
- delete! (1)
- div (1)
- divmod (2)
-
each
_ with _ index (2) -
each
_ with _ object (2) - encode (3)
-
end
_ with? (1) - entries (1)
-
enum
_ for (2) -
flat
_ map (3) - flock (1)
-
grep
_ v (1) - hash (1)
- include (1)
- initialize (1)
- insert (1)
- inspect (1)
-
instance
_ exec (1) - map (2)
- map! (2)
- match (2)
-
max
_ by (4) -
method
_ missing (1) -
module
_ function (1) - modulo (1)
- pack (1)
- pow (2)
-
primitive
_ convert (4) - print (2)
- printf (2)
- private (1)
-
private
_ class _ method (1) -
private
_ constant (1) - product (2)
- public (1)
-
public
_ class _ method (1) -
public
_ constant (1) -
public
_ send (2) - puts (2)
- read (1)
- readpartial (1)
- refine (1)
- remainder (1)
-
respond
_ to _ missing? (1) - resume (1)
- round (1)
- seek (1)
-
set
_ encoding (2) - squeeze (1)
- squeeze! (1)
-
start
_ with? (1) - strftime (1)
- sum (2)
- sysread (1)
- sysseek (1)
-
to
_ a (2) -
to
_ c (1) -
to
_ enum (2) -
to
_ f (2) -
to
_ h (1) -
to
_ int (1) -
to
_ io (1) -
to
_ r (1) -
to
_ s (1) -
to
_ str (1) - unpack (1)
- unshift (1)
- using (1)
-
values
_ at (1) -
with
_ index (1) -
with
_ object (1) - yield (2)
- zip (6)
検索結果
先頭5件
-
Rational
# *(other) -> Rational | Float (87676.0) -
積を計算します。
積を計算します。
@param other 自身に掛ける数
other に Float を指定した場合は、計算結果を Float で返しま
す。
//emlist[例][ruby]{
r = Rational(3, 4)
r * 2 # => (3/2)
r * 4 # => (3/1)
r * 0.5 # => 0.375
r * Rational(1, 2) # => (3/8)
//} -
String
# *(times) -> String (87658.0) -
文字列の内容を times 回だけ繰り返した新しい文字列を作成して返します。
文字列の内容を times 回だけ繰り返した新しい文字列を作成して返します。
@param times 整数
@return self を times 回繰り返した新しい文字列
@raise ArgumentError 引数に負数を指定したときに発生します。
//emlist[例][ruby]{
p "str" * 3 # => "strstrstr"
str = "abc"
p str * 4 # => "abcabcabcabc"
p str * 0 # => ""
p str # => "abc" (変化なし)
//} -
Integer
# *(other) -> Numeric (87622.0) -
算術演算子。積を計算します。
算術演算子。積を計算します。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@return 計算結果
//emlist[][ruby]{
2 * 3 # => 6
//} -
Bignum
# *(other) -> Fixnum | Bignum | Float (87604.0) -
算術演算子。積を計算します。
算術演算子。積を計算します。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@return 計算結果 -
Fixnum
# *(other) -> Fixnum | Bignum | Float (87604.0) -
算術演算子。積を計算します。
算術演算子。積を計算します。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@return 計算結果 -
Array
# *(sep) -> String (78625.0) -
指定された sep を間にはさんで連結した文字列を生成して返します。Array#join(sep) と同じ動作をします。
指定された sep を間にはさんで連結した文字列を生成して返します。Array#join(sep) と同じ動作をします。
@param sep 文字列を指定します。
文字列以外のオブジェクトを指定した場合は to_str メソッドによ
る暗黙の型変換を試みます。
//emlist[例][ruby]{
p [1,2,3] * ","
# => "1,2,3"
//}
@see Array#join -
Array
# *(times) -> Array (78625.0) -
配列の内容を times 回 繰り返した新しい配列を作成して返します。 値はコピーされないことに注意してください。
配列の内容を times 回 繰り返した新しい配列を作成して返します。
値はコピーされないことに注意してください。
@param times 繰り返したい回数を整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによ
る暗黙の型変換を試みます。
@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。
@raise ArgumentError 引数に負の数を指定した場合に発生します。
//emlist[例][... -
Complex
# *(other) -> Complex (78412.0) -
積を計算します。
積を計算します。
@param other 自身に掛ける数
//emlist[例][ruby]{
Complex(1, 2) * 2 # => (2+4i)
Complex(1, 2) * Complex(2, 3) # => (-4+7i)
Complex(1, 2) * Rational(1, 2) # => ((1/2)+(1/1)*i)
//} -
Time
# strftime(format) -> String (52348.0) -
時刻を format 文字列に従って文字列に変換した結果を返します。
時刻を format 文字列に従って文字列に変換した結果を返します。
@param format フォーマット文字列を指定します。使用できるものは 以下の通りです。
* %A: 曜日の名称(Sunday, Monday ... )
* %a: 曜日の省略名(Sun, Mon ... )
* %B: 月の名称(January, February ... )
* %b: 月の省略名(Jan, Feb ... )
* %C: 世紀 (2009年であれば 20)
* %c: 日付と時刻 (%a %b %e %T %Y)
* %D: 日付 (%m/%d/%y)
* ... -
Bignum
# **(other) -> Fixnum | Bignum | Float (51604.0) -
算術演算子。冪(べき乗)を計算します。
算術演算子。冪(べき乗)を計算します。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@return 計算結果
2 ** 3 # => 8
2 ** 0 # => 1
0 ** 0 # => 1 -
Enumerator
:: Yielder # yield(*object) -> () (51604.0) -
Enumerator.new で使うメソッドです。
Enumerator.new で使うメソッドです。
生成された Enumerator オブジェクトの each メソッドを呼ぶと
Enumerator::Yielder オブジェクトが渡されたブロックが実行され、
ブロック内の yield メソッドが呼ばれるたびに each に渡された
ブロックが yield メソッドに渡された値とともに繰り返されます。
//emlist[例][ruby]{
enum = Enumerator.new do |y|
y.yield 1, 2, 3
end
enum.each do |x, y, z|
p [x, y, z]
end
# => [... -
Fixnum
# **(other) -> Fixnum | Bignum | Float (51604.0) -
算術演算子。冪(べき乗)を計算します。
算術演算子。冪(べき乗)を計算します。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@return 計算結果
2 ** 3 # => 8
2 ** 0 # => 1
0 ** 0 # => 1 -
Integer
# **(other) -> Numeric (51604.0) -
算術演算子。冪(べき乗)を計算します。
算術演算子。冪(べき乗)を計算します。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@param modulo 指定すると、計算途中に巨大な値を生成せずに (self**other) % modulo と同じ結果を返します。
@return 計算結果
@raise TypeError 2引数 pow で Integer 以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError 2引数 pow で other に負の数を指定した場合に発生します。
//emlist[][ruby]{
2 ** 3 # => 8
2 ** 0 # => 1
0 ** 0 # => 1
... -
Rational
# **(other) -> Rational | Float (51604.0) -
冪(べき)乗を計算します。
冪(べき)乗を計算します。
@param other 自身を other 乗する数
other に Float を指定した場合は、計算結果を Float で返しま
す。other が有理数であっても、計算結果が無理数だった場合は Float
を返します。
//emlist[例][ruby]{
r = Rational(3, 4)
r ** Rational(2, 1) # => (9/16)
r ** 2 # => (9/16)
r ** 2.0 # => 0.5625
r ** Rational(1, 2) # => 0.866... -
Enumerable
# each _ with _ index(*args) {|item , index| . . . } -> self (42940.0) -
要素とそのインデックスをブロックに渡して繰り返します。
要素とそのインデックスをブロックに渡して繰り返します。
ブロックを省略した場合は、
要素とそのインデックスを繰り返すような
Enumerator を返します。
Enumerator#with_index は offset 引数を受け取りますが、
each_with_index は受け取りません (引数はイテレータメソッドにそのまま渡されます)。
@param args イテレータメソッド (each など) にそのまま渡されます。
//emlist[例][ruby]{
[5, 10, 15].each_with_index do |n, idx|
p [n, idx]
end
#... -
IO
# set _ encoding(ext _ enc , int _ enc , **opts) -> self (42904.0) -
IO のエンコーディングを設定します。
IO のエンコーディングを設定します。
引数が "A:B" のようにコロンで区切られた文字列の場合は、
A を外部エンコーディング、 B を内部エンコーディングに指定します。
引数が一つで、上のような形式でない場合には、
それが外部エンコーディングと見なされます。
引数が2つの場合はそのそれぞれを外部エンコーディング、内部エンコーディング
に設定します。
キーワード引数で外部エンコーディングを内部エンコーディングに変換する際の
オプションを指定します。
詳しくは String#encode を参照してください。
@param enc_str エンコーディングを表す文字列を指定します... -
Complex
# inspect -> String (42748.0) -
自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。
自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。
//emlist[例][ruby]{
Complex(2).inspect # => "(2+0i)"
Complex('-8/6').inspect # => "((-4/3)+0i)"
Complex('1/2i').inspect # => "(0+(1/2)*i)"
Complex(0, Float::INFINITY).inspect # => "(0+Infinity*i)"
Complex(Float:... -
Enumerable
# each _ with _ object(obj) {|(*args) , memo _ obj| . . . } -> object (42658.0) -
与えられた任意のオブジェクトと要素をブロックに渡し繰り返し、最初に与えられたオブジェクトを返します。
与えられた任意のオブジェクトと要素をブロックに渡し繰り返し、最初に与えられたオブジェクトを返します。
ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。
@param obj 任意のオブジェクトを指定します。
//emlist[例][ruby]{
evens = (1..10).each_with_object([]) {|i, a| a << i*2 }
# => [2, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16, 18, 20]
//}
@see Enumerator#with_object -
Enumerable
# each _ with _ index(*args) -> Enumerator (42640.0) -
要素とそのインデックスをブロックに渡して繰り返します。
要素とそのインデックスをブロックに渡して繰り返します。
ブロックを省略した場合は、
要素とそのインデックスを繰り返すような
Enumerator を返します。
Enumerator#with_index は offset 引数を受け取りますが、
each_with_index は受け取りません (引数はイテレータメソッドにそのまま渡されます)。
@param args イテレータメソッド (each など) にそのまま渡されます。
//emlist[例][ruby]{
[5, 10, 15].each_with_index do |n, idx|
p [n, idx]
end
#... -
Enumerator
# with _ index(offset = 0) {|(*args) , idx| . . . } -> object (42640.0) -
生成時のパラメータに従って、要素にインデックスを添えて繰り返します。 インデックスは offset から始まります。
生成時のパラメータに従って、要素にインデックスを添えて繰り返します。
インデックスは offset から始まります。
ブロックを指定した場合の戻り値は生成時に指定したレシーバ自身です。
//emlist[例][ruby]{
str = "xyz"
enum = Enumerator.new {|y| str.each_byte {|b| y << b }}
enum.with_index {|byte, idx| p [byte, idx] }
# => [120, 0]
# [121, 1]
# [122, 2]
require "stringi... -
Object
# to _ int -> Integer (42640.0) -
オブジェクトの Integer への暗黙の変換が必要なときに内部で呼ばれます。 デフォルトでは定義されていません。
オブジェクトの Integer への暗黙の変換が必要なときに内部で呼ばれます。
デフォルトでは定義されていません。
説明のためここに記載してありますが、
このメソッドは実際には Object クラスには定義されていません。
必要に応じてサブクラスで定義すべきものです。
このメソッドを定義する条件は、
* 整数が使われるすべての場面で代置可能であるような、
* 整数そのものとみなせるようなもの
という厳しいものになっています。
//emlist[][ruby]{
class Foo
def to_int
1
end
end
ary = [:a, :b, :c]
p(... -
Object
# to _ io -> IO (42640.0) -
オブジェクトの IO への暗黙の変換が必要なときに内部で呼ばれます。 デフォルトでは定義されていません。
オブジェクトの IO への暗黙の変換が必要なときに内部で呼ばれます。
デフォルトでは定義されていません。
説明のためここに記載してありますが、
このメソッドは実際には Object クラスには定義されていません。
必要に応じてサブクラスで定義すべきものです。
このメソッドを定義する条件は、
* IOオブジェクトが使われるすべての場面で代置可能であるような、
* IOオブジェクトそのものとみなせるようなもの
という厳しいものになっています。 -
BasicObject
# method _ missing(name , *args) -> object (42625.0) -
呼びだされたメソッドが定義されていなかった時、Rubyインタプリタがこのメソッド を呼び出します。
呼びだされたメソッドが定義されていなかった時、Rubyインタプリタがこのメソッド
を呼び出します。
呼び出しに失敗したメソッドの名前 (Symbol) が name に
その時の引数が第二引数以降に渡されます。
デフォルトではこのメソッドは例外 NoMethodError を発生させます。
@param name 未定義メソッドの名前(シンボル)です。
@param args 未定義メソッドに渡された引数です。
@return ユーザー定義の method_missing メソッドの返り値が未定義メソッドの返り値で
あるかのように見えます。
//emlist[例][ruby]{... -
Object
# public _ send(name , *args) -> object (42610.0) -
オブジェクトの public メソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッ ドの実行結果を返します。
オブジェクトの public メソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッ
ドの実行結果を返します。
ブロック付きで呼ばれたときはブロックもそのまま引き渡します。
//emlist[][ruby]{
1.public_send(:+, 2) # => 3
//}
@param name 文字列かSymbol で指定するメソッド名です。
@param args 呼び出すメソッドに渡す引数です。
@raise ArgumentError name を指定しなかった場合に発生します。
@raise NoMethodError protected メソッドや priv... -
Object
# public _ send(name , *args) { . . . . } -> object (42610.0) -
オブジェクトの public メソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッ ドの実行結果を返します。
オブジェクトの public メソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッ
ドの実行結果を返します。
ブロック付きで呼ばれたときはブロックもそのまま引き渡します。
//emlist[][ruby]{
1.public_send(:+, 2) # => 3
//}
@param name 文字列かSymbol で指定するメソッド名です。
@param args 呼び出すメソッドに渡す引数です。
@raise ArgumentError name を指定しなかった場合に発生します。
@raise NoMethodError protected メソッドや priv... -
ARGF
. class # printf(format , *arg) -> nil (42607.0) -
C 言語の printf と同じように、format に従い引数を 文字列に変換して処理対象のファイルに出力します。
C 言語の printf と同じように、format に従い引数を
文字列に変換して処理対象のファイルに出力します。
c:ARGF#inplace時にのみ使用できます。
また $stdout への代入の影響を受けません。
それ以外は出力先を指定しない形式の Kernel.#printf と同じです。
@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。 -
Array
# insert(nth , *val) -> self (42607.0) -
インデックス nth の要素の直前(nth が負の場合は直後)に第 2 引数以降の値を挿入します。 引数 val を一つも指定しなければ何もしません。
インデックス nth の要素の直前(nth が負の場合は直後)に第 2 引数以降の値を挿入します。
引数 val を一つも指定しなければ何もしません。
@param nth val を挿入する位置を整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる
暗黙の型変換を試みます。
@param val 自身に挿入するオブジェクトを指定します。
@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。
//emlis... -
IO
# printf(format , *arg) -> nil (42607.0) -
C 言語の printf と同じように、format に従い引数 を文字列に変換して、self に出力します。
C 言語の printf と同じように、format に従い引数
を文字列に変換して、self に出力します。
第一引数に IO を指定できないこと、引数を省略できないことを除けば Kernel.#printf と同じです。
@param format Kernel.#printf と同じです。print_format を参照してください。
@param arg Kernel.#printf と同じです。
@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。
@see Ker... -
ARGF
. class # print(*arg) -> nil (42604.0) -
引数を順に処理対象のファイルに出力します。
引数を順に処理対象のファイルに出力します。
c:ARGF#inplace時にのみ使用できます。
また $stdout への代入の影響を受けません。
それ以外は Kernel.#print と同じです。
@param arg 出力するオブジェクトを任意個指定します。 -
Array
# unshift(*obj) -> self (42604.0) -
指定された obj を引数の最後から順番に配列の先頭に挿入します。 引数を指定しなければ何もしません。
指定された obj を引数の最後から順番に配列の先頭に挿入します。
引数を指定しなければ何もしません。
@param obj 自身に追加したいオブジェクトを指定します。
//emlist[例][ruby]{
arr = [1,2,3]
arr.unshift 0
p arr #=> [0, 1, 2, 3]
arr.unshift [0]
p arr #=> [[0], 0, 1, 2, 3]
arr.unshift 1, 2
p arr #=> [1, 2, [0], 0, 1, 2, 3]
//}
@see A... -
Array
# zip(*lists) -> [[object]] (42604.0) -
自身と引数に渡した配列の各要素からなる配列の配列を生成して返します。 生成される配列の要素数は self の要素数と同じです。
自身と引数に渡した配列の各要素からなる配列の配列を生成して返します。
生成される配列の要素数は self の要素数と同じです。
ブロック付きで呼び出した場合は、
self と引数に渡した配列の各要素を順番にブロックに渡します。
@param lists 配列を指定します。
配列以外のオブジェクトを指定した場合は to_ary メソッドによ
る暗黙の型変換を試みます。to_ary メソッドに応答できない場
合は each メソッドによる暗黙の型変換を試みます。
@raise TypeError 引数に配列以外の... -
Array
# zip(*lists) {|v1 , v2 , . . . | . . . } -> nil (42604.0) -
自身と引数に渡した配列の各要素からなる配列の配列を生成して返します。 生成される配列の要素数は self の要素数と同じです。
自身と引数に渡した配列の各要素からなる配列の配列を生成して返します。
生成される配列の要素数は self の要素数と同じです。
ブロック付きで呼び出した場合は、
self と引数に渡した配列の各要素を順番にブロックに渡します。
@param lists 配列を指定します。
配列以外のオブジェクトを指定した場合は to_ary メソッドによ
る暗黙の型変換を試みます。to_ary メソッドに応答できない場
合は each メソッドによる暗黙の型変換を試みます。
@raise TypeError 引数に配列以外の... -
BasicObject
# instance _ exec(*args) {|*vars| . . . } -> object (42604.0) -
与えられたブロックをレシーバのコンテキストで実行します。
与えられたブロックをレシーバのコンテキストで実行します。
ブロック実行中は、 self がレシーバのコンテキストになるので
レシーバの持つインスタンス変数にアクセスすることができます。
@param args ブロックパラメータに渡す値です。
//emlist[例][ruby]{
class KlassWithSecret
def initialize
@secret = 99
end
end
k = KlassWithSecret.new
# 以下で x には 5 が渡される
k.instance_exec(5) {|x| @secret + x } #=> 10... -
Enumerable
# entries(*args) -> [object] (42604.0) -
全ての要素を含む配列を返します。
全ての要素を含む配列を返します。
@param args each の呼び出し時に引数として渡されます。
//emlist[例][ruby]{
(1..7).to_a #=> [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7]
{ 'a'=>1, 'b'=>2, 'c'=>3 }.to_a #=> [["a", 1], ["b", 2], ["c", 3]]
require 'prime'
Prime.entries 10 #=> [2, 3, 5, 7]
//} -
Enumerable
# zip(*lists) -> [[object]] (42604.0) -
self と引数に渡した配列の各要素からなる配列の配列を生成して返します。 生成される配列の要素数は self の要素数と同じです。
self と引数に渡した配列の各要素からなる配列の配列を生成して返します。
生成される配列の要素数は self の要素数と同じです。
ブロック付きで呼び出した場合は、
self と引数に渡した配列の各要素を順番にブロックに渡します。
@param lists 配列を指定します。配列でない場合は to_ary メソッドにより配列に変換します。
to_ary メソッドが無い場合は each を試します。
//emlist[例][ruby]{
p (1..3).zip([4,5,6], [7,8,9])
# => [[1, 4, 7], [2, 5, 8], [3,... -
Enumerable
# zip(*lists) {|v1 , v2 , . . . | . . . } -> nil (42604.0) -
self と引数に渡した配列の各要素からなる配列の配列を生成して返します。 生成される配列の要素数は self の要素数と同じです。
self と引数に渡した配列の各要素からなる配列の配列を生成して返します。
生成される配列の要素数は self の要素数と同じです。
ブロック付きで呼び出した場合は、
self と引数に渡した配列の各要素を順番にブロックに渡します。
@param lists 配列を指定します。配列でない場合は to_ary メソッドにより配列に変換します。
to_ary メソッドが無い場合は each を試します。
//emlist[例][ruby]{
p (1..3).zip([4,5,6], [7,8,9])
# => [[1, 4, 7], [2, 5, 8], [3,... -
Enumerator
# with _ object(obj) {|(*args) , memo _ obj| . . . } -> object (42604.0) -
繰り返しの各要素に obj を添えてブロックを繰り返し、obj を返り値として返します。
繰り返しの各要素に obj を添えてブロックを繰り返し、obj を返り値として返します。
obj には任意のオブジェクトを渡すことができます。
ブロックが渡されなかった場合は、上で説明した繰り返しを実行し、
最後に obj を返す Enumerator を返します。
//emlist[例][ruby]{
# 0,1,2 と呼びだす enumeratorを作る
to_three = Enumerator.new do |y|
3.times do |x|
y << x
end
end
to_three_with_string = to_three.with_object... -
Enumerator
:: Lazy # zip(*lists) -> Enumerator :: Lazy (42604.0) -
Enumerable#zip と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。
Enumerable#zip と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。
ただし一貫性のため、ブロック付きで呼び出した場合は Enumerable#zip と
同じ挙動になります。
//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.zip(('a'..'z').cycle)
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: 1:step>>:zip(#<Enumerator: "a".."z":cycle>)>
1.step.lazy.zip(('a'..'z').cycle)... -
Enumerator
:: Lazy # zip(*lists) {|v1 , v2 , . . . | . . . } -> nil (42604.0) -
Enumerable#zip と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。
Enumerable#zip と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。
ただし一貫性のため、ブロック付きで呼び出した場合は Enumerable#zip と
同じ挙動になります。
//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.zip(('a'..'z').cycle)
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: 1:step>>:zip(#<Enumerator: "a".."z":cycle>)>
1.step.lazy.zip(('a'..'z').cycle)... -
IO
# print(*arg) -> nil (42604.0) -
引数を IO ポートに順に出力します。引数を省略した場合は、$_ を出力します。
引数を IO ポートに順に出力します。引数を省略した場合は、$_ を出力します。
@param arg Kernel.#print と同じです。
@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
$stdout.print("This is ", 100, " percent.\n") # => This is 100 percent.
//}
@see Kernel.#print -
IO
# set _ encoding(enc _ str , **opts) -> self (42604.0) -
IO のエンコーディングを設定します。
IO のエンコーディングを設定します。
引数が "A:B" のようにコロンで区切られた文字列の場合は、
A を外部エンコーディング、 B を内部エンコーディングに指定します。
引数が一つで、上のような形式でない場合には、
それが外部エンコーディングと見なされます。
引数が2つの場合はそのそれぞれを外部エンコーディング、内部エンコーディング
に設定します。
キーワード引数で外部エンコーディングを内部エンコーディングに変換する際の
オプションを指定します。
詳しくは String#encode を参照してください。
@param enc_str エンコーディングを表す文字列を指定します... -
Module
# attr _ writer(*name) -> nil (42604.0) -
インスタンス変数 name への書き込みメソッド (name=) を定義します。
インスタンス変数 name への書き込みメソッド (name=) を定義します。
このメソッドで定義されるメソッドの定義は以下の通りです。
//emlist[例][ruby]{
def name=(val)
@name = val
end
//}
@param name String または Symbol を 1 つ以上指定します。 -
Module
# include(*mod) -> self (42604.0) -
モジュール mod をインクルードします。
モジュール mod をインクルードします。
@param mod Module のインスタンス( Enumerable など)を指定します。
@raise ArgumentError 継承関係が循環してしまうような include を行った場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
module M
end
module M2
include M
end
module M
include M2
end
//}
実行結果:
-:3:in `append_features': cyclic include detected (ArgumentError)
... -
Module
# module _ function(*name) -> self (42604.0) -
メソッドをモジュール関数にします。
メソッドをモジュール関数にします。
引数が与えられた時には、
引数で指定されたメソッドをモジュール関数にします。
引数なしのときは今後このモジュール定義文内で
新しく定義されるメソッドをすべてモジュール関数にします。
モジュール関数とは、プライベートメソッドであると同時に
モジュールの特異メソッドでもあるようなメソッドです。
例えば Math モジュールのメソッドはすべてモジュール関数です。
self を返します。
@param name String または Symbol を 0 個以上指定します。
=== 注意
module_function はメソッドに「モジュール関数」とい... -
Module
# private(*name) -> self (42604.0) -
メソッドを private に設定します。
メソッドを private に設定します。
引数なしのときは今後このクラスまたはモジュール定義内で新規に定義さ
れるメソッドを関数形式でだけ呼び出せるように(private)設定します。
引数が与えられた時には引数によって指定されたメソッドを private に
設定します。
可視性については d:spec/def#limit を参照して下さい。
@param name 0 個以上の String または Symbol を指定します。
@raise NameError 存在しないメソッド名を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
class Foo
... -
Module
# private _ class _ method(*name) -> self (42604.0) -
name で指定したクラスメソッド (クラスの特異メソッド) の 可視性を private に変更します。
name で指定したクラスメソッド (クラスの特異メソッド) の
可視性を private に変更します。
@param name 0 個以上の String または Symbol を指定します。
//emlist[例][ruby]{
module Foo
def self.foo; end
end
Foo.singleton_class.private_method_defined?(:foo) # => false
Foo.private_class_method(:foo) # => Foo
Foo.singleton_class.private_method_define... -
Module
# private _ constant(*name) -> self (42604.0) -
name で指定した定数の可視性を private に変更します。
name で指定した定数の可視性を private に変更します。
@param name 0 個以上の String か Symbol を指定します。
@raise NameError 存在しない定数を指定した場合に発生します。
@return self を返します。
@see Module#public_constant, Object#untrusted?
//emlist[例][ruby]{
module Foo
BAR = 'bar'
class Baz; end
QUX = 'qux'
class Quux; end
private_constan... -
Module
# public(*name) -> self (42604.0) -
メソッドを public に設定します。
メソッドを public に設定します。
引数なしのときは今後このクラスまたはモジュール定義内で新規に定義さ
れるメソッドをどんな形式でも呼び出せるように(public)設定します。
引数が与えられた時には引数によって指定されたメソッドを public に設
定します。
可視性については d:spec/def#limit を参照して下さい。
@param name 0 個以上の String または Symbol を指定します。
@raise NameError 存在しないメソッド名を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
def foo() 1 en... -
Module
# public _ class _ method(*name) -> self (42604.0) -
name で指定したクラスメソッド (クラスの特異メソッド) の 可視性を public に変更します。
name で指定したクラスメソッド (クラスの特異メソッド) の
可視性を public に変更します。
@param name 0 個以上の String または Symbol を指定します。
//emlist[例][ruby]{
class Foo
def self.foo
"foo"
end
private_class_method :foo
end
Foo.foo # NoMethodError: private method `foo' called for Foo:Class
Foo.public_class_method(:foo) # => F... -
Module
# public _ constant(*name) -> self (42604.0) -
name で指定した定数の可視性を public に変更します。
name で指定した定数の可視性を public に変更します。
@param name 0 個以上の String か Symbol を指定します。
@raise NameError 存在しない定数を指定した場合に発生します。
@return self を返します。
//emlist[例][ruby]{
module SampleModule
class SampleInnerClass
end
# => 非公開クラスであることを明示するために private にする
private_constant :SampleInnerClass
end
begin
... -
Object
# initialize(*args , &block) -> object (42604.0) -
ユーザ定義クラスのオブジェクト初期化メソッド。
ユーザ定義クラスのオブジェクト初期化メソッド。
このメソッドは Class#new から新しく生成されたオブ
ジェクトの初期化のために呼び出されます。他の言語のコンストラクタに相当します。
デフォルトの動作ではなにもしません。
initialize には
Class#new に与えられた引数がそのまま渡されます。
サブクラスではこのメソッドを必要に応じて再定義されること
が期待されています。
initialize という名前のメソッドは自動的に private に設定され
ます。
@param args 初期化時の引数です。
@param block 初期化時のブロック引数です。必... -
String
# end _ with?(*strs) -> bool (42604.0) -
self の末尾が strs のいずれかであるとき true を返します。
self の末尾が strs のいずれかであるとき true を返します。
@param strs パターンを表す文字列 (のリスト)
//emlist[例][ruby]{
"string".end_with?("ing") # => true
"string".end_with?("str") # => false
"string".end_with?("str", "ing") # => true
//}
@see String#start_with? -
String
# start _ with?(*strs) -> bool (42604.0) -
self の先頭が strs のいずれかであるとき true を返します。
self の先頭が strs のいずれかであるとき true を返します。
@param strs パターンを表す文字列 (のリスト)
//emlist[例][ruby]{
"string".start_with?("str") # => true
"string".start_with?("ing") # => false
"string".start_with?("ing", "str") # => true
//}
@see String#end_with? -
Encoding
:: Converter # primitive _ convert(source _ buffer , destination _ buffer) -> Symbol (42430.0) -
エンコーディング変換のためのメソッドの中で、もっとも細かな扱いが可能なメソッドです。
エンコーディング変換のためのメソッドの中で、もっとも細かな扱いが可能なメソッドです。
可搬性を確保しつつ、不正なバイトや変換先で未定義な文字の扱いを細かに指定したいときは、Encoding::Converter#primitive_convert が唯一の方法になります。
@param source_buffer 変換元文字列のバッファ
@param destination_buffer 変換先文字列を格納するバッファ
@param destination_byteoffset 変換先バッファでのオフセット
@param destination_bytesize 変換先バッファの容量
@... -
Encoding
:: Converter # primitive _ convert(source _ buffer , destination _ buffer , destination _ byteoffset) -> Symbol (42430.0) -
エンコーディング変換のためのメソッドの中で、もっとも細かな扱いが可能なメソッドです。
エンコーディング変換のためのメソッドの中で、もっとも細かな扱いが可能なメソッドです。
可搬性を確保しつつ、不正なバイトや変換先で未定義な文字の扱いを細かに指定したいときは、Encoding::Converter#primitive_convert が唯一の方法になります。
@param source_buffer 変換元文字列のバッファ
@param destination_buffer 変換先文字列を格納するバッファ
@param destination_byteoffset 変換先バッファでのオフセット
@param destination_bytesize 変換先バッファの容量
@... -
Encoding
:: Converter # primitive _ convert(source _ buffer , destination _ buffer , destination _ byteoffset , destination _ bytesize) -> Symbol (42430.0) -
エンコーディング変換のためのメソッドの中で、もっとも細かな扱いが可能なメソッドです。
エンコーディング変換のためのメソッドの中で、もっとも細かな扱いが可能なメソッドです。
可搬性を確保しつつ、不正なバイトや変換先で未定義な文字の扱いを細かに指定したいときは、Encoding::Converter#primitive_convert が唯一の方法になります。
@param source_buffer 変換元文字列のバッファ
@param destination_buffer 変換先文字列を格納するバッファ
@param destination_byteoffset 変換先バッファでのオフセット
@param destination_bytesize 変換先バッファの容量
@... -
Encoding
:: Converter # primitive _ convert(source _ buffer , destination _ buffer , destination _ byteoffset , destination _ bytesize , options) -> Symbol (42430.0) -
エンコーディング変換のためのメソッドの中で、もっとも細かな扱いが可能なメソッドです。
エンコーディング変換のためのメソッドの中で、もっとも細かな扱いが可能なメソッドです。
可搬性を確保しつつ、不正なバイトや変換先で未定義な文字の扱いを細かに指定したいときは、Encoding::Converter#primitive_convert が唯一の方法になります。
@param source_buffer 変換元文字列のバッファ
@param destination_buffer 変換先文字列を格納するバッファ
@param destination_byteoffset 変換先バッファでのオフセット
@param destination_bytesize 変換先バッファの容量
@... -
IO
# advise(advice , offset=0 , len=0) -> nil (42412.0) -
posix_fadvise(2) を呼びだし、 ファイルへのアクセスパターンをOSに知らせます。
posix_fadvise(2) を呼びだし、
ファイルへのアクセスパターンをOSに知らせます。
advice には以下のいずれかのシンボルを指定します。
* :normal - デフォルト
* :sequential - データは前から順にアクセスされる
* :random - データはランダムアクセスされる
* :willneed - データはこの直後にアクセスされる
* :dontneed - データは直後にはアクセスしない
* :noreuse - データは一度しかアクセスされない
これらの advice が具体的に何をするのかはプラットフォーム依存です。
... -
Float
# divmod(other) -> [Numeric] (42394.0) -
self を other で割った商 q と余り r を、 [q, r] という 2 要素の配列にして返します。 商 q は常に整数ですが、余り r は整数であるとは限りません。
self を other で割った商 q と余り r を、
[q, r] という 2 要素の配列にして返します。
商 q は常に整数ですが、余り r は整数であるとは限りません。
ここで、商 q と余り r は、
* self == other * q + r
と
* other > 0 のとき: 0 <= r < other
* other < 0 のとき: other < r <= 0
* q は整数
をみたす数です。
このメソッドは、メソッド / と % によって定義されています。
@param other 自身を割る数を指定します。
//emli... -
Numeric
# div(other) -> Integer (42394.0) -
self を other で割った整数の商 q を返します。
self を other で割った整数の商 q を返します。
ここで、商 q と余り r は、それぞれ
* self == other * q + r
と
* other > 0 のとき: 0 <= r < other
* other < 0 のとき: other < r <= 0
* q は整数
をみたす数です。
商に対応する余りは Numeric#modulo で求められます。
div はメソッド / を呼びだし、floorを取ることで計算されます。
メソッド / の定義はサブクラスごとの定義を用います。
@param other 自身を割る数を... -
Numeric
# divmod(other) -> [Numeric] (42394.0) -
self を other で割った商 q と余り r を、 [q, r] という 2 要素の配列にして返します。 商 q は常に整数ですが、余り r は整数であるとは限りません。
self を other で割った商 q と余り r を、
[q, r] という 2 要素の配列にして返します。
商 q は常に整数ですが、余り r は整数であるとは限りません。
ここで、商 q と余り r は、
* self == other * q + r
と
* other > 0 のとき: 0 <= r < other
* other < 0 のとき: other < r <= 0
* q は整数
をみたす数です。
divmod が返す商は Numeric#div と同じです。
また余りは、Numeric#modulo と同じです。
このメソッド... -
Numeric
# remainder(other) -> Numeric (42394.0) -
self を other で割った余り r を返します。
self を other で割った余り r を返します。
ここで、商 q と余り r は、
* self == other * q + r
と
* self > 0 のとき 0 <= r < |other|
* self < 0 のとき -|other| < r <= 0
* q は整数
をみたす数です。r の符号は self と同じになります。
商 q を直接返すメソッドはありません。self.quo(other).truncate がそれに相当します。
@param other 自身を割る数を指定します。
//emlist[例][ruby]{
p 13.... -
ARGF
. class # binmode -> self (42358.0) -
self をバイナリモードにします。一度バイナリモードになった後は非バイナリ モードに戻る事はできません。
self をバイナリモードにします。一度バイナリモードになった後は非バイナリ
モードに戻る事はできません。
バイナリモード下では以下のように動作します。
* 改行の変換を停止する
* 文字エンコーディングの変換を停止する
* 内容を ASCII-8BIT として扱う
例:
# test1.png - 164B
# test2.png - 128B
# test1.png + test2.png = 292B
# $ ruby test.rb test1.png test2.png
ARGF.binmode
ARGF.read.size # => 29... -
Enumerable
# each _ with _ object(obj) -> Enumerator (42358.0) -
与えられた任意のオブジェクトと要素をブロックに渡し繰り返し、最初に与えられたオブジェクトを返します。
与えられた任意のオブジェクトと要素をブロックに渡し繰り返し、最初に与えられたオブジェクトを返します。
ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。
@param obj 任意のオブジェクトを指定します。
//emlist[例][ruby]{
evens = (1..10).each_with_object([]) {|i, a| a << i*2 }
# => [2, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16, 18, 20]
//}
@see Enumerator#with_object -
IO
# readpartial(maxlen , outbuf = "") -> String (42358.0) -
IO から長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。 即座に得られるデータが存在しないときにはブロックしてデータの到着を待ちます。 即座に得られるデータが 1byte でも存在すればブロックしません。
IO から長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。
即座に得られるデータが存在しないときにはブロックしてデータの到着を待ちます。
即座に得られるデータが 1byte でも存在すればブロックしません。
バイナリ読み込みメソッドとして動作します。
既に EOF に達していれば EOFError が発生します。
ただし、maxlen に 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。
readpartial はブロックを最小限に抑えることによって、
パイプ、ソケット、端末などのストリームに対して適切に動作するよう設計されています。
readpartial が... -
BasicObject
# _ _ id _ _ -> Integer (42340.0) -
各オブジェクトに対して一意な整数を返します。あるオブジェクトに対し てどのような整数が割り当てられるかは不定です。
各オブジェクトに対して一意な整数を返します。あるオブジェクトに対し
てどのような整数が割り当てられるかは不定です。
Object#object_id と同じですが、#object_id は BasicObject に
はない事に注意してください。
//emlist[例][ruby]{
# frozen_string_literal: false
obj = Object.new
obj.object_id == obj.__id__ # => true
Object.new.__id__ == Object.new.__id__ # => false
(21... -
Complex
# **(other) -> Complex (42340.0) -
冪(べき)乗を計算します。
冪(べき)乗を計算します。
@param other 自身を other 乗する数
//emlist[例][ruby]{
Complex('i') ** 2 # => (-1+0i)
//} -
Method
# arity -> Integer (42340.0) -
メソッドが受け付ける引数の数を返します。
メソッドが受け付ける引数の数を返します。
ただし、メソッドが可変長引数を受け付ける場合、負の整数
-(必要とされる引数の数 + 1)
を返します。C 言語レベルで実装されたメソッドが可変長引数を
受け付ける場合、-1 を返します。
//emlist[例][ruby]{
class C
def u; end
def v(a); end
def w(*a); end
def x(a, b); end
def y(a, b, *c); end
def z(a, b, *... -
Module
# alias _ method(new , original) -> self (42340.0) -
メソッドの別名を定義します。
メソッドの別名を定義します。
//emlist[例][ruby]{
module Kernel
alias_method :hoge, :puts # => Kernel
end
//}
alias との違いは以下の通りです。
* メソッド名は String または Symbol で指定します
* グローバル変数の別名をつけることはできません
また、クラスメソッドに対して使用することはできません。
@param new 新しいメソッド名。String または Symbol で指定します。
@param original 元のメソッド名。String または Symbo... -
Module
# refine(klass) { . . . } -> Module (42340.0) -
引数 klass で指定したクラスだけに対して、ブロックで指定した機能を提供で きるモジュールを定義します。定義した機能は Module#refine を使用せずに直 接 klass に対して変更を行う場合と異なり、限られた範囲のみ有効にできます。 そのため、既存の機能を局所的に修正したい場合などに用いる事ができます。
引数 klass で指定したクラスだけに対して、ブロックで指定した機能を提供で
きるモジュールを定義します。定義した機能は Module#refine を使用せずに直
接 klass に対して変更を行う場合と異なり、限られた範囲のみ有効にできます。
そのため、既存の機能を局所的に修正したい場合などに用いる事ができます。
refinements 機能の詳細については以下を参照してください。
* https://magazine.rubyist.net/articles/0041/0041-200Special-refinement.html
* https://docs.ruby-la... -
Object
# respond _ to _ missing?(symbol , include _ private) -> bool (42340.0) -
自身が symbol で表されるメソッドに対し BasicObject#method_missing で反応するつもりならば真を返します。
自身が symbol で表されるメソッドに対し
BasicObject#method_missing で反応するつもりならば真を返します。
Object#respond_to? はメソッドが定義されていない場合、
デフォルトでこのメソッドを呼びだし問合せます。
BasicObject#method_missing を override した場合にこのメソッドも
override されるべきです。
false を返します。
@param symbol メソッド名シンボル
@param include_private private method も含めたい場合に true が渡されます... -
UnboundMethod
# arity -> Integer (42340.0) -
メソッドが受け付ける引数の数を返します。
メソッドが受け付ける引数の数を返します。
ただし、メソッドが可変長引数を受け付ける場合、負の整数
-(必要とされる引数の数 + 1)
を返します。C 言語レベルで実装されたメソッドが可変長引数を
受け付ける場合、-1 を返します。
//emlist[例][ruby]{
class C
def one; end
def two(a); end
def three(*a); end
def four(a, b); end
def five(a, b, *c); end
def six(a, b, *c, &d); end
end
p C.insta... -
Module
# using(module) -> self (42322.0) -
引数で指定したモジュールで定義された拡張を現在のクラス、モジュールで有 効にします。
引数で指定したモジュールで定義された拡張を現在のクラス、モジュールで有
効にします。
有効にした拡張の有効範囲については以下を参照してください。
* https://docs.ruby-lang.org/en/master/syntax/refinements_rdoc.html#label-Scope
@param module 有効にするモジュールを指定します。
@see Module#refine, main.using -
Proc
# arity -> Integer (42322.0) -
Proc オブジェクトが受け付ける引数の数を返します。
Proc オブジェクトが受け付ける引数の数を返します。
ただし、可変長引数を受け付ける場合、負の整数
-(必要とされる引数の数 + 1)
を返します。
//emlist[例][ruby]{
lambda{ }.arity # => 0
lambda{|| }.arity # => 0
lambda{|x| }.arity # => 1
lambda{|*x| }.arity # => -1
lambda{|x, y| }.arity # => 2
lambda{|x, *y| }... -
Integer
# pow(other) -> Numeric (42304.0) -
算術演算子。冪(べき乗)を計算します。
算術演算子。冪(べき乗)を計算します。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@param modulo 指定すると、計算途中に巨大な値を生成せずに (self**other) % modulo と同じ結果を返します。
@return 計算結果
@raise TypeError 2引数 pow で Integer 以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError 2引数 pow で other に負の数を指定した場合に発生します。
//emlist[][ruby]{
2 ** 3 # => 8
2 ** 0 # => 1
0 ** 0 # => 1
... -
Integer
# pow(other , modulo) -> Integer (42304.0) -
算術演算子。冪(べき乗)を計算します。
算術演算子。冪(べき乗)を計算します。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@param modulo 指定すると、計算途中に巨大な値を生成せずに (self**other) % modulo と同じ結果を返します。
@return 計算結果
@raise TypeError 2引数 pow で Integer 以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError 2引数 pow で other に負の数を指定した場合に発生します。
//emlist[][ruby]{
2 ** 3 # => 8
2 ** 0 # => 1
0 ** 0 # => 1
... -
String
# encode(encoding , from _ encoding , **options) -> String (34204.0) -
self を指定したエンコーディングに変換した文字列を作成して返します。引数 を2つ与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもな くば self のエンコーディングが使われます。 無引数の場合は、Encoding.default_internal が nil でなければそれが変換先のエンコーディングになり、かつ :invalid => :replace と :undef => :replace が指定されたと見なされ、nil ならば変換は行われません。
self を指定したエンコーディングに変換した文字列を作成して返します。引数
を2つ与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもな
くば self のエンコーディングが使われます。
無引数の場合は、Encoding.default_internal が nil でなければそれが変換先のエンコーディングになり、かつ :invalid => :replace と :undef => :replace が指定されたと見なされ、nil ならば変換は行われません。
@param encoding 変換先のエンコーディングを表す文字列か Encoding オブジェクトを... -
String
# encode(encoding , **options) -> String (33904.0) -
self を指定したエンコーディングに変換した文字列を作成して返します。引数 を2つ与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもな くば self のエンコーディングが使われます。 無引数の場合は、Encoding.default_internal が nil でなければそれが変換先のエンコーディングになり、かつ :invalid => :replace と :undef => :replace が指定されたと見なされ、nil ならば変換は行われません。
self を指定したエンコーディングに変換した文字列を作成して返します。引数
を2つ与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもな
くば self のエンコーディングが使われます。
無引数の場合は、Encoding.default_internal が nil でなければそれが変換先のエンコーディングになり、かつ :invalid => :replace と :undef => :replace が指定されたと見なされ、nil ならば変換は行われません。
@param encoding 変換先のエンコーディングを表す文字列か Encoding オブジェクトを... -
String
# unpack(template) -> Array (33796.0) -
Array#pack で生成された文字列を テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、 それらの要素を含む配列を返します。
Array#pack で生成された文字列を
テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、
それらの要素を含む配列を返します。
@param template pack テンプレート文字列
@return オブジェクトの配列
以下にあげるものは、Array#pack、String#unpack
のテンプレート文字の一覧です。テンプレート文字は後に「長さ」を表す数字
を続けることができます。「長さ」の代わりに`*'とすることで「残り全て」
を表すこともできます。
長さの意味はテンプレート文字により異なりますが大抵、
"iiii"
のよう... -
String
# %(args) -> String (33718.0) -
printf と同じ規則に従って args をフォーマットします。
printf と同じ規則に従って args をフォーマットします。
args が配列であれば Kernel.#sprintf(self, *args) と同じです。
それ以外の場合は Kernel.#sprintf(self, args) と同じです。
@param args フォーマットする値、もしくはその配列
@return フォーマットされた文字列
//emlist[例][ruby]{
p "i = %d" % 10 # => "i = 10"
p "i = %x" % 10 # => "i = a"
p "i = %o" % 10... -
IO
# read(length = nil , outbuf = "") -> String | nil (33622.0) -
length バイト読み込んで、その文字列を返します。
length バイト読み込んで、その文字列を返します。
引数 length が指定された場合はバイナリ読み込みメソッド、そうでない場合はテキスト読み込みメソッドとして
動作します。
既に EOF に達していれば nil を返します。
ただし、length に nil か 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。
例えば、open(空ファイル) {|f| f.read } は "" となります。
@param length 読み込むサイズを整数で指定します。
nil が指定された場合、EOF までの全てのデータを読み込んで、その文字列を返します。... -
Fiber
# resume(*arg = nil) -> object (33604.0) -
自身が表すファイバーへコンテキストを切り替えます。 自身は resume を呼んだファイバーの子となります。
自身が表すファイバーへコンテキストを切り替えます。
自身は resume を呼んだファイバーの子となります。
ただし、Fiber#transfer を呼び出した後に resume を呼び出す事はでき
ません。
@param arg self が表すファイバーに渡したいオブジェクトを指定します。
@return コンテキストの切り替えの際に Fiber.yield に与えられた引数
を返します。ブロックの終了まで実行した場合はブロックの評価結果
を返します。
@raise FiberError 自身が既に終了している場合、コンテキストの切替が
... -
IO
# puts(*obj) -> nil (33604.0) -
各 obj を self に出力し、それぞれの後に改行を出力します。 引数の扱いは Kernel.#puts と同じです。詳細はこちらを参照し てください。
各 obj を self に出力し、それぞれの後に改行を出力します。
引数の扱いは Kernel.#puts と同じです。詳細はこちらを参照し
てください。
@param obj 出力したいオブジェクトを指定します。Kernel.#puts と同じです。
@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。
$stdout.puts("this", "is", "a", "test", [1, [nil, 3]])
#=>
thi... -
Proc
# yield(*arg) -> () (33604.0) -
手続きオブジェクトを実行してその結果を返します。
手続きオブジェクトを実行してその結果を返します。
引数の渡され方はオブジェクトの生成方法によって異なります。
詳しくは Proc#lambda? を参照してください。
「===」は when の所に手続きを渡せるようにするためのものです。
//emlist[例][ruby]{
def sign(n)
case n
when lambda{|n| n > 0} then 1
when lambda{|n| n < 0} then -1
else 0
end
end
p sign(-4) #=> -1
p sign(0) #=> 0
p sign(7) #=> 1... -
Rational
# convert(*arg) -> Rational (33604.0) -
引数を有理数(Rational)に変換した結果を返します。
引数を有理数(Rational)に変換した結果を返します。
@param arg 変換対象のオブジェクトです。
Kernel.#Rational の本体です。
@see Kernel.#Rational -
String
# count(*chars) -> Integer (33604.0) -
chars で指定された文字が文字列 self にいくつあるか数えます。
chars で指定された文字が文字列 self にいくつあるか数えます。
検索する文字を示す引数 chars の形式は tr(1) と同じです。
つまり、「"a-c"」は文字 a から c を意味し、
「"^0-9"」のように文字列の先頭が「^」の場合は
指定文字以外を意味します。
文字「-」は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
同様に、「^」も文字列の先頭にあるときだけ否定の効果を発揮します。
また、「-」「^」「\」は
バックスラッシュ (「\」) によりエスケープできます。
引数を複数指定した場合は、
すべての引数にマッチした文字だけを数えます。
@para... -
String
# delete!(*strs) -> self | nil (33604.0) -
self から strs に含まれる文字を破壊的に取り除きます。
self から strs に含まれる文字を破壊的に取り除きます。
str の形式は tr(1) と同じです。
つまり、「a-c」は a から c を意味し、"^0-9" のように
文字列の先頭が「^」の場合は指定文字以外を意味します。
「-」は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
「^」も文字列先頭にあるときだけ否定の効果を発揮します。
また、「-」「^」「\」はバックスラッシュ (「\」)
によってエスケープできます。
なお、引数を複数指定した場合は、
すべての引数にマッチする文字だけが削除されます。
@return 通常は self を返しますが、何も変更が起こ... -
String
# delete(*strs) -> String (33604.0) -
self から strs に含まれる文字を取り除いた文字列を生成して返します。
self から strs に含まれる文字を取り除いた文字列を生成して返します。
str の形式は tr(1) と同じです。
つまり、`a-c' は a から c を意味し、"^0-9" のように
文字列の先頭が `^' の場合は指定文字以外を意味します。
「-」は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
「^」も文字列の先頭にあるときだけ効果を発揮します。
また、「-」「^」「\」はバックスラッシュ (「\」)
によってエスケープできます。
なお、引数を複数指定した場合は、
すべての引数にマッチする文字だけが削除されます。
@param strs 削除する文字列を... -
String
# encode(**options) -> String (33604.0) -
self を指定したエンコーディングに変換した文字列を作成して返します。引数 を2つ与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもな くば self のエンコーディングが使われます。 無引数の場合は、Encoding.default_internal が nil でなければそれが変換先のエンコーディングになり、かつ :invalid => :replace と :undef => :replace が指定されたと見なされ、nil ならば変換は行われません。
self を指定したエンコーディングに変換した文字列を作成して返します。引数
を2つ与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもな
くば self のエンコーディングが使われます。
無引数の場合は、Encoding.default_internal が nil でなければそれが変換先のエンコーディングになり、かつ :invalid => :replace と :undef => :replace が指定されたと見なされ、nil ならば変換は行われません。
@param encoding 変換先のエンコーディングを表す文字列か Encoding オブジェクトを... -
String
# squeeze!(*chars) -> self | nil (33604.0) -
chars に含まれる文字が複数並んでいたら 1 文字にまとめます。
chars に含まれる文字が複数並んでいたら 1 文字にまとめます。
chars の形式は tr(1) と同じです。つまり、
`a-c' は a から c を意味し、"^0-9" のように
文字列の先頭が `^' の場合は指定文字以外を意味します。
`-' は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
同様に、`^' もその効果は文字列の先頭にあるときだけです。また、
`-', `^', `\' はバックスラッシュ(`\')によ
りエスケープすることができます。
引数を 1 つも指定しない場合は、すべての連続した文字を 1 文字にまとめます。
引数を複数指定した場合は、す... -
String
# squeeze(*chars) -> String (33604.0) -
chars に含まれる文字が複数並んでいたら 1 文字にまとめます。
chars に含まれる文字が複数並んでいたら 1 文字にまとめます。
chars の形式は tr(1) と同じです。つまり、
`a-c' は a から c を意味し、"^0-9" のように
文字列の先頭が `^' の場合は指定文字以外を意味します。
`-' は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
同様に、`^' もその効果は文字列の先頭にあるときだけです。また、
`-', `^', `\' はバックスラッシュ(`\')によ
りエスケープすることができます。
引数を 1 つも指定しない場合は、すべての連続した文字を 1 文字にまとめます。
引数を複数指定した場合は、す... -
String
# to _ c -> Complex (33562.0) -
自身を複素数 (Complex) に変換した結果を返します。
自身を複素数 (Complex) に変換した結果を返します。
以下の形式を解析できます。i、j は大文字、小文字のどちらでも解析できます。
* 実部+虚部i
* 実部+虚部j
* 絶対値@偏角
それぞれの数値は以下のいずれかの形式で指定します。先頭の空白文字や複素
数値の後にある文字列は無視されます。また、数値オブジェクトと同様に各桁
の間に「_」を入れる事ができます。
* "1/3" のような分数の形式
* "0.3" のような10進数の形式
* "0.3E0" のような x.xEn の形式
自身が解析できない値であった場合は 0+0i を返します。
//emlis... -
IO
# seek(offset , whence = IO :: SEEK _ SET) -> 0 (33394.0) -
ファイルポインタを whence の位置から offset だけ移動させます。 offset 位置への移動が成功すれば 0 を返します。
ファイルポインタを whence の位置から offset だけ移動させます。
offset 位置への移動が成功すれば 0 を返します。
@param offset ファイルポインタを移動させるオフセットを整数で指定します。
@param whence 値は以下のいずれかです。
それぞれ代わりに :SET、:CUR、:END、:DATA、:HOLE を指定す
る事も可能です。
* IO::SEEK_SET: ファイルの先頭から (デフォルト)
* IO::SEEK_CUR: 現在のファイルポインタから
* IO::SE... -
IO
# sysseek(offset , whence = IO :: SEEK _ SET) -> Integer (33394.0) -
lseek(2) と同じです。IO#seek では、 IO#sysread, IO#syswrite と併用すると正しく動作しないので代わりにこのメソッドを使います。 位置 offset への移動が成功すれば移動した位置(ファイル先頭からのオフセット)を返します。
lseek(2) と同じです。IO#seek では、
IO#sysread, IO#syswrite と併用すると正しく動作しないので代わりにこのメソッドを使います。
位置 offset への移動が成功すれば移動した位置(ファイル先頭からのオフセット)を返します。
書き込み用にバッファリングされた IO に対して実行すると警告が出ます。
File.open("/dev/zero") {|f|
buf = f.read(3)
f.sysseek(0)
}
# => -:3:in `sysseek': sysseek for buffered IO (IOErro... -
Numeric
# %(other) -> Numeric (33394.0) -
self を other で割った余り r を返します。
self を other で割った余り r を返します。
ここで、商 q と余り r は、
* self == other * q + r
と
* other > 0 のとき 0 <= r < other
* other < 0 のとき other < r <= 0
* q は整数
をみたす数です。
余り r は、other と同じ符号になります。
商 q は、Numeric#div (あるいは 「/」)で求められます。
modulo はメソッド % の呼び出しとして定義されています。
@param other 自身を割る数を指定します。
//emlist[... -
Numeric
# modulo(other) -> Numeric (33394.0) -
self を other で割った余り r を返します。
self を other で割った余り r を返します。
ここで、商 q と余り r は、
* self == other * q + r
と
* other > 0 のとき 0 <= r < other
* other < 0 のとき other < r <= 0
* q は整数
をみたす数です。
余り r は、other と同じ符号になります。
商 q は、Numeric#div (あるいは 「/」)で求められます。
modulo はメソッド % の呼び出しとして定義されています。
@param other 自身を割る数を指定します。
//emlist[... -
String
# crypt(salt) -> String (33376.0) -
self と salt から暗号化された文字列を生成して返します。 salt には英数字、ドット (「.」)、スラッシュ (「/」) から構成される、 2 バイト以上の文字列を指定します。
self と salt から暗号化された文字列を生成して返します。
salt には英数字、ドット (「.」)、スラッシュ (「/」) から構成される、
2 バイト以上の文字列を指定します。
暗号化された文字列から暗号化前の文字列 (self) を求めることは一般に困難で、
self を知っている者のみが同じ暗号化された文字列を生成できます。
このことから self を知っているかどうかの認証に使うことが出来ます。
salt には、以下の様になるべくランダムな文字列を選ぶべきです。
他にも 29297 などがあります。
注意:
* Ruby 2.6 から非推奨になったため、引き続き... -
String
# to _ r -> Rational (33376.0) -
自身を有理数(Rational)に変換した結果を返します。
自身を有理数(Rational)に変換した結果を返します。
Kernel.#Rational に文字列を指定した時のように、以下のいずれかの形
式で指定します。
* "1/3" のような分数の形式
* "0.3" のような10進数の形式
* "0.3E0" のような x.xEn の形式
* 数字をアンダースコアで繋いだ形式
//emlist[例][ruby]{
' 2 '.to_r # => (2/1)
'1/3'.to_r # => (1/3)
'-9.2'.to_r # => (-46/5)
'-9.2E2'.to_r ... -
File
# flock(operation) -> 0 | false (33358.0) -
ファイルをロックします。
ファイルをロックします。
ロックを取得するまでブロックされます。
ロックの取得に成功した場合は 0 を返します。
File::LOCK_NB (ノンブロッキング) を指定すると、本来ならブロックされる場合に
ブロックされずに false を返すようになります。
@param operation ロックに対する操作の種類を示す定数を指定します。
どのような定数が利用可能かは以下を参照して下さい。
@raise IOError 自身が close されている場合に発生します。
@raise Errno::EXXX operation に不正な整数を与えた... -
Integer
# round(ndigits = 0 , half: :up) -> Integer | Float (33358.0) -
self ともっとも近い整数を返します。
self ともっとも近い整数を返します。
@param ndigits 10進数での小数点以下の有効桁数を整数で指定します。
正の整数を指定した場合、Float を返します。
小数点以下を、最大 n 桁にします。
負の整数を指定した場合、Integer を返します。
小数点位置から左に少なくとも n 個の 0 が並びます。
@param half ちょうど半分の値の丸め方を指定します。
サポートされている値は以下の通りです。
* :up or nil: ...